专利摘要:
コラボラティブ多入力多出力(MIMO)通信システムで、プリコーディングされた信号を送信する方法を提供する。MIMO通信システムで、プリコーディングされた信号を受信する方法は、サービング基地局を含む一つ以上の基地局からビームフォーミングによって受信された信号を通じて、移動局で前記一つ以上の基地局に対するチャネルを推定するステップと、該推定されたチャネルに基づいて決定される前記一つ以上の基地局に対するプリコーディング行列インデックス情報を前記サービング基地局に送信するステップと、前記一つ以上の基地局で前記プリコーディング行列インデックスに基づいてプリコーディングされた信号を受信するステップと、を含む。a、b
公开号:JP2011509040A
申请号:JP2010541388
申请日:2008-12-30
公开日:2011-03-17
发明作者:チュル イム,ビン;ワン キム,ジェ;ナム キム,ス;ヒュク ジュン,ジン
申请人:エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド;
IPC主号:H04J99-00
专利说明:

[0001] 本発明は、コラボラティブ多入力多出力通信システムに係り、特に、コラボラティブ多入力多出力通信システムにおいてプリコーディングされた信号を送信する方法に関するものである。]
背景技術

[0002] 近年、情報通信サービスの普遍化及び様々なマルチメディアサービスの登場、そして高品質サービスの出現などに伴い、無線通信サービスに対する要求が急増してきている。これに能動的に対処するためには、通信システムの容量を増大させ、そしてデータの伝送信頼度を高めなければならない。]
[0003] 無線通信環境で通信容量を増やすための方案には、利用可能な周波数帯域を新しく見出す方法と、与えられたリソースの効率性を高める方法を考えることができる。中でも、後者の方法としては、最近、送受信機に多数のアンテナを装着してリソース活用のための空間的な領域をさらに確保することによってダイバーシティ利得を得たり、それぞれのアンテナを通じてデータを並列に伝送することによって伝送容量を増やす、いわゆる多入力多出力(multiple-input multiple-output:MIMO)手法が大きく注目され、活発に開発されている。]
[0004] 一般に、MIMO手法は、通信システムの信頼度を高めたり伝送効率を向上させたりするために考慮され、ビームフォーミング手法(beamforming)、空間ダイバーシティ手法(spatial diversity)、及び空間多重化手法(spatial multiplexing)の3種類に大別される。]
[0005] 信頼度を高めるために複数の送信アンテナを用いるビームフォーミング手法と空間ダイバーシティ手法は、通常、単一データストリームを複数本の送信アンテナを通じて伝送し、伝送効率を高めるために用いられる空間多重化手法は、複数のデートストリームを同時に複数の送信アンテナを通じて伝送する。]
[0006] 空間多重化手法で、同時に伝送されるデータストリームの個数を空間多重化率(spatial multiplexing rate)というが、空間多重化率は、送受信アンテナの個数及びチャネル状況に応じて適切に選択しなければならない。一般に、最大限に得られる空間多重化率は、送信アンテナ個数と受信アンテナ個数のうち小さい値によって制限され、チャネルの相関度が高くなると小さい空間多重化率が用いられる。]
[0007] 空間多重化手法を用いる場合、仮想アンテナシグナリング手法を適用すると様々な利得を得ることができる。例えば、仮想アンテナシグナリング手法を適用すると、複数のデータストリームのチャネル環境が同一になるので、ロバスト(robust)なチャネル品質情報(Channel quality information: CQI)を提供可能になり、悪いチャネル状況を有するデータストリームの信頼度を増大させることができる。]
[0008] また、仮想アンテナシグナリング手法が適用される物理アンテナにおける送信電力を略一定に維持することが可能になる。すなわち、物理的送信アンテナは、セットとして複数本のビームを生成するが、これらそれぞれのビームは、それぞれの仮想アンテナに該当する。それぞれ異なるビームは、全ての物理的なアンテナから同一の電力を伝送するように生成される他、チャネル特性を保存するように生成される。]
[0009] 基本的に、生成された仮想アンテナの総数は、利用可能な空間ダイバーシティまたは空間多重化率を決定する。さらに、この総数は、空間チャネルを測定するために必要なオーバーヘッド(overhead)の量を決定する。以下では、物理的送信アンテナの数をMt、物理的な受信アンテナの数をMr、利用可能な仮想送信アンテナの数をMeとし、同時に送信されるレイヤーをMとする。ここで、レイヤーは、独立して符号化され、変調された送信シンボルを意味する。]
[0010] 一方、通信システムの信頼度を高めたり伝送効率を向上させるための空間処理手法には、プリコーディング手法がある。プリコーディング手法は、マルチアンテナシステムで空間多重化率に関わることなく利用可能な手法であり、通常、チャネルの信号対雑音比(signal to noise ratio: SNR)を増大させる。一般に、送信端で現チャネル環境に最も適切な行列またはベクトルをデータに乗じて伝送するが、ここで、乗じられる行列またはベクトルは、受信端からフィードバックして用いたり、または、送信端でダウンリンクのチャネル情報を知る場合には適切な行列またはベクトルを計算して用いることができる。]
発明が解決しようとする課題

[0011] 本発明の目的は、コラボラティブMIMO通信システムにおいて、プリコーディングされた信号を送信する方法を提供することにある。]
課題を解決するための手段

[0012] 上記目的を達成するための本発明の一実施様態に係るコラボラティブMIMO通信システムにおいて、プリコーディングされた信号を受信する方法は、サービング基地局を含む一つ以上の基地局から受信した信号を通じて、移動局で前記一つ以上の基地局に対するチャネルを推定する段階と、該推定されたチャネルに基づいて決定される前記一つ以上の基地局に対するプリコーディング行列インデックス(Precoding Matrix index:PMI)情報を前記サービング基地局に送信する段階と、前記一つ以上の基地局で前記プリコーディング行列インデックス(PMI)に基づいてプリコーディングされた信号を受信する段階と、を含む。]
[0013] 前記プリコーディング行列インデックス(PMI)は、チャネル品質情報(Channel Quality Information: CQI)、ランク情報(Rank Information)のうち少なくとも一つと一緒にチャネル情報として送信されることができる。]
[0014] 前記プリコーディングされた信号は、前記一つ以上の基地局のそれぞれから一つ以上の仮想アンテナを通じて送信され、前記仮想アンテナは、ビームフォーミング用アンテナ重みが乗じられて生成されるビームからなることができる。]
[0015] また、前記プリコーディング行列インデックス(PMI)は、前記一つ以上の基地局で共通して持っているコードブックを用いて、前記一つ以上の仮想アンテナを含む仮想アンテナグループに対して決定されることができる。]
[0016] そして、前記プリコーディング行列インデックス(PMI)または前記プリコーディング行列インデックス(PMI)によるプリコーディング行列値のうち、コラボラティブMIMOを行うために各基地局に割り当てられるアンテナ重みまたは前記プリコーディング行列の行インデックスを、前記サービング基地局からバックボーンネットワークを通じて前記一つ以上の基地局に伝達することができる。]
[0017] 前記移動局は、マルチセル環境でセルの縁部に位置することができる。]
[0018] 本発明の一実施の様態に係るコラボラティブMIMO通信システムにおいて、プリコーディングされた信号を送信する方法は、移動局からサービング基地局及び一つ以上の隣接基地局に対するプリコーディング行列インデックス(PMI)を受信する段階と、該受信したプリコーディング行列インデックス(PMI)によるプリコーディング行列値のうち、各基地局に割り当てられるアンテナ重みまたは前記プリコーディング行列の行インデックスを、バックボーンネットワークを通じて該当の基地局に伝達する段階と、前記プリコーディング行列インデックス(PMI)に基づいて信号をプリコーディングする段階と、前記プリコーディングされた信号を前記移動局に送信する段階と、を含む。]
[0019] 前記プリコーディング行列インデックス(PMI)は、チャネル品質情報(CQI)、ランク情報のうち少なくとも一つと一緒にチャネル情報として送信されることができる。]
[0020] 前記プリコーディング行列インデックス(PMI)は、前記サービング基地局及び一つ以上の隣接基地局で共通して持っているコードブックを用いて決定されることができる。]
[0021] そして、上記方法は、前記移動局から受信される信号からチャネルを推定する段階と、該推定されたチャネルに基づいてビームフォーミング用アンテナ重みを決定する段階と、該決定されたアンテナ重みを前記プリコーディングされた信号に乗じる段階と、をさらに含むことができる。]
[0022] 前記移動局は、マルチセル環境においてセルの縁部に位置することができる。]
発明の効果

[0023] 本発明によれば、コラボラティブMIMO通信システムにおいて、より效果的にプリコーディングされた信号を受信することができる。]
[0024] マルチセル環境で多数の基地局で一つの移動局にデータ信号を伝送する時、閉ループ方式で移動局からのプリコーディング行列情報を共有してプリコーディングを行うことができる。これにより、移動局に伝送される信号間のユニタリー特性を保持することにより、移動局での受信性能を高めることができる。]
[0025] なお、各基地局が多数のアンテナを用いるビームフォーミングを行うことによって、各基地局が一つのアンテナを通じてデータを伝送することができる。これにより、移動局に伝送される信号の強度を増幅させることができ、かつ、移動局に伝送される多数の基地局信号間に発生しうる干渉を減らすことができる。]
[0026] 本発明の更なる理解を提供するために添付される図面は、本発明の実施例を説明し、本明細書と共に、本発明の原理を説明する。]
図面の簡単な説明

[0027] マルチセル環境でMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法を説明するための図である。
本発明の一実施例によってコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法を説明するための図である。
本発明の一実施例によってコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法を説明するための図である。
本発明の一実施例によってコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法を示すフローチャートである。
本発明の一実施例によってコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法を説明するための図である。
本発明のその他の実施例によってコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法を説明するための図である。
本発明のその他の実施例によってコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法を説明するための図である。
本発明のその他の実施例によってコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法を説明するための図である。
本発明のその他の実施例によってコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法を示すフローチャートである。]
実施例

[0028] 以下、本発明の好適な実施の形態を、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。添付の図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施の形態を説明するためのもので、本発明が実施されうる唯一の実施の形態を表すためのものではない。以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を助けるために具体的な細部事項を含む。ただし、当業者には、このような具体的な細部事項なしにも本発明を実施できることが理解される。例えば、以下の説明では、一定用語を中心に説明するが、それらの用語に限定される必要はなく、任意の用語で表される場合にも同一の意味を有することができる。]
[0029] 場合によっては、本発明の概念が曖昧になることを避けるために、公知の構造及び/または装置を省略することもでき、各構造及び/または装置の核心機能を中心に示すブロック図及び/またはフローチャートの形式で表すこともできる。また、本明細書全体において同一の構成要素については同一の図面符号を使用して説明する。]
[0030] 以下の実施例は、本発明の構成要素と特徴が所定の形態で結合したものである。各構成要素または特徴は、別途の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素または特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態とすることもできる。また、一部の構成要素及び/または特徴を結合して本発明の実施例を構成することも可能である。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更可能である。ある実施例の一部構成や特徴は、他の実施例に含まれることもでき、他の実施例の対応する構成または特徴に取って代わることもできる。]
[0031] 本発明の実施例において、記載は、基地局と移動局との間のデータ送受信関係からなる。ここで、「基地局」は、移動局と直接的に通信を行うネットワークの終端ノード(terminal node)としての意味を有する。本文書で基地局によって行われると説明された特定動作は、場合によっては、基地局の上位ノード(upper node)によって行われることもできる。すなわち、基地局を含む多数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて移動局との通信のために行われる様々な動作は、基地局または基地局以外のネットワークノードによって行われることもできることは自明である。「基地局」は、「固定局(fixed station)」、「ノードB(Node B)」、「eNode B(eNB)」、「アクセスポイント(access point)」などの用語にすることもできる。また、「移動局(mobile station)」は、「ユーザ装置(user equipment)」、「移動加入者局(mobile subscriber station:MSS)」などの用語にすることもできる。]
[0032] マルチセル環境で通信している移動局、特に、各セルの縁部に位置する移動局の場合、サービスが提供されるサービング基地局から送信される信号は、その強度が弱いとともに、他の隣接した基地局から送信される信号により干渉の発生する確率が高い。したがって、このようなセルの縁部に位置している移動局は、その通信環境を考慮して、以下に説明するコラボラティブMIMO(Collaborative MIMO)を通じてユーザの受信性能を高めることができる。]
[0033] 図1は、マルチセル環境でコラボラティブMIMO方式を適用した通信システムにおける信号送受信方法を説明するための図である。] 図1
[0034] 図1に示すMIMO方式によると、ダイバーシティ(Diversity)、シングルユーザMIMO(Single-user MIMO)、マルチユーザMIMO(Multi-user MIMO)を実現するための単一セル単位でのMIMOの従来的な適用とは違い、マルチセル環境で複数の基地局を用いてMIMOを適用することができる。] 図1
[0035] 図1を参照すると、MS1(13)は、BS1(10)及びBS3(12)から信号を受信し、MS2(14)は、BS1(10)及びBS2(11)から信号を受信し、MS3(15)は、BS2(11)及びBS3(12)から信号を受信することがわかる。そして、複数基地局から移動局に送信されるデータは、スケジューラー16において、複数基地局を考慮して構成され、バックボーンネットワーク17を通じて各基地局に伝送される。] 図1
[0036] この場合、各基地局から受信される信号は、互いに同一のデータであっても良く、異なるデータであっても良い。各基地局から同一のデータを受信する場合にはダイバーシティ利得を獲得することができ、各基地局から異なるデータを受信する場合には、データ伝送速度、すなわち、データ処理量を高めることができる。]
[0037] 移動局が、同一セル基地局のマルチアンテナを通じてシングルユーザMIMOまたはマルチユーザMIMOにより受信性能を高めたのと類似の方法で、隣接した多数のセルに位置する基地局から同一チャネルに対する信号を受信して、ダイバーシティ、シングルユーザMIMOまたはマルチユーザMIMOを具現することができる。特に、隣接セルから干渉を受けやすいセルの縁部に位置する移動局は、このような状況を逆に利用して、隣接基地局から同一チャネルに対する信号を受信し、ダイバーシティ、シングルユーザMIMOまたはマルチユーザMIMOを具現することができる。]
[0038] 多数の移動局または特定移動局に多数の独立したストリームが送信されるため、シングルユーザMIMOまたはマルチユーザMIMOを具現するためにコラボラティブMIMO方式を適用する時、多数の基地局が移動局からチャネル状態情報(Channel Status Information: CSI)を受信し、これを用いてチャネルを推定することができる。そして、このようなチャネル推定結果に基づいて各基地局で別々にアンテナ重みを生成し、プリコーディングを行い、プリコーディングされた信号を伝送することができる。]
[0039] しかし、この場合、各基地局は、移動局から受信したチャネル状態情報に基づいて推定されたチャネル値を用いてプリコーディングベクトル値を独立して生成するため、プリコーディングアンテナベクトルに該当する各基地局間の信号が、互いにユニタリー性質を有しない場合がある。このように、複数の基地局で生成されるプリコーディングベクトル間にユニタリー特性が維持されない場合は、最小弦距離(Minimum chordal distance)のようなパラメータ値を最大化し難くなるため、一つの移動局に複数個のデータストリームを伝送する通信システムにおいて受信性能が劣化する可能性がある。]
[0040] したがって、以下に説明する本発明の実施例では、コラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法を用いるに当たり、コードブックを用いた閉ループ動作を通じて、複数の基地局でユニタリー特性を維持できる信号を送信できる方法を提供する。]
[0041] 図2aと図2bは、本発明の一実施例によってコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムで信号を送受信する方法を説明するための図である。] 図2a 図2b
[0042] 図2aは、各基地局のランクが1の場合、多数の基地局を通じて特定移動局に一つのデータストリームを同時に伝送する方法を示す図である。図2aで、移動局20のサービング基地局(BS1)21−1とM−1個の隣接基地局を含むM個の基地局は、移動局20にデータを伝送する。この時、サービング基地局21−1乃至基地局(BSM)21−Mは、スケジューラー25で受信された情報に基づいて構成され、バックボーンネットワーク24を通じて伝送されたデータストリームdを移動局20に送信する。] 図2a
[0043] 多数の基地局のうち、基地局21−1を例として、データを伝送する各基地局の構成についてより詳細に説明する。基地局21−1は、データストリームdをバックボーンネットワーク24を通じて受信した後、移動局20に送信する前にデータストリームdにプリコーディングを行う。プリコーディング行列生成部22−1は、プリコーディングを行う時に用いられる重み又はプリコーディング行列を生成する。]
[0044] この時、プリコーディング行列生成部22−1は、コードブックを用いて重みまたはプリコーディング行列を生成することができる。例えば、移動局では、本実施例によってフィードバック情報としてプリコーディング行列インデックス(PMI)を伝送し、プリコーディング行列生成部22−1では、移動局20からフィードバック情報として受信したプリコーディング行列インデックス(PMI)を用いてプリコーディング行列を生成することができる。]
[0045] そして、プリコーダ23−1は、この生成された重みまたはプリコーディング行列をデータストリームdに乗じてプリコーディングを行う。そして、プリコーディングされた信号を移動局20に伝送する。]
[0046] 本実施例によって、基地局、特に、サービング基地局21−1が移動局20からフィードバック情報としてPMIを受信する時、サービング基地局21−1は、そのPMIと同様に、基地局21−Mを含む隣接基地局に対するプリコーディング行列インデックスPMIを受信することができ、これにより、各基地局はPMIを用いてプリコーディング行列を生成することができる。]
[0047] サービング基地局21−1では、各基地局に対するプリコーディング行列インデックスPMIをバックボーンネットワーク24を通じて該当の基地局に伝達することができる。ここで、バックボーンネットワーク24は、複数の隣接した基地局間で、情報を送信/受信する、及び共有するために定義された通信ネットワークでありうる。この時、スケジューラー25がPMIの送信を調整できる。]
[0048] さらに、スケジューラー25は、各基地局で移動局から受信した信号を通じて獲得したチャネル情報を、バックボーンネットワーク24を通じて受信し、これを用いて該当の移動局に伝送するデータを構成することができる。すなわち、チャネル情報には、上記のプリコーディング行列インデックス(PMI)に加えて、チャネル品質情報(Channel Quality Information: CQI)及びランク情報(Rank information)などを含むことができる。そして、このようなチャネル情報を用いてスケジューラー25では該当の移動局のチャネル状態に最適のコーディング及び変調手法を選択し、これを適用して構成されたデータを各基地局にバックボーンネットワーク24を通じて伝達し、移動局に伝送されるようにすることができる。]
[0049] 他の方法として、移動局では、サービング基地局及びバックボーンネットワーク24を介さずに、各隣接基地局から割り当てられたアップリンクチャネルを通じて直接各基地局に、各基地局に対するプリコーディング行列インデックス(PMI)を送信することもできる。]
[0050] 図2bは、各基地局のランクが1以上の場合、多数の基地局を通じて特定移動局に同一のユーザデータを伝送する方法を示す図である。図2bの各構成は、図2aで説明した動作と同一の動作を行う。ただし、図2aでは、各基地局別にいずれも一つのデータストリームを伝送したが、図2bでは、各基地局が一つ以上のデータストリームを伝送する点が異なる。] 図2a 図2b
[0051] 図2bで、スケジューラー25は、各基地局に対するランク情報を受信し、各基地局のランクによって基地局別データストリームを構成できる。例えば、図2bで、基地局BS1のランクがK1の場合、K1個のデータストリームが構成されて基地局BS1に伝送されることができる。そして、図2bで、基地局BSMのランクがKMの場合、KM個のデータストリームが構成されて基地局BSMに伝送されることができる。] 図2b
[0052] 図2a及び図2bで、さらに、各基地局に設けられたマルチアンテナを通じてダイバーシティやMIMOを具現することもできる。なお、図2bに示すように、多数の基地局に多数個のデータストリームを伝送することによって、より高い伝送速度を得ることができる。] 図2a 図2b
[0053] 下記の数学式1は、プリコーダ23−1でデータストリームに、移動局から伝送されたプリコーディング行列インデックス(PMI)に基づくプリコーディング行列を乗じて生成する送信信号の一例を表す。]
[0054] ここで、mは多数の基地局に割り当てられる基地局インデックスを表す。そして、Sm(t)は基地局BSmで伝送される伝送信号を表し、Pmは基地局BSmのプリコーディング行列生成部22−mで生成されるプリコーディング行列を表し、d(t)は、スケジューラー25から受信する伝送データストリームを表す。]
[0055] 等式1で、伝送データストリームの数がk(ここで、k=1,...,K)の時、Pmは、Pm=[Pm1, Pm2,..., Pmk]のように複数個の列で構成されることができ、これは、基地局BSmのアンテナを通じて伝送される伝送データストリームに適用されるプリコーディング行列を表す。全体伝送データストリーム数k個に対するコードブック内のk個の列ベクトルで構成されるプリコーディング行列は、次のように表現されることができる。]
[0056] ]
[0057] 図3は、本発明の一実施例によってコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法を説明するためのフローチャートである。] 図3
[0058] 移動局では、まず、ステップS30で、サービング基地局と一つ以上の隣接基地局から信号を受信して、各基地局に対するチャネルを推定する。本実施例によれば、移動局、特に、セルの縁部に位置している移動局は、サービング基地局だけでなく、隣接する基地局に対するチャネルも推定できることが好ましい。]
[0059] そして、ステップS31で、移動局は、各基地局に対して推定されたチャネル情報を用いてコードブックで各基地局に対するプリコーディング行列インデックス(PMI)を決定する。この時、各基地局に対するプリコーディング行列インデックス(PMI)をそれぞれ決定して、複数のプリコーディング行列インデックス(PMI)を決定することができる。そして、ステップS32で決定された各基地局に対するプリコーディング行列インデックス(PMI)をサービング基地局に伝送する。この時、各基地局に対するプリコーディング行列インデックス(PMI)だけでなく、各基地局のチャネル情報として、チャネル品質情報(CQI)、ランク情報なども一緒に伝送することができる。]
[0060] サービング基地局が、該サービング基地局に関するチャネル情報だけでなく、隣接基地局に関するチャネル情報を移動局から受信すると、ステップS33で、これをバックボーンネットワークを通じてスケジューラーに伝達し、スケジューラーはこれを該当の基地局に伝送することができる。または、サービング基地局がバックボーンネットワークを通じて隣接基地局に各隣接基地局に関するチャネル情報を伝達することもできる。]
[0061] このように、チャネル情報、特に、プリコーディング行列インデックス(PMI)とランク情報によって構成されたデータストリームを受信した各基地局では、ステップS34−1及びS34−2で、プリコーディング行列をデータストリームに乗じることによってプリコーディングを行う。そして、各基地局は、ステップS35−1及びS35−2で、該プリコーディングされたデータ信号を移動局に伝送する。]
[0062] 図4は、本発明の一実施例によってコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法を説明するための図である。]
[0063] 図4は、上記した本発明の一実施例によるコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法において、各基地局別に多数のアンテナがさらに設けられる場合、ビームフォーミング手法を通じて各基地局を仮想アンテナとして具現して信号を送信する方法を示す。]
[0064] 以下では、図2aで説明した構成及び動作については簡略に説明し、また、図2aと同様に、複数の基地局のうち基地局(BS1)41−1を挙げて、本実施例によるビームフォーミング手法と関連するビームフォーミング重み生成部44−1〜44−M及びビームフォーミング部45−1〜45−Mについてより具体的に説明する。] 図2a
[0065] 図4aは、ランクが1の場合、多数の基地局を通じて特定移動局に同一の一つのデータストリームを伝送する方法を示す図である。上記の実施例で説明した通り、サービング基地局(BS1)41−1では、移動局からサービング基地局(BS1)41−1と他の隣接基地局の仮想アンテナに対するプリコーディングインデックス情報(PMI)、チャネル品質情報(CQI)及びランク情報(Rank information)を受信し、これらをバックボーンネットワーク46を通じて共有または伝達し、各基地局では、伝達されたプリコーディング情報に基づいてプリコーディングを行うことができる。] 図4a
[0066] そして、本実施例によって各基地局に伝達されるプリコーディング行列情報は、同一のコードブックから選択された一つのプリコーディング行列Pに対して各基地局別に割り当てられる重みまたはプリコーディング行列の行インデックスとすることが好ましい。すなわち、サービング基地局BS1及び隣接基地局は、該当の移動局に対して同一のコードブックを使用し、移動局では各基地局を一つのアンテナと見なし、一つのプリコーディング行列Pを決定してサービング基地局BS1に伝送する。そして、サービング基地局BS1では、バックボーンネットワーク46を通じて、プリコーディング行列Pのうち、各基地局に対する重みpや行インデックスを各基地局に伝達することができる。]
[0067] 本実施例でも、移動局では、サービング基地局及びバックボーンネットワーク46を介さずに、各隣接基地局から割り当てられたアップリンクチャネルを通じて直接各基地局に、該当の基地局に対するプリコーディング行列の重みまたはプリコーディング行列の行インデックスを送信することもできる。]
[0068] この時、サービング基地局(BS1)41−1のビームフォーミング重み生成部44−1では、該当の移動局に対するチャネルを推定し、その結果に基づいてビームフォーミングを行うための重みを生成する。この時、ビームフォーミング重み生成部44−1は、移動局から受信したチャネル状態情報を用いることができる。そして、ビームフォーミング部45−1では、ビームフォーミング重み生成部44−1で生成された重みを、プリコーディングされた信号に乗じる。]
[0069] 図4bは、ランクが2以上の場合、多数の基地局を用いてコラボラティブMIMOを行う一例で、該当の移動局に同一の多数のデータストリームを伝送する方法を示す。すなわち、図4bの各構成は、図4aで説明した動作と同一の動作を行う。ただし、図4aでは各基地局で1個のデータストリームを伝送するが、図4bでは、基地局が複数個のデータストリームを伝送し、この時、各基地局に設けられたマルチアンテナを通じてダイバーシティやMIMOを具現して伝送できる点が異なる。] 図4a 図4b
[0070] 下記の等式3は、本実施例によって移動局から伝送されたプリコーディング行列インデックス(PMI)に基づくプリコーディング行列を乗じて生成されたデータストリームに、ビームフォーミング手法を適用して信号を伝送する場合に、その送信信号の一例を表す。]
[0071] ]
[0072] そして、Piは、コラボラティブMIMOを行うために決定されたプリコーディング行列で、仮想アンテナVAiとして具現される各基地局に適用される重み、特に、決定されたプリコーディング行列の行成分を表し、下付き文字iは、コラボラティブMIMOを行うために決定されたプリコーディング行列で仮想アンテナとして具現される各基地局に適用される重みと関連する行インデックスであり、仮想アンテナ当たり一つの行を割り当てることによって、仮想アンテナと同一のインデックスを使用する例を表す。Dは、ランクがkの場合、伝送される多重データストリームd1、d2、...、dkを表す。]
[0073] 図2a及び図2bでは各基地局別にプリコーディング行列インデックスを使用したが、図4a及び図4bの実施例では、あらゆる隣接基地局に対して同一のコードブックに対する同一のプリコーディング行列インデックスを使用する点が異なる。すなわち、図4a及び図4bの実施例では、各基地局が一つの仮想アンテナとして具現されて、多数の仮想アンテナに対して適用される一つのプリコーディング行列インデックスが決定され、各基地局では、決定されたプリコーディング行列のうち、自身に該当する行ベクトル成分を重みとして乗じて移動局に伝送することができる。] 図2a 図2b 図4a 図4b
[0074] このとき、各基地局でビームフォーミング手法を用いて仮想アンテナを具現して信号を伝送する方法において、各基地局では、多数の仮想アンテナを具現して用いることができる。]
[0075] 図5a及び図5bは、本発明の一実施例によってコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法を説明するための図である。] 図5a 図5b
[0076] 図5a及び図5bは、上記の本発明の一実施例によるコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおけるビームフォーミング手法を通じて仮想アンテナを具現して信号を送受信する方法において、各基地局で多数の仮想アンテナを具現する場合を示す。] 図5a 図5b
[0077] この時、各基地局に設けられるアンテナアレイを一つのグループとして多数の仮想アンテナを具現することもでき、アンテナグループ間の間隔が4λであるアンテナグループに分けて多数の仮想アンテナを具現することもできる。]
[0078] 図5a及び図5bの各構成は上述した通りであり、その詳細説明は省略する。ただし、図5a及び図5bでは、多数の仮想アンテナを具現する場合、プリコーディング行列生成部52−1〜52−Mとビームフォーミング重み生成部54−1〜54−Mで生成されるプリコーディング行列や重みの行列大きさまたは構成において変化がある。] 図5a 図5b
[0079] 図5a及び図5bに示すように、一つの基地局、例えば、基地局BSmで多数の仮想アンテナ、すなわち、VAm_1、VAm_2、...、VAm_iを使用する場合、基地局で送信される送信信号は、下記の等式4で表すことができる。] 図5a 図5b
[0080] ]
[0081] そして、図5bに示すように、ランクがk(kは、2以上)である場合、Dは、伝送される多重データストリームd1、d2、...、dkを表すことができる。また、この場合にも、基地局BSmとして具現されるVAm_1、VAm_2、...、VAm_iの各仮想アンテナを通じて伝送されるデータストリーム数がk個の時、pm_iは、pm_i=[pm_i1, pm_i2,...,pm_iK]のようにk個の列で構成されることができる。] 図5b
[0082] 図6は、本発明の一実施例によってコラボラティブMIMO方式を適用する通信システムにおける信号送受信方法を説明するためのフローチャートである。] 図6
[0083] 移動局では、まず、ステップS60で、サービング基地局と一つ以上の隣接基地局からビームフォーミングによる信号を受信して、各基地局に対するチャネルを推定する。この時、移動局が、マルチセル環境でセルの縁部に位置している移動局である場合、ビームフォーミングによってより高い性能を得ることができる。本実施例によれば、移動局、特に、セルの縁部に位置している移動局は、サービング基地局だけでなく、隣接する基地局に対するチャネルまで推定できることが好ましい。]
[0084] そして、ステップS61で、移動局は、各基地局に対して推定されたチャネル情報を用いてコードブックから各基地局の仮想アンテナからなる仮想アンテナグループに対するプリコーディング行列インデックス(PMI)を決定する。そして、ステップS62で、決定されたコラボラティブMIMOを行う基地局の仮想アンテナグループに適用されるプリコーディング行列インデックス(PMI)をサービング基地局に伝送する。この時、仮想アンテナグループに対するプリコーディング行列インデックス(PMI)の他に、コラボラティブMIMOのためのチャネル情報として、チャネル品質情報(CQI)、ランク情報(Rank Information)なども一緒に伝送するとができる。また、コラボラティブMIMOを行う多数の隣接基地局で該当の移動局に対して同一のコードブックを使用することができ、各基地局が一つのアンテナ、アンテナグループまたは仮想アンテナと見なされて、各基地局では、一つのプリコーディング行列インデックス(PMI)で決定されるプリコーディング行列の各行ベクトル成分でプリコーディングすることができる。]
[0085] 以降、サービング基地局で、サービング基地局に関するチャネル情報だけでなく、隣接基地局に関するチャネル情報を移動局から受信すると、ステップS63で、それらの情報をバックボーンネットワークを通じてスケジューラーに伝達し、スケジューラーがそれを該当の基地局に伝送することができる。または、サービング基地局でバックボーンネットワークを通じて隣接基地局に、各隣接基地局に関するチャネル情報を伝達することもできる。]
[0086] 本実施例では、各基地局は、ステップS64−1及びステップS64−2で、移動局から受信された信号またはチャネル状態情報を用いて該当の移動局に対するチャネルを推定する。そして、ステップS65−1及びステップS65−2で、チャネル推定結果に基づいてビームフォーミング用アンテナ重みを決定する。この時、アンテナ重みは、移動局の位置及び他の基地局との関係を考慮して信号強度を最大にするとともに基地局との干渉を最小化する値に決定することが好ましい。]
[0087] 既にチャネル情報、特に、プリコーディング行列インデックス(PMI)による該当の仮想アンテナのアンテナ重みまたはそのインデックスを受信した各基地局では、ステップS66−1及びステップS66−2で、該当の仮想アンテナに割り当てられたアンテナ重みをデータに乗じることでプリコーディングを行う。そして、各基地局は、ステップS67−1及びステップS67−2で、既に決定されたビームフォーミング用アンテナ重みを適用する。すなわち、プリコーディングされた信号にビームフォーミング用アンテナ重みを乗じる。そして、ステップS68−1及びステップS68−2で、このプリコーディングされたデータ信号を移動局に伝送する。]
[0088] 上述したように、本実施例によれば、マルチセル環境で多数の基地局が一つの移動局に対するデータ信号を伝送する時、閉ループ方式で移動局から伝送されるプリコーディング行列情報を共有してプリコーディングを行うことによって、移動局に伝送される信号間のユニタリー特性を維持させ、移動局での受信性能を高めることができる。]
[0089] なお、本実施例のように、各基地局で多数のアンテナを用いるビームフォーミングを行ってデータを伝送することによって、移動局に伝送される信号の強度を増幅させることができ、かつ、移動局に伝送される多数の基地局信号間に発生しうる干渉も減らすことができる。]
[0090] 特許請求の範囲において明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正により新しい請求項として含めたりすることができることは自明である。]
[0091] 本発明による実施例は、様々な手段、例えば、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェアまたはそれらの結合などによって具現することができる。ハードウェアによる具現の場合、本発明の一実施例によるコラボラティブMIMO通信システムで、プリコーディングされた信号を受信する方法は、一つまたはそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現されることができる。]
[0092] ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例によるコラボラティブMIMO通信システムで、プリコーディングされた信号を受信する方法は、以上で説明された機能または動作を行うモジュール、手続き、関数などの形態で具現することができる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶されて、プロセッサによって駆動されることができる。メモリユニットは、プロセッサの内部または外部に設けられて、公知の様々な手段によってプロセッサとデータを交換することができる。]
[0093] 本発明は、本発明の精神及び必須特徴を逸脱しない範囲で、他の特定の形態に具体化できることは、当業者にとっては明らかである。よって、上記の詳細な説明は、いずれの面においても制限的に解釈されてはならず、例示的なものとして考慮されなければならない。本発明の範囲は、添付した請求項の合理的解釈によって定められるべきであり、本発明の等価的範囲内におけるあらゆる変更は、本発明の範囲に含まれる。]
[0094] 本発明は、コラボラティブMIMO通信システムにおいて使用される装置に適用することができる。]
权利要求:

請求項1
コラボラティブ多入力多出力(MIMO)通信システムにおいて、プリコーディングされた信号を受信する方法であって、サービング基地局を含む一つ以上の基地局から受信された信号を通じて、移動局が該一つ以上の基地局に対するチャネルを推定するステップと、前記推定されたチャネルに基づいて決定される前記一つ以上の基地局のプリコーディング行列インデックスを前記サービング基地局に送信するステップと、前記プリコーディング行列インデックスに基づいて前記一つ以上の基地局によりプリコーディングされた信号を受信するステップと、を有する、プリコーディングされた信号の受信方法。
請求項2
前記プリコーディング行列インデックスは、チャネル品質情報、及びランク情報のうち少なくとも一つと共にチャネル情報として送信される、請求項1に記載の方法。
請求項3
前記プリコーディングされた信号は、一つ以上の仮想アンテナを通じて送信され、該仮想アンテナは、ビームフォーミングのためのアンテナ重みが乗じられて生成されるビームにより構成される、請求項1に記載の方法。
請求項4
前記プリコーディング行列インデックスは、前記一つ以上の基地局が共通に有しているコードブックを用いて、前記一つ以上の仮想アンテナを含む仮想アンテナグループに対して決定される、請求項1に記載の方法。
請求項5
前記サービング基地局が、対応する基地局の仮想アンテナに適用されるアンテナ重み、又は行インデックスを、バックボーンネットワークを通じて前記一つ以上の基地局に送信し、該アンテナ重み及び行インデックスは、前記プリコーディング行列インデックス、又は前記仮想アンテナグループを用いるコラボラティブMIMOでのプリコーディング行列インデックスによるプリコーディング行列から決定される、請求項4に記載の方法。
請求項6
前記移動局は、マルチセル環境においてセルの縁部に位置する、請求項1に記載の方法。
請求項7
コラボラティブ多入力多出力(MIMO)通信システムにおいて、プリコーディングされた信号を送信する方法であって、サービング基地局及び一つ以上の隣接基地局に対するプリコーディング行列インデックスを移動局から受信するステップと、前記受信されたプリコーディング行列インデックスをバックボーンネットワークを通じて該当の基地局に送信するステップと、前記プリコーディング行列インデックスに基づいて信号をプリコーディングするステップと、前記プリコーディングされた信号を前記移動局に送信するステップと、を有する、プリコーディングされた信号の送信方法。
請求項8
前記プリコーディング行列インデックスは、チャネル品質情報、及びランク情報のうち少なくとも一つと共にチャネル情報として送信される、請求項7に記載の方法。
請求項9
前記プリコーディング行列インデックスは、前記サービング基地局及び前記一つ以上の隣接基地局が共通に有しているコードブックを用いて決定される、請求項7に記載の方法。
請求項10
前記移動局から受信される信号を用いてチャネルを推定するステップと、前記推定されたチャネルに基づいてビームフォーミング用アンテナ重みを決定するステップと、前記アンテナ重みを前記プリコーディングされた信号に乗じるステップと、をさらに有する、請求項7に記載の方法。
請求項11
前記移動局は、マルチセル環境においてセルの縁部に位置する、請求項7に記載の方法。
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