![]() 記録チャネルにおける適応等化のためのシステムおよび方法
专利摘要:
本発明の様々な実施形態は、適応的に等化を行うためのシステムおよび方法を提供する。例えば、本発明の様々な実施形態は、等化器回路(210)および目標フィルタ回路(265)を有するデータ処理システムを提供することを含む適応等化のための方法を提供する。等化器回路は、少なくとも部分的に等化器係数(215)に基づいて、等化を実施する。本方法はさらに、等化器回路からの第1の出力、および目標フィルタ回路からの第2の出力に基づいて誤差(285)を生成することを含む。符号間干渉成分(295)は、誤差(285)から抽出され、等化器勾配(226)を計算するために使用される。少なくとも部分的に等化器勾配(226)に基づいて、等化器係数(215)が計算される。 公开号:JP2011508519A 申请号:JP2010539543 申请日:2008-10-27 公开日:2011-03-10 发明作者:ジンフェン,リウ;ソング,ホングウェイ;パーク,ジョンセウン;マシュー,ジョージ;リー,ユアン,シン 申请人:エルエスアイ コーポレーション; IPC主号:H04B3-06
专利说明:
[0001] 関連出願の相互参照 本出願は、「Near Optimal Adaptive Equalization for Recording Channels」と題する、Mathewらによって2007年12月21日に出願された米国特許出願第61/016,231号に対する優先権を主張する(その出願の本出願である)。前述の出願の全体は、あらゆる目的で参照により本明細書に組み込まれる。] [0002] 本発明は、データ転送のためのシステムおよび方法に関し、より詳細には、データ転送に関してデータを等化するためのシステムおよび方法に関する。] 背景技術 [0003] 記録チャネルの自然な、制御されていない符号間干渉(ISI)は、非常に長くなりうる。チャネル検出器中でこの符号間干渉を補償することは、複雑であり、かつ多くのハードウェアを必要とする。その複雑さを最小限に抑えるために、チャネル等化器をチャネル検出器の前で使用することができる。このような等化器により提供される信号対雑音比は、チャネル検出器の複雑さを低減できるような度合いをもたらす。等化器の信号対雑音比は適正な目標の選択に依存するが、このような目標選択は簡単な仕事ではなく、それ自体かなりの複雑さを含む可能性がある。] [0004] さらに、このような目標選択は、通常、事前に行われるものであり、システムの動作中には静的な目標が使用される。このため、チャネルの動的な動作に応じて、目標が有効であることも、有効でないこともありうる。静的な目標選択に伴う問題を回避するために、ユーザプログラム可能な目標がしばしば使用される。このタイプの目標は、システムの変化が検出された場合、ユーザによる変更を可能にする。ユーザプログラム可能な適切な目標を選択することは、しばしば、所望する目標値に達するために、試行比較手法に依拠する。妥当な目標値が決定された後、その値は、問題のチャネルをサポートする半導体装置中にプログラムされる。このプロセスは、チャネル間の変化のいくつかを補償することを可能にするが、探索空間内の各点に対して、対応する検出エラーレートの探索および計算を必要とする非常に時間のかかるプロセスである。さらに、このような手法は、所与のチャネルの変化する特性を容易に補償するものではない。] 発明が解決しようとする課題 [0005] したがって、少なくとも前述した理由により、等化器の目標選択を提供するための先進のシステムおよび方法が当技術分野で求められている。] 課題を解決するための手段 [0006] 本発明は、データ転送のためのシステムおよび方法に関し、より詳細には、データ転送に関して、データを等化するシステムおよび方法に関する。] [0007] 本発明の様々な実施形態は、適応等化のための方法を提供する。このような方法は、等化器回路および目標フィルタ回路を有するデータ処理システムを提供することを含む。等化器回路は、少なくとも部分的に等化器係数に基づいて等化を行う。本方法はさらに、等化器回路からの第1の出力、および目標フィルタ回路からの第2の出力に基づいて誤差を生成することを含む。符号間干渉成分が誤差から抽出され、等化器勾配を計算するために使用される。少なくとも部分的に等化器勾配に基づいて等化器係数が計算される。] [0008] 前述の実施形態のいくつかの例では、本方法はさらに、等化器回路に対して、各セクタがいくつかのサンプルを有するいくつかのセクタを有する記憶媒体から導出されるデータ入力を提供することを含む。場合によっては、符号間干渉を抽出することは、サンプルごとに行われ、また等化器係数を計算することは、セクタごとに行われる。] [0009] 前述の実施形態の様々な例では、目標フィルタ回路は、少なくとも部分的に目標係数に基づいてデータ入力のフィルタリングを行う。このような例では、本方法はさらに、少なくとも部分的に誤差に基づいて目標勾配を計算すること、および少なくとも部分的に目標勾配に基づいて目標係数を計算することを含む。場合によっては、目標係数および等化器係数は制約される。場合によっては、目標係数を計算することは、セクタごとに行われる。] [0010] 本発明の他の実施形態は、更新可能な等化器係数に基づいてデータ入力を等化し、かつ等化された出力を提供するように動作可能な等化器回路を含む等化回路を提供する。回路はさらに、少なくとも部分的に目標係数に基づいてデータ入力のフィルタリングを行い、かつ目標出力を提供するように動作可能な目標フィルタ回路を含む。目標出力と等化された出力の間の差分を決定し、かつ誤差出力を提供する誤差計算回路が含まれる。データ依存型平均回路は、誤差出力の符号間干渉成分を抽出し、また勾配累積回路は、少なくとも部分的に誤差出力の符号間干渉成分に基づいて、等化器勾配を計算するように動作可能である。等化器係数計算回路は、等化器勾配を受け取り、かつ更新可能な等化器係数を計算する。] [0011] 前述の実施形態のいくつかの例では、データ入力は、いくつかのサンプルをそれぞれが有するいくつかのセクタを有する記憶媒体から導出される。場合によっては、符号間干渉を抽出することは、サンプルごとに行われ、データ依存型平均回路は、サンプルごとに演算して誤差出力の符号間干渉成分を抽出し、また等化器係数を計算することは、セクタごとに行われる。] [0012] 前述の実施形態のいくつかの例では、勾配累積回路はさらに、目標勾配を計算するように動作可能である。このような例では、回路はさらに、目標勾配を受け取り、かつ更新可能な目標係数を計算する目標係数計算回路を含む。いくつかのこのような例では、データ入力は、いくつかのサンプルをそれぞれが有するいくつかのセクタを有する記憶媒体から導出され、また目標係数計算回路は、セクタごとに更新可能な目標係数を計算する。] [0013] さらに本発明の他の実施形態は、伝送媒体からデータを受信するように動作可能な受信装置を含む送信装置を提供する。受信装置は、更新可能な等化器係数に基づいてデータ入力を等化し、かつ等化された出力を提供するように動作可能な等化器回路を含む。回路はさらに、少なくとも部分的に目標係数に基づいてデータ入力のフィルタリングを行い、かつ目標出力を提供するように動作可能な目標フィルタ回路を含む。目標出力と等化された出力の間の差分を決定し、誤差出力を提供する誤差計算回路が含まれる。データ依存型平均回路は、誤差出力の符号間干渉成分を抽出し、また勾配累積回路は、少なくとも部分的に誤差出力の符号間干渉成分に基づいて、等化器勾配を計算するように動作可能である。等化器係数計算回路は、等化器勾配を受け取り、更新可能な等化器係数を計算する。場合によっては、送信装置は記憶装置であり、また伝送媒体は、磁気記憶媒体である。他の例では、送信装置は通信装置であり、また伝送媒体は無線伝送媒体である。] [0014] この要約は、本発明のいくつかの実施形態の全体的な概要を提供するに過ぎない。本発明の多くの他の目的、特徴、利点、および他の実施形態は、以下の詳細な説明、添付の特許請求の範囲、および添付の図面からさらに十分に明らかとなろう。] [0015] 本発明の様々な実施形態のさらなる理解は、本明細書の残りの部分で述べる諸図を参照することにより得られるはずである。諸図において、同様の参照番号は、いくつかの図を通して同様のコンポーネントを示すために使用される。いくつかの例では、小文字からなる副表示は、複数の同様のコンポーネントの1つを示すために参照番号と関連付けられている。既存の副表示への指定のない参照番号が参照される場合、それは、このような複数の同様のコンポーネントのすべてを指すことが意図されている。] 図面の簡単な説明 [0016] 本発明のいくつかの実施形態による適応等化システムに関して使用できる誤差決定のためのボーレート・モデルを示す図である。 本発明の様々な実施形態による適応等化システムを示す図である。 本発明の1つまたは複数の実施形態による適応等化のための方法を示す流れ図である。 本発明の様々な実施形態による適応等化器および目標係数計算回路を有する読取りチャネルを含む記憶システムを示す図である。 本発明の異なる実施形態による適応的目標化および等化を有する受信装置を含む通信システムを示す図である。] 実施例 [0017] 本発明は、データ転送のためのシステムおよび方法に関し、より詳細には、データ転送に関するデータを等化するためのシステムおよび方法に関する。] [0018] 本発明の様々な実施形態は、チャネル等化のためのシステムおよび方法を提供する。場合によっては、このような実施形態は、チャネル等化を2つの別個のオペレーションに分離する。第1のオペレーションでは、任意の残留符号間干渉を最小化するように、最適な目標および等化器係数が決定される。第2のオペレーションでは、データ依存型のノイズ予測が実現される。問題を2つのオペレーション(すなわち、等化器および目標係数の決定とノイズ予測フィルタと)に分割することにより、それぞれの最適化を、性能を損なうことなく、一緒に、または別々に設計することができる。場合によっては、最適な目標および等化器係数のために閉形式を用いることができる。他の場合では、適応アルゴリズムが実施される。適応型の実施形態の一つの利点として、最適な目標を求める手動探索は不要となり、適応計算を介してシステムは最適な目標を特定することが可能になる。さらに、目標および等化器係数は、時間で変化するチャネル条件下であっても、最適な範囲内にとどまる。] [0019] 図1を参照すると、誤差信号185の構成成分の分離を説明するために使用されるボーレート・モデル100が示されている。具体的には、ダウンストリーム検出器(図示せず)により提供される理想出力105は、記憶媒体に書き込まれる非ゼロ復帰記録(NRZ)ビットを表す。理想出力105が、ビット応答(出力xm[n]を提供するビット応答ブロック130hb[k]により表される)、およびインパルス応答(出力xl[n]を提供するインパルス応答ブロック125hi[k]により表される)に印加される。ビット応答およびインパルス応答は、以下の式により表すことができる。 チャネルが帯域制限され、かつ理想的なアナログのフロントエンド(すなわち、 のカットオフ周波数を有する理想的なローパスフィルタ)が使用されると仮定すると、アップストリームのアナログ−デジタル変換器(図示せず)の出力における信号のボーレートは、以下の式により表すことができる。 この場合、xl[n]は、線形な符号間干渉成分を示し、xm[n]は、媒体ノイズ成分を示し、xr[n]は電子的ノイズ成分を示し、またhb[n]およびhi[n]は、ボーレート・サンプルhb[t−0.5T]およびhi[t]をそれぞれ示しており、またv[n]は帯域制限された電子ノイズのボーレート・サンプルを示す。ノイズから符号間干渉を分離するモデルを使用することにより、符号間干渉成分に対処するために最適化された主要な目標と、ノイズ成分に対処するために最適化された1群のノイズ予測フィルタとの開発を可能にする。このような分離により、それぞれの問題に独立して対処することが可能になり、場合によっては、最適化がより容易になり、かつより高度の最適化が可能になる。] 図1 [0020] 導出のために、選択される目標ブロック120により示される主要な目標の形式は、以下により与えられる。 ただし、0≦α≦1は、DC成分ブロック135により実施される目標のDC成分の制御を可能にするようにプログラム可能なパラメータである。目標ブロック120では、g[i]ただし、i=0、1、・・・、Ng−1は目標係数を示し、また遅延ブロック115では、Dは1ビットの遅延演算子を示している。αをゼロに選択した場合、目標のDC成分は、その基となる未処理のチャネルに依存することになる。] [0021] ボーレート・モデル100では、等化器ブロック110は、等化器係数、u[k]ただし、k=0、1、・・・、Nu−1を用いる等化器出力の計算を表す。遅延ブロック115は、チャネル入力から等化器出力に対して遅延、moを実施することを表す。出力d[n]は、目標ブロック120の出力を表す。この情報に基づいて、出力誤差信号e[n]は、以下のように表すことができる。 前述の式を用いると、誤差信号e[n]を構成成分に分解することができる。 ただし、el[n]は残留符号間干渉を示し、em[n]は媒体ノイズ成分を示し、またer[n]は電子ノイズ成分を示している。これに基づいて誤差信号の構成成分は、以下の式によって定義される。 この場合、xl、n=[xl[n]、xl[n−1]、・・・、xl[n−Nu+1]]T、vn=[v[n]、v[n−1]、・・・、v[n−Nu+1]]T、およびxm、n=[xm[n]、xm[n−1]、・・・、xm[n−Nu+1]]Tである。a[n]、τ[n]、およびv[n]は相互に独立しているので、el[n]、em[n]、およびer[n]は相互に非相関であることに留意されたい。] [0022] Nu=10である場合における本発明の特定の一実施形態では、以下の制約が、目標ブロック120および等化器ブロック110に対して課せられる。 ただし、φ1、φ2、およびφ3は、アプリオリに選択される定数である。制約は、以下のように表すことができる。 この場合、ioは、すべてが1のNg×1ベクトルであり、ikは、k=3、4、5に対して「1」である位置kを除いて、すべてが0のNg×1ベクトルである。前述のものは、4番目のタップが等化器の主タップであると仮定している。当業者であれば、等化器および目標フィルタに対して適切なこれらの制約にいくつかの変形形態のあることを理解されよう。] [0023] 目標ブロック120により表される主要な目標、g[k]を設計するための提案の手法の背景にある原理は、残留符号間干渉のパワーを最小化することである。この考えを用いると、目標設計に対する閉形式手法を、本発明の1つまたは複数の実施形態により実施することができる。そのようにするために、符号間干渉のパワーは、以下のように表すことができる。 ここで、E{*}は、統計的な期待値演算子を示す。このことから、Pisiは、前に定義した制約を受けて最小化される。] [0024] 前述の制約された最小化の基となるラグランジュ費用関数は、以下により与えられる。 ただし、λ=[λ2、λ3]Tおよび{λ1、λ2、λ3}は、ラグランジュ乗数である。uおよびgに関するL(u、g、λ1、λ2、λ3)の勾配は、以下により与えられる。 uおよびgに付いて解くと、以下の式が得られる。 前の式を用いると。以下の行列方程式が定義される。 前の行列方程式を用いてラグランジュ乗数{λ1、λ}について解いた後、最適な等化器および目標係数を、上記で述べた等化器および目標係数方程式から得ることができる。] [0025] 相関行列 の(i、j)番目の要素は、以下のように計算することができる。受け取ったデータビットa[n]が独立同一分布(i.i.d)であると仮定すると、以下の定義式が得られる。 ただし、δ(k)は、k≠0のとき「0」であり、k=0のとき「1」である。] [0026] 適応アルゴリズムを開発するステップの1つは、誤差信号185から残留符号間干渉を推定することである。これは、誤差信号185のデータ依存型平均を実施することにより行うことができる。電子ノイズ(v[n])および位置ジッタ(τ[n])は、ゼロ平均ランダム過程であり、データ・ビット(a[n])から独立しているので、データ依存型平均回路290(図2で示す)により提供される誤差信号185の平均は、媒体ノイズおよび電子ノイズからの影響を効果的に除去し、平均として、各パターンに対して、残留符号間干渉成分を残すことになる。] 図2 [0027] 当技術分野で知られている制約された最小2乗平均アルゴリズムの原理を用いて、等化器係数および目標係数を計算するための適応手法を開発することができる。具体的には、等化器係数および目標係数を計算するための式を、以下のように導くことができる。 ただし、μuおよびμgは、それぞれ、等化器および目標に対する適応ステップ・サイズである。この場合、ed、k[n]は、瞬間nにおける残留符号間干渉の推定である。量Θu[n]およびΘg[n]は、上記の式(1a〜1c)で述べた制約を、 が満たすようにするはずの摂動(perturbation)の最小量を決定することにより得られる。すなわち、Θu[n]およびΘg[n]は、以下のラグランジュ費用関数を最小化することによって得られる。 ただし、2×1ベクトルλu[n]およびスカラーλg[n]はラグランジュ乗数である。] [0028] 前述のことから考えて、Θu[n]およびΘg[n]に関するLuおよびLgの勾配は、それぞれ、以下により与えられる。 前述の勾配をゼロに設定し、かつ上記の式(1)の制約を適用することにより、Θu[n]およびΘg[n]に対する最適値を決定することができる。このようにすることにより、以下の式が得られる。 代入することにより、以下の式が導かれる。 直前の式が、制約 を満たすことを検証することができる。 なので、前の式は簡単化することができ、更新された等化器係数215(図2で示す)および更新された目標係数270(図2で示す)に対する以下の式が得られる。] 図2 [0029] 例として、Nu=10、Ng=3の場合、かつデジタル有限インパルス応答フィルタ110の主タップが、4番目のタップである場合、更新された等化器係数および更新された目標係数に対する前の式は、以下のように簡単化することができる。 であり、u3は、すべてのnに対して常にφ2に等しく設定される。] [0030] 有限精度効果(finite precision effect)により、適応された係数は、制約が満足される領域から離れてゆっくりとドリフトする可能性がある。したがって、場合によっては、適応アルゴリズムは、式(4)ではなく、上記の式(3)に基づいて実施される。式(3)に対応する等化器のためのタップに関する(tap-wise)適応方程式は、以下のように簡単化されて書くことができる。 式(3)に対応する目標のための適応方程式は、次のように簡単化して書くことができる。 ただし、すべてのnに対して、u3[n]=φ2である。] [0031] 図2を参照すると、適応等化システム200が、本発明の様々な実施形態により示されている。適応等化システム200は、デジタル有限インパルス応答フィルタ210として実装された等化器を含む。デジタル有限インパルス応答フィルタ210は、一連のデジタル・サンプル205、x[n]を受け取り、等化プロセスを実施し、対応する一連の等化されたサンプル220、y[n]を提供する。本発明のいくつかの実施形態では、デジタル・サンプル205は、アナログ−デジタル変換器(図示せず)により提供される。いくつかの場合、デジタル・サンプル205は、磁気記憶媒体から導出されたアナログ入力に対応する。他の場合、デジタル・サンプル205は、通信チャネルから導出されたアナログ入力に対応する。本明細書で提供される開示に基づいて、当業者であれば、デジタル・サンプル205に対して様々な供給源のあることを理解されよう。等化プロセスは、更新された等化器係数215により支配される。以下でさらに十分に述べるように、更新された等化器係数215は適応的に計算され、したがって、時間で変化するチャネル条件に合わせて調整することができる。等化器は、デジタル有限インパルス応答フィルタとして実装されるが、本発明の異なる実施形態に関しては、他のタイプの調整可能な等化器を使用できることに留意されたい。] 図2 [0032] 等化されたサンプル220は、検出プロセスを実施しかつ理想出力230、a[n−Md]を提供する検出器225に送られる。ただし、Mdは検出器の待ち時間である。検出器225は、元の入力を再生成できる検出アルゴリズムを実施できる当技術分野で知られた任意の検出器とすることができる。等化されたサンプル220はまた、遅延値240、Moにより、等化されたサンプルを遅延させ、遅延された出力245、y[n−Mo]を提供する遅延回路235へと送られる。理想出力230、a[n−Md]は、遅延回路250に送られ、そこで、Mo=Md+Nlのように、遅延値255、Nlだけ遅延される。ただし、Nlは、残留符号間干渉推定で使用される先行する成分の数である。得られた遅延出力260、a[n−Mo]は、遅延出力245と時間で整列される。遅延出力260は、更新された目標係数270に従って動作する目標フィルタ265に送られる。目標フィルタ265は、目標出力275、d[n−Mo]を提供する。目標出力275は、加算要素280を用いて、遅延出力245から減算される。減算の結果は、誤差信号285、e[n−Mo]である。誤差信号285は、等化器、デジタル有限インパルス応答フィルタ210の出力と、目標フィルタ265を介して処理された後の理想出力230との間の差分を表す。] [0033] 誤差信号285および遅延出力260は、データ依存型平均回路290に送られる。データ依存型平均回路290は、誤った等化成分(すなわち、符号間干渉(el[n]))を、誤差信号285の他の構成成分から分離する。電子ノイズ(v[n])および位置ジッタ(τ[n])は、ゼロ平均ランダム過程であり、データ・ビット(a[n])から独立しているので、データ依存型平均回路290により提供される誤差信号285を平均することは、媒体ノイズおよび電子ノイズからの影響を効果的に除去し、平均として、各パターンに対して、残留符号間干渉成分を残す。したがって、データ依存型平均回路290のデータに依存する平均出力295(ed、k[n])は、符号間干渉、または誤差信号285の誤った等化成分(el[n])と近似的に等しい。] [0034] データ依存型平均は、以下の手法に従って行うことができる。ただし、パターン長さはNcビットであり、n番目の瞬間である。現在の瞬間nの近傍に対称的にデータ・パターンのウィンドウを配置すると、以下のものが得られる。 Ncが奇数の場合、 であり、 Ncが偶数の場合、 である。次いで、残留符号間干渉成分は、以下の式により推定することができる。 である。この場合、Adは、すべての可能なNcビットのデータ・パターンのNc×2Nc行列であり、Ad(:、k)は、Adのk番目の列を指し、またnkは、Adのk番目の列に対応するデータ・パターンが、最高n番目の瞬間まで入力データ・シーケンス中で生じた回数である。 に関する式で記載されるようにデータ・パターンのウィンドウを配置することは、ed、k[n]における後行する符号間干渉と、先行する符号間干渉を共に捕捉することになる。しかし、本発明のいくつかの実施形態では、パターン・ウィンドウは、良好な等化および検出性能を提供するために、先行する符号間干渉に焦点を当てるように以下の式に従って配置することができる。 当業者であれば、上記で述べたデータ依存型平均プロセスはまた、指数平均、一様平均、ウィンドウ処理平均など、任意の平均方法を用いて実施できることが理解されよう。] [0035] データに依存する平均出力295は、勾配累積回路201に送られる。さらに、勾配累積回路201は、遅延出力260、a[n−Mo]、およびデジタル・サンプル205、x[n]の遅延されたバージョンを受け取る。デジタル・サンプル205の遅延されたバージョンは、遅延出力206、x[n−Mo]と表示されており、遅延出力260と時間で整列される。これらの入力に基づいて、勾配計算回路201は、以下の式により、等化勾配226および目標勾配231を計算する。] [0036] 等化勾配226および目標勾配231は、適応等化器係数および目標係数計算回路211に送られる。適応等化器係数および目標係数計算回路211は、更新された等化器係数215をデジタル有限インパルス応答フィルタ210に提供し、また更新された目標係数270を目標フィルタ265に提供する。本発明のいくつかの実施形態では、更新された等化器係数215は、上記の式(3a)に従って計算されるが、その式を便宜のために次に再現する。 である。このような実施形態では、更新された目標係数270は、上記の式(3b)に従って計算され、その式を便宜のために以下に再現する。 である。本発明の他の実施形態では、更新された等化器係数215は、上記の式(4a)に従って計算され、その式を便宜のために以下に再現する。 このような実施形態では、更新された目標係数270は、上記の式(4b)に従って計算され、その式を便宜のために以下に再現する。] [0037] 本発明のいくつかの実施形態では、前述の適応手法を実施することは、適応目的だけに使用され、かつサンプルごとに影響を受けることのない主信号経路上の目標フィルタおよび等化器から離れて存在する別個の目標フィルタおよび等化器を使用する。このような手法は、ブランチメトリックおよびパスメトリックを計算しながら検出器内部にある目標係数の適応させた値を用いる必要性を回避する。しかし、この手法は、主信号経路と並列に、さらなる目標フィルタおよび等化器を必要とするので、多数のハードウェアを使用する。他の実施形態は、変更された適応戦略を用いることにより、追加のハードウェアによるコストを回避する。更新された等化器係数および更新された目標係数は、セクタ当たり1回だけ適応される。いくつかの場合、この適応は、各セクタの最後に1回行われる。このようにする場合、等化器および目標フィルタに対する瞬時勾配が、セクタ全体にわたり連続するすべてのサンプルに対して計算される。セクタの終わりで、またはセクタ中の何らかの点で、累積された勾配が、更新された等化器係数および更新された目標係数を計算するために使用される。] [0038] 結果として得られた、等化器および目標係数を適応させるためのアルゴリズムは、図3の流れ図300に関して述べられている。流れ図300によると、等化器および目標係数が、選択された制約内の値に初期化される(ブロック305)。初期の等化器係数はuで表し、初期の目標係数はgで表す。式(1a)〜(1b)で与えられた制約に対して、任意の所与の目標ベクトルg=[g0、g1、g2]Tおよび等化器ベクトルu=[u0、u1、・・・、u9]]Tは、以下のように制約を満たすようにすることができる。 またi=0、1、5、6、・・・、9に対するuiは、変化しないままである。当業者であれば、上記の制約を満たす手法は、どのような長さおよびタイプの線形の制約を受ける等化器および目標ベクトルに対しても容易に一般化できることが理解されよう。得られた、制約を満たす等化器係数および目標係数は、主信号経路の等化器および目標フィルタに適用される。処理されたデータの各セクタに対して、等化器計算および目標計算のそれぞれに対する勾配ベクトルが、ゼロに初期化される(ブロック310)。等化器勾配はquで表し、目標勾配はqgで表す。次いで、現在の瞬間に対応するデータ・パターンad、nが抽出される(ブロック315)。これは、上記の式(5)、すなわち、 に従って行うことができる。主信号経路中の等化器出力における誤差が、次いで、計算される(ブロック320)。これは、図1に関して上記で述べた以下の式に従って行うことができる。 その瞬間に対応する残留符号間干渉(ed、k[n])が、次いで抽出される(ブロック325)。このプロセスは、セクタからのいくつかのサンプルにわたり繰り返される。場合によっては、それは、セクタ中のあらゆるサンプルに対して繰り返される。各セクタの後の部分で、等化器および目標フィルタに対応する勾配が累積される(ブロック330)。場合によっては、これは、セクタからのサンプルの後半にわたり行われる。勾配は、以下の式に従って計算され、累積される。 ただし、qu[n]およびqg[n]は、瞬間nにおける累積された勾配を示し、Nsは、セクタ中のビット数である。場合によっては、乗数0.5は、セクタ中のどこで累積を開始するように設計されているかに応じて、変更できることに留意されたい。さらに、場合によっては、等化器勾配の計算は、例えば、xn−M0に代えてsign(xn−M0)を使用することにより、簡単化することができる。] 図1 図3 [0039] 次いで、セクタの終わりに達したかどうかを判定する(ブロック335)。セクタの終わりにまだ達していなかった場合(ブロック335)、ブロック310〜330のプロセスは、後続するサンプルに対して繰り返される。一方、セクタの終わりに達していた場合(ブロック335)、等化器係数は更新され、目標係数も更新され、さらに制約される(ブロック340、345、350)。本発明のいくつかの実施形態では、等化器係数は、上記で示唆された以下の式に従って更新され、制約される。 このような実施形態では、目標係数は、上記で示唆された以下の式に従って更新され、制約される。 本発明の他の実施形態では、等化器係数は、上記で示唆された以下の式に従って更新され、制約される。 ただし、u3は常にφ2と等しく設定される。このような実施形態では、目標係数は、上記で示唆された以下の式に従って更新され、制約される。 ただし、u3は常にφ2と等しく設定される。この場合、qu、i[Ns]およびqg、i[Ns]は、それぞれ、累積された勾配ベクトルqu[Ns]およびqg[Ns]におけるi番目およびj番目の係数であり、i=0、1、・・・、9、およびj=0、1、2である。] [0040] 図4を参照すると、適応等化器および目標係数計算回路410を有する読取りチャネルを含む記憶システム400が、本発明の様々な実施形態に従って示されている。記憶システム400は、例えば、ハード・ディスク・ドライブとすることができる。組み込まれた適応計算回路は、受け取ったデータ・ストリームに基づいて、等化器および目標係数を適応的に計算することができる。したがって、適応計算回路は、上記の図1〜図3に関して上記で述べたものに従って実施することができる。さらに、記憶システム400は、インターフェース・コントローラ420、前置増幅器412、ハード・ディスク・コントローラ466、モータ・コントローラ468、スピンドル・モータ472、ディスク・プラッタ478、および読取り/書込みヘッド476を含む。インターフェース・コントローラ420は、ディスク・プラッタ478とのデータのアドレス指定およびタイミングを制御する。ディスク・プラッタ478上のデータは、読取り/書込みヘッド・アセンブリ476により、そのアセンブリがディスク・プラッタ478上に適正に位置決めされたときに検出できる磁気信号の群からなる。典型的な読取りオペレーションでは、読取り/書込みヘッド・アセンブリ476は、ディスク・プラッタ478上の所望のデータ・トラック上に、モータ・コントローラ468により正確に位置決めされる。モータ・コントローラ468は、ハード・ディスク・コントローラ466の指示下で、ディスク・プラッタ478上の適正なデータ・トラックへと、読取り/書込みヘッド・アセンブリを移動することにより、ディスク・プラッタ478に対して読取り/書込みヘッド・アセンブリ476を位置決めすると共に、スピンドル・モータ472を駆動する。スピンドル・モータ472は、ディスク・プラッタ478を、所定の回転速度(RPM)で回転させる。] 図1 図2 図3 図4 [0041] 読取り/書込みヘッド・アセンブリ476が適正なデータ・トラックに隣接して配置された後、スピンドル・モータ472によりディスク・プラッタ478が回転されると、読取り/書込みヘッド・アセンブリ476により、ディスク・プラッタ478上のデータを表す磁気信号が感知される。感知された磁気信号は、ディスク・プラッタ478上の磁気データを表す、連続する、微小なアナログ信号として提供される。この微小なアナログ信号は、読取り/書込みヘッド・アセンブリ476から、前置増幅器412を介して、読取りチャネル・モジュール410へと転送される。前置増幅器412は、ディスク・プラッタ478からアクセスされた微小なアナログ信号を適合させるように動作可能である。さらに、前置増幅器412は、ディスク・プラッタ478に書き込まれる予定の、読取りチャネル・モジュール410からのデータを適合させるように動作可能である。一方、読取りチャネル・モジュール410は、受け取ったアナログ信号を復号し(適応的に目標化し、かつ等化することを含む)、デジタル化して、ディスク・プラッタ478に、当初書き込まれた情報を再現する。このデータは、読取りデータ403として受信回路に送られる。書込みオペレーションは、前の読取りオペレーションとは実質的に反対であり、書込みデータ401は読取りチャネル・モジュール410に提供される。このデータは、次いで符号化されて、ディスク・プラッタ478に書き込まれる。] [0042] 図5を参照すると、適応的目標化および等化を有する受信装置595を含む通信システム591が、本発明の異なる実施形態により示されている。通信システム591は、当技術分野で知られているように、転送媒体597を介して符号化された情報を送信するように動作可能な送信装置593を含む。符号化されたデータは、受信装置595により転送媒体597から受信される。受信装置595には、適応等化器および目標係数計算回路が組み込まれる。組み込まれた適応計算回路は、受信したデータ・ストリームに基づいて、等化器および目標係数を適応的に計算することができる。したがって、適応計算回路は、図1〜図3に関して上記で述べたものに従って実施することができる。本明細書で提供される開示に基づいて、当業者であれば、本発明の諸実施形態に従って等化および目標化を行うことのできる様々な媒体を理解するであろう。] 図1 図2 図3 図5 [0043] 最後に、本発明は、等化および目標フィルタリングを実施するための新規なシステム、装置、方法、および構成を提供する。本発明の1つまたは複数の実施形態の詳細な説明が上記で与えられてきたが、本発明の趣旨を変えることなしに、様々な代替形態、変更形態、および均等な形態が、当業者には明らかであろう。したがって、上記の説明は、本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではなく、本発明は、添付の特許請求の範囲により定義される。]
权利要求:
請求項1 適応等化のための方法であって、データ処理システムを提供することを含み、前記データ処理システムが等化器回路および目標フィルタ回路を含み、前記等化器回路が、少なくとも部分的に等化器係数に基づいて等化を行うものであり、さらに、前記等化器回路からの第1の出力と前記目標フィルタ回路からの第2の出力とに基づいて誤差を生成し、前記誤差の符号間干渉成分を抽出し、前記符号間干渉成分を使用して等化器勾配を計算し、そして、少なくとも部分的に前記等化器勾配に基づいて、前記等化器係数を計算する、方法。 請求項2 前記等化器回路にデータ入力を提供することをさらに含み、各セクタがいくつかのサンプルを有するいくつかのセクタを有する記憶媒体から前記データ入力が導出される、請求項1に記載の方法。 請求項3 前記符号間干渉を抽出することがサンプルごとに行われる、請求項2に記載の方法。 請求項4 前記等化器係数を計算することがセクタごとに行われる、請求項3に記載の方法。 請求項5 前記目標フィルタ回路が少なくとも部分的に目標係数に基づいてノイズ予測フィルタリングを行い、少なくとも部分的に前記誤差に基づいて目標勾配を計算し、そして、少なくとも部分的に前記目標勾配に基づいて、前記目標係数を計算する、ことをさらに含む請求項1に記載の方法。 請求項6 前記目標係数が制約される、請求項5に記載の方法。 請求項7 前記目標係数を計算することがセクタごとに行われる、請求項5に記載の方法。 請求項8 前記目標勾配が、以下の式、により計算され、また前記目標係数が、以下の式、により計算される、請求項5に記載の方法。 請求項9 前記等化器係数が制約される、請求項1に記載の方法。 請求項10 前記等化器勾配が以下の式、により計算され、また前記等化器係数が以下の式、により計算される、請求項1に記載の方法。 請求項11 前記誤差の符号間干渉成分を抽出することが、誤差値のデータ依存型平均を実施することを含む、請求項1に記載の方法。 請求項12 更新可能な等化器係数に基づいてデータ入力を等化し、等化された出力を提供するように動作可能な等化器回路と、少なくとも部分的に目標係数に基づいて前記データ入力をフィルタし、目標出力を提供するように動作可能な目標フィルタ回路と、前記目標出力と前記等化された出力の間の差分を決定し、誤差出力を提供する誤差計算回路と、前記誤差出力の符号間干渉成分を抽出するデータ依存型平均回路と、少なくとも部分的に前記誤差出力の前記符号間干渉成分に基づいて、等化器勾配を計算するように動作可能な勾配累積回路と、前記等化器勾配を受け取り、前記更新可能な等化器係数を計算する等化器係数計算回路と、を備える適応等化回路。 請求項13 前記データ入力が、いくつかのサンプルをそれぞれが有するいくつかのセクタを有する記憶媒体から導出される、請求項12に記載の回路。 請求項14 前記データ依存型平均回路が、前記誤差出力の前記符号間干渉成分を抽出するために、サンプルごとに演算する、請求項12に記載の回路。 請求項15 前記等化器係数計算回路が前記更新可能な等化器係数をセクタごとに計算する、請求項14に記載の回路。 請求項16 前記目標係数が更新可能な目標係数であり、目標勾配を計算するように前記勾配累積回路がさらに動作可能であり、前記目標勾配を受け取り、前記更新可能な目標係数を計算する目標係数計算回路をさらに備える、請求項12に記載の回路。 請求項17 前記データ入力が、いくつかのサンプルをそれぞれが有するいくつかのセクタを有する記憶媒体から導出され、また前記目標係数計算回路が、セクタごとに前記更新可能な目標係数を計算する、請求項15に記載の回路。 請求項18 前記更新可能な目標係数および前記更新可能な等化器係数が制約される、請求項16に記載の回路。 請求項19 送信装置であって、前記送信装置が、伝送媒体からデータを受け取るように動作可能な受信装置を含み、前記受信装置が、更新可能な等化器係数に基づいてデータ入力を等化し、等化された出力を提供するように動作可能な等化器回路と、少なくとも部分的に目標係数に基づいて前記データ入力のフィルタリングを行い、目標出力を提供するように動作可能な目標フィルタ回路と、前記目標出力と前記等化された出力の間の差分を決定し、誤差出力を提供する誤差計算回路と、前記誤差出力の符号間干渉成分を抽出するデータ依存型平均回路と、少なくとも部分的に前記誤差出力の前記符号間干渉成分に基づいて等化器勾配を計算するように動作可能な勾配累積回路と、前記等化器勾配を受け取り、かつ前記更新可能な等化器係数を計算する等化器係数計算回路とを備える、送信装置。 請求項20 前記送信装置が記憶装置であり、前記伝送媒体が磁気記憶媒体である、請求項19に記載の送信装置。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
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