专利摘要:
接続、移動局及び基地局を識別するための方法が開示される。本方法は、移動局が基地局のカバレッジエリアに入るときにこの移動局にMS IDを割り当てるステップ、及び基地局と移動局との間に接続が確立されるときにこの接続に接続IDを割り当てるステップを備える。提案された解決策を使用すれば、特にVoIPトラフィックでは、接続IDが802.16eにおける16ビットCIDではなく短いため、データオーバヘッドは低減されることが可能であるはずである。さらに、接続IDのビット長が調整可能なため、タプル<MS ID、接続ID>は、オーバヘッドを最低にしておきながら様々な数の接続を柔軟にサポートすることができるはずである。
公开号:JP2011509578A
申请号:JP2010541000
申请日:2008-01-04
公开日:2011-03-24
发明作者:シェン,ギャン;ジン,シャン;ワン,ドンギャオ
申请人:アルカテル−ルーセント;
IPC主号:H04W76-00
专利说明:

[0001] 本発明は無線通信に関し、より具体的には接続指向MACにおける接続、移動局及び基地局を識別するための方法に関する。]
背景技術

[0002] ブロードバンド無線通信に対する要求の増加にともなって、国際電気通信連合無線通信セクタ(ITU−R)によって行われているIMT−advancedは世界中の研究者及び企業のますます大きな関心を引いてきている。規格IEEE802.16mは、IMT−Advanced評価プロセスにおいて考慮される候補になることを意図するものである。従って、IEEE802.16mは、より高いピークレート、より低いシステムオーバヘッド、並びにQoS及び無線リソース管理(RRM)などのIMT−Advanced性能要件を満たすべきである。]
[0003] IEEE802.16mは標準化の初期段階にあるので、全ての技術的解決策が定義されているわけではない。IEEE802.16d/eで明らかなように、接続指向MACはQoSクラスをサポートするのに良い選択であり、サービス、アプリケーション及びプロトコル要件を無線アクセスネットワーク(RAN)リソース及び無線特性に最適にマッチングさせることを可能にする。しかし、全てのアプリケーションに関するオーバヘッドは、性能全体を損なうことなくシステム機能の適切なサポートを保証しながら、実行可能な限り低減されるべきである。]
[0004] IEEE802.16D/Eの規格では、基地局(BS)及び加入者局(SS)の媒体アクセス制御層(MAC)における接続を識別するためにCIDと呼ばれる16ビット値が使用される。CIDアドレス空間はULとDLとの間で共通であり(即ち、共用され)、様々なタイプの接続間に分割される。伝送されるデータブロックは全てMACPDUの形態としてカプセル化されるべきである。図1に示されているように、MACヘッダはそれらのデータを接続にマッピングするために16ビットCIDフィールドを含む。さらに、CIDはまた、基地局によって無線リソースをMS又は接続に割り当てるために使用される。] 図1
[0005] しかし、IEEE802.16d/eにおいて提案された方式は以下のような欠点を有する。CIDによって導入されるMACPDUのオーバヘッドは最低ではなく、高い周波数を使用するためあまりにも多くの無線リソースを浪費することになる。]
[0006] さらに、BSは、CID値が1つのセル又はセクタにおいて一意であることを保証しなければならず、これはいくつかの場合にいくつかの制御機構をより複雑にすることなる。例えば、1つのMSがソースBSからターゲットBSへのハンドオーバ動作を行うとき、MSにアクティブな接続がある場合は、ターゲットBSは、これらの接続全てに新しいCID値を再割り当てしなければならない。これは制御シグナリングのオーバヘッドをさらに増大させることになる。]
発明が解決しようとする課題

[0007] 本発明の一目的は、接続指向MACにおける接続、移動局及び基地局を識別するための方法であって、システムオーバヘッドを低減するために接続指向MACにおける接続を柔軟に効率よく識別することができる方法を提供することである。]
課題を解決するための手段

[0008] 本発明の一態様では、基地局と移動局との間の接続を識別するための方法であって、移動局が基地局のカバレッジエリアに入るときにこの移動局にMS IDを割り当てるステップ、及び基地局と移動局との間に接続が確立されるときにこの接続に接続IDを割り当てるステップを備える方法が提供される。]
[0009] 本発明の他の態様では、基地局と移動局との間の接続を識別するための基地局であって、移動局が基地局のカバレッジエリアに入るときにこの移動局にMS IDを割り当てるための第1の割当手段、及び基地局と移動局との間に接続が確立されるときにこの接続に接続IDを割り当てるための第2の割当手段を備える基地局が提供される。]
[0010] 本発明のさらに他の態様では、基地局から割り当てられたMS IDによって識別される移動局であって、接続IDを含むメッセージを受信するための受信手段、及び接続IDに基づいて基地局との接続を確立することを備える移動局が提供される。]
[0011] 提案された解決策を使用すれば、特にVoIPトラフィックでは、接続IDが802.16eにおける16ビットCIDではなく短いため、データオーバヘッドは低減されることが可能であるはずである。]
[0012] さらに、接続IDのビット長が調整可能なため、タプル<MS ID、接続ID>は、CIDによって導入されるオーバヘッドを最低にしておくことができるはずである。接続が少ない加入者局は短い長さの接続CIDを使用することができ、接続が多い加入者局は長い長さの接続CIDを使用することができる。]
[0013] 提案された解決策は、RRM(無線リソース管理)機構の設計を簡単にすることができる。ハンドオーバプロセスでは、古い接続IDは新しいサービングBSに取っておかれ、そこで使用されることが可能であるはずである。ハンドオーバ制御メッセージはCIDを更新するためにもう必要とされず、従って制御シグナリングのオーバヘッドを低減する。]
[0014] 次に、本発明の諸実施形態が添付の図面を参照しながら例としてのみ説明される。]
図面の簡単な説明

[0015] IEEE802.16D/Eによる一般的MACヘッダフォーマットを示す図である。
本発明の一実施形態によるCIDのタプルを示す図である。
本発明の一実施形態による基地局の例示的ブロック図である。
本発明の一実施形態による移動局の例示的ブロック図である。
本発明の一実施形態によるMS IDを移動局に割り当てる手順を示す図である。
本発明の一実施形態による接続ID空間を拡大する手順を示す図である。
本発明の一実施形態によるMS IDに基づいてダウンリンクリソースをどのように割り当てるかを示す例示図である。
本発明の一実施形態によるMS IDに基づいてアップリンクリソースをどのように割り当てるかを示す例示図である。
本発明の一実施形態による基本接続及びプライマリ管理接続のための予め割り当てられた接続IDを示す例示的表である。
本発明の一実施形態によるハンドオーバ手順を示す図である。
本発明の一実施形態によるMS IDの例示的使用法を示す図である。]
実施例

[0016] 以下では、本発明の具体的な実施形態が図面に関連して説明される。]
[0017] 本発明の一実施形態によれば、移動局が無線ネットワークに入るときにMSにMビットMS IDが割り当てられ、接続が確立されるときにこの接続にnビット接続IDが割り当てられ、この場合、m及びnは整数である。MS IDはセル又はセクタの領域において一意であり、一方、接続IDは移動局の領域において一意である。]
[0018] 図2は本発明の一実施形態によるCIDのタプルを示す。図2に示されているように、タプル<MS ID、接続ID>は1つのセル又はセクタにおいて一意に1つの接続を識別するために使用され、この場合、移動局を識別するためにmビットMS IDが定義され、接続を識別するためにnビット接続IDが使用される。従って、MS IDと接続IDの組合せは、セル又はセクタの領域において一意に1つの接続を指すことができるはずである。] 図2
[0019] 図3は、本発明の一実施形態による基地局の例示的ブロック図を示す。図3に示されているように、本発明の一実施形態による基地局は、MS ID割当モジュール111、RNG−RSPメッセージ生成モジュール112、MSIDリスト113、接続ID割当モジュール114、第1の接続IDリスト115、第1の接続確立モジュール116、第1のID長更新モジュール117、ID長更新メッセージ生成モジュール118、関連付けモジュール119、リソース割当モジュール120、第1のリソース割当登録モジュール121、マップ生成モジュール122、第1のMACPDUアセンブリモジュール123、第1のリソースマッチングモジュール124、第1の接続ID抽出モジュール125、第1のSDU抽出モジュール126及び接続キューマッチングモジュール127、並びにデータ記憶/構文解析モジュール128を備える。] 図3
[0020] 基地局は移動局など最大255のアクティブ端末装置をサポートすることができるものとする。従って、MS IDは8ビットに割り当てられることが可能であるはずである。図5に示されているように、電源投入及び同期の後に、ステップ110において、MSがレンジングメッセージ(例えばRNG−REQ)をBSに送信する。MS ID割当モジュール111が、現在使用されない8ビットMS IDを生成し、このMS IDを第1のMSIDリスト113に記録する。次いで、RNG−RSPメッセージ生成モジュール112が、生成されたMS IDを有するRNG−RSPなどのメッセージを生成する。ステップ111において、RNG−RSPメッセージは、次いで、MACヘッダ及びチェックビットなど他の情報と共に第1のMACPDUアセンブリモジュール123によってアセンブルされ、MSに送信される。] 図5
[0021] MSとの接続を確立するときに、基地局内の接続ID割当モジュール114は、接続IDの長さに基づいてMSの領域において一意である接続IDを生成する。第1の接続確立モジュール116はMSと対話するためにDSxシグナリングを生成する。本発明の一実施形態によれば、シグナリングは接続ID割当モジュール114によって生成された接続IDを備える。次いで、シグナリングは、MACヘッダ及びチェックビットを加えることによりMACPDUにアセンブルされ、MSに送信される。]
[0022] 他方では、接続ID割当モジュール114によって生成された接続IDは、第1の接続IDリスト115に記録される。]
[0023] 図6に示されているように、移動局のための接続IDの長さは4ビットに初期設定されることが可能であるはずであり、管理接続を含めて最大16の接続がサポートされることを示す。接続が確立されるとき、BSの接続ID割当モジュール114はこの接続のために4ビット接続IDを割り当てる。] 図6
[0024] 本発明の一実施形態によれば、接続IDの長さは動作中に変更されることが可能である。前述のように、4ビット接続IDはMSの領域において一意であり、16のアクティブ接続しかサポートすることができないはずである。図6に示されているように、単一のMSに17以上のアクティブ接続がある場合は、基地局は接続IDの長さを拡大することができる。例えば、ステップ210において、接続をセットアップするようにとの新しい要求が来ると、現在の接続ID空間は十分でない。この場合、ステップ211において、第1のID長更新モジュール117は、図6に示されているように、接続ID長更新メッセージをMSに送信することにより接続ID空間を拡大することができるはずである。即ち、ID長更新メッセージ生成モジュール118は新しい接続ID長を含む接続ID更新メッセージを生成し、このメッセージは、第1のMACPDUアセンブリモジュール123によってアセンブルされ、MSに送信される、ステップ212において、MSはBSにACKメッセージを返す。] 図6
[0025] 接続IDが4ビットから8ビットに変更される必要がある場合は、ステップ213において、第1のID長更新モジュール117は第1の接続IDリスト113内の古い接続IDに4ビットを追加し、これらのビットを「0」にセットすることができる。従って、接続ID空間は16から256に拡大される。次いで、ステップ214において、BSはMSとの新しい接続を確立するために8ビット接続IDを割り当てる。最後に、現在のアクティブ接続の数は16から17に変更される。]
[0026] さらに、MS ID、接続ID及び現在の接続キューの間の関係を維持するために関連付けモジュール119が使用される。一般に、1つのMS IDは複数の接続IDに対応し、組合せ<MS ID、接続ID>は1つの接続に対応する。従って、接続キューは、MS ID及び接続IDを使用することによりマッチングされることが可能である。]
[0027] MSIDリスト113、第1の接続IDリスト15及び関連付けモジュール119を使用することにより、基地局は、その全ての従属MS及び接続の全てのmビットMS ID及びnビット接続ID、並びにそれらの対応する関係を維持することができる。]
[0028] 図3に示されているように、リソース割当モジュール120は、アップリンクのためにリソースを割り当てるためのアップリンクリソース割当モジュール、及びダウンリンクのためにリソースを割り当てるためのダウンリンクリソース割当モジュールを備える。マップ生成モジュール122は、リソース割当結果に基づいてアップリンクのためにアップリンクマップを生成するためのアップリンクマップ生成モジュール、及びリソース割当結果に基づいてダウンリンクのためにダウンリンクマップを生成するためのダウンリンクマップ生成モジュールを備える。1つのリソースブロックがMSに割り当てられる場合、リソースブロックはそれぞれのMS IDを使用することにより記述される。リソース割当登録モジュール121はMSに割り当てられたリソースを登録する。] 図3
[0029] アップリンクマップ及びダウンリンクマップは、次いで、MACPDUアセンブリモジュール123によってMAC PDUにアセンブルされ、次いで、リソース割当登録モジュール121によって決められた時間−周波数リソースにおいて送信される。]
[0030] ダウンリンクでは、BSのリソース割当モジュール120は、最初に、図7に示されているようにMS IDに基づいてMSに帯域幅を割り当てるはずである。マップ生成モジュール122は、対応するDLMAPを生成することができる。例えば、DL MAPは、割り当てられたリソースブロックを記述するために使用され、MS IDによって識別された各DL_MAP_IEは1つの特定のリソースブロック、即ち1つのバーストを指す。] 図7
[0031] アップリンクでは、BSのリソース割当モジュール120はまた、最初に、図8に示されているようにMS IDに基づいてMSに帯域幅を割り当てる。マップ生成モジュール122は、対応するULMAPを生成することができる。例えば、UL MAPはリソースブロックを割り当てるために使用され、MS IDによって識別された各UL_MAP_IEは1つの特定のリソースブロック、即ち1つのバーストを指す。] 図8
[0032] MACPDUを受信したとき、BSはMAC PDUの送信位置(時間−周波数ブロック)を検出することができ、第1のリソースマッチングモジュール124はこのリソースブロックがどのMS IDに属するべきかを判定することができ、その結果、MSのためのMS IDが判定されることが可能である。]
[0033] 他方では、第1の接続ID抽出モジュール125は、MACPDUのヘッダから接続IDを抽出することができ、第1のSDU抽出モジュール126は、MAC PDUからSDUを抽出して抽出されたPDUを出力することができる。]
[0034] 接続キューマッチングモジュール127は、関連付けモジュール119によって関連付けられたものに基づいて、入力されたMACPDUがどの接続に属するかを判定することができる。次いで、データ記憶/構文解析モジュール128はマッチングされた接続キューにSDUのデータを保存する。データがシグナリングメッセージである場合は、データ記憶/構文解析モジュール128はシグナリングを構文解析し、それを返す。]
[0035] 図4は、本発明の一実施形態による移動局の例示的ブロック図を示す。図4に示されているように、本発明の一実施形態による移動局(MS)は、第2の接続ID抽出モジュール214、第2のSDU抽出モジュール215、SDU構文解析モジュール216、第2のリソースマッチングモジュール213、第2のリソース割当登録モジュール212、マップ構文解析モジュール211、第2の接続確立モジュール217、第2のID長更新モジュール218、第2の接続IDリスト219、及び第2のMACPDUアセンブリングモジュール220を備える。] 図4
[0036] 前述のように、MACPDUが入力されたとき、第2の接続ID抽出モジュール214は、MAC PDUのヘッダから接続IDを抽出し、第2のSDU抽出モジュール215は、MAC PDUからSDUを抽出する。]
[0037] 次いで、SDU構文解析モジュール216は、接続IDによってSDUのタイプを判定することができる。即ち、SDUはデータ又はシグナリングのものでよい。SDUのタイプがDL/UL−MAPである場合は、抽出されたSDUはマップ構文解析モジュール211に送信され、そこで、アップリンク/ダウンリンクリソースブロックに関する位置情報を取得し、それを第2のリソース割当登録モジュール212に格納するために、DL/UL−MAPが構文解析される。同様に、第2のリソース割当登録モジュール212は、割り当てられた時間−周波数リソースに基づいてデータがいつ送信又は受信されることが可能であるかを判定することができる。]
[0038] さらに、MSの第2のリソースマッチングモジュール213は、リソースブロックとマッチングされたMACPDUが入力されることができるようにすることができるだけである。言い換えれば、第2のリソースマッチングモジュール213は、どのMAC PDUがMSによって受信されることが可能であるかを判定することができる。]
[0039] 他方では、SDUのタイプが接続確立メッセージである場合は、SDU構文解析モジュール216は、このメッセージを接続確立モジュール217に送信する。SDUのタイプが接続長更新メッセージである場合は、SDU構文解析モジュール216はそれを第2のID長更新モジュール218に送信する。]
[0040] 従って、各MSは、DL_MAPを受信し構文解析した後に、そのダウンリンクの割り当てられたリソースブロックがどこにあるかを知るはずであり、将来その搬送されたデータパケットを受信する。MACPDU内の添付された接続IDを使用すれば、MSはデータパケットを接続にマッチングさせることができるはずである。]
[0041] さらに、各MSは、UL_MAPを受信し構文解析した後に、そのアップリンクの割り当てられたリソースブロックがどこにあるかを知るはずであり、接続IDがMACPDUの割り当てられたリソースブロックに添付されているMAC PDUを送信する。他方では、BSがこれらのMAC PDUを受信したとき、BSはどのMSがこれらのMAC PDUを送信したかを知ることができる。従って、BSは、MAC PDU内の添付された接続IDによってこれらのデータパケットを接続にマッチングさせることができるはずである。]
[0042] 接続確立モジュール217は接続確立メッセージによって接続を確立し、MSが接続確立要求を受諾したことを確認応答するために応答メッセージを生成することができる。]
[0043] ID長更新メッセージが、接続IDが4ビットから8ビットに変更される必要があることを示す場合は、第2のID長更新モジュール218は第2の接続IDリスト219内の古い接続IDに4ビットを追加し、これらのビットを「0」にセットし、更新された接続IDを第2の接続IDリスト219に格納することができる。]
[0044] 第2のMACPDUアセンブリモジュール219は、応答メッセージ又は他のSDUデータをヘッダ及びチェックビットなどの追加の情報と共にMAC PDUにアセンブリすることができる。]
[0045] 図9は、本発明の一実施形態による基本接続及びプライマリ管理接続のための予め割り当てられた接続IDを示す例示的表である。ネットワークエントリの手順中、BSは基本CID、プライマリ管理CIDをMSに割り当てる必要がない。ある特定の接続IDは基本接続及びプライマリ管理接続に予め割り当てられることが可能である。MSがDL/UL同期及びRNG−REQ/RSP手順を完了した後に、BS及びMSは両方とも、取っておかれた0x01及び0x02接続IDを使用して双方向基本接続及びプライマリ管理接続を初期設定する。] 図9
[0046] 図10は、本発明の一実施形態によるハンドオーバ手順を示す。図9に示されているように、MSがソースBSからターゲットBSへのハンドオーバ動作を行おうと決めた場合は、以下のステップが実行される。] 図10 図9
[0047] ステップ310において、ハンドオーバの前に、MSはソースBSの領域において有効な古いMS IDに基づいてデータパケットをソースBSから受信又はそれに送信する。]
[0048] ステップ311において、MSは、ハンドオーバ動作を開始しようと決めた後に、他のBSにハンドオーバするよう要求するためにエアインターフェースを介してソースBSにMOB−MSHO_REQメッセージを送信する。]
[0049] ステップ312において、MOB−MSHO_REQメッセージを受信したとき、BSは候補からターゲットBSとして1つのBSを選択し、このMSのための使用された接続IDの情報を含むHO要求メッセージを送信することによりターゲットBSと交渉する。]
[0050] ステップ313において、ターゲットBSはハンドオーバするMSのための使用された接続IDの情報を保存し、新しいMS IDを割り当てる。新しく割り当てられたMS IDはHO応答メッセージによってソースBSに送信される。]
[0051] ステップ314において、新しいMS IDを取得した後に、ソースBSはMOB−MSHO_RSPメッセージによってMSに応答し、MSに新しいMS IDを通知する。]
[0052] ステップ315において、MSはハンドオーバ動作を開始するためにソースBSにMOB−MSHO−INDを送信する。]
[0053] ステップ316において、ハンドオーバを完了した後に、MSは、新しく割り当てられたMS ID及び古い接続IDに基づいてターゲットBSと通信する。]
[0054] いくつかのMS IDは、実際にはいくつかの特別の目的のために予め決められていてよいことに留意されたい。図11は、本発明の一実施形態によるMS IDの例示的使用法を示す(例として10ビットMS ID及び6ビット接続IDを取り上げる)。例えば、値0を有するMS IDは、MSがレンジング動作を行うことができる1つの初期レンジング領域を割り当てるために使用されることが可能である。さらに、最大値(10ビットMS IDにおける0x3FF)を有するMS IDは、複数のMSに配信されるブロードキャスト情報を搬送する1つのブロードキャスト領域を割り当てるために使用されることが可能である。様々なMS IDクラスでは、様々なセットの接続IDが許可されてよい。] 図11
[0055] 言い換えれば、MS IDは、予め決められたオブジェクション又は用途専用でよい。例えば、予め決められたオブジェクションは、様々なマルチキャストグループ、通常の加入者局グループ、アイドル加入者局グループ及びスリープ加入者局グループを備え、予め決められた用途は初期レンジング及びブロードキャストの1つを備える。]
[0056] 提案された方式を使用すれば、特にVoIPトラフィックでは、接続IDが802.16eにおける16ビットCIDではなく短いため、データオーバヘッドは低減されることが可能であるはずである。]
[0057] さらに、接続IDのビット長が調整可能なため、タプル<MS ID、接続ID>は、オーバヘッドを最低にしておきながら様々な数の接続を柔軟にサポートすることができるはずである。]
[0058] さらに、提案された解決策はRRM(無線リソース管理)機構の設計を簡単にすることができるはずである。ネットワークエントリプロセスでは、取っておかれた接続IDは基本接続及びプライマリ管理接続のために使用されることが可能であるはずである。ハンドオーバプロセスでは、古い接続IDは新しいサービングBSに取っておかれ、そこで使用されることが可能であるはずである。ハンドオーバ制御メッセージはCIDを更新するためにもう必要とされず、従って制御シグナリングのオーバヘッドを低減する。]
[0059] 本発明は、本発明の例示的実施形態を参照しながら具体的に図示され説明されてきたが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲によって定義された本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態及び詳細の様々な変更がそこにおいて行われてよいことが当業者によって理解されよう。]
权利要求:

請求項1
基地局と移動局との間の接続を識別するための方法であって、前記移動局が前記基地局のカバレッジエリアに入るときに前記移動局にMSIDを割り当てるステップ、及び前記基地局と前記移動局との間に接続が確立されるときに前記接続に接続IDを割り当てるステップを備える方法。
請求項2
請求項1記載の方法において、前記MSIDがセル又はセクタの領域において一意であり、一方、前記接続IDが前記移動局の領域において一意である方法。
請求項3
請求項1記載の方法において、m及びnを整数として、前記MSIDがmビットで示され、前記接続IDがnビットで示される、方法。
請求項4
請求項3記載の方法であって、前記接続IDに少なくとも1つのビットを追加するステップをさらに備える方法。
請求項5
請求項3記載の方法において、特定の移動局のための前記接続IDが同じ長さを有する、方法。
請求項6
請求項3記載の方法において、1セットの接続IDがシグナリング接続のために取っておかれる、方法。
請求項7
請求項3記載の方法において、前記MSIDが、予め決められた対象又は用途専用である、方法。
請求項8
請求項7記載の方法において、前記予め決められた対象が様々なマルチキャストグループ、通常の加入者局グループ、アイドル加入者局グループ及びスリープ加入者局グループからなる、方法。
請求項9
請求項7記載の方法において、前記予め決められた用途が初期レンジング及びブロードキャストの1つからなる、方法。
請求項10
請求項3記載の方法であって、前記MSIDに基づいて各移動局のために無線リソースを割り当てるステップをさらに備える方法。
請求項11
請求項3記載の方法であって、前記移動局が前記基地局のカバレッジエリアから別の基地局のカバレッジエリアに移動する場合に前記MSIDを更新するステップをさらに備える方法。
請求項12
請求項11記載の方法において、前記移動局のための前記接続IDが、前記移動局が前記基地局のカバレッジエリアから別の基地局のカバレッジエリアに移動するときに維持される、方法。
請求項13
請求項10記載の方法において、前記MSIDに基づいて各移動局のために無線リソースを割り当てる前記ステップが、前記MSIDに基づいてダウンリンクのために少なくとも1つのリソースブロックを割り当てるステップ、及び前記MSIDに基づいてアップリンクのために少なくとも1つのリソースブロックを割り当てるステップを備える方法。
請求項14
請求項13記載の方法において、送信時に、前記リソースブロックが、そのヘッダがnビット接続IDを含むフィールドを含むMACPDUで満たされる、方法。
請求項15
基地局と移動局との間の接続を識別するための基地局であって、前記移動局が前記基地局のカバレッジエリアに入るときに前記移動局にMSIDを割り当てるための第1の割当手段、及び前記基地局と前記移動局との間に接続が確立されるときに前記接続に接続IDを割り当てるための第2の割当手段を備えた基地局。
請求項16
請求項15記載の基地局において、前記MSIDがセル又はセクタの領域において一意であり、一方、前記接続IDが前記移動局の領域において一意である基地局。
請求項17
請求項15記載の基地局において、m及びnを整数として、前記MSIDがmビットで示され、前記接続IDがnビットで示される、基地局。
請求項18
請求項17記載の基地局であって、前記接続IDに少なくとも1つのビットを追加するための更新手段をさらに備える基地局。
請求項19
請求項17記載の基地局において、特定の移動局のための前記接続IDが同じ長さを有する基地局。
請求項20
請求項17記載の基地局において、1セットの接続IDがシグナリング接続のために取っておかれる基地局。
請求項21
請求項17記載の基地局において、前記MSIDは予め決められた対象又は用途専用である基地局。
請求項22
請求項21記載の基地局において、前記予め決められた対象が様々なマルチキャストグループ、通常の加入者局グループ、アイドル加入者局グループ及びスリープ加入者局グループからなる基地局。
請求項23
請求項21記載の基地局において、前記予め決められた用途が初期レンジング及びブロードキャストの1つからなる基地局。
請求項24
請求項17記載の基地局であって、前記MSIDに基づいて各移動局のために無線リソースを割り当てるための割当手段をさらに備える基地局。
請求項25
請求項17記載の基地局であって、前記移動局が前記基地局のカバレッジエリアから別の基地局のカバレッジエリアに移動する場合に前記MSIDを更新するための手段をさらに備える基地局。
請求項26
請求項25記載の基地局において、前記移動局のための前記接続IDは、前記移動局が前記基地局のカバレッジエリアから別の基地局のカバレッジエリアに移動するときに維持される基地局。
請求項27
請求項24記載の基地局において、前記MSIDに基づいて各移動局のために無線リソースを割り当てる前記手段が、前記MSIDに基づいてダウンリンクのために少なくとも1つのリソースブロックを割り当てる手段、及び前記MSIDに基づいてアップリンクのために少なくとも1つのリソースブロックを割り当てる手段を備える基地局。
請求項28
請求項27記載の基地局において、送信時に、前記リソースブロックが、そのヘッダがnビット接続IDを含むフィールドを含むMACPDUで満たされる基地局。
請求項29
基地局から割り当てられたMSIDによって識別される移動局であって、接続IDを含むメッセージを受信するための受信手段、及び前記接続IDに基づいて前記基地局との接続を確立することを備えた移動局。
請求項30
請求項29記載の移動局において、前記MSIDがセル又はセクタの領域において一意であり、一方、前記接続IDが前記移動局の領域において一意である移動局。
請求項31
請求項29記載の移動局であって、接続IDの長さを更新するための更新手段をさらに備える移動局。
請求項32
請求項31記載の移動局において、前記更新手段が前記接続IDに少なくとも1つのビットを追加するように構成された移動局。
請求項33
請求項31記載の移動局において、前記移動局のための前記接続IDが同じ長さを有する移動局。
請求項34
請求項31記載の移動局において、1セットの接続IDがシグナリング接続のために取っておかれる移動局。
請求項35
請求項31記載の移動局において、前記MSIDは予め決められた対象又は用途専用である移動局。
請求項36
請求項35記載の移動局において、前記予め決められた対象が様々なマルチキャストグループ、通常の加入者局グループ、アイドル加入者局グループ及びスリープ加入者局グループからなる移動局。
請求項37
請求項35記載の移動局において、前記予め決められた用途が初期レンジング及びブロードキャストの1つからなる移動局。
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