![]() メディアリソース予約方法、サービスパッケージ情報取得方法、及び装置
专利摘要:
リソース予約の、リソースの浪費を減少させるために使用される、メディアリソース予約方法と、サービスパッケージ情報取得方法及び装置とが提供される。リソース予約方法は、以下のステップを含む。セッション記述プロトコル(SDP)情報を含むサービスメッセージが受信され、SDP情報はサービスパッケージ情報を含み、サービスパッケージ情報がSDP情報から構文解析され、サービスパッケージ情報がリソース予約のために使用される。この方法では、サービスパッケージを識別することが可能なため、サービスパッケージ処理効率が向上させられることが可能であり、リソース予約の、リソースの浪費が効果的に減少させられることが可能である。 公开号:JP2011508988A 申请号:JP2010534353 申请日:2008-11-24 公开日:2011-03-17 发明作者:ペン、ツァオジュン;ワン、フェン 申请人:華為技術有限公司; IPC主号:H04L29-06
专利说明:
[0001] 本出願は、2007年11月27日出願の、「medium resource reservation method and service package information obtaining method and Apparatus(メディアリソース予約方法及びサービスパッケージ情報取得方法及び装置)」と題された、中国特許出願第200710195461.9号の優先権の利益を主張するものであり、当該出願はその全体が参照により本明細書中に援用される。] [0002] 本発明は、通信技術の分野に関し、特に、メディアリソース予約方法、サービスパッケージ情報取得方法、及びサービスパッケージ情報取得装置に関する。] 背景技術 [0003] IPマルチメディアサブシステム(IMS)の発展に伴い、様々なIMSベースのサービスが次々に現れており、例えば、IMSベースのインターネットプロトコルテレビジョン(IPTV)は、IMSの統合アーキテクチャの下でIPTVサービスを提供する。] [0004] IPTVストリーミングメディアサービスは、近年急速に発達した新しいサービスである。ストリーミングメディアサービスは、映像又は音声ファイルのコンテンツなどの、マルチメディアファイルを、ストリーミング伝送技術によって、パケット交換ネットワーク上で送信する。それらのコンテンツは、完全にダウンロードされることなしに、即座にアクセスされ、再生されることが可能である。ストリーミングメディアを実現するための重要技術は、Webサーバ内で、途切れない映像及び音声情報を処理及び格納することが可能な、ストリーミング伝送技術であり、これによりユーザは、ダウンロード中に番組を視聴することが可能となり、ファイル全体がダウンロードされるまで待つ必要がなくなる。] [0005] マルチキャストサービスの代表的な例は、ライブブロードキャスト(BC)TVサービスである。同じ番組を享受している全てのユーザが、各瞬間において同一の番組コンテンツを受信するため、ネットワーク帯域幅の要求は、ベアラ層マルチキャストによって減少させられることが可能である。] [0006] IMSベースのデータサービスにおける、従来技術でのメディアリソース予約方法は、以下のように説明される。] [0007] UEが、サービスパッケージに関連付けられたサービスメッセージをサーバに送信する。1つのサービスパッケージは、1つ以上のサービスを含み、1つのサービスは、複数のメディアコンポーネント(音声、映像など)を含み、サービスメッセージ内で運ばれるセッション記述プロトコル(SDP)は、1つ以上のサービスパッケージに関するメディア記述情報を含む。] 発明が解決しようとする課題 [0008] しかし、上記の技術では、SDPは、メディア記述情報を含むのみであり、メディアに関するサービスパッケージ識別子情報を含まず、サービス処理中のサーバは、全てのメディアの全リソースのためのリソースを予約する必要があり、深刻なリソースの浪費がもたらされる。] 課題を解決するための手段 [0009] 従って、本発明は、サービスパッケージを識別することが可能で、それによりサービスパッケージ処理効率を向上させる、メディアリソース予約方法と、サービスパッケージ情報取得方法と、サービスパッケージ情報取得装置とに主に関する。] [0010] 本発明の一実施形態では、メディアリソース予約方法が提供され、この方法は以下のステップを含む。] [0011] サービスパッケージ情報を含むセッション記述プロトコル(SDP)情報を運ぶサービスメッセージが受信される。サービスパッケージ情報がSDP情報から構文解析される。] [0012] サービスパッケージ情報がリソース予約のために使用される。] [0013] 本発明の一実施形態では、サービスパッケージ情報取得方法が提供され、この方法は以下のステップを含む。] [0014] 受信されたサービスメッセージ内のSDP情報が構文解析されて、グループ属性行が取得される。] [0015] グループ属性行のsemanticコンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージ識別子が取得され、グループ属性行のidentification-tagコンポーネントが構文解析されて、チャネル識別子が取得される。] [0016] 本発明の一実施形態では、サービスパッケージ情報取得方法が提供され、この方法は以下のステップを含む。] [0017] 受信されたサービスメッセージ内のSDP情報が構文解析されて、属性行が取得される。] [0018] 属性行の属性コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージ属性が取得され、属性行の属性値コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージ及びチャネル識別子が取得される。] [0019] 本発明の一実施形態では、サービスパッケージ情報取得方法が提供され、この方法は以下のステップを含む。] [0020] 受信されたサービスメッセージ内のSDP情報が構文解析されて、属性行が取得される。] [0021] 属性行の属性コンポーネントが構文解析されて、デフォルトサービスパッケージ属性が取得される。] [0022] 本発明の一実施形態では、サービスパッケージ情報取得装置が提供され、この装置は、サービスメッセージ受信ユニットと、SDP構文解析ユニットと、グループ属性行構文解析ユニットとを含む。] [0023] サービスメッセージ受信ユニットは、サービスパッケージ識別子に関するSDP情報を運ぶサービスメッセージを受信するように構成される。] [0024] SDP構文解析ユニットは、受信されたSDP情報を構文解析して、グループ属性行を取得するように構成される。] [0025] グループ属性行構文解析ユニットは、グループ属性行のsemanticコンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ識別子を取得し、グループ属性行のidentification-tagコンポーネントを構文解析して、チャネル識別子を取得するように構成される。] [0026] 本発明の一実施形態では、サービスパッケージ情報取得装置が提供され、この装置は、サービスメッセージ受信ユニットと、SDP構文解析ユニットと、構文解析ユニットとを含む。] [0027] サービスメッセージ受信ユニットは、サービスパッケージ識別子に関するSDP情報を運ぶサービスメッセージを受信するように構成される。] [0028] SDP構文解析ユニットは、受信されたSDP情報を構文解析して、属性行を取得するように構成される。] [0029] 構文解析ユニットは、属性行の属性コンポーネントを構文解析して、デフォルトサービスパッケージ属性を取得するように構成される。] 発明の効果 [0030] 本発明の実施形態で提供される技術的解決法では、サービスメッセージ内で運ばれるSDP情報がサービスパッケージ情報を含み、受信されたサービスメッセージのSDP情報からサービスパッケージ情報が抽出されることが可能なので、現在処理されているサービスによって必要とされるサービスパッケージが認識されることが可能である。従って、メディア処理は、必要とされるサービスパッケージに関して実行されることが可能であり、例えば、メディアリソース予約が、全リソースではなく、サービスによって必要とされるメディアコンポーネントについて実行されることが可能であり、それにより、メディアリソース予約の、リソースの浪費が減少する。] 図面の簡単な説明 [0031] 本発明の一実施形態によるサービスパッケージ情報取得方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態によるメディアリソース予約方法のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるサービスパッケージ情報取得装置の概略図である。 本発明の第2の実施形態によるサービスパッケージ情報取得装置の概略図である。 本発明の第3の実施形態によるサービスパッケージ情報取得装置の概略図である。 本発明の第4の実施形態によるサービスパッケージ情報取得装置の概略図である。 本発明の第5の実施形態によるサービスパッケージ情報取得装置の概略図である。 本発明の第6の実施形態によるサービスパッケージ情報取得装置の概略図である。 本発明の第7の実施形態によるサービスパッケージ情報取得装置の概略図である。 本発明の第8の実施形態によるサービスパッケージ情報取得装置の概略図である。] 実施例 [0032] 本発明の実施形態は、サービスパッケージを識別することが可能で、それによりサービスパッケージ処理効率を向上させる、メディアリソース予約方法と、サービスパッケージ情報取得方法と、サービスパッケージ情報取得装置とを提供する。] [0033] 本発明の実施形態で提供される技術的解決法では、受信されたサービスメッセージのSDP情報からサービスパッケージ情報が抽出されることが可能なので、現在処理されているサービスによって必要とされるサービスパッケージが認識されることが可能である。従って、メディア処理は、必要とされるサービスパッケージに関して実行されることが可能であり、例えば、メディアリソース予約が、全リソースではなく、サービスによって必要とされるメディアコンポーネントについて実行されることが可能であり、それにより、メディアリソース予約の、リソースの浪費が減少する。] [0034] 最初に、本発明の一実施形態における、サービスパッケージ情報取得方法について以下に説明する。この実施形態、及び全ての後続の実施形態では、サービスパッケージはSDPから取得されるということに留意されたい。図1を参照すると、サービスパッケージ情報取得方法の実施形態は、以下のステップを含む。] 図1 [0035] ステップ101で、第1のネットワーク要素(NE)は、サービス指示に対応するサービスによって必要とされるサービスパッケージに関する情報を取得する。] [0036] この実施形態では、サービス指示を取得した後で、第1のNEが、サービス指示に対応するサービスによって必要とされるサービスパッケージに関する情報を取得する。] [0037] ステップ102で、サービスパッケージに関する情報がSDP内に運ばれる。] [0038] 具体的には、SDP内でサービスパッケージに関する情報を運ぶための属性行が、SDP内に設定される。チャネル識別子が含まれる場合は、チャネル識別子とサービスパッケージ識別子とが同じ属性行内に設定されてもよいということ、すなわち、サービスパッケージがSDP内で識別されるということに留意されたい。] [0039] 特定の識別方法について、以下に詳細に説明する。] [0040] 1.サービスパッケージに関する情報を識別するためのプロセス] [0041] この実施形態では、サービスパッケージに関する情報の識別が、様々な手法で実施されることが可能である。実際の適用例では、特定の状況に応じて、様々なパラメータ名又はデータフォーマットが採用されてもよいということを理解できる。] [0042] 具体的には、サービスパッケージは、以下の手法で識別されてもよい。] [0043] 手法1では、サービスパッケージに関する情報を識別するために、属性行が設定される。] [0044] 属性行「a=:」が、SDP内に含まれる内容の中に設定される。] [0045] 属性コンポーネント内の属性は、IPTV BCサービスパッケージの属性を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。属性値コンポーネント内の値は、例えば、サービスパッケージの名前又はシリアル番号などの、サービスパッケージ識別子を識別するために使用され、数、ユニフォームリソースアイデンティファイア(URI)、ユニフォームリソースロケータ(URL)、文字セット、トークン、又はその他のタイプの識別子であってもよい。] [0046] 説明を容易にするために、特定の例を以下に示す。] [0047] ステートメントa=BC_Service_Package:1は、属性がIPTV BCサービスパッケージ1であることを示す。] [0048] 設定行「a=」は、セッションレベル属性又はメディアレベル属性であってもよい。] [0049] メディア行「m=」の後ろに配置された行「a=:」は、メディアレベル属性であり、その値を有するサービスパッケージにメディアが属することを示す。] [0050] 第1のメディア行「m=」の前に配置された行「a=:」は、セッションレベル属性であり、その値を有するサービスパッケージに、メディアレベルサービスパッケージ属性行を有さない全てのメディアが属することを示す。] [0051] 以下の例では、行「a=」が、メディアレベル属性を示すために、それぞれの行「m=」の後ろに配置される。 m=audio 49170RTP/AVP0 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) m=video 49172 RTP/AVP 99 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2(サービスパッケージ2)] [0052] この情報は、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とが、両方ともサービスパッケージ1に属し、第3のメディア「audio」がサービスパッケージ2に属することを示す。] [0053] 以下の例では、行「a=」が、セッションレベル属性を示すために、第1の行「m=」の前に配置される。 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) m=audio 49170RTP/AVP0 m=video 49172 RTP/AVP 99 m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2(サービスパッケージ2)] [0054] この例では、第1の行「m=」の前に配置された行「a=」が、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とがサービスパッケージ1に属することを示し、第3のメディア「audio」はサービスパッケージ2に属する。] [0055] 手法2では、属性行とメディア行とが、サービスパッケージを両方で識別するために設定される。] [0056] 具体的には、第1のメディア行「m=」の前に追加される行「a=」が、サービスパッケージ属性行を記述するために、「a=:」として設定され、異なるサービスパッケージは、異なる値を使用して識別される。] [0057] 属性コンポーネント内の属性は、IPTV BCサービスパッケージの属性を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。属性値コンポーネント内の値は、例えば、サービスパッケージの名前又はシリアル番号などの、サービスパッケージ識別子を識別するために使用され、数、URI、URL、文字セット、トークンなどであってもよい。] [0058] 一方で、「a=label:」が、それぞれの行「m=」の後ろに追加される。ラベルポインタの値は、サービスパッケージを識別する値から選択され、行「m=」が属するサービスパッケージを識別するために使用される。同じラベルポインタを有する行「m=」に対応するメディアは、同じサービスパッケージに属し、サービスパッケージに関する情報は、値によって識別される。例えば、以下の通りである。 a=BC_Service_Package:1(属性がサービスパッケージ1であることを示す) a=BC_Service_Package:2(属性がサービスパッケージ2であることを示す) m=audio 49170RTP/AVP0 a=label:1 m=video 49172 RTP/AVP 99 a=label:1 m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=label:2] [0059] 第1の行「m=」の前に追加された行「a=」と、それぞれの行「m=」の後ろのラベルの属性とは、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とが、両方ともサービスパッケージ1に属し、第3のメディア「audio」がサービスパッケージ2に属することを示す。] [0060] 1つのSDPがいくつかのサービスパッケージを含む場合、様々なサービスパッケージに属しているメディア行をグループ化して、サービスパッケージを識別することが考慮されてもよい。具体的には、以下の手法が採用されてもよい。] [0061] 手法3では、サービスパッケージを構成する複数のメディア行「m=」を関連付けて、サービスパッケージを識別するために、グループ属性行「a=group:」が採用される。] [0062] 採用される属性行「a=group:」は、group-attribute="a=group:" semantics*(space identification-tag)であってもよい。] [0063] semanticsは、IPTV BCサービスパッケージの属性を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。identification-tagは、様々なメディアストリームを識別するために使用され、数、トークンなどであってもよい。] [0064] 例えば、「a=group:BC_Service_Package 1 2 3」は、メディアストリーム識別子1、2、3に対応するメディアが、同じサービスパッケージに属することを示す。] [0065] あるいは、採用される属性行「a=group:」は、group-attribute="a=group:" semantics*(space identification-tag)であってもよい。] [0066] semanticsは、IPTV BCサービスパッケージの識別子を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。identification-tagは、様々なメディアストリームを識別するために使用され、数、トークンなどであってもよい。] [0067] 例えば、「a=group:BC_Service_Package1 1 2 3」は、メディアストリーム識別子1、2、3に対応するメディアが、BC_Service_Package1というサービスパッケージ識別子を有するサービスパッケージに属することを示す。] [0068] これにより、最初の3つの行「m=」が同じサービスパッケージに属し、最後の2つの行「m=」が同じサービスパッケージに属することが、それぞれ、属性行「a=group:」を使用して以下のように表されてもよい。] [0069] a=group:BC_Service_Package 1 2 3(メディアストリーム識別子1、2、3に対応するメディアが、同じサービスパッケージに属することを示す)、又は、] [0070] a=group:BC_Service_Package1 1 2 3(メディアストリーム識別子1、2、3に対応するメディアが、BC_Service_Package1というサービスパッケージ識別子を有するサービスパッケージに属することを示す)、及び、] [0071] a=group:BC_Service_Package 4 5(メディアストリーム識別子4、5に対応するメディアが、同じサービスパッケージに属することを示す)、又は、] [0072] a=group:BC_Service_Package2 4 5(メディアストリーム識別子4、5に対応するメディアが、BC_Service_Package2というサービスパッケージ識別子を有するサービスパッケージに属することを示す)。 m=audio 49170RTP/AVP0 a=mid:1 m=video 49172 RTP/AVP 99 a=mid:2 m=text 49174UDPwb a=mid:3 m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=mid:4 m=video 39172 RTP/AVP 99 a=mid:5] [0073] メディアストリームがidentification-tagによって識別される状況について上述した。別の状況について以下に紹介する。] [0074] 同様に、採用される属性行「a=group:」は、group-attribute="a=group:" semantics*(space identification-tag)であってもよい。] [0075] semanticsは、IPTV BCサービスパッケージの属性を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。identification-tagは、チャネル識別子を示すために使用され、数、URI、URL、文字セット、トークンなどであってもよい。] [0076] 例えば、「a=group:BC_Service_Package 1 2 3」は、チャネル識別子1、2、3に対応するメディアが、同じサービスパッケージに属することを示す。] [0077] あるいは、採用される属性行「a=group:」は、group-attribute="a=group:" semantics*(space identification-tag)であってもよい。] [0078] semanticsは、IPTV BCサービスパッケージの識別子を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。identification-tagは、様々なチャネル識別子を示すために使用され、数、URI、URL、文字セット、トークンなどであってもよい。] [0079] 例えば、「a=group:BC_Service_Package1 1 2 3」は、チャネル識別子1、2、3に対応するメディアが、BC_Service_Package1というサービスパッケージ識別子を有するサービスパッケージに属することを示す。] [0080] これにより、最初の3つの行「m=」が同じサービスパッケージに属し、最後の2つの行「m=」が同じサービスパッケージに属することが、それぞれ、属性行「a=group:」を使用して以下のように表されてもよい。] [0081] a=group:BC_Service_Package 1 2 3(チャネル識別子1、2、3に対応するメディアが、同じサービスパッケージに属することを示す)、又は、] [0082] a=group:BC_Service_Package1 1 2 3(チャネル識別子1、2、3に対応するメディアが、BC_Service_Package1というサービスパッケージ識別子を有するサービスパッケージに属することを示す)、及び、] [0083] a=group:BC_Service_Package 4 5(チャネル識別子4、5に対応するメディアが、同じサービスパッケージに属することを示す)、又は、] [0084] a=group:BC_Service_Package2 4 5(チャネル識別子4、5に対応するメディアが、BC_Service_Package2というサービスパッケージ識別子を有するサービスパッケージに属することを示す)。 m=audio 49170RTP/AVP0 a=BC_Channel:1(チャネル1) m=video 49172 RTP/AVP 99 a=BC_Channel:2(チャネル2) m=text 49174UDPwb a=BC Channel:3(チャネル3) m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Channel:4(チャネル4) m=video 39172 RTP/AVP 99 a=BC_Channel:5(チャネル5)] [0085] 手法4では、属性行が設定され、サービスパッケージとチャネルとが識別される。] [0086] 具体的には、行「a=」が、a=:として設定されてもよい。] [0087] 属性コンポーネント内の属性は、IPTV BCサービスパッケージとチャネルとの複合属性を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。属性値コンポーネント内の値は、サービスパッケージとチャネルとの複合名又は複合シリアル番号などの、サービスパッケージとチャネルとの複合識別子を識別するために使用され、数、URI、URL、文字セット、トークンなどであってもよい。] [0088] 例えば、ステートメントa=BCServicePackage_channel:1_1は、属性がIPTV BCサービスパッケージ1におけるチャネル1であることを示す。] [0089] 設定行「a=」は、セッションレベル属性又はメディアレベル属性であってもよい。] [0090] 第1のメディア行「m=」の前に配置された行「a=:」は、セッションレベル属性であり、その値を有するサービスパッケージとチャネルとに、メディアレベルのサービスパッケージとチャネルとの複合属性行を有さない全てのメディアが属することを示す。] [0091] 行「m=」の後ろに配置された行「a=:」は、メディアレベル属性であり、その値に対応するサービスパッケージとチャネルとに、行「m=」が属することを示す。] [0092] 以下の例では、行「a=」が、メディアレベル属性を示すために、行「m=」の後ろに配置される。 m=audio 49170RTP/AVP0 a=BCServicePackage_channel:1_1(サービスパッケージ1におけるチャネル1) m=video 49172 RTP/AVP 99 a=BCServicePackage_channel:1_2(サービスパッケージ1におけるチャネル2) m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BCServicePackage_channel:2_1(サービスパッケージ2におけるチャネル1)] [0093] 具体的には、行「m=」の後ろに配置された行「a=」は、第1のメディア「audio」が、サービスパッケージ1のチャネル1に属し、第2のメディア「video」が、サービスパッケージ1のチャネル2に属し、第3のメディア「audio」が、サービスパッケージ2のチャネル1に属することを示す。] [0094] あるいは、行「a=」は、a=:として設定される。] [0095] 属性コンポーネント内の属性は、IPTV BCサービスパッケージの属性を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。属性値コンポーネント内の値は、サービスパッケージとチャネルとの識別子を識別するために使用され、数、URI、URL、文字セット、トークンなどであってもよい。] [0096] 例えば、ステートメントa=BCServicePackage:PID1 1 2 3は、チャネル識別子1、2、3に対応するメディアが、IPTV BCサービスパッケージPID1に属することを示す。] [0097] 設定行「a=」は、セッションレベル属性であってもよい。] [0098] すなわち、第1のメディア行「m=」の前に配置された行「a=:」は、セッションレベル属性であり、その値の中のチャネル識別子に対応する全てのメディアが、その値のサービスパッケージ識別子に属することを示す。メディア識別子に対応するメディアは、メディアチャネル属性行によって識別される。] [0099] 以下の例では、行「a=」が、セッションレベル属性を示すために、第1の行「m=」の前に配置される。 a=BCServicePackage_channel:1_1(サービスパッケージ1におけるチャネル1) m=audio 49170RTP/AVP0 m=video 49172 RTP/AVP 99 m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BCServicePackage_channel:2_1(サービスパッケージ2におけるチャネル1)] [0100] 具体的には、第1の行「m=」の前に配置された行「a=」は、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とが、両方ともサービスパッケージ1におけるチャネル1に属することを示し、第3のメディア「audio」は、サービスパッケージ2におけるチャネル1に属する。] [0101] 以下の例では、サービスパッケージ属性行「a=」は、セッションレベル属性であり、チャネル属性行「a=」は、メディアレベル属性である。 a=BCServicePackage:PID1 1 2 3(チャネル1、2、3がサービスパッケージPID1に属する) m=audio 49170RTP/AVP0 a=BCchannel:1(チャネル1) m=video 49172 RTP/AVP 99 a=BCchannel:2(チャネル2) m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BCchannel:3(チャネル3)] [0102] 具体的には、第1の行「m=」の前に配置されたサービスパッケージ属性行「a=」は、チャネル1、2、3が、サービスパッケージPID1に属することを示す。各メディア行の後ろのチャネル属性行「a=」は、第1のメディア「audio」と、第2のメディア「video」と、第3のメディア「audio」とが、サービスパッケージPID1に属することを識別する。] [0103] 手法5では、属性行とメディア行とが、両方とも、サービスパッケージとチャネルとを識別するために設定される。] [0104] 具体的には、行「a=」が、第1のメディア行「m=」の前に追加され、サービスパッケージとチャネルとの複合属性行を記述するために、a=:として設定される。異なるサービスパッケージ又はチャネルは、異なる値を使用して識別される。] [0105] 属性コンポーネント内の属性は、IPTV BCサービスパッケージとチャネルとの複合属性を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。属性値コンポーネント内の値は、サービスパッケージとチャネルとの複合名又は複合シリアル番号などの、サービスパッケージとチャネルとの複合識別子を識別するために使用され、数、URI、URL、文字セット、トークンなどであってもよい。] [0106] 一方で、「a=label:」が、それぞれの行「m=」の後ろに追加される。ラベルポインタの値は、サービスパッケージとチャネルとを識別する複合属性行内の値から選択され、行「m=」に対応するメディアが属するサービスパッケージとチャネルとの識別子を識別するために使用される。同じラベルポインタを有する行「m=」に対応するメディアは、同じサービスパッケージの同じチャネルに属し、サービスパッケージとチャネルとに関する情報は、値によって識別される。例えば、以下の通りである。 a=BCServicePackage_channel:1_1(属性がサービスパッケージ1におけるチャネル1であることを示す) a=BCServicePackage_channel:1_2(属性がサービスパッケージ1におけるチャネル2であることを示す) m=audio 49170RTP/AVP0 a=label:1_1 m=video 49172 RTP/AVP 99 a=label:1_1 m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=label:1_2] [0107] 第1の行「m=」の前に追加された行「a=」と、それぞれの行「m=」の後ろに追加されたラベルの属性とは、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とが、両方ともサービスパッケージ1におけるチャネル1に属し、第3のメディア「audio」が、サービスパッケージ1におけるチャネル2に属することを示す。] [0108] あるいは、行「a=」は、a=:として設定される。] [0109] 属性コンポーネント内の属性は、IPTV BCサービスパッケージの属性を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。属性値コンポーネント内の値は、サービスパッケージとチャネルとの識別子を識別するために使用され、数、URI、URL、文字セット、トークンなどであってもよい。] [0110] 一方で、「a=label:」が、それぞれの行「m=」の後ろに追加される。ラベルポインタの値は、サービスパッケージ属性行を識別する値から選択され、行「m=」に対応するメディアが属するサービスパッケージとチャネルとの識別子を識別するために使用され、サービスパッケージとチャネルとの識別子は、値によって識別される。例えば、以下の通りである。 a=BCServicePackage:PID1 1 2 3(チャネル1、2、3がサービスパッケージPID1に属する) m=audio 49170RTP/AVP0 a=label:1(チャネル1) m=video 49172 RTP/AVP 99 a=label:2(チャネル2) m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=label:3(チャネル3)] [0111] 具体的には、第1の行「m=」の前に配置されたサービスパッケージ属性行「a=」は、チャネル1、2、3が、サービスパッケージPID1に属することを示す。各メディア行の後ろのタグ属性行「a=」は、第1のメディア「audio」と、第2のメディア「video」と、第3のメディア「audio」とが、サービスパッケージPID1に属することを識別する。] [0112] 手法6では、サービスパッケージにおけるチャネルを構成する複数のメディア行「m=」を関連付けて、サービスパッケージとチャネルとを識別するために、グループ属性行「a=group:」が採用される。] [0113] 採用される属性行「a=group:」は、group-attribute="a=group:" semantics*(space identification-tag)であってもよい。] [0114] semanticsは、IPTV BCサービスパッケージとチャネルとの複合属性を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。identification-tagは、様々なメディアストリームを識別するために使用され、数、トークンなどであってもよい。] [0115] 例えば、「a=group:BCServicePackage_channel 1 2 3」は、メディアストリーム識別子1、2、3に対応するメディアが、同じサービスパッケージの同じチャネルに属することを示す。] [0116] あるいは、採用される属性行「a=group:」は、group-attribute="a=group:" semantics*(space identification-tag)であってもよい。] [0117] semanticsは、IPTV BCサービスパッケージとチャネルとに関する複合情報を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。identification-tagは、様々なメディアストリームを識別するために使用され、数、トークンなどであってもよい。] [0118] 例えば、「a=group:BCServicePackage1_channel1 1 2 3」は、メディアストリーム識別子1、2、3に対応するメディアが、BCServicePackage 1におけるチャネル1に属することを示す。] [0119] これにより、最初の3つの行「m=」が同じサービスパッケージの1つのチャネルに属し、最後の2つの行「m=」が同じサービスパッケージの1つのチャネルに属することが、それぞれ、属性行「a=group:」を使用して以下のように表されてもよい。] [0120] a=group:BCServicePackage_channel 1 2 3(IPTV BCサービスパッケージとチャネルとの複合属性がBCServicePackage_channelであることを識別するために、semanticsはBCServicePackage_channelである)、又は、] [0121] a=group:BCServicePackage1_channel1 1 2 3(IPTV BCサービスパッケージとチャネルとの複合識別子がBCServicePackage1におけるchannel1であることを識別するために、semanticsはBCServicePackage1_channel1である)、及び] [0122] a=group:BCServicePackage_channel 4 5(IPTV BCサービスパッケージとチャネルとの複合属性がBCServicePackage_channelであることを識別するために、semanticsはBCServicePackage_channelである)、又は、] [0123] a=group:BCServicePackage1_channel2 4 5(IPTV BCサービスパッケージとチャネルとの複合識別子がBCServicePackage1におけるchannel2であることを識別するために、semanticsはBCServicePackage1_channel2である)。 m=audio 49170RTP/AVP0 a=mid:1 m=video 49172 RTP/AVP 99 a=mid:2 m=text 49174UDPwb a=mid:3 m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=mid:4 m=video 39172 RTP/AVP 99 a=mid:5] [0124] 前述の6つの手法は、サービスパッケージを識別するように、SDP内の属性行を設定するために使用される。SDPが複数のサービスパッケージに対応するメディア記述情報を運ぶ場合に、現在のサービスに関連付けられたサービスパッケージ情報を指示する必要があれば、デフォルトサービスパッケージが識別のために採用されてもよい。本明細書に記載するデフォルトサービスパッケージは、システム初期化中のサービスパッケージを意味するか、又は、ユーザによって最も好まれるユーザ定義のサービスパッケージなどの、特定のサービスパッケージを意味することに留意されたい。特定の識別方法について、以下に詳細に説明する。] [0125] 2.デフォルトサービスパッケージを識別するためのプロセス] [0126] この実施形態では、デフォルトサービスパッケージの識別が、様々な手法で実施されることが可能である。実際の適用例では、特定の状況に応じて、様々なパラメータ名又はデータフォーマットが採用されてもよいということを理解できる。] [0127] 具体的には、デフォルトサービスパッケージは、以下の手法で識別されてもよい。] [0128] 手法Aでは、デフォルトサービスパッケージを識別するために、セッション初期化プロトコル(SIP)のヘッダフィールドが、SDPサービスパッケージ属性行の記述と組み合わせられる。] [0129] この手法では、SDPサービスパッケージ属性行内のサービスパッケージ識別子が、SIPのヘッダフィールド内の、デフォルトサービスパッケージの識別子、名前、又はシリアル番号と一致している場合、サービスパッケージに対応するメディアがデフォルトサービスパッケージに属することが示される。] [0130] サービスパッケージ属性の記述は、サービスパッケージを識別するための前述の手法1、2、4、又は5で実施されてもよい。例えば、以下に示す例は、サービスパッケージ属性がメディアレベル属性である、手法1に基づくものであり、サービスパッケージ属性を記述するその他の手法は類似しており、ここでは再度繰り返さない場合がある。] [0131] デフォルトサービスパッケージに関する情報を示すための最初の手法では、SIPのヘッダフィールド内で運ばれるデフォルトサービスパッケージがサービスパッケージ1である場合、SDPは以下のように記述される。 m=audio 49170RTP/AVP0 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) m=video 49172 RTP/AVP 99 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2(サービスパッケージ2)] [0132] これは、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とに対応するサービスパッケージ1がデフォルトサービスパッケージであることを示す。] [0133] SIPのヘッダフィールドが、デフォルトサービスパッケージとチャネルとの識別子を運ぶ場合、サービスパッケージ属性を記述するための手法は、サービスパッケージに関する情報を識別するための手法4又は5であってもよい。例えば、以下の実施形態は、サービスパッケージ属性がメディアレベル属性であり、デフォルトサービスパッケージとチャネルとが、サービスパッケージ1におけるチャネル1である、手法4に基づいて例示される。SDPは以下のように記述される。 m=audio 49170RTP/AVP0 a=BCServicePackage_channel:1_1(サービスパッケージ1におけるチャネル1) m=video 49172 RTP/AVP 99 a=BCServicePackage_channel:1_2(サービスパッケージ1におけるチャネル2) m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BCServicePackage_channel:2_1(サービスパッケージ2におけるチャネル1)] [0134] 具体的には、行「m=」の後ろに配置された行「a=」は、第1のメディア「audio」が、サービスパッケージ1のチャネル1に属することを示し(従って、SIPのヘッダフィールド内で運ばれるデフォルトサービスパッケージとチャネルとに関する情報に従って、第1のメディア「audio」が、デフォルトサービスパッケージのデフォルトチャネルに属することが知られることが可能であり)、第2のメディア「video」が、サービスパッケージ1のチャネル2に属することを示し、第3のメディア「audio」が、サービスパッケージ2のチャネル1に属することを示す。] [0135] デフォルトサービスパッケージを識別する最初の手法について上記で紹介した。この手法では、デフォルトサービスパッケージが、SIPのヘッダフィールドを介して認識され、サービスパッケージとチャネルとに関する情報と同じ手法でSDP内で識別され、すなわち、サービスパッケージを識別するための手法1、2、4、及び5が採用されてもよい。デフォルトサービスパッケージ属性行を使用してデフォルトサービスパッケージを識別する別の手法について、以下に説明する。] [0136] 手法Bでは、SDP内でデフォルトサービスパッケージを識別するために、デフォルトサービスパッケージ属性行が採用される。] [0137] デフォルトサービスパッケージ属性行を使用したデフォルトサービスパッケージの識別は、以下の3つのタイプに分類されてもよい。] [0138] タイプ1では、a=が採用される。] [0139] 属性コンポーネント内の属性は、IPTV BCデフォルトサービスパッケージ属性を識別するために使用されるか、又は、IPTV BCデフォルトサービスパッケージとチャネルとの複合属性を識別し、文字セットなどであってもよい。デフォルトサービスパッケージ属性行「a=」は、セッションレベル属性又はメディアレベル属性であってもよい。] [0140] 第1のメディア行「m=」の前に配置された行「a=」は、セッションレベル属性であり、メディアレベルサービスパッケージ属性行を有さない全てのメディアがデフォルトサービスパッケージに属することを示す。] [0141] 行「m=」の後ろに配置された行「a=」は、メディアレベル属性であり、メディアがデフォルトサービスパッケージに属することを示す。] [0142] デフォルトサービスパッケージ属性行は、デフォルトサービスパッケージを識別するために、SIPのヘッダフィールド内のデフォルトサービスパッケージ識別子と、又は、サービスパッケージ属性行と組み合わせられてもよい。サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージを識別するための手法1、2、4、又は5と同じ手法で記述されてもよく、メディアレベル属性又はセッションレベル属性であってもよい。] [0143] 以下の全ての実施形態において、全ての、メディアレベル又はセッションレベルにある、デフォルトサービスパッケージ属性行とサービスパッケージ属性行との間に、必須の順序は存在しない。] [0144] 以下の実施形態では、デフォルトサービスパッケージ行は、セッションレベル属性であり、デフォルトサービスパッケージを識別するために、SIPのヘッダフィールド内で運ばれるデフォルトサービスパッケージ識別子と組み合わせられる。サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージを識別するための上記の手法1におけるメディアレベル属性である。SIPのヘッダフィールド内で運ばれるデフォルトサービスパッケージがサービスパッケージ1である場合、SDPは以下のように記述される。 a=defaultBCServicePackage m=audio 49170RTP/AVP0 m=video 49172 RTP/AVP 99 m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2(サービスパッケージ2)] [0145] これは、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とに対応するサービスパッケージが、デフォルトサービスパッケージであり、両方ともサービスパッケージ1に属し、第3のメディア「audio」が、サービスパッケージ2に属することを示す。] [0146] サービスパッケージ属性行が、サービスパッケージを識別するために採用される手法4におけるメディアレベル属性である場合、SIPのヘッダフィールド内で運ばれるデフォルトサービスパッケージ情報がサービスパッケージ1におけるチャネル1であると仮定すると、SDPは以下のように記述される。 a=defaultBCServicePackage_channel m=audio 49170RTP/AVP0 m=video 49172 RTP/AVP 99 m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BCServicePackage_channel:1_2(サービスパッケージ1におけるチャネル2)] [0147] これは、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とに対応するサービスパッケージが、デフォルトサービスパッケージであり、両方ともサービスパッケージ1におけるチャネル1に属し、第3のメディア「audio」が、サービスパッケージ1のチャネル2に属することを示す。] [0148] メディアレベル属性であるデフォルトサービスパッケージ行を識別する手法は類似しており、ここでは再度繰り返さない場合がある。] [0149] 以下の実施形態では、デフォルトサービスパッケージ行は、メディアレベル属性であり、デフォルトサービスパッケージを識別するために、サービスパッケージ属性行と組み合わせられる。サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージを識別するために採用される手法1におけるメディアレベル属性である。SDPは以下のように記述される。 m=audio 49170RTP/AVP0 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) a=defaultBCServicePackage(デフォルトサービスパッケージ) m=video 49172 RTP/AVP 99 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) a=defaultBCServicePackage(デフォルトサービスパッケージ)(又は選択可能) m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2(サービスパッケージ2)] [0150] メディアレベルサービスパッケージ属性行は、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とが、両方ともサービスパッケージ1に属し、第3のメディア「audio」が、サービスパッケージ2に属することを示す。メディアレベルデフォルトサービスパッケージ識別子行は、サービスパッケージ1がデフォルトサービスパッケージであることを示す。サービスパッケージ属性とデフォルトサービスパッケージ属性とは、同じデフォルトサービスパッケージに属する第1のメディア行の後ろで識別されてもよく、後続のメディア(ここでは、第2のメディア「video」を意味している)の行の後ろでは、デフォルトサービスパッケージ属性又はサービスパッケージ属性行のみが指示される必要がある。] [0151] サービスパッケージ属性行が、サービスパッケージを識別するために採用される手法4におけるメディアレベル属性である場合、SIPのヘッダフィールド内で運ばれるデフォルトサービスパッケージに関する情報がサービスパッケージ1におけるチャネル1であると仮定すると、SDPに関する記述は、上記の実施形態におけるものと同様であり、違いは単に、デフォルトサービスパッケージ属性行を「a=defaultBCServicePackage_channel」に置き換え、サービスパッケージ属性行を「a=BCServicePackage_channel:x_x」に置き換えることにあるにすぎない。] [0152] 以下の実施形態では、デフォルトサービスパッケージ行は、メディアレベル属性であり、デフォルトサービスパッケージを識別するために、サービスパッケージ属性行と組み合わせられる。サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージを識別するために採用される手法1におけるセッションレベル属性である。SDPは以下のように記述される。 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) m=audio 49170RTP/AVP0 a=defaultBCServicePackage(デフォルトサービスパッケージ) m=video 49172 RTP/AVP 99 a=defaultBCServicePackage(デフォルトサービスパッケージ)(省略可能) m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2(サービスパッケージ2)] [0153] セッションレベルサービスパッケージ属性行は、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とが、両方ともサービスパッケージ1に属することを示し、メディアレベル属性行は、第3のメディア「audio」が、サービスパッケージ2に属することを示し、メディアレベルデフォルトサービスパッケージ識別子行は、サービスパッケージ1が、デフォルトサービスパッケージであることを示す。デフォルトサービスパッケージ属性は、同じデフォルトサービスパッケージに属する第1のメディア行の後ろで識別されてもよく、後続のメディア(ここでは、第2のメディア「video」を意味している)の行の後ろには、デフォルトサービスパッケージ属性行が存在しないことが許容される。] [0154] サービスパッケージ属性行が、サービスパッケージを識別するために採用される手法4におけるセッションレベル属性である場合、SIPのヘッダフィールド内で運ばれるデフォルトサービスパッケージ情報がサービスパッケージ1におけるチャネル1であると仮定すると、SDPに関する記述は、上記の実施形態におけるものと同様であり、違いは単に、デフォルトサービスパッケージ属性行を「a=defaultBCServicePackage_channel」に置き換え、サービスパッケージ属性行を「a=BCServicePackage_channel:x_x」に置き換えることにあるにすぎない。] [0155] デフォルトサービスパッケージ行は、メディアレベル属性又はセッションレベル属性であり、サービスパッケージを識別するために採用される手法2、4、又は5と同じ手法で、デフォルトサービスパッケージを識別するために、サービスパッケージ属性識別子と組み合わせられ、これについてはここでは再度繰り返さない場合がある。] [0156] タイプ2では、a=:が採用される。] [0157] 属性コンポーネント内の属性は、IPTV BCデフォルトサービスパッケージ属性を識別するために使用されるか、又は、IPTV BCデフォルトサービスパッケージとチャネルとの複合属性を識別し、文字セットなどであってもよい。属性値コンポーネント内の値は、デフォルトサービスパッケージを識別するため、又は、サービスパッケージとチャネルとの複合名又は複合シリアル番号などの、IPTV BCデフォルトサービスパッケージとチャネルとの複合識別子を識別するために使用され、数、URI、URL、文字セット、トークンなどであってもよい。] [0158] デフォルトサービスパッケージ属性行「a=」は、セッションレベル属性又はメディアレベル属性であってもよい。] [0159] 第1のメディア行「m=」の前に配置された行「a=:」は、セッションレベル属性であり、その値であるサービスパッケージ属性値を有する全てのメディアが、デフォルトサービスパッケージに属すること、又は、サービスパッケージ属性行を有さない全てのメディアが、その値であるサービスパッケージ値を有するデフォルトサービスパッケージに属することを示す。] [0160] 行「m=」の後ろに配置された行「a=:」は、メディアレベル属性であり、その値を有するデフォルトサービスパッケージにメディアが属することを示す。] [0161] デフォルトサービスパッケージ属性行は、デフォルトサービスパッケージを識別するために、独立に採用されてもよく、又は、SIPのヘッダフィールド内のデフォルトサービスパッケージ識別子と組み合わせられてもよく、又は、サービスパッケージ属性行と組み合わせられてもよい。サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージを識別するために採用される上記の6つの手法で記述されてもよく、メディアレベル属性又はセッションレベル属性であってもよい。] [0162] 以下の実施形態では、デフォルトサービスパッケージ属性は「a=defaultBCServicePackage:」又は「a=defaultBCServicePackage_channel:x_x」によって示され、その他の手法で記述されてもよい。] [0163] 以下の実施形態では、デフォルトサービスパッケージ行は、セッションレベル属性であり、デフォルトサービスパッケージを独立に識別するように構成される。例えば、サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージを識別するために採用される手法1におけるメディアレベル属性であり、SDPは以下のように記述される。 a=defaultBCServicePackage:1(デフォルトサービスパッケージはサービスパッケージ1である) m=audio 49170RTP/AVP0 m=video 49172 RTP/AVP 99 m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2(サービスパッケージ2)] [0164] 具体的には、第1の行「m=」の前に配置されたデフォルトサービスパッケージ属性行「a=」は、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とに対応するサービスパッケージが、デフォルトサービスパッケージであり、両方ともサービスパッケージ1に属することを示し、メディアレベルサービスパッケージ属性行「a=」は、第3のメディア「audio」が、サービスパッケージ2に属することを示す。] [0165] サービスパッケージ属性行が、サービスパッケージを識別するために採用される手法におけるメディアレベル属性である場合、SDPに関する記述は、上記の実施形態におけるものと同様であり、違いは単に、デフォルトサービスパッケージ属性行を「a=defaultBCServicePackage_channel:x_x」に置き換え、サービスパッケージ属性行を「a=BCServicePackage_channel:x_x」に置き換えることにあるにすぎない。] [0166] デフォルトサービスパッケージ行が、手法1又は4におけるメディアレベル属性である、SDPを記述する手法は、次の実施形態と同じである。] [0167] 以下の実施形態では、デフォルトサービスパッケージ行は、メディアレベル属性であり、デフォルトサービスパッケージを識別するために、SIPのヘッダフィールド内で運ばれる、デフォルトサービスパッケージの識別子、名前、又はシリアル番号と一致している。例えば、サービスパッケージ属性行が、サービスパッケージを識別するために採用される手法1におけるメディアレベル属性であり、SIPのヘッダフィールド内で運ばれるデフォルトサービスパッケージが、サービスパッケージ1であると仮定する場合、SDPは以下のように記述される。 m=audio 49170RTP/AVP0 a=defaultBCServicePackage:1(デフォルトサービスパッケージはサービスパッケージ1である) m=video 49172 RTP/AVP 99 a=defaultBCServicePackage:1(デフォルトサービスパッケージはサービスパッケージ1である) m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2(サービスパッケージ2)] [0168] これは、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とが、両方ともデフォルトサービスパッケージ1に属することを示す。] [0169] サービスパッケージ属性行が、サービスパッケージを識別するために採用される手法4におけるメディアレベル属性である場合、SDPの記述は、上記の実施形態におけるものと同様であり、違いは単に、デフォルトサービスパッケージ属性行を「a=defaultBCServicePackage_channel:x_x」に置き換え、サービスパッケージ属性行を「a=BCServicePackage_channel:x_x」に置き換えることにあるにすぎない。デフォルトサービスパッケージ行が、手法1又は4におけるメディアレベル属性である、SDPを記述する方法は、上記の実施形態と同じである。] [0170] 以下の実施形態では、デフォルトサービスパッケージ行は、メディアレベル属性であり、デフォルトサービスパッケージを識別するために、サービスパッケージ属性行と組み合わせられる。例えば、サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージを識別するために採用される手法1におけるメディアレベル属性である。SDPは以下のように記述される。 m=audio 49170RTP/AVP0 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) a=defaultBCServicePackage:1(デフォルトサービスパッケージ) m=video 49172 RTP/AVP 99 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) a=defaultBCServicePackage:1(デフォルトサービスパッケージ)(又は選択可能) m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2(サービスパッケージ2)] [0171] メディアレベルサービスパッケージ属性行は、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とが、両方ともサービスパッケージ1に属し、第3のメディア「audio」が、サービスパッケージ2に属することを示す。メディアレベルデフォルトサービスパッケージ識別子行は、サービスパッケージ1がデフォルトサービスパッケージであることを更に示す。サービスパッケージ属性とデフォルトサービスパッケージ属性とは、同じデフォルトサービスパッケージに属する第1のメディア行の後ろで識別されてもよく、後続のメディア(ここでは、第2のメディア「video」を意味している)の行の後ろでは、デフォルトサービスパッケージ属性又はサービスパッケージ属性行のみが指示される必要がある。] [0172] サービスパッケージ属性行が、サービスパッケージを識別するために採用される手法4におけるメディアレベル属性である場合、SDPの記述は、上記の実施形態におけるものと同様であり、違いは単に、デフォルトサービスパッケージ属性行を「a=defaultBCServicePackage_channel:x_x」に置き換え、サービスパッケージ属性行を「a=BCServicePackage_channel:x_x」に置き換えることにあるにすぎない。] [0173] 以下の実施形態では、デフォルトサービスパッケージ行は、メディアレベル属性であり、デフォルトサービスパッケージを識別するために、サービスパッケージ属性行と組み合わせられる。サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージを識別するために採用される手法1におけるセッションレベル属性である。SDPは以下のように記述される。 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) m=audio 49170RTP/AVP0 a=defaultBCServicePackage:1(デフォルトサービスパッケージ) m=video 49172 RTP/AVP 99 a=defaultBCServicePackage:1(デフォルトサービスパッケージ)(省略可能) m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2(サービスパッケージ2)] [0174] セッションレベルサービスパッケージ属性行は、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とが、両方ともサービスパッケージ1に属することを示し、メディアレベル属性行は、第3のメディア「audio」が、サービスパッケージ2に属することを示し、メディアレベルデフォルトサービスパッケージ識別子行は、サービスパッケージ1が、デフォルトサービスパッケージであることを更に示す。デフォルトサービスパッケージ属性は、同じデフォルトサービスパッケージに属する第1のメディア行の後ろで識別されてもよく、後続のメディア(ここでは、第2のメディア「video」を意味している)の行の後ろには、デフォルトサービスパッケージ属性行が存在しないことが許容される。] [0175] サービスパッケージ属性行が、サービスパッケージを識別するために採用される手法4におけるセッションレベル属性である場合、SDPの記述は、上記の実施形態におけるものと同様であり、違いは単に、デフォルトサービスパッケージ属性行を「a=defaultBCServicePackage_channel:x_x」に置き換え、サービスパッケージ属性行を「a=BCServicePackage_channel:x_x」に置き換えることにあるにすぎない。] [0176] 特定の例について以下に説明する。デフォルトサービスパッケージ行は、セッションレベル属性であり、デフォルトサービスパッケージを識別するために、サービスパッケージ属性行と組み合わせられる。サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージに関する情報を識別するために採用される手法1におけるメディアレベル属性である。SDPは以下のように記述される。 a=defaultBCServicePackage:1(デフォルトサービスパッケージ) m=audio 49170RTP/AVP0 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) m=video 49172 RTP/AVP 99 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1)(省略可能) m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2(サービスパッケージ2)] [0177] セッションレベルデフォルトサービスパッケージ属性行は、サービスパッケージ1がデフォルトサービスパッケージであることを示す。メディアレベルサービスパッケージ属性行は、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とが、両方ともデフォルトサービスパッケージ1に属し、第3のメディア「audio」が、サービスパッケージ2に属することを示す。サービスパッケージ属性は、同じデフォルトサービスパッケージに属する第1のメディア行の後ろで識別されてもよく、後続のメディア(ここでは、第2のメディア「video」を意味している)の行の後ろには、サービスパッケージ属性行が存在しないことが許容される。] [0178] サービスパッケージ属性行が、サービスパッケージを識別するために採用される手法4におけるメディアレベル属性である場合、SDPの記述は、上記の実施形態におけるものと同様であり、違いは単に、デフォルトサービスパッケージ属性行を「a=defaultBCServicePackage_channel:x_x」に置き換え、サービスパッケージ属性行を「a=BCServicePackage_channel:x_x」に置き換えることにあるにすぎない。] [0179] 以下の実施形態では、デフォルトサービスパッケージ行は、セッションレベル属性であり、デフォルトサービスパッケージを識別するために、サービスパッケージ属性行と組み合わせられる。サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージを識別するために採用される手法1におけるセッションレベル属性である。SDPは以下のように記述される。 a=defaultBCServicePackage:1(デフォルトサービスパッケージ) a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) m=audio 49170RTP/AVP0 m=video 49172 RTP/AVP 99 m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2(サービスパッケージ2)] [0180] セッションレベルデフォルトサービスパッケージ属性行は、サービスパッケージ1がデフォルトサービスパッケージであることを示し、セッションレベルサービスパッケージ属性行は、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とが、両方ともデフォルトサービスパッケージ1に属することを示し、メディアレベルサービスパッケージ属性は、第3のメディア「audio」が、サービスパッケージ2に属することを示す。] [0181] サービスパッケージ属性行が、サービスパッケージを識別するために採用される手法4におけるセッションレベル属性である場合、SDPの記述は、上記の実施形態におけるものと同様であり、違いは単に、デフォルトサービスパッケージ属性行を「a=defaultBCServicePackage_channel:x_x」に置き換え、サービスパッケージ属性行を「a=BCServicePackage_channel:x_x」に置き換えることにあるにすぎない。] [0182] デフォルトサービスパッケージ行は、メディアレベル属性又はセッションレベル属性であり、サービスパッケージを識別するために採用される手法2、3、5、又は6と同じ手法で、デフォルトサービスパッケージを識別するために、サービスパッケージ属性識別子と組み合わせられ、これについてはここでは再度繰り返さない場合がある。] [0183] タイプ3では、デフォルトサービスパッケージを識別するために、「a=group:」semantics*(space identification-tag)」が採用される。] [0184] semanticsは、IPTV BCデフォルトサービスパッケージ属性を識別するために使用されるか、又は、IPTV BCデフォルトサービスパッケージとチャネルとの複合属性を識別し、文字セットなどであってもよい。identification-tagは、様々なメディアストリームを識別するために使用され、数、トークンなどであってもよい。] [0185] 例えば、「a=group:defaultBCServicePackage 1 2 3」は、メディアストリーム識別子1、2、3に対応するメディアが、デフォルトサービスパッケージに属することを示す。] [0186] デフォルトサービスパッケージ属性行は、デフォルトサービスパッケージに関するサービスパッケージ識別子情報を識別するために、SIPのヘッダフィールド内のデフォルトサービスパッケージ識別子と、又は、サービスパッケージ属性行と組み合わせられてもよい。サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージを識別するために採用される上記の6つの手法で記述されてもよく、メディアレベル属性又はセッションレベル属性であってもよい。] [0187] 以下の実施形態では、デフォルトサービスパッケージ行は、セッションレベル属性である。デフォルトサービスパッケージ行と、SIPのヘッダフィールド内で運ばれるデフォルトサービスパッケージ識別子とは、両方ともサービスパッケージ1に属する。サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージを識別するために採用される手法1におけるメディアレベル属性である。SDPは以下のように記述される。 a=group:defaultBCServicePackage 1 2 3(デフォルトサービスパッケージ) m=audio 49170RTP/AVP0 a=mid:1 m=video 49172 RTP/AVP 99 a=mid:2 m=text 49174UDPwb a=mid:3 m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2 a=mid:4 m=video 39172 RTP/AVP 99 a=BC_Service_Package:2(サービスパッケージ2) a=mid:5] [0188] デフォルトサービスパッケージ属性行は、最初の3つのメディアストリームがデフォルトサービスパッケージに属することを示し、SIPのヘッダフィールド内で運ばれるデフォルトサービスパッケージ識別子は、最初の3つのメディアストリームがデフォルトサービスパッケージ1に属することを示す。] [0189] サービスパッケージ属性行が、サービスパッケージに関する情報を識別するために採用される手法4におけるメディアレベル属性である場合、SDPの記述は、上記の実施形態におけるものと同様であり、違いは単に、デフォルトサービスパッケージ属性行を「a=group:defaultBCServicePackage_channel x x」に置き換え、サービスパッケージ属性行を「a=BCServicePackage_channel:x_x」に置き換えることにあるにすぎない。] [0190] 以下の実施形態では、デフォルトサービスパッケージ行は、セッションレベル属性であり、デフォルトサービスパッケージを識別するために、サービスパッケージ属性行と組み合わせられる。サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージを識別するために採用される手法1におけるメディアレベル属性である。SDPは以下のように記述される。 a=group:defaultBCServicePackage 1 2 3(デフォルトサービスパッケージ) m=audio 49170RTP/AVP0 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) a=mid:1 m=video 49172 RTP/AVP 99 a=BC_Service_Package:1(省略可能) a=mid:2 m=text 49174UDPwb a=BC_Service_Package:1(省略可能) a=mid:3 m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2 a=mid:4 m=video 39172 RTP/AVP 99 a=BC_Service_Package:2 a=mid:5] [0191] セッションレベルデフォルトサービスパッケージ属性行は、最初の3つのメディアがデフォルトサービスパッケージに属することを示す。メディアレベルサービスパッケージ属性行は、最初の3つのメディアがデフォルトサービスパッケージ1に属し、第4のメディア「audio」と第5のメディア「video」とがサービスパッケージ2に属することを更に示す。サービスパッケージ属性は、同じデフォルトサービスパッケージに属する第1のメディア行の後ろで識別されてもよく、後続のメディア(ここでは、第2のメディア「video」を意味している)の行の後ろには、サービスパッケージ属性行が存在しないことが許容される。] [0192] サービスパッケージ属性行が、サービスパッケージに関する情報を識別するために採用される手法4におけるメディアレベル属性である場合、SDPの記述は、上記の実施形態におけるものと同様であり、違いは単に、デフォルトサービスパッケージ属性行を「a=group:defaultBCServicePackage_channel x x」に置き換え、サービスパッケージ属性行を「a=BCServicePackage_channel:x_x」に置き換えることにあるにすぎない。] [0193] 以下の実施形態では、デフォルトサービスパッケージ行は、セッションレベル属性であり、デフォルトサービスパッケージを識別するために、サービスパッケージ属性行と組み合わせられる。サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージを識別するために採用される手法1におけるセッションレベル属性である。SDPは以下のように記述される。 a=group:defaultBCServicePackage 1 2 3(デフォルトサービスパッケージ) a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) m=audio 49170RTP/AVP0 a=mid:1 m=video 49172 RTP/AVP 99 a=mid:2 m=text 49174UDPwb a=mid:3 m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2 a=mid:4 m=video 39172 RTP/AVP 99 a=BC_Service_Package:2 a=mid:5] [0194] セッションレベルデフォルトサービスパッケージ属性行は、最初の3つのメディアがデフォルトサービスパッケージに属することを示す。セッションレベルサービスパッケージ属性行は、最初の3つのメディアがデフォルトサービスパッケージ1に属することを更に示し、メディアレベルサービスパッケージ属性行の第4のメディア「audio」と第5のメディア「video」とは、サービスパッケージ2に属する。] [0195] サービスパッケージ属性行が、サービスパッケージに関する情報を識別するために採用される手法4におけるセッションレベル属性である場合、SDPの記述は、上記の実施形態におけるものと同様であり、違いは単に、デフォルトサービスパッケージ属性行を「a=group:defaultBCServicePackage_channel x x」に置き換え、サービスパッケージ属性行を「a=BCServicePackage_channel:x_x」に置き換えることにあるにすぎない。] [0196] デフォルトサービスパッケージ行は、メディアレベル属性又はセッションレベル属性であり、サービスパッケージを識別するために採用される手法2、3、5、又は6と同じ手法で、デフォルトサービスパッケージを識別するために、サービスパッケージ識別子と組み合わせられ、これについてはここでは再度繰り返さない場合がある。] [0197] 手法Cでは、デフォルトサービスパッケージが示され、デフォルトサービスパッケージが属性行を使用して識別される。] [0198] この手法では、セッションレベルサービスパッケージ属性行が、デフォルトサービスパッケージを識別するために使用され、メディアレベルサービスパッケージ属性行が、各メディアが属するサービスパッケージを識別するために使用される。サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージを識別するために採用される上記の6つの手法で記述されてもよい。] [0199] 以下の実施形態では、セッションレベルサービスパッケージ属性とメディアレベルサービスパッケージ属性とが、両方とも、サービスパッケージを識別するための手法Aを例として採用し、SDPは以下のように記述される。 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1)セッションレベル m=audio 49170RTP/AVP0 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) m=video 49172 RTP/AVP 99 a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1) m=audio 39170 RTP/AVP 0 a=BC_Service_Package:2(サービスパッケージ2)] [0200] セッションレベルサービスパッケージ属性行が、デフォルトサービスパッケージをサービスパッケージ1として識別し、次に、メディアレベルサービスパッケージ属性行が、メディアが属するサービスパッケージを識別する。従って、第1のメディア「audio」と第2のメディア「video」とが、デフォルトサービスパッケージ1に属することが知られることが可能である。] [0201] サービスパッケージ属性行が、サービスパッケージを識別するために採用される手法4におけるセッションレベル属性及びメディアレベル属性である場合、SDPの記述は、上記の実施形態におけるものと同様であり、セッションレベル及びメディアレベルデフォルトサービスパッケージ属性行「a=BCServicePackage_channel:x_x」のみが置き換えられる。] [0202] この手法では、サービスパッケージとデフォルトサービスパッケージとがそれぞれ識別される。特定の設定手法、パラメータ名、及びデータフォーマットは、この実施形態に限定されなくてもよいということを理解できる。] [0203] ステップ103で、SDPを運ぶサービスメッセージが第2のNEに送信される。] [0204] 第2のNEは、第1のNEによって送信されたサービスメッセージを受信するネットワーク要素である。この実施形態では、例えば、サーバが第2のNEとして機能する。第2のNEは、サービスメッセージを受信する、本明細書では限定されない、その他のNEであってもよいということを理解できる。] [0205] 第1のNEは、サービスパッケージ識別子及び/又はチャネル識別子をSDP内に搬入した後で、対応するBCサービスを実行するよう要求するために、SDPを運ぶサービスメッセージを第2のNEに送信する。] [0206] ステップ104で、第2のNEは、第1のNEによって送信された、SDPを運ぶサービスメッセージを受信する。] [0207] ステップ105で、SDP内に含まれるサービスパッケージ情報が構文解析される。] [0208] 第2のNEは、サービスメッセージを受信した後で、サービスメッセージのSDPから、メディアコンポーネントが属するサービスパッケージ情報に対応する、かつ、SDP内に含まれる現在のサービスによって必要とされる、サービスパッケージを読み出す。] [0209] ステップ103におけるSDPの設定に従って、SDP内に含まれるサービスパッケージ識別子を構文解析することは、対応する属性行をSDPから構文解析して、属性行内のパラメータ値からサービスパッケージ情報を取得することを含んでもよい。] [0210] 説明を容易にするために、いくつかの特定の例が、本発明の実施形態による、サービスパッケージ情報の識別と、対応するサービスパッケージ情報の取得とを説明するために採用されてもよい。以下の状況が発生する場合がある。] [0211] 最初に、本発明の実施形態による、サービスパッケージ情報の識別は、以下の手法で実施されてもよい。] [0212] (1)属性行を、サービスパッケージ情報を識別するように設定する] [0213] この手法では、SDP内の属性行「a=」が、サービスパッケージ情報を識別するように設定され、これは以下のステップを含む。] [0214] サービスパッケージ属性が、SDP内の属性行の属性コンポーネント内に設定され、サービスパッケージ属性に対応するサービスパッケージ識別子が、SDP内の属性行の属性値コンポーネント内に設定される。] [0215] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0216] 実際の適用例では、属性行の特定の形態は、a=:である。] [0217] 属性行の属性コンポーネント内の属性は、IPTV BCサービスパッケージの属性を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。属性行の属性値コンポーネント内の値は、サービスパッケージの名前又はシリアル番号などの、サービスパッケージ識別子であり、数、URI、URL、文字セット、トークン、又はその他のタイプの識別子であってもよい。] [0218] 説明を容易にするために、特定の例を以下に示す。] [0219] サービスパッケージ属性が、コンポーネント内に、BC_Service_Packageとして設定され、サービスパッケージ識別子が、コンポーネント内に、1として設定され、形成される属性行は、a=BC_Service_Package:1である。] [0220] SDP内での、この手法の特定の適用例は、上記の実施形態で説明されており、ここでは再度繰り返さない場合がある。] [0221] (2)属性行とメディア行とを、サービスパッケージ情報を一緒に識別するように設定する] [0222] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0223] サービスパッケージ属性が、SDP内の属性行の属性コンポーネント内に設定され、サービスパッケージ属性に対応するサービスパッケージ識別子が、SDP内の属性行の属性値コンポーネント内に設定される。] [0224] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0225] 実際の適用例では、属性行の特定の形態は、a=:である。] [0226] 属性行の属性コンポーネント内の属性は、IPTV BCサービスパッケージの属性を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。属性行の属性値コンポーネント内の値は、サービスパッケージの名前又はシリアル番号などの、サービスパッケージ識別子であり、数、URI、URL、文字セット、トークン、又はその他のタイプの識別子であってもよい。] [0227] 説明を容易にするために、特定の例を以下に示す。] [0228] サービスパッケージ属性が、コンポーネント内に、BC_Service_Packageとして設定され、サービスパッケージ識別子が、コンポーネント内に、1として設定され、形成される属性行は、a=BC_Service_Package:1である。] [0229] 第1の行「m=」の前に追加される行「a=」が、サービスパッケージ属性行を記述するために、「a=:」として設定される。異なるサービスパッケージは、異なる値を使用して識別される。一方で、「a=label:」が、それぞれの行「m=」の後ろに追加される。タグ値コンポーネント内のラベルポインタの値は、サービスパッケージを識別する値から選択され、行「m=」が属するサービスパッケージを識別するために使用される。同じラベルポインタを有する行「m=」に対応するメディアは、同じサービスパッケージに属し、サービスパッケージ情報は値によって識別される。] [0230] SDP内での、この手法の特定の適用例は、上記の実施形態で説明されており、ここでは再度繰り返さない場合がある。] [0231] (3)属性行を、サービスパッケージとチャネルとを識別するように設定する] [0232] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0233] サービスパッケージとチャネルとの複合属性が、SDP内の属性行の属性コンポーネント内に設定され、サービスパッケージとチャネルとの複合属性に対応する、サービスパッケージとチャネルとの複合識別子が、SDP内の属性行の属性値コンポーネント内に設定される。] [0234] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0235] 行「a=」は、a=:として設定されてもよい。属性行の属性コンポーネント内の属性は、IPTV BCサービスパッケージとチャネルとの複合属性を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。属性行の属性値コンポーネント内の値は、サービスパッケージとチャネルとの複合名又は複合シリアル番号などの、サービスパッケージとチャネルとの複合識別子であり、数、URI、URL、文字セット、トークンなどであってもよい。] [0236] 説明を容易にするために、特定の例を以下に示す。] [0237] サービスパッケージとチャネルとの複合属性が、コンポーネント内に、BCServicePackage_channelとして設定され、サービスパッケージとチャネルとの複合識別子が、コンポーネント内に、1_1として設定され、形成される属性行は、a=BCServicePackage_channel:1_1である。] [0238] SDP内での、この手法の特定の適用例は、上記の実施形態で説明されており、ここでは再度繰り返さない場合がある。] [0239] (4)グループ属性行を、サービスパッケージ情報を識別するように設定する] [0240] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0241] サービスパッケージ識別子が、SDP内のグループ属性行のsemanticsコンポーネント内に設定され、チャネル識別子が、SDP内のグループ属性行のidentification-tagコンポーネント内に設定される。] [0242] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0243] 属性行「a=group:」は、group-attribute="a=group:" semantics*(space identification-tag)として採用されてもよい。] [0244] semanticsは、IPTV BCサービスパッケージ識別子を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。identification-tagは、チャネル識別子を識別するために使用され、数、トークンなどであってもよい。] [0245] 説明を容易にするために、特定の例を以下に示す。] [0246] 属性行が、a=group:BC_Service_Package1 1 2 3として設定されて、チャネル識別子1、2、3に対応するメディアが、BC_Service_Package1というサービスパッケージ識別子を有するサービスパッケージに属することを示す。] [0247] チャネル属性行が、それぞれの行「m=」の後ろに追加されて、属性行に対応するメディアが属するチャネルを示し、これは以下のように示される。 m=audio 49170RTP/AVP0 a=BC_Channel:1(チャネル1)] [0248] 上記の実施形態は、単に、チャネル属性行がメディアレベル属性として働く状況を説明するものにすぎず、その他の使用法も存在する可能性がある。チャネル属性行のパラメータ形式の特定の記述は、上記の実施形態における手法の記述に限定されない。] [0249] SDP内での、この手法の特定の適用例は、上記の実施形態で説明されており、ここでは再度繰り返さない場合がある。] [0250] (5)属性行を、サービスパッケージとチャネルとを識別するように設定する(別のケース)] [0251] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0252] サービスパッケージ属性が、SDP内の属性行の属性コンポーネント内に設定され、サービスパッケージ識別子とチャネル識別子とが、SDP内の属性行の属性値コンポーネント内に設定される。] [0253] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0254] 行「a=」は、a=:として設定される。] [0255] 属性コンポーネント内の属性は、IPTV BCサービスパッケージの属性を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。属性値コンポーネント内の値は、サービスパッケージとチャネルとを識別するために使用され、数、URI、URL、文字セット、トークンなどであってもよい。] [0256] 例えば、ステートメントa=BCServicePackage:PID1 1 2 3は、チャネル識別子1、2、3を有するメディアが、IPTV BCサービスパッケージPID1に属することを示す。] [0257] SDP内での、この手法の特定の適用例は、上記の実施形態で説明されており、ここでは再度繰り返さない場合がある。] [0258] (6)デフォルトサービスパッケージ属性行とサービスパッケージ属性行とを、デフォルトサービスパッケージ情報を一緒に識別するように設定する] [0259] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0260] サービスパッケージ属性が、SDP内の第1の属性行の属性コンポーネント内に設定され、サービスパッケージ属性に対応するサービスパッケージ識別子が、SDP内の第1の属性行の属性値コンポーネント内に設定される。] [0261] サービスパッケージが、SDP内の第2の属性行の属性コンポーネント内に、デフォルトサービスパッケージとして設定される。] [0262] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0263] 属性行が、SDP内に設定される。第1行は、サービスパッケージ属性行であり、第2行は、デフォルトサービスパッケージ属性行である。前者は、a=という構成を有し、後者は、a=という構成を有する。詳細を以下に説明する。] [0264] サービスパッケージの属性は、サービスパッケージ属性行の属性コンポーネントのコンポーネント内に、BC_Service_Packageとして設定され、サービスパッケージ識別子は、属性値コンポーネントのコンポーネント内に、1として設定され、デフォルトサービスパッケージの属性は、デフォルトサービスパッケージ属性行の属性コンポーネントのコンポーネント内に、defaultBCServicePackageとして設定される。これにより、形成される属性行は、a=BC_Service_Package:1(サービスパッケージ1)及びa=defaultBCServicePackage(デフォルトサービスパッケージ)である。] [0265] 第1行は、サービスパッケージの属性がBC_Service_Packageであり、サービスパッケージ識別子が1であることを示す。第2行は、サービスパッケージがデフォルトサービスパッケージであることを示す。] [0266] SDP内での、この手法の特定の適用例は、上記の実施形態で説明されており、ここでは再度繰り返さない場合がある。] [0267] (7)デフォルトサービスパッケージ属性行を、デフォルトサービスパッケージ情報を識別するように設定する] [0268] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0269] デフォルトサービスパッケージ属性が、SDP内の属性行の属性コンポーネント内に設定され、デフォルトサービスパッケージ属性に対応するデフォルトサービスパッケージ識別子が、SDP内の属性行の属性値コンポーネント内に設定される。] [0270] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0271] 行「a=」が、a=:として設定されてもよい。属性行の属性コンポーネント内の属性は、デフォルトサービスパッケージの属性を識別するために使用され、文字セットなどであってもよい。属性行の属性値コンポーネント内の値は、デフォルトサービスパッケージ識別子である。] [0272] デフォルトサービスパッケージ属性が、コンポーネント内に、defaultBCServicePackageとして設定され、デフォルトサービスパッケージ識別子が、コンポーネント内に、1として設定され、形成される属性行は、a=defaultBCServicePackage:1である。] [0273] SDP内での、この手法の特定の適用例は、上記の実施形態で説明されており、ここでは再度繰り返さない場合がある。] [0274] (8)サービスパッケージ属性行を、デフォルトサービスパッケージ情報を識別するように設定する] [0275] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0276] デフォルトサービスパッケージ属性が、SDP内の属性行の属性コンポーネント内に設定される。] [0277] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0278] この手法では、a=が採用される。] [0279] 属性コンポーネント内の属性は、IPTV BCデフォルトサービスパッケージ属性を識別するために使用されるか、又は、IPTV BCデフォルトサービスパッケージとチャネルとの複合属性を識別し、文字セットなどであってもよい。] [0280] この手法では、デフォルトサービスパッケージ識別子は、SIPのヘッダフィールドから、又は他の属性行から取得される。] [0281] SDP内での、この手法の特定の適用例は、上記の実施形態で説明されており、ここでは再度繰り返さない場合がある。] [0282] サービスパッケージ情報を識別する手法について上記で紹介した。サービスパッケージ情報は、本発明の実施形態に従って、以下の手法で取得されてもよい。] [0283] (1)属性行を、サービスパッケージ情報を識別するように設定する] [0284] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0285] SDPが構文解析されて、属性行が取得される。] [0286] 属性行の属性コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージ属性が取得され、属性行の属性値コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージ属性に対応するサービスパッケージ識別子が取得される。] [0287] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0288] 属性行a=BC_Service_Package:1が構文解析によって取得され、属性行の属性コンポーネントのコンポーネントが次に構文解析されて、BC_Service_Packageというサービスパッケージ属性が取得され、属性行の属性値コンポーネントのコンポーネントが構文解析されて、1というサービスパッケージ識別子が取得される。] [0289] (2)属性行とメディア行とを、サービスパッケージ情報を一緒に識別するように設定する] [0290] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0291] SDPが構文解析されて、属性行が取得される。] [0292] 属性行の属性コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージ属性が取得され、属性行の属性値コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージ属性に対応するサービスパッケージ識別子が取得される。] [0293] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0294] 属性行a=BC_Service_Package:1が構文解析によって取得され、属性行の属性コンポーネントのコンポーネントが次に構文解析されて、BC_Service_Packageというサービスパッケージ属性が取得され、属性行の属性値コンポーネントのコンポーネントが構文解析されて、1というサービスパッケージ識別子が取得される。] [0295] この手法では、属性行が構文解析された後で、メディア行の後ろのタグ行a=label:も構文解析される必要がある。labelはタグコンポーネントであり、はタグ値コンポーネントであり、の値は、サービスパッケージの値から選択される。特定の実施形態について、上記の属性行を使用して、以下に説明する。] [0296] 最初に、SDPが構文解析されて、属性行a=BC_Service_Package:1が取得され、属性行の属性コンポーネントのコンポーネントが次に構文解析されて、BC_Service_Packageというサービスパッケージ属性が取得され、属性行の属性値コンポーネントのコンポーネントが構文解析されて、1というサービスパッケージ識別子が取得される。] [0297] メディア行の後ろのタグ行a=label:1が構文解析され、タグ行のタグコンポーネントが構文解析されて、その行がタグ行であるという事実が取得され、タグ行のタグ値コンポーネントが構文解析されて、タグ値が1であること、すなわち、タグ行に対応するメディア行が属するサービスパッケージ識別子が1であることが認識される。] [0298] この手法の特定の実施は、上記の実施形態で説明されており、ここでは再度繰り返さない場合がある。] [0299] (3)属性行を、サービスパッケージとチャネルとを識別するように設定する] [0300] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0301] SDPが構文解析されて、属性行が取得される。] [0302] 属性行の属性コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージとチャネルとの複合属性が取得され、属性行の属性値コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージとチャネルとの複合属性に対応する、サービスパッケージとチャネルとの複合識別子が取得される。] [0303] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0304] 属性行a=BCServicePackage_channel:1_1が構文解析によって取得され、属性行の属性コンポーネントのコンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージとチャネルとの複合属性がBCServicePackage_channelとして取得され、属性行の属性値コンポーネントのコンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージとチャネルとの複合識別子が1_1として、すなわち、サービスパッケージ1のチャネル1として取得される。] [0305] (4)グループ属性行を、サービスパッケージ情報を識別するように設定する] [0306] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0307] 受信されたサービスメッセージ内のSDPが構文解析されて、グループ属性行が取得される。] [0308] グループ属性行のsemanticsコンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージ識別子が取得され、グループ属性行のidentification-tagが構文解析されて、チャネル識別子が取得される。] [0309] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0310] グループ属性行group-attribute="a=group:" semantics*(space identification-tag)が構文解析によって取得される。] [0311] 次に、semanticsコンポーネントが構文解析されて、IPTV BCサービスパッケージ識別子が取得され、これは、文字セットなどであってもよい。identification-tagが構文解析されて、チャネル識別子が示され、これは、数、トークンなどであってもよい。] [0312] その後、それぞれの行「m=」の後ろに追加されたチャネル属性行が構文解析されて、属性行に対応するメディア行が属するチャネルが認識される。] [0313] (5)属性行を、サービスパッケージとチャネルとを識別するように設定する(別のケース)] [0314] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0315] 受信されたサービスメッセージ内のSDPが構文解析されて、属性行が取得される。] [0316] 属性行の属性コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージ属性が取得され、属性行の属性値コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージ識別子とチャネル識別子とが取得される。] [0317] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0318] 属性行a=:が構文解析によって取得される。] [0319] 次に、属性コンポーネント内の属性が構文解析されて、IPTV BCサービスパッケージ属性が取得され、これは、文字セットなどであってもよい。その後、属性値コンポーネント内の値が構文解析されて、サービスパッケージ識別子とチャネル識別子とが取得され、これは、数、URI、URL、文字セット、トークンなどであってもよい。] [0320] (6)デフォルトサービスパッケージ属性行とサービスパッケージ属性行とを、デフォルトサービスパッケージ情報を一緒に識別するように設定する] [0321] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0322] SDPが構文解析されて、属性行が取得される。] [0323] 第1の属性行の属性コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージ属性が取得され、第1の属性行の属性値コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージ属性に対応するサービスパッケージ識別子が取得される。] [0324] 第2の属性行の属性コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージがデフォルトサービスパッケージであることが認識される。] [0325] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0326] 構文解析によって、次の属性行が取得される。] [0327] a=BC_Service_Package:1 a=defaultBCServicePackage] [0328] 第1の行内の属性行の属性コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージがBC_Service_Packageという属性を有することが取得され、第1の行内の属性行の属性値コンポーネントが構文解析されて、サービスパッケージが1という識別子を有することが取得され、第2の行内の属性行のが構文解析されて、サービスパッケージがdefaultBCServicePackageという属性を有することが取得される。] [0329] (7)デフォルトサービスパッケージ属性行を、デフォルトサービスパッケージ情報を識別するように設定する] [0330] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0331] SDPが構文解析されて、属性行が取得される。] [0332] 属性行の属性コンポーネントが構文解析されて、デフォルトサービスパッケージ属性が取得され、属性行の属性値コンポーネントが構文解析されて、デフォルトサービスパッケージ属性に対応するデフォルトサービスパッケージ識別子が取得される。] [0333] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0334] 属性行a=defaultBCServicePackage:1が構文解析によって取得され、属性行の属性コンポーネントのコンポーネントが構文解析されて、defaultBCServicePackageというデフォルトサービスパッケージ属性が取得され、属性行の属性値コンポーネントのコンポーネントが構文解析されて、1というデフォルトサービスパッケージ識別子が取得される。] [0335] (8)サービスパッケージ属性行を、デフォルトサービスパッケージ情報を識別するように設定する] [0336] 特定の実施は、以下のステップを含む。] [0337] 受信されたサービスメッセージ内のSDPが構文解析されて、属性行が取得される。] [0338] 前述の手法をより明白に紹介するために、特定の実施について、例を使用して説明する。] [0339] 属性行a=が構文解析によって取得される。] [0340] 次に、属性コンポーネント内の属性が構文解析されて、IPTV BCデフォルトサービスパッケージ属性が取得される。] [0341] この手法では、デフォルトサービスパッケージ識別子は、SIPのヘッダフィールドから、又は他の属性行から取得されるということに留意されたい。] [0342] サービスパッケージ情報の識別及び取得について、上記の8つの手法において説明した。これらの8つの手法に加えて、ここでは再度繰り返さない、上記の実施形態で説明したその他の手法も採用されてもよいことは理解可能である。] [0343] 本発明の全ての実施形態において、サービスパッケージ属性行は、サービスパッケージ情報を記述する属性行であり、デフォルトサービスパッケージ属性行は、デフォルトサービスパッケージ情報を記述する属性行である。] [0344] 本発明におけるメディアリソース予約方法の実施形態について以下に紹介する。以下の全ての実施形態において、IMSベースのIPTVシステムにおけるBCサービスが例として使用される。本明細書では限定されない、その他のタイプのサービスが採用されてもよいということを理解できる。] [0345] 図2を参照すると、本発明の一実施形態におけるメディアリソース予約方法は、以下のステップを含む。] 図2 [0346] ステップ201で、第1のNEは、サービス指示に対応するサービスによって必要とされるサービスパッケージに関する情報を取得する。] [0347] 本発明の全ての実施形態において、サービス指示又はサービスメッセージは、SIPセッションを確立するためのINVITEメッセージであってもよい。] [0348] この実施形態では、第1のNEが、サービス指示を受信した後で、サービス指示に対応するサービスによって必要とされるサービスパッケージに関する情報を取得する。] [0349] ステップ202で、サービスパッケージに関する情報がSDP内に搬入される。] [0350] 特定の搬入手法は、SDP内に属性行を設定することである。] [0351] 特定の識別は、サービスパッケージのタイプに従って分類されてもよく、すなわち、サービスパッケージに関する情報の識別と、デフォルトサービスパッケージに関する情報の識別とに分類されてもよい。詳細な識別プロセスについては、サービスパッケージ情報取得方法において説明されており、ここでは再度繰り返さない。] [0352] ステップ203で、SDPを運ぶサービスメッセージが第2のNEに送信される。] [0353] 第2のNEは、第1のNEによって送信されたサービスメッセージを受信するネットワーク要素である。この実施形態では、例えば、サーバが第2のNEとして機能する。第2のNEは、サービスメッセージを受信する、本明細書では限定されない、その他のNEであってもよいということを理解できる。] [0354] ステップ204で、第2のNEは、第1のNEによって送信された、SDPを運ぶサービスメッセージを受信する。] [0355] ステップ205で、SDP内に含まれるサービスパッケージ情報が構文解析される。] [0356] 第2のNEは、サービスメッセージを受信した後で、サービスメッセージのSDPから、メディアコンポーネントが属するサービスパッケージ情報に対応する、かつ、SDP内に含まれる現在のサービスによって必要とされる、サービスパッケージを読み出す。] [0357] ステップ206で、構文解析されたサービスパッケージ情報に対応するサービスパッケージ情報に従って、メディアリソース予約が実行される。] [0358] この実施形態では、メディアリソース予約は、サービスパッケージに含まれるメディアコンポーネントを取得し、メディアコンポーネントのメディアリソースを予約することを含む。] [0359] 本発明の実施形態では、第2のNEが、第1のNEによって送信されたサービスメッセージを受信し、対応するサービスパッケージ情報をサービスメッセージのSDPから抽出したとき、第2のNEは、サービスによって必要とされる、かつ、第1のNEによって要求された、サービスパッケージを認識し、必要とされるサービスパッケージに関するメディア処理を実行する。例えば、第2のNEは、メディアリソース予約のリソースの無駄を減少させるために、全てのリソースではなく、第1のNEによって必要とされるメディアコンポーネントに関するメディアリソース予約を実行する。] [0360] 本実施形態において、第1のNEは、ユーザ装置(UE)であってもよく、サービス制御機能(SCF)などの、SDPを送信することが可能なその他の装置であってもよい。第2のNEは、サーバであってもよく、リソース受付制御サブシステム(RACS)などの、SDPを受信することが可能なその他の装置であってもよい。] [0361] 本発明の一実施形態では、サービスパッケージ情報取得装置が以下のように説明される。図3を参照すると、サービスパッケージ情報取得装置の第1の実施形態は、サービスメッセージ受信ユニット301と、サービスパッケージ構文解析ユニット302とを含む。] 図3 [0362] サービスメッセージ受信ユニット301は、SDP情報を運ぶサービスメッセージを受信するように構成され、SDP情報は、サービスパッケージ情報を含み、サービスパッケージ情報は、サービスメッセージに対応するサービスを実行するために必要とされるサービスパッケージに関する情報である。] [0363] サービスパッケージ構文解析ユニット302は、SDP情報から属性行を構文解析し、属性行からサービスパッケージ情報を構文解析するように構成される。サービスパッケージ構文解析ユニット302は、SDP構文解析ユニット401と、グループ属性行構文解析ユニット303とを更に含む。] [0364] SDP構文解析ユニット401は、受信されたSDP情報を構文解析して、属性行を取得するように構成される。] [0365] グループ属性行構文解析ユニット303は、属性行のsemanticsコンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ識別子を取得し、属性行のidentification-tagのidentification-tagコンポーネントを構文解析して、チャネル識別子を取得するように構成される。この実施形態では、NEは、サーバであってもよく、RACSなどの、SDPを受信することが可能なその他の装置であってもよい。] [0366] 図4を参照すると、サービスパッケージ情報取得装置の第2の実施形態は、サービスメッセージ受信ユニット301と、サービスパッケージ構文解析ユニット400とを含む。] 図4 [0367] サービスメッセージ受信ユニット301は、SDP情報を運ぶサービスメッセージを受信するように構成され、SDP情報は、サービスパッケージ情報を含み、サービスパッケージ情報は、サービスメッセージに対応するサービスを実行するために必要とされるサービスパッケージに関する情報である。] [0368] サービスパッケージ構文解析ユニット400は、SDP情報から属性行を構文解析し、属性行からサービスパッケージ情報を構文解析するように構成される。サービスパッケージ構文解析ユニット400は、SDP構文解析ユニット401と、第1の構文解析ユニット402とを更に含む。] [0369] SDP構文解析ユニット401は、受信されたSDP情報を構文解析して、属性行を取得するように構成される。] [0370] 第1の構文解析ユニット402は、属性行の属性コンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ属性を取得し、属性行の属性値コンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ属性に対応するサービスパッケージ識別子を取得するように構成される。] [0371] 図5を参照すると、サービスパッケージ情報取得装置の第3の実施形態は、サービスメッセージ受信ユニット301と、サービスパッケージ構文解析ユニット500とを含む。] 図5 [0372] サービスメッセージ受信ユニット301は、SDP情報を運ぶサービスメッセージを受信するように構成され、SDP情報は、サービスパッケージ情報を含み、サービスパッケージ情報は、サービスメッセージに対応するサービスを実行するために必要とされるサービスパッケージに関する情報である。] [0373] サービスパッケージ構文解析ユニット500は、SDP情報から属性行を構文解析し、属性行からサービスパッケージ情報を構文解析するように構成される。サービスパッケージ構文解析ユニット500は、SDP構文解析ユニット401と、第1の構文解析ユニット402と、タグ行構文解析ユニット501とを更に含む。] [0374] SDP構文解析ユニット401は、受信されたSDP情報を構文解析して、属性行を取得するように構成される。] [0375] 第1の構文解析ユニット402は、属性行の属性コンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ属性を取得し、属性行の属性値コンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ属性に対応するサービスパッケージ識別子を取得するように構成される。] [0376] タグ行構文解析ユニット501は、メディア行の後ろのタグ行のタグ値コンポーネントを構文解析して、タグ行に対応するメディア行が属するサービスパッケージ識別子を取得するように構成される。タグ値コンポーネントの値は、属性行の属性値コンポーネントの値から選択される。] [0377] 図6を参照すると、サービスパッケージ情報取得装置の第4の実施形態は、サービスメッセージ受信ユニット301と、サービスパッケージ構文解析ユニット600とを含む。] 図6 [0378] サービスメッセージ受信ユニット301は、SDP情報を運ぶサービスメッセージを受信するように構成され、SDP情報は、サービスパッケージ情報を含み、サービスパッケージ情報は、サービスメッセージに対応するサービスを実行するために必要とされるサービスパッケージに関する情報である。] [0379] サービスパッケージ構文解析ユニット600は、SDP情報から属性行を構文解析し、属性行からサービスパッケージ情報を構文解析するように構成される。サービスパッケージ構文解析ユニット600は、SDP構文解析ユニット401と、第2の構文解析ユニット601とを更に含む。] [0380] SDP構文解析ユニット401は、受信されたSDPを構文解析して、属性行を取得するように構成される。] [0381] 第2の構文解析ユニット601は、属性行の属性コンポーネントを構文解析して、サービスパッケージとチャネルとの複合属性を取得し、属性行の属性値コンポーネントを構文解析して、サービスパッケージとチャネルとの複合属性に対応する、サービスパッケージとチャネルとの複合識別子を取得するように構成される。] [0382] 図7を参照すると、サービスパッケージ情報取得装置の第5の実施形態は、サービスメッセージ受信ユニット301と、サービスパッケージ構文解析ユニット700とを含む。] 図7 [0383] サービスメッセージ受信ユニット301は、SDP情報を運ぶサービスメッセージを受信するように構成され、SDP情報は、サービスパッケージ情報を含み、サービスパッケージ情報は、サービスメッセージに対応するサービスを実行するために必要とされるサービスパッケージに関する情報である。] [0384] サービスパッケージ構文解析ユニット700は、SDP情報から属性行を構文解析し、属性行からサービスパッケージ情報を構文解析するように構成される。サービスパッケージ構文解析ユニット700は、SDP構文解析ユニット401と、第3の構文解析ユニット701とを更に含む。] [0385] SDP構文解析ユニット401は、受信されたSDPを構文解析して、属性行を取得するように構成される。] [0386] 第3の構文解析ユニット701は、属性行の属性コンポーネントを構文解析して、デフォルトサービスパッケージ属性を取得し、属性行の属性値コンポーネントを構文解析して、デフォルトサービスパッケージ属性に対応するデフォルトサービスパッケージ識別子を取得するように構成される。] [0387] 図8を参照すると、サービスパッケージ情報取得装置の第6の実施形態は、サービスメッセージ受信ユニット301と、サービスパッケージ構文解析ユニット800とを含む。] 図8 [0388] サービスメッセージ受信ユニット301は、SDP情報を運ぶサービスメッセージを受信するように構成され、SDP情報は、サービスパッケージ情報を含み、サービスパッケージ情報は、サービスメッセージに対応するサービスを実行するために必要とされるサービスパッケージに関する情報である。] [0389] サービスパッケージ構文解析ユニット800は、SDP情報から属性行を構文解析し、属性行からサービスパッケージ情報を構文解析するように構成される。サービスパッケージ構文解析ユニット800は、SDP構文解析ユニット401と、第4の構文解析ユニット801とを更に含む。] [0390] SDP構文解析ユニット401は、受信されたSDPを構文解析して、属性行を取得するように構成される。] [0391] 第4の構文解析ユニット801は、第1の属性行の属性コンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ属性を取得し、第1の属性行の属性値コンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ属性に対応するサービスパッケージ識別子を取得し、第2の属性行の属性コンポーネントを構文解析して、サービスパッケージがデフォルトサービスパッケージであることを認識するように構成される。] [0392] 図9を参照すると、サービスパッケージ情報取得装置の第7の実施形態は、サービスメッセージ受信ユニット301と、サービスパッケージ構文解析ユニット900とを含む。] 図9 [0393] サービスメッセージ受信ユニット301は、SDP情報を運ぶサービスメッセージを受信するように構成され、SDP情報は、サービスパッケージ情報を含み、サービスパッケージ情報は、サービスメッセージに対応するサービスを実行するために必要とされるサービスパッケージに関する情報である。] [0394] サービスパッケージ構文解析ユニット900は、SDP情報から属性行を構文解析し、属性行からサービスパッケージ情報を構文解析するように構成される。サービスパッケージ構文解析ユニット900は、SDP構文解析ユニット401と、第5の構文解析ユニット901とを更に含む。] [0395] SDP構文解析ユニット401は、受信されたSDPを構文解析して、属性行を取得するように構成される。] [0396] 第5の構文解析ユニット901は、属性行の属性コンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ属性を取得し、属性行の属性値コンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ識別子とチャネル識別子とを取得するように構成される。] [0397] 図10を参照すると、サービスパッケージ情報取得装置の第8の実施形態は、サービスメッセージ受信ユニット301と、サービスパッケージ構文解析ユニット1000とを含む。] 図10 [0398] サービスメッセージ受信ユニット301は、SDP情報を運ぶサービスメッセージを受信するように構成され、SDP情報は、サービスパッケージ情報を含み、サービスパッケージ情報は、サービスメッセージに対応するサービスを実行するために必要とされるサービスパッケージに関する情報である。] [0399] サービスパッケージ構文解析ユニット1000は、SDP情報から属性行を構文解析し、属性行からサービスパッケージ情報を構文解析するように構成される。サービスパッケージ構文解析ユニット1000は、SDP構文解析ユニット401と、第6の構文解析ユニット1001と、識別子取得ユニット1002とを更に含む。] [0400] SDP構文解析ユニット401は、受信されたSDPを構文解析して、属性行を取得するように構成される。] [0401] 第6の構文解析ユニット1001は、属性行の属性コンポーネントを構文解析して、デフォルトサービスパッケージ属性を取得するように構成される。] [0402] 識別子取得ユニット1002は、SIPのヘッダフィールド又は他の属性行から、デフォルトサービスパッケージ識別子を取得するように構成される。] [0403] 当業者は、本発明の実施形態による方法におけるステップの全て又は一部が、関連するハードウェアに指示するプログラムによって実施されてもよく、プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体内に記憶されてもよいということを理解する。プログラムが実行される場合、以下のステップが実行される。SDP情報を運ぶサービスメッセージが受信され、SDP情報はサービスパッケージ情報を含む。サービスパッケージ情報が、SDP情報から構文解析される。サービスパッケージ情報が、リソース予約のために使用される。] [0404] メディアリソース予約方法、サービスパッケージ情報取得方法、及びサービスパッケージ情報取得装置について、上記で詳細に説明した。当業者は、本発明の着想に従って、特定の実施及び適用範囲に関して、本発明に対して変形及び修正を行うことが可能である。従って、本明細書は、本発明に対する限定として解釈されるべきではない。]
权利要求:
請求項1 サービスパッケージ情報を含むセッション記述プロトコル(SDP)情報を運ぶサービスメッセージを受信し、前記SDP情報から、リソース予約のために使用される前記サービスパッケージ情報を構文解析することを含む、メディアリソース予約方法。 請求項2 前記SDP情報が前記サービスパッケージ情報を含む手法は、前記SDP情報のグループ属性行のsemanticコンポーネント内に、サービスパッケージ識別子又はサービスパッケージ属性を設定し、前記SDP情報の前記グループ属性行のidentification-tagコンポーネント内に、チャネル識別子を設定すること、又は、前記SDP情報の属性行の属性コンポーネント内に、サービスパッケージ属性を設定し、前記SDP情報の前記属性行の属性値コンポーネント内に、サービスパッケージ識別子及び/又はチャネル識別子を設定すること、又は、前記SDP情報の属性行の属性コンポーネント内に、デフォルトサービスパッケージ属性を設定すること、又は、前記SDP情報の属性行の属性コンポーネント内に、デフォルトサービスパッケージ属性を設定し、前記SDP情報の前記属性行の属性値コンポーネント内に、前記デフォルトサービスパッケージ属性に対応するデフォルトサービスパッケージ識別子を設定することである、請求項1に記載の方法。 請求項3 前記SDP情報の前記属性行が、前記属性コンポーネントのみを含み、かつ、前記デフォルトサービスパッケージ属性が、前記属性コンポーネント内に設定される場合、前記デフォルトサービスパッケージ識別子は、セッション初期化プロトコル(SIP)のヘッダフィールド、又は、サービスパッケージ属性行によって運ばれる、請求項2に記載の方法。 請求項4 前記サービスパッケージ情報による前記リソース予約は、サービスパッケージに含まれるメディアコンポーネントを取得し、前記メディアコンポーネントのメディアリソースを予約することを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。 請求項5 受信されたサービスメッセージ内のセッション記述プロトコル(SDP)情報を構文解析して、グループ属性行を取得し、前記グループ属性行のsemanticsコンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ識別子を取得し、前記グループ属性行のidentification-tagコンポーネントを構文解析して、チャネル識別子を取得することを含む、サービスパッケージ情報取得方法。 請求項6 前記サービスパッケージ識別子は、数、ユニフォームリソースアイデンティファイア(URI)、ユニフォームリソースロケータ(URL)、文字セット、又はトークンであり、前記チャネル識別子は、数、URI、URL、文字セット、又はトークンである請求項5に記載の方法。 請求項7 受信されたサービスメッセージ内のセッション記述プロトコル(SDP)情報を構文解析して、属性行を取得し、前記属性行の属性コンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ属性を取得し、前記属性行の属性値コンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ識別子及び/又はチャネル識別子を取得することを含む、サービスパッケージ情報取得方法。 請求項8 前記サービスパッケージ属性は、数、ユニフォームリソースアイデンティファイア(URI)、ユニフォームリソースロケータ(URL)、文字セット、又はトークンであり、前記サービスパッケージ及び前記チャネル識別子は、数、URI、URL、文字セット、又はトークンである請求項7に記載の方法。 請求項9 受信されたサービスメッセージ内のセッション記述プロトコル(SDP)情報を構文解析して、属性行を取得し、前記属性行の属性コンポーネントを構文解析して、デフォルトサービスパッケージ属性を取得することを含む、サービスパッケージ情報取得方法。 請求項10 デフォルトサービスパッケージ識別子を、セッション初期化プロトコル(SIP)のヘッダフィールド、又は、サービスパッケージ属性行から取得することを更に含む、請求項9に記載の方法。 請求項11 前記属性行の属性値コンポーネントを構文解析して、前記デフォルトサービスパッケージ属性に対応するデフォルトサービスパッケージ識別子を取得することを更に含む、請求項9に記載の方法。 請求項12 サービスパッケージ識別子に関するセッション記述プロトコル(SDP)情報を運ぶサービスメッセージを受信するように適合された、サービスメッセージ受信ユニットと、前記受信されたSDP情報を構文解析して、グループ属性行を取得するように適合された、SDP構文解析ユニットと、前記グループ属性行のsemanticコンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ識別子を取得し、前記グループ属性行のidentification-tagコンポーネントを構文解析して、チャネル識別子を取得するように適合された、グループ属性行構文解析ユニットとを備える、サービスパッケージ情報取得装置。 請求項13 前記サービスパッケージ識別子は、数、ユニフォームリソースアイデンティファイア(URI)、ユニフォームリソースロケータ(URL)、文字セット、又はトークンであり、前記チャネル識別子は、数、URI、URL、文字セット、又はトークンである請求項12に記載のサービスパッケージ情報取得装置。 請求項14 サービスパッケージ識別子に関するセッション記述プロトコル(SDP)情報を運ぶサービスメッセージを受信するように適合された、サービスメッセージ受信ユニットと、前記受信されたSDP情報を構文解析して、属性行を取得するように適合された、SDP構文解析ユニットと、前記属性行の属性コンポーネントを構文解析して、サービスパッケージ属性を取得するように適合された、構文解析ユニットとを備える、サービスパッケージ情報取得装置。 請求項15 前記構文解析ユニットは、前記属性行の属性値コンポーネントを構文解析して、前記サービスパッケージ識別子を取得する、請求項14に記載のサービスパッケージ情報取得装置。
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