![]() 排気ガス再循環冷却回路
专利摘要:
本発明は、エンジンラジエータに連結された排気ガス冷却器を備えた分離した冷却回路を含む排気ガスを冷却してエンジン内を再循環させる装置に関する。前記エンジン冷却回路の外側の循環回路により、ほとんどの環境において低温でEGR冷却器に伝達されるクーラントが生じ、それ故、排気ガスの冷却が改良される。 公开号:JP2011508851A 申请号:JP2010541420 申请日:2008-01-03 公开日:2011-03-17 发明作者:グレッズラー,アンソニー 申请人:マック トラックス インコーポレイテッド; IPC主号:F02M25-07
专利说明:
[0001] 本発明は、内燃エンジン用の排気ガス再循環システムに関し、特に、排気ガス再循環システムの冷却装置に関する。] 背景技術 [0002] 排気中の窒素酸化物(NOx)形成を低減するには、排気ガス再循環(EGR)によって内燃エンジンの燃焼温度を低下させる。排気ガスは、排気筒を迂回して冷却、濾過された後、エンジンの吸気と合流する。] [0003] 排気ガスを冷却して再循環させる既知の方法には、排気ガスの熱交換器をエンジン冷却回路に接続する方法や、排気ガスの熱交換器に専用のラジエターと冷却回路を設置したシステムがある。] 発明が解決しようとする課題 [0004] 必要なコストやスペースを最小限に抑えながら、排気ガス温度を可能な限り低下させることが望ましい。] 課題を解決するための手段 [0005] 本発明により、エンジンラジエタークーラントを接続して使用する、排気ガス熱交換器用の冷却回路を備えた装置を開示するが、この装置を、エンジン冷却回路の外部で運転することもできる。] [0006] 本発明に係る装置により、ラジエターを追加するコストやそれに付随する機構の複雑化を伴うことなく、排気ガスの冷却効率を改善することができる。] [0007] 本発明による実施形態において、ラジエターに接続されたエンジンの冷却回路を有するエンジンアセンブリには、クーラントを排気ガスの熱交換器に導入するためのループ又は回路がラジエターに追加接続されている。ほぼ最高レベルまで熱負荷がかかった状態、すなわち最大のエンジン負荷がかかっており、ラム空気の流速が低く、周囲温度が高い状態では、ラジエターから出るクーラントの温度は、エンジンサーモスタットを通るがラジエターを迂回する比較的高温のクーラントと合流するまでは、比較的低温(一般的に約50°C)である。独立した回路を追加することによって、排気ガスを冷却するための低温のクーラントを効果的に得ることができるので、排気ガスの冷却効率が改善される。排気ガスの冷却効率を改善することによって、NOxを減少させるとともに燃費を改善することができる。] [0008] 本発明の実施形態に係る装置は、入口と出口を有するエンジンクーラント冷却用の第1熱交換器又はラジエターと;クーラントをこの熱交換器出口からエンジンに導入するように接続された第1ブランチ、及び、クーラントをエンジンから熱交換器入口に導入するように接続された第2ブランチを有する第1冷却回路と;この第2ブランチと第1ブランチの間に接続されたバイパスブランチと;第2ブランチにおいてこのバイパスブランチに接続されたサーモスタット制御弁であって、熱交換器入口又はバイパスブランチに向かうクーラントの流れを制御するサーモスタット制御弁と;熱交換器出口とバイパスブランチの間で第1ブランチに接続され、且つ、サーモスタット制御弁と熱交換器入口の間で第2ブランチに接続された排気ガス冷却回路と;排気ガス冷却回路に接続された排気ガス冷却用の第2熱交換器を備える。] [0009] 本発明の別の実施形態によると、この装置は、第1ブランチにクーラントポンプを更に備え、これによって、クーラントが第1冷却回路を通るようになっている。] [0010] 必要に応じて、この装置の第1ブランチにおいて、排気ガス冷却回路とバイパスブランチの間にチェック弁を追加して、バイパスブランチから排気ガス冷却回路への流れを防止することもできる。] [0011] 本発明のまた別の実施形態として、この装置の排気ガス冷却回路に排気ガス冷却回路ポンプを追加して、これによって、クーラントが排気冷却回路を通るようにすることもできる。] [0012] 本発明の更に別の実施形態として、排気ガス冷却回路ポンプの流量を制御する手段を追加して、これによって、排気ガスの冷却力を制御するようにもできる。] 図面の簡単な説明 [0013] 本発明の一実施形態に係る、内燃エンジンの排気ガス再循環冷却回路の概略図である。] 実施例 [0014] 図1は、本発明に係る、冷却機能を有する排気ガス再循環システムを備えた内燃エンジン10を極めて単純化して示した概略図である。このエンジン10は、燃料と混合して燃焼させるための吸気14を導入する吸気マニホルド12と、排気筒又は排気管18によって排気物質をエンジンから排出するための排気マニホルド16とを有する。] 図1 [0015] エンジン10は、その内部に、クーラントを流す通路(図示せず)を有する冷却システムを備える。この冷却システムには、熱交換器又はラジエター20が接続されており、これによって、クーラントから熱が伝達されるようになっている。クーラントは、クーラントシステムの第1ブランチ22を介して、エンジン10からラジエター20の入口24に送られる。冷却されたクーラントは、ラジエター20の出口28に接続された第2ブランチ26を介してエンジン10に戻る。クーラントは、(この実施形態では第2ブランチ26に設置されている)ポンプ30によってシステム内を循環する。] [0016] この冷却システムには、サーモスタット制御弁34で制御されるバイパスブランチ32が設置されており、これによって、クーラントの温度がエンジンを作動温度にして維持するための閾値を下回る場合に、クーラントがラジエター入口24を迂回するようになっている。] [0017] 排気ガスの一部は、エンジン吸気14として再循環する。燃焼排気のNOx生成を抑えるには、周知のように、排気ガス再循環プロセスを用いる。排気管18に弁40を追加して、排気ガスを再循環させるタイミングと量を制御できるようにしてもよい。再循環する排気ガスは、第1の管41から排気ガス冷却器42に送られて冷却され、その後、第2の管43から吸気14に合流する。] [0018] 排気ガス冷却器42では、エンジン冷却システムのクーラントと排気ガスの熱交換を行って、排気ガスを冷却する。本発明によると、排気ガス冷却器42のクーラントが循環する回路は、エンジン冷却回路から独立しているが、使用するラジエター20は、同一のものである。排気ガス冷却回路のラジエター出口28とバイパスブランチ32の間には、エンジン冷却システムの第2ブランチ26に接続された第1導管42がある。冷却後のクーラントは、第1導管42を通り、排気ガス冷却器42に導入される。排気ガス冷却器42からは、第2導管44が延びており、これを通って、加熱後のクーラントがラジエター20に導入される。また、第2導管44は、ラジエター入口24とサーモスタット制御弁34の間で第1ブランチ22に接続している。] [0019] 第1導管42には、ポンプ46が設置されており、これによって、クーラントが排気ガス冷却回路を循環する。このポンプ46の流量を、センスした冷却後の排気ガスの温度、或いは、排気ガス冷却器に流入するクーラントの温度と排気ガス冷却器から排出されるクーラントの温度との差に基づいて制御することによって、排気ガスの冷却力を制御することもできる。] [0020] このように、排気ガス冷却回路にラジエター20を直結してクーラントを循環させることによって、クーラントがエンジンによって加熱されることを回避できるので、排気ガス冷却器42に導入するクーラントの温度を可能な限り低くすることができる。その結果、排気ガスの温度をより低く抑えることができるので、排気ガス再循環システムの効率を高めることができる。] [0021] また、排気ガス冷却回路の第2ブランチ26において、第1導管42とバイパスブランチ32の間にチェック弁50を追加して、これによって、クーラントがバイパスブランチ32から排気ガス冷却回路の第1導管42に流入することを防止することもできる。] [0022] 好適な方式や実施形態、構成要素に関連付けて本発明を説明してきたが、当業者には明らかなように、これらの代替物もまた、添付の特許請求の範囲に記載の本発明の範囲に含まれる。]
权利要求:
請求項1 排気ガスを冷却してエンジン内を再循環させる装置であって、入口と出口を有する、エンジンクーラント冷却用の第1熱交換器と、クーラントを前記熱交換器出口からエンジンに導入するように接続された第1ブランチ、及び、クーラントをエンジンから前記熱交換器入口に導入するように接続された第2ブランチを有する第1冷却回路と、クーラントが前記第1熱交換器を迂回するように前記第1ブランチと前記第2ブランチの間に接続されたバイパスブランチと、前記第2ブランチにおいて前記バイパスブランチに接続されたサーモスタット制御弁であって、前記熱交換器入口又は前記バイパスブランチに向かうクーラントの流れを制御するサーモスタット制御弁と、前記出口と前記バイパスブランチの間で前記第1ブランチに接続され、且つ、前記サーモスタット制御弁と前記熱交換器入口の間で前記第2ブランチに接続された排気ガス冷却回路と、前記排気ガス冷却回路に接続された排気ガス冷却用の第2熱交換器とを備える装置。 請求項2 クーラントが前記第1冷却回路を循環するように、前記第1ブランチにクーラントポンプを更に設置した、請求項1に記載の装置。 請求項3 前記バイパスブランチから前記排気ガス冷却回路へ向かう流れを阻止するために、前記第1ブランチの前記排気ガス冷却回路と前記バイパスブランチの間にチェック弁を更に設置した、請求項1に記載の装置。 請求項4 クーラントが前記排気ガス冷却回路を循環するように、前記排気ガス冷却回路に排気ガス冷却回路ポンプを更に設置した、請求項1に記載の装置。 請求項5 前記排気ガス冷却回路ポンプの流量を制御するための手段を更に備える、請求項4に記載の装置。
类似技术:
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-01-10| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120110 | 2012-01-18| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120117 | 2012-04-18| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120417 | 2012-06-13| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120612 |
优先权:
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