专利摘要:
多層透明窓用フィルムは、対向する主表面を有するポリマー支持体層と、支持体層の対向する主表面の少なくとも1つの上にコーティングされる金属層と、金属層上にコーティングされる接着剤層であって、前記接着剤が腐食防止材料を含む接着剤層とを備える。
公开号:JP2011508836A
申请号:JP2010540755
申请日:2008-12-11
公开日:2011-03-17
发明作者:パディヤス,ラグナス
申请人:スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー;
IPC主号:E06B9-24
专利说明:

[0001] 本発明は、一般に、窓用フィルム、より具体的には金属層を含む多層窓用フィルムに関する。]
背景技術

[0002] 金属化窓用フィルムは既知である。米国特許第3,290,203号は、例えば、窓ガラスの内面に接着された、可撓性、透明、金属化シート材料を開示している。金属化窓用フィルムは、典型的には、ポリエステルフィルムのようなポリマーフィルムを含み、これは銅、銀、金、青銅、アルミニウム、ステンレス鋼、ニッケルクロム、及び他の一般的な金属又は金属酸化物でコーティングされている。このような金属材料は、沿岸地域のような、過酷な環境下で腐食する傾向がある。腐食を低減するために、窓用フィルムの縁部を、シリコーン封止剤のような封止剤を用いて封止してもよいが、これは設置コストを増大させる。]
[0003] 金属層の露出縁部の腐食を低減するために、金属層の露出縁部を腐食防止剤で処理してもよい。米国特許第6,090,451号(Barthら)は、例えば、液体封止剤の一部をそれが充満したアプリケータの先端から窓用フィルム縁部に移送するように、封止される窓用フィルムの縁部に沿ってすり接触(wipingcontact)する液体封止剤で充満した多孔質アプリケータの先端を動かすことによる、窓用フィルムの縁部封止法を開示している。]
[0004] 米国特許第6,294,233号(Barthら)は、透明に縁部が封止される窓用フィルムを開示している。窓用フィルムの縁部は、好ましくは、液体溶媒和ポリマー材料により封止され、ポリマー材料は、硬化して、周囲環境による劣化の影響を大幅に最小化する固体透明封止を提供する。]
[0005] 米国特許第4,645,714号(Roche)は、ポリエステルフィルム上に銀を蒸着させ、グリコールジメルカプトアセテートのような銀腐食防止剤を含有する透明アクリレートポリマーのコーティングでそれを守るように被覆することにより形成される、耐久性のある、太陽反射鏡又は蛍光灯用の鏡面反射鏡を開示している。]
発明が解決しようとする課題

[0006] 耐腐食性の窓用フィルム構成体、より具体的には、多層窓用フィルムの銀のような金属層の露出縁部に耐腐食性を付与する、簡単で、安価で、有効な方法に対する要求が存在する。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明は、一般に、耐腐食性の、多層、金属化、視覚的に透明な窓用フィルム構成体を提供する。1つの代表的な実施形態では、本発明は、対向する主表面を有するポリマー支持体層と、支持体層の対向する主表面の少なくとも1つの上にコーティングされた金属層と、金属層上にコーティングされた接着剤層であって前記接着剤が腐食防止材料を含む接着剤層と、を備える透明窓用フィルムを提供する。種々の実施形態では、金属層は、例えば、アルミニウム、亜鉛、銅、銀、金等を含んでもよい。]
[0008] 別の実施形態では、金属層の各側に、誘電材料の層が結合されていてもよい。誘電材料の層は、金属酸化物を含んでもよい。具体的な態様では、誘電体層は、酸化インジウムスズ、酸化チタン、又は酸化亜鉛を含んでもよい。]
[0009] 具体的な実施形態では、腐食防止材料は、グリコールジメルカプトアセテート(GDA)を含んでもよい。]
[0010] 別の代表的な実施形態では、本発明は、対向する第1及び第2の主表面を有するポリマーフィルムと、基材に窓用フィルムを接合するためにポリマーフィルムの第1の主表面上にコーティングされた装着用接着剤層と、ポリマーフィルムの第2の主表面に隣接して配置される腐食防止材料を含む積層接着剤の第1の層と、前記2番目の接着剤に隣接して配置される金属層と、を備える透明窓用フィルムを提供する。より具体的な実施形態では、ポリマーフィルムは、積層接着剤の第2の層に接着接合された第1及び第2のポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを含んでもよい。]
[0011] 1つの実施形態では、装着用接着剤は感圧接着剤を含んでもよく、積層接着剤の第1の層はホットメルト接着剤を含んでもよい。別の実施形態では、金属層は、金属酸化物及び金属の一連の交互層を含んでもよい。金属酸化物としては、酸化インジウム又は酸化インジウムスズを挙げることができる。具体的な実施形態では、金属は銀を含んでもよい。]
[0012] 別の態様では、腐食防止材料を含む積層接着剤の層は、約0.01重量%〜約5重量%の腐食防止材料を含んでもよい。腐食防止材料は、1−オクタデカンチオール(ODT)、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)(TMP)、5−メチル−1H−ベノトリアゾール(MBT)、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)(PTT)、及びグリコールジメルカプトアセテート(GDA)からなる群から選択してもよい。]
[0013] 別の態様では、本発明は、窓に適用される上記のような透明金属化窓用フィルムを含む、窓用フィルム組立品を提供する。]
[0014] 窓用フィルムが構造体からの高周波数(例えば、100MHz〜6GHz)通信信号の漏れを防ぐために使用される場合、導電性の高い金属層を有する窓用フィルムが望ましい。導電性、透過性、及び反射特性の最適な組み合わせを有する窓用フィルムを得るために、金属層に純銀を使用することが望ましい。]
[0015] 銀層は、具体的には、特に窓用フィルムの露出縁部に沿って、水及び塩素のような大気中元素の存在下で腐食する傾向が強い。つまり、窓用フィルム構成体中の銀層をコーティング又は積層フィルムにより保護することができたとしても、銀層はその縁部に沿って周囲環境の腐食性元素に曝される。腐食過程は、例えば塩及び水分の存在下において、周囲温度の上昇により加速される。腐食は、審美的に望ましくなく、また窓用フィルムの性能特性の妨げになる。銀層を腐食から保護するために、銀層は、合金にされる、又は銅若しくは金のような他の金属の層の間に挟まれることが多い。しかしながら、これらの腐食保護方法により、窓用フィルムのコストがかさみ、窓用フィルムの外観及び光透過性が変化し、金属層の導電性が低下する。]
[0016] 多くの場合、近赤外域(800〜2500nm)においては高度な反射を維持しながら、太陽のスペクトルの可視域(400〜800nm)における反射は低い窓用フィルムが望ましい。A/B/A/B...型の配列で誘電体/金属/誘電体の層を有する多層窓用フィルム構成体は、可視域の反射が抑制されるように、個々の層の厚さを調整することにより作製できる。このようなフィルムは、例えば、米国特許第6,007,901号(Maschwitzら)及び同第6,391,400号(Russellら)に記載されている。]
[0017] 本発明は、腐食防止剤が、窓用フィルムに適用された局所的又は表面の処理ではなく、窓用フィルム構成体の一体部分である窓用フィルム構成体を提供する。つまり、本発明は、耐腐食性を得るために窓用フィルムを処理する必要性をなくす。結果として、腐食防止剤の使用は、追加の加工又は設置工程を必要としないため、設置が簡単になり、人件費が下がる。更に、耐腐食性材料を窓用フィルムの構造に組み込むことにより、腐食に対してより完璧で有効な保護が得られる。つまり、本発明は、金属層の縁部だけでなく、金属層全体が耐腐食性である、窓用フィルム構成体を提供する。]
[0018] 本発明の利点は、耐腐食性のある金属層−(それがなければ腐食する傾向がある)−を有する窓用フィルムを提供することである。他の利点としては、多層金属化窓用フィルム構成体において、金属層の露出縁部の耐腐食性を改善する工程の、迅速、容易、かつコスト効率のよい方法を提供することである。本発明の別の利点は、銀層に改善された耐腐食性を提供することであり、これは銀層を有する窓用フィルムの寿命及び性能を改善する。更に別の利点は、多くの最終用途において、耐腐食性が改善されたことによって、困難で、面倒で、時間のかかる作業である、窓用フィルムの縁部封止の必要性をなくすことができる。]
図面の簡単な説明

[0019] 本発明は、以下の添付図面を参照することで更に説明される。
本発明による窓用フィルムの簡略型の拡大断面図。
本発明の別の実施形態の拡大断面図。]
実施例

[0020] 本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用するとき、用語「ポリマー」又は「ポリマー性」は、ポリマー、コポリマー(例えば、2種以上の異なるモノマーを用いて形成されるポリマー)、オリゴマー及びこれらの組み合わせ、並びに混和性ブレンド中で形成され得るポリマー、オリゴマー、又はコポリマーを含むと理解される。]
[0021] 図面を参照すると、図1は、窓を通して電磁波の通過を選択的にフィルタリングする多層窓用フィルム複合体2を示す。窓用フィルム2は、対向する主表面4a、4bを有するポリマー支持体層4と、支持体層4の一方の主表面4bに隣接して配置される金属層6と、支持体層4の反対側で金属層に隣接して配置される接着剤層8とを備える。] 図1
[0022] 支持体層4は、例えば多層フィルム、及び2軸延伸ポリプロピレン又はポリエチレンテレフタレート(PET)で形成されたフィルムを含む、日照調整又は防護フィルムに一般的に使用される任意の透明ポリマーフィルムであってもよい。特に好適な支持体層は、51マイクロメートル(2mil)のポリエチレンテレフタレート(PET)層である。他の好適なフィルムとしては、ポリビニルブチラール(PVB)フィルム、及び米国特許第5,427,842号(Blandら)及び同第5,604,019号(Blandら)(これらは参考として本明細書に組み込まれる)に記載されているフィルムが挙げられる。支持体層4に好適なフィルムは、3M Company(St.Paul、MN)から、商品名SCLL400フィルム及び51マイクロメートル(2mil)SCLL150フィルムとして入手可能である。]
[0023] 金属層6は、銀、金、銅、青銅、亜鉛、アルミニウム、ステンレス鋼、ニッケル、クロム等のような一般的な金属、金属酸化物、及びこのような材料の組み合わせで形成してもよい。1つの代表的な実施形態では、金属層6は銀で形成される。別の実施形態では、金属層6を、誘電材料の間に挟んでもよい。つまり、金属層6の各側に、誘電材料の層が結合されていて、それによりA/B/A/B...型の配列の誘電体/金属/誘電体の層を形成してもよい。誘電材料の層は、例えば、酸化インジウムスズ、酸化チタン、及び酸化亜鉛のような金属酸化物を含んでもよい。]
[0024] 接着剤層8は、金属層6が支持体層4と接着剤層8との間に挟まれるように、金属層6に隣接して配置される。接着剤層8は、例えば、アクリレート感圧接着剤及び水活性化接着剤を含む、窓ガラスの板のような基材に日照調整又は防護フィルムを貼着するために一般的に用いられるもののいずれかであってもよい。]
[0025] 窓用フィルム2は、対向する第1の主表面10及び第2の主表面12と、周辺縁部表面14とを備える。周辺縁部表面は、左側縁部14a及び右側縁部14bと、前側及び後側縁部(図示せず)を備える。金属層6は、窓用フィルム2の周辺縁部表面14に沿って大気条件に曝されるため、窓用フィルム2が最も腐食を受けやすいのは縁部14に沿った部分である。]
[0026] 本発明の1つの態様に従って、窓用フィルム2(金属層6が周囲条件に曝される)の縁部14に沿った腐食の程度は、チオール(メルカプタンと呼ばれることが多い)のような腐食防止材料を接着剤層8に組み込むことにより、抑制又は低減することができることが発見された。したがって、本発明は、一般に、腐食防止材料を窓用フィルム構成体に一体化することを含む。]
[0027] 好適な腐食防止材料としては、メルカプト酢酸、3−メルカプトプロピオン酸、11−メルカプトウンデシル酸、チオフェノール、ジフェニルジスルフィド、N−(2−ヒドロキシエチル)メルカプトアセトアミド、2,2’−ジメルカプトジエチルエーテル、2,2’−ジメルカプトジエチルチオエーテル、1,2−エタンジチオール、及び3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、グリコールビス(3−メルカプトプロピオネート)、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)、オクタデシルメルカプタン、ジセチルジスルフィド、オクタデシルチオグリコレート、1−オクタデカンチオール(ODT)、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)(TMP)、5−メチル−1H−ベノトリアゾール(MBT)、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)(PTT)、及びグリコールジメルカプトアセテート(GDA)が挙げられる。]
[0028] 用いられる具体的な腐食防止材料に応じて、接着剤層8中の腐食防止材料の濃度は、腐食防止材料の乾燥固形分の少なくとも約0.001重量%、少なくとも約0.01重量%、又は少なくとも約0.05重量%から、腐食防止材料の乾燥固形分の約7重量%以下、約6重量%以下、及び約重量5%以下の範囲であってもよい。驚くべきことに、乾燥固形分の0.05重量%程度の腐食防止剤の濃度が、有効に腐食を低減することが見出されている。接着剤中の腐食防止材料の量を一定の水準を超えて増加させると、接着剤の接着特性に影響を与える場合があることも見出されている。よって、接着剤中に存在する腐食防止材料の好ましい量は、所望の水準の耐腐食性を達成し、また接着剤の接着特性を維持するのに十分な量である。つまり、接着剤中に存在する腐食防止剤の量は、接着剤の所望の特性を損なうことなく、所望の水準の金属層の耐腐食性を達成するのに必要な量である。]
[0029] 図2を参照すると、金属層に、具体的には金属層の縁部に耐腐食性を付与するよう機能する、腐食防止剤を含む接着剤層を有する、別の金属化窓用フィルム20が示されている。] 図2
[0030] 窓用フィルム20は、窓ガラスの板のような基材表面に窓用フィルム20を接着接合するよう機能する装着用感圧接着剤(PSA)層26上に配置された剥離ライナ22を備える。ライナ22は、例えば、25.4マイクロメートル(1mil)のポリエチレンテレフタレート(PET)の層であってもよい。ライナ22は、窓用フィルム20を表面に適用する前の窓用フィルム20の保管及び取扱中にPSA層26を保護するために設けられ、設置の前に取り除かれPSA層26を露出させる。]
[0031] 装着用接着剤26層に隣接するのは、それぞれ、第1のポリマーフィルム層28、第1の積層接着剤の層30、第2のポリマーフィルム層32、及び第2の積層接着剤の層34である。]
[0032] 第1及び第2のポリマーフィルム層28、32は、例えば、耐引き裂け性フィルムであってもよい。第1及び第2のポリマーフィルム層28、32は、同じフィルムであってもよく、又は異なるフィルムであってもよい。好適なフィルムとしては、ポリビニルブチラール(PVB)フィルム、及び米国特許第5,427,842号(Blandら)及び同第5,604,019号(Blandら)(これらは参考として本明細書に組み込まれる)に記載されているフィルムが挙げられる。第1及び第2の耐引き裂け性ポリマーフィルム層28、32に好適である具体的なフィルムは、それぞれ3M Company(St.Paul、MN)から入手可能なSCLL400フィルム及び51マイクロメートル(2mil)SCLL150フィルムである。]
[0033] 好適な積層接着剤としては、ホットメルト接着剤及びアクリルPSAが挙げられる。好適なホットメルト接着剤は、Shell Chemical Company(Akron、Ohio)により商品名VITELポリエステルホットメルト接着剤として販売されている非晶質ポリエチレンテレフタレート(PET)である。好適なアクリルPSAは、イソオクチルアクリレート及びアクリルアミドを含む。具体的なアクリルPSAとしては、3M Company(St.Paul、MN)から、商品名90/10 IOA/AA又は95/5 IOA/アクリルアミドアクリルPSAとして入手可能なものが挙げられる。窓用フィルムの1つの態様によれば、第2の積層接着剤の層34は、接着剤層8に関して上記したような腐食防止材料を含む。]
[0034] 第2の積層接着剤の層34に隣接するのは、酸化インジウム(III)(InO)36a及び銀(Ag)36bの一連の交互層を含む金属層36である。酸化インジウムスズ(ITO)を、InOの代わりに用いてもよい。金属層36に隣接するのは、ポリマー支持体層38である。支持体層38は、例えば、51マイクロメートル(2mil)のポリエチレンテレフタレート(PET)層であってもよい。金属層36及び支持体層38の組み合わせ(図2では文字「A」と表記する)は、100MHz〜6GHz及び120GHz〜40THzの範囲の周波数において電磁波を減衰させるためのフィルタリングフィルムを画定する。好適なフィルムは、例えば、米国特許第4,613,530号(Hoodら)、及び同第4,799,745号(Meyerら)に記載されており、これらは参考として本明細書に組み込まれる。好適なフィルムとしては、Southwall Technologies(Palo Alto、CA)から入手可能なEMI/RFI遮蔽フィルムが挙げられる。フィルタリングフィルム「A」に好適である特殊フィルムは、Southwall Technologiesから入手可能なXEM2.4フィルムである。] 図2
[0035] 任意のハードコート40を支持体層38上に設けて、耐久性及び引っ掻き耐性の改善された窓用フィルム20を提供する。ハードコートに好適な材料としては、Rohm&Haas(Philadelphia、Pa)から入手可能なAcryloid A−11及びParaloid K−120N;米国特許第4,249,011号に記載されており、Sartomer Corp.(Westchester、Pa)から入手可能なもののようなウレタンアクリレート;及び脂肪族ポリイソシアネート(例えば、Miles,Inc.(Pittsburgh、Pa)から入手可能なDesmodur N−3300)とポリエステル(例えば、Union Carbide(Houston、Tex)から入手可能なTone Polyol 0305)との反応から得られるウレタンハードコートが挙げられる。]
[0036] 装着用接着剤26の層、並びに積層接着剤の層30、34は、腐食防止材料が金属層36に隣接する積層接着剤の層34に組み込まれ、それにより金属層36に耐腐食性を付与するということを除き、当業者に既知である従来の接着剤から選択できる。接着剤層はまた、紫外線吸収剤又は他の任意成分のような添加剤を含んでもよい。]
[0037] 発明の概念から逸脱することなく上述される発明の様々な変更や修正ができることは、当業者には理解されよう。したがって、本発明の範囲は、本出願に記載の構造に限定すべきではなく、特許請求の範囲の文言によって記載の構造物及びそれらの均等物によってのみ限定されるものである。]
权利要求:

請求項1
(a)対向する主表面を有するポリマー支持体層と、(b)前記支持体層の対向する主表面の少なくとも1つの上にコーティングされる金属層と、(c)前記金属層上にコーティングされる接着剤層であって、接着剤が腐食防止材料を含む接着剤層と、を備える、透明窓用フィルム。
請求項2
前記接着剤層が、約0.01重量%〜約5重量%の腐食防止材料を含む、請求項1に記載の窓用フィルム。
請求項3
前記金属層が本質的に銀からなる、請求項1に記載の窓用フィルム。
請求項4
前記金属層が、アルミニウム、亜鉛、銅、銀、及び金のうちの少なくとも1種を含む、請求項1に記載の窓用フィルム。
請求項5
前記金属層の各側に、誘電材料の層が結合されている、請求項4に記載の窓用フィルム。
請求項6
前記誘電材料の層が金属酸化物を含む、請求項5に記載の窓用フィルム。
請求項7
前記誘電体層が、酸化インジウムスズ、酸化チタン、及び酸化亜鉛のうちの少なくとも1種を含む、請求項6に記載の窓用フィルム。
請求項8
前記腐食防止材料がグリコールジメルカプトアセテート(GDA)である、請求項1に記載の窓用フィルム。
請求項9
(a)対向する第1及び第2の主表面を有するポリマーフィルムと、(b)窓用フィルムを基材に接合させるために、前記ポリマーフィルムの第1の主表面上にコーティングされる装着用接着剤の層と、(c)前記ポリマーフィルムの第2の主表面に隣接して配置される腐食防止材料を含む積層接着剤の第1の層と、(d)第2の接着剤に隣接して配置される金属層と、を備える、透明窓用フィルム。
請求項10
前記ポリマーフィルムが、積層接着剤の第2の層に接着接合される第1及び第2のポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを含む、請求項9に記載の窓用フィルム。
請求項11
前記装着用接着剤が感圧接着剤を含む、請求項10に記載の窓用フィルム。
請求項12
前記積層接着剤の第1の層がホットメルト接着剤を含む、請求項11に記載の窓用フィルム。
請求項13
前記金属層が金属酸化物及び金属の一連の交互層を含む、請求項12に記載の窓用フィルム。
請求項14
前記金属酸化物が酸化インジウム及び酸化インジウムスズのうちの少なくとも1種である、請求項13に記載の窓用フィルム。
請求項15
前記金属が銀を含む、請求項14に記載の窓用フィルム。
請求項16
前記積層接着剤の第1の層が、約0.01重量%〜約5重量%の腐食防止材料を含む、請求項15に記載の窓用フィルム。
請求項17
前記腐食防止材料が、1−オクタデカンチオール(ODT)、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)(TMP)、5−メチル−1H−ベノトリアゾール(MBT)、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)(PTT)、及びグリコールジメルカプトアセテート(GDA)からなる群から選択される、請求項16に記載の窓用フィルム。
請求項18
(a)窓枠と、(b)前記窓枠内に配置される、対向する主表面を有する窓ガラスと、(c)前記窓ガラスの対向する主表面のうち少なくとも1つに隣接して配置される、請求項9に記載の窓用フィルムと、を備える、窓組立品。
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引用文献:
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