专利摘要:
本方法は、基地局(BS)のセットと、移動局(MS)のセットとを含むOFDMAネットワークにおいて無線チャネル資源を配分する。BS毎に、MSのセットに関するダイバーシティセットを保持する。各BSは、ダイバーシティセットに基づいて、MSにおける起こり得る干渉を求める。グラフが構築され、該グラフにおいて、ノードはMSのセットを表し、ノード対間の各エッジは、ノード対によって表されるMS間のチャネル干渉を表す。各エッジに、該エッジによって接続される2つのMS間の干渉を反映する重みを割り当てる。干渉グラフの構造、すなわち起こり得る干渉に基づいて、該干渉グラフを、各クラスタ間のエッジ重みの合計が最大になるように、ノードの複数の重複しないクラスタに分割する。このグラフ分割に基づいて、チャネル資源を移動局に割り当てる。
公开号:JP2011509537A
申请号:JP2010526496
申请日:2009-03-13
公开日:2011-03-24
发明作者:ジャン、ジンユン;タオ、ジフェング;チャン、ユ−ジュン
申请人:ミツビシ・エレクトリック・リサーチ・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド;
IPC主号:H04W16-10
专利说明:

[0001] この発明は、包括的には無線ネットワークにおける資源配分に関し、より詳細には直交周波数分割多元接続セルラネットワークにおける、グラフベースの手法を使用する資源配分に関するものである。]
背景技術

[0002] OFDMA
直交周波数分割多重(OFDM)は、多数の無線ネットワーク、たとえば既知のIEEE802.11a/g標準規格及びIEEE802.16/16e標準規格に従って設計されたネットワークの物理層(PHY)において使用される変調技法である。直交周波数分割多元接続(OFDMA)は、OFDMに基づく多元接続方式である。OFDMAでは、直交トーン(サブチャネル)の別個のセット及びタイムスロットが、複数の送受信機(ユーザ又は移動局)に配分され、それによって複数の送受信機が同時に通信することができる。OFDMAは、無線資源配分におけるその効率性及び柔軟性に起因して、3GPPロングタームエボリューション(LTE)及びIEEE802.16mのような多数の次世代セルラネットワークにおいて広範に採用されている。]
[0003] OFDMA資源配分
無線スペクトルは、無線通信における乏しい資源であり、したがって、無線スペクトルの効率的な使用が必要とされている。無線用途及び加入者ユーザの急速な増加により、ネットワーク容量を増大させることができると共に、商業的観点からは配備コストを節約することができる良好な無線資源管理(RRM)方式が求められている。その結果、OFDMAのための効果的な無線資源配分方式を開発することが産業にとって重大な関心事となっている。]
[0004] 資源配分における基本的な課題は、利用可能な乏しいスペクトルと、カバーされるべき広大なエリア及びサービス提供されるべき多数のユーザとが不均衡であることである。換言すれば、同じ周波数スペクトルが、複数の地理的エリア又はセル内で再利用されなくてはならない。これによって、隣接するセル内のユーザ又は移動局(MS)が同じスペクトルを使用するとき、不可避的にセル間干渉(ICI)が生じる。実際、ICIは無線セルラネットワークに対する主要な性能制限要因であることがわかっている。結果として、セルラネットワークのための、ICIを意識した無線資源配分を開発することに非常に多くのの研究が充てられてきた。]
[0005] スペクトル効率を最大にするために、OFDMAセル配置では、周波数再利用係数1が使用される。すなわち、同じスペクトルがあらゆるセルにおいて再利用される。不都合なことに、この高いスペクトル効率には不利な高いICIも伴う。したがって、OFDMA技術を活用するために、OFDMAの上位における良好なICI管理方式が必要とされる。]
[0006] OFDMA資源配分は、単一セルのケースに関して広く研究されてきた。既存の方法のほとんどは、各MSがセル内干渉を回避するために異なるサブチャネル(複数可)を使用するという想定の下での電力又はスループットの最適化に焦点を当てている。単一セル資源配分における別の主要な想定は、基地局(BS)は、自身と全てのMSとの間のリンクのチャネル信号対雑音比(SNR)の完全な知識を有するということである。ダウンリンク(すなわちBSからMSへの送信)において、このSNRは、標準的にはMSによって推定され、BSにフィードバックされる。アップリンク(すなわちMSからBSへの送信)において、BSは、全てのMSから受信する信号に基づいて、SNRを直接推定することができる。しかしながら、マルチセルシナリオにおける相当物、すなわち信号対干渉雑音比(SINR)は、干渉が複数のセルから到来する可能性があり、資源配分前には知られていない、干渉物の距離、ロケーション、占有チャネル状態のような様々な要因に依拠するため、取得するのがより難しい。この結果、ICIの相互依存が生じ、資源配分問題が複雑になる。このため、SINRの大域的で完全な知識を必要としない実用的なマルチセル資源配分方式が非常に望ましい。]
[0007] セル間干渉調整(ICIC)
ICICは、セルエッジ領域内のICIを効率的に低減することができる技法である。ICICは、異なるセルに属する複数のセルエッジMSに、別個のチャネル資源を配分することによって達成される。セルエッジMSは高ICIの傾向が非常に強いため、セルエッジMS間でチャネル配分を適切に調整することによって総ICIを大幅に低減することができる。より具体的には、ICICは、干渉物の数及び/又は各干渉物が発生させる「損害」を低減する。各干渉物が発生させる「損害」の低減は、たとえば、地理的に遠く離れたMSに同じ資源を配分し、経路損失に起因して干渉が緩和されるようにすることによって達成することができる。]
[0008] しかしながら、セルエッジユーザに関する資源衝突を回避することにのみ基づくICICは、ダウンリンク通信において、限定的な性能利得しか提供することができない。これは、BSからセル中央MSへの送信によって引き起こされる干渉を見過ごしているためである。本発明の実施の形態は、セル中央もセルエッジも一様に、全てのMSがICI管理の考慮に入れられる、総体的なチャネル配分方式を提案することを目的としている。]
[0009] 空間分割多元接続(SDMA)
SDMAは、プレコーディング及びマルチユーザスケジューリングを用いて多入力多出力(MIMO)技法を使用することによって、マルチユーザチャネル接続を提供する。SDMAはセル内のMSのロケーションの空間情報を利用する。SDMAによって、信号の放射パターンは、特定の方向において最も高い利得を得るようになっている。これは、ビーム形成又はビームステアリングと呼ばれることが多い。SDMAをサポートするBSは、同じ資源を使用して、複数のユーザに同時に信号を送信する。このため、SDMAはネットワーク容量を増大させることができる。]
[0010] 基地局協調(BSC)
基地局協調(BSC)によって、複数のBSが、同じ資源(すなわち時間及び周波数)を共有して、複数のMSに同時に信号を送信することが可能になる。BSCは、BSがMSに信号を協調して送信するためにSDMA技法を利用し、特に、複数のBSの送信範囲内にあるセルエッジMSにおいて使用される。協調によって、干渉信号は有用な信号の一部となる。したがって、BSCは2つの利点、すなわち空間ダイバーシティの提供及びICI削減を有する。]
[0011] ダイバーシティセット
通常、各MSはアンカー(又はサービング)BSと呼ばれる1つのBSにおいて登録され、該BSと通信する。しかしながら、ハンドオーバのような幾つかのシナリオにおいて、MSは複数のBSと同時に通信することができる。ダイバーシティセットは、この目的に適うようにIEEE802.16e標準規格において定義されている。ダイバーシティセットはアンカーBS及びMSの通信範囲内にある近隣のBSを追跡する。ダイバーシティセット内の情報はMS及びBSにおいて維持及び更新され、本発明のグラフベースの方法において使用される。]
[0012] 従来のチャネル配分におけるグラフベースのフレームワーク
従来の(非OFDMA)セルラネットワーク及びメッシュネットワークにおけるチャネル配分問題は、グラフ彩色手法を使用して解決されてきた。従来の問題の定式化において、グラフ内の各ノードは、チャネルが配分されるネットワーク内のBS又はアクセスポイント(AP)に対応する。2つのノードを接続するエッジは起こり得る同一チャネル干渉を表す。これは通常、BSの地理的近接性に対応する。このため、干渉制約を守るチャネル配分問題は、ノード彩色問題となり、ここで干渉する2つのノードは同じ色を有してはならず、すなわち同じチャネルを使用してはならない。]
[0013] 従来のネットワークにおいて、2つの隣接する基地局が、同じスペクトルを使用して同じ時刻に送信する場合、それらの基地局はMSにおいて互いに干渉を引き起こす。このため、従来のグラフにおいて、必要とされているのは、BSを表す隣接するノードが異なる色を有することのみである。]
[0014] この解決策は、周波数再利用係数が1であり、全てのBSが同じスペクトルを使用するOFDMAネットワークに適用可能である。さらに、従来のグラフは、上記で説明したようなICIC及びBSCのような技術を考慮していない。]
[0015] 本発明の実施の形態は、グラフベースの手法を使用する、実用的で低複雑度のマルチセルOFDMAダウンリンクチャネル配分方法を提供する。グラフベースの手法は、2つの基本的態様において従来技術と異なる。]
[0016] 第1に、従来技術は、干渉制約の下で、使用されるサブチャネル数を最小にするのに対し、本発明は、OFDMAネットワークにおいて自由に固定且つ所定数のサブチャネルを使用する。干渉を完全に回避することは物理的に実現可能でないため、適切で良好に管理された妥協策が検討される。]
[0017] 第2に、本発明のケースのグラフ内のノードは、BSではなくMSを指すべきである。これは、OFDMAネットワークにおいてチャネルを配分されるのは、BSではなくMSであるためである。さらに、MSのロケーション及び移動によって干渉ダイナミクスが変化し、その結果グラフが変化する。従来技術のグラフでは、グラフ内のノードによって表される基地局は固定であり、このため局の移動は問題ではなく、問題を解くのが比較的簡単である。]
[0018] 本方法は2つのフェーズ、すなわち
1)スケールの粗い干渉管理方式と、
2)スケールの細かいチャネル配分方式と、
を含む。]
[0019] 第1のフェーズにおいて、干渉管理はグラフベースのフレームワークを使用して実施される。干渉情報は、BS及びMSにおいて保持されるダイバーシティセットに基づき、干渉グラフの形式で提示される。次に、グラフは、ICIC及びBSCのような干渉管理基準に従って、重複しない複数のクラスタに分割される。このフェーズにおいて、ICIC技法、BSC技法、及びSDMA技法は全てフレームワーク内に組み込まれ、正確なSINR情報は一切必要とされない。]
[0020] 第2のフェーズにおいて、第1のフェーズにおいて取得されたクラスタに、ランダムに、又は瞬時チャネル状態を考慮してサブチャネルを配分することによって、資源配分が実施される。]
図面の簡単な説明

[0021] 本発明の実施の形態による、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワークにおいてチャネル資源を配分するための方法のフローチャートである。
本発明の実施の形態による、隣接するセルにおいて実施されるICICスペクトル配分、並びに2つのMS及び2つのBSを用いた例示的なICICシナリオの概略図である。
本発明の実施の形態による、隣接するセルにおいて実施されるBSCスペクトル配分、並びに2つのMS及び2つのBSを用いた例示的なBSCシナリオの概略図である。
本発明の実施の形態によるマルチセルネットワークの概略図である。
本発明の一実施の形態による、マルチセル、マルチ送受信機のシナリオに関して構築される干渉グラフである。
本発明の一実施の形態によるダイバーシティセットの表である。
本発明の一実施の形態による、図4における干渉に関連するエッジ重みを求める方法のフローチャートである。
図6における方法に基づいて割り当てられるエッジ重みを有する干渉グラフである。
本発明の実施の形態による、干渉管理の第1のフェーズにおいて使用される方法のフローチャートである。
本発明の実施の形態による、第2のフェーズのSNRを意識したチャネル配分問題において使用される方法のフローチャートである。
従来の配分方法と、本発明による配分方法を比較するグラフである。] 図4 図6
実施例

[0022] グラフベースのOFDMA資源配分
図1は、本発明の実施の形態による、直交周波数分割多重(OFDM)ネットワークにおいて移動局に資源を配分するための方法を示している。OFDMAネットワークは、複数の基地局(BS)と、複数の移動局(MS)とを含む。] 図1
[0023] 干渉グラフ101を構築する(110)。グラフにおいて、ノード150はMSを表し、ノードを接続するエッジ151は、エッジによって接続されるノードによって表される移動局間の起こり得る干渉、及び移動局によって使用されるチャネルの品質を表す。]
[0024] 干渉グラフは、OFDMAネットワーク内のBS及びMSによって保持されるダイバーシティセット102を使用して構築される。各BSはMSのセットに関するダイバーシティセットを保持することができ、BSによってサービス提供される全てのダイバーシティセットの知識を有する。BSは、全てのBSが全てのダイバーシティセットを有するように、ダイバーシティセットを交換することができ、MSは自身が関連付けられる基地局に関するダイバーシティセットを保持することができる。]
[0025] MSにおける起こり得る干渉は、対応する確立されたダイバーシティセットに基づく。適切な重み割当て104を使用して、干渉グラフ内のエッジを構築する。エッジはMS(ノード)間の干渉を表す。可能な重み105を、下記でより詳細に説明する。]
[0026] 干渉管理120は、干渉グラフ101を使用して実施される。発見的方法は、グラフを複数の別個のクラスタに分割するようになっている。]
[0027] チャネル割当て130は、チャネル資源131情報を使用して、グラフのクラスタリング後に遂行される。サブチャネルがクラスタに割り当てられ、同じクラスタ内のノード(MS)は同じサブチャネルを割り当てられる。割当ては、ランダムに行ってもよく、又は割当てにおける瞬時チャネル情報を考慮してオポチュニスティックに行ってもよい。]
[0028] スペクトル配分
図2A及び図2Bは、本発明の実施の形態において説明される、OFDMAマルチセルネットワークのためのスペクトル配分を示している。7つのセルが示されている。これは、より多くのセルに容易に一般化することができる。周波数再利用係数は1である。すなわち、各セルがネットワーク帯域幅全体を使用する。各セルは、セル中央領域及びセル境界領域に地理的に分割され、境界領域は3つのセクタにさらに分けられる。] 図2A 図2B
[0029] 図2A及び図2Bにおいて、Ai、Bi、及びCiは、それぞれ境界領域内の3つのセクタを指し、Diはセル中央を指す。ただし、i=1,...,7である。図2A及び図2Bに示すセクタ分割(sectorization)は、地理的領域の観点からの資源配分の概念を説明するための役割しかなく、限定的ではないことに留意されたい。図において、同じ網掛けを有するセクタ内のチャネルは同じ資源、たとえば周波数サブチャネルを共有し、したがって、互いに干渉する可能性があり得る。] 図2A 図2B
[0030] セル中央は隣接するセルからより遠くにあり、したがって、BSからセル中央MSへの送信が、隣接するセル内のMSに対して引き起こすICIは、より少ないことに留意されたい。対照的に、セル境界は隣接するセルにより近く、このため、BSから境界MSへの送信は、通常、隣接するセル内のMSに対して、より強い干渉を引き起こす(と共に、より強い干渉を受ける)。換言すれば、境界領域における資源配分は、ICIを緩和することができるように、より注意深く管理されるべきである。これは、境界の計画を、ICIC又はBSCのような干渉管理方式と組み合わせて実施することによって達成することができる。]
[0031] ICICシナリオ
ICICは、異なるセルに属する境界MSに別個のチャネル資源を配分することによって達成される。これは、図2Aにおいて異なる複数の網掛けパターンによって示されている。ここで、隣接するB1セクタ及びB2セクタ内にそれぞれ位置するMS1及びMS2に、重複しないスペクトルが配分される。したがって、ダウンリンク信号によって互いに引き起こされる、起こり得る干渉を回避することができる。通常、ICICは、干渉を低減するために、隣接する境界領域(すなわち、A1、A4、及びA5;B1、B2、及びB3;C1、C6、及びC7)内のチャネルに別個のスペクトルを配分することを提案する。] 図2A
[0032] BSCシナリオ
BSCは、隣接する境界領域内のMSに重複するスペクトルを配分することによって達成される。図2Bに示されているように、隣接するB1セクタ及びB2セクタ内にそれぞれ位置するMS1及びMS2に、重複するスペクトルが配分される。次に、BS1及びBS2は、MS1及びMS2の双方に、同じ周波数帯域内で共同で信号を送信する。このため、ダウンリンク信号によって互いに引き起こされる、起こり得る干渉が、有用な信号(実線によって示される)に置き換えられる。通常、BSCは、図2Bに示すような協調を可能にするために、隣接する境界領域(すなわち、A1、A4、及びA5;B1、B2、及びB3;C1、C6、及びC7)に、重複するスペクトルを配分することを提案する。これは従来のネットワークでは決して可能でない。] 図2B
[0033] BSCをセル内SDMAと統合することができ、これによって、BSは、自身がサービス提供する複数のMSに、同じOFDMA資源を使用して送信することができる。たとえば、図2Bは、BS2がSDMAを使用してMS2及びMS3と通信している場合、MS1,MS2、及びMS3が3−MS、2BSのBSCシナリオに加わることができることを示している。] 図2B
[0034] 以下において、OFDMAベースのマルチセルネットワークのための本発明の干渉グラフベースの資源配分方法を説明する。本方法は、ICIC管理方式及びBSC管理方式の双方を同時に使用することを可能にすることに留意されたい。]
[0035] 第1のフェーズ:干渉管理
図3は、BS及びMSの構成例を示している。本発明では、MSの地理的ロケーション、及びチャネル品質を示す瞬時チャネル状態情報(CSI)から、干渉の強度を求めることを所望する。この情報を使用して、図4においてさらに詳細に示されるような対応する干渉グラフ101を構築する。] 図3 図4
[0036] 図4において、各ノードI(ただし、I=1,...,5)は、1つのMSを表す。ネットワーク内にN個のOFDMA資源、たとえばサブチャネルが存在すると想定する場合、全てのノード対はN個の並列のエッジによって接続される。N個の並列のエッジのそれぞれは、2つのMS間の起こり得る干渉を表す、関連付けられる「コスト」又は重みwを有する。たとえば、ノードa及びノードb(ただし、a<b)の間の重みは、図4のwabによって表される。wabの値が高いほど、MSa及びMSb間の起こり得る干渉が強くなる。] 図4
[0037] 一般的なグラフ理論における既知の最大k切断と、干渉管理を考慮に入れるOFDMAネットワークにおけるチャネル配分問題との間の密接な関係が見て取れる。グラフ理論において、切断は、グラフの頂点を複数のセット又はクラスタに分割することである。切断のサイズは切断部を横切るエッジの総数である。本発明の重み付けグラフにおいて、切断のサイズは、切断部を横切るエッジの重みの合計である。]
[0038] 切断は、切断のサイズがいかなる他の切断のサイズよりも小さくない場合、最大限(maximal)(最大(max))である。切断をk個の切断に一般化することによって、最大k切断プロセスは、サイズがいかなる他のk個の切断よりも小さくないk個の切断から成るセットを見つけることとなる。これは、多数のノードを有するグラフに関するNP完全問題である。]
[0039] 結果として、本発明では、適切な解を効率的に生成することができる発見的方法を使用する。このため、N個のサブチャネルとM個のMSを所与とすると、チャネル配分問題に対する良好な解は、最大k切断プロセスによって解かれる。]
[0040] 最大k切断プロセスの目的は、図4に示す干渉グラフを、クラスタ内のエッジ重みが最大になるように複数のクラスタ410に分割することである。] 図4
[0041] 各クラスタは、OFDMA資源、たとえばサブチャネルに対応する。同じクラスタ内のノード(又はMS)は、同じサブチャネルを配分される。クラスタ内のエッジ重みを最大にするという目的において、その結果は、強力な干渉物を異なる複数のクラスタ内に配置するか、又は換言すれば、干渉物を複数の異なるサブチャネル上に分離する傾向がある。これはICIを低減するのに役立つ。]
[0042] 干渉グラフのためのエッジ重み構築
チャネル配分の前に関連するSINR測定値を取得するのは、仮に実現可能であるにしても実際には困難であるため、本発明の実施の形態は、エッジ重みwabを、正確なSINR測定値なしで構築する方法を提供する。基本的な着想は、基地局(BS)において保持されるMSa及びMSbに関するダイバーシティセット情報102に基づいて、エッジ(a,b)に関連付けられる重みを求めることである。]
[0043] 図5は、図3に示す例に関するダイバーシティセットを示している。図5において、各行501は、BSにおいて対応するMSに関して保持されるダイバーシティセットを示している。各MSはアンカーBS511を有し、MSがセル境界の近くに位置する場合、幾つかの隣接するBS512を有する可能性がある。ダイバーシティセットは、MS間の干渉に関する有用な地理的情報を含む。地理的情報は、ネットワークのトポロジ又は「構造」を表す。したがって、この構造は干渉グラフ内に反映される。] 図3 図5
[0044] さらに、下記で説明するように、ダイバーシティセットからの任意の2つのMS間の起こり得る干渉を求めることができる。]
[0045] MS2及びMS4は同じセル内にあり、同じアンカーBSを有する。したがって、MS2及びMS4が同じOFDMA資源(たとえばサブチャネル)を配分される場合、MS2及びMS4がSDMAを実施しない限り、互いにセル内干渉を引き起こす。]
[0046] MS1のアンカーBSは、MS4の隣接するBSのセット内にある。同様に、MS4のアンカーBSは、MS1の隣接するBSのセット内にある。これは、MS1及びMS4が、同じOFDMA資源(たとえばサブチャネル)を配分される場合、互いに干渉を引き起こす可能性があることを意味している。同じ理由で、MS1及びMS4はBSCを実施することができる。このため、MS1及びMS4は、BSCを実施しない限り、互いにICIを有すると結論付けることができる。]
[0047] MS4のアンカーBSは、MS3の隣接するBSのセット内にある。このため、MS4及びMS3は、同じOFDMA資源(たとえばサブチャネル)を使用する場合、互いに干渉を引き起こす。しかしながら、MS3のアンカーBSは、MS4の隣接するBSのセット内にないため、MS3及びMS4はBSCを実施することができない。MS1及びMS3は、いずれのMSのアンカーBSも他方のMSの隣接するBSのセット内にないため、互いに干渉しない。]
[0048] 上記の分析は、全てのノード対に関して実施され、その後に重み割当てが続く。一実施の形態では、任意の2つのノード間のエッジに関して選択することができる7つの可能な重み値105、
wB,wS,wN,w0,w1,w2,wA
が存在する。ここで、重みwBはBSCに関連付けられる重みに対応し、wSはSDMAに関連付けられる重みに対応し、wNは非干渉に関連付けられる重みに対応し、wAはセル内干渉に関連付けられる重みに対応し、w0、w1、及びw2は、2つのMSの地理的ロケーションに依拠する様々な干渉レベルにおけるICI重みである。]
[0049] すなわち、2つの異なるセル内に位置する2つのMS間の相互ICIは、各MSが自身のセルの中央にある場合、最も低く(w0によって表される)、一方のMSが一方のセルの境界にあり、他方が他方のセルの中央にある場合、中程度であり(w1によって表される)、双方のMSが自身のセルの境界にある場合、最も強力である(w2によって表される)。]
[0050] 全体的に、7つの重み値は以下のようにランク付けすることができる。
wB≒wS<<wN<w0<w1<w2<<wA]
[0051] wB及びwSは、MSが同じサブチャネルを使用することを必要とするため、最も小さく、wAは、セル内干渉を完全に回避しようとするため、最も大きいことに留意されたい。]
[0052] エッジ重みを求める完全な方法は、図6のフローチャートによって要約されている。] 図6
[0053] 第1に、MSaのアンカーBS及びMSbのアンカーBSをチェックする(610)。それらが同じである場合、重み決定を直接行うことができる。SDMAを使用するか否かを判断し(611)、それに従って、wabをwS612又はwA613として割り当てる。]
[0054] MSaのアンカーBS及びMSbのアンカーBSが同じでない場合、さらなる手順が必要となる。具体的には、MSaのアンカーBSが、MSbの隣接するBSのダイバーシティセット内にあるか否かをチェックし(630)、それに従って、一時的な重み(w0,w1,w2)631又はwN632を割り当てる。同様に、MSbのアンカーBSが、MSaの隣接するBSのダイバーシティセット内にあるか否かをチェックし(650)、それに従って、一時的な重み(w0,w1,w2)651又はwN652を割り当てる。双方のアンカーBSが互いの隣接するBSのセット内にある場合、BSCを適格とし、BSCを使用するか否かを判断する(670)。BSCを使用する場合、wB671を割り当て、そうでない場合、max(w(1),w(2))672を割り当てる。]
[0055] 一実施の形態について、干渉関連エッジ重みは、
(wB,wS,wN,w0,w1,w2,wA)=(−103,−103+50,0,50,100,200,105)
である。重みにおける小さな変化は結果を変化させない。上記に記載するグラフエッジ重みと異なるグラフエッジ重みも使用することができることに留意されたい。]
[0056] 図3に関して割り当てられた重みを有する、結果としての干渉グラフが図7に示されている。ここで、幾つかのエッジは、MSの実際の構成に依拠して2つの可能な重みを含む。たとえば、MS1及びMS4は、ICIC(重みw2)又はBSC(重みwB)を実施することができる。MS2及びMS4(又はMS3及びMS5)は、SDMAを採用する(重みwS)か又は採用しない(重みwA)ことができる。ICIを有する他のノード対に関して、ICICを利用する。BSC及びSDMAは、物理的に実現可能な場合に組み込むことができるオプションの機能であることに留意されたい。] 図3 図7
[0057] クラスタリング
最大k切断プロセスに対する従来の解は、大きなグラフ、すなわち多数のMSの場合に計算量が非常に多い。このため、図8に示すように、この問題を解く準最適発見的方法を説明する。] 図8
[0058] N個のOFDMA資源、たとえばサブチャネル、及びM個のMSを所与とすると、本発明の目的は、図7の干渉グラフを、クラスタ間エッジ重みが最大になるようにN個のクラスタ710に分割することである。] 図7
[0059] 第1に、本方法は、M>Nであるか否かをチェックする(810)。M≦Nのとき、クラスタリング問題は取るに足りないものとなる。これは、配分(N)に利用可能なOFDMA資源量が、MS(M)によって必要とされるOFDMA資源量以上であるためである。このケースでは、本方法は最適解で終了する(860)。]
[0060] M>Nの場合、本方法は、最初に、N個のクラスタに、各クラスタに1つずつ、N個の任意に選択されたノードを割り当てる(820)。次に、残りのM−N個のノードを、クラスタ内重みの増加が最小になるようにクラスタに反復的に割り当てる(830)。]
[0061] 割当てが完了した後、クラスタのクラスタ内重みを更新する(840)。]
[0062] 全てのノードをクラスタに割り当てる(850)と、本方法は終了する(860)。]
[0063] この発見的方法の複雑度は、グラフ内のエッジ数、ノード数、クラスタ数の合計に比例する。M個のノードとN個のクラスタを有する、本発明の特定のケースの場合、この発見的方法は、複雑度O(M2/2+M/2+N)を有する。]
[0064] 第2のフェーズ:チャネル配分
第1のフェーズの配分の後、MSは、サブチャネル配分のためにN個のクラスタ710にグループ化される。第2のフェーズにおいて、クラスタにサブチャネルを配分する。、第2のフェーズの配分は、(N!)個の可能なサブチャネル配分選択の中で、瞬時チャネル品質を最適化するサブチャネル配分選択を見つける。]
[0065] 第2のフェーズを解く方法
上記で述べたように、第2のフェーズの問題を解くために、全ての(N!)個の選択にわたって全数検索することも、計算的に困難である。図9に示すように、クラスタにサブチャネルを反復的に配分する発見的な準最適方法を説明する。この方法を、SNRを意識したチャネル配分と呼ぶ。] 図9
[0066] 図9において、初期状態におけるサブチャネル資源は{1,...,N}910である。N個のクラスタは、クラスタ内に含まれるノード数の観点から、小さいものから大きいものへ配列され、連結(tie)は任意で外される。資源は、クラスタサイズの昇順で(920)クラスタに配分される。] 図9
[0067] クラスタ毎に、合計容量がこのクラスタに関して最大のサブチャネルを該クラスタに配分する(930)。それに従って、残りの資源を更新する(940)。全てのクラスタに資源が割り当てられている(950)場合、終了する(960)。そうでない場合、手順は次に大きなクラスタに関して継続する。]
[0068] クラスタにサブチャネルを反復的に配分するこの発見的方法は、複雑度O(N2)である。]
[0069] ここでも代替的なランダムチャネル配分を使用して第2のフェーズの問題を解くことができる。この方法では、(N!)個の選択から1つの配分を解としてランダムに選び取る。このランダム配分方法の複雑度はO(1)である。しかしながらランダムチャネル配分の性能は、上述の発見的方法の性能ほど良好でない場合がある。]
[0070] 性能評価
図10は、従来のICIを意識しない配分を本方法と比較している。ICIC1及びICIC2は、干渉管理においてICIC方式を使用し、第2のフェーズにおけるチャネル割当てにおいて異なる(それぞれランダムなチャネル割当て及びSNRを意識したチャネル割当て)。同様に、BSC1及びBSC2は、干渉管理においてBSC方式を使用し、第2のフェーズにおけるチャネル割当てにおいて異なる(それぞれランダムなチャネル割当て及びSNRを意識したチャネル割当て)。BSC方式は、実現可能なときはいつでも、BSC重みwBを干渉グラフ内に組み込み、一方でICI方式は組み込まない。グラフは、5つのテスト方式に関して累積分布関数(CDF)対SINRを示している。本発明による方法は、従来のICIを意識しない方法と比較して、SINR性能に対する顕著な改善を有する。これによって、本発明の干渉管理及びチャネル割当て方法の効率性が実証される。] 図10
[0071] 本発明を好ましい実施の形態の例として説明してきたが、本発明の精神及び範囲内で様々な他の適応及び変更を行うことができることは理解されたい。したがって、添付の特許請求の範囲の目的は、本発明の真の精神及び範囲内に入るすべての変形及び変更を包含することである。]
权利要求:

請求項1
基地局のセット及び基地局毎の移動局のセットを含む直交周波数分割多元接続ネットワークにおいてチャネル資源を配分するための方法であって、干渉グラフ内のノードが前記直交周波数分割多元接続ネットワーク内の移動局を表すとともに、ノード対間の各エッジが、ノード対によって表される移動局間の起こり得る干渉を表す、干渉グラフを構築するステップと、前記干渉グラフを、ノードの複数の重複しないクラスタに分割するステップと、前記分割された干渉グラフの構造、前記起こり得る干渉、及びチャネル品質に基づいて、前記移動局に前記チャネル資源を配分するステップとを含む、直交周波数分割多元接続ネットワークにおいてチャネル資源を配分するための方法。
請求項2
ダイバーシティセットが、前記移動局のためのアンカー基地局及び任意の隣接する基地局を示し、前記干渉グラフの構造及び起こり得る干渉が、前記ダイバーシティセットに基づき、移動局毎にダイバーシティセットを保持するステップをさらに含む請求項1記載の方法。
請求項3
重みが前記起こり得る干渉に比例し、重みを各エッジに割り当てるステップをさらに含む請求項1記載の方法。
請求項4
前記直交周波数分割多元接続ネットワークの周波数再利用係数は1である請求項1記載の方法。
請求項5
前記チャネル資源はセル間干渉調整に従って配分され、この配分されるチャネル資源は別個である請求項1記載の方法。
請求項6
前記チャネル資源は基地局協調に従って配分され、この配分されるチャネル資源は共有される請求項1記載の方法。
請求項7
前記基地局協調は空間分割多元接続を使用する請求項6記載の方法。
請求項8
前記分割するステップは最大k切断プロセスを使用し、各クラスタ間の前記エッジの重みの合計が最大にされる請求項1記載の方法。
請求項9
特定のクラスタ内のノードによって表される前記移動局は同じチャネル資源を配分され、隣接するクラスタ内のノードによって表される前記移動局は異なるチャネル資源を配分される請求項8記載の方法。
請求項10
ノードa及びノードb間のエッジに対する重みwabは、起こり得る干渉を表す請求項3記載の方法。
請求項11
前記重みは、wB,wS,wN,w0,w1,w2,wAから選択され、ここで、重みwBは基地局協調に関連付けられる重みに対応し、wSは空間分割多元接続に関連付けられる重みに対応し、wNは非干渉に関連付けられる重みに対応し、wAはセル内干渉に関連付けられる重みに対応し、w0,w1,及びw2は、前記ノードによって表される前記移動局の地理的ロケーションに依拠する複数の干渉レベルにおけるセル間干渉重みである請求項3記載の方法。
請求項12
前記重みは、wB≒wS<<wN<w0<w1<w2<<wAのようにランク付けされる請求項11記載の方法。
請求項13
前記重みは、(wB,wS,wN,w0,w1,w2,wA)=(−103,−103+50,0,50,100,200,105)である請求項12記載の方法。
請求項14
前記重みwabは、wB,wS,wN,w0,w1,w2,wAから選択される請求項10記載の方法。
請求項15
前記直交周波数分割多元接続ネットワークにおいて全ての隣接する基地局間で前記ダイバーシティセットを交換するステップをさらに含む請求項2記載の方法。
請求項16
前記直交周波数分割多元接続ネットワークはM個の移動局を含み、任意に選択されたN個のノードを、各クラスタに1つずつ、N個のクラスタに割り当てるステップと、(M−N)個のノードを、クラスタ内重みの増加が最小になるように前記クラスタに反復的に割り当てるステップとをさらに含む請求項9記載の方法。
請求項17
前記クラスタを、クラスタサイズの昇順で配列するステップと、前記チャネル資源を、配分されるチャネル資源の合計容量が前記クラスタに関して最大になるように、前記クラスタ内のノードによって表される移動局に昇順で配分するステップとをさらに含む請求項1記載の方法。
請求項18
各基地局において、前記ダイバーシティセットに基づいて、前記基地局によってサービス提供される移動局のセットが、空間分割多元接続を実施することができるか否かを判断するステップと、各基地局において、前記ダイバーシティセットに基づいて、前記基地局によってサービス提供される前記移動局のセットが、基地局協調を実施することができるか否かを判断するステップと、各基地局において、前記ダイバーシティセット情報に基づいて、前記基地局によってサービス提供される移動局のセットが、隣接する基地局によってサービス提供される前記移動局のセットにおいてセル間干渉を引き起こすか否かを判断するステップと、各基地局において、前記基地局によってサービス提供される移動局が、前記基地局によってサービス提供される移動局のセットにおいてセル内干渉を引き起こすか否かを判断するステップとをさらに含む請求項2記載の方法。
請求項19
セル内干渉によって引き起こされる干渉に関して前記干渉グラフ内の全てのサブチャネルに関連付けられる固有のエッジ重みを割り当てるステップと、セル間干渉によって引き起こされる干渉に関して前記干渉グラフ内の全てのサブチャネルに関連付けられる固有のエッジ重みを割り当てるステップと、空間分割多元接続によって引き起こされる干渉に関して前記干渉グラフ内の全てのサブチャネルに関連付けられる固有のエッジ重みを割り当てるステップと、基地局協調によって引き起こされる干渉に関して前記干渉グラフ内の全てのサブチャネルに関連付けられる固有のエッジ重みを割り当てるステップとをさらに含む請求項17記載の方法。
請求項20
前記チャネル資源を、前記直交周波数分割多元接続ネットワークの合計容量が最大になるように各クラスタに配分するステップをさらに含む請求項1記載の方法。
請求項21
前記チャネル資源を各クラスタにランダムに配分するステップをさらに含む請求項1記載の方法。
請求項22
基地局のセットと、基地局毎の移動局のセットと、前記移動局のセットに関するダイバーシティセットを保持する手段と、前記ダイバーシティセットを使用して干渉グラフを構築する手段であって、前記干渉グラフ内のノードは前記移動局を表し、ノード対間の各エッジは、起こり得る干渉と、前記ノード対によって表される移動局によって使用されるチャネルに関するチャネル品質とを表し、前記起こり得る干渉及びチャネル品質に基づいて、各エッジに重みが割り当てられる、構築する手段と、前記干渉グラフを、ノードの複数の重複しないクラスタに分割する手段と、分割された前記干渉グラフの構造、前記起こり得る干渉、及び前記チャネル品質に基づいて、前記移動局にチャネル資源を配分する手段とを備える直交周波数分割多元接続ネットワーク。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-12-21| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111220 |
2012-05-30| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120529 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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