![]() 誤認アラームおよび無効化の失敗を最少化する電子物品監視システムニューラルネットワーク
专利摘要:
セキュリティシステムにおける誤認アラームを管理するための方法、システム、およびコンピュータプログラム製品。検出区域が確立される。検出区域内のタグの検出に基づき、初期アラームトリガ感度を使用してアラームイベントがトリガされる。初期アラームトリガ感度は、初期の一連の1つ以上の検出基準に基づく。一連の検出基準は、セキュリティシステムのアラームトリガ感度を調整するために変更される。 公开号:JP2011509484A 申请号:JP2010542205 申请日:2008-12-10 公开日:2011-03-24 发明作者:アレン、ジョン・エー;ソート、マニュエル・エー;バーグマン、アダム・エス 申请人:センサーマティック・エレクトロニクス・エルエルシー; IPC主号:G08B29-26
专利说明:
[0001] 本発明は、概して電子セキュリティシステムに関し、特に、誤認アラームを減らすための改良された電子物品監視(「EAS」)システムと方法とに関する。] 背景技術 [0002] 電子物品監視(「EAS」)システムとは、所与の検出区域内でマーカーまたはタグの識別を可能にする検出システムのことである。EASシステムには数々の用途があるが、店舗での万引きやオフィスビル内の所有物の持ち出しを防止するためのセキュリティシステムとして使用されることが最も多い。EASシステムは、数多くの異なる形態をとり、多数の異なる技術を利用する。] [0003] 典型的なEASシステムは、電子検出装置、タグおよび/またはマーカー、およびデタッチャまたはディアクティベータを含む。検出装置は、例えば、台座装置として形成されたり、床下に埋設したり、壁に取り付けたり、天井から懸下したりすることができる。検出装置は通常、店舗やオフィスビルの入口および出口など、人の出入りが多い領域に設置される。タグおよび/またはマーカーには特別な性質があり、具体的には、保護対象の商品または他の対象物に添付されるか、埋め込まれるように設計されている。有効タグがタグ検出区域を通過すると、EASシステムがアラームを発し、光が点灯し、かつ/または他の適切なアラーム装置が起動して、所定領域からのタグの持ち出しを示す。] [0004] 一般的なEASシステムは、これらの同じ一般原理に従い、送受信機能を兼ね備えたトランシーバや、別々の送信器または受信器を使用して動作する。送信器が検出区域の片側に配置され、受信器が検出区域の反対側に配置されるのが典型的である。送信器は、タグ検出区域内に所定の励起信号を生成する。小売店の場合、通常この検出区域は、出口に形成される。EASタグは、検出区域に進入すると、励起信号に対して特徴的な応答を示すため、その応答を検出することができる。例えばこのタグは、単純な半導体接合、インダクタとコンデンサとで構成される同調回路、柔らかい磁気ストリップあるいはワイヤ、または、振動型音響磁気(「AM」)共振器を使用して送信器が送信する信号に反応してもよい。例えば、「AM」タグは、有効化および無効化されたときに特定の応答特性を呈する機器である。AMタグは、有効化されると、特定の周波数で問い合わせ信号によって刺激されたときに共振周波数で共振し、信号を送信する。続いて受信器が、この特徴的な応答を検出する。「無効化された」AMタグの特性により、共振周波数で信号を送信することができなくなる。このタグの特徴的な応答は、意図的に独自性を持たされており、自然環境によって生成される可能性は低い。] [0005] このようなEASシステムの設計および使用に関して検討されるべきことは、店舗のEASシステムを誰も通過していないときに、小売店などのEASシステムユーザの客を当惑させたり、迷惑で忌まわしいアラーム信号を生成したりする誤認アラームの発生を最少化することである。買い物客がタグ付き物品や保護されている物品を所有せずにEASシステムを通過したときに発生する「誤認」アラームを含む、様々なタイプの誤認アラーム信号があるが、いずれの場合でも、アラームは発せられる。さらに別のより具体的なタイプの誤認アラーム信号は、「商品」アラームである。これは、買い物客が無保護の物品を持ってEASシステムを通過したときに発生するもので、やはり有効タグの特徴を呈する。この具体例としては、延長コードおよびケーブル、折り畳み可能な椅子、およびEASシステムの電磁界が存在する場合に共振する能力を持つその他のコイル状の金属物などの品目がある。別の具体的なタイプの誤認アラーム信号は、「幽霊」アラームである。これは一般に、誰もEASシステムを通過していないときにEASシステムが「周囲の」信号の検出に応答するアラームを発したときに発生する。具体例としては、タグ付き商品がEASシステムの十分近くに展示されているために偶発的にアラーム条件を発してしまう場合や、タグ付き物品が一時的に検出区域に持ち込まれたものの、小売スペースを出なかった場合などに生成される誤認アラーム信号がある。] [0006] 別のタイプの誤認アラームは、タグが不適切に無効化された、つまり「傷ついた」場合に発生する無効化不良(「FTD」)事象が存在する場合に発生する。タグが完全に無効化されていないにもかかわらず、そのタグが有効なタグの閾値にあると、タグは「傷つく」。例えば、現在のEASシステムで、AMタグ(本明細書では「ラベル」とも称される)が適切に無効化されると、システム受信器によって検出されるラベルの周波数は約59.3kHzであると期待できる。AM検出器の周波数基準は、周波数が58.6kHzより大きいラベルの検出を拒否する。場合によっては、部分的または不適切に無効化されたラベルは、周波数が58.6kHz未満であることがある。このような場合には、システムが意図しないアラーム(誤認アラーム)を発する。] [0007] 必要なのは、とりわけタグが適切に無効化されなかった場合に、EASシステム検出区域内の誤認アラームを低減または排除する目的で使用できる方法およびシステムである。] [0008] 本発明は、セキュリティシステムにおける誤認アラームを管理するための方法、システム、およびコンピュータプログラム製品を有利に提供する。一実施形態において、本発明は、検出区域が確立されているセキュリティシステムにおける誤認アラームを管理するための方法を提供する。検出区域内のタグの検出に基づき、初期アラームトリガ感度を使用してアラームイベントがトリガされる。初期アラームトリガ感度は、一連の初期の1つ以上の検出基準に基づく。一連の検出基準は、セキュリティシステムのアラームトリガ感度を調整するために変更される。] [0009] 別の態様によれば、本発明は、誤認アラームを管理するためのシステムを提供する。送信器は、検出区域内に適用された問い合わせフィールドを生成する。プロセッサは、初期アラームトリガ感度が一連の初期の1つ以上の検出基準に基づく、初期アラームトリガ感度を使用している検出区域におけるタグの検出に応答してアラームイベントをトリガさせ、かつセキュリティシステムのアラームトリガ感度を調整するように一連の検出基準を変更するために作動する。] [0010] 別の態様によれば、本発明は、コンピュータ可読のセキュリティシステム用プログラムを有するコンピュータでの使用が可能なメディアを含むコンピュータプログラム製品を提供し、これは、コンピュータ上で実行されるときに、コンピュータに検出区域の設立を含む方法を実行させる。検出区域内のタグの検出に基づき、初期アラームトリガ感度を使用してアラームイベントがトリガされる。初期アラームトリガ感度は、一連の初期の1つ以上の検出基準に基づく。一連の検出基準の集合は、セキュリティシステムのアラームトリガ感度を調整するために変更される。] [0011] 本発明のさらなる態様は、以下の説明に部分的に記載されており、その説明から部分的に明らかであろう。あるいは、本発明を実施することによって学習してもよい。本発明の態様は、添付の特許請求の範囲で具体的に指摘されている要素と組み合わせとによって実現および達成される。前述の全般的な説明と以下の詳細な説明は例示的および説明的であるに過ぎず、請求される内容に本発明を限定するものでないことは理解すべきである。] [0012] 本発明と、その付随効果および特徴とは、以下の詳細な説明を添付の図面と併せて参照することにより、さらに容易に理解される。] 図面の簡単な説明 [0013] 本発明の原理に従って構築される電子物品監視システムのブロック図である。 本発明の原理に従って構築された図1の電子物品監視システムの例示的なデータロガーのブロック図である。 本発明の原理にかかる例示的な誤認アラーム低減プロセスのフローチャートである。 本発明の原理にかかるアラーム有効化周波数範囲の調整を示すダイアグラムである。 本発明の原理にかかるアラーム有効化周波数範囲の調整プロセスを示すフローチャートである。 本発明の原理にかかるエネルギーベースのアラーム有効化プロセスを示すフローチャートである。] 図1 実施例 [0014] 参照図面において、同様の符号は同様の要素を言及する。本発明の原理に従って構築された例示的なシステムのダイアグラムが図1に示されており、このシステムは一般に「100」で表される。電子物品監視(「EAS」)システム100は、概して平行で、互いに距離を置いて配置されたEAS検出装置102、104と、EAS検出装置102、104と通信するEASシステムコントローラ106と、EASネットワーク110を経由してEASシステムコントローラ106と通信するデータロガー108とを含む。EAS検出装置102は、送信器112と、保護対象物品に添付されるタグ(図示せず)の存在を検出するかかるシステムと共に使用される電磁界を生成するための送信アンテナ114とを含んでもよい。残りのEAS検出装置104は、受信器116と受信アンテナ118とを含む。これらが作動して、EAS検出装置102によって生成される電磁界における(有効タグの存在が原因で生じる)外乱を検出し、EAS検出装置102を使用して適切なアラームを発することができる。EASシステム100は、店舗の小売スペースや出口などのスペースに検出区域120を作り出すことができる。] 図1 [0015] 別の実施形態では、1つのEAS検出装置102が設けられ、トランシーバ112とトランシーバアンテナ114とを使用して、保護対象商品に添付されるタグの存在の検出に使用される電磁界を生成することにより、検出区域120を確立する。本実施形態において、トランシーバ112およびトランシーバアンテナ114は、EAS検出装置102の生成された電磁界における外乱を受信するようにも機能する。例えば、図1は台座に配備されているEAS検出装置102を示すものの、トランシーバ112および/またはトランシーバアンテナ114、あるいはその両方をドアや店舗出口などに配備してもよい。本実施形態において、トランシーバアンテナ114は、検出区域120を生成するために、適切な電磁界または無線周波数界を放射する。] 図1 [0016] EASシステム100のEAS検出装置102、104によって作成されるデータおよび信号の処理は、EASシステム100と関連付けられているEASシステムコントローラ106によって完遂される。EASシステム100は、スタンドアロン装置であっても、トランシーバ/受信器112、116内に配置された統合装置であってもよい。特定の実施形態において、コントローラ106は、EASアプリケーションと関連付けられている1つ以上のプロセスを実行する。本実施形態においては、コントローラ106を使用して、受信器116によって受信された検出信号を分析し、EAS検出装置102と104との間の検出区域120におけるタグの存在を判断する。コントローラ106は、命令を実行し、データを操作してEASシステム100の動作を実行するもので、例えば中央処理装置(「CPU」)、特定用途向け集積回路(「ASIC」)、またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)であってもよい。コントローラ106はまた、EASシステム100の各種構成すべてを対象に、送信器112などの送信器の有効化、すなわち実行可能化も制御する。] [0017] EASシステム100は、検出区域120で発生するアラームイベントの量と種類を追跡する装置であるデータロガー108を含む。図2のデータロガー108は、プロセッサ204など、1つ以上のプロセッサを含む。プロセッサ204は、例えば通信バス、クロスオーバーバー、有線/無線ネットワークなどの通信インフラストラクチャ202に接続されている。ソフトウェアの各種実施形態が、この例示的なデータロガー108の観点から説明されている。この説明を読めば、他のコンピュータシステムおよび/またはコンピュータベースのアーキテクチャを用いて本発明を実施する方法は当業者にとって明らかであろう。] 図2 [0018] データロガー108は、ディスプレイ装置210に表示するため、の通信インフラストラクチャ202(または図示されていないフレームバッファから)からグラフィクス、テキスト、および他のデータを転送するユーザインタフェース208を含んでもよい。ユーザインタフェース208は、人間との対話のための入力装置としての役割を果たす。特定の実施形態において、コントローラ106は、ユーザインタフェース208を始め、マウスやキーボードなど、他の入力装置によってもオペレータからのコマンドを受信することができる。例えば、データロガー108は、アラームイベントの理由コードをオペレータが入力できるようにするユーザインタフェース208の周囲に一連のボタンを有することができる。] [0019] データロガー108はまた、好ましくはランダムアクセスメモリ(RAM)であるメインメモリ206を含み、セカンダリメモリ212を含んでもよい。セカンダリメモリ212は、例えば、ハードディスクドライブ214、および/または、フロッピーディスクドライブ、磁気テープドライブ、光学ディスクドライブ、フラッシュドライブ/メモリなどのリムーバブル記憶ドライブ216を含んでもよい。リムーバブル記憶ドライブ216は、リムーバブル記憶装置218との間で、当業者によく知られている方法で読み込みおよび/または書き込みを行う。リムーバブル記憶装置218は、リムーバブル記憶ドライブ216によって読み書きされる、例えばフラッシュメモリ、フロッピーディスク、磁気テープ、光ディスクなどを表す。理解されるとおり、リムーバブル記憶装置218は、コンピュータソフトウェアおよび/またはデータを格納したコンピュータ可用記憶メディアを含む。] [0020] 代替実施形態において、セカンダリメモリ212は、コンピュータプログラムまたは他の命令をデータロガー108にロードするための他の類似手段を含んでもよい。かかる手段は、例えばリムーバブル記憶装置222およびインタフェース220などを含んでもよい。そのような例は、(テレビゲーム機に見られるような)プログラムカートリッジおよびカートリッジインタフェースと、(フラッシュ、EPROM、またはPROMのような)リムーバブルメモリチップおよび関連するソケットと、他のリムーバブル記憶装置222およびリムーバブル記憶装置222からデータロガー108にソフトウェアおよびデータを転送できるインタフェース220とを含んでもよい。] [0021] データロガー108はまた、通信インタフェース224を含んでもよい。通信インタフェース224は、データロガー108と、例えばEASシステムコントローラ106などの外部デバイスとの間で、ソフトウェアとデータとを転送することができる。通信インタフェース224の例として、モデム、(イーサネットカードなどの)ネットワークインタフェース、通信ポート、PCMCIAスロットおよびカードなどを含んでもよい。通信インタフェース224を介して転送されたソフトウェアおよびデータは、信号の形態であり、例えば、電子信号、電磁信号、光信号、または通信インタフェース224によって受信可能な他の信号であってよい。これらの信号は、通信経路またはチャネル226を介して通信インタフェース224に提供される。また、チャネル226は信号を伝送し、ワイヤまたはケーブル、光ファイバ、電話回線、セルラー方式電話リンク、RFリンク、および/または他の通信チャネルを使用して実装されてもよい。一実施形態において、データロガー108は、推奨規格232(「RS—232」)、推奨規格485(「RS—485」)、汎用シリアルバス(「USB」)、イーサネット伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(「TCP/IP」)、など、各種インタフェースまたはデータリンク規格を含み得るが、それらに限定されないEASネットワーク110などのネットワーク経由でEASシステムコントローラ106と通信する。] [0022] 「コンピュータプログラムメディア」、「コンピュータ可用メディア」、および「コンピュータ可読メディア」という用語は、メインメモリ206およびセカンダリメモリ212、リムーバブル記憶ドライブ216、ハードディスクドライブ214にインストールされているハードディスク、および信号等のメディアを一般に言及する目的で使用される。これらのコンピュータプログラム製品は、ソフトウェアをデータロガー108に提供するための手段である。コンピュータ可読メディアにより、データロガー108は、データ、命令、メッセージまたはメッセージパケット、および他のコンピュータ可読情報をコンピュータ可読メディアから読み込むことができる。コンピュータ可読メディアは、例えば、フロッピー、ROM、フラッシュメモリ、ディスクドライブメモリ、CD—ROM、および他の永久記憶装置などの不揮発性メモリを含んでもよい。このメディアは、例えば、コンピュータシステム間でデータおよびコンピュータ命令などの情報を転送する場合などに役立つ。さらに、コンピュータ可読メディアは、データロガー108がかかるコンピュータ可読情報を読み込むことができる有線ネットワークまたはワイヤレスネットワークを含むネットワークリンクおよび/またはネットワークインタフェースなどの一過性メディアにコンピュータ可読情報を含んでもよい。] [0023] コンピュータプログラム(コンピュータ制御論理とも呼ばれる)は、メインメモリ206および/またはセカンダリメモリ212に記憶される。コンピュータプログラムは、通信インタフェース224を介して受信されてもよい。かかるコンピュータプログラムが実行されると、本明細書で説明されている本発明の特徴をデータロガー108が実行することができる。特に、コンピュータプログラムが実行されると、プロセッサ204がデータロガー108の特徴を実行することができる。] [0024] 図3は、データロガー108を使用したEASシステム100の誤認アラーム管理のための例示的な方法を表すフローチャートである。この例示的な方法は、EASシステム100に関して述べられているが、システムの任意の他の適切なシステムまたはシステムの一部が、この方法の適切な実施形態を用いて、記録されたEAS情報を取得および処理し、EAS検出区域120におけるEAS検出装置102、104の感度を管理してもよい。一般に、この誤認アラーム管理方法は、検出区域120に進入してアラームイベントを生成するタグを表す。] 図3 [0025] ステップS302で、商品などの対象物に添付されたタグが検出区域120に進入した時期などのアラームイベントが発生したかどうかについて判断される。アラームイベントが検出されなければ、アラームイベントが発生するまでステップS302が繰り返される。アラームイベントが発生すると、セキュリティシステム100を配備している会社の従業員などによってアラームイベントが調査される(ステップS304)。] [0026] ステップS306で、アラームイベントの原因が判断され、そのアラームイベントの原因がステップS308で記録される。一実施形態において、例えばセキュリティシステム100を配備している会社の従業員などの調査員はアラームイベントの原因を判断する。原因は、無効化不良(「FTD」)、例えば商品の誤認アラームなどの誤認アラーム、または会社施設内の物体の無断持ち出しによって生じるアラームなどの有効アラームがあり得る。アラームイベントの種類の各々に、割り当てられた「理由コード」があり、調査員は、このコードを基に入力したり、データロガー108から選択したりすることによってアラームイベントの原因を記録することができる。アラームイベントの情報がデータロガー108に記録(または受信)されると、この情報が、分析または記憶のために、リアルタイムまたは後でEASシステムコントローラ106に返送される。例えば、アラームイベントが調査され、誤認アラームの結果であると判断されると、誤認アラームの理由コードが調査員などによってデータロガー108に入力される。ステップS310で、アラームイベントに関連した理由コードと情報とが、処理および分析のためにEASシステムコントローラ106に送信される。] [0027] 誤認アラームが多すぎると判断された(ステップS312)場合には、システムを調整してアラームトリガ感度を変更し、誤認アラームが減るように感度が下がるレベルにすることができる。誤認アラームや無効化不良が多すぎなければ、プロセスはステップS302に戻り、次のアラームイベントを待つ。] [0028] 一実施形態に従い、上記のデータロガー108を使用して手動で調整してもよい。以下に詳述する別の実施形態においては、アラームイベントの許容周波数を減少させることによってアラームトリガ感度を下げることができる。換言すれば、周波数閾値が、記録された誤認アラームの周波数におけるアラームイベントを防止するように自動的に調整される。後述するさらに別の実施形態においても、EASシステムは、別の誤認イベントが発生する可能性を下げるために、信号対雑音比(「SNR」)閾値を自動的に上げることができる。これらの両実施形態によれば、システム調整は自動であり、データロガー108を使用する必要はない。そのため、EASシステムコントローラ106は、手動で介入および調整することなく作動するように構成されている。] [0029] アラームレートの追跡を続けながら各アラームの推定ラベル周波数を追跡する実施例が、図4の周波数ダイアグラムと、図5に示される自動調整プロセスとを参照して説明されている。現在のAM検出器は、周波数推定アルゴリズムを使用して、システムによって検出された際にAMタグの実際の振動数を推定する。本発明は、この周波数推定を、有効な周波数(Fmin、Fmax)の所定の初期の範囲402と比較する。例えば、初期Fminおよび初期Fmaxは確立されている(ステップS502)。図4に示されているとおり、図4におけるFminは57.7kHzであり、初期Fmaxは58.6kHzと示されている。これは、有効化されたタグの好適な受信周波数が58.0kHzであると仮定している。推定タグ周波数が有効範囲に収まる(ステップS504)場合、そのタグは有効であるとみなされ、システムがアラームを発する(ステップS506)。それ以外の場合、タグは無効化されているか、周波数範囲外であるとみなされる。AMタグに対応する信号など、受信した信号の周波数を推定するための方法は公知であり、本発明の範囲外である。] 図4 図5 [0030] 上記のとおり、本発明は、コントローラ106などを介して、アラームレートの追跡を続けながら、各アラームの推定タグ周波数を追跡する(ステップS508)。コントローラ106は、アラームをもたらしたタグの推定平均周波数(Favg)も追跡する。アラームレートが所定のアラームレート閾値よりも相当に増加したことが検出された(ステップS510)場合には、コントローラ106が、アラームをもたらしているタグの推定平均周波数(Favg)をFTD周波数閾値(Fthr)と比較する。推定平均がFTD閾値より高い場合、システムは、更新された最大値(更新されたFmax)406を、FTD閾値よりも小さくなるように設定することにより、有効な周波数の最大周波数(Fmax)を自動的に下げて、更新された新しい範囲404を作り出す(ステップS514)。] [0031] 例えば、ライブタグの自然周波数(特性周波数とも称される)は約58kHzである。そのため、検出プラットフォームは、動作周波数が約57.7kHzから58.3kHzの範囲になるように設計されている。タグが適切に無効化されると、無効化されたタグの特性周波数は59〜60kHzの範囲に移行するのが典型的である。この範囲は事実上検出範囲外となるため、アラームイベントを起動することはできない。ただし、部分的に無効化された、つまり「傷ついた」タグは、その特性周波数が58.7〜59kHzの範囲に移行している場合があるため、例えば特性周波数などの、タグの新しいスペクトル属性でエネルギーが十分に大きい場合には検出される可能性がある。したがって、有効化された有効なタグとみなされるタグの周波数範囲を下げることにより、下げなければシステムに誤ってアラームを発する傷ついたタグは、たとえ不適切であっても、もはや有効なタグとはみなされなくなる。なお、周波数推定アルゴリズムの精度はSNRの低下とともに低下することから、この構成は、信号対雑音比(「SNR」)が高い環境で最も正確である。] [0032] 上記のとおり、本発明は、検出基準の調整に基づく方法によって、無効化の不良に対する対策も提供する。本実施形態によれば、検出基準は、特定のタグ検出周波数におけるエネルギーレベルの比較に基づいている。つまり、監視されている周波数のエネルギーレベルに一般に存在する雑音レベルが同じであることから、システムがノイズを考慮しない方法で調整されるため、本実施形態は、SNRの変化に対する感度が低く、さらには劣悪なSNR環境に対する感度も低い。エネルギーベースのアラーム有効化に関する説明が、図6を参照して記載されている。] 図6 [0033] 本実施形態によれば、FTD比が確立される(ステップS602)。この比(以下で詳述)は、第1の周波数におけるエネルギーレベルが、アラームをトリガできるくらいに大きいかどうか判断するための根拠として使用される。] [0034] 作動時、EASシステムコントローラ106は、2つの異なる周波数における受信タグエネルギーを計算し(ステップS604)、比較する。例えば、第1の周波数(f1)は、例えば58kHzの、タグの有効な受信周波数であり、第2の周波数(f2)は、例えば59.3kHzの、ラベルの予想無効化周波数である。ただし、低SNR環境では、アラームをトリガするのに十分な58kHzのエネルギーが存在する場合であっても、59.3kHzでそれを上回るラベルエネルギーが見られた場合、システムはそのラベルを無効化されているものとみなし、アラームを発しない。] [0035] 本実施形態によれば、FTD比が計算され(ステップS606)、2つの周波数で受信タグのエネルギーレベルが比較される。例えば、FTD比=f1でのエネルギー/f2でのエネルギーである。上記の例示的な値を使用した場合、FTD比=58kHzでのエネルギー/59.3kHzでのエネルギーとなる。] [0036] この比はその後、所定のFTD比閾値と比較される。FTD比閾値は、アラームをトリガするために、f1においてf2でのエネルギーレベル以上に必要な最小限のエネルギー量である。FTD比がFTD比閾値より高ければ(ステップS608)、f1(58kHz)のラベルエネルギーはf2(59.3kHz)でのラベルエネルギーより高いものと判断され、コントローラ106がアラームを起動する(ステップ610)。] [0037] 例えば、タグ周波数が58.6kHzに近いことを理由にFTDアラームを減らすためには、コントローラ106がまず、アラームをトリガしたタグのf2(59.3kHz)における平均エネルギーを追跡し、同時にアラームレートも追跡(ステップS612)すればよい。アラームレートが閾値アラームレートよりも相当に増加したことが検出された(ステップS614)場合、コントローラ106はf2(59.3kHz)平均におけるエネルギーレベルを評価し、f2(59.3kHz)でのエネルギーレベルがアラーム中に増加したかどうかを判断する(ステップS616)。エネルギーレベルが増加した場合、FTD閾値は誤認アラームを減らすために所定量の増分だけ増大する(ステップS618)。その結果、システムの感度が下がり、誤認アラームの発生を減らす。] [0038] エネルギーレベル閾値を比較し、調整すること、および/またはアラームイベントの許容周波数を減少することによるEASシステム検出感度の調整は、本発明にかかる検出基準として含まれる。かかる検出基準の使用は、無効化の不良という課題と誤認アラームの問題との両方に好都合に適用される。なお、アラームトリガ閾値周波数とエネルギーレベル比を自動調節するための機能がEASシステムコントローラ106に関連して記載されているものの、これらの機能がコントローラ106だけによって実行される必要はないと理解されることに注目すべきである。別個の計算装置がコントローラ106と電子通信してもよく、この別の計算装置は、本明細書に記載されている、アラームトリガを自動調節するための機能を実行するようにプログラムされてもよいものと理解される。] [0039] 本発明は、リアルタイムデータ記録技術を使用して、EASシステムにおける誤認アラームおよび無効化の不良を減らすための包括的なシステムおよび方法を有利に提供し、定義する。] [0040] 本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの組み合せで実現することができる。本発明の方法とシステムとの実装は、1つの計算システムによる集中方式で実現されても、異なる要素が相互接続されたいくつかの計算システムに散在する分散方式で実現されてもよい。本明細書に記載された方法を実行するために適応させた任意の種類の計算システムまたは他の装置は、本明細書に記載された機能の実行に適している。] [0041] ハードウェアとソフトウェアとの典型的な組み合せは、1つ以上の処理装置と、ロードされ、かつ実行されたときに本明細書に記載の方法を実行するようにコンピュータシステムを制御する、記憶メディアに格納されたコンピュータプログラムとを有する専用または汎用コンピュータシステムであってもよい。本発明は、本明細書に記載の方法の実装を可能にするすべての特徴を備え、計算システムにロードされるとこれらの方法を実行することができるコンピュータプログラム製品に組み込むこともできる。記憶メディアとは、任意の揮発性または不揮発性記憶装置を表す。] [0042] 本状況におけるコンピュータプログラムまたはアプリケーションは、情報処理能力を有するシステムに、直接、またはa)別の言語、符号、または表記法への変換と、b)異なる材質形態での複製とのどちらかまたは両方の後で特定の機能を実行させることを目的とした、任意の言語、符号、または表記法による一連の命令の表す任意の表現を意味する。加えて、特にそうでないと言及がない限り、添付の図面のすべては原寸に比例していない点に留意すべきである。明らかに、本発明は、その精神または本質的属性を逸脱することなく、他の特定の形態で具現化することができ、したがって、本発明の範囲を示すものとして、前述の明細書よりも、以下の特許請求の範囲を参照すべきである。] [0043] 本発明は、本明細書で特に示され、先述されたことに限定されないものであることを当業者は理解するであろう。上記の教示に照らして、本発明の精神または本質的属性を逸脱することなく、さまざまな変更および改変が可能であり、したがって、本発明の範囲を示すものとして、前述の仕様ではなく、以下の特許請求の範囲を参照すべきである。]
权利要求:
請求項1 セキュリティシステムにおける誤認アラームを管理するための方法であって、検出区域を確立するステップと、アラームイベントをトリガするステップであって、前記アラームイベントは、前記検出区域における、初期アラームトリガ感度を使用したタグの検出に基づき、前記初期アラームトリガ感度は、初期の一連の1つ以上の検出基準に基づく、ステップと、前記セキュリティシステムの前記アラームトリガ感度を調整するために前記一連の検出基準を変更するステップと、を含む方法。 請求項2 前記アラームイベントの理由を判断するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。 請求項3 理由コードを受信するステップをさらに含み、前記理由コードは、アラームイベントに関する情報を含む、請求項1に記載の方法。 請求項4 前記一連の検出基準を変更するステップが、変更する1つ以上の前記検出基準を判断するために理由コード情報を処理するステップと、前記変更された1つ以上の検出基準を記憶するステップと、を含む、請求項3に記載の方法。 請求項5 前記一連の検出基準は、エネルギーレベル比閾値を含む、請求項1に記載の方法。 請求項6 第1の周波数における検出された第1のエネルギーレベルと、第2の周波数における検出された第2のエネルギーレベルとの比が所定のエネルギーレベル比閾値より大きい場合に、前記アラームイベントがトリガされる、請求項5に記載の方法。 請求項7 前記セキュリティシステムの前記アラームトリガ感度を高めるように前記アラームトリガ感度が調整され、前記セキュリティシステムの前記アラームトリガ感度を高めるステップが、前記所定のエネルギーレベル比閾値を上げるステップを含む、請求項5に記載の方法。 請求項8 前記一連の検出基準が周波数閾値を含む、請求項1に記載の方法。 請求項9 アラームをもたらすタグの平均の検出された周波数が前記周波数閾値より大きい場合に、有効なアラームトリガ周波数の範囲が減少される、請求項8の方法。 請求項10 セキュリティシステムにおける誤認アラームを管理するためのシステムであって、検出区域内で適用された問い合わせフィールドを生成する送信器と、プロセッサと、を含み、前記プロセッサは、前記検出区域における、初期アラームトリガ感度を使用したタグの検出に応答してアラームイベントをトリガし、前記初期アラームトリガ感度は、初期の一連の1つ以上の検出基準に基づき、かつ前記セキュリティシステムの前記アラームトリガ感度を調整するために前記一連の検出基準を変更するように動作する、システム。 請求項11 前記プロセッサが前記アラームイベントの原因を判断するようにさらに動作する、請求項10に記載のシステム。 請求項12 前記一連の検出基準を変更することが、変更する1つ以上の前記検出基準を判断するために理由コード情報を処理することと、前記変更された1つ以上の検出基準を記憶することと、を含む、請求項10に記載の方法。 請求項13 前記一連の検出基準が、エネルギーレベル比閾値を含む、請求項12に記載のシステム。 請求項14 第1の周波数における検出された第1のエネルギーレベルと、第2の周波数における検出された第2のエネルギーレベルとの比が所定の比の閾値より大きい場合であっても、前記プロセッサが前記アラームイベントをトリガするように作動する、請求項13に記載のシステム。 請求項15 前記プロセッサが、前記セキュリティシステムの前記アラームトリガ感度を高めることによって前記アラームトリガ感度を調整するようにさらに動作し、前記セキュリティシステムの前記アラームトリガ感度を高めることが、前記所定のエネルギーレベル比閾値を上げることを含む、請求項13に記載の方法。 請求項16 前記一連の検出基準が周波数閾値を含む請求項10に記載のシステム。 請求項17 アラームをもたらすタグの平均の検出された周波数が前記周波数閾値より大きい場合、前記プロセッサが、有効なアラームトリガ周波数の範囲を減少するようにさらに動作する、請求項16に記載のシステム。 請求項18 コンピュータで実行されると、検出区域を確立するステップと、初期アラームトリガ感度を使用して前記検出区域内のタグの検出に基づいてアラームイベントをトリガするステップであって、前記初期アラームトリガ感度は、初期の一連の1つ以上の検出基準に基づくステップと、セキュリティシステムの前記アラームトリガ感度を調整するために前記一連の検出基準を変更するステップと、を含む方法を前記コンピュータに実行させるセキュリティシステム用のコンピュータ可読プログラムを有するコンピュータ可用メディアを含むコンピュータプログラム。 請求項19 前記一連の検出基準は、エネルギーレベル比閾値を含み、第1の周波数における検出された第1のエネルギーレベルと第2の周波数における検出された第2のエネルギーレベルとの比が、所定のエネルギーレベル比閾値より大きい場合に前記アラームイベントがトリガされ、前記アラームトリガ感度は、前記セキュリティシステムの前記アラームトリガ感度を高めるように調整され、前記セキュリティシステムの前記アラームトリガ感度を高めるステップは、前記所定のエネルギーレベル比閾値を上げるステップを含む、請求項18に記載の方法 請求項20 前記一連の検出基準が周波数閾値を含み、アラームをもたらすタグの平均の検出された周波数が前記周波数閾値より大きい場合、有効なアラームトリガ周波数の範囲が減少される、請求項18に記載の方法。
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同族专利:
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引用文献:
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