![]() プリズム構造を有するバックライト反射体
专利摘要:
転向フィルムバックライトにおける光ガイド用の背面反射体は、反射層と直接接触したプリズムフィルム層を含む。光ガイドは、ほぼ空間的に均一な屈折率を有する導光領域を含む。反射層は、鏡面反射性であっても拡散性であってよく、多層高分子フィルムを含んでいてもよい。 公开号:JP2011508904A 申请号:JP2010539595 申请日:2008-12-03 公开日:2011-03-17 发明作者:ケー. エックハルト,スティーブン;エー. キンダー,ブライアン;ティン,チュン−イ;トゥン,ハン−リン;ティー. ボイド,ゲイリー;リウ,タオ;エム. リバード,リンダ 申请人:スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー; IPC主号:G02F1-13357
专利说明:
[0001] 本開示は液晶ディスプレイデバイスなどのディスプレイデバイスに好適なバックライトに関する。] 背景技術 [0002] フラットパネルディスプレイは、コンピューターモニター及びテレビを含む比較的大型の機器から、携帯電話及び腕時計などの小型の低電力機器に及ぶ、様々な用途で使用されている。フラットパネルディスプレイは、バックライトを必要とする液晶又はその他の光学活性物質を典型的に使用する。ディスプレイ用途では、バックライトは、目で見える欠陥がほとんどない、明るく均一な照明を作り出すことが望ましい。] 発明が解決しようとする課題 [0003] 低価格又は低電力用途に使用されるディスプレイを含む、光学ディスプレイ用の照明を提供する向上したバックライトが必要とされている。本発明は、これら及びその他の要求を満たし、先行技術に勝る他の利点を提供する。] 課題を解決するための手段 [0004] 本発明の実施形態は、反射層と接触したプリズム層を有する背面反射体を備えるバックライトを目的とする。転向フィルムバックライトは、出射面、裏面、及び少なくとも1つの入射端を備えた導光領域を有する光ガイドを含む。光源の導光領域は、ほぼ空間的に均一な屈折率を有する。少なくとも1つの光源は、光ガイドの入射端に光を供給するように配置される。光ガイドの方向に配向されたプリズムピークを有する転向フィルムは、光ガイドの出射面から照明領域向けて出射する光を誘導するように配置される。背面反射体は、光ガイドの裏面に沿って配置される。背面反射体は、一連のほぼ線状のプリズムを有するプリズム層と接触した反射層を含む。反射体上のプリズム層により転向フィルム用途での光ガイドのプリズムの必要性が低下するため、バックライトの裏面はほぼ平面的であってよい。] [0005] 反射層及びプリズム層は、光学的に接触している、及び/又はほぼ同一の広がりを持って物理的に直接接触している、及び/又は物理的に共に結合されてよい。例えば、反射層及びプリズム層の一方又は両方は、プリズム層及び反射層を結合する接着性の副層を含んでよい。例えば、接着性の副層は、透明な接着剤、感圧接着剤、熱接着剤、及び/又は放射線硬化性接着剤、例えば、紫外線(UV)により硬化可能な接着剤であってよい。] [0006] 幾つかの実施形態では、反射体のプリズムフィルムは、ウェットアウト防止及び/又はモアレ防止機能を有してよい。例えば、ウェットアウト防止機能は、線状プリズムのピークに平行に延びる反射体の長手方向軸線に沿って少なくとも一部のプリズムの高さに変動をともなうことができる。あるいは又は加えて、ウェットアウト防止は、1つのプリズム群が別のプリズム群より名目上高い高さを有することで達成され得る。モアレ防止機能は、長手方向軸線に沿って少なくとも一部のプリズムのピッチに変動を有してよい。プリズムは、湾曲した側面又は平面的な側面を有し、内角が約60°〜約170°の範囲である、三角プリズムであってよい。プリズムのピークは、反射体の堅牢性を向上させるために、平坦又は丸くてよい。] [0007] 反射層は、鏡面反射性であっても拡散性であってもよく、又は鏡面反射性及び拡散性の構成要素の両方を含んでよい。幾つかの実施形態では、反射体は、多層スタック、例えば、第2ポリマー光学層と交互に配置される複屈折性の第1ポリマー光学層の多層スタックを含んでよい。] [0008] 反射体は、反射体のプリズムピークに平行に延びる反射体の長手方向軸線が光ガイドの入射端にほぼ垂直に向くように、光ガイドに対して配向される。幾つかの実施形態では、光抽出装置が光ガイドの出射面上に配置される。] [0009] 本発明の別の実施形態は、転向フィルムバックライトを作製する方法に関する。背面反射体は、光ガイドの裏面に沿って配置される。光ガイドは、ほぼ空間的に均一な屈折率を有する導光部分を有する。背面反射体は、プリズム層と接触した反射層を含み、プリズム層は、ほぼ線状のプリズムの列を有する。背面反射体は、プリズム層のプリズムピークが光ガイドの裏面の方向に向き、反射体の長手方向軸線が光ガイドの入射端にほぼ垂直に向くように、光ガイドに対して配向される。この方法は、転向フィルムを光ガイドの出射面に沿って配置する工程と、光源を光ガイドの入射端に光を供給するように配向する工程とを更に含む。] [0010] 幾つかの構成では、反射層及びプリズム層は、背面反射体を配置する前に結合される。例えば、反射層及びプリズム層は、プリズム層上に反射材料をコーティングすることにより結合されることができる。あるいは、プリズム層は、反射層上に形成されることができる。] [0011] 例えば、幾つかの実施形態では、プリズム層の形成は、反射層上に透明材料を付着させ、付着した材料に線状プリズムをエンボス加工又は微細複製することにより達成される。] [0012] 幾つかの実施形態では、反射層及びプリズム層は、別個に形成された後、この2つの層は接着性の副層を用いて結合される。接着性の副層は、プリズム層の副層であっても反射層の副層であってもよく、又はプリズム層及び反射層の両方が接着性の副層を含んでもよい。反射層及びプリズム層は、層を重ね合わせることにより結合されてよい。] [0013] 上記の「課題を解決するための手段」は、本発明のそれぞれの実施形態又はあらゆる実施を説明することは意図しない。本発明の利点及び効果、並びに本発明に対する更なる理解は、以下に記載する「発明を実施するための形態」及び「特許請求の範囲」を添付図面と併せて参照することによって明らかになり、理解するに至るであろう。] 図面の簡単な説明 [0014] 転向フィルムバックライトの構成要素。 本発明の実施形態による反射層及びプリズム層を含む背面反射体の図。 本発明の実施形態による、接着性の副層により結合された反射層及びプリズム層を含む背面反射体の図。 本発明の実施形態による、プリズムピッチの異なるプリズム層を有する背面反射体。 本発明の実施形態による、高さの異なるプリズムを有する背面反射体。 本発明の実施形態による、高さの異なるプリズムを有する背面反射体。 本発明の実施形態による、それぞれ、平坦なピーク及び丸いピークを有するバックライト反射体のプリズム層。 本発明の実施形態による、それぞれ、平坦なピーク及び丸いピークを有するバックライト反射体のプリズム層。 本発明の実施形態による、結合された反射層及びプリズム層を有する背面反射体の、転向フィルムバックライトにおける配向。 本発明の実施形態による反射体のプリズムのプリズム角を決定するのに有用なプロット。 本発明の実施形態による背面反射体を使用したバックライトのコノスコーププロット。 従来の背面反射体を使用した以外は図11Aと同じバックライトのコノスコーププロット。 本発明の実施形態による転向フィルムバックライトの作製プロセスを示すフローチャート。] 図11A [0015] 本発明は種々の修正及び代替の形態に容易に応じるが、その細部は一例として図面に示しており、また詳しく説明することにする。ただし、本発明は記載される特定の実施形態に限定されるものではないことを理解されたい。逆に、その意図は、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲に含まれるすべての修正物、等価物、及び代替物を網羅することである。] 実施例 [0016] 例示される実施形態の以下の説明では、本明細書の一部を構成し、本発明を実施され得るさまざまな実施形態を実例として示す添付の図面が参照される。他の実施形態が利用されてもよく、及び構造的又は機能的な変更が、本発明の範囲から逸脱することなくなされてもよいことが理解される。] [0017] 図1は、バックライト195によって照射される液晶ディスプレイ(LCD)パネルなどの照明領域190が組み込まれたシステム100を示す。バックライト195の主な構成要素は、光源140、くさび形の光ガイド120、転向フィルム110、及び背面反射体130である。] 図1 [0018] 転向フィルム110は、バックライト195の輝度を向上できる導光フィルムの一種である。転向フィルム110は、光ガイド120の出射面125から出射する光の角度を好ましい視野角の方向に調整することにより機能する。光は、発光ダイオード(LED)などの光源140によって光ガイド120の入射端145に供給される。別の構成では、複数の光源を使用して、単一の入射端又は複数の入射端に光を供給してよい。] [0019] 光ガイド120は、光ガイド110の裏面135に多数のプリズム140を含む。プリズム140は、光ガイドの裏面135に作製されたV字カットにより形成されてよい。V字カットにより形成されたピーク140は、入射端145にほぼ垂直に、光ガイド120に沿って長手方向に延びている。プリズム140は、好ましい視野角、典型的にはバックライト195の出射面125にほぼ垂直な視野角の方向に光を誘導するように機能する。光ガイド120の裏面135に沿って配置された背面反射体130は、光ガイドの裏面135から漏れる光を反射し、漏れた光を光ガイド120の方向に向け直す。転向フィルムバックライトシステムでは、光の相当な割合(例えば、50%以上)が、バックライト195からディスプレイパネル190の方向に出射する前に背面反射体130によって反射されることがある。] [0020] 光ガイドの裏面にプリズムを形成するV字カットの製造に必要な製造プロセス及び/又は機械設備は、比較的高価である。更に、光ガイドのV字カットは、製造プロセス又はその後の取り扱いにおいて破損を受けやすいというプリズムの脆性のため、生産性に悪影響を及ぼすことがある。本明細書に記載の手法は、光ガイドのV字カットを排除するように使用可能なシステム及び方法を含み、したがって光ガイドの製造コストを低下させ、生産性を向上させる、より堅牢な光ガイドの構造をもたらす。] [0021] 本発明の実施形態は、プリズム層と直接接触した反射層を含む背面反射体を組み込んだバックライトに関する。図2及び3は、図1に例示したような転向フィルムバックライトを用いたディスプレイシステムに有用な背面反射体を示す。図2に示されるように、背面反射体200は、反射層210及びプリズム層220を含む。反射層210は、鏡面反射性であっても拡散性であってもよく、反射層の反射特性は、以下により詳細に記載する。プリズム層及び反射層は、空隙が介在することなく互いにほぼ同一の広がりを持って直接接触するように配置された別個の層であってよく、当業者に既知の任意の好適な手段又は方法によって所望により互いに結合されてよい。] 図1 図2 [0022] 幾つかの実施形態では、反射層及びプリズム層は、後に接合、積層、接着、あるいは別の方法で共に結合される別個の構造として形成されてよい。幾つかの実施形態では、プリズム層は、例えば、共押出形成により、反射層と共に形成されることができる。] [0023] 背面反射体は、例えば、プリズム層上に反射材料を蒸着又はスパッタリングすることにより、プリズム層上に反射材料をコーティングすることで形成されてよい。別の実施形態では、反射層は、プリズム層の形成用基材の役割を果たしてよい。例えば、プリズム層は、反射層に透明材料を付着させた後、付着した材料にプリズム構造を刻印するエンボス加工を施すことにより形成されてよい。幾つかのプロセスでは、プリズムは、反射層の基材上に微細複製される。幾つかの実施形態では、反射層は、3M Company,St.Paul,Minnesotaから入手可能なEnhanced Specular Reflector(ESR)などの多層ポリマーフィルムを含んでよい。] [0024] 反射層及びプリズム層が別個の構造として形成された後に共に結合された構成では、反射層及び/又はプリズム層は、反射層及びプリズム層の結合に使用される接着剤(例えば、透明な接着剤)の副層を含んでよい。一方又は両方の層は、接着力を向上させるために下地処理されてよい。代表的なプライマー処理技術としては、化学的プライマー処理、コロナ表面処理、火炎表面処理、フラッシュランプ処理、及びその他が挙げられる。図3は、接着性の副層330により結合された反射層310及びプリズム層320を有する背面反射体300を示す。接着性の副層330は、放射線(例えば、紫外線(UV))により硬化可能な接着剤、並びに/又は熱及び/若しくは圧力により活性化する接着剤を含んでよい。] 図3 [0025] 図2及び3に示されるように、プリズム層220、320は、透明でほぼ線状のプリズムの列を含む。それぞれのプリズムは、長手方向に延びる、一般に三角形の横断面などの多角形の横断面を有する。プリズムの側面は、湾曲していても平面的であってもよい。プリズムピッチ、p、は、1ミリメートル未満でもよく、回折効果を避けるために可視光線の波長より実質的に大きくてもよい。例えば、プリズムピッチは、約5μm〜約500μmの範囲、又は約15μm〜約75μmの範囲であってよい。プリズムの内角θは、約70°〜約130°の範囲、又は約100°〜約120°の範囲であってよい。プリズムの内角は、光ガイドの形体及び抽出機構の形状、並びに使用材料の屈折率に基づいて選択されてよい。所与の光ガイドの特性に最適なプリズム内角は、光学的モデリングにより決定され得る。プリズム層のプリズム内角の選択については、図10に関連して詳細に説明する。] 図2 [0026] 本発明の実施形態は、光学構造が重なり合う際に生じる光学的現象により引き起こされる観測可能な欠陥を有利に低減する。中でも最も一般的な光学的欠陥は、ウェットアウト、ニュートン環、及びモアレ効果である。ウェットアウトは、2つの表面が光学的に互いに接触し、これにより一方のフィルムからもう一方のフィルムへ光が伝播する際の屈折率の変化が事実上除去されて起こる。これは、光学的効果のために構造化表面を使用しているフィルムについては、構造化表面の屈折特性が帳消しになってしまうため、特に問題となる。ウェットアウトの影響は、斑点模様を形成し、画面上の外見が変わることである。ニュートン環は、2枚のフィルムの間の空隙が緩やかに変化することによって生じる。ニュートン環の結果として、観る人の気を散らし得る画面上の輪郭模様が生じる。モアレ効果は、例えば、線状プリズムを有する2枚以上のフィルムが重ね合わされたときに、生じ得る光学的干渉パターンによって引き起こされる。モアレは、非常に広範囲のピッチ比で生じることがある。上述の欠陥は、ディスプレイに非均一さ、斑点模様、又はでこぼこした外見をもたらすため、望ましくなく、観る人の気を散らすことがある。] [0027] 反射体のプリズムは一般に線状であるが、幾つかの実施形態では、ウェットアウト及び/又はモアレ効果により生じる観測可能な欠陥を低減するため、プリズムのピッチ及び/又は高さを変動させてよい。幾つかの構成では、プリズムピッチ及び/又はプリズム高さは、列ごと、又はプリズム列の群ごとに異なる。幾つかの構成では、プリズムピッチ及び/又はプリズム高さは、個々のプリズムの長さに沿って異なる。例えば、少なくとも一部のプリズムは、線状プリズムのピークに平行に延びる反射体の長手方向軸線に沿って高さが異なっていてよい。あるいは、又は加えて、少なくとも一部のプリズムは、長手方向軸線に沿ってピッチが異なっていてよい。] [0028] 図4は、反射層410と、個々のプリズム405の長さに沿ってピッチが異なるプリズム405を備えたプリズム層420とを有する、反射体400を示す。プリズムピッチの変動により、プリズムピーク401は波線を形成する。プリズム405のピッチが異なると、導光フィルムのプリズムをともなった反射体のプリズム間の相互作用から生じるモアレ効果が低減する。プリズムピッチの変動は、ランダム、擬似ランダム、又は非ランダムであり得る。] 図4 [0029] 図5は、反射層510と、個々のプリズム505の長さに沿ってピーク高さが異なるプリズム層520とを含む、反射体500を示す。ピーク高さが変動すると、反射体500のプリズム層520が隣接する光学層から光学的に分離されることでウェットアウト欠陥が低減する。ピーク高さの変動は、ランダム、擬似ランダム、又は非ランダムであり得る。図6は、プリズム層675及び反射層680を有する反射体650を示す。図6に示される反射体650は、ウェットアウト防止機能を提供し、個々のプリズムのそれぞれのピーク高さはプリズムの長さに沿ってほぼ一定であるが、第1プリズム群655のピーク高さは別のプリズム群660のピーク高さより高い。幾つかの実施形態では、プリズム層でプリズムピッチ及びプリズム高さを共に変動させて、ウェットアウト防止及びモアレ防止機能の両方を有する反射体を提供してよい。例えば、プリズム高さ及びプリズムピッチの両方が、プリズム層の個々のプリズムの長さに沿って異なってよい。別の実施例として、プリズム層は、プリズム層の第2プリズム群と高さ及び/又はピッチが異なる第1プリズム群を含んでよい。] 図5 図6 [0030] 上述したように、反射体のプリズム層及び反射層は、ほぼ同一の広がりを持って物理的に直接接触するように配置されるか、及び/又はプリズム層及び反射層は、共に結合した隣接する面を有してよい。幾つかの構成では、プリズム層及び反射層は、例えば共押出形成により、単一のユニットとして形成される。反射層とプリズム層とが物理的に直接接触していることの利点の1つは、小さな空隙(例えば、光の数波長又は約10λより小さい空隙)がほぼ滑らかな表面間に存在する際に生じ得るニュートン環の出現可能性を排除又は低減することである。] [0031] 鋭い先端を有するプリズムは脆性であることがある。プリズムの損傷は、図7Aに例示した平坦なプリズム先端710又は図7Bに例示した丸いプリズム先端720などのとがっていないプリズム先端を形成することにより低減することができる。平坦又は丸い部分の面積がプリズムの面積に対して小さければ、とがっていない先端を用いると、堅牢性と性能とを適度に折り合わせることができる。例えば、ピッチが約20μmで半径が最大約5μmのプリズムでは、許容可能な性能及び堅牢性を提供できる。同様の寸法の平坦部分もまた使用することができ、平坦部分はプリズムの底面に平行でなくてよい。] 図7A 図7B [0032] プリズム層は、透明な硬化性高分子材料から作製されてよい。プリズム層の屈折率は、約1.48〜約1.65の範囲であってよい。プリズム層の形成に使用可能な例示の好適な高屈折率樹脂には、米国特許第5,254,390号及び同第4,576,850号に開示された放射線硬化性樹脂が挙げられる。] [0033] いずれの種類の反射体も反射層として使用することができる。幾つかの実施形態では、反射層は鏡面反射体であるが、反射層は、鏡面反射性の構成要素、拡散反射性の構成要素、又は鏡面及び拡散反射性の構成要素の両方を含む反射性を有することができる。好適な反射層の例には、銀コーティング又はアルミニウムコーティングのミラー若しくはミラーフィルムのような金属反射層、多層ポリマー反射フィルム、多層有機フィルム、多層無機フィルム、拡散コーティング剤でコーティングされた鏡面反射体、粒子装填ポリマーフィルム、粒子装填空隙ポリマーフィルム、及び背面散乱反射体のようなポリマー反射層が挙げられる。この例示の反射要素のリストは、網羅的なリストであることを意味しない。] [0034] 反射層は、少なくとも2つの異なる材料(例えば、ポリマー)間の屈折率差を含み、材料に入射する光を鏡面反射する、多層の反射フィルムのスタックを含んでよい。ミクロ層は、等方性であっても、即ち、x、y、及びz方向に沿って屈折率が同じであってもよく、又は複屈折性であっても、即ち、x、y、及びz方向に沿って屈折率がすべて同じでなくてもよい。好適な多層反射体は、例えば、第1光学層を第2光学層と互い違いにする又は交互に配置することにより作製され得る。フィルム、又はフィルム内の層にについては、x、y、及びz軸の簡便な選択肢は、それぞれフィルムの長さ及び幅に沿ったx及びy軸と、フィルムの表面に垂直なz軸とが挙げられる。2軸配向された複屈折層を含む多層反射体の市販品の一形態は、3M Company,St.Paul,MinnesotaからEnhanced Specular Reflector(ESR)として販売されている。] [0035] ミクロ層は、あらゆる偏光の垂直な入射光をほぼ均一に反射する対称反射層を形成するように、又は1つの偏光に対する垂直な入射光に高い反射率を有し、直交する偏光に対する垂直な入射光に低い反射率を有する非対称反射層を形成するように使用されてよい。加えて、ミクロ層は、入射光から反射された光の偏光を所定の進路に変えるように形成され得る。] [0036] 第2の光学層が等方性であろうと複屈折性であろうと、第1の光学層と第2の光学層との間の境界面は、光反射平面を形成する。幾つかの実施形態では、第1光学層及び第2光学層の屈折率はz方向に沿って実質的に整合する。そのような多層反射体の反射率は、層数を増加させること、又は第1の層と第2の層との間の屈折率の差を増加させること、又はその両方を増加させることによって高めることができる。多層反射スタックに関するその他の詳細は、例えば、米国特許第5,882,774号、同第6,080,467号、及び同第6,368,699号に記載されている。] [0037] 反射スタックは、干渉スタックに配置された数十、数百、又は数千の第1ミクロ層及び第2ミクロ層を含んでよい。第1層及び/又は第2層の材料は、無機材料(TiO2、SiO2、CaF、若しくはその他の材料など)又は有機材料、例えば、高分子材料(ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリエチレンテレフタレート(PET))、アクリル材料、若しくはその他の材料であってよい。スタックは、すべて無機物、又は混合された無機物/有機物構造体を有してよい。] [0038] 直接接触したプリズム層及び反射層を有する背面反射体は、プリズム層と反射層との間にたとえ小さくても空隙を組み込む背面反射体の反射特性とは異なる反射特性を提示する。複屈折光学フィルムの多層スタックは、高い反射率を有し、したがって本明細書に記載のバックライト反射体の反射層として特に有用である。これらの多層反射体の反射特性は、入射光の角度に依存する。優れた反射率は、例えば、ESR表面に対して垂直にやや近い入射角では、特定の波長で、又は波長範囲にわたって、達成されることがある。しかしながら、視射角では、多層ESRスタックの反射率は、一部又はすべての波長で低下することがある。] [0039] 本発明の実施形態は、光ガイドの母材より大きいか又は小さい屈折率を有するように、体積中に拡散粒子が実質的に存在しない、ほぼ空間的に均一な屈折率を有する光ガイドと共に、本明細書に記載の背面反射体を使用することを目的とする。本明細書に記載のプリズム層及び反射層を有する背面反射体は、空間的に均一な屈折率の光ガイドと共に、転向フィルムバックライト用途に特に有用である。光ガイドの裏面から出射する光の角度分布により、背面反射体に対する光の入射角度分布が制御される。空間的に均一な屈折率の光ガイドの裏面から出射する光は、光散乱ガイドの裏面から出射する光の角度分布と比べると、より狭い出射角度分布を有する。上述したように、より狭い角度範囲で背面反射体に入射する光は、本発明の実施形態によるプリズム層及びESR層を含む背面反射体と共に用いられると、特に有利である。] [0040] 上述したように、転向フィルムバックライトは、長手方向にV字カット(プリズム)が延びるくさび形の光ガイドを典型的に使用する。光ガイドの長手方向のプリズムは、光ガイドの全体的な脆性を増大させ、光ガイドのプリズム形成に必要な加工工程にかかる光ガイドの製造経費を増加させる傾向がある。加えて、V字カットの存在は、光ガイドの裏面に抽出装置を配置することに関して問題がある。] [0041] 反射体上のプリズムは、バックライトの好ましい視野方向に向けて光を集束し、光ガイドのプリズムの必要性を排除又は低減する。本明細書に記載のプリズム層及び反射層を有する背面反射体は、プリズム層のない反射体を有するバックライトと比べると、バックライトから出射する光の出射角度範囲をより小さくすることができる。加えて、本願の実施形態に示す背面反射体は、V字カットの光ガイドを用いずに転向フィルムバックライトを有利に製造できる。上述したように、光ガイドにV字カットを作製して光ガイドのプリズムを形成するには、製造コストを増大させ、生産性を低下させる、特別な機械設備が必要となる。本明細書に記載の背面反射体は、転向フィルム用途で提供されるべき、フィルムバックライトの再生利用で使用される種類と同様の、より簡素でより低価格な光ガイドを可能にする。上述の実施形態で例示した背面反射体と共に使用されるとき、転向フィルムバックライト用の光ガイドは、一般に平面的な出射面及び裏面で構成され得る。この簡素化された平面構造は、転向フィルム用途に使用される光ガイドの製造性及び耐久性を向上させ、加えてその他の望ましい特性を提供する。更に、背面反射体の使用により、平面的な裏面を有する光ガイドの使用が可能になり、一部の実施形態において望ましい光ガイドの裏面に抽出装置を配置することが容易になる。] [0042] 図8に例示した実施形態では、転向フィルム用途にくさび形の光ガイド860が使用されており、光ガイドの内部の導光部分はほぼ均一な屈折率を有する。光ガイド860は、ほぼ平面的な前面861及び裏面862を含む。幾つかの用途では、光抽出機構を光ガイド860の裏面862及び/又は出射面861に配置してよい。] 図8 [0043] バックライト800は、プリズムピークが光ガイド860の出射面861の方向に向いたプリズム855を有する転向フィルム850を使用する。幾つかの構成では、転向フィルム850上のプリズム855のピークは、光ガイド860の入射端863にほぼ平行に配列される。背面反射体805は、プリズム層820に直接接触及び/又は結合した反射層810を組み込む。プリズム層820のプリズムピーク822は、光ガイド860の裏面862の方向に配向される。反射体805の長手方向軸線は、プリズム層820のプリズムピーク822に沿って延びるが、光ガイド860の入射端863にほぼ垂直に配列され、及び/又は光が光ガイド860に沿って入射端863から終縁部864に向けて進む際に光の方向とほぼ平行に配列される。] [0044] 反射体のプリズムのプリズム角を決定するのに有用なプロットの例を図9に示す。この例で用いた光ガイドは、0.5°のくさび角度、10μmの高さの楕円形の抽出装置を備える232mm×304mmのくさび形光ガイドであり、横断範囲は80μm×100μmであった。プリズム材料の屈折率は、1.54であった。図9では、転向フィルムバックライトの最大輝度が、背面反射体のプリズム層のプリズム内角に対してプロットされている。この特定の光ガイド及びプリズムの屈折率では、最適なプリズム角は、110°である。] 図9 [0045] 図10A及び10Bは、バックライトの放射パターンのコノスコーププロットである。コノスコーププロットは、光出射角に対する光源の放射輝度又は輝度を示す極性プロットである。プロットの方位角は、光が放射される半球の方位角に直接対応する。コノスコーププロットにおける半径方向の距離は、光が放射される半球の極角に直線的に対応する。] 図10A [0046] 図10A及び10Bにおいて、プロットの上部は、光ガイドに沿って発光源から離れる方向に対応する。図10Aは、本発明の実施形態による背面反射体を使用したバックライトのコノスコーププロットを示し、これに対し、図10Bは、従来の背面反射体を使用した以外は同じバックライトのコノスコーププロットを示す。水平方向における光放射角は、反射層及びプリズム層が結合された背面反射体を使用すると、実質的に圧縮され、この背面反射体は、バックライトの表面に垂直な視野角に対して軸上により多くの光を提供する。向上した出射分布は、プロットの内部輪郭を比較すれば、とりわけ明白である。] 図10A 図10B [0047] 図11は、本発明の実施形態によるバックライトの作製プロセスを説明したフローチャートである。プロセスは、光ガイドの裏面に沿って背面反射体を配置する工程(1110)を含む。光ガイドの導光部分は、ほぼ空間的に均一な屈折率を有する。背面反射体は、ほぼ線状のプリズムの列を有するプリズム層と接触した反射層を含む。背面反射体は、プリズム層のプリズムピークが光ガイドの裏面の方向に向くように配向される。転向フィルムは、光ガイドの出射面に沿って配置される(1120)。光源は、光ガイドの入射端に光を供給するように配向される(1130)。] 図11 [0048] 幾つかの実施形態では、背面反射体を配置する前に、例えば接着、積層、又はその他の結合プロセスにより、背面反射体のプリズム層と反射層とを結合させる。幾つかの実施形態では、プリズム層は、バックライトに配置される前に、背面反射体を形成するように多層ポリマー反射体上に微細複製される。更に別の実施形態では、プリズム層及び反射層は、例えば共押出形成により、一体型構造として共に形成される。] [0049] 本発明によるシステム、機器又は方法は、本明細書に記載される、特徴、構造体、方法又はこれらの組合せの1つ以上を含んでよい。例えば、機器又はシステムは、以下に記載の有利な特徴及び/又はプロセスの1つ以上を含むために実施されてよい。かかる機器又はシステムは、本明細書に記載の特徴の全てを含む必要はないが、有用な構造体及び/又は機能性を提供する選択された機能を含むために、実施されてよいということが意図される。方法は、記載された工程の1つ以上を含んでよく、実施形態のいずれか特定の順序に制限されない。] [0050] 本発明の様々な実施形態の上述の説明を、例証及び説明の目的で提示してきた。これまでの記述は、包括的であることも、開示されたそのままの形態に本発明を限定することも意図する領域ではない。以上の教示を考慮すれば、多くの修正形態及び変形形態が可能である。本発明の範囲は、この詳細な説明によってではなく、むしろ添付の特許請求の範囲によって限定されるものとする。]
权利要求:
請求項1 転向フィルムバックライトであって、光ガイドと、出射面、裏面、及び少なくとも1つの入射端と、を有する前記光ガイドの導光領域であって、ほぼ空間的に均一な屈折率を有する導光領域と、前記光ガイドの前記入射端に光を供給するように配置された少なくとも1つの光源と、前記光ガイドの出射面から照明領域に向けて出射する光を誘導するように配置された転向フィルムと、前記光ガイドの前記裏面に沿って配置された反射体であって、反射層と、前記反射層と接触したプリズム層であって、一連のほぼ線状のプリズムを含むプリズム層とを含む反射体と、を含む、転向フィルムバックライト。 請求項2 前記反射層が、前記プリズム層に結合される、請求項1に記載のバックライト。 請求項3 前記バックライトの裏面が、実質的に平面である、請求項1に記載のバックライト。 請求項4 前記反射体が、前記プリズム層のない反射体を有するバックライトと比べると、前記バックライトから出射する光の出射角度範囲をより小さくするように構成される、請求項1に記載のバックライト。 請求項5 前記反射層及び前記プリズム層の一方又は両方が接着性の副層を含み、前記接着性の副層が前記プリズム層及び前記反射層を結合している、請求項1に記載のバックライト。 請求項6 前記接着性の副層が放射線硬化性接着剤を含む、請求項5に記載のバックライト。 請求項7 前記プリズムの少なくとも一部が、前記線状プリズムのピークに平行に延びる長手方向軸線に沿って高さが異なる、請求項1に記載のバックライト。 請求項8 前記プリズムの少なくとも一部が、前記線状プリズムのピークに平行に延びる長手方向軸線に沿ってピッチが異なる、請求項1に記載のバックライト。 請求項9 前記プリズムの第1の組が、前記プリズムの第2の組より高いピーク高さを有する、請求項1に記載のバックライト。 請求項10 前記プリズムが、ほぼ平面的な側面と、約60°〜約170°の範囲の内角とを有する三角プリズムを含む、請求項1に記載のバックライト。 請求項11 前記プリズムが、湾曲した側面を有する、請求項1に記載のバックライト。 請求項12 前記反射層が、多層ポリマー構造を含む、請求項1に記載のバックライト。 請求項13 前記多層ポリマー構造が、第2ポリマー光学層と交互に配置される複屈折性の第1ポリマー光学層を含む、請求項12に記載のバックライト。 請求項14 前記反射体のプリズムピークが、前記光ガイドの入射端にほぼ垂直に配向される、請求項1に記載のバックライト。 請求項15 前記プリズム層のプリズムのピークが、平坦又は丸い、請求項1に記載のバックライト。 請求項16 前記光ガイドが、前記出射面上に配置された光抽出装置を更に含む、請求項1に記載のバックライト。 請求項17 転向フィルムバックライトを作製する方法であって、光ガイドの裏面に沿って背面反射体を配置する工程であって、前記光ガイドの導光部分がほぼ空間的に均一な屈折率を有し、前記背面反射体がほぼ線状のプリズムの列を有するプリズム層と接触した反射層を含み、前記プリズム層のプリズムピークが前記光ガイドの裏面の方向に向くように前記背面反射体が配向される工程と、前記光ガイドの出射面に沿って転向フィルムを配置する工程と、前記光ガイドの入射端に光を供給するように光源を配向する工程と、を含む方法。 請求項18 前記プリズム層及び前記反射層が、ほぼ同一の広がりを持って物理的に直接接触している、請求項17に記載の方法。 請求項19 前記反射層が、多層ポリマー反射体を含む、請求項17に記載の方法。 請求項20 前記反射層が、第2ポリマー光学層と交互に配置される2軸配向された複屈折性の第1ポリマー光学層を含む、請求項17に記載の方法。 請求項21 前記背面反射体を配置する前に、前記反射層及び前記プリズム層を結合する工程を更に含む、請求項17に記載の方法。 請求項22 前記反射層及び前記プリズム層を結合する工程が、前記プリズム層上に反射材料をコーティングする工程を含む、請求項21に記載の方法。 請求項23 前記反射層及び前記プリズム層を結合する工程が、前記反射層上に前記プリズム層を形成する工程を含む、請求項21に記載の方法。 請求項24 前記プリズム層を結合する工程が、前記反射層上に透明材料を付着させる工程と、前記付着した材料に線状プリズムをエンボス加工する工程と、を含む、請求項21に記載の方法。 請求項25 前記プリズム層を結合する工程が、前記反射層上に前記線状プリズムを微細複製する工程を含む、請求項21に記載の方法。 請求項26 前記反射層及び前記プリズム層を結合する工程が、前記反射層と前記プリズム層との間に配置される接着性の副層を使用して前記反射層及び前記プリズム層を結合する工程を含む、請求項21に記載の方法。 請求項27 前記接着性の副層が放射線硬化性接着剤を含む、請求項26に記載の方法。 請求項28 前記反射層及び前記プリズム層を結合する工程が、前記反射層及び前記プリズム層を積層する工程を含む、請求項21に記載の方法。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-02-07| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120207 |
优先权:
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