![]() カスタマイズ可能なモジュール式多機能通信装置
专利摘要:
構成可能なモジュール式通信装置は、互いに嵌合可能な情報送達モジュールと情報入力モジュールとから構成される。情報送達モジュールはタッチスクリーンキーパッド、あるいは、いくつかのモジュラーキーパッドまたは他の情報入力アタッチメントと連携することができる単一の基本ユニットである。情報入力モジュールによって、ユーザーは、好みに応じてモジュール式通信装置の外観を変え、そしてその機能を強化して、使用機会と使用方法に的確に合わせることができる。情報送達モジュールは単独でナビゲーションキーとして動作し、その表示画面メニュー(画面上のタッチセンシングキーパッドを含む)上で電話、PDA(携帯情報端末)、カメラ、時計、及びMP3音楽プレーヤーを含むすべての機能に対してユーザーアクセスを提供する。ハードまたはソフトキー動作によってであるにせよ、ユーザー制御のナビゲーションが表示画面上または表示画面の周辺で行われる。B 公开号:JP2011509643A 申请号:JP2010542354 申请日:2009-01-08 公开日:2011-03-24 发明作者:ヴォッソウギ,ソラブ;ランデール クナウブ,デヴィッド;クリスプ,トーマス;セイラー,デイヴ;バラーシュテット,フェリックス 申请人:アライア エンタープライジーズ,インコーポレーテッド; IPC主号:H04M1-02
专利说明:
[0001] 本出願は、2008年1月10日出願の米国仮出願第61/020,299号、2008年4月24日出願の米国仮出願第61/047,711号、及び2008年9月23日出願の米国仮出願第61/099,467号の特典を主張する。] [0002] 本開示は、移動通信装置に関し、特に、ユーザーの好みと所望の使用方法とに対して完全にカスタマイズ可能でモジュール式の構成可能な多機能移動通信装置に関する。] 背景技術 [0003] 携帯電話又はセルラー電話の世界的な人気の上昇は、人々の暮らし方や働き方を変え、同時に、文化的な風景を変えた。携帯電話の何千というモデル及びスタイルの激増は、このかって人が驚嘆した技術を大量生産品に変えた。毎年5億台以上のピカピカの、カラフルな新しい携帯電話が販売され、そして、多くの異なる状況、モード及び容量において、テキストと電子メールメッセージの送信、ワールドワイドウェブの閲覧、テレビゲーム、個人情報の記録、写真の撮像、音楽の保管と演奏に使用されている。携帯電話は、個人のファッションの主張だけでなく、急速にデジタルライフの中心となった。] 課題を解決するための手段 [0004] 好適な実施形態は、モジュール式構成要素の選択可能な置換によって、美的外観、動作機能又はその両方をカスタマイズ可能なモジュール式多機能通信装置に関する。通信装置は、携帯用の情報送達モジュールを含み、その情報送達モジュールは、表示画面と、少なくとも部分的にユーザー指示なしでユーザーにより視察のために表示画面上に表示する情報の送出用信号を供給する関連電子回路を有する。情報送達モジュールは、周囲の側縁と、情報送達モジュールの電子回路が応答する信号を伝える導電体とを有する。通信装置は、ユーザーの生成した命令信号に応じて動作可能な入力デバイスを有する情報入力モジュールを含み、情報送達モジュールは、その命令信号に応じて、ユーザーによって決定された情報を送る。情報入力モジュールは、対向する主要面を有するハウジングを含み、それら主要面の少なくとも1つは、電気的な接続や機械的な接続を解除できるように、情報送達モジュールの配置を受容する寸法に形成された開口部を含む。当該開口部は、情報送達モジュールを情報入力モジュールの開口部に置いた場合に、情報送達モジュールの周囲の側縁を囲い込む内側の境界により画定される。通信装置は、その内側の境界に沿うように情報入力モジュール側に配置される連結部材を含み、情報送達モジュールを情報入力モジュールの開口部に配置した際に、情報送達モジュールを解除可能にスナップ嵌合(snap fit)する。通信装置は、情報入力モジュールと情報送達モジュールに関連した嵌合可能部材を有する。嵌合可能部材は互いに協働するように構成され、情報送達モジュールが情報入力モジュールの開口部に置かれたときに、嵌合可能部材が空間的に位置合わせされ、締結力に応じて、情報送達モジュールを情報入力モジュールの適所に固定する嵌合状態になる。] [0005] 更なる態様及び利点は、添付の図面を参照しながら進める、好適な実施形態についての以下の詳細な記述から明らかになる。] 図面の簡単な説明 [0006] 好適な情報送達モジュール(または「パック」)の正面斜視図であり、その情報送達モジュールは、様々な情報入力モジュールのうちいずれかのモジュールの深さ方向にテーパを設けた開口に嵌合し、それらの情報入力モジュールと嵌合接続して、モジュール式多機能通信装置の様々な実施形態を作り出すように構成されている。 好適な情報送達モジュール(または「パック」)の背面斜視図であり、その情報送達モジュールは、様々な情報入力モジュールのうちいずれかのモジュールの深さ方向にテーパを設けた開口に嵌合し、それらの情報入力モジュールと嵌合接続して、モジュール式多機能通信装置の様々な実施形態を作り出すように構成されている。 好適な情報送達モジュール(または「パック」)の正面図であり、その情報送達モジュールは、様々な情報入力モジュールのうちいずれかのモジュールの深さ方向にテーパを設けた開口に嵌合し、それらの情報入力モジュールと嵌合接続して、モジュール式多機能通信装置の様々な実施形態を作り出すように構成されている。 好適な情報送達モジュール(または「パック」)の側面図であり、その情報送達モジュールは、様々な情報入力モジュールのうちいずれかのモジュールの深さ方向にテーパを設けた開口に嵌合し、それらの情報入力モジュールと嵌合接続して、モジュール式多機能通信装置の様々な実施形態を作り出すように構成されている。 完全に組み立てられたモジュール式多機能通信装置の斜視図であり、図1Aから1Dの情報送達モジュールを収容するような寸法に形成された深さ方向にテーパを設けた円形の開口を有する従来の携帯電話フォームファクターのキーパッドとして実現された電話入力モジュールを例示している。 部分的に分解されたモジュール式多機能通信装置の斜視図であり、図1Aから1Dの情報送達モジュールを収容するような寸法に形成された深さ方向にテーパを設けた円形の開口を有する従来の携帯電話フォームファクターのキーパッドとして実現された電話入力モジュールを例示している。 ユーザーの右手の掌に保持されているモジュール式多機能通信装置の斜視図である。 完全に組み立てられたモジュール式多機能通信装置の斜視図であり、図1Aから1Dの情報送達モジュールを収容するような寸法に形成される深さ方向にテーパを設けた円形の開口を有する腕時計型キーパッドとして実現された電話入力モジュールを例示している。 部分的に分解された、モジュール式多機能通信装置の斜視図であり、図1Aから1Dの情報送達モジュールを収容するような寸法に形成される深さ方向にテーパを設けた円形の開口を有する腕時計キーパッドとして実現された電話入力モジュールを例示している。 ユーザーの左の手首に装着されているモジュール式多機能通信装置の斜視図である。 巻き付けた状態にある図3Aから3Cの腕時計の上面図である。 巻き付けた状態にある図3Aから3Cの腕時計の側面図である。 巻き付けた状態にある図3Aから3Cの腕時計の側方輪郭図である。 広げた状態にある図3Aから3Cの腕時計の内側表面の斜視図である。 広げた状態にある図3Aから3Cの腕時計の外側表面の斜視図である。 モジュールがネックレスペンダントとして実現されているモジュール式多機能通信装置の情報送達モジュールの斜視図である。 モジュールがネックレスペンダントとして実現されているモジュール式多機能通信装置の情報送達モジュールの正面図である。 モジュールがネックレスペンダントとして実現されているモジュール式多機能通信装置の情報送達モジュールの側面図である。 ネックレスペンダントを首に掛けているユーザーの正面図である。 完全に組み立てられたモジュール式多機能通信装置の上面図であり、両手操作用に構成されたキーパッドとして実現される携帯情報端末(PDA)またはテキストメッセージ入力モジュールを例示し、図1Aから1Dの送達モジュールを収容するような寸法に形成された深さ方向にテーパが形成された、アーチ形の開口を有する。 部分的に分解されたモジュール式多機能通信装置の上面図であり、両手操作用に構成されたキーパッドとして実現される携帯情報端末(PDA)またはテキストメッセージ入力モジュールを例示し、図1Aから1Dの送達モジュールを収容するように寸法されたアーチ状かつ深さ方向にテーパが形成された開口を有する。 図6Aのモジュール式多機能通信装置の正面図である。 図6Aのモジュール式多機能通信装置の左方側面図である。 両手操作のためにユーザーにより保持されたキーボードが示される図6Aのモジュール式多機能通信装置の斜視図である。 部分的に分解されたモジュール式多機能通信装置の上面図であり、両手操作用に構成されたゲームパッド入力モジュールを例示し、図1Aから1Dの情報送達モジュールを収容するように寸法されたアーチ状かつ深さ方向にテーパが形成された開口を有する。 完全に組み立てられた、ジョイスティック/ナビゲーションキー及びゲームボタンを両手操作するユーザーより保持された状態のモジュール式多機能通信装置の斜視図である。 部分的に分解されたモジュール式多機能通信装置の斜視図であり、スピーカを備え、図1Aから1Dの情報送達モジュールを収容するような寸法に形成される深さ方向にテーパが設けられた円形の開口を備えるように構成されている車載ドックとして実現される電話入力モジュールを例示している。 完全に組み立てられた、車両ダッシュボードに固定され、車両ダッシュボードから伸びる関節動作式取り付けアームによって支持されているモジュール式多機能通信装置の斜視図である。 完全に組み立てられたモジュール式多機能通信装置の斜視図であり、図1Aから1Dの情報送達モジュールを収容するような寸法に形成される深さ方向にテーパを設けた円形の中央開口を有する環状キーパッドの形態の携帯用メダルとして実現される電話入力モジュールを例示している。 部分的に分解されたモジュール式多機能通信装置の斜視図であり、図1Aから1Dの情報送達モジュールを収容するような寸法に形成される深さ方向にテーパを設けた円形の中央開口を有する環状キーパッドの形態の携帯用メダルとして実現される電話入力モジュールを例示している。 ユーザーの右手の掌に保持され、ユーザーの手首のまわりのストラップで固定されている、モジュール式多機能通信装置の斜視図である。 完全に組み立てられ開いた状態である、折り畳み可能なモジュール式多機能通信装置の内側表面の斜視図であり、図1Aから1Dの情報送達モジュールを収容するような寸法に形成される深さ方向にテーパを設けた円形の開口を有するフレキシブルキーパッドとして実現される電話入力モジュールを例示している。 部分的に分解され開いた状態である、折り畳み可能なモジュール式多機能通信装置の内側表面の斜視図であり、図1Aから1Dの情報送達モジュールを収容するような寸法に形成される深さ方向にテーパを設けた円形の開口を有するフレキシブルキーパッドとして実現される電話入力モジュールを例示している。 折り畳み可能なモジュール式多機能通信装置の内側表面の斜視図であり、それ自身の上に内側表面を折り畳む方向に部分的に閉じられている。 図10Aから10Cのモジュール式多機能通信装置の内側表面の正面図である。 図10Aから10Cのモジュール式多機能通信装置の外側表面の正面図である。 図10Aから10Cのモジュール式多機能通信装置の側面図である。 内側表面がそれ自身の上に完全に折り畳まれ完全に閉じられた、図10Eのモジュール式多機能通信装置の外側表面のデザインパターンを示している。 内側表面がそれ自身の上に完全に折り畳まれ完全に閉じられた、図10Eのモジュール式多機能通信装置の外側表面の撮像カメラ部分を示している。 部分的に分解されたモジュール式多機能通信装置の斜視図であり、矩形の形状の情報送達モジュールを収容するように構成され、タッチスクリーン表示技術で実現される携帯電話キーパッドを例示している。 図11の情報送達モジュールの正面図である。 図11の情報送達モジュールの側面図である。 図11の情報送達モジュールの背面図である。 図11の情報送達モジュールの底面図である。 図12Aから12Dの情報送達モジュールと連携し、情報送達モジュールに紛失防止機能を提供するキーホブの斜視図である。 部分的に分解されたモジュール式多機能通信装置の斜視図であり、図12Aから12Dの情報送達モジュールを収容するように構成される携帯情報端末(PDA: personal digital assistant)を例示している。 部分的に分解されたモジュール式多機能通信装置の斜視図であり、図12Aから12Dに類似したタイプの情報送達モジュールを収容するように構成される多目的オーディオプレーヤーを例示している。 部分的に分解されたモジュール式多機能通信装置の斜視図であり、画像送信能力を有し、図12Aから12Dに類似したタイプの情報送達モジュールを収容するように構成される撮像カメラを例示している。 部分的に分解されたモジュール式多機能通信装置の斜視図であり、図12Aから12Dの情報送達モジュールを収容するように構成される極薄型携帯電話キーパッドを例示している。 部分的に分解された、図11の情報送達モジュール用アクセントカバーの斜視図であり、アクセントカバーがどのように情報送達モジュールの背面と側縁にフィットするかについて例示している。 図11の情報送達モジュール用アクセントカバー単独の斜視図であり、ユーザーがカスタムスタイルのファッションアクセサリーとして情報送達モジュールを装着できるように、コードが通される環状の留め具を備えているアクセントカバーを例示している 図11の情報入力モジュールとパックの断面図であり、情報入力モジュールとパック204が互いに嵌合しているときの、対向関係にある代わりの電気接点部材を示している。 図19の情報入力モジュールの部分等角図であり、情報入力モジュールのばね付勢型接点部材を示している。 図19のパックの部分等角図であり、パックの凹形接点部材を示している。 図20のばね付勢型接点部材の1つの拡大等角図である。 図20の接点部材の部分等角図である。 図19のパックの内部の部分等角図であり、パックの底面側の溝に込まれている接点部材の端部を示している。 エラストマー材料でできている情報入力モジュールを含む携帯用モジュール式通信装置の部分分解斜視図であり、そのエラストマー材料は、組み込み型数値パッドに対しては密閉された環境を、パックが取り付けられる場合のパックに対しては密封の入れ物を提供する。 図25のライン26A--26Aに沿った情報入力モジュールの断面図あり、情報入力モジュールへ挿入するために適所にあるパックを示している。 図25の情報入力モジュールの一部の拡大部分断面図であり、その情報入力モジュールは、パックをフロアに対して所定の位置に保持し、情報入力モジュールと密封状態に保持している。 2つの動作モードを有する「スマート」電話として構成される携帯用折り畳み可能なモジュール式通信装置の斜視図である。 2つの動作モードを有する「スマート」電話として構成される携帯用折り畳み可能なモジュール式通信装置の斜視図である。 張り出し可能な全機能搭載型キーボードを収容し、PDA機能を可能にするように構成される情報入力モジュールを含む携帯用モジュール式通信装置の斜視図である。 パックが情報入力モジュールに嵌合され、キーボードが張り出し位置にある、図29のモジュール式通信装置の正面図である。 パックが情報入力モジュールに嵌合され、キーボードが張り出し位置にある、図29のモジュール式通信装置の背面図である。 パックが情報入力モジュールに嵌合され、キーボードが後退した位置にある、図29のモジュール式通信装置の正面図である。 パックが情報入力モジュールに嵌合され、キーボードが後退した位置にある、図29のモジュール式通信装置の背面図である。 パックと情報入力モジュールが嵌合されるときに適所にパックを固定するロック機構として機能するスライド可能なプリント回路ボード(後退のロック解除位置の状態で示されている)を備えるように構成されるモジュール式通信装置の下面の部分組立分解等角図である。 パックと情報入力モジュールが嵌合されるときに適所にパックを固定するロック機構として機能するスライド可能なプリント回路ボード(後退のロック解除位置の状態で示されている)を備えるように構成されるモジュール式通信装置の上面の部分組立分解等角図である。 スライド可能なプリント回路ボードが張り出しのロック位置にある、図34と35の情報入力モジュールの下面の部分等角図である。 スライド可能なプリント回路ボードが後退のロック解除位置にある、図34と35の情報入力モジュールの下面の部分等角図である。 図34のライン38--38 に沿った断面図である。 図34と35の情報入力モジュールの下面の等角図であり、スライド可能なプリント回路ボードを張り出しそして後退するためのスライダースイッチを示している。 図34と35の情報入力モジュールとパックの断面図であり、プリント回路ボードが張り出しのロック位置にあるときの、情報入力モジュールとパックが採る対向関係を示している。 図34と35の情報入力モジュールとパックの断面図であり、プリント回路ボードが後退のロック解除位置にあるときの、情報入力モジュールとパックが採る対向関係を示している。 代わりのスライド可能なプリント回路ボードアセンブリを用いてインプリメントされた図34と35の情報入力モジュールとパックの断面図であり、回路ボードアセンブリが張り出しのロック位置にあるときに、情報入力モジュールとパックが取る対向関係で示されている。 図41の回路ボードアセンブリのスライド可能な部分であるフレックス回路ホルダーと、フレックス回路ホルダーを回路ボードアセンブリの固定部分である主回路ボードに電気的に相互接続するフレックス回路リボンとの部分図である。 第2の代わりのスライド可能なプリント回路ボードアセンブリを用いてインプリメントされる情報入力モジュールの組立分解等角図である。 図42Aの情報入力モジュールの断面図であり、ロック位置にあるスライダースイッチを示している。 図42Aの情報入力モジュールの断面図であり、ロック位置にあるスライダースイッチを示している。 図42Aの情報入力モジュールの断面図であり、ロック解除位置にあるスライダースイッチを示している。 図42Aの情報入力モジュールの正面図であり、第1のハウジング部が取り外されで、ロック解除位置のスライダースイッチを示している。 図42Aの情報入力モジュールの正面図であり、第1のハウジング部が取り外されで、ロック位置のスライダースイッチを示している。 スライダースイッチがロック位置にある、図42Aの情報入力モジュールの下面の部分等角図である。 電話送受話器の形態の携帯用モジュール式通信装置の部分分解斜視図であり、充電ステーションのドック開口に置かれるように構成され、充電ステーションにある固体メモリに格納する最新情報を受信するように装備されている情報入力モジュールを含んでいる。 図43の情報入力モジュールの背面斜視図であり、そのモジュールは、底面に、パックの音声スピーカによって出される音を通過させる音発生孔を、そして、下側の側縁に、充電ステーションの固体メモリに情報ダウンロード通信リンクを提供するIRリンクウインドウを有している。 図43の情報入力モジュールと変更可能な表面カバーの分解組立図を示し、その表面カバーによって、色または外観のデザイン変更が可能となり、モジュール式通信装置の全体の外観の迅速なカスタマイズが容易になる。 ビデオ通信用の表示画面とビデオカメラとを含む充電ステーションのドック開口に置かれている図43から45の情報入力モジュールの斜視図である。 図12Aから12Dに類似したタイプの情報送達モジュールを収容するように構成される画像視聴装置の形態の情報入力モジュールの部分分解背面斜視図である。 前面に表示画面を有する、図46の画像視聴装置の正面斜視図である。 図12Aから12Dに類似したタイプの情報送達モジュールを収容するように構成される業務用電話ドックの形態の情報入力モジュールの部分分解斜視図である。 図12Aから12Dに類似したタイプの情報送達モジュールを収容するように構成される携帯用折り畳み可能なまたはフリップ(flip)電話の形態の情報入力モジュールの部分分解斜視図である。 図12Aから12Dに類似したタイプの情報送達モジュールを収容するように構成される携帯用折り畳み可能なまたはフリップ(flip)電話の形態の情報入力モジュールの側面図である。 図12Aから12Dに類似したタイプの情報送達モジュールを収容するように構成される健康モジュールの形態の情報入力モジュールの部分分解斜視図である。 図12Aから12Dに類似したタイプの情報送達モジュールを収容するように構成される健康モジュールの形態の情報入力モジュールの斜視図である。 図12Aから12Dに類似したタイプの情報送達モジュールを収容するように構成される健康モジュールの形態の情報入力モジュールの正面図である。 ユーザーの首に掛けられている健康モジュールの正面図である。 図12Aから12Dに類似したタイプの情報送達モジュールと様々な情報入力モジュールとの略図であって、モジュール式汎用インタフェースの特徴を例示しており、その特徴では、情報送達モジュールのグラフィカルインタフェースが、情報送達モジュールが嵌合される情報入力モジュールの機能によって指示される。] 実施例 [0007] 移動通信装置の好適な実施形態は、最新の通信技術と確立された人間行動パターンを結合する。特に記載される通信装置の好適な実施形態の幾つかは、携帯電話の実施形態である。非常にコモディティ化され、急速に断片化されてきた市場のコンテキスト内で機会をフレーミングすることによって、出願人はさらに別の多機能携帯電話を開発することから脱却する機会を確認した。モジュール式多機能携帯電話の設計は、気楽に常時連絡を取り合っていたい個人から、簡単にインターネットに接続して電子メールメッセージを送受信しようとするビジネスプロ、そして、瞬く間に彼らの電話を目的とする外観にカスタマイズしたくなるティーンエイジャーまでの幅がある潜在的使用シナリオに加えて、いくつかのユーザープロファイル定義を具体化する。] [0008] 出願人による技術、通信、及び人間行動の概念的研究によって、ある興味深い発見結果が明らかになった。携帯電話はますますより小さくなっているが、人間の指はそうではない。単純な実用上の問題として、キーパッドはこれらの装置で最も大きな構成要素のままである。キーパッドは、携帯電話の中で最も構成可変で最も安価な構成要素でもある。好適な実施形態では、キーパッドを残りの携帯電話の構成要素から切り離し、そして、より大幅なカスタマイズに対するユーザーの欲求を完全に且つ安価に充たすことができる、「POD」と呼ばれる柔軟で、機能的で、構成可能なモジュール式通信装置が提供される。] [0009] PODは、その好適な実施形態の物理的外観のために「パック(puck)」と呼ばれる情報送信モジュールと、キーパッドなどの情報入力モジュールとから構成される。情報送達モジュールと情報入力モジュールは、互いに嵌合可能である。パックは、タッチスクリーンキーパッド、あるいは、いくつかのモジュール式キーパッド、または他の情報入力アタッチメントと連携することができる単一の基本ユニットである。その上、パックは、情報入力モジュール経由で情報を受信することができる。PODは、パックを使用して、ユーザーの様々な使用方法と美的感性に対応する。これによって、ユーザーは、好みによって製品の外観を変えることが可能となり、そして、装置の機能を拡張し、使用機会と方法に的確に合わせることができる。パックは望ましくは、PODの通信及び表示信号処理回路と、POD関連の、インタラクティブな(例えばタッチスクリーン)または双方向的でないタイプの表示画面、エネルギー供給源(バッテリー)、及びビデオカメラなどを含む構成要素とを含む。通信信号コネクタまたは他の素子は、パックの外側のリングまたは後面に配置される。パックは単独でナビゲーションキーとして動作し、画面メニュー(画面上のタッチセンシングキーパッドを含む)上で、電話、PDA(携帯情報端末)、カメラ、時計、及びMP3音楽プレーヤーを含むすべての機能に対してユーザーアクセスを可能にする。ナビゲーションキー操作子は、メカニカルキー、あるいはより望ましくは、タッチスクリーン機能作動エリアを含む。ハードキー又はソフトキーによる場合でも、ユーザー制御のナビゲーションは、表示画面上で、または表示画面の付近で行われる。] [0010] PODを通常の携帯電話、PDA、MP3プレーヤー、ゲーム装置として使用させることができるキーパッドモジュールの使用により、機能性を拡大することができる。例えば一般的なフレキシブル回路技術を用いれば、交換可能なキーパッドのケース化が可能であり、多様な形状、仕上がり、及び材料(例えば革、織布、シリコンゴム、プラスチック、金属など)で安価に製造することができる。特定の実施形態においては、パックにおけるオンスクリーン・タッチセンシングキーパッドの使用によって、情報入力モジュールにおける、機能制御子のより少ない使用(キーパッドモジュールの除去による)又は異なる機能制御子の使用が可能になり、POD設計の柔軟性が向上する。さらに、PODの背面に嵌るアクセントカバーによって、容易に外観をカスタマイズする別の機会が提供される。] [0011] モジュール式設計手法は、象徴的な装置(iconic device)の生成と同時に、利用方法及び使用者の違いを乗り越える、コンパクトで、手頃で、カスタマイズ可能で、高機能なソリューションを実現する。] [0012] PODの好適な実施形態では、様々な交換可能なアタッチメントによって、容易に且つ手ごろにカスタマイズして、ユーザーのニーズと欲求に的確に応えることができるモジュール式多機能通信装置を提供することによって、携帯電話、テキストメッセージ、写真またはビデオ画像取得、音楽聴取、ビデオ視聴、又はテレビゲーム体験を変える。PODは、共通の情報送達モジュールまたはパック20に基づく柔軟なシステムであり、そのパックの魅力的でコンパクトな実施形態が、図1A、1B、1C、及び1Dに示されている。パック20は、望ましくは最小でエレガントな形状(例えば、円形、正方形、または長方形)を実現して、それ自身手になじみ、そして、宝飾品類、例えばネックレス(図5A)または腕時計(図3A)などを介してファッションによる主張として装着することができ、あるいは、いくつかの他の情報入力モジュール、キーパッドモジュールまたはドッキングモジュール(図2A、6A、7A、8A、9A、10A、11、14、15、16、17、25、27、29、34、43)によって、多くの異なる形態、材質、仕上がり、及び色において、変化させることができる。] [0013] 図1A、1B、1C及び1Dを参照するに、パック20は、情報送達モジュールであり、モジュールは、その前側に表示画面22を、その後側に撮像カメラ24を、そしてその内部に、バッテリーなどの電源(図示せず)と関連する内部電子回路(図示せず)とを含む。その電子回路は、ユーザー指示無しに、またはユーザー指示によって、あるいはこれらの両方によって、ユーザーに情報を送達する信号を供給する。内部電子回路は、携帯電話の信号、撮像カメラの信号、FMラジオの信号、ページングの信号、携帯情報端末(PDA)の信号、MP3の信号、全地球測位システム(GPS)の信号、及び電子メッセージの信号の1つ又は複数の信号、画像表示コードとパターン、カレンダー情報、または、ユーザーに視覚情報または音声情報を提供する他の通信信号を受信し、送信し、または送受信する通信信号処理回路を含む。携帯電話の信号、ビデオの信号、及び電子メールメッセージの信号の受信と、画像パターン(例えば時刻)の表示は、通常、ユーザー指示が同時になくとも実行される。ユーザーは、パック20の周囲36の上側の環状のリム34に配置される制御ボタン30を操作して、表示モード(例えば時計の文字盤または装飾的なパターン)を設定すること、特定の機能(例えば、携帯電話からの電話を音声メッセージに振り替える)を有効または無効にすること、または、特定の動作条件(例えばメニュー構造による制御ナビゲーション)を制御することができる。この代わりに、そしてより望ましくは、上述のユーザーによる制御の操作は、表示画面22としての(現在利用できるタッチセンシング技術で実現される)タッチスクリーンを提供することにより、ユーザーによるタッチスクリーンの機能作動エリアへのタッチによって所望の機能動作が選択されることによって実現される。] [0014] 図1A、1B及び1Dは、ほぼ平らな前面40とほぼ平らな背面42を有するディスク形状のパック20を示す。前面40は、面積が背面42より大きい。前面40と背面42を相互接続している周囲の傾斜した側縁44は、多くの情報入力モジュールの実施形態のどの相補的な、深さ方向にテーパを設けた側面とも嵌合するような寸法に形成される。それら実施形態のいくつかの例は以下に詳細に記載される。] [0015] 図2A、2B及び2Cは、モジュール式通信装置50を示し、従来の携帯電話フォームファクターのキーパッド52として形成された情報入力モジュールを含んでいる。キーパッド52は、その上面54に従来のキーパッドボタンセット56を示し、図2Bに示すように、円形開口58にパック20を収容する。] [0016] 図3A、3B及び3Cは、モジュール式通信装置60を示し、装置は、腕時計バンド62としてデザインされたキーパッドとして具体化される情報入力モジュールを含む。腕時計バンド62は、柔軟で弾力性のある電子回路ボード基板材料、例えばデュポン(DuPont)によって製造されるKapton(商標)ポリイミド薄膜などでできており、その薄膜は、ユーザーが所望の形状に構成することが可能であり、ユーザー構成の形状を維持するメモリ特性を示す。腕時計バンド62は、その外側表面64に従来のキーパッドボタンセット66を有し、図3Bで示すように、円形開口68にパック20を収容する。図4A、4B及び4Cは、褶曲した状態の腕時計バンド62を示しており、ユーザーが腕時計モジュール式通信装置60を装着する場合に取る形状を表わしている。図4Dと4Eは、褶曲していない、平らな状態のバンド62を示しており、それぞれ、その内側表面70及びパック20の撮像カメラ24と、キーパッドボタン66を有するその外側表面64及びパック20の表示面22とを例示している。] [0017] 図2Bと3Bを参照するに、キーパッド52の円形の開口58と腕時計バンド62の円形の開口68の各々は、パック20の周囲の傾斜した側縁44の形状に対して相補的な傾斜した形状の内側の側面74を有する。パックが開口58または68に取り付けられるとき、内側の側面74に配置される電気接点76は、パック20の周囲の側縁44(図1B)の対応する電気接点78に信号を送達し、そしてそれより信号を受信するインタフェースを提供する。電気接点76と78の代わりに赤外線、RF、またはブルートゥースの送信器とセンサー素子を用いる場合、パックが情報入力モジュールに取り付けられるとき、パック20に信号を送達しそれから信号を受信する代わりの通信リンクインタフェースが提供される。図2Aと3Aは、それぞれ、キーパッド52と腕時計バンド62に取り付けられ、従来の携帯電話フォームファクターのモジュール式通信装置50と腕時計モジュール式通信装置60を形成するパック20を示している。図2Cと3Cは、それぞれ、ユーザーの手に保持されている従来の携帯電話フォームファクターのモジュール式通信装置50とユーザーの手首に装着されている腕時計モジュール式通信装置60とを示している。] [0018] 図5A、5B、5C及び5Dは、ネックレスペンダント80として装着されるのに適合した情報送達モジュールを示す。ネックレスペンダント80は、パック20を含み、パックの周囲の側縁44には、装飾的な柄84を収容し適所にロックする凹部82が形成されている。柄84は、自由端86を有し、その自由端には、ネックレス90を収容するように寸法決めされた開孔88が形成されている。図5Aは、ネックレスペンダント80の表示画面22に表示される電話番号を示しており、その番号は、携帯電話として動作するように構成されたパック20に着信した呼の発信元の身元を示す。図5Bは、撮像カメラ24の開口部があるパック20の後側を示している。図5Dは、ネックレスペンダント80の表示画面22に現れる時計の文字盤を示し、その文字盤は、ユーザーが選択可能な定常表示パターンと日時情報源の1つを表している。凹部82から柄84を引き抜くことは、たとえば、キーパッド52または腕時計バンド62にパック20の取り付けを可能にし、ユーザーが、選択したキーパッドモジュールに従って異なるモードでパック20を使用することができる多くの方法のうちの1つである。] [0019] 図6A、6B、6C、6D、及び6Eは、小型の全機能搭載型キーボード102を含む携帯用モジュール式通信装置100を示しており、その小型の全機能搭載型キーボードは、上側の側縁には中央に位置しパック20を挿入できるアーチ形の切り抜き104と、一組のキー106とを有している。この実施形態では、パック20の周囲の側縁44の電気接点78は、開放端を有する内側側面74上の電気接点76と合うように配置されている。全機能搭載型キーボード102は、ユーザーの両手操作に応じ、携帯情報端末(PDA)またはテキストメッセージングモジュールとして使用される構成のパック20の用途に特に適している。] [0020] 図7Aと7Bは、ゲームパッドモジュール112を含む携帯用モジュール式通信装置110を示し、そのゲームパッドモジュールは、その上側の側縁には中央に位置し、パック20を挿入できるアーチ形の切り抜き114と、2セットのゲーム制御操作子116と118とを有している。ゲーム制御操作子116と118は、それぞれ、ジョイスティック/ナビゲーションキーとゲームボタンを表す。ゲームパッドモジュール112は、グラフィックスチップとビデオデータ用メモリを含んでよい。通信装置110は、パック20の周囲の側縁44の電気接点78が、開放端を有する内側側面74にある電気接点76と合うように配置されるという点で、通信装置100と同様の構成である。ゲームパッドモジュール112へパック20を取り付け、パック20をプログラムすることによって、通信装置110はゲームモードで動作可能となる。パック20は、ゲームモードで動作している間に、例えば携帯電話への呼を受信するなどの他の機能を実行するようにプログラムしてよい。] [0021] 図8Aと8Bは、車載ドック入力モジュール132として具体化されるモジュール式通信装置130を示し、その車載ドック入力モジュールは、その上側の側縁には中央に位置しパック20を挿入できるアーチ形の切り抜き134を有している。パック20の周囲の側縁44の電気接点78は、開放端を有する内側の側面74にある電気接点76と合うように配置されている。車載ドック入力モジュール132は、キー136と孤立したピックアップ/ハングアップボタン138とから構成されるキーパッドを含み、これら全ては、車両操縦の間、ユーザーが容易に起動でき、数値を入力できるように十分に大きい。車載ドック入力モジュール132は、初期セットまたは電話の呼の受信時にハンズフリー動作を可能にするスピーカ140を備えている。車載ドック入力モジュール132には、GPS機能及び音楽の伝達と蓄積の能力を実装してよい。車載ドック入力モジュール132の背面に固定された関節動作式取り付けアーム142は、自動車のダッシュボードのような車両ダッシュボード144から伸びように取り付けられており、その結果、ユーザーは通信装置130を位置決めすることができる。車載ドック入力モジュール132は、車両ダッシュボード144に取り付けてもよい。] [0022] 図9A、9B及び9Cは、ユーザーの手の掌に嵌まるような寸法に形成され、ユーザーの手首のまわりに掛けられたストラップ152で固定されるメダルとして構成される携帯用モジュール式通信装置150を示す。環状の情報入力モジュール154は、ユーザーが容易にアクセスできる、その周囲156のまわりに配置された個別の数値キーパッド158を含む。環状の情報入力モジュール154は中央円形の開口160を有しており、その開口には、パック20を嵌め込むことができて、その結果、パック20の周囲の側縁44の電気接点78が、開口端のある内側の側面74にある電気接点76と合うように位置付けられる。モジュレータ通信装置150は、特に携帯電話としての使用に適している。] [0023] 図10A、10B、10C、10D、10E、10F、10G及び10Hは、パック20を取り付けることができる円形の開口174を有する、キーパッド及び入力モジュール172とを含み、折り畳むと財布の形になるモジュール式通信装置170を示している。入力モジュール172は、長方形または正方形であってもよい。通信装置170は、パック20を取り付けた図2Aと同様の表示画面レイアウトを有するが、入力モジュール172は腕時計バンド62が作られている材料と同じ柔軟性及び弾性を有する電子回路ボード材料から形成されている。図10Bで示すように、パック20の周囲の側縁44の電気接点78は、円形の開口174の内側の側面74にある電気接点76と合うように配置されている。図10Dはモジュール式通信装置170の内側の表面176にあるパック20の表示画面22を示し、図10Eは、モジュール式通信装置170の外側の表面178にあるパック20の撮像カメラ24を示している。] [0024] 図10Cに示す曲線状の方向矢180は、内側の表面176を完全にそれ自身の上に閉じるための入力モジュール172の折り畳みの方向を示しており、その結果、モジュール式通信装置170は、図10Gと10Hに示すような外観になる。図10Gは、外側の表面178のデザインパターン部分182を示し、図10Hは、外側の表面178の撮像カメラ部分184を示す。] [0025] 図11は、数値キーパッドを有する情報入力モジュール202と、携帯電話、フラッシュカメラ、マイク及び音声スピーカを備えるパック204とを含む携帯用モジュール式通信装置200の部分分解斜視図である。図11は、(以下に記載される)図12Bと12Dも参照して、パック204を収容する矩形の開口209を有する情報入力モジュール202と、パック204との嵌合性を例示するために部分的に分解して示されている。情報入力モジュール202とパック204の各々は、矩形形状である。パック204は、4個の側縁:上側の側縁206、底側の側縁226、右側の側縁227、及び左側の側縁231(図12Aに示されている)に分けられる1つ周囲の側縁を含む。開口209は、完全に閉じた、パック204の周囲の側縁を囲い込む内側の境界(側壁237、241、242及び243によって提供される)によって画定される。言い換えると、パックが開口209に設置されるとき、側壁237、241、242及び243はパック204の周囲の側縁を囲む。] [0026] 図12A、12B、12Cと12Dは、ほぼ平坦な対向する主要面を備える薄い矩形形状の本体を有するパック204の複数の図面を示す。パック204は、その上側の側縁206の近くに、携帯電話アンテナ208とブルートゥース短距離無線リンクアンテナ210とを有する。パック204は、その前面212上に、容量性タッチセンシング技術、例えばカルフォルニア州、サンタクララのシナプティクス社(Synaptics Inc.)のTouchPad(商標)の容量性技術などで実現されるタッチスクリーン表示面216を有する。表示面216は、美的及び機能的な理由から、パック204の前面212の面積をできるだけ多く占有することがより好ましい。パック204内に内蔵される、信号制御及び処理回路と動作メモリ回路を含む電子回路は、パック204の上側の側縁206の近くにおいて背面222にある開口に露出しているアンテナ208と音声スピーカ220との連携により携帯電話動作を可能にする。マイク224は、パック204の底側の側縁226に配置されている。表示面216と音声スピーカ220は、それぞれ、パック204の対向する表面212と222とに配置されており、これにより、表示面216の清潔性が向上させている。表示面216と音声スピーカ220をこのように配置することによって、これらを前面212または背面222のいずれかに沿って併置する配置と比較して、パック204の全長または幅を削減することができる。パック204の長さまたは幅を削減することによって、パックをよりコンパクトにして、その結果、パック204の前面212における表示面216の占有する面積をできる限り大きくすることが容易になる。パック204の電子回路は、タッチスクリーン表示面216に動作機能作動エリアを提供する。電子回路はまた、必要に応じて、タッチスクリーン表示面216上にキーパッド画像を表示して、情報入力モジュール202から、独立した携帯電話としての使用を可能にしてよい。パック204は、電話番号と個人設定を保存するSIMメモリカード228と、静音着信音発生装置として機能する振動アラーム230とを有する。SIMメモリカード228はバッテリー232の後に配置され、底側の縁226のスロット229を通してパック204の外側からユーザーがアクセスできる。そして、振動アラーム230は上の側縁206の近くに配置される。ブルートゥース無線リンクアンテナ210の存在によって、ユーザーが装着するマイクのリモート使用が可能になる。] [0027] 通信信号素子の配置が異なるように構成された情報入力モジュールに収容できるように、パック204は、冗長で同時に動作する赤外線(IR)通信用送信器及び検出器からなる2つのセットを備えている。それらセットの1つは、パック204の底側の側縁226にあるIRリンクウインドウ234に結合され、セットの他方は、パック204の背面222のIRリンクウインドウ236に結合されている。パック204と情報入力モジュールの各々の形状及びスタイルのために、情報入力モジュールの通信リンクウインドウをやむなく複数の確立した場所のうちの1つに配置することがあるので、冗長なIRリンクによって、パック204と様々な情報入力モジュールとの間の互換性のある通信リンクが確保される。図11の情報入力モジュール202の場合、パック204のIRリンクウインドウ234は、情報入力モジュール202の開口209の底側の側壁237にある対応するIRリンクウインドウに空間的に位置合わせされる。パック204と嵌合するが、パックの底側の側縁226を開けたままにするように構成される情報入力モジュールの場合には、背面222のIRリンクウインドウ236が通信リンクを提供する。背面のIRリンクウインドウが情報入力モジュールの平らな表面の領域のIRリンクウインドウに空間的に位置合わせされるパックモジュールの例には、図5Aと10Aにそれぞれ示される宝飾品類と財布のタイプの例が含まれる。] [0028] 図12Bと12Dは、パック204の上側の側縁206及び底側の側縁226のほぼ中央に、長さ方向に沿って伸びるように配置されている浅い溝238を示す。溝238の各々は、直線の導電体をその底面で支持する。各パック204の2本の溝238内に支持されている導電体は、望ましくは、パック204に電力を供給する正電極及び負電極として機能する。電力は、情報入力モジュール202の開口209の対向する側壁237と242に沿って嵌め込まれている導電性ロッド240(1つだけ示されてい)によってパック204に供給される。ロッド240は、開口209の側壁237と242に配置され、パックが情報入力モジュール202と嵌合されるときに、パック204の対応する溝238に押し込み式に解除可能にスナップ嵌合する。この構成の場合、情報入力モジュール202は、充電器、すなわちパック204のバッテリー232に対する充電電流の導管として機能する。ロッド240はまた、パック204と情報入力モジュール202との間の代わりのデータ及び制御通信リンクとして機能するように適合してもよい。側壁237に沿って配置されるロッド240は、側壁237の正面に対して直角な方向に側壁237に対して動くように構成される。パック204が開口209に取り付けられるとき、ロッド240は、パック204の底側の側縁226からロッドに印加される圧迫力に応じて側壁237に対して動く。たとえば、側壁237に沿って配置されるロッド240は、ばね付勢型であってよく(すなわち、ばね荷重)、または本質的にいくばくかの弾性力を有するように設計されていてよい。側壁237に沿って配置されるロッド240は、ロッドとその対応する溝238が空間的に位置合わせされるときに、ロッド240が溝238にパチンと嵌るように、弾力的である。側壁242に沿って配置されるロッド240は、側壁242に対して動くように構成されてもよく、側壁242に対して動かなくてもよい。] [0029] 図12Cは、パック204の背面222にある対応する開口を介して動作するように適所に収容されるカメラ246とその関連のフラッシュアセンブリ248を示す。] [0030] パック204の埋め込式のオン・オフボタン250は、情報入力モジュール202の開口209への嵌合接続と相性がよい。情報入力モジュール202は、音声スピーカ220からの発生音の通過、及びカメラ246とその関連フラッシュアセンブリ248とによる画像取得の一方もしくは両方のための開口254を備えるフロア252を有する。POD204が、情報入力モジュール202とは独立して、特定の機能を実行できることは当業者にとってよく理解できることである。たとえば、タッチスクリーン表示面216が操作用ダイヤルタッチパッドを表示するようにパック204がプログラムされるならば、特定の携帯電話機能は、情報入力デバイス202から切り離して、パック204によって実行してよい。記載した例示的な実施形態によって示されるように、多くの考えられる動作機能と設計構成がある。] [0031] ブルートゥース無線リンクアンテナ210も、パック204の紛失防止機能の実装を可能にする。パック204の電子回路は、連続的な信号を発信し、その信号は、ユーザーのキーチェーン、財布、ポケットまたは他の身の回り品に取り付けられたブルートゥース無線リンクが使用可能なキーホブ(key-fob)260によって受信される。図13は、電池式の装置であるキーホブ260の簡略化したブロック図であり、そのキーホブは、可視的表示器として機能する1つは又複数の発光ダイオード(LED)262と、音響警報器とを備えている。電気回路264によって、ユーザーは、キーホブ260に対する電源をオン又はオフすることができ、距離調整子266を調整してパック204からの設定閾値距離に相当するブルートゥース信号の強度を選択することができ、音量調整子268を調整して可聴音量を選択することができる。(信号強度と音量の調整も、パック204で実行してもよい。) キーホブ260とパック204(単独または情報入力モジュール202に嵌合されている)の間の距離がユーザー設定の閾値距離を超えるときはいつでも、キーホブ260は、警報器による可聴音及びLED 262による可視信号の一方ないしは両方を発生する。防止機能の他の実施形態では、電子回路をキーホブ260に置き、ブルートゥース無線リンクが使用可能なパック204によって受信される連続的信号を送信するようにしてよい。] [0032] 図14は、英数字キーパッドを有する情報入力モジュール272と、PDAとして動作するようにプログラムされるパック204とを含む携帯用モジュール式通信装置270の部分分解斜視図である。情報入力モジュール272は、導電性ロッド240による溝238へのスナップ嵌合によってパック204を収容するような寸法に形成される、導電性ロッド240によってパック204に電力とデータ及びコントロール情報とを送達する開口209を有する。様々なサイズと形状の情報入力モジュールへの収容に対応するために、パック204の電子回路は、縦向きまたは横向き画像表示を行う像回転を含む画像表示制御機能を実装している。このような像回転によって、パック204は、パック204が嵌合される情報入力モジュールの通常の使用法によって示されるように、縦方向においてより長い寸法(例えば図11)と横方向においてより長い寸法(例えば図14)で、情報を表示することができる。情報入力モジュール272の底側の側壁237のIRリンクウインドウからパック204のIRリンクウインドウ234に送達される信号は、画像の方向を定める像回転命令を与える。この機能は、導電性ロッド240によって達成してもよい。] [0033] 図15は、多目的オーディオプレーヤーとして機能する携帯用モジュール式通信装置280の部分分解斜視図である。オーディオプレーヤー280は、タッチスクリーン表示面286を有するパック204と同じサイズと形状のパック284を収容するように適合され、携帯電話または音楽プレーヤーとして動作するように構成される情報入力モジュール282を含む。情報入力モジュール282は、溝238へのスナップ嵌合によってパック284を収容するような寸法に形成される、導電性ロッド240によって、パック284にデータ及び制御情報と電力を送達する開口209を有する。パック284は、音声信号を生成する電子回路を含み、その音声信号は、適切な通信リンクによって、音声スピーカ288を内蔵する情報入力モジュール282に送信される。ユーザーは、タッチスクリーン表示面286に触れて、楽曲の選択とその他のユーザー実行の動作制御の作動を行う。情報入力モジュール282は、なんらかのユーザー制御の命令入力操作子、例えば電源スイッチ290、音量調整子292、及びデジタルタッチパッド294などを含み、これにより、通信装置280をスピーカーフォンとして動作可能にする。] [0034] 図16は、取得画像を伝送する能力を有する撮像カメラとして機能する携帯用モジュール式通信装置300の部分分解斜視図である。撮像カメラ装置300は、パック204と同じ長さと幅の寸法を持つパック304を収容するように適合されている情報入力モジュール302を含む。情報入力モジュール302はその背面306にレンズアセンブリ308が取り付けられており、そして、パック304は、その表示面310に撮像され保存される画像を表示するデジタルカメラとして動作するように構成される。情報入力モジュール302は、溝238へのスナップ嵌合よってパック304を収容するような寸法に形成される、先に述べたように導電性ロッド240によって電力をパック304に供給する開口209を有する。情報入力モジュール302は、なんらかのユーザー制御の命令入力操作子、例えば電源スイッチ312、カメラシャッター操作子314、及びレンズ調整制御子316などを含む。パック304のIRリンクウインドウ234は、情報入力モジュール302の対応するIRリンクウインドウに空間的に位置合わせされていることにより、ユーザー制御命令がパック304に送達され、取得画像データが保管またはどこか他への送信のために情報入力モジュール302に送達される。命令と取得画像データの送達は、導電性ロッド240によって達成してもよい。] [0035] 図17は、図11を参照して説明したように機能するように構成されるパック204が、キーパッド形態の極薄の情報入力モジュール322に嵌合されるモジュール式通信装置320の部分分解斜視図である。極薄型キーパッド322は、透明、半透明、または不透明な材料で形成してよく、その外観をカスタマイズしてよい。極薄型キーパッド322は、パック204の厚さの約半分であるが、極薄型キーパッド322は、溝238へのスナップ嵌合よってパック204を収容するような寸法に形成される、導電性ロッド240によって、データ及び制御情報と電力とをパック204に送達する開口209を有する。開口209の底部を閉じるフロアがない。パックの前面212と後面222が、キーパッド322の主要面を超えて張り出し、パック204の正面と背面の両方にある機能にユーザアクセスできるように、キーパッド322はパック204を保持する。] [0036] 図18Aは、パック204と、織布または他の材料でできているアクセントカバー330との部分分解斜視図であり、パックが情報入力モジュールとは独立して使用される場合に、パック204の外観をカスタマイズする別の機会を例示している。アクセントカバー330は、浅い、上部が開いた容器の形態であり、それにパック204が挿入され、音声スピーカ220からの発生音の通過、並びにカメラ246とその関連フラッシュアセンブリ248による画像取得のための開口332を除いて、パックの4つの側縁と背面222とがカバーされる。図18Bは、ユーザーが彼または彼女の首に掛け、POD204をカスタムスタイルのファッションアクセサリーとして装着することができるコード336が装着される、オープンリングまたはエラストマータイプの環状の留め具334が取り付けられているアクセントカバー330を示している。] [0037] 図19、20、21、22、23及び24は、情報入力モジュール202のロッド240に代わるものとして、データ及び制御通信リンクと電力とをパック204に提供するセグメント化されたばね付勢型電気接点セット400を示す。パック204が情報入力モジュール202に嵌合されるとき、接点セット400もパック204の対応する溝238に押し込み式に解除可能にスナップ嵌合する。図19は、情報入力モジュール202とパック204が互いに嵌合するときにそれらが取る対向関係の状態にある、情報入力モジュール202とパック204の断面図である。図19は、空間的に位置合せされる一対の情報入力モジュール202の電気接点部材406とパック204の電気接点部材408のそれぞれの接触面402と404の相補的な形状を示す。(図19においては、明確さだけのために、接触面402と404は、間隔をあけて離してある(すなわち、接触していない))。図20と21はそれぞれ、情報入力モジュール202とパック204の部分等角図であり、各々の接点セット400は6個の生来的にばね付勢の接点部材406を含み、そして、各々の溝238は6個の凹形接点部材408を含むことを示している。接点部材406と408のそれぞれの接触面402と404は、相補的な形状である。接点部材406と408は、それぞれ、側壁237と溝238に沿って相互に間隔をあけられ、そして、情報入力モジュール202とパック204とがスナップ嵌合するとき、対応する対の接点406と408の接触面402と404が空間的に位置合わせされ、共形嵌合を達成する。接点部材406と408は、標準的なUSB(ユニバーサルシリアルバス)信号を伝えるのがより好ましい。] [0038] 情報入力モジュール202の各々の側面に配置される埋め込み式のスライダースイッチ410(図20には1つだけ示されている)は、内側に伸びているタブ部412(図19)を有し、そのタブ部には、止めピン414が取り付けられ、側壁237の開口416を通される。情報入力モジュール202の長さ方向に沿ったスライダースイッチ410の双方向の動きは、止めピン414を開口209に押し込み、そして開口209から押し出す。パック204には、パック204と情報入力モジュール202が互いに嵌合されるときに情報入力モジュール202の側壁237と対面する溝238に止め穴418が設けられている。情報入力モジュール202とパック204が互いに嵌合されるとき、スライダースイッチ410が止めピン414をそれぞれの位置合せされた止め穴418に押し込むように、止め穴418は溝238の端の近くに配置され、止めピン414と軸アラインメントに位置付けられる。止めピン414が止め穴418に差し込まれることによって、ユーザーによる組立品の落下または組立品に対する他の機械的な衝撃の賦課の場合に、パック204が、情報入力モジュール202の開口209から間違って飛び出さないことが保証される。] [0039] 図19と20を参照するに、情報入力モジュール202は、第1および第2のハウジング部420と422を含む。それらハウジング部は、組み立てられると、プリント回路ボード426が収容される内部スペース424を提供する。回路ボード426は、指定される機能に応じて、キーパッドまたは他の情報入力信号を受信するのに使用される。接触面402があるフィンガー部430が側壁237の開口432を通って、情報入力モジュール202の開口209の中にまで伸びるように、接点部材406は、以下に詳細に記載される方法で回路ボード426の側縁428に固定される。図20は、電気接点400の接点部材406が、3個の接点部材406からなるサブセットの2つに分けて配置され、それらのサブセットが側壁237の2つの開口432のそれぞれ異なる開口を通って突き出ていることを示している。開口432は、補助のデータ及び制御リンクとして、標準的な小型USBコネクタの設置に対応できる距離だけ間隔をあけて側壁237に配置されている。] [0040] 図22は、ばね付勢型接点部材406の1つの拡大等角図であり、図23は、プリント回路ボード426の側縁428に搭載されている3個の接点部材406の部分等角図である。内部スペース424に配置される回路ボード426は、情報入力モジュール202のハウジング部422に強固に固定される。] [0041] 図19、22及び23を参照するに、各接点部材406は、一体品であり、望ましくは銅合金、例えばリン青銅またはベリリウム銅などで作られ、そして、バリア金属、例えばニッケルとパラジウムの一方または両方などの上に金メッキされている。各接点部材406は、フィンガー部430、ばね部分440、及び表面実装部442を含む3つの部分で形成されている。表面実装部442は、回路ボード426の位置合せされた穴446を貫通して、はんだ接合部448によって適所に固定される3本の足444を有する。回路ボード426が内部スペース424に適所に固定されるので、情報入力モジュール202とパック204が互いに嵌合されるとき、フィンガー部430は、接点部材408との接触に応じて内部スペース424の内側の方へ圧迫される。この条件下では、ばね部分440がフィンガー部430を圧迫し、接触面402と404の間に圧縮力を印加する。ハウジング部420から下方に垂れ下がっているボス450は、フィンガー部430のスロット452を通って伸びて、フィンガー部430の横の動きを防ぎ、パック204が情報入力モジュール202と嵌合しないまたは嵌合するときに、それぞれ伸張と収縮におけるフィンガー部の移動距離を制限する。] [0042] 図24は、パック204の内部の部分等角図であり、底側の側縁226の溝238にはめ込まれている接点部材408の端部を示している。図19、21及び24を参照するに、各接点部材408は、一体品であり、接点部材406に対して説明した材料で作られ、側縁226にぴったり収まる取り付けタブ部462と464の間に位置する凹接触部460を含む3つの部分で形成される。タブ部464の遠位末端466が、パック204に収容されるプリント回路ボード468の底面の導電体に電気的に接触するばねフィンガーを形成するように、取り付けタブ部464が側縁226の中を通って伸びている。回路ボード468がパック204に搭載されている(実線)場合と、パック204にはない(鎖線)場合に、それぞれ取り付けタブ部464が、図19に実線と鎖線で描かれており、比較関係によって遠位末端466の復元力を示している。] [0043] 接点部材408は、側縁226の溝238に、望ましくはインサート成形され、溝238の終端のまわりで見込まれる気密封止を容易にする。小型USBコネクタを収容するように寸法決めし構成される開口470が、側縁226に形成され、パック204に「後方能力」、すなわち情報入力モジュール202がない場合における、充電及び他の利用できるスタンドアロン動作能力を提供する。] [0044] 図25は、モジュール式通信装置200と同様のタイプの携帯用モジュール式通信装置500の部分分解斜視図であり、前者との違いは、後者の携帯用モジュール式通信装置500が、組み込み型の数値キーパッド504に対して密閉された環境と、パックが取り付けられる場合にパック204に対して密封の入れ物とを提供するエラストマー材料でできている情報入力モジュール502を含んでいることである。図26Aは、図25のライン26A--26Aに沿った情報入力モジュール502の断面図であり、矩形の開口509へ挿入するために適所にあるパック204を示しており、その開口は情報入力モジュール502内のパック204に対して押し込み式のスナップ嵌合を提供するロッド540を含んでいる。パック204は、底側の側縁226に、たとえば、パック204のスタンドアロン動作におけるイヤホーンジャックとしての用途のコネクタ256を有する。図19から24に示されるセグメント化されたばね付勢型電気接点セット400を側縁537に実装し、情報入力モジュール502とパック204とを底側の側縁226で電気的に接続してよい。図26Bは、パック204をフロア552に対して所定の位置に、そして、情報入力モジュール502の内部に密封状態に保持している情報入力モジュール502の一部の拡大部分断面図である。フロア552は、パック204が情報入力モジュール502に取り付けられときにパック204の音声スピーカ220と空間的に位置合せされる陥凹部554を含む。] [0045] 図25、26A及び26Bを参照するに、情報入力モジュール502用の好ましいエラストマー材料は、シリコーンゴムまたはウレタンを含む。エラストマー材料によって、数値キーパッド504全体が覆われ、その結果、情報入力モジュール502の中に組み込まれる。エラストマー材料もコネクタ560(例えばイヤホーンジャック)のまわりの気密封止を行う。コネクタは、使用していない時には、キャップ(図示せず)で塞ぎ、情報入力モジュール502への湿気浸入を防いでよい。情報入力モジュール502の上面の矩形の開口564の内側にそして周りに延びる、柔軟で覆い掛かる突起部またはリップシール562は、パック204が情報入力モジュール502と嵌合すると、表示面216の周辺部と接触し、パック204を固定し密封する。パック204の表示面216だけは、嵌合後に露出する。モジュール式通信装置200の開口254の位置に対応する位置にあるフロア552の凹部554の薄型またはインサート成形部566によって、気密封止がパック204のまわりで損なわれないことを確保しながら、パック204の音声スピーカ220からの発生音をユーザーの耳へ伝えることが可能となる。] [0046] 図27と28は、2つの動作モードを有する「スマート」電話として構成される携帯用折り畳み可能なモジュール式通信装置600の斜視図である。たとえば、スマート電話600の2つのモードの使用には、開いた構成における完全PDA機能と折り畳まれた構成における単純な携帯電話動作が含まれる。] [0047] スマート電話600は、第1のモジュール部602と第2のモジュール部604を含み、それらモジュール部は、ヒンジ606によってそれらの長さ方向に沿って、互いに枢動可能に結合される。図27は、開いた構成のスマート電話600を示しており、モジュール部602の矩形の開口609へ挿入するために空間的に位置合せされているパック204を示している。開口609は、モジュール部602の厚さの全長にまで及ぶことが望ましいが、しかしその必要はない。電力は、モジュール部602の開口609の対向する側壁637と642とに沿って取り付けられた導電性ロッド640(1つだけ示されている)によって、パック204に供給される。ロッド640は、開口609の側壁637と642に配置され、パック204がモジュール部602と嵌合されるときに、パック204の対応する溝238に押し込み式に解除可能にスナップ嵌合する。図19から24に示されるセグメント化されたばね付勢型電気接点セット400を、側壁637に嵌め込まれるロッド640の代替手段として使用し、モジュール部602とパック204を側縁206で電気的に接続してよい。接点セット400のこのような使用によって、側壁642に沿って取り付けられるロッド640が導電性を有する必要はなくなる。] [0048] 構成可能なソフトキーまたは専用の特殊キー658は、開口609の側壁637と642に隣接して配置され、そして、パック204が嵌合されるときには、パック204の表示面216と共に、モジュール部602の内側表面652を形成する。モジュール部604は、全機能搭載(QWERTY)キーボード660をサポートし、ソフトキーまたは特殊キー658及びパック204と連携して、完全なPDA機能を提供する。キーボード660は、モジュール部604の内側表面662を形成する。] [0049] 図28は、閉じた構成のスマート電話600を示し、そこでは、それぞれの内側表面652と662とが対向関係になるように、モジュール部602と604はヒンジ606の周りに一緒に折り畳まれている。モジュール部604は、電話キーパッド672と、マサチューセッツ州ケンブリッジのイーインク社(E ink Corporation)によって製造される極薄型電子ペーパー表示面674とによって画定される外側表面670を有する。スマート電話600が閉じた構成で携行されている場合、電話キーパッド672と表示面674とは連携して、電話通信用の簡略化されたユーザインタフェースを提供する。電話信号の送信と受信を行う電子回路は、パック204が嵌合されている場合は、望ましくはパック204に備えられ、またはその代わりに、あるいは追加として、モジュール部604に収容され自律的な電話動作を可能にする。パック204は、通常、パック204が提供する全機能をオン・デマンドで利用できるようにスマート電話600に入れて携行されると想定される。] [0050] 図29、30、31、32及び33は、張り出し可能な全機能搭載キーボード704を収容し、PDA機能を可能にするように構成される情報入力モジュール702を含む携帯用モジュール式通信装置700の斜視図である。図29は、情報入力モジュール702の矩形の開口709へ挿入するために空間的に位置合せされているパック204を示す。電力は、情報入力モジュール602の開口709の対向する側壁737と742に沿って取り付けられている導電性ロッド740(1つだけ示されている)によって、パック204に供給される。ロッド740は、開口709の側壁737と742に配置され、パック204が情報入力モジュール702と嵌合されるときに、パック204の対応する溝238に押し込み式に解除可能にスナップ嵌合する。図19から24に示されるセグメント化されたばね付勢型電気接点セット400を、側壁737に嵌め込まれるロッド740の代替手段として使用し、情報入力モジュール702とパック204を側縁206で電気的に接続してよい。接点セット400のこのような使用によって、側壁742に沿って取り付けられるロッド740が導電性を有する必要はなくなる。] [0051] 情報入力モジュール702の開口709は、後退した位置におけるキーボード704と、そして、パック204と情報入力モジュール702とに電力を供給するバッテリー756とによって画定されるフロア752を有する。コネクタ760は、たとえば、イヤホーンジャックとして使用してよい。キーボード704が後退し、その結果、情報入力モジュール702に隠される場合、情報入力モジュール702の上面764に配置されるソフトキー762によって、パック204の選択された機能のユーザ制御が可能となる。] [0052] 図30と31はそれぞれ、情報入力モジュール702と嵌合されるパック204と、張り出し位置にあるキーボード704とを有するモジュール式通信装置700の正面図と背面図とを示す。キーボード704の側縁770と772は、情報入力デバイス702のそれぞれの側縁776と778にあるスロット774にぴったり収まり、張り出し操作位置と後退の隠し位置へのキーボード704の移動が可能になる。キーボード704の背面は、情報入力モジュール702の下面780として機能し、キーボード704が後退した位置にある場合、カメラ246のレンズを覆う。マイク(図示せず)と音声スピーカ(図示せず)は、キーボード704のハウジングの内部に収容される。キーボード704が後退した位置にあるときには、下面780にある穴782と784とによって、それぞれ、マイクへの音声の伝達と音声スピーカからの音の発生が可能になる。キーボード704の回路ボード形成部分が、パック204から下面780への音の進行を妨げるので、通信装置700ではさらなるマイクとスピーカの使用が必要である。] [0053] 情報入力モジュール702の側縁788にある押しボタンスイッチ786は、キーボード704が後退した位置または張り出した位置にあるとき、それぞれ、オン・オフスイッチまたはカメラシャッターボタンとして機能する。図32と33はそれぞれ、情報入力モジュール702に嵌合されるパック204と、後退した位置にあるキーボード704とを有するモジュール式通信装置700の正面図と背面図を示す。] [0054] 図34と35は、それぞれ、モジュール式通信装置800の下面と上面の部分組立分解等角図であり、その通信装置は、パック204と情報入力モジュール202が互いに嵌合されるときにパック204を適所に固定するロック機構として機能する(後退したロック解除位置に示されている)スライド可能なプリント回路ボード802を有するように構成されている。図36と37は、図34と35の情報入力モジュール202の下面の部分等角図であって、それぞれ、その情報入力モジュールのスライド可能なプリント回路ボード802が、張り出しのロック位置と後退のロック解除位置にある。図34、35、36及び37を参照するに、情報入力モジュール202は、その内壁237に沿って取り付けられた、開口804によって分離されたロッドセグメント240aと240bを有し、その開口804は、回路ボード802の電極搭載端部806が開口209内に張り出し、そして開口209から後退できるように寸法が決められ構成されている。ロッドセグメント240aと240bは、スライド可能なプリント回路ボード802が張り出したロック位置になるまで、パック204にパチンと嵌って適所に保持するばねの役割を果たす。ロッドセグメント240aと240bを開口804の両側へ配置することによって、情報入力モジュール202をより薄い形状にすることができる。ロッドセグメント240aと240bは、導電性を有してよく、差動信号または、極性が異なる信号を伝送して、電力をパック204へ供給および/または通信動作を行ってよい。開口804の上方または下に1つの連続したロッドを使う選択肢を実施してよいが、結果として、情報入力モジュール202はより厚い形状になる。] [0055] 回路ボード802の表面810(図38)から伸びて、下面812に対して面一に取り付けられたポスト808は、スロット814の両端部によって規定される張り出しのロック位置と後退のロック解除位置の間で、回路ボード802を移動させるためのユーザーアクセスを提供する。ポスト808は、その上部表面に、コインまたは他のツールを受けるような寸法に形成された陥凹部816を有し、ユーザーがパック204をロック及びロック解除するのに役立つ。あるいは、ポスト808の代わりに、回路ボード802を移動させるためのユーザーアクセスを提供するどんな種類のスイッチでも実装してよい。たとえば、図38Aで示されるように、下面812に対して面一に取り付けられたタブ811を有するスライド可能なスイッチ809を使用してよい。] [0056] パック204の側縁226に形成される開口470は、張り出しのロック位置にある回路ボード802の端部806を受容するように寸法が決められ形成される。パック204が情報入力モジュール202に嵌合され、張り出しのロック位置のとき、接点部材830は、パック204の開口470に配置され位置合せされた接触電極レセプタクル832(図39)の対応する接点部材と電気的に接続する。レセプタクル832の接点部材は、図21の接触面404に類似の方法で機能する。端部806がレセプタクル832にきちんと嵌合することによって、その結果、パック204は情報入力モジュール202に確実にロックされる。] [0057] 図38は、情報入力モジュール202の内部の中のプリント回路ボード802の配置を示す断面図である。回路ボード802は、組み立てられたハウジング部420と422によって形成される統合ガイドレール836の内側を進む。スロット814の(図38だけに示されている)オプションの井戸838は、ユーザーの指によるアクセスを容易にする。数値キーパッド840は、情報入力モジュール202の上面842に嵌め込まれる。] [0058] 図39と40は、図34と35の情報入力モジュール202及びパック204の断面図であり、それぞれ、プリント回路ボード802が、張り出しのロック位置と後退したロック解除位置にあるときに情報入力モジュール202とパック204が取る対向関係を示している。] [0059] 図41は、情報入力モジュール202とパック204の断面図であって、代わりのスライド可能なプリント回路ボードアセンブリ850を使用してインプリメントされ、そして、回路ボードアセンブリ850が張り出しのロック位置にあるときに、情報入力モジュール202とパック204とが取る対向関係を示している。図42は、回路ボードアセンブリ850のスライド可能な部分であるフレックス回路ホルダー852と、電気的にフレックス回路ホルダー852を主回路ボード856(図41)に相互接続するフレックス回路リボン854との部分図である。その主回路ボード856は回路ボードアセンブリ850の固定部分である。フレックス回路リボン854は、Kapton(商標)のようなポリイミド薄膜を含んでよい。] [0060] 図41と42を参照するに、主回路ボード856は、ハウジング部420によって、数値キーパッド840近くその下に支持されている。フレックス回路ホルダー852は、回路ボード802に対して記載したように、統合ガイドレール836によって支持され、その内側を進む。フレックス回路854は、フレックス回路ホルダー852の端と、主回路ボード856の端とに取り付けられ、それらを電気的に相互接続する。ポスト808は、フレックス回路ホルダー852から下方へ垂れ下がり、ハウジング部422のスロット814を貫通する。より具体的には、フレックス回路ホルダー852は、フレックス回路854のまわりを咬んで、剛性を提供し、ガイドレール836間にフレックス回路854を保持する手段を提供し、取り付けられているポスト808に対するユーザー印加の力に応じて摺動する。フレックス回路ホルダー852の端部806の接点部材830は、レセプタクル832の対応する接点部材と電気的に接続する。ユーザーは、ポスト808を操作し、回路ボード802に対して記載したように、端部806を開口804の中へ又は外へスライドさせ、パック204を情報入力モジュール202にロック又はロック解除する。] [0061] 第2の別のスライド可能なプリント回路ボードアセンブリ850′が、図42Aから42Gを参照して説明される。図42Aは、回路ボードアセンブリ850′を使用してインプリメントされる情報入力モジュール202の組立分解等角図であり、そして、図42Bから42Dはその断面図である。回路ボードアセンブリ850′は、摺動するプリント回路ボード857に取り付けられる電極搭載端部806を含む。また、摺動するプリント回路ボード857には、フレックス回路ホルダー852が取り付けられ、そのホルダーは、電極搭載端部806に電気的に接続されている。フレックス回路854の一端は、フレックス回路ホルダー852に取り付けられ、そして、他端は、コネクタ856′を介して主回路ボード856に取り付けられ、主回路ボード856と電極搭載端部806と電気的に相互接続する。主回路ボード856は情報入力モジュール202に対して固定されており、容量性タッチパッド858を含んでよい。] [0062] プリント回路ボードアセンブリ850′は、摺動するプリント回路ボード857が取り付けられるスライダースイッチ859を含む。スライダースイッチ859は、第2のハウジング部422′の端860に隣接して設けられる。第2のハウジング部422′の長さは第1のハウジング部420の長さより短い。その結果、スライダースイッチ859が図42Bと42Cに示すようにロック位置にあるとき、スライダースイッチ859の第1の端859′が第2のハウジング部422′の端860に接し、スライダースイッチ859の第2の端859”が第1のハウジング部420の端861に空間的に整列される。スライダースイッチ859が図42Dに示すようにロック解除の位置にあるとき、スライダースイッチの第2の端859”は、第1のハウジング部420の端861を越えて張り出す。図42Cと42Dに示すように、スライダースイッチ859は、タブ部862を含み、そのタブ部は、摺動するプリント回路ボード857の穴863を通り抜け(図42Aに示される)、第2のハウジング部422′上に形成されるガイドレール864の中を進む。] [0063] 図42Eと42Fは、第1ハウジング部420、主回路ボード856、及びフレックス回路854の無しの情報入力モジュール202を描いている。スライダースイッチ859は、ノブ865′を有する2つのフィンガー部865を含み、それらのノブは、第2のハウジング部422′の内壁868の相補的な丸い部分866と867とかみ合う。ノブ865′は丸い部分866とかみ合い、(図42Eに示される)ロック解除位置にスライダースイッチ859を固定するのを役立つ。そして、ノブ865′は、丸い部分867とかみ合い、(図42Fに示される)ロック位置にスライダースイッチ859を固定するのを役立つ。] [0064] 図42Gは、スライダースイッチがロック位置にある情報入力モジュール202の下面の部分等角図である。図42Gで示されるように、第2のハウジング部422′は、斜めに切られた部分869(すなわち、つまみエリア)を含み、ユーザーがスライダースイッチ859をロック位置からロック解除位置へ動かすのに役立つ。ユーザーは、スライダースイッチ859を操作し、回路ボード802に対して記載したように、端部806を開口804の中へまたは外へスライドさせ、パック204を情報入力モジュール202にロックするまたはロック解除する。] [0065] レセプタクル832内のロック位置へ又はその位置からプリント回路ボード802を移動させる代替手段には、たとえば、サイドカム運動又は回転カム運動のいずれかを使用してプリント回路ボード802を動かす平行配向(側面)スライダーポストがある。] [0066] スライダースイッチ410及びロックピン414のアセンブリとスライド可能なプリント回路ボードアセンブリ850とが、パック204と情報入力モジュール202とを互いにロックする多くの技術の2つの例であることは当業者にとってよく理解できることである。] [0067] 図42A、42E及び42Fはまた、より詳細にロッド240aと240bを示している。ロッド240aと240bは、ガイドピン2402を受けるような寸法に形成されるスロット2400を含む。ガイドピン2402は第1および第2のハウジング部420と422′に固定され、ロッド240aと240bを、空洞2404において第1および第2のハウジング部420と422′に対して移動させることを可能とする。ロッド240aと240bの突起部分2408とかみ合う板ばね2406が設けられ、ロッド240aと240bがばね付勢される。板ばね2406は、どんな種類の材料、例えば、限定する訳ではないが、鋼、ゴム、発泡体またはプラスチックなどから製造してもよい。板ばね2406の端は、空洞2404の底壁2410に接する。パック204が開口209に挿入されるに従い、ロッド240aと240bは、板ばね2406に押し付けられ、板ばね2406は中央近くで曲がる。板ばね2406は、抵抗力をもたらし、その抵抗力によって、溝238がロッド240aと240bに空間的に位置合せされるとき、ロッド240aと240bがパックの溝238にきちんと嵌まる。ロッド240aと240bに対して記載したように、ロッド240aと240bとは反対側の側壁242に設けられるロッド240は、ハウジング部420と422′に対して固定してもよく、またはばね付勢してもよい。] [0068] 図43は、モジュール式通信装置200の電話送受話器に類似した電話送受話器の形態の携帯用モジュール式通信装置870の部分分解斜視図であり、異なる点は、前者の携帯用モジュール式通信装置870が、充電ステーション876のドックの開口874に置かれるように構成されておりそして充電ステーション876にある固体メモリ878に格納する最新情報を受信するように装備されている情報入力モジュール872を含んでいることである。充電ステーション876に設置された、パック204と情報入力モジュール872から組み立てられた送受話器は、充電を受けることに加えて、送受話器870が充電ステーション876に最後に装着されてからある時間の間に、パック204によって取得し保存された情報をメモリ878にダウンロードする。図44は、情報入力モジュール872の背面斜視図であり、当該モジュールは、底面に、パック204の音声スピーカ220によって出された音を通過させる音発生孔880を有すると共に、その底側の側縁に、メモリ878に情報ダウンロード通信リンクを提供する接続リンクウインドウ882を有している。たとえば、リンクウインドウ882の好ましい実施態様は、ドック開口874内の1セットの空間的に整列された同じ数の電気接点に対応する例えば6〜8個の電気接点の1セットである。送受話器870がドックの開口874に置かれるとき、電気接点のセットによって、一般のワイヤレス宅内電話で実行される方法と類似の方法で、組み立てられた送受話器870と充電ステーション876とメモリ878の間で、充電と情報転送が可能となる。リンクウインドウ882の別の好ましい実施態様は、充電および情報転送用のIRリンクと金属接点を組み合わせて、メモリ878に情報ダウンロード通信リンクを提供する。] [0069] 送受話器が充電ステーション876に装着されているとき、送受話器870は通常、時計付き電話として機能する。時計付き電話は、電話が使用されていないとき、表示面216に時刻または同様の情報の7桁表示を提示する。充電ステーション876はスヌーズ機能ボタン884を含む。そのスヌーズ機能ボタンは、時計付きラジオに見られるスヌーズボタンと同種であり、そのボタンによって、事前に設定した時間が経過した後ユーザーは、アラーム機能を無効にすることができる。] [0070] 図45は、情報入力モジュール872と、空間的に整列されたキーパッドボタン892に外嵌する穴890及びパック204を収容する開口896に外嵌するフレーム部分894を有する変更可能な表面プレート888との分解図を示す。変更可能な表面プレート888によって、色または外観のデザイン変更が容易になり、モジュール式通信装置870の全体の外観の迅速なカスタマイズが容易になる。] [0071] 図45Aは、ビデオ通信を可能にする充電ステーション876′のドックの開口874に置かれている情報入力モジュール872の斜視図である。充電ステーション876′は、表示画面897とビデオカメラ898だけでなく、上述の充電ステーション876のすべての特徴を含む。表示画面897は、液晶ディスプレイ(LCD)のようなフラットスクリーンディスプレイであってよい。情報入力モジュール872がドックの開口874に置かれているとき、ドックの開口874の電気接点は、情報入力モジュール872の電気接点に空間的に位置合わせされ、充電ステーション876′と情報入力モジュール202との間で情報転送を行う。ビデオカメラ898がユーザーのビデオ画像を撮り、携帯用モジュール式通信装置870によって確立される通信リンクによって、ビデオ画像を表す情報を第3者に伝え、第3者の表示画面上に表示される。ユーザーが彼自身/彼女自身の画像を見ることができるように、ビデオカメラ898で撮像されるビデオ画像は、パック204の表示面216に表示してもよい。第3者のビデオ画像を表す情報が、通信リンクによって携帯用モジュール式通信装置870に通信されてよく、そして、第3者のビデオ画像が表示画面897上に表示されてよい。第3者のビデオ画像以外の情報が、表示画面897上に表示されてもよい。] [0072] 図19から24に示されるセグメント化されたばね付勢型電気接点セット400が、本特許出願で記載される他のどの実施形態においても、データ及び通信リンク、並びに電源接続として機能する導電性ロッドに代わるものとして使用できることは当業者にとってよく理解できることである。] [0073] 記載される実施形態の各々においては、情報入力モジュールが(開いたまたは閉じた)フレーム構造を備え、それに対してパックがぴったりと固定して挿入され、そしてそれよりパックが取り外されることも当業者にとってよく理解できることである。パックと情報入力モジュールは、IR、ブルートゥース、電気機械接続またはそれらのどんな組合せによっても通信してよい。さらに、パックは、パックが装着される又は取り付けられる任意の情報またはメディア装置に、無線通信能力を加えることができる。] [0074] 情報送達モジュールの実施形態は、音声命令に応答する音声認識能力、ハンズフリー通信を可能にする音声認識能力、またはこれら両方を備えてよい。情報入力モジュールの実施形態は、さらなる電力供給及び処理回路を含み、モジュール式通信装置が所望の方法で動作または機能できるようにしてよい。さらに、情報入力モジュールにさらなるシミュレーション回路を設けることによって、情報入力モジュールが複数のタスクモード(例えばゲームモードとテキストメッセージングモード)を実行できるようにしてよい。] [0075] モジュール式多機能装置、すなわちPODの様々な無数の可能な実施形態の外観は、技術とユーザーとの間の相互作用を暖かみのあるものにする。携帯電話と他の携帯用通信装置がますますファッション傾向に影響されていると認識することによって、出願人は、様々な形状、色、材質、及び仕上げの選択肢において、ユーザーがそれぞれの個々のスタイルを表現するのを可能にし、ユーザーの日常的な環境にしっくり合うPODモジュールを開発した。PODは、ユーザーに技術の制約または魅力のない外観に適応することを要求するよりむしろ、ユーザーのライフスタイルに適応する。モジュール式設計手法は、カスタマイズに対するユーザーの欲求をかなえながら、目に付く外観と商標を創り出す。] [0076] 人同士の対面のやりとりがますます技術によって置き替えられている世界で、魅力的で、抑え難い、個人的体験を可能にするモジュール式多機能通信装置は、ユーザーの日常生活において広範囲の変化をもたらすことができる。PODは、まさにその広範囲の変化を実現する。顧客を1つの外観、限られた構成、及び有限な機能に閉じ込める携帯電話とは異なり、PODのカスタマイズ可能性は、様々なユーザーと使用シナリオに対して、最適な個人化、構成、及び機能性を与える。ユーザーは、彼または彼女のPODをスポーツクラブから仮装パーティー、家庭、オフィスまでどこにでも携行し、そしてそれを容易に各々の環境にしっくり合わせることができる。電話、PDA、カメラ、音楽ファイル、時計、及びゲームを含むすべてのユーザーの技術的ニーズを1台の装置に組み込むことによって、PODは1つの一貫性のあるインタフェースを用いて、日常生活で使用される技術的なオプションの広大な領域を単純化する。同時に、PODは、ユーザーが独自のファッションを主張し、個人的スタイルを表現できるようにするウェアラブル技術となる。] [0077] POD設計ソリューションは、他のどの現在利用できるカスタマイズソリューションよりも用途が広く且つそれほど高価でもなく、その結果、個々のユーザーのニーズ、欲求、及び美的感性にぴったり合う手頃な価格の多機能携帯電話またはその他の通信装置となる。] [0078] 図46と47は、情報入力モジュールとして画像視聴装置902を含む、モジュール式通信装置900の斜視図である。画像視聴装置902は、前面904に表示画面906を含む。表示画面906は、当技術分野で周知の液晶ディスプレイまたは他のタイプのディスプレイであってよい。表示画面906は、容量性タッチセンシング技術で実現されるタッチスクリーンであってもよい。図46は、画像視聴装置902の背面910にある矩形の開口908へ挿入するために空間的に位置合せされているパック204を示す。画像視聴装置902は、矩形の開口908にフロア912を含み、そのフロアは、パック204が開口908に挿入されたとき、パック204の表示面216を覆う。画像視聴装置902は伝導ロッドまたはセグメント化されたばね付勢型電気接点セットを含んでよい。そして、パック204は前に述べたように、対応する溝を含んでよい。画像視聴装置902は、前述のとおり、パック204用のロック機構または止めピンを含んでよい。画像視聴装置902は、ユーザーが様々な機能、例えば電源オン/オフ、音量調節、明るさとコントラスト調節、画像間のナビゲーションなどを制御するのを可能にするボタン914とボタンセット916と918を含む。画像視聴装置902はまた、背面910上に、ユーザー取り扱い用のグリップ面を提供するパッド920を含む。 動作の間、パック204は画像視聴装置902に表示情報を通信し、1つ又は複数の画像が表示画面906に現れる。たとえば、パック204は画像視聴装置902に画像またはビデオ情報を通信し、スチール写真またはビデオ画像が表示画面906に現れる。パック204が開口908に挿入されているとき、パック204の表示面216がユーザーには見えないので、パック204は、情報を表示面216に表示するのに用いられる信号を画像視聴装置902に通信し、情報が表示画面906に表示される。言い換えると、パック204が画像視聴装置902に嵌合されているとき、表示画面906は、表示面216の代わりに情報を表示する。表示画面906は、表示面216より大きなディスプレイを有しているので、表示画面906に現れる画像は、表示面216に表示される場合のそれら画像よりも大きく、従って見るのがより簡単である。画像視聴装置902は、したがって、グラフィック情報、例えば画像及びビデオなどのユーザーの視聴体験を向上することができる。] [0079] 図48は、情報入力モジュールとして業務用電話ドック1002を含む、モジュール式通信装置1000の部分分解斜視図である。図48は、前面1006上の開口1004に空間的に位置合わせされるパック204を示す。業務用電話ドック1002は、送受話器1008と、従来のボタンセット1012を含む基本ユニット1010とを含む。それによって、ユーザーは、固定の業務用電話に標準的ないくつかの機能、例えば、限定する訳ではないが、電話番号のダイヤル、自動転送、電話会議、保留など実行することができる。情報は、電話コード(図示せず)または無線通信によって、送受話器1008と基本ユニット1010の間で通信してよい。動作中、パック204の表示面216は、様々な情報、例えば発信番号または着信の名前と番号などを表示してよい。] [0080] パック204が開口1004に設置されると、パック204の携帯電話機能が、装置1000と外部の間の通信リンクを確立する。固定電話は、通信のために必要ではない。このように、パック204が業務用電話ドック1002に嵌合されると、装置1000は、通常の固定電話通信よりもむしろ携帯電話通信を使用する、全機能型の業務用電話になる。業務用電話ドック1002は、従来の業務用電話送受話器とそれに関連した複数の本線に取って代わることができる。] [0081] 図49Aと49Bは、情報入力モジュールとして折り畳み可能な、またはフリップ電話1102を含む、モジュール式通信装置1100を示す。電話1102は、第1の部分1104と第2の部分1106を含み、それらの部分は、ヒンジ1108によってそれらの幅の方向に沿って互いに枢動可能に接続される。図49Aと、図49Bの上の図とは、展開された構成の電話1102を示す。図49Aは、第2の部分1106にある開口1110へ挿入するために空間的に位置合せされているパック204を示す。ボタン一式1112が、第1の部分1104の内側表面1114に設けられ、その結果、パック204が開口1110に挿入され、電話1102が閉じた構成(図49Bの下の図)のとき、ボタン1112がパック204の表示面216とは対向関係になる。電話1102が閉じた構成のとき、表示面216は電源オフしてよく、そして、電話1102が広げられるとき(矢1116によって表される)、表示面216は自動的に電源オンされ、様々な情報を表示してよい。電話1102は伝導ロッドまたはセグメント化されたばね付勢型電気接点セットを含んでよく、そして、パック204は前述のとおり、対応する溝を含んでよい。電話1102は、前述のとおり、パック204用のロック機構または止めピンを含んでもよい。] [0082] 図50A、50B、50C及び50Dは、情報入力モジュールとして健康モジュール1202を含む、モジュール式通信装置1200を示す。健康モジュール1202は、ユーザーが図50Dで示すように彼または彼女の首のまわりに置くことができるコード1206が付けられている上の部分を含む。健康モジュール1202も前面1208に、パック204を収容するような寸法に形成された開口1210を含む。図50Aは、開口1210へ挿入するために空間的に位置合せされているパック204を示す。装置1200は、無線通信、例えばブルートゥース通信などを使用して、ユーザー装着の1つ又は複数のモニター1212より情報を受信し、そしてそれらモニターへ情報を送る。モニター1212は、ユーザーの様々な生命兆候、例えば心拍数と呼吸数などを測り、そして、移動した水平距離および/または垂直距離のような他の計量を測ってよい。モニター1212は、装置1200に情報を通信し、その装置では、情報は処理し、格納し、表示面216に表示してよく、および/または、携帯電話通信によって別の装置に通信してよい。健康モジュール1202は伝導ロッドまたはセグメント化されたばね付勢型電気接点セットを含んでよく、そして、パック204は前述のとおり、対応する溝を含んでよい。健康モジュール1202は、前述のとおり、パック204用のロック機構または止めピンを含んでもよい。] [0083] 図51は、様々な異なる種類の情報入力モジュール1302、1304、1306、及び1308に嵌合されるパック204を示し、様々な情報入力モジュールに嵌合されるときのパック204のモジュール式汎用インタフェース機構を例示している。各々の情報入力モジュール1302、1304、1306、及び1308はその固有の機能に関する特有のアプリケーションを含む。パック204が情報入力モジュールに挿入されると、パック204が嵌合されている情報入力モジュールのタイプをパック204が認識できるように、パック204と情報入力モジュール間で情報が通信される。パック204が情報入力モジュールのタイプを確認したあと、パック204はグラフィカルインタフェースを表示面216に表示する。その表示面は、パック204が取り付けられている情報入力モジュールのコア機能によって指示される。たとえば、パック204は、情報入力モジュール1302、1306、及び1308に対して表示グラフィックスを横方向に自動的に方向を合わせ、そして、情報入力モジュール1304に対して表示グラフィックスを縦方向に自動的に合わせることができる。また、パック204は情報入力モジュールの機能に特有のグラフィックスを自動的に表示してよい。パック204はメニュー項目を表す複数のアイコンを表示してよく、レンズ機能を含めてよい。その機能では、ユーザーによって選択されているアイコンは非選択のアイコンより大きく見える。ユーザーは、アイコン間をナビゲートし、非選択アイコンを選択アイコンに変えてよい。オープンソースソフトウェアによって、異なる種類の情報入力モジュール用の新しいインタフェースを作成してよい。このように、情報入力モジュールの機能に特有のグラフィカルインタフェースを自動的に表示することによって、継ぎ目のないホリスティクなユーザー体験を作り出せる。 多くの変更が、本発明の基本原理から逸脱することなく上記の実施形態の詳細に対して行うことができることは、当業者にとって明白である。本発明の範囲は、したがって、以下の特許請求範囲だけで決定されるべきである。]
权利要求:
請求項1 美的外観若しくは動作機能または両方を、モジュール構成要素の選択可能な置換により、カスタマイズ可能であるモジュール式多機能通信装置であって、表示画面と、少なくとも部分的にはユーザーの指示が無くてもユーザーの視察用に前記表示画面上に表示する情報を送達する信号を供給するために関連付けられた電子回路とを含む携帯用の情報送達モジュールであって、当該情報送達モジュールは、周囲の側縁と、前記情報送達モジュールの前記電子回路が応答する信号を伝える導電体とを有する、情報送達モジュールと;ユーザーにより決定された情報を送るために前記情報送達モジュールが応答する、ユーザー生成の命令信号に応じて動作可能な入力デバイスを含む情報入力モジュールであって、当該情報入力モジュールは、少なくとも1つが開口部を含む対向する主要面を有するハウジングを含み、当該開口部は、電気的な接続と機械的な接続が解除可能なように前記情報送達モジュールの設置を受容する寸法に形成され、当該開口部は、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの前記開口部に置かれるときに、前記情報送達モジュールの周囲の側縁を囲む内側の境界によって画定される、情報入力モジュールと;前記情報入力モジュールの内側境界に沿って配置される連結部材であって、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの前記開口部に置かれるときに、前記情報送達モジュールに対して解除可能なスナップ嵌合を提供する、連結部材と;前記情報入力モジュールと前記情報送達モジュールとに関係する嵌合可能部材であって、当該嵌合可能部材は、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの前記開口部に置かれるとき、前記嵌合可能部材が空間的に位置合せされ、締結力に応じて前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールに対して適所に固定される嵌合状態を取るように互いに協働するように構成されている、嵌合可能部材とを含むモジュール式多機能通信装置。 請求項2 前記嵌合可能部材は、前記情報入力モジュール内で張り出し可能で後退可能な固定部材と、前記情報送達モジュールの開口とを含み、前記嵌合状態は、前記固定部材の前記開口への張り出しによって達成される、請求項1に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項3 前記張り出し可能で後退可能な固定部材が、前記情報入力モジュールの前記ハウジングにあるスライダースイッチの作動に応じて張り出しそして後退する、請求項2に記載のモジュルー式多機能通信装置。 請求項4 前記張り出し可能で後退可能な固定部材が接触電極を含み、前記開口が接触電極レセプタクルを含み、前記嵌合状態が、前記接触電極の前記接触電極レセプタクルへの張り出しによって達成される、請求項2に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項5 前記接触電極レセプタクルは、前記情報送達モジュールにおける前記電子回路が応答する信号を伝えるように機能し、前記情報入力モジュールの前記接触電極が、前記接触電極レセプタクルへの電力とデータ通信リンクの一方または両方を提供する、請求項4に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項6 前記情報入力モジュールが、前記ハウジング内に、ハウジングに対して固定された主回路ボードを含み、前記主回路ボードが、フレキシブル回路によって前記接触電極と電気的に接触している、請求項5に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項7 前記張り出し可能で後退可能な固定部材が、可動回路ボードの一部である、請求項5に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項8 前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの前記開口部に置かれるとき、前記連結部材が、前記情報送達モジュールの前記導電体と電気的に接触する、請求項1に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項9 前記連結部材が、前記情報送達モジュールに対して解除可能なスナップ嵌合を提供するようにばねで付勢されている導電性ロッドを含む、請求項8に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項10 前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの前記開口部に置かれるとき、前記導電性ロッドが前記導電体と接触し、前記情報入力モジュールから前記情報送達モジュールに電力を供給する、請求項9に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項11 前記導電性ロッドと前記導電体とが、前記情報入力モジュールと前記情報送達モジュール間にデータ通信リンクを提供し、前記情報入力モジュールと前記情報送達モジュールの間で、前記ユーザー生成の命令信号の伝送を容易にする、請求項9に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項12 前記情報送達モジュールが、その前記周囲の側縁の一部に沿う溝を含み、その溝の内において、前記導電性ロッドが、前記情報送達モジュールに対して前記解除可能なスナップ嵌合を提供するような寸法に形成される、請求項9に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項13 前記溝が前記周囲の側縁の第1の部分に沿って第1の溝を構成し、前記情報送達モジュールがその周囲の側縁の第2の部分に沿って、前記第1の溝の反対側の場所に配置される第2の溝を含み、前記ロッドが第1のロッドを構成し、前記情報入力モジュールは、その内側の境界に沿って、前記第1の導電性ロッドの反対側の場所に配置される第2のロッドを含み、前記第2のロッドは、前記第2の溝に嵌まり、前記情報送達モジュールに対して解除可能なスナップ嵌合を提供するような寸法に形成される、請求項12に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項14 前記第2のロッドは導電性を有し、前記情報送達モジュールが第2の導電体を含み、当該導電体は、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの開口部に置かれるときに、前記第2のロッドと電気的に接触するように位置付けられる、請求項13に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項15 前記情報送達モジュールの前記導電体が複数の電気接点を含み、前記情報入力モジュールの前記連結部材が、ばね付勢型電気接点セットの複数の電気接点を含み、前記セットの電気接点は、前記情報入力モジュールの前記内側の境界に沿って配置され、前記情報送達モジュールが情報入力モジュールの開口部に置かれるときに、前記セットの電気接点が、前記情報送達モジュールの前記複数の電気接点の対応する電気接点と電気的に接触する、請求項8に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項16 前記セットのばね付勢型電気接点のうちの少なくとも1つが、前記情報入力モジュールから前記情報送達モジュールに対する電力の供給を容易にする、請求項15に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項17 前記セットのばね付勢型電気接点の少なくともいくつかが、前記情報入力モジュールと前記情報送達モジュール間にデータ通信リンクを提供し、前記情報入力モジュールと前記情報送達モジュール間での前記ユーザー生成の命令信号の伝送を容易にする、請求項15に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項18 前記情報送達モジュールが、その周囲の側縁の一部に沿って溝を含み、その溝の内において、前記セットのばね付勢型電気接点が、前記情報送達モジュールに対して前記解除可能なスナップ嵌合を提供するような寸法に形成される、請求項15に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項19 前記溝が前記周囲の側縁の第1の部分に沿って第1の溝を構成し、前記情報送達モジュールが、その周囲の側縁の第2の部分に沿って、前記第1の溝の反対側の場所に配置される第2の溝を含み、前記情報入力モジュールが、その内側の境界に沿って、ばね付勢型電気接点の前記セットの反対側の場所にロッドを含み、そのロッドは、前記第2の溝に嵌るような寸法に形成され、前記情報送達モジュールに対して前記解除可能なスナップ嵌合を提供する、請求項18に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項20 前記ロッドは導電性を有し、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの前記開口部に置かれるときに、前記情報送達モジュールの前記複数の電気接点のうちの1つと前記ロッドが電気的に接触する、請求項19に記載のモジュール式多機能通信装置。 請求項21 携帯用の情報送達モジュールと嵌合し、一体的なモジュール式多機能通信装置を形成する情報入力モジュールであって、前記情報入力モジュールと前記情報送達モジュール間で情報の通信を容易にする電子回路を含むハウジングであって、当該ハウジングは、少なくとも1つが開口部を含む対向する主要面を含み、当該開口部は、前記情報送達モジュールの設置を受容するような寸法に形成され、当該開口部は、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの前記開口部に置かれるときに、前記情報送達モジュールの周囲の側縁を囲む内側の境界によって画定される、ハウジングと;前記情報入力モジュールの内側境界に沿って配置される連結部材であって、前記情報送達モジュールが前記開口部に置かれるときに、前記情報送達モジュールに対して解除可能なスナップ嵌合を提供する、連結部材と;前記ハウジングによって支持され、前記電子回路と通じている入力デバイスであって、当該入力デバイスは、前記情報送達モジュールが前記開口部に置かれるときに、前記情報送達モジュールに送られるユーザー生成の命令信号を発生する、入力デバイスと;前記情報送達モジュールの開口と嵌合可能な固定部材であって、当該固定部材は、前記情報入力モジュールが前記開口部に置かれるときに、前記固定部材が前記開口と空間的に位置合せされ、締結力に応じて、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールに対して適所に固定される嵌合状態を前記開口と取るように、前記開口と協働するように構成されている、固定部材とを含む情報入力モジュール。 請求項22 前記ハウジングに配置されたスライダースイッチをさらに含み、前記固定部材が、前記スライダースイッチの作動に応じて張り出し可能で後退可能である、請求項21に記載の情報入力モジュール。 請求項23 前記固定部材は、前記情報送達モジュールの前記開口に配置される接触電極レセプタクルに嵌るような寸法に形成され、前記固定部材は接触電極を含み、当該接触電極は、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの前記開口部に置かれて前記嵌合状態が取られるときに、前記接触電極レセプタクルと電気的に接触する、請求項21に記載の情報入力モジュール。 請求項24 前記接触電極は、前記接触電極レセプタクルへの電力とデータ通信リンクの一方または両方を提供する、請求項23に記載の情報入力モジュール。 請求項25 前記情報入力モジュールは、前記ハウジング内部に、前記ハウジングに対して固定された主回路ボードを含み、当該主回路ボードがフレキシブル回路によって接触電極に接続されている、請求項24に記載の情報入力モジュール。 請求項26 前記固定部材は可動回路ボードの一部である、請求項24に記載の情報入力モジュール。 請求項27 前記連結部材は導電性を有し、前記情報送達モジュールが前記開口部に置かれるときに、前記連結部材が、前記情報送達モジュールの導電体と電気的に接触する、請求項21に記載の情報入力モジュール。 請求項28 前記情報送達モジュールが前記開口部に置かれるとき、前記連結部材が、前記情報送達モジュールへの電力とデータ通信リンクの一方または両方を提供する、請求項27に記載の情報入力モジュール。 請求項29 前記連結部材は、前記情報送達モジュールに対して前記解除可能なスナップ嵌合を提供するようにばね付勢されるロッドである、請求項28に記載の情報入力モジュール。 請求項30 前記連結部材は、ばね付勢型電気接点セットの複数の電気接点を含み、それらの電気接点は、前記内側の境界に沿って間隔をあけて離され、前記情報送達モジュールの前記導電体の複数の接点と電気的に接触する、請求項28に記載の情報入力モジュール。 請求項31 前記連結部材が第1の連結部材を構成し、前記情報入力モジュールが、前記第1の連結部材の反対側の場所に前記内側の境界に沿って配置される第2の連結部材を含む、請求項21に記載の情報入力モジュール。 請求項32 情報入力モジュールと嵌合し、一体的なモジュール式多機能通信装置を形成する携帯用の情報送達モジュールであって、ほぼ平坦な対向する主要面と周囲の側縁とを有し、情報入力モジュールの開口部に配置されるように寸法決めして構成される本体であって、当該本体は、少なくとも部分的にはユーザーの指示が無くてもユーザーへの情報を送達する信号を提供する電子回路を含む、本体と;前記本体の前記対向主要面のうちの1つによって支持される表示画面であって、前記電子回路と通信して、少なくとも情報のいくつかをユーザーに提示する、表示画面と;前記本体の前記周囲の側縁の一部に沿って配置される溝であり、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの前記開口部に置かれるときに、前記情報入力モジュールの連結部材と係合して、前記情報送達モジュールに対して前記解除可能なスナップ嵌合を提供するように構成される、溝と;前記電子回路が応答する信号を伝える導電体であって、当該導電体が、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの前記開口部に置かれるときに、前記情報入力モジュールと前記情報送達モジュール間の電気的接続を提供する、導電体と;前記情報入力モジュールの固定部材と嵌合可能な開口であって、当該開口は、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの前記開口部に置かれるときに、前記固定部材に空間的に位置合わせされ、前記固定部材に印加される締結力に応じて、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールに対して適所に固定される嵌合状態を前記固定部材と取るように、前記固定部材と協働するように構成される、開口とを含む情報送達モジュール。 請求項33 前記開口に配置される接触電極レセプタクルをさらに含み、前記接触電極レセプタクルは、前記固定部材を収容するような寸法に形成され、前記嵌合状態が取られるときに、前記接触電極レセプタクルが前記固定部材の接触電極と電気的に接続を行う、請求項32に記載の情報送達モジュール。 請求項34 前記接触電極レセプタクルが、前記電子回路が応答する信号を伝えるように機能する、請求項33に記載の情報送達モジュール。 請求項35 前記導電体は前記溝に配置され、そして、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの前記開口部に置かれるときに、前記導電体が、前記情報入力モジュールの前記連結部材と電気的に接触する、請求項32に記載の情報送達モジュール。 請求項36 前記導電体は複数の電気接点を含み、それらの電気接点が、前記溝において間隔をあけて離され、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの前記開口部に置かれるときに、前記情報入力モジュールの前記連結部材の複数の電気接点と電気的に接触する、請求項35に記載の情報送達モジュール。 請求項37 前記溝が前記周囲の側縁の第1の部分に沿って第1の溝を構成し、前記情報送達モジュールが前記周囲の側縁の第2の部分に沿って、前記第1の溝の反対側の場所に配置される第2の溝を含み、前記情報送達モジュールが前記情報入力モジュールの前記開口部に置かれるときに、前記第2の溝が、前記情報入力モジュールの第2の連結部材と係合するように構成される、請求項32に記載の情報送達モジュール。
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