![]() 無線通信網における動的干渉制御
专利摘要:
動的干渉管理の方法および装置が、開示される。周波数チャネルが、複数のグループ(グループ0〜15)に分割される。2つ以上のグループに、ノードの不利度を反映する重み(重み0、1)が割り当てられる。各グループは、複数のトーン(トーン0〜29)にさらに分割される。干渉を経験しているノードが、グループを決定し、そのグループ内でトーンを選択し、その選択されたトーンを使用して無線信号を送信する。受信側ノードが、その選択されたトーンを含む複数のトーンを受信し、それらの受信されたトーンから活性のトーンを識別し、さらにそれらの活性のトーンの重みに基づいて、応答を決定する。 公开号:JP2011509601A 申请号:JP2010541487 申请日:2008-12-22 公开日:2011-03-24 发明作者:サンパス、アシュウィン;ホーン、ガビン・バーナード 申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated; IPC主号:H04J11-00
专利说明:
[0001] 本出願は、一般に、無線通信に関し、より具体的には、ただし、排他的にではなく、無線網における干渉管理のための技術に関する。] 背景技術 [0002] 近年、今日、配備されている多数の無線通信システムの開発者は、既存の通信リンクを介する無線伝送の完全性を最大にする方法を見出そうと懸命に努力してきた。配線によるネットワークとは異なり、無線網における信号を伝送するための大気媒体は、多数の離散的な信号が同時に伝送され、互いに干渉する傾向にある環境を生じさせる。これらの別々の伝送は、しばしば、受信された無線信号に雑音および漏話を導入し、このことにより、情報の配信の失敗がもたらされる可能性があり、このことが、全体的なネットワーク効率を低下させる可能性がある。] [0003] この干渉問題は、無線網の容量が、より移動性の高いハンドセット、およびその他の無線デバイスが広く普及して使用されることに応じて段階的に増大しつづける中で、悪化している。一般的に言って、所与の区域内により多くの無線デバイスがあることは、これらのデバイスが全体として干渉をより受けやすいことを意味する。一方、ますます大きい無線帯域幅を求める消費者需要は、そのままである。或る時点で、より大きい容量とより高い帯域幅という二重の目標は、データスループット、利用可能な伝送電力、無線範囲などのようなネットワーク・パラメータに限界を課し始める。] [0004] 無線通信における干渉の影響を制御する様々な技術が、提案されてきた。一部の無線システムは、劣悪な信号品質を経験しているノードが、干渉する信号を送信することを一時的に「撤回」するよう隣接する送信機に要求する専用のメッセージを、それらの送信機に送信することを可能にする。しかし、全体的なネットワークに対する、これらのアプローチの利益は、それらのメッセージ受信側が、他の近くのノードが同様の、またはさらに悪い干渉レベルを経験している可能性があるという事実を考慮するように構成されていない場合、限られている可能性がある。] [0005] ノード間の公平性を考慮するのに、1つの技術は、悩まされているノードが、付近における送信するノードにRUM(リソース利用メッセージ)を送信することを含む。RUMは、(1)ノードが干渉を経験しているチャネルを識別し、さらに(2)他のノードに対する、そのノードの量子化された「不利度」を識別することができる。RUMを受信するノードは、RUM送信側によって使用される搬送周波数上でノードの送信電力を低減することによって、または干渉が許容可能なレベルに低下するまで、送信することを控えることによって、最も不利なノードのニーズに最初に対処するように構成されることが可能である。影響を受けている他のノードは、互いに対する不利のそれぞれのレベルが時とともに変化するにつれ、順に対処されることが可能である。] [0006] RUMアプローチを不明瞭にするのが、無線通信システムにおけるアクセス・ポイントやアクセス端末装置などの多くの無線ノードが、付近におけるすべてのノードの通信チャネルのアプリオリの知識を必ずしも有さないという事実である。例えば、干渉する送信機には、影響を受けているノードと通信するネットワーク・リソースが割り当てられていない可能性があり、影響を受けているノードに、干渉する送信機と通信するネットワーク・リソースが割り当てられていない可能性もある。したがって、従来のアプローチは、これらの送信機が、これらのノードからのRUMを首尾一貫して検出するように、さらなるネットワーク・リソースを専用に確保することを要求する。そのようなアプローチは、非効率であり、ネットワーク・リソースを不相応に食う傾向にある。] [0007] 本開示のサンプル態様の概要を以下に述べる。本明細書の態様という語へのいずれの言及も、本開示の1つまたは複数の態様を指す可能性があることを理解されたい。] [0008] 本開示の一態様において、無線通信のための装置が、トーンの複数のグループからトーンの或るグループを決定し、そのグループの中の或るトーンを選択し、さらにそのトーンを使用して無線信号を送信するように構成された処理システムを含む。] [0009] 本開示の別の態様において、無線通信のための装置が、トーンの複数のグループからトーンの或るグループを決定するための手段と、そのグループの中の或るトーンを選択するための手段と、そのトーンを使用して無線信号を送信するための手段とを含む。] [0010] 本開示の別の態様において、無線通信のための装置が、複数のトーンを受信し、或る条件を満たすエネルギーの測度を備える受信されたトーンを活性のトーンとして識別し、それぞれの活性のトーンに関する、それぞれが重みを備えるグループを識別し、さらにこれらの活性のトーンの重みに基づいて、応答を決定するように構成された処理システムを含む。] [0011] 本開示のさらに別の態様において、装置が、複数のトーンを受信するための手段と、或る条件を満たすエネルギーの測度を備える受信されたトーンを活性のトーンとして識別するための手段と、それぞれの活性のトーンに関する、それぞれが重みを備えるグループを識別するための手段と、これらの活性のトーンの重みに基づいて、応答を決定するための手段とを含む。] [0012] 本開示のさらなる態様において、アクセス・ポイントが、アンテナと、このアンテナ上で無線信号を送信するように構成された送信機と、トーンの複数のグループからトーンの或るグループを決定し、そのグループの中の或るトーンを選択し、さらにそのトーンを使用して送信機から無線信号を送信するように構成された処理システムとを含む。] [0013] 本開示のさらなる態様において、アクセス・ポイントが、アンテナと、複数のトーンを受信するように構成された受信機と、或る条件を満たすエネルギーの測度を備える受信されたトーンを活性のトーンとして識別し、それぞれの活性のトーンに関する、それぞれが重みを備えるグループを識別し、さらにこれらの活性のトーンの重みに基づいて、応答を決定するように構成された処理システムとを含む。] [0014] 本開示のさらに別の態様において、アクセス端末装置が、アンテナと、ユーザ・インターフェースを提供するためのスクリーンと、このスクリーン上で記号を表示するための1つまたは複数の入力キーと、トーンの複数のグループからトーンの或るグループを決定し、そのグループの中の或るトーンを選択し、さらにそのトーンを使用してアンテナから無線信号を送信するように構成された処理システムとを含む。] [0015] 本開示のさらに別の態様において、アクセス端末装置が、アンテナと、ユーザ・インターフェースを提供するためのスクリーンと、このスクリーン上で記号を表示するための1つまたは複数の入力キーと、複数のトーンを受信するように構成された受信機と、或る条件を満たすエネルギーの測度を備える受信されたトーンを活性のトーンとして識別し、それぞれの活性のトーンに関する、それぞれが重みを備えるグループを識別し、さらにこれらの活性のトーンの重みに基づいて、応答を決定するように構成された処理システムとを含む。] [0016] 本開示のさらに別の態様において、無線通信の方法が、トーンの複数のグループからトーンの或るグループを決定すること、そのグループの中の或るトーンを選択すること、およびそのトーンを使用して無線信号を送信することを含む。] [0017] 本開示のさらなる態様において、無線通信の方法が、複数のトーンを受信すること、或る条件を満たすエネルギーの測度を備える受信されたトーンを活性のトーンとして識別すること、それぞれの活性のトーンに関する、それぞれが重みを備えるグループを識別すること、およびこれらの活性のトーンの重みに基づいて、応答を決定することを含む。] [0018] 本開示のさらに別の態様において、マシン可読媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品が、無線通信の方法を実行するためのマシンによって実行可能な命令を含み、これらの命令は、実行されると、トーンの複数のグループからトーンの或るグループを決定し、そのグループの中の或るトーンを選択し、さらにそのトーンを使用して無線信号を送信するように構成される。] [0019] 本開示のさらなる態様において、マシン可読媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品が、無線通信の方法を実行するためのマシンによって実行可能な命令を含み、これらの命令は、実行されると、複数のトーンを受信し、或る条件を満たすエネルギーの測度を備える受信されたトーンを活性のトーンとして識別し、それぞれの活性のトーンに関する、それぞれが重みを備えるグループを識別し、さらにこれらの活性のトーンの重みに基づいて、応答を決定するように構成される。] [0020] 本発明の他の態様は、本発明の様々な態様が示され、例として説明される、以下の詳細な説明から、当業者には直ちに明白となるものと理解される。認識されるとおり、本発明は、すべて本開示の範囲を逸脱することなく、他の構成および実施形態、ならびに異なる構成および実施形態が可能であり、さらに本発明のいくつかの詳細は、他の様々な点で変形が可能である。したがって、図面、および詳細な説明は、例示的な性質であり、限定するものではないと見なされるべきである。] [0021] 本開示の以上、およびその他のサンプル態様は、以下の詳細な説明および添付の特許請求の範囲、および添付の図面において説明される。] 図面の簡単な説明 [0022] 無線通信システムのいくつかのサンプル態様を示す簡略化された図。 無線ノードのネットワークにおけるサンプル・トラヒック・フローを示す簡略化された図。 タイムスロット使用の指定のいくつかのサンプル態様を示す簡略化された図。 タイムスロットを示す図。 RUMトーンを含むタイムスロットを示す図。 複数周波数チャネルを示す図。 RUMが送られる無線網を示す簡略化された図。 制御情報およびデータが交換される順次のタイムスロットを示す簡略化された図。 RUMを送るノードを示す簡略化された流れ図。 RUMを受け取るノードを示す簡略化された流れ図。 トーンのグループに分離された周波数帯を示す概念図。 RUMを送受信するように適合された無線デバイスのいくつかのサンプル態様を示す簡略化された図。 RUMを送るノードを示す概念上の流れ図。 RUMを受け取るノードを示す概念上の流れ図。 トーンの順序付けを示す概念上の流れ図。 通信構成要素のいくつかのサンプル態様を示す簡略化されたブロック図。 本明細書で教示されるとおりタイムスロット使用を指定するように構成された装置のいくつかのサンプル態様を示す簡略化されたブロック図。 選択されたトーン上で無線信号を送信するためのモジュールのセットを示すブロック図。 複数のトーンを受信することに基づいて、応答を決定するためのモジュールのセットを示すブロック図。] 実施例 [0023] 一般的な慣行に従って、図面に例示される様々なフィーチャは、一律の縮尺に従わずに描かれている可能性がある。したがって、様々なフィーチャの寸法は、簡明のため、恣意的に拡大される、または縮小されている可能性がある。さらに、図面のいくつかは、簡明のため簡略化されている可能性がある。このため、図面は、所与の装置(例えば、デバイス)または方法の構成要素のすべては示さない可能性がある。最後に、同様の符号が、本明細書および図の全体にわたって同様のフィーチャを表すように使用されることが可能である。] [0024] 本開示の様々な態様が、後段で説明される。本明細書の教示は、多種多様な形態で実施され得ること、および本明細書で開示される任意の特定の構造、機能、または構造と機能の両方は、代表的であるに過ぎないことが明白であろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示される態様は、他のいずれの態様とも無関係に実施され得ること、およびこれらの態様の2つ以上が、様々な仕方で組み合わされてもよいことが当業者には認識されよう。例えば、本明細書で説明される任意の数の態様を使用して、装置が実施されてもよく、または方法が実践されてもよい。さらに、本明細書で説明される態様の1つまたは複数に加えて、またはそのような態様以外の他の構造、機能、または構造と機能を使用して、そのような装置が実施されてもよく、またはそのような方法が実践されてもよい。さらに、態様は、請求項の少なくとも1つの要素を備えることが可能である。] [0025] 図1は、無線通信システム100のいくつかのサンプル態様を示す。システム100は、ノード102および104として全体的に示されるいくつかの無線ノードを含む。ノード102Bが、WAN(ワイド・エリア・ネットワーク)111に接続される。所与のノードが、1つまたは複数のトラヒック・フローを受信する、1つまたは複数のトラヒック・フローを送信する、またはその両方を行うことが可能である。例えば、各ノードが、少なくとも1つのアンテナ、ならびに関連する受信機構成要素および送信機構成要素を備えることが可能である。以下の説明において、受信するノードという用語は、受信しているノードを指すのに使用されることが可能であり、送信するノードという用語は、送信しているノードを指すのに使用されることが可能である。しかし、そのような呼び方は、そのノードが送信動作と受信動作の両方を実行することができないことを暗示しない。] 図1 [0026] 一部の実施形態において、ノードは、アクセス端末装置、中継ポイント、またはアクセス・ポイントを備えることが可能である。例えば、ノード102が、アクセス・ポイントまたは中継ポイントを備えることが可能であり、ノード104が、アクセス端末装置を備えることが可能である。アクセス端末装置は、ユーザコマンドを入力するため、または記号を表示するためのキー108や、記号を表示するためのユーザ・インターフェースを提供するスクリーン106などの属性を含むことが可能である。通常の実施形態において、アクセス・ポイント102は、ネットワーク(例えば、Wi−Fi網、セルラー網、WiMax網、インターネットなどのワイド・エリア・ネットワークなど)に関する接続を提供する。中継ポイント102は、別の中継ポイント、またはアクセス・ポイントに対する接続を提供することが可能である。例えば、アクセス端末装置(例えば、アクセス端末装置104A)が、中継ポイント(例えば、中継ポイント102A)またはアクセス・ポイント(例えば、アクセス・ポイント102B)のカバレッジエリア内にある場合、アクセス端末装置104Aは、システム100または他の何らかのネットワークに接続された別のデバイスと通信することができる可能性がある。] [0027] 図1に開示される無線通信システムなどの無線通信システムにおいて、ネットワークにおけるノードは、関連する任意のノードと通信する(すなわち、データを送受信する)ことができる。一般に、関連するノードとは、そのノードと別のノードの間で通信リンクが確立されている任意のノードである。通信リンクは、ノードの1つによって、または中心プランに従ってネットワーク・リソースを割り当てるように構成された別のネットワークエンティティによって識別されることが可能なリソースのセットを含む。] 図1 [0028] 本明細書で開示される態様は、OFDM(直交周波数分割多重化)シグナリングに基づくトーン選択について説明するが、他の技術が、開示される態様で利用されることが可能であることに留意されたい。OFDMシグナリングにおいて、各ノードは、データ伝送のための必要な制御情報(例えば、送信する要求、送信する許可)を送信するのに1つまたは複数のトーンを利用する。例えば、通信リンクを確立するようにハンドシェークを最初に実行する2つのノードが、1つまたは複数のトーン(時間につれて周波数ホッピングされることが可能な)の使用について、またはトーンが、データまたは制御指示を送信するために使用されて、トーンを決定するための規則のセットについて合意に達することが可能である。これらのノードの1つは、例えば、複数のノードの間でネットワーク・リソースを割り当てるように構成されたアクセス・ポイントを含むことが可能である。これら2つのノードの間でリンクが確立されると、1つのノードは、送信する要求を、そのノードの関連するノードに送ることができる。すると、関連するノードは、例えば、ノードが、送信する要求に対応するのに利用可能なリソースを有する場合、許可で応答することができる。] [0029] 別のノードに送信する情報を有するノードは、1つまたは複数の利用可能なタイムスロット上で送信する許可を求めて、多くのタイプのアービトレーション・ノードの1つに要求を送ることができる。要求が許可されると、ノードは、指定されたタイムスロットを使用して、データまたは制御情報、またはデータと制御情報の両方を送信することができる。同期システムにおいて、ノードは、いくつかのタイムスロット中に情報を送信し、他のタイムスロット中に情報を受信するように構成されることが可能である。このため、ノードは、別のノードからそのノードに送られたデータまたは制御情報に関する指定されたタイムスロットを監視することもできる。] [0030] 図2は、送信タイムスロットおよび受信タイムスロットに関連するトラヒック・フローの簡略化された例を示す。図2Aを参照すると、この例では、トラヒックの1つのフローは、ノードA(例えば、図1のノード104A)からノードB(例えば、ノード102A)に向かい、次に、ノードC(例えば、ノード102B)に向かう。ノードA、B、およびCのそれぞれは、いくつかのタイムスロット中に送信する、または受信することを許される。例えば、図2Bを参照すると、ノードAおよびCは、奇数の番号が付けられたタイムスロット中に送信し、ノードBは、偶数の番号の付けられたタイムスロット中に送信する。反対に、ノードAおよびCは、偶数の番号の付けられたタイムスロット中に受信し、ノードBは、奇数の番号が付けられたタイムスロット中に受信する。図2Bのタイムスロットが比較的揃っていることによって示されるとおり、ノードA、B、およびCに関するタイムスロットは、同期されている。] 図1 図2A 図2B [0031] 無線網環境において、任意の所与の時点で、いくつかのノードが、データを送受信していることが可能である。或る特定のノードが、付近における他の1つまたは複数のノードのタイムスロットに同期されることが可能である。特に、より大型のネットワークにおいて、ネットワークにおける2つ以上のノードが、互いに同期されておらず、したがって、例えば、無線データ伝送を受信するノードが、関係のないノードと通信するのに同一の搬送周波数を使用している他の送信するノードからの干渉を経験している可能性があることも同様に可能性が高い。この干渉は、複数の無線セルが偶々、多数の無線デバイスにサービスを提供している場所において、しばしば、より顕著である。この状況において、多くの別々のノードが、類似した、または同一の周波数を使用して、より多くの信号トラヒックを生じさせて、さらにより多くの干渉を生じさせて、無線信号を同時に送受信している可能性がある。] [0032] 無線システムにおけるノード間で干渉の可能性を減らすのに様々な干渉管理技術が、使用されることが可能である。システムにおけるノードは、所与のノードによって経験される干渉の量を減らすのに使用される制御指示を送信することができる。例えば、或る特定のノードからデータを受信しようと試みている際に干渉を経験しているノードが、受信するノードがデータを受信している際に、他のノードが送信するのを控えること、またはそのノードの送信電力を低減することを要求する制御指示を送信することができる。この目的で、送信すべきデータを有するノードは、データを受信することを予期しているノードからの、そのような制御指示がないか定期的にスキャンするように構成されることが可能である。] [0033] 前述したとおり、図2Bにおいて、ノードA、B、およびCに関するタイムスロットは、これらのタイムスロットが同一の時刻に開始し、同一の時刻に終了するという点で、同期されている。そのような実施形態において、タイムスロット内の或る特定の期間が、制御指示の伝送のために指定されることが可能である。この場合、送信すべきデータを有するノードは、タイムスロット中の所定の期間に制御指示がないかスキャンして、送信するノードにそのノードの送信を制限するよう要求している受信するノードが存在するかどうかを判定することができる。干渉回避の、この方法は、同期システム全体にわたって使用されることが可能である。つまり、同期システムにおける任意のノードが、指定された時間に制御指示がないか監視して、送信するノードにそのノードの送信を制限するよう要求している、関連する、または関連していない受信するノードが存在するかどうかを容易に判定することができる。] 図2B [0034] 競合スキームが、ネットワークにおけるノードからの無線伝送が隣接ノードにおいて生じさせる干渉を軽減するのに使用されてもよい。例えば、図1を再び参照すると、ノード104Bが、ノード102Dがノード104C(記号110Bによって表される)に送信しているのと同時に、ノード102C(無線通信記号110Aによって表される)から受信していることが可能である。ノード104Bとノード102Dの間の距離、およびノード102Dの伝送電力に依存して、ノード102D(破線の記号110Cによって表される)からの送信は、ノード104Bにおける受信に干渉する可能性がある。] 図1 [0035] そのような干渉を減らすため、無線通信システムのノードは、ノード間メッセージングスキームを使用することができる。例えば、或るノードにおける受信が干渉を受けている際、受信されるデータのQoS(サービス品質)が、低下する可能性がある。このノードにおけるサービス品質レベルが、所望されるサービス品質レベルを下回って低下した場合、このノードは、本明細書で「RUM」(リソース利用メッセージ)と総称される制御指示を送信することができる。RUMは、受信するノードが不利になっており(例えば、受信している間にそのノードが経験する干渉のため)、衝突回避送信モードを所望することを示すだけでなく、受信するノードが不利になっている度合いも示すように重み付けされることが可能である。] [0036] RUMを受信した送信するノードは、そのノードがRUMを受信したという事実、ならびにこのRUMの重みを利用して、適切な応答を決定することができる。例えば、送信するノードが、関連していない受信するノードが、その送信するノードに関連する受信するノードより不利になっていると判定した場合、送信するノードは、関連していない受信するノードに、通信を受信すべき、よりクリアなチャネルを許すために、指定された期間にわたって送信するのを控えることを選択することができる。代替として、送信するノードは、関連していない受信するノードに干渉するのを回避するように、1つまたは複数の指定されたタイムスロット中に、送信するノードの送信電力を低減してもよい。] [0037] 送信するノードが、そのノード自らの関連する受信するノードが、RUMを送った他の受信するノードより不利になっていると判定した場合には、送信するノードは、それらの関連していないノードからのRUMを無視するように構成されることが可能である。この場合、送信するノードは、次の利用可能なタイムスロット中にそのノードの関連するノードに送信することに取りかかることを選択することができる。] [0038] このため、RUM、および関連する重みの公示は、システムにおけるすべてのノードに公平である衝突回避スキームをもたらすことができる。この場合、送信すべきデータを有するノードは、タイムスロット中の指定された期間に制御指示がないかスキャンして、送信するノードにそのノードの送信を制限するよう要求している受信するノードが存在するかどうかを判定することができる。干渉回避の、この方法は、同期システム全体にわたって使用されることが可能である。つまり、同期システムにおける任意のノードが、指定された時間に制御指示がないか監視して、送信するノードにそのノードの送信を制限するよう要求している、関連する、または関連していない受信するノードが存在するかどうかを容易に判定することができる。] [0039] 図3Aは、サンプルタイムスロット構造を示す。前述したとおり、無線網における2つ以上のノードに関するタイムスロットが、同期されることが可能である。そのような実施形態において、各タイムスロット内の特定の期間が、データ情報の伝送、および制御情報の伝送のために指定されることが可能である。持続時間TSLOTのタイムスロット300が、示される。タイムスロット300は、順方向リンクトラヒック(例えば、アクセス・ポイントまたは中継ポイントからアクセス端末装置に向かうトラヒック・フロー)または逆方向リンクトラヒック(例えば、アクセス端末装置からアクセス・ポイントまたは中継ポイントに向かうトラヒック・フロー)のために使用されることが可能である。この態様において、タイムスロット300は、データが送信され得る持続時間TD1のデータ期間302を有する。また、タイムスロット300は、それぞれの持続時間TC1およびTC2を有する2つの制御部分304および306も有する。制御情報が、制御部分304および306の中で送られることが可能である。例えば、干渉を経験するノードが、制御部分304中にRUMを送信することが可能である。ノードは、制御部分306中に他の制御信号(例えば、送信する要求、許可、肯定応答、否定応答など)および/またはパイロット信号を送信することができる。] 図3A [0040] 実際には、タイムスロット300のフォーマットは、通常、ネットワーク実施形態に応じて変わる。図3におけるデータ部分および制御部分のサイズは、代表的であるに過ぎないことを認識されたい。データ部分のサイズは、制御部分のサイズより相当に大きいことが可能である。さらに、タイムスロットは、複数のデータスロット、複数の制御スロット、または他の変種を含むことが可能である。他の態様において、順方向リンクのためのタイムスロットと逆方向リンクのためのタイムスロットは、異なるフォーマットを使用してもよい。] 図3 [0041] タイムスロット300は、一般に、時分割多重化技術を使用する無線通信システムにおける複数のノードの間で共有されることが可能な類似した、または同一のタイムスロットの系列の一部である。そのようなシステムにおいて、それらのノードには、前述したとおり、異なる時間におけるデータスロットおよび/または制御スロットが割り当てられることが可能である。一態様では、各ノードに別個のタイムスロットが割り当てられることが可能である。タイムスロットは、競合スキーム、またはそれらの複数のノードの間で共有リソースを割り当てるための別の規則セットを使用するアービトレーション・エンティティによって、時とともに異なるノードに割り当てられることが可能である。] [0042] タイムスロット300の制御部分は、例えば、各ノードが、次に来るタイムスロット中に送信することを要求するメッセージを、そのノードの関連する受信側に送ることができる、要求−許可タイムスロット伝送制御スキームを使用するシステムにおいて使用されることが可能である。例えば、2つのノードが、互いに関連付けられて、第1のノードが奇のタイムスロット中に送信するように構成される一方で、第2のノードが偶数の番号が付けられたタイムスロット中に送信するように初期に構成されることが可能である。第1のノードが、或る特定のタイムスロットの中で第2のノードにデータを送ることを所望する場合には、第1のノードは、より早期のタイムスロット中に制御チャネル、または割り当てられたRUMチャネルをリッスンして、例えば、その特定のタイムスロットを求めて競合している他のノードが存在するかどうかを判定することができる。] [0043] 他のタイプの実施形態は、無線データの送信および受信のためにさらなる多重化スキームを使用する。多くの無線網の場合、FDMA(周波数分割多元接続)が、異なるノードに離散的な搬送周波数を割り当てるのに使用される。さらに、拡散スペクトル通信がかかわるネットワーク・インフラストラクチャは、通常、CDMA(符号分割多元接続)技術を使用する複数符号チャネルを用いる。さらに、様々なネットワーク実施形態は、異なる多重化技術の組合せを使用して、システム容量を増加させる、またはネットワーク・パフォーマンスを最大にすることができる。] [0044] 所与のトーンは、任意の持続時間であることが可能であり、トーンの持続時間は、固定であっても、実施形態に応じて変えられてもよい。一構成において、トーンは、タイムスロット300の制御部分304などの、タイムスロット構造の一部分を備えることが可能である。任意の所与のトーンの規定された持続時間は、態様に応じて多種多様であることが可能であり、さらに送信される信号のタイプ(例えば、データに対する制御指示など)に依存することが可能である。] [0045] 図4は、周波数チャネルfC上で使用されるタイムスロット400の中の2つのトーンの例を示す。図示される例において、ノード1(図1のアクセス端末装置104Aなどの)が、第1のリソース利用メッセージRUM1を送信し、さらにノード2(図1のアクセス端末装置104Bなどの)が、第2のリソース利用メッセージRUM2を送信する。この例では、RUM1とRUM2は、時間TC1中にタイムスロット300のRUM部分404の中で同時に送信されるが、他の構成は、異なるタイムスロット・フォーマットを使用することが可能である。後段で説明される一構成において、周波数チャネルfCは、複数のトーンに分割されて、その結果、送信するノードは、異なるトーンの上で信号を送信することができ、受信するノードは、異なるトーンの上で受信された信号を区別することができる。] 図1 図4 [0046] 他の構成において、データ信号、および他の制御信号が、トーンのセットに分割されて、ネットワーク化されたノードが、周波数チャネルfCにわたってデータまたは制御指示を備える複数の同時のトーンを送受信することを許すことも可能である。データと制御は、混合されることも可能であり、1つのペアのノードに関する制御トーンが、別のペアに関するデータトーンであることが可能である。] [0047] 図5は、タイムスロット500にさらに分割される、搬送周波数C1、C2、C3、およびC4にそれぞれ関連付けられた4つの周波数帯域502a〜dの時間−周波数図を示す。この例では、各周波数帯域502a〜dは、5MHzの帯域幅を有する。各周波数帯域502上で、タイムスロット500は、データの伝送に専用のスロットの第1の部分502a〜d、RUMの伝送に専用のスロットの第2の部分506a〜d、および他の制御信号の伝送に、またはパイロット信号に専用のスロットの第3の部分508a〜dを規定する。] 図5 [0048] 図5のチャネル割り当てフォーマットは、無線網における1つまたは複数のアクセス・ポイント、アクセス端末装置、または他のノードに通信チャネルへの多元接続を提供するために使用されることが可能である。図5の図は、単に例示的である。実際のシステムにおいて、各周波数帯域が分割される特定の様態は、大きく異なることが可能であり、さらにタイムスロットの構造および数は、異なることが可能である。] 図5 [0049] 各搬送周波数C1〜C4内で、トーンが、ネットワークにおける複数のノードによって送受信されることが可能である。ネットワーク帯域幅を要求するノードには、前述した仕方でデータおよび制御情報を送受信すべき1つまたは複数のタイムスロットおよび周波数が割り当てられることが可能である。データは、タイムスロット502a、502b、502c、または502dの中で送信されることが可能である。周波数帯域C1からC4までの各帯域内で、複数のノードが、これらの周波数チャネルの各チャネルの帯域幅を同時に使用して、データを送受信することができるように、データは、トーン(図示せず)として送受信されることが可能である。] [0050] ブロック506a〜dは、RUMチャネルとして指定される。個々のノードは、これらのブロック内の特定のトーン上でRUMを送信することができる。例えば、搬送波C1上のブロック506aによって規定される指定されたRUM期間内で、ノードN1が、トーン510を使用して「R」(RUM)を送信する。この同一の搬送波C1内で、1つまたは複数のさらなるノードが、他のトーン上でRUMを送信することも可能である。搬送波C4上の期間506d内に、ノードN5が、トーン519を使用してRUMを送信する。] [0051] 制御情報信号およびパイロット信号が、制御スロット508a〜dの中で送られることが可能である。搬送波C2上の制御スロット508bの中で、ノードN2が、実際には、トーンのグループを備えることが可能な「G」(許可信号)512(例えば、送信する要求に応答して)を送信する。搬送波C3上の制御スロット508cの中で、ノードN3が、「Re」(送信する要求)514を送る。制御スロット508dの中で、ノード4が、周波数ダイバーシティのためにトーンのグループ516および518を使用して「P」(パイロット信号)を送る。一構成において、図5に示されるチャネル・フォーマットが、順方向リンクと逆方向リンクの両方のために使用される。他の事例では、順方向リンクと逆方向リンクは、別々のフォーマットを使用することが可能である。] 図5 [0052] 図6は、RUMベースの干渉管理スキームを実施する無線網600の概念図を示す。ネットワーク600は、複数のノードT1、R2、T3、T4、T5、R6、R7、およびR8を含む。図示される例において、ノードT1は、関連するノードR2に送信すべきデータを有する。しかし、ノードR2は、主に、隣接する関連していないノードT3、T4、およびT5からの送信のため、許容できないほど低いサービス品質を経験している。] 図6 [0053] その結果、R2は、R2が干渉を経験している搬送周波数における所定のトーンを使用してRUMを送る(602aによって示されるとおり)。後段でさらに説明されるとおり、RUMが送信されるグループは、受信側が、R2が経験している不利の相対的度合いを判定することを可能にする。R6、R7、およびR8が、適切なトーンを使用して同一の搬送周波数上でRUM(602b〜d)を送り出すことも可能である。これらのRUMは、R6、R7、およびR8によって経験されるそれぞれの不利度を含む。] [0054] 不利度は、一態様では、隣接する送信からの干渉の結果、またはそのような干渉によって少なくとも部分的に影響されて、ノードによって経験される信号品質の低下の相対的測度であると考えられることが可能である。不利度は、例えば、以下、すなわち、(1)何らかの許容可能な、または所望されるスループットを基準とする量子化された情報スループット、(2)C/I(搬送波対干渉比)、(3)スペクトル効率、(4)潜時、(5)データレート、(6)トラヒッククラス、(7)IOT(干渉/熱雑音)、(8)他の何らかのサービス品質測定、および/または(9)1つまたは複数の受信された信号の品質、または干渉する送信の存在に起因する(またはそのような存在によって影響された)信号品質の低下を少なくとも部分的に示す任意のタイプの測定(または相対的測定)の1つまたは複数を示す重みの形態で表現されることが可能である。] [0055] ノードT1、T3、T4、およびT5は、受信されたすべてのRUMを考慮し、それらのRUMの公示された重みを、ノードT1、T3、T4、およびT5の関連するノードによって送られたRUMの重みと比較する。例えば、ノードT1が、ノードR6、R7、およびR8から送信されたRUMを受信し、それらのRUMのそれぞれの重みを考慮し、それらの重みを、ノードT1の関連するノードR2によって送信されたRUMの重みと比較する。この例では、1つのRUMに関連する重みは、別のRUMに関連する重みより高いこと、低いこと、または別のRUMに関連する重みと等しいことが可能である。この例に関して、より高い重みは、ノードがより不利になっていることに相当する一方で、より低い重みは、ノードがそれほど不利になっていないことに相当する。実際問題として、「より高い」重みがまたは「より低い」重みが、より不利な状態を伝えると考えられるか、またはそれほど不利でない状態を伝えると考えられるかは、命名上の問題である。] [0056] この事例において、T1、T3、T4、およびT5はそれぞれ、R2に関連するRUMが、最高の重みを有して、最高の不利度を示していると判定する。このため、T1は、T1がR2に関連しており、R2に送信すべきデータを有するため、「勝利」ノードであるという言い方をされる。すると、T1は、ノードR2に、「REQ」(送信する要求)を、T1が勝利ノードであることを伝えるメッセージと一緒に送って、データを受信する要求を許可するようR2にシグナリングする。] [0057] 一方、ノードT3は、RUMの重み、およびノードR2の受信信号品質に基づいて、適切な応答が、この場合のように、ノードが、さもなければ、関連するノードR8に送るべきデータを有する場合でさえ、指定された時間、または指定された数のタイムスロットにわたって、影響を受けている搬送波上で無線信号(「REQ」などの)を送信することを「撤回する」、すなわち、控えることであると判定する。この例では、ノードT3は、R2における干渉が軽減されるまで、さらに/またはR8が十分に不利になるまで、ノードT3が、R8に「REQ」を送信することを延期するように構成されるため、「ブロック」されるという言い方をされる。ノードT4およびT5に関して、これらのノードT4およびT5が、さもなければ、同一の搬送波を使用して他の1つまたは複数の関連するノードに送信すべきデータまたは他の無線信号を有するものと想定すると、同様の手順が、行われることが可能である。] [0058] この手順は、新たなRUMが後続のRUMトーン中に送り出されると、繰り返される。時とともに、R2の重みは、R2による以前のRUMの送信、および送信機T3(および、場合により、T4およびT5)の関連する撤回によってもたらされるデータスループットの増大の結果、徐々に減少することが可能である。一方、R6、R7、およびR8の1つまたは複数のノードの重みは、増加することが可能である。例えば、R8は、T3が、R2によって送られたRUMに応答して撤回したので、より低いデータスループットを有すると考えられることが可能である。最終的に、R8が十分に不利になった場合、R8は、他の送信するノードが尊重する最高の重みであると考えられる重みを使用してRUMを送信することができる。また、或る時点で、ノードT1が、関連していないノードR6、R7、およびR8から受信されたRUMに基づいて、時とともに撤回を始めることも可能である。] [0059] この方法は、時とともに異なるノードに、満足の行くサービス品質でデータを受信する能力を与えること、および極度に不利になったノードを優先することによって、ノード間の公平性を促進する。一構成において、測定された重みは、送信機の優先レベル、特定のデータストリームの優先レベル、システムオーバーライドなどの他の要因を含むことも可能である。] [0060] 他の構成において、RUM重み、およびRUM重みに対するノードの応答は、これら、または類似する要因によって正当化される場合、無効にされることが可能である。いくつかの状況においてそのようなオーバーライドを許すことは、前述したRUMプロトコルの人為的に厳格な採用に基づいて、高い優先度の伝送が中断されないことをもたらすことが可能である。] [0061] 図7は、送信するノードと、関連する不利になったノードとの間で制御情報およびデータが交換される順次のタイムスロットの簡略化された図である。図7の例において、タイムスロットのそれぞれは、データ部分(例えば、部分706A〜706C)と、制御部分(例えば、部分708、710、および712)とを含む。制御部分は、例えば、各ノードが、次に来るタイムスロット中に送信することを要求するメッセージを、そのノードの関連する受信側に送ることができる、要求−許可タイムスロット伝送制御スキームを使用するシステムにおいて使用されることが可能である。] 図7 [0062] 図1を再び参照すると、ノード102Dおよび104Bが、互いに関連付けられて、ノード102Dが奇のタイムスロット(例えば、タイムスロット・セット702)中に送信するように初期に構成される一方で、デバイス104Bが偶数の番号が付けられたタイムスロット(例えば、タイムスロット・セット704)中に送信するように初期に構成されることが可能である。ノード102Dが、ノード104Bに送信すべきデータを有する場合には、ノード102Dは、タイムスロット1中に制御チャネル(例えば、RUM部分708)をリッスンして、例えば、タイムスロット4を求めて競合している他のノードが存在するかどうかを判定することができる。] 図1 [0063] ノード104Bが、劣悪な信号品質(低い定量化されたデータスループット、高いビット誤り率などの)を経験している場合、ノード104Bは、タイムスロット1のRUM部分708の間にRUMを送信することができる。この例では、ノード104Bによって送信されるRUMは、タイムスロット1の中で送信されるRUMのうち最高の重みを有する。] [0064] 一方、ノード102Dは、ノード102Dがタイムスロット4中に送信することができると判定することが可能である。この判定は、他のノードから送られたRUMが存在しないという事実、またはノード104Bから送られたRUMが、同一のタイムスロットの中で送られた他のいずれのRUMよりも高い重みを有するという事実に基づくことが可能である。この判定を行うと、ノード102Dは、タイムスロット2中に制御チャネル(例えば、制御部分714)を介して、対応する「REQ」(送信する要求)を送る。前述したRUMベースのスキームの一実施形態によれば、隣接する他の送信するノードは、それらのノードの関連する受信するノードが、ノード104Bほど不利になっていないため、タイムスロット2中に、送信する要求を送らないことが可能である。] [0065] 要求は、様々な形態をとることが可能である。例えば、前述したとおり、要求は、データが送信されるべきタイムスロット(例えば、タイムスロット4)に関する情報、および送られるべきデータに関する情報(データのタイプ、およびサービス品質期待、伝送レート情報、送信電力など)を含むことが可能である。さらに、「PLT」(パイロット信号)が、要求と併せて送信されることが可能である。パイロット信号は、知られている電力スペクトル密度または電力レベルで送信されることが可能である。このようにして、要求およびパイロット信号が受信されると、ノード104Bは、タイムスロット4中のデータ伝送に関する適切な伝送パラメータを決定することができる(例えば、パイロットから導き出された搬送波対干渉比に基づいて)。そのようなパラメータは、例えば、データ伝送レート、変調、および符号化を含むことが可能である。] [0066] その後、ノード104Bは、これらのパラメータを含む許可メッセージを生成し、タイムスロット3中に制御チャネル(例えば、制御部分716)を介して、この許可メッセージを送信することができる。] [0067] この許可を受信すると、ノード102Dは、指定された伝送パラメータに従って、送信されるべきデータをフォーマットすることができる。次に、ノード102Dは、タイムスロット4のデータ部分中に、そのデータを送信することができる。すると、受信するノード104Bは、図示されないタイムスロット5中に(例えば、タイムスロット1の中に示される部分712に対応する制御部分の間に)適切な制御メッセージを送ることによって、そのデータの受信を確認することができる。] [0068] 前述の要求−許可スキームは、データが、すべての送信タイムスロット中に送信されることが可能であるように、スライドするサイクルとして実施され得ることを認識されたい。例えば、デバイス102Dは、タイムスロット6(図示せず)中にデータを送信する要求を、タイムスロット4中に発行することができるといった具合である。同様に、逆方向リンクに関して、デバイス104Bは、タイムスロット3中、およびタイムスロット5中にデータを送信する要求を、それぞれ、タイムスロット1中、およびタイムスロット3中に発行することができるといった具合である。他の態様において、データは、偶のタイムスロット、および奇のタイムスロット以外の異なるタイムスロットの中で送受信されてもよい。] [0069] 図8に示されるとおり、RUMを送信するノードの決定は、ノードが、過度な信号干渉の結果、劣悪なサービス品質を経験していると最初に判定すること(ステップ802)を含むことが可能である。ノードが、例えば、低下した信号受信を定量化する前段で概略を述べた測度の1つに基づいて、劣悪なサービス品質を経験している場合、ノードは、付近におけるすべての送信機に、事前選択されたトーン上でRUMを送信する(ステップ804)。或る態様では、RUMは、干渉が存在する搬送周波数上で送信されることが可能であるが、このことは必須ではない。] 図8 [0070] 図9は、ノードが1つまたは複数のRUMを受信することによって実行される例示的なステップの流れ図を示す。ノードは、搬送波の1つの上で、その搬送波上の1つまたは複数のトーンの形態でRUMを受信し(ステップ902)、各トーンは、一般に、単一のRUMに対応する。後段で、図13に関連して説明される一態様において、受信するノードは、そのノードが、活性のトーン、すなわち、何らかの確立されたしきい値を満たす、または超えるエネルギーレベルを有する受信されるトーンを受信すると、RUMが受信されたと判定する。このしきい値は、一般に、外部からの雑音または干渉を受信されたトーンとして解釈することを確率論的に回避するために確立されたエネルギーの何らかの定量化された最小限の測度である。] 図13 図9 [0071] RUMの相対的重みを比較した後、受信するノードは、指定された期間中に送られたすべてのRUMの中で最高の重みを有する少なくとも1つの優先RUMを識別する(ステップ903)。次に、受信するノードは、その優先RUMが、関連するノードから送られているかどうかを判定する(ステップ904)。「はい」である場合、RUM受信側ノードは、受信されたRUMが対象とするリソースに、RUM受信側ノードが、送信する要求を送ることを許される、許可されたリソースとしてフラグを設定する(ステップ906)。反対に、優先RUMが、関連するノードからではない場合、受信するノードは、一態様では、その優先RUMの信号強度を測定し(ステップ908)、測定されたRUM信号強度に基づいて、優先RUM送信側に至るチャネル利得を推定する(ステップ910)。] [0072] このチャネル利得は、一態様では、RUMに対する適切な応答を決定するのに使用される。特に、RUM受信側ノードは、このチャネル利得を使用して、影響を受けているリソース上で信号を送信することが、干渉に起因する許容できないほど低い信号受信品質をもたらすかどうかを判定することができる(ステップ912)。この判定は、チャネル利得をしきい値と比較することを含むことが可能である。この比較が、RUM受信側ノードによる後続の送信が、優先RUMを送信したノードに過度の干渉を生じさせる可能性が高いことを明らかにした場合、RUM受信側ノードは、例えば、何らかの所定のn個のタイムスロットにわたって、信号を送信するのを完全に控えることを選択することができる(ステップ916)。] [0073] 代替として、優先RUM送信側に送られる他の無線信号に過度に干渉することなしに、より低い送信電力で送信が可能である場合、受信するノードは、一態様では、低減された送信電力を使用して、別のノードに予期される「REQ」(または他の信号伝送)を送信することに取りかかることができる。一態様では、選択される伝送電力は、優先RUMの信号強度に部分的に基づく(ステップ914)。] [0074] 例示として、RUM受信側ノードは、そのノードの関連するノードの1つに送信すべきデータを有することが可能である。RUM受信側ノードは、何らかの最小限の予期されるビット誤り率で別のノード(例えば、優先トーンを送信していない関連するノード)に要求「REQ」を送信するのに最小限の伝送電力xが必要であると判定しているものと想定される。さらに、RUM受信側ノードは、優先RUM送信側のQoSが、許容可能性の何らかの指定されたしきい値を下回ることを生じさせることなしに、該当する搬送波上で信号を送信するのに使用され得る最大電力レベルyを計算するものと想定される。yの、この計算は、受信されたRUMの信号強度に少なくとも部分的に基づくことが可能である。これらの想定で、受信するノードは、y≧xであるという条件付きで、低減された電力レベルxで、(優先RUMにかかわらずに)そのノードの関連するノードに後続の要求を送信することに取りかかることができるものと判定されることが可能である。そうではなく、y≦xである場合、RUM受信側ノードは、優先RUM送信側のQoSが低下することを過度に生じさせることを回避するように、しばらくの間、送信することを控える。] [0075] 前述の例示的なプロトコルを使用する様々な態様および構成が、可能である。一態様では、ネットワーク上のRUM受信側ノードは、前述したように優先RUMを識別し、さらなる判定を行うことなしに、より高い信号受信品質を求める優先RUM送信側の必要性に対応するように、n個のタイムスロットにわたって、送信することを単に控える。] [0076] 他の態様において、複数の優先RUMが、識別されることが可能である。このことは、(1)複数のノードが、同一の重みに関連するRUMを送信する場合、または(2)2つ以上の関連していないノードが、関連するノードの中で最高の重みが付けられたノードより高い重みを有する場合に該当する可能性がある。これらの事例は、状況に応じて、異なる仕方で扱われることが可能である。後段でより完全に説明される一態様では、いくつかのノードが、相対的重みによる順序付けに加えて、より粒度の粗いレベルで、相対的優先度のレベルで順序付けられる。他の事例において、RUM受信側が、優先RUM送信側のいずれが、先に優先的な扱いを受けるかを、ランダムに、または何らかのシステム基準に基づいて、決定することが可能である。] [0077] 前述した干渉管理プロトコルを実施するのに、RUM受信側ノードは、そのノードの関連するノードから送信されたRUMだけを認識することができるのではなく、共通の搬送周波数の使用からもたらされる干渉によって影響を受ける可能性がある、付近における関連していないノードから送信されたRUMも認識することができなければならない。従来、この能力は、すべてのノード(関連しているか否かにかかわらず)によって受信されたRUM信号に関する完全なチャネル推定、ならびにそれらのRUM信号の中に含まれる情報の首尾一貫した検出を必要とする。首尾一貫した検出の要件は、それらのRUM信号の復調、ならびに逆スクランブル、復号、およびデータ抽出のような手順、および、場合により、他のタイプの処理を含むことが可能である。] [0078] 関連していないノードからのRUM信号の首尾一貫した検出を実現するのに、RUM受信側は、この目的で、それらのRUMを受信し、処理するさらなる処理能力および帯域幅を含め、さらなるリソースを割り当てることを必要とする可能性が高い。要するに、すべてのノード(関連しているか否かにかかわらず)に関する、RUM受信側による信号の完全なチャネル推定および首尾一貫した検出を要求することは、無線システムの既に酷使されているリソースにさらに追加の制約を加えることになる可能性が高い。] [0079] したがって、一態様において、搬送周波数内の異なるグループに対応するRUMを受信するための方法および装置が、示される。無線通信を送受信するための周波数帯域は、前述したとおり、トーンに分割される。複数のグループが、定義され、各グループは、複数のトーンを備える。各グループは、或る特定の重みに関連付けられ、その重みに対応する。ネットワークにおける第1のノードが、第2のノードとの通信リンクを確立する。或る特定のチャネルを使用して、或る特定の時点で第2のノードから第1のノードにRUMを送信するためのトーンが、決定される。各トーンは、RUMが送信されるグループによって決まる重みを有する。一態様では、1つのグループの中のトーンは、後段で説明されるとおり、他の各グループの中の対応するトーンにマップされる。] [0080] 図10は、4つの周波数帯域、搬送波1、搬送波2、搬送波3、および搬送波4を使用する通信システムにおけるグループおよびトーンの例示的なマッピングを示す時間−周波数図1000である。図示されるとおり、周波数は、垂直軸上に表され、時間は、水平軸上に表される。20MHzの合計帯域幅が、想定され、各搬送波は、5MHzを占める。一態様によれば、搬送波のそれぞれは、搬送波2に関して明確に示されるとおり、トーンのグループに細分される。この例示において、各搬送波は、グループ0からグループ15と呼ばれる16のグループに分割される。ガード帯域1004が、グループ間信号干渉と搬送波内信号干渉の両方を最小限に抑えるように、グループの間に位置付けられることが可能である。一態様では、周波数帯域、搬送波1、搬送波3、および搬送波4のそれぞれも同様に、対応する16のグループ、グループ0からグループ15に分割される。] 図10 [0081] 例示される態様において、512の異なるトーンが、各搬送波内に存在し、それらのトーンの480のトーンが、RUMを送るために各搬送波内で利用可能である。(残りのトーン空間は、ガード帯域に割り当てられる。)16のグループ、グループ0からグループ15のそれぞれは、トーン0からトーン29と呼ばれる30のトーンにさらに分割される。] [0082] これらの利用可能なトーンを使用して情報を送信するのに様々な変調技術が、使用されることが可能である。一態様では、4つの搬送波のそれぞれは、選択された搬送波上で信号を送受信するのにFDMA(周波数分割多元接続)を使用する。特定の搬送波内で、異なるトーンを使用して信号を送信するのにOFDM(直交周波数分割多重化)が、使用されることが可能である。OFDMは、搬送波が、異なる周波数におけるいくつかの狭帯域チャネル(またはトーン)にさらに分割されるディジタル変調技術である。] [0083] 2つ以上のグループに別個の重みが割り当てられることが可能である。次に、各RUM信号が、重みを有するトーンを使用して送信されることが可能である。一態様では、各グループには、異なる重みが割り当てられる。このため、例えば、グループ0に重み0が割り当てられ、グループ1に重み1が割り当てられるといった具合である。前述したとおり、重みは、それぞれのRUM送信機の不利度に対応する。ノードがRUMを送る際、ノードは、そのノードの関連するノードが認識する(後段で説明されるとおり)或る特定のトーンの上で、そのトーンの意図される重みに対応するグループを使用して、RUMを送る。] [0084] 図示される例では、16のグループのそれぞれは、同一の数のトーンを含む。一態様では、グループ0の中のトーン0は、グループ1からグループ15のそれぞれの中に対応するトーン0を有し、したがって、トーン0を使用するノードは、任意のグループの中のそのトーンの上でRUMを送信して、可能な16の重みの1つを示すことができる。他の態様では、搬送波内で定義された各グループ(またはグループのサブセット)は、異なる数のトーンを含むことが可能である。或るグループの中のトーンが、その他のグループの中のトーンと合致しない態様などの他の態様において、2つのノードが、RUMを送信すべき各グループの中の異なるトーンを使用することに合意することが可能である。さらに別の態様において、ノードは、RUMを送信するのに2つ以上のトーンを使用することができる。] [0085] 別の態様において、これらのグループの1つまたは複数に、トーンの重みと直接に関係しない可能性がある異なる意味が割り当てられる。例えば、これらのグループの1つまたは複数に、そのグループの中のトーンの上で送信される信号に、送られるその他のRUMを超える優先度が与えられるように、優位に立つ優先度が割り当てられることが可能である。] [0086] 図10に関連して説明される態様において、RUM送信側の不利度と関係する情報は、そのRUMが送信されるグループのIDによってRUM受信側に伝えられる。さらに、後段で説明されるとおり、RUMが送信されたトーンは、そのRUMが、関連するノードからであるか否かを判定するのに使用されることが可能である。このため、この態様では、RUM信号が、或る特定のグループ内の或る特定のトーンを使用して送信されたという事実そのものが、ノードのIDと不利度の両方についての情報を伝えるのに十分である。このため、エネルギー検出だけが、RUM受信側ノードにおいて必要とされる。] 図10 [0087] 要するに、RUMトーンの単純なエネルギー検出が、(1)異なるグループは、異なる重みにマップされるので、重み情報が、RUMが送信されるグループに固有であるため、および(2)受信されるRUMの送信側のIDが、関連するノードによって認識されることが可能であるために、可能である。反対に、RUMが、関連する送信側のトーンを使用して送られていない場合、RUM受信側ノードは、そのRUMが、関連していないノードからであると判定することができる。] [0088] RUM受信側ノードが、タイムスロットの制御/RUM部分の間にトーンを受信すると、RUM受信側は、そのRUMが、RUM受信側の関連するノードの1つから来たかどうかを、いくらかの確率で(別のノードが同一のトーンを選択した可能性に基づいて)判定することができる。RUM受信側が、RUMが実際には全く送られていないときに、或るトーンの上でRUMを誤って検出した場合、誤りが、生じる可能性がある。] [0089] 別の態様において、RUMを送受信すべきトーンを選択するための機構が、説明される。RUMを送るため、ならびに受信されたRUMを認識するために使用されるのに、選択されたトーンは、RUM送信側ノードとRUM受信側ノードの両方によって知られている、または特定可能でなければならない。関連する2つのノードが関与する一態様において、トーンのIDは、ハンドシェークプロトコルを使用して、その2つのノードの1つによって特定され、他方のノードによって確認される。後続のRUMは、その選択されたトーンを使用して送信される。代替として、その関連する2つのノードによって使用されるトーンは、別のノードによって選択されてもよく、またはこのトーンは、システムによって決定されたトーンなどであってもよい。] [0090] トーンを変更するのに使用されるいずれの方法も、その方法を使用するノードの見地から決定論的でなければならない。一態様において、グループ内のトーンは、RUMを送信するために同一のトーンを偶々、選択する別のノードによってもたらされる衝突の頻度を低減するように、擬似ランダムに選択される。この態様では、RUM制御スロット中にRUMを送信するのにノードが使用すべきトーンのIDをノードが確かめるのに十分な情報を含む擬似ランダムアルゴリズムが、選択されることが可能である。このアルゴリズムは、数学的アルゴリズムであることが可能である。代替として、このアルゴリズムは、トーンが、制御スロットの各インスタンスにおいてランダムに、または準ランダムに変わることを可能にするのに十分な任意の規則、基準、または基準のセットであることが可能である。] [0091] RUM受信側で、このアルゴリズムは、RUM受信側ノードが、そのRUMが、関連するノードから来たかどうかを判定することを可能にする。] [0092] 別の態様において、第1のノードが第2のノードに、初期トーン、および時とともに(例えば、n個のタイムスロットごとに)そのトーンを変更する規則を送信する。一実施形態における規則は、関連するノードの1つのノードの識別子と、フレーム番号またはタイムスロット番号との組合せを利用することが可能である。この情報を使用して、さらにタイムスロット番号に基づいて、RUM送信側ノードは、適切なトーンの上で制御スロットの中でRUMを送ることができる。すると、RUM受信側ノードは、その規則を使用して、そのRUMが、関連するノードから来たと判定することができる。] [0093] 様々な異なるタイプのシステムパラメータが、通信する2つのノードによって、RUMトーンを選択するための基礎として使用されることが可能である。そのようなパラメータには、例として、システム時刻、フレーム・インデックス、ノード識別子、およびリンク識別子が含まれる。トーンを選択する際に、これら、および類似するパラメータを使用することは、トーンが基本的にランダムに、または準ランダムに変わることを許すことが可能であり、このことは、望ましくないRUM衝突の頻度をさらに低減することが可能である。] [0094] 無線システムに固有であるか否かにかかわらず、さらに他のパラメータが、同様の結果を実現するために企図されることが可能である。乱数発生器が、使用されることが可能である。さらに他の構成は、初期トーンを識別する、更新されたトーンを識別する、または時間に応じてトーンを更新するための規則または他の基準を識別する特別なブロードキャスト・メッセージまたはブロードキャストチャネルを使用することが可能である。] [0095] 別の態様において、アクセス・ポイントが、アクセス・ポイントが通信する相手の各アクセス端末装置に、トーン、およびそのトーンをランダムに変更するのに従うべき規則を割り当てる。前述したとおり、このようにトーンを変更することは、同一のロケーションを選択している可能性がある別のノードとの繰り返しの衝突が生じることを最小限に抑えるのに役立つ。] [0096] トーン選択のために割り当てられた規則が、RUM送信側ノードおよびRUM受信側ノードが、任意の所与のタイムスロット中に適切なRUMトーンを計算することを可能にするのに十分であるという条件付きで、トーン選択の詳細は、多種多様であってもよい。] [0097] 前述したアプローチの別の利点は、RUM送信側ノードが達することができる電力レベルと関係する。特に、エネルギーは、いくつかのトーン(例えば、前述の態様において1つのトーン)だけに入れられるので、RUM送信電力スペクトル密度は、低電力送信機の場合でさえ、高いことが可能である。例えば、搬送波当たり1つトーンだけしか使用されない場合、200mWの最大電力、およびトーン当たり約10KHzを使用して、200mW/10KHzという高い送信電力スペクトル密度が、達せられることが可能である。これらの電力レベルで、RUM送信側ノードは、比較的長距離にわたってRUMを送ることができる可能性がある。] [0098] 図11は、RUM送信側ノード1102およびRUM受信側ノード1104のブロック図である。図11は、RUMを送信するため(ノード1)、およびRUMを受信するため(ノードB)に使用されることが可能である様々な回路/機能ブロックを示す。図示される回路/機能ブロックは、例示的な性質のものであり、いずれのノードが、RUM送信側ノードとRUM受信側ノードの両方であることも排除しないことを認識されたい。] 図11 [0099] 図12は、ノード1(図11)が、ノード1の付近における受信側にRUMを送る例を示す流れ図である。最初、ノード1は、受信側1114において受信された1つまたは複数の信号の品質が、何らかの指定されたしきい値を下回っており、RUMを必要としていると判定する(ステップ1202)。ステップ1202は、搬送波対干渉比、ビット誤り率、量子化されたスループットを算出することを含む様々な手段、またはネットワークを介して受信された信号の品質もしくは完全性を判定するのに一般に使用される他の手段を介して、実施されることが可能である。この測定は、例えば、プロセッサ1108によって、またはRUM送信側ノードにおける別の専用の回路またはソフトウェア・ルーチン(図示せず)によって行われることが可能である。] 図11 図12 [0100] 測定されたパラメータが、しきい値を下回って低下した場合、ノード1は、RUMを送信すべきグループを決定することに取りかかることができる(ステップ1204)。一態様において、ノード1は、適切な重みを最初に決定する。ノード1がアクセス端末装置である例において、対応するアクセス・ポイントは、一部の態様では、ノード1の重みを指定することを主に担うことが可能である。ノード1は、前のトランザクションに基づいて、この情報の知識を有することが可能であり、またはノード1は、アクセス・ポイントを相手にハンドシェークルーチンを実行して、その重みを識別してもよい。] [0101] 別の態様において、ノード1は、場合により、パラメータの中でもとりわけ、前述した測定された信号品質を使用して、適切な重みを決定する。この決定を行うための機構は、プロセッサ1108によってソフトウェアで実施されることが可能であり、あるいは専用のハードウェアによって提供されることが可能である。別の態様において、ノード1は、その重みを決定する際に、例えば、前の品質測定などの1つまたは複数の他の基準を考慮に入れる。さらに他の態様において、測定された信号品質を備える情報が、ノード1によって、その測定を検査して、適切な重みの決定をノード1に送る別のノードまたはソースに送られることが可能である。] [0102] これらの技術や他の技術のいずれかを使用して、適切な重みを決定して、ノード1は、その後、その重みに対応するグループを決定する。この決定は、グループを決定するコードを実行するための専用回路または処理回路を含むことが可能なグループ・ディターミナ機能ブロック1104によって行われることが可能である。一態様において、グループ・ディターミナ1104は、プロセッサ1108および他の処理要素が内部に含まれる処理システムの一部である。別の態様において、グループ・ディターミナ1104とプロセッサ1108は、同一であってもよい。] [0103] 次に、ノード1は、トーン・セレクタ・ブロック1106を使用してトーンを選択する(ステップ1206)。一態様では、選択されるトーンは、関連するノードと通信するために使用されるべきであると以前に決定されているトーンである。特定の実施形態に依存して、トーンは、異なる仕方で選択されることが可能である。例えば、すべてのタイムスロットの中で使用するために単一のRUMトーン、または単一のトーンセットが選択される事例において、ノード1は、対応するトーンまたはトーンセットを単に識別することができる(ステップ1210)。代替として、前述した他の態様において、1つまたは複数の変数、または他のパラメータが、トーン選択進行において使用されることが可能である。さらに、衝突頻度を最小限に抑えることが、特に望ましいと考えられる事例において、トーンを擬似ランダムに決定するアルゴリズムが、使用されることが可能である。] [0104] 一例において、タイムスロット番号、ノード識別子、および擬似ランダムアルゴリズムが、トーンを選択するのに使用される。例えば、ノード2 1104(図11)が、この例ではアクセス端末装置であるノード1に、タイムスロット番号、ノード識別子、およびアルゴリズムを通信するアクセス・ポイントであることが可能である。他の態様において、この情報は、RUM送信側ノード(ノード1)から、または別のソースから導き出されることが可能であることに留意されたい。さらに、ノード2が、他の態様では、アクセス端末装置であってもよく、ノード1が、アクセス・ポイントであってもよい。さらに他の態様において、さらなる、または異なる変数(例えば、フレーム・インデックス、システム時刻の別の測定、リンク識別子など)が、トーンを選択するのに使用されてもよい。] 図11 [0105] ノード1は、その後、RUMを送信するためのタイムスロットを識別することができる(ステップ1208)。識別されたタイムスロット、ノード2に関連する、知られているノード識別子(ステップ1212)、および該当する擬似ランダムアルゴリズム(ステップ1214および1216)を使用して、ノード2は、そのタイムスロットの中でRUMを送信するのに使用されるべきトーンを決定することに取りかかる(ステップ1218)。] [0106] グループを決定し、トーンを選択すると、ノード1は、決定されたグループ内の選択されたトーンを使用して、無線信号を送信する(ステップ1220)。] [0107] ステップ1220における、さらに本開示全体にわたる無線信号は、RUMと一般的に呼ばれるが、選択されたトーンを使用する、決定されたグループ上で送信される任意の信号が、本開示で説明される原理による無線信号として適格であることを認識されたい。] [0108] 送信される無線信号は、その信号が、付近におけるすべての無線ノードにブロードキャストされることが可能であるため、ブロードキャスト・メッセージと考えられることが可能である。] [0109] 前述したとおり、2つ以上のノードが、同一のトーンを使用してRUMを送信したことの結果、RUMが衝突すると、RUM受信側ノードは、そのノード自らの関連するノードがRUMを送信したと、誤って結論づける可能性がある。このフォルスアラーム確率は、低い可能性があるが、この確率は、無線通信リンクにいくらかの冗長性が追加された場合、さらに低減されることが可能である。そのような冗長性には、第2の無線伝送が含まれることが可能である。したがって、一態様では、ステップ1220(図12)における無線信号に加えて、「エコーRUM」が、送信される。エコーRUMは、関連するRUMが送信された/送信されるグループのIDを含むことが可能な別個のメッセージとして送られることが可能である。RUM受信側ノードは、エコーRUMを使用して、(1)識別されたグループの中の或る特定のトーン上で差し迫ったRUMを予期し、(2)RUMの以前の受信を確認し、さらに/または(3)RUMが受信されたと肯定応答することを、RUMを検出することに成功していないものの、行うように構成されることが可能である。RUM受信側ノードは、次に、エコーRUM、および受信された他のRUMに鑑みて、適切な応答を決定することができる。] 図12 [0110] アクセス端末装置104(図1)の事例がかかわる一態様において、エコーRUMは、関連するアクセス・ポイントが、そのアクセス・ポイントが通信するように構成されている相手のノード1、および、場合により、他のノードの重みの値を決定する、または格納するように構成されている場合に、要求されない可能性がある。] 図1 [0111] 多くのネットワーク実施形態において、同一の搬送波上で同一の重みを有する2つ以上のRUMを送信する確率は、実際に生じる衝突の頻度が、許容可能なパフォーマンスの限度内であると考えられるのに十分なだけ低い。別の態様において、衝突の確率をさらに低減し、RUMを受信することの信頼性を高めるのに、RUMプロセスは、ユーザ当たり1つのトーンを超えて、さらに直交化されることが可能である。例えば、搬送波は、前述したグループに分割されることが可能である。その後、RUMは、グループの中の(1)複数のトーンとして、または(2)トーンのスクランブルされた系列として定義されることが可能である。いずれにしても、これらのトーンは、ランダムに選ばれる、または別のノード(アクセス・ポイントなどの)によって割り当てられることが可能である。事例(2)において、系列は、低い相互相関を有する、許された系列のセットから決定されることが可能である。一態様では、ウォルシュ符号が、この系列を決定するのに使用されることが可能である。] [0112] 図10の態様において、各グループのトーンは、周波数が隣接している。このため、周波数または時間がわずかに揃っていない別のノードが、関連するノードからのRUMと重なり合うトーンを使用してRUMを送信した場合、RUM受信側ノードは、たとえ正しい送信側でないとしても、正しいグループの中でRUMを検出することができる。このため、誤ったトーンが受信される可能性があるものの、RUM受信側ノードは、それでも、グループ識別子を使用して、そのRUMに正しく応答することができる可能性がある。] 図10 [0113] 他の態様では、グループのトーンは、周波数ダイバーシティのためにインターリーブされることが可能である。つまり、グループの中の2つ以上のトーン(またはすべてのトーン)が、それらのトーンの周波数が隣接しないように選択されることが可能である。周波数ダイバーシティとは、一般に、周波数フェージング効果をそれぞれが受けやすい可能性がある2つ以上の周波数上で無線信号を同時に送信することを指す。1つの周波数においてフェージングが存在するが、その他の周波数においては存在しない場合、受信側は、依然として、その信号を回復することができる。この特性は、周波数ダイバーシティ技術を、フェージングが、しばしば、関係のあるスペクトルの一部分だけに影響を与える、拡散スペクトル通信のようなアプリケーションに特に適したものにする。] [0114] 一態様では、RUM受信側ノードは、受信されたトーンの活性のトーンを識別し、それぞれの活性のトーンに関するグループを識別し、適切な応答を決定する。図13は、RUMのセットを受信するプロセスにおいてRUM受信側ノード(ノード2 1104(図11)などの)を例示する流れ図である。複数のトーンが、受信機1120上でノード2によって受信される。その後、活性トーン・アイデンティファイア1122が、受信されたトーンの中で活性のトーンを識別する(ステップ1304)。本明細書で説明される活性のトーンは、何らかの確立されたしきい値を満たす、または超えるエネルギーレベルを有する、受信されたトーンである。このしきい値は、外部からの雑音または干渉を受信されたトーンとして解釈することを確率論的に回避するために確立されたエネルギーの何らかの定量化された最小限の測度を備えることが可能である。] 図11 図13 [0115] 一態様では、ノード2は、受信されたトーンの信号強度を測定することによって、このステップを実行する。信号強度の測定は、電力、利得、またはトーンの上で受信されるエネルギーの量と少なくとも部分的に関係のある他の任意のパラメータの測定であることが可能である。活性トーン・アイデンティファイア1122は、これらの測定された信号強度のそれぞれをしきい値と比較することができる。代替として、活性トーン・アイデンティファイア1122は、測定されたパラメータによって満たされなければならない何らかの条件を識別する。しきい値を満たす、もしくは超える、または、それ以外で条件を満たすトーンが、活性のトーンであると判定される。この判定は、任意の所与の時点でトーンの上で受信されるエネルギーが、必ずしもRUMではない可能性があるという事実を考慮に入れるのに、望ましい可能性がある。むしろ、受信されたエネルギーは、他の無線デバイスからの遠隔伝送のアーチファクト、単なる雑音、または他の電気的干渉である可能性がある。トーンの上にRUMが存在すると推測する前に、受信されたトーンに関して最小限のエネルギーしきい値を要求することは、設計者が、或る程度の確率の範囲内で、受信されたトーンが実際にRUMであると判定することを許す。] [0116] それぞれの活性のトーンに関して、グループ/重みアイデンティファイア1124が、その活性のトーンが送信されたグループを識別し、このことは、その活性のトーンの重みの標識ももたらす(ステップ1306)。一部の態様において、ノード2は、ノード2の関連するノードによって使用される活性のトーンの重みを既に知っている可能性があり、したがって、このプロセスは、関連するノードから受信されたトーンに関して簡略化される。] [0117] 応答ディターミナ1126が、受信された活性のトーンに鑑みて応答を決定することができる(ステップ1308)。この応答は、1つまたは複数の優先トーンを識別すること、および図6、図7、および図9に関連して前述したような何らかのアクションを実行することを含むことが可能である。優先トーンは、活性のトーンのグループから識別された1つまたは複数の活性のトーンとして本明細書で定義され、この識別は、干渉を管理するために適切な応答を決定するのに役立つと考えられる何らかの選択基準に従って実行される。例えば、複数の活性のトーンが受信される一態様において、優先トーンは、最高の重みを有する活性のトーンを含むことが可能である。関連するノードから活性のトーンが受信された場合、優先トーンは、この活性のトーンを含むことが可能である。他の事例において、優先トーンは、関連するノードからの最高の重みが付けられたトーン、関連していないノードからの最高の重みが付けられたトーン、またはこの2つの何らかの組合せとして定義されることが可能である。] 図6 図7 図9 [0118] 他の態様において、優先トーンは、(1)最高の重みが付けられた関連するノードからの1つまたは複数の活性のトーン、および(2)最高の重みが付けられた関連するノードより高い重みを有する、関連していないノードからの1つまたは複数の活性のトーンに基づいて選択された、複数の活性のトーンを備えることが可能である。特定の例として、1つのネットワーク態様において、RUM受信側ノードは、5つの活性のトーンを受信することが可能である。上位2つの重みが付けられた活性のトーンは、関連していないノードからのものとして識別されることが可能である。3番目に高い重みが付けられた活性のトーンは、関連するノードからものとして識別されることが可能である。残る2つの活性のトーンは、最初の3つより低い重みが付けられていることが可能である。この例において、優先トーンは、上位2つの重みが付けられた活性のトーンとして識別されることが可能である。] [0119] 前述したとおり、ノード2は、特定された優先トーンが、関連するノードからでない場合、影響を受けている搬送波上で所定の時間にわたって信号(送信する要求などの)を送信することを単に控えることができる。ノード2は、例えば、低減された電力レベルで信号を送信することが、悩まされている優先RUM送信側による後続の伝送の受信に過度に干渉しない場合、その低減された電力で信号を送信することに取りかかることもできる。関連していないノードからの2つの優先トーン、および関連するノードからの、より低い重みが付けられた活性のトーンがかかわる、低減された電力レベルで信号を送信する状況において、RUM受信側ノードは、優先トーンのセットの相対的信号エネルギーを測定して、応答を決定することができる。これらの測定に基づいて、RUM受信側ノードは、優先トーンを送信した関連していないノードに過度の干渉をもたらすことなしに使用され得る最大限の許容可能な電力で、関連するノードに信号を送信することを選択することが可能である。過度の干渉は、RUM受信側ノードによる送信を考慮に入れて、優先トーンを送信したノードにとって保証され得る(または或る程度の確率の範囲内に入ることが可能な)スループット、データレート、またはビット誤り率などの何らかの量子化された測定を含むことが可能である。] [0120] 他の態様では、優先トーンは、最高の重みの同一のグループの中で送信された活性のトーンを含むことが可能である(さらに、このため、各トーンは、同一の重みを有する)。代替として、優先トーンは、前述の態様の何らかの組合せ、または所望される干渉管理スキームを実現するための他の何らかの基準に基づいて識別されることが可能である。さらに他の応答が、アプリケーションに応じて企図されることが可能である。] [0121] 例として、RUM受信側ノードは、1つまたは複数の優先トーンの存在にもかかわらず、最大の電力でデータを含む信号を送信するようRUM受信側ノードに指示する、別のアプリケーションまたはノードからのコマンド信号を、ときとして、受信する可能性がある。動的干渉管理プロトコルより優位に立つことのそのような例は、RUM受信側ノードによって送信されるべきデータが、配備されているRUMプロトコルによって作られた優先順位を無効にする高優先度データとして指定されている場合に、生じる可能性がある。このため、本開示による全体的な干渉管理スキームの柔軟性は、維持されることが可能である。] [0122] プロセッサ1128(ノード2)が、受信されたトーンを処理し、さらにその他の機能ブロックに、必要とされる命令を伝える必要に応じて、さらなるタスクを実行することが可能である。一態様では、ブロック1122、1124、1126、および1128が、前段で説明される手順を実行するための回路ブロックまたはソフトウェアルーチンを備えることが可能である。他の態様では、これらのブロック(および、別個に、ノード1 1102におけるブロック)は、様々な機能が、専用のハードウェア、1つまたは複数の汎用プロセッサ、ASIC(特定用途向け集積回路)、ソフトウェア・モジュール、または以上の何らかの組合せを使用して実施される、全体的な処理システムの一部であることが可能である。] [0123] 実際、図11のノード1は、通常、同一のデバイス内でRUM送信機能とRUM受信機能の両方を実施するためにブロック1104、1106、1108、1122、1124、1126、および1128の各ブロックの機能を含む。同じことが、ノード2にも当てはまる。しかし、このことは、該当しなくてもよい。一部の態様において、RUM送信側ノードは、RUM受信回路を含まないことが可能であり、RUM受信側ノードが、RUM送信回路を含まないことも可能である。] 図11 [0124] 一実施形態において、プロセッサ1128は、RUMの送信のために選択されることが可能なトーンを生成するための擬似ランダム・ジェネレータを含む。プロセッサ1128から獲得された情報が、受信機1114を介してノード1に通信されることが可能である。代替として、プロセッサ1108が、任意の所与のタイムスロットの中でRUMを送信すべき正しいトーンを選択するのに使用されることが可能な、類似した、または実質的に同一の擬似ランダム・ジェネレータを含んでもよい。他の態様において、ノード1とノード2は、トーンを選択するための基準を識別するための類似した回路またはソフトウェア・モジュールを含む。ノード2は、トーン選択のために、生成された規則、または擬似ランダムアルゴリズムを使用することができる。この手順の例が、図12を参照して前段で説明されている。] 図12 [0125] 前述の態様は、悩まされている2つ以上のノードが、同一のグループ内でRUMを送ることができるという可能性を開かれたままにする。この状況において、RUM受信側ノードは、適切な応答を決定する必要がある。識別されたグループが、該当するタイムスロット中に送信されたすべてのRUMのうちの最高の重みより低い重みに対応する事例において、図9に示されるアプローチが、さらなる考慮なしに使用されることが可能である。しかし、この2つ以上のトーンが送られたグループが、最高の重みに関連付けられている場合、いずれのノードが、他方のノードより優先されるべきかが、RUM受信側ノードに不明瞭である可能性がある。このことは、RUM送信側ノードのその1つが、関連するノードであり、他方のノードがそうではない場合、特に当てはまる。] 図9 [0126] したがって、トーンが、各グループ内で順序付けられることも可能である。] [0127] 図14は、トーンの順序付けを例示する流れ図である。この順序付けは、アクセス・ポイントなどのネットワークにおけるノードによって動的に実行されることが可能である。代替として、この順序付けは、システムレベルで決定されて、ブロードキャスト・メッセージを介して、または、例えば、或る機能によって指定された他の適切な手段を介して、通信されてもよい。この決定は、通信システムの初期設定時に行われても、オンザフライで動的に行われてもよい。] 図14 [0128] 割り当てられた搬送波帯域幅は、前述したとおり、各搬送波に関してトーンのグループに最初に分離される(ステップ1402)。そのようなフォーマットの例が、図10に関連して前段で提示されている。次に、2つ以上のグループの中のトーンに、異なる重みが割り当てられることが可能である(ステップ1404)。このようにして、グループ内のトーンが、他の1つまたは複数のグループの中のトーンに対して順序付けされる、ノード間順序付けスキームが、実現される。次に、トーンが対応するそれぞれのグループ内でトーンが順序付けされる、グループ内順序付けが、実行される(ステップ1406)。その後、受信側ノードは、前述したとおり、1つまたは複数の優先トーンを確立することを含め、RUMに対する応答を決定することができる(ステップ1414)。この応答は、関連するノードへの送信に取りかかること(ブロック1416)、送信するのを控えること(ブロック1418)、または低減された電力で送信すること(ブロック1420)であることが可能である。] 図10 [0129] グループ内順序付けは、様々な方法で達せられることが可能であり、そのうちの2つが、ステップ1406Aおよび1406Bの文脈で例示される。1つの方法において、トーンは、グループ内のトーンの位置に従って順序付けされる(ステップ1406A)。この順序付けは、例えば、RUM受信側ノードによって、1つまたは複数の活性のトーンを受信した後に、実行されることが可能である。] [0130] 例えば、図10において、グループ1は、周波数が隣接していることが可能なトーン0からトーン29を含む。単純なシナリオにおいて、トーン0は、最低の順序に関連付けられ、順に、最高の順序に関連付けられたトーン29に至る。この順序付け方法の例として、RUM受信側ノードが、グループ1の中の関連していない2つのノードからの活性トーンであるトーン5およびトーン8を受信することが可能である。全体的な優先トーンを評価する際に、このRUM受信側ノードは、トーン8の方が、数が大きいので、トーン8に対応するノードを優先させるように構成されることが可能である。より低い位置のトーンが、より高い優先度のトーンと見なされ得ることも、同様に実施可能である。] 図10 [0131] 他の態様では、所与のグループに関する優先位置は、ランダムに、または固定の順序を使用して、例えば、時間につれて変化するランダムな置換を使用して決定されることが可能であり、すなわち、グループの中で送るのに使用されるべきトーンを変更する代わりに、トーンは、固定であり、グループ内のトーンの順序付けが変更される。] [0132] 前述の手順は、全体的なシステム設計の一環として有用になり得る。トーンが擬似ランダムパターンで選択される前述した態様において、ノードのそれぞれは、それらのノードが、RUMトーンとして使用するための時間の約半分は、より低いトーンをランダムに選択し、残りの約半分は、より高いトーンをランダムに選択するという想定に基づいて、ほぼラウンドロビン方式で公平に扱われる。他の態様では、アクセス・ポイントまたは別のシステム要素が、異なるノードに固定のRUMトーン(例えば、トーン15)を割り当てるための規則を確立することが可能である。代替として、アクセス・ポイントは、より高い全般的な優先度を有すると考えられるノードに、より高い位置からのRUMトーンの定義された、より小さい集まりの中のRUMトーンをランダムに割り当ててもよい(例えば、トーン15〜トーン29というラベルが付けられたトーンのサブセットから、ランダムなトーンが選択されてもよい)。同一の規則が、より低い優先度のトーン(例えば、トーン0〜トーン14)だけしか要求しないと考えられるノードに関して作られてもよい。] [0133] 代替の態様において、RUM受信側ノードは、グループの中の受信された活性のトーンを、そのグループの中に存在する活性のトーンの数に応じて、順序付ける(ステップ1406B)。例えば、或るノードが、1つのグループの中の4つの活性のトーンを受信した場合、そのノードの処理回路は、この4つの活性のトーンのそれぞれが、いくつかの選択された比較トーンより高いかどうかを確率論的に判定することができる。] [0134] 例として、比較トーンは、それぞれの活性のトーンが、選択されたトーンより高いという1/4の確率が存在するように選択されることが可能である。その後、1つまたは複数の優先トーンが、この判定に基づいて確立されることが可能である。活性のトーンの1つが、関連するノードからであると判定された事例において、受信側ノードは、この技術を使用して、それらのRUMのそれぞれに応答するか、または代替として、それらのRUMの1つ、いくつか、またはすべてを無視するかを決定することができる。] [0135] 本明細書の教示は、他の少なくとも1つの無線デバイスと通信するために様々な構成要素を使用するデバイスに組み込まれることが可能である。図15は、デバイス間の通信を円滑にするのに使用されることが可能な、いくつかのサンプル構成要素を示す。この場合、第1のデバイス1502(例えば、アクセス端末装置)、および第2のデバイス1504(例えば、アクセス・ポイント)は、適切な媒体を介して無線通信リンク1506経由で通信するように適合される。] 図15 [0136] 最初、デバイス1502からデバイス1504に情報を送ることに関与する構成要素(例えば、逆方向リンク)が、扱われる。「TX」(送信)データプロセッサ1508が、データバッファ1510、または他の何らかの適切な構成要素からトラヒックデータ(例えば、データパケット)を受信する。送信データプロセッサ1508は、選択された符号化スキームおよび変調スキームに基づいて、各データパケットを処理して(例えば、符号化し、インターリーブし、シンボルマップして)、データシンボルをもたらす。一般に、データシンボルは、データに関する変調シンボルであり、パイロットシンボルは、パイロット(アプリオリに知られている)に関する変調シンボルである。変調器1512が、これらのデータシンボル、パイロットシンボル、および、場合により、逆方向リンクに関するシグナリングを受け取り、変調(例えば、OFDM、または他の何らかの適切な変調)、および/またはシステムによって指定された他の処理を実行し、出力チップのストリームをもたらす。「TMTR」(送信機)1514が、出力チップストリームを処理して(例えば、アナログに変換し、フィルタリングし、増幅し、周波数アップコンバートして)、変調された信号を生成し、次に、この信号が、アンテナ1516から送信される。] [0137] デバイス1502によって送信された、変調された信号は(デバイス1504と通信状態にある他のデバイスからの信号と一緒に)、デバイス1504のアンテナ1518によって受信される。「RCVR」(受信機)1520が、アンテナ1518からの受信された信号を処理して(例えば、調整し、周波数ダウンコンバートし、さらにディジタル化して)、受信されたサンプルをもたらす。「DEMOD」(復調器)1522が、受信されたサンプルを処理して(例えば、復調し、さらに検出して)、検出されたデータシンボルをもたらし、これらのデータシンボルは、他方のデバイスによってデバイス1504に送信されたデータシンボルの雑音のある推定であることが可能である。「RX」(受信)データプロセッサ1524が、これらの検出されたデータシンボルを処理して(例えば、シンボル逆マップし、ディインターリーブし、さらに復号して)、それぞれの送信側デバイス(例えば、デバイス1502)に関連する復号されたデータをもたらす。] [0138] 次に、デバイス1504からデバイス1502に情報を送ることに関与する構成要素(例えば、順方向リンク)が、扱われる。デバイス1504で、トラヒックデータが、「TX」(送信)データプロセッサ1526によって処理されて、データシンボルが生成される。変調器1528が、順方向リンクに関するデータシンボル、パイロットシンボル、およびシグナリングを受け取り、変調(例えば、OFDM、または他の何らかの適切な変調)および/または他の関係のある処理を実行して、出力チップストリームをもたらし、このストリームが、「TMTR」(送信機)1530によってさらに調整されて、アンテナ1518から送信される。一部の実施形態において、順方向リンクに関するシグナリングは、デバイス1504に逆方向リンク上で送信するすべてのデバイス(例えば、端末装置)のためのコントローラ1532によって生成された電力制御コマンド、および他の情報(例えば、通信チャネルと関係する)を含むことが可能である。] [0139] デバイス1502において、デバイス1504によって送信された、変調された信号が、アンテナ1516によって受信され、「RCVR」(受信機)1534によって調整され、ディジタル化されて、「DEMOD」(復調器)1536によって処理されて、検出されたデータシンボルが得られる。「RX」(受信)データプロセッサ1538が、これらの検出されたデータシンボルを処理して、デバイス1502のための復号されたデータ、および順方向リンクシグナリングをもたらす。コントローラ1540が、デバイス1504に至る逆方向リンク上でデータ伝送を制御し、さらに送信電力を制御する電力制御コマンド、および他の情報を受け取る。] [0140] コントローラ1540および1532は、デバイス1502およびデバイス1504の様々な動作を、それぞれ、指示する。例えば、コントローラが、適切なフィルタを決定し、そのフィルタについての情報を報告して、さらにフィルタを使用して情報を復号することが可能である。データメモリ1524および1544が、それぞれ、コントローラ1540および1532によって使用されるプログラム・コードおよびデータを格納することが可能である。] [0141] また、図15は、本明細書で教示されるとおりタイムスロット指定動作を実行する1つまたは複数の構成要素を含むことが可能なデバイス1502および1504も示す。例えば、タイムスロット制御構成要素1546が、本明細書で教示されるとおり、デバイス1502のコントローラ1540および/または他の構成要素と協働して、別のデバイス(例えば、デバイス1504)に対して信号を送受信することが可能である。同様に、タイムスロット制御構成要素1548が、デバイス1504のコントローラ1532および/または他の構成要素と協働して、別のデバイス(例えば、デバイス1502)に対して信号を送受信することも可能である。] 図15 [0142] さらに、図15は、デバイス1502および1504が、本明細書の教示に従って、RUMプロトコルを実行すること、グループを決定すること、トーンを選択すること、活性のトーンを判定すること、応答を決定することなどの様々な機能を実行することができる、RUM制御構成要素1581および1591を含むことも可能であることを示す。] 図15 [0143] 本明細書の教示は、様々な装置(例えば、デバイス)に組み込まれる(例えば、装置内部に実装される、または装置によって実行される)ことが可能である。例えば、各ノードは、「AP」(アクセス・ポイント)、NodeB、「RNC」(無線ネットワークコントローラ)、eNodeB、「BSC」(基地局コントローラ)、「BTS」(基地トランシーバ局)、「BS」(基地局)、「TF」(トランシーバ機能)、無線ルータ、無線トランシーバ、「BSS」(基本サービスセット)、「ESS」(拡張サービスセット)、「RBS」(無線基地局)、または他の何らかの用語として構成される、または当技術分野で、そのように呼ばれることが可能である。アクセス・ポイントは、1つまたは複数の無線デバイスを有線網に接続するネットワークデバイス、つまり、通信ハブを含むことが可能である。アクセス端末装置は、アクセス・ポイントに無線信号を送るため、さらに/またはアクセス・ポイントから無線信号を受信するための、移動電話機もしくはコードレス電話機、ハンドヘルドコンピュータもしくはラップトップ・コンピュータ、パーソナル・ディジタル・アシスタント、無線電子メールデバイスもしくは他の類似したデバイスなどの無線デバイスを含むことが可能である。また、いくつかのノードは、加入者局と呼ばれることも可能である。加入者局は、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末装置、アクセス端末装置、ユーザ端末装置、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器として知られることも可能である。一部の実施形態において、加入者局は、セルラー電話機、コードレス電話機、「SIP」(セッション開始プロトコル)電話機、「WLL」(無線ローカルループ)局、「PDA」(パーソナル・ディジタル・アシスタント)、ポケットベル、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、または無線モデムに接続された他の何らかの適切な処理デバイスを備えることが可能である。したがって、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話機(例えば、セルラー電話機もしくはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブル・コンピューティング・デバイス(例えば、パーソナル・データ・アシスタント)、エンターテイメント・デバイス(例えば、音楽デバイスもしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、グローバル・ポジショニング・システム・デバイス、または無線媒体を介して通信するように構成された他の任意の適切なデバイスに組み込まれることが可能である。] [0144] 前述したとおり、一部の態様において、無線ノードが、通信システムに関するアクセス・デバイス(例えば、セルラーアクセス・ポイントまたはWi−Fiアクセス・ポイント)を備えることが可能である。そのようなアクセス・デバイスは、例えば、有線通信リンクまたは無線通信リンクを介してネットワーク(例えば、インターネットまたはセルラー網などのワイド・エリア・ネットワーク)のために、またはネットワークに対する接続を提供することが可能である。したがって、アクセス・デバイスは、別のデバイス(例えば、Wi−Fi局)が、ネットワーク機能または他の何らかの機能にアクセスすることを可能にすることができる。] [0145] このため、無線ノードは、無線ノードによって送信されたデータ、または無線ノードにおいて受信されたデータに基づいて機能を実行する様々な構成要素を含むことが可能である。例えば、アクセス・ポイントおよびアクセス端末装置は、信号(例えば、制御、データ、または制御とデータの両方を含むメッセージ)を送受信するためのアンテナを含むことが可能である。また、アクセス・ポイントは、複数の無線ノードからアクセス・ポイントの受信機が受信する、または複数の無線ノードにアクセス・ポイントの送信機が送信するデータトラヒック・フローを管理するように構成されたトラヒック・マネージャを含むことが可能である。さらに、アクセス端末装置は、受信されたデータに基づいて指示を出力するように適合されたユーザ・インターフェースを含むことが可能である。] [0146] 無線デバイスは、任意の適切な無線通信技術に基づく、またはそれ以外で、そのような技術をサポートする1つまたは複数の無線通信リンクを介して通信することができる。例えば、一部の態様において、無線デバイスは、ネットワークに関連付けられることが可能である。一部の態様では、このネットワークは、ボディエリアネットワークまたはパーソナルエリアネットワーク(例えば、超広帯域網)を備えることが可能である。一部の態様では、ネットワークは、ローカル・エリア・ネットワークまたはワイド・エリア・ネットワークを備えることが可能である。無線デバイスは、例えば、CDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX、Wi−Fiおよびその他などの、様々な無線通信技術、無線通信プロトコル、または無線通信標準の1つまたは複数をサポートする、またはそれ以外で使用することができる。同様に、無線デバイスは、様々な対応する変調スキームまたは多重化スキームの1つまたは複数をサポートする、またはそれ以外で使用することができる。このため、無線デバイスは、前述の、またはその他の無線通信技術を使用して、1つまたは複数の無線通信リンクを確立し、さらにそのようなリンクを介して通信する適切な構成要素(例えば、無線インターフェース)を含むことが可能である。例えば、デバイスは、無線媒体を介する通信を円滑にする様々な構成要素(例えば、信号ジェネレータおよび信号プロセッサ)を含むことが可能な、関連する送信機構成要素および受信機構成要素(例えば、送信機1112および1118、ならびに受信機1114および1120)を有する無線トランシーバ(例えば、図11のトランシーバ1110および1116)を備えることが可能である。] 図11 [0147] 本明細書で説明される構成要素は、様々な仕方で実施されることが可能である。図16を参照すると、装置1600が、例えば、1つまたは複数の集積回路(例えば、ASIC)によって実施される機能を表すことが可能な、または本明細書で教示される他の何らかの仕方で実施されることが可能な一連の互いに関係する機能ブロックとして表されている。本明細書で説明されるとおり、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、その他の構成要素、または以上の何らかの組合せを含むことが可能である。] 図16 [0148] 装置1600は、様々な図に関連して前述した機能の1つまたは複数を実行することができる1つまたは複数のモジュールを含むことが可能である。例えば、グループを決定するためのASIC1602が、例えば、図11のグループ・ディターミナ1104に相当することが可能である。送信するためのASIC1604が、例えば、本明細書で説明される送信機に相当することが可能である。トーンを選択するためのASIC1606が、例えば、図11のトーンセレクタに相当することが可能である。トーンを受信するためのASICが、例えば、本明細書で説明される受信機に相当することが可能である。活性のトーンを識別するためのASICが、例えば、図11の活性トーン・アイデンティファイア1122に相当することが可能である。グループを識別するためのASIC1612が、例えば、図11のグループ/重みアイデンティファイア1124に相当することが可能である。応答を決定するためのASIC1620が、例えば、図11の応答ディターミナ1126に相当することが可能である。] 図11 [0149] 前述したとおり、一部の態様において、これらの構成要素は、適切なプロセッサ構成要素を介して実施されることが可能である。これらのプロセッサ構成要素は、一部の態様では、少なくとも部分的に、本明細書で教示される構造を使用して実施されることが可能である。一部の態様では、プロセッサが、これらの構成要素の1つまたは複数の構成要素の機能の一部分またはすべてを実施するように適合されることが可能である。一部の態様では、破線のボックスで表される構成要素の1つまたは複数は、オプションである。] [0150] 前述したとおり、装置1600は、1つまたは複数の集積回路を備えることが可能である。例えば、一部の態様では、単一の集積回路が、例示される構成要素の1つまたは複数の構成要素の機能を実施することが可能である一方で、他の態様では、複数の集積回路が、例示される構成要素の1つまたは複数の構成要素の機能を実施することが可能である。] [0151] さらに、図16によって表される構成要素および機能、ならびに本明細書で説明される他の構成要素および機能は、任意の適切な手段を使用して実施されることが可能である。また、そのような手段が、少なくとも部分的に、本明細書で教示される対応する構造を使用して実施されることも可能である。例えば、図16の「〜ためのASIC」構成要素に関連して前述した構成要素が、同様の名称の「〜ための手段」機能に相当することも可能である。このため、一部の態様では、そのような手段の1つまたは複数は、プロセッサ構成要素、集積回路、または本明細書で教示される他の適切な構造の1つまたは複数を使用して実施されることが可能である。] 図16 [0152] 図17は、本開示の態様による、選択されたトーンの上で無線信号を送信するためのモジュールのセットのブロック図である。モジュール1702が、トーンのグループを決定する。モジュール1704は、決定されたグループの中のトーンの1つを選択する。その後、モジュール1706が、そのトーンを使用して無線信号を送信する。図18は、複数のトーンを受信したことに基づいて応答を決定するためのモジュールのセットのブロック図である。モジュール1802が、複数のトーンを受信する。モジュール1804が、前述したとおり、受信されたトーンから活性のトーンを識別する。モジュール1806が、それぞれの活性のトーンに関する対応するグループを識別する。モジュール1808が、適切な応答を決定する。] 図17 図18 [0153] 図17および図18のモジュールは、1つまたは複数の汎用または専用のプロセッサまたは処理回路の処理システムを含むことが可能である。代替として、これらのモジュールは、専用の集積回路、ASIC、または他のアナログもしくはディジタルの回路タイプを使用して部分的に、または全体が実施されることが可能である。また、これらのモジュールは、送信機、受信機、トランシーバ、フィルタ、増幅器、ディジタル−アナログ変換器、アナログ−ディジタル変換器、変調回路、拡散回路、発振器、位相ロックループ、または本明細書で開示される方法を実施するのに使用され得ると当業者が認識する他の任意のそのような構成要素を含む無線構成要素を含むことも可能であり、またはそのような無線構成要素に関連して使用されることが可能である。さらに、これらのモジュールは、メモリの中に常駐する、またはテープ、CD、DVD、ディスク、ハードドライブ、もしくは他の適切な記憶媒体などの媒体上に格納されたコードを含むことが可能な、ソフトウェア・モジュールであってもよい。] 図17 図18 [0154] 「第1の」、「第2の」などの呼び方を使用する本明細書における要素のいずれの言及も、それらの要素の量または順序を全体的に制限するものではないことを理解されたい。むしろ、これらの呼び方は、2つ以上の要素、または要素の2つ以上のインスタンスを区別する便利な方法として本明細書で使用されることが可能である。このため、第1の要素、および第2の要素について述べることは、その場合に2つだけの要素が使用される可能性があることも、第1の要素が、何らかの仕方で第2の要素に先行しなければならないことも意味するものではない。また、特に明記しない限り、要素のセットは、1つまたは複数の要素を備えることが可能である。] [0155] 情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることが、当業者には理解されよう。例えば、前段の説明の全体にわたって言及されることが可能なデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁気粒子、光の場もしくは粒子、または以上の任意の組合せによって表現されることが可能である。] [0156] 本明細書で開示される態様に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズム・ステップのいずれも、電子ハードウェア(例えば、ソース・コーディング技法または他の何らかの技法を使用して設計されることが可能な、ディジタル実施形態、アナログ実施形態、またはその2つの組合せ)として、命令を組み込んだ様々な形態のプログラム・コードもしくは設計コード(本明細書で便宜上、「ソフトウェア」または「ソフトウェア・モジュール」と呼ばれることが可能な)として、または以上の両方の組合せとして実施され得ることが、当業者にはさらに認識されよう。ハードウェアとソフトウェアの、この互換性を明確に示すのに、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、前段で、機能の点で一般的に説明されてきた。そのような機能がハードウェアとして実施されるか、ソフトウェアとして実施されるかは、全体的なシステムに課せられた特定の応用上、および設計上の制約に依存する。当業者は、説明される機能を、それぞれの特定のアプリケーションのために様々な仕方で実施することができるが、そのような実施上の決定が、本開示の範囲からの逸脱を生じさせると解釈されるべきではない。] [0157] 本明細書で開示される態様に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、「IC」(集積回路)、アクセス端末装置、もしくはアクセス・ポイント内部に実装される、または集積回路、アクセス端末装置、もしくはアクセス・ポイントによって実行されることが可能である。ICは、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレー)、もしくは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートのゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートのハードウェア構成要素、電気的構成要素、光学構成要素、機械的構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計された、以上の任意の組合せを備えることが可能であり、さらにそのICの内部、またはそのICの外部、または内部と外部の両方に存在するコードまたは命令を実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであることが可能であるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態マシンであってもよい。また、プロセッサは、コンピューティング・デバイスの組合せとして、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または他の任意のそのような構成として実施されることも可能である。] [0158] 任意の開示されるプロセスにおけるステップの任意の特定の順序または階層が、サンプルアプローチの例であるものと理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、本開示の範囲内に留まりながら、再構成され得るものと理解される。添付の方法請求項は、サンプル順序で、それらの様々なステップの要素を提示し、提示される特定の順序または階層に限定されることは意図していない。] [0159] 本明細書で開示される態様に関連して説明される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールにおいて、またはこの2つの組合せで実施されることが可能である。ソフトウェア・モジュール(例えば、実行可能命令、および関連するデータを含む)、およびその他のデータが、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMなどのデータメモリ、または当技術分野で知られている他の任意の形態のコンピュータ可読ストレージ媒体の中に存在することが可能である。サンプル記憶媒体は、例えば、コンピュータ/プロセッサ(便宜上、「プロセッサ」と本明細書で呼ばれることがある)などのマシンに、プロセッサが、この記憶媒体から情報(例えば、コード)を読み取り、この記憶媒体に情報を書き込むことができるように、結合されることが可能である。サンプル記憶媒体は、プロセッサと一体化していてもよい。このプロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に存在することが可能である。このASICは、ユーザ機器内に存在することが可能である。代替として、このプロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ機器におけるディスクリートの構成要素として存在してもよい。さらに、一部の態様では、任意の適切なコンピュータ・プログラム製品が、本開示の態様の1つまたは複数と関係するコード(例えば、少なくとも1つのコンピュータによって実行可能な)を備えるコンピュータ可読媒体を備えることが可能である。一部の態様では、コンピュータ・プログラム製品は、実装材料を備えることが可能である。] [0160] 本開示で言及される処理システムは、1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能である。プロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSP(ディジタル信号プロセッサ)、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレー)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、論理回路、ディスクリートのハードウェア構成要素、または計算、もしくは情報の他の操作を実行することができる他の任意の適切なエンティティであることが可能である。] [0161] 処理システムは、データストレージを提供し、さらに/またはソフトウェアアプリケーションをサポートする1つまたは複数のマシン可読媒体を含むことも可能である。ソフトウェアは、命令、プログラム、またはコードを意味するように、あるいはソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれ以外、呼び名にかかわらず、他の任意の電子媒体コンテンツを意味するように広く解釈されるものとする。マシン可読媒体は、ASICの場合に当てはまる可能性があるとおり、プロセッサと一体化されたストレージを含むことが可能である。また、マシン可読媒体は、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取り専用メモリ)、PROM(プログラマブル読取り専用メモリ)、EPROM(消去可能なPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、DVD,または他の任意の適切な記憶デバイスなどの、プロセッサの外部のストレージを含むことも可能である。さらに、マシン可読媒体は、伝送線、またはデータ信号を符号化する搬送波を含むことが可能である。処理システムに関する説明される機能をどのように実施するのが最善であるかは、当業者には認識されよう。] [0162] 開示される態様の以上の説明は、任意の当業者が、本開示を作成する、または使用することを可能にするように与えられる。これらの態様の様々な変形が、当業者には直ちに明白となり、本明細書で規定される一般的な原理は、本開示の範囲を逸脱することなく、他の態様に適用されることも可能である。このため、本開示は、本明細書で示される態様に限定されることは意図しておらず、本明細書で開示される原理および新奇な特徴と合致する最も広い範囲を与えられるべきものとする。]
权利要求:
請求項1 無線通信の方法であって、トーンの複数のグループからトーンの或るグループを決定すること、前記グループの中で或るトーンを選択すること、前記トーンを使用して無線信号を送信することを備える方法。 請求項2 前記トーンは、システム時刻、フレーム・インデックス、ノード識別子、およびリンク識別子の1つまたは複数に応じて選択される請求項1に記載の方法。 請求項3 前記選択は、前記トーンを擬似ランダムに選択することを備える請求項1に記載の方法。 請求項4 前記トーンは、別のノードからの入力に基づいて選択される請求項1に記載の方法。 請求項5 トーンの前記複数のグループのうち少なくとも2つのグループは、同一の数のトーン、または異なる数のトーンのいずれかを備える請求項1に記載の方法。 請求項6 前記無線信号は、ブロードキャスト信号を備える請求項1に記載の方法。 請求項7 各グループは、或る重みに対応し、前記重みのうち少なくとも1つは、別の重みとは異なる請求項1に記載の方法。 請求項8 前記重みは、IOT(干渉/熱雑音)、C/I(搬送波対干渉比)、スペクトル効率、潜時、データレート、スループット、およびトラヒッククラスのうち1つまたは複数の測度を備える請求項7に記載の方法。 請求項9 前記別のノードに別の無線信号を送信することをさらに備え、前記別の無線信号は、前記グループのIDを備える請求項4に記載の方法。 請求項10 トーンの前記複数のグループのうち少なくとも1つのグループは、前記グループのすべてのトーンの周波数が隣接していること、または前記グループのすべてのトーンの周波数が隣接しているわけではないことのいずれかを備える請求項1に記載の方法。 請求項11 無線通信のための装置であって、トーンの複数のグループからトーンの或るグループを決定し、前記グループの中で或るトーンを選択し、さらに前記トーンを使用して無線信号を送信するように構成された処理システムを備える装置。 請求項12 前記トーンは、システム時刻、フレーム・インデックス、ノード識別子、およびリンク識別子の1つまたは複数に応じて選択される請求項11に記載の装置。 請求項13 前記選択は、前記トーンを擬似ランダムに選択することを備える請求項11に記載の装置。 請求項14 前記トーンは、別のノードからの入力に基づいて選択される請求項11に記載の装置。 請求項15 トーンの前記複数のグループのうち少なくとも2つのグループは、同一の数のトーン、または異なる数のトーンのいずれかを備える請求項11に記載の装置。 請求項16 前記無線信号は、ブロードキャスト信号を備える請求項11に記載の装置。 請求項17 各グループは、或る重みに対応し、前記重みのうち少なくとも1つは、別の重みとは異なる請求項11に記載の装置。 請求項18 前記重みは、IOT(干渉/熱雑音)、C/I(搬送波対干渉比)、スペクトル効率、潜時、データレート、スループット、およびトラヒッククラスのうち1つまたは複数の測度を備える請求項17に記載の装置。 請求項19 前記処理システムは、前記別のノードに別の無線信号を送信するようにさらに構成され、前記別の無線信号は、前記グループのIDを備える請求項14に記載の装置。 請求項20 トーンの前記複数のグループのうち少なくとも1つのグループは、前記グループのすべてのトーンの周波数が隣接していること、または前記グループのすべてのトーンの周波数が隣接しているわけではないことのいずれかを備える請求項11に記載の装置。 請求項21 無線通信のための装置であって、トーンの複数のグループからトーンの或るグループを決定するための手段と、前記グループの中で或るトーンを選択するための手段と、前記トーンを使用して無線信号を送信するための手段とを備える装置。 請求項22 前記トーンは、システム時刻、フレーム・インデックス、ノード識別子、およびリンク識別子の1つまたは複数に応じて選択される請求項21に記載の装置。 請求項23 前記選択は、前記トーンを擬似ランダムに選択することを備える請求項21に記載の装置。 請求項24 前記トーンは、別のノードからの入力に基づいて選択される請求項21に記載の装置。 請求項25 トーンの前記複数のグループのうち少なくとも2つのグループは、同一の数のトーン、または異なる数のトーンのいずれかを備える請求項21に記載の装置。 請求項26 前記無線信号は、ブロードキャスト信号を備える請求項21に記載の装置。 請求項27 各グループは、或る重みに対応し、前記重みのうち少なくとも1つは、別の重みとは異なる請求項21に記載の装置。 請求項28 前記重みは、IOT(干渉/熱雑音)、C/I(搬送波対干渉比)、スペクトル効率、潜時、データレート、スループット、およびトラヒッククラスのうち1つまたは複数の測度を備える請求項27に記載の装置。 請求項29 前記別のノードに別の無線信号を送信するための手段をさらに備え、前記別の無線信号は、前記グループのIDを備える請求項24に記載の装置。 請求項30 トーンの前記複数のグループのうち少なくとも1つのグループは、前記グループのすべてのトーンの周波数が隣接していること、または前記グループのすべてのトーンの周波数が隣接しているわけではないことのいずれかを備える請求項21に記載の装置。 請求項31 アンテナと、ユーザ・インターフェースを提供するためのスクリーンと、前記スクリーン上で記号を表示するための1つまたは複数の入力キーと、トーンの複数のグループからトーンの或るグループを決定し、前記グループの中で或るトーンを選択し、さらに前記トーンを使用して前記アンテナから無線信号を送信するように構成された処理システムと、を備えるアクセス端末装置。 請求項32 アンテナと、前記アンテナ上で無線信号を送信するように構成された送信機と、トーンの複数のグループからトーンの或るグループを決定し、前記グループの中で或るトーンを選択し、さらに前記トーンを使用して前記送信機から無線信号を送信するように構成された処理システムと、を備えるアクセス・ポイント。 請求項33 複数のトーンを受信すること、或る条件を満たすエネルギーの測度を備える前記受信されたトーンを活性のトーンとして識別すること、それぞれの活性のトーンに関するグループを識別し、各グループは、或る重みを備えること、および前記活性のトーンの前記重みに基づいて、応答を決定することを備える無線通信の方法。 請求項34 前記重みは、IOT(干渉/熱雑音)、C/I(搬送波対干渉比)、スペクトル効率、潜時、データレート、スループット、およびトラヒッククラスのうち1つまたは複数の測度を備える請求項33に記載の方法。 請求項35 前記活性のトーンのそれぞれが、関連するノードから受信されたかどうかを識別することをさらに備える請求項33に記載の方法。 請求項36 前記応答を前記決定することは、前記重みに基づいて、前記活性のトーンから1つまたは複数の優先トーンを確立することをさらに備える請求項33に記載の方法。 請求項37 前記応答は、(a)前記1つまたは複数の優先トーンが受信された周波数帯域上で或る時間にわたって送信するのを控えること、および(b)前記1つまたは複数の優先トーンのエネルギーの前記測度に部分的に基づく電力で、前記周波数帯域上で信号を送信することのいずれかを備える請求項36に記載の方法。 請求項38 前記応答を前記決定することは、前記1つまたは複数の優先トーンが、関連するノードから受信されたいずれの活性のトーンより大きい不利度を示す重みを備えると判定することをさらに備える請求項36に記載の方法。 請求項39 前記確立することは、前記1つまたは複数の活性のトーンが、関連していないノードから受信されたと判定することをさらに備える請求項36に記載の方法。 請求項40 関連するノードから、前記対応するグループのIDを備える無線信号を受信することをさらに備える請求項33に記載の方法。 請求項41 活性のトーンを、関連するノードから受信されたと識別することは、システム時刻、フレーム・インデックス、ノード識別子、およびリンク識別子の1つまたは複数に応じる請求項35に記載の方法。 請求項42 擬似ランダムフォーミュラが、活性のトーンを、関連するノードから受信されたと識別するのに使用される請求項35に記載の方法。 請求項43 前記識別されたグループのうち少なくとも2つは、同一の数のトーンと異なる数のトーンのいずれかを備える請求項33に記載の方法。 請求項44 単一のグループに対応する複数の活性のトーンは、すべて隣接しているか、すべてが隣接しているわけではないかのいずれかである請求項33に記載の方法。 請求項45 各グループ内で前記活性のトーンを順序付けることを備える請求項33に記載の方法。 請求項46 前記グループのうち1つに対応する複数の活性のトーンは、前記対応するグループ内のそれぞれの活性のトーンの位置に従って順序付けられる請求項45に記載の方法。 請求項47 前記グループのうち1つに対応する複数の活性のトーンは、前記対応するグループ内の前記活性のトーンの数に応じて順序付けられる請求項45に記載の方法。 請求項48 無線通信のための装置であって、複数のトーンを受信し、或る条件を満たすエネルギーの測度を備える前記受信されたトーンを活性のトーンとして識別し、それぞれの活性のトーンに関する、或る重みをそれぞれが備えるグループを識別し、さらに前記活性のトーンの前記重みに基づいて、応答を決定するように構成された処理システムを備える装置。 請求項49 前記重みは、IOT(干渉/熱雑音)、C/I(搬送波対干渉比)、スペクトル効率、潜時、データレート、スループット、およびトラヒッククラスのうち1つまたは複数の測度を備える請求項48に記載の装置。 請求項50 前記処理システムは、前記活性のトーンのそれぞれが、関連するノードから受信されたかどうかを識別するようにさらに構成される請求項48に記載の装置。 請求項51 前記応答を前記決定することは、前記重みに基づいて、前記活性のトーンから1つまたは複数の優先トーンを確立することをさらに備える請求項48に記載の装置。 請求項52 前記応答は、(a)前記1つまたは複数の優先トーンが受信された周波数帯域上で或る時間にわたって送信するのを控えること、および(b)前記1つまたは複数の優先トーンのエネルギーの前記測度に部分的に基づく電力で、前記周波数帯域上で信号を送信することのいずれかを備える請求項51に記載の装置。 請求項53 前記応答を前記決定することは、前記1つまたは複数の優先トーンが、関連するノードから受信されたいずれの活性のトーンより大きい不利度を示す重みを備えると判定することをさらに備える請求項51に記載の装置。 請求項54 前記確立することは、前記1つまたは複数の活性のトーンが、関連していないノードから受信されたと判定することをさらに備える請求項51に記載の装置。 請求項55 前記処理システムは、関連するノードから、前記対応するグループのIDを備える無線信号を受信するようにさらに構成される請求項48に記載の装置。 請求項56 活性のトーンを、関連するノードから受信されたと識別することは、システム時刻、フレーム・インデックス、ノード識別子、およびリンク識別子の1つまたは複数に応じる請求項50に記載の装置。 請求項57 擬似ランダムフォーミュラが、活性のトーンを、関連するノードから受信されたと識別するのに使用される請求項50に記載の装置。 請求項58 前記識別されたグループのうち少なくとも2つは、同一の数のトーンと異なる数のトーンのいずれかを備える請求項48に記載の装置。 請求項59 単一のグループに対応する複数の活性のトーンは、すべて隣接しているか、すべてが隣接しているわけではないかのいずれかである請求項48に記載の装置。 請求項60 前記処理システムは、各グループ内で前記活性のトーンを順序付けるようにさらに構成される請求項48に記載の装置。 請求項61 前記グループのうち1つに対応する複数の活性のトーンは、前記対応するグループ内のそれぞれの活性のトーンの位置に従って順序付けられる請求項60に記載の装置。 請求項62 前記グループのうち1つに対応する複数の活性のトーンは、前記対応するグループ内の前記活性のトーンの数に応じて順序付けられる請求項60に記載の装置。 請求項63 無線通信のための装置であって、複数のトーンを受信するための手段と、或る条件を満たすエネルギーの測度を備える前記受信されたトーンを活性のトーンとして識別するための手段と、それぞれの活性のトーンに関する、或る重みをそれぞれが備えるグループを識別するための手段と、前記活性のトーンの前記重みに基づいて、応答を決定するための手段とを備える装置。 請求項64 前記重みは、IOT(干渉/熱雑音)、C/I(搬送波対干渉比)、スペクトル効率、潜時、データレート、スループット、およびトラヒッククラスのうち1つまたは複数の測度を備える請求項63に記載の装置。 請求項65 前記活性のトーンのそれぞれが、関連するノードから受信されたかどうかを識別するための手段をさらに備える請求項63に記載の装置。 請求項66 前記応答を前記決定することは、前記重みに基づいて、前記活性のトーンから1つまたは複数の優先トーンを確立することをさらに備える請求項63に記載の装置。 請求項67 前記応答は、(a)前記1つまたは複数の優先トーンが受信された周波数帯域上で或る時間にわたって送信するのを控えること、および(b)前記1つまたは複数の優先トーンのエネルギーの前記測度に部分的に基づく電力で、前記周波数帯域上で信号を送信することのいずれかを備える請求項66に記載の装置。 請求項68 前記応答を前記決定することは、前記1つまたは複数の優先トーンが、関連するノードから受信されたいずれの活性のトーンより大きい不利度を示す重みを備えると判定することをさらに備える請求項66に記載の装置。 請求項69 確立するための前記手段は、前記1つまたは複数の活性のトーンが、関連していないノードから受信されたと判定するための手段をさらに備える請求項66に記載の装置。 請求項70 関連するノードから、前記対応するグループのIDを備える無線信号を受信するための手段をさらに備える請求項63に記載の装置。 請求項71 活性のトーンを、関連するノードから受信されたと識別することは、システム時刻、フレーム・インデックス、ノード識別子、およびリンク識別子の1つまたは複数に応じる請求項65に記載の装置。 請求項72 擬似ランダムフォーミュラが、活性のトーンを、関連するノードから受信されたと識別するのに使用される請求項65に記載の装置。 請求項73 前記識別されたグループのうち少なくとも2つは、同一の数のトーンと異なる数のトーンのいずれかを備える請求項63に記載の装置。 請求項74 単一のグループに対応する複数の活性のトーンは、すべて隣接しているか、すべてが隣接しているわけではないかのいずれかである請求項63に記載の装置。 請求項75 各グループ内で前記活性のトーンを順序付けるための手段をさらに備える請求項63に記載の装置。 請求項76 前記グループのうち1つに対応する複数の活性のトーンは、前記対応するグループ内のそれぞれの活性のトーンの位置に従って順序付けられる請求項75に記載の装置。 請求項77 前記グループのうち1つに対応する複数の活性のトーンは、前記対応するグループ内の前記活性のトーンの数に応じて順序付けられる請求項76に記載の装置。 請求項78 ユーザ・インターフェースを提供するためのスクリーンと、前記スクリーン上で記号を表示するための1つまたは複数の入力キーと、複数のトーンを受信するように構成された受信機と、或る条件を満たすエネルギーの測度を備える前記受信されたトーンを活性のトーンとして識別し、それぞれの活性のトーンに関する、或る重みをそれぞれが備えるグループを識別し、さらに前記活性のトーンの前記重みに基づいて、応答を決定するように構成された処理システムとを備えるアクセス端末装置。 請求項79 アンテナと、前記アンテナ上で複数のトーンを受信するように構成された受信機と、或る条件を満たすエネルギーの測度を備える前記受信されたトーンを活性のトーンとして識別し、それぞれの活性のトーンに関する、或る重みをそれぞれが備えるグループを識別し、さらに前記活性のトーンの前記重みに基づいて、応答を決定するように構成された処理システムとを備えるアクセス・ポイント。 請求項80 無線通信の方法を実行するためにマシンによって実行可能な命令を備えるマシン可読媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、前記命令は、実行されると、前記マシンに、トーンの複数のグループからトーンの或るグループを決定させ、前記グループの中で或るトーンを選択させ、さらに前記トーンを使用して無線信号を送信させるように構成されるコンピュータ・プログラム製品。 請求項81 無線通信の方法を実行するためにマシンによって実行可能な命令を備えるマシン可読媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、前記命令は、実行されると、前記マシンに、複数のトーンを受信させ、或る条件を満たすエネルギーの測度を備える前記受信されたトーンを活性のトーンとして識別させ、それぞれの活性のトーンに関する、或る重みをそれぞれが備えるグループを識別させ、さらに前記活性のトーンの前記重みに基づいて、応答を決定させるように構成されるコンピュータ・プログラム製品。
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法律状态:
2012-07-11| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120710 | 2012-12-12| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121211 |
优先权:
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