专利摘要:
ユーザ端末からネットワークノードに報告するチャネル品質指標(CQI)を制限するための方法が提供される。ここで、ユーザ端末が低送信動作モードおよび/または低受信動作モードで動作している時に、ユーザ端末は例えば基地局等のネットワークノードにCQIレポートを送信することができる。制限されたCQIレポートは、1つ以上の所定のルールに従って報告をトリガーすることにより得られる。所定のルールは、ネットワークノードからユーザ端末に提供される、CQI特有の情報に少なくともある程度は依存している。提案された方法に従って動作するよう適合されたユーザ端末およびネットワークノードもまた提供される。
公开号:JP2011508512A
申请号:JP2010539373
申请日:2008-12-01
公开日:2011-03-10
发明作者:ムハンマド カズミ,;ロン フー,;ジンギ リァオ,;ステファン ワゲル,
申请人:テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル);
IPC主号:H04W24-10
专利说明:

[0001] 本発明は、一般的に通信システムにおいてCQIレポートを制限するための方法と構成に関するものであり、さらに特に、拡張CELL_FACH状態においても条件付きCQIレポートを提供するための方法と構成に関する。]
背景技術

[0002] 高速ダウンリンクパケット(HSDPA)はWCDMAの更なる発展形であり、ダウンリンクにおける相当に高速なビットレートを可能にするものである。ネットワークがこれらの改善を達成するためには、現在のチャネル品質に関するいくつかの指標がネットワークに提供されなければならない。この情報に基づいて、適切な準備がネットワークにおいて実行され、要求されるデータ転送をダウンリンクに提供することができる。この目的のために、チャネル品質指標(CQI:Channel Quality Indicator)が使用される。ユーザ端末(UE:User Equipment)からネットワークに対してCQIを転送する目的は、CQIから得られる情報を使用して、ネットワークが、検索した情報に基づいて、例えば、チャネルに依存したスケジューリング、リンク適合、およびダウンリンク電力割り当て等の、種々のタスクを行うことができるようにすることである。]
[0003] WCDMAにおいては、IDLE、CELL_PCH、URA_PCH、CELL_FACH、およびCELL_DCHのRRC状態が使用される。図1は、UE100と基地局101とが関与するCQI転送に対する典型的なシナリオを示す。UE100と基地局101とは情報の交換に関与する。] 図1
[0004] 第1のステップ1:1において、基地局101は参照信号をUE100に送信する。参照信号は、UE100によって現在のダウンリンクのチャネル品質を求めるために使用される。UE100は、受信した参照信号に基づいてダウンリンクのチャネル品質を求めた後に、1つ以上のCQIを基地局101に送信する。これは第2のステップ1:2に示されている。基地局101は、CQIレポートの内容を使用して、例えば、リンク適合、リソース割り当て、電力制御、およびスケジューリング等のタスクを実行する。取得した情報の適切な処理が基地局101において終了した後に、次のステップ1:3において、UE100には、例えば、得られたリンク適合等の、実行されたタスクの結果が通知される。そして、それぞれの準備に引き続いて、その割り当てられたリソースを介してダウンリンク送信が実行される。これは最後のステップ1:4で示されている。]
[0005] CELL_DCH状態においては、ダウンリンクデータ送信とリソース割り当てとは、HS−PDSCHチャネルとHS−SCCHチャネルとを介して実行される。リリース5の特徴である、HSDPAでは、CELL_DCH状態のHS−DPCCHにおけるアップリンクが使用されてCQIおよびACK/NACKがネットワークに伝送される。]
[0006] 報告されるCQIは、通常は、ダウンリンクのチャネル品質を表す。このダウンリンクのチャネル品質は、UEが10%のブロック誤り率で受信することができるであろうと考えられる、特定の変調および符号化を使用した場合の特定の転送ブロックサイズに対応している。WCDMAに対する、CQIと転送ブロックサイズとの間の、この型のマッピングは、3GPP技術仕様25.214の中で規定されている。従って、UEからネットワークに報告されたCQIによって、ネットワークは、次に行われる送信に対する適切な転送ブロック(TB:Transport Block)サイズを選定することができる。従って、このCQIによって、ダウンリンクの送信レートを最適化して拡張することができる。]
[0007] TBは、1dBの分解能で[1,31]にわたることができる。ダウンリンク送信のために使用することができるサイズで、1に等しいTBサイズは最小のサイズであり、31に等しいTBサイズ最大のサイズである。しかしながら、現在使用されている最大のTBサイズは30であり、サイズが31のTBは将来使用することができる。報告されるCQIの、種々の異なる変調および符号化スキームに対するTBサイズへのマッピングは、3GPP標準規格TS25.214においてさらに詳細に規定されている。]
[0008] CQIレポートは、典型的に、周期的に実行される。これはまたCQI帰還周期(フィードバックサイクル)と呼ばれている。この報告は、高位の層のシグナリングを通してネットワークが調整することができる。CQI帰還周期は送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)によって表現される。現在可能なCQI帰還周期の値は、0、2、4、8、10、20、40、80、および160TTIである。アップリンクの不連続送信が使用される場合には、一時的にCQIレポートをスイッチオフすることにより、アップリンク干渉を低減することができる。]
[0009] リリース5においては、UE受信機の動作性能に対する要求条件は、UEのベースラインの古典的なRAKE受信機のみに基づいている。対応する動作性能要求条件は、一般に、3GPP技術仕様TS25.101において、最小の動作性能要求条件として規定されている。]
[0010] またリリース6以上のリリースにおいては、機能強化されたUE受信機の動作性能要求条件が規定されている。これらの要求条件を満足し、対応する適合試験に合格するために、UEは、例えば、受信機ダイバーシティ、チップレベル等化器、および/または汎用RAKE(G−rake)受信機等の高機能受信機の特徴を備えなければならないであろう。これら拡張した要求条件の規定の目的は、明らかに、ダウンリンクのビットレートを大幅に増大させることである。]
[0011] WCDMAの用語表現においては、種々の高機能受信機に対するUE受信機動作性能要求条件は、現在までに、機能強化された受信機タイプ1、タイプ2、タイプ3、およびタイプ3iとして規定されている。しかしながら、受信機動作性能の規定の拡張は、UE販売業者が規定された拡張要求条件を超える高機能受信機を設備することを排除はしない。]
[0012] 現在では、HSDPAが可能なUEは、通常、そのカテゴリーを、例えば、1つのTTIにおけるコードまたはビットの数の最大値という形で、この情報がネットワークに転送されるときに報告する。しかしながら、UEは、例えば機能強化された受信機タイプ等の、自分の機能強化された受信機に関するいずれの能力も報告はしない。結果として、ネットワークは、UEに設備されている機能強化された受信機のタイプについて全く情報を持っていない。しかしながら、最適な動作性能を得るために、例えば、スケジューラ等の、基地局における種々の異なる機能が機能強化されたUE受信機の能力を十分に利用できることが最も重要である。高機能受信機を有するUEは、ダウンリンクの信号対干渉および雑音電力比(SINR:Signal−to−Interference and Noise Ratio)に関して、ベースラインRAKE受信機を使用した場合と比較して、よりよい推定値を得るであろう。]
[0013] CQIは基本的には、SINRから導出され、SINRは共通パイロットチャネル(CPICH:Common Pilot Channel)に基づいて推定される。従って、報告されたCQIは暗黙に、受信機の実際の動作性能を表している。これは、より性能を向上させた受信機を装備したUEは、比較的高い値のCQIを報告できるであろうことを意味し、それにより、ネットワークは、UEに対してより高いデータレートをスケジュールすることができ、従って、UEからより高い動作性能が得られるであろうということを意味する。]
[0014] リリース7において、新しい特徴(しばしば拡張(enhanced)CELL_FACH状態と呼ばれる)が導入された。この特徴によって、例えば、IDLEモード状態、CELL_PCH状態、URA_PCH状態、またはCELL_FACH状態等の、低いRRC動作の状態における、例えば、ページングまたは小さいパケット等の、一般的に低いビットレートのデータを、HS−DSCH転送チャネルの上にマッピングすることができる。この特徴の主な利点は、これらのいずれの低い動作状態においても、ページングまたはデータは、迅速にUEに送信することができる点である。これは、HS−DSCHの上でのスケジューリングが基地局において行われ、HS−DSCHはTTIに基づいて複数のUEの間で共有されるからである。このTTIは基本的に2msの周期を有する。]
[0015] さらに、現状技術に従えば、拡張CELL_FACH状態におけるUEとネットワークとの間の伝送は、UEはスケジューリング情報をHS−SCCHを介して、すなわち、CELL_DCH状態における場合と同様の様式で受信するという事実によって特徴付けられる。しかしながら、拡張CELL_FACH状態では、UEがCQIまたはACK/NACKを報告するためのHS−DPCCHチャネルを得ることができず、従って、この状態では、リンク適合も、チャネルに依存したスケジューリングも不可能であろう。さらに、ネットワークは、固定数のHARQ送信、すなわち、最初の送信と必要時にはいつでも規定された数までの再送信とをブラインドに送信する。しかしながら、HARQ合成はUEで実行することができる。]
[0016] しかしながら、リリース7およびそれ以後のリリースでは、いずれの低動作のRRC状態(すなわち、アイドルモード状態、URA_PCH状態、CELL_PCH状態、およびCELL_FACH状態)においても、高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH)の使用が可能である。このオプションによって、PCH転送チャネルとFACH転送チャネルとを共有チャネル(すなわち、HS−DSCH)へマッピングすることが可能になる。しかしながら、アップリンク負荷を最小にするためには、これらの状態のいずれの状態にあるUEも、ネットワークに対していずれのCQIを報告することも許可されない。]
[0017] リリース8においては、さらなる改善が規定された。リリース8では、E−DCH活性化をイネーブルすることにより、アップリンクにおけるCELL_FACHが改善された。ここでは、例えば、基地局は共通E−DCHに対するリソースおよび要求されるダウンリンク制御チャネルに対するリソースを制御する。これらのチャネルは、フラクショナル専用チャネル(F−DPCH)、E−DCHHARQ確認応答指示チャネル(E−HICH)、および、E−DCH絶対グラントチャネル(E−AGCH)である。共通E−DCHの構成はBCCHの上で報知され、BCCHはE−DCHを使用して短いパケットを送信することができる。しかしながら、CELL_DCHにおける場合と異なり、拡張CELL_FACHにおけるE−DCHの確立段階はずっと短く、その結果、高速な呼設定、高速なパケット送信、および総合遅延の低減を実現することができる。]
[0018] 既に上記で述べたように、CQIレポートは、現在は、拡張CELL_FACH状態においては行われていない。これは、ネットワークは、この状態にある場合には、適応的な変調または符号化スキームを使用する等して行う、チャネルに依存したスケジューリングも、リンク適合も実行することができないということを意味する。さらに、HS−PDSCHまたはいずれか他のダウンリンク物理チャネルの上でのダウンリンク電力制御は、CQIレポートがないために、この状態にある場合には正確に実行することができない。]
[0019] CQIレポートがないことに起因する、拡張CELL_FACH状態における別の主要な影響は、ネットワーク事業者に対して、機能強化された受信機に対する要求条件を規定する動機を与えない点である。実際は、拡張CELL_FACHシナリオにおける動作性能に対する最小の要求条件だけは、これまでに規定されてはいる。]
[0020] 高機能受信機の動作性能要求条件は、それぞれの物理チャネルに対して個別に規定される点に注意することが大切である。一方で、高機能受信機を使用することによりユーザスループットは増加するが、一方ではまた、経費とUE電池の電力消費が増加する。従って、高機能受信機は、厳密に、動作性能に対する要求条件が存在するチャネルの上でだけ動作させることであろう。このことは、CELL_DCH状態におけるHSDPAに対する機能強化された受信機の要求条件は、拡張CELL_FACH状態におけるHSDPA受信に対しても機能強化された受信機が使用できるということを意味するものではない。]
[0021] 上記で指摘したように、現在の拡張CELL_FACH状態の特徴に関わる主要な問題点は、CQIレポートがないために、ダウンリンクのスケジューリングはダウンリンクの無線状態に関する知識なしに行われるという点である。このことは、チャネルに依存したスケジューリングおよびリンク適合は不可能であって、従って、この欠点の結果、スループットに関わる動作性能は大幅に貧弱になるということを意味する。現在の無線条件を考慮せずに、固定数(例えば、3または4)のHARQ再送信を行うことは、無線リソースを浪費することになる。実際、この手法に関する主要なボトルネックは、現状では、いずれのUE販売業者にとっても、拡張CELL_FACH状態におけるデータ受信に対して高機能受信機を設備することに対するいずれの理由も動機もないという点である。しかしながら、いずれかの種類のCQIレポートがあれば、それは、UEに高機能受信機を設備する動機付けになるであろう。]
[0022] 上記で挙げた欠点に対する、1つの明らかでかつ直接的な解決策は、現在CELL_DCH状態において行われているように、正規のCQIレポートスキームを定義することにより、拡張CELL_FACH状態に対しても従来の行程に従うことである。しかしながら、この手法に関する第1の心配は、拡張CELL_FACH状態ではUEに特化したチャネルは動作しておらず、従来のCQIレポートスキームは、維持できない負荷をRACHチャネルの上に負わせることになる可能性がある。RACHチャネルは、リリース7において規定されているように、拡張CELL_FACH状態において現在ただ1つのアップリンク送信モードにあるチャネルである。さらに、CQIレポートは、拡張CELL_FACH状態では、CELL_DCH受信のシナリオの場合と比較して、実際に同じ頻度である必要はない。]
[0023] スウェーデン国特許出願第0602299−0号明細書において、CQI閾値が提案されている。この閾値はセルまたはUEに特化することができて、ネットワークから複数のUEに送信される。そして、このCQI閾値よりも低いCQIを持つそれぞれのUEは、新しいCQIをネットワークに報告することが要求される。この解決策の1つの不十分さは、新しいCQIを測定してネットワークからUEに転送することを決定するには、動的にCQIを転送するメカニズムに対してさえも遅延が伴うであろうという点である。第2に、無線条件が急速に変化した場合には、いくつかのUEはよい状態と悪い状態との間を高速に移動する可能性があり、多くのユーザがより高い頻度でCQIの報告を開始するという厳しい危険が生じ、それによってアップリンク負荷が増加する可能性がある。]
[0024] 従って、アップリンク負荷に対して負の影響を与えない、統制のとれたCQIレポートを可能とすることが期待される。]
[0025] 本発明の目的は、上記で述べた問題点の少なくともいくつかを解決することである。さらに具体的にいえば、本発明の目的は、ユーザ端末が低送信動作モードおよび/または低受信動作モードにある場合でも、ユーザ端末とネットワークノードとの間で制限されたCQIレポートを行うことを可能にするための方法と、この方法を実行するよう適合されたユーザ端末とネットワークノードとを提供することである。]
[0026] 1つの視点に従えば、ユーザ端末から、例えば、基地局等のネットワークノードへの、チャネル品質指標(CQI:Channel Quality Indicator)レポートを制限するための方法が提供される。本方法は、ユーザ端末が低送信動作モードおよび/または低受信動作モードで動作していると判定された場合には、少なくとも1つのCQIレポートをネットワークノードに送信できるように規定される。CQIレポートは、1つ以上の所定のルールに従って、ユーザ端末においてトリガーされる。所定のルールは、少なくともある程度は、ネットワークノードから提供されるCQI特定情報に依存する。]
[0027] ユーザ端末からネットワークノードへのCQIレポートをいつ送信するべきかを規定するトリガールールは、複数の異なる基準の内の1つ以上の基準に基づくことができる。複数の異なる基準は、例えば、推定されたCQIに対応する転送ブロックサイズとユーザ端末が受信した転送ブロックサイズとの間の比較、推定されたCQIと所定の閾値との間の比較、推定されたCQIとユーザが受信した転送ブロックに対して要求される再送信の数との間の比較、前記ネットワークノードからユーザ端末に提供されるCQIレポートを行う確率、および/または、少なくとも一部はネットワークノードによって決定されたスケーリングされたCQI帰還周期、等である。]
[0028] トリガールールは、単一の基準に基づくこともできるし、異なる基準の組み合わせに基づくこともできる。]
[0029] 提案するCQIレポートは、例えば、RACHまたはE−DCH等の、種々の異なる通信手段を介して実行することができる。さらに、送信は、無線リソース層(Radio Resource Layer)または媒体アクセス層(Medium Access Layer)を介して実行することができる。]
[0030] 別の視点に従えば、ユーザ端末もまた提供される。このユーザ端末は、ユーザ端末が低送信動作モードおよび/または低受信動作モードにある時に、ユーザ端末に対して規定されたルールとネットワークノードから提供されるトリガー情報とに従ってネットワークノードにCQIレポートを報告するよう適合される。]
[0031] また、さらに別の視点に従えば、ネットワークノードが提供される。このネットワークノードは、低送信動作モードおよび/または低受信動作モードにあるユーザ端末におけるCQIレポートのトリガーを、トリガーに関連する情報をユーザ端末に転送することにより制御するよう適合される。]
[0032] 提案するオプションによって、低動作モードにおけるCQIレポートを効率よく報告する様式が可能になる。]
[0033] 例えばRACH等の共通チャネルの上でCQIレポートを実行するいくつかの実施形態においては、本発明は、使用するチャネルの上での衝突を最小にすることができるというさらなる利点を有する。]
[0034] 提案するメカニズムを実施することにより、チャネルに依存したスケジューリング、ダウンリンク電力制御、およびリンク適合を、低動作モードにおいて、より効率よく実行することができる。]
[0035] さらに、CQIを介して得られる情報は、ネットワークを支援して低動作モードにおける総合的な動作性能を改善することができるので、UEに高機能受信機を設備する動機をUE販売業者に対して与えることもできる。]
[0036] 拡張CELL_FACH状態においてCQIレポートを制限するいくつかの実施形態に従えば、ここで提案するメカニズムを導入した結果得られる別の利点は、拡張CELL_FACHにおけるHSDPAの動作性能は、高機能受信機が既にUEの中で使用されているCELL_DCHにおける対応する動作性能と比較して劣らないということが保証される点である。]
[0037] 本発明の、他の目的、利点、および新しい特徴は、添付の図面とともに、以下に示す本発明の詳細な記述から明らかになるであろう。これらの目的等は、主に、添付した独立請求項に従った解決策によって達成することができる。]
[0038] 本発明のさらなる特徴と利益は、以下の詳細な記述から明らかになるであろう。]
[0039] 本発明は、典型的な実施形態によって、また添付の図面を参照することにより、以下でより詳細に記述されるであろう。]
図面の簡単な説明

[0040] 従来技術に従った、従来のスケジューリングの概念の基本的な概観図である。
低動作モードにおいて、制限されたCQIレポートをユーザ端末からネットワークノードへ行うことを可能にするためにユーザ端末が行う、1つの実施形態に従った方法を示すフローチャートである。
低動作モードにおいて、制限されたCQIレポートをユーザ端末からネットワークノードへ行うことを可能にするためにネットワークノードが行う、1つの実施形態に従った方法を示すフローチャートである。
低動作モードにおいて、制限されたCQIレポートをユーザ端末からネットワークノードへ行うことを可能にするためにユーザ端末が行う、別の代替的実施形態に従った方法を示す別のフローチャートである。
制限されたCQIレポートをユーザ端末からネットワークノードへ行うことを可能にするための、さらに別の実施形態に従った方法を示すさらに別のフローチャートである。
それぞれ、図2または4または5、および図3のいずれかを参照して記述した実施形態の内のいずれかに従った方法を実行するよう適合された典型的な実施形態に従った、ユーザ端末とネットワークノードとのブロック図である。] 図2 図3
実施例

[0041] ある特定な高機能受信機がUEに設備されることを保証するためには、対応する機能強化された受信機の動作性能要求条件がさらに規定されなければならない。しかしながら、このステップは、UEが拡張CELL_FACH状態においてもCQIをレポートできる場合にのみ動機付けがなされる。それを達成するためには、追加的な経費が生じUEの電力消費が増大することと、エンドユーザの動作性能が拡張されること(すなわち、より高いユーザスループットが得られること)との間でトレードオフを行わなければならなくなる可能性が大きいであろう。]
[0042] 拡張CELL_FACH状態では、UEとネットワークとの間のCQIレポートには、典型的に、RACH送信が関与するであろう。しかしながら、頻度の高いCQI送信によってアップリンク送信の負荷が高くなることにより、RACHの上での衝突が生ずる可能性がある。また、ネットワークは、拡張CELL_FACH状態における場合には、HSDPA送信を行うために、また、受信したCQIを処理するために、限られた利用可能なリソースしか有していない可能性がある。結果として、高い頻度のCQIレポートは、システムにとって何らの利益にもならない可能性があり、従って、拡張CELL_FACH状態において、UEからネットワークへのCQIレポートの送信を、必要と思われる時にはいつでも制限できるよう適合されたメカニズムが要求される。]
[0043] 上記で挙げた問題点は拡張CELL_FACH状態において、より重要ではあるが、UEがどの状態にいるかに拘わらず、アップリンク送信の負荷を低減することは有益であるという点に注意を要する。本発明は、特に、アップリンク送信のオーバヘッドを低減することが重要である、他の任意の状態または動作モードにおいて使用することができるであろう。これは、UEが低送信動作および/または低受信動作にある場合に特に要求される。いくつかの例としては、UEが、RRC状態に拘わらず、不連続受信(DRX)モードおよび/または不連続送信(DTX)モードで動作している場合である。これらの動作モードにおいては、UEは、CQIの測定に対して、またはCQIレポートに対して、または測定と報告とに対して、機会が少なくなる。WCDMAにおいては、CELL_FACH状態と同様にCELL_DCH状態においもDRX/DTXが使用される。このことは、WCDMAにおけるCELL_DCH状態においても、特にDRX/DTXモードにおいても、本発明が等しく適用可能であることを意味する。同様に、E−UTRANにおいては、DRX/DTXはRRC接続状態で使用され、本発明をこの場合に適用して、CQIオーバヘッドの低減を達成することができる。]
[0044] 従って、低動作モードにおいてCQIレポートを支配するルールに基づいた、CQI配信のメカニズムを提供することが1つの目標である。このCQI配信により、アップリンク送信の負荷は合理的な範囲の中に維持され、同時に、利用可能な無線リソースの最適な使用を保証することができる。UEは、異なる複数の原理の内の1つ以上の原理に従って、異なるRRC状態の間を遷移する時に、また、同一のRRC状態にある間にも、CQIを報告するよう構成することができる。この異なる複数の原理に関しては、以下でより詳細に記述する。これらの原理は1つ以上の所定のルールに基づき、それぞれのルールは、単独で、またはそれらを組み合わせて適用することができるであろう。このようなメカニズムの一般的な原理を図2のフローチャートおよび図3のフローチャートに従って記述する。図2はUEにおいて実行されるべきCQIレポートの方法を示し、図3はネットワーク側のノードによって実行される、対応した方法のステップを示す。ネットワーク側のノードは、典型的には、UEに接続された基地局である。] 図2 図3
[0045] 図2に従えば、UEは第1のステップ200において設定される。典型的なシナリオでは、CQIレポートは、事前に構成された1組のCQIトリガールールに従って管理されるであろう。あるいは、UEは、UEが活性化された後に、または呼設定を開始する時に、ネットワークからルールの標準セットが提供される。] 図2
[0046] 次のステップ201において、いずれかのCQIトリガールールまたは条件が更新されるべきか否かの判定が行われる。すなわち、CQIトリガールール特有の情報がネットワークから受信されたか否かの判定が行われる。もし受信されたのであれば、関連するルールは更新される。これは別のステップ202で示されている。別のステップ203において、UEは低動作モードで動作しているか否かの判定が行われる。すなわち、低送信動作モードおよび/または低受信動作モードであるか否かの判定が行われる。上記で述べたように、例えば、これはUEがDRX/DTXモードであるか、またはUEが拡張CELL_FACH状態にある場合である。低動作モードにある場合には、開始された手順は別のステップ204において継続され、現在のルールに基づいてCQIトリガーが活性化されたか否かの判定を行う。ネットワークノードに対してCQIの送信を開始するために、2つ以上のCQIトリガーが要求される場合には、ステップを付加してステップ204を繰り返すことができる。この場合もまたこの条件が試験される。規定された1つ以上のCQIトリガー条件が満足されたと判定された場合には、CQIレポートが生成されるであろう。これはステップ205で示されている。そしてCQIレポートは、規定された送信メカニズムを使用してネットワークに送信される。これは引き続くステップ206で示されている。ここで記述した更新手順およびCQIトリガー手順は、フローチャートに示されるように、UEが活性化された状態にいる限り、また現在の呼の間は、全てが現在の設定に依存した状態で連続して繰り返される。]
[0047] 活性化されたそれぞれのUEのルールを、ネットワーク側のノードの上で更新し保持するための対応する手順を、図3のフローチャートを参照して記述する。ここで記述する方法は、典型的に基地局の上で、適切なスケジューリングアルゴリズムおよびリンク適合、または、例えば電力制御等の、CQI情報を必要とする可能性がある他のいずれかの型のアルゴリズムの実行と共に操作される。] 図3
[0048] 図3の第1のステップ300において、活性化されたUEが行うCQIトリガーに対する更新した条件を保持するための手順が開始される。次のステップ301において、特定のUEのCQIトリガーに関連するいずれかのルールの更新が必要であるか否かの判定が行われる。この更新手順が必要であると判定された場合には、全て所定のCQIトリガールールに従って、関連する情報が生成される、または算出される。これはステップ302で示されている。そして、引き続くステップ303において、この情報は関連する1つ以上のUEに送信される。次のステップ304において、CQIが受信されたか否かが判定され、受信されたと判定された場合には、ステップ305において、CQIの内容が検索され、処理される。その後に、上記で記述した手順が繰り返される。] 図3
[0049] UEに対するCQIトリガールールは、例えば、比較ルール等の、いくつかの異なる基準に基づくことができる。]
[0050] 1つの視点に従えば、UEが現在受信している転送ブロックサイズは、推定されたCQIに対応する転送ブロックサイズと比較することができる。]
[0051] 別の視点に従えば、推定されたCQIは、所定の閾値と比較することができる。また第3の視点に従えば、推定されたCQIは、受信した転送ブロックに対して要求される再送信の数と比較することができる。]
[0052] さらに別の視点に従えば、CQIトリガーは、確率に基づくルールに従うことができる。ここでは、CQIは、ネットワークからUEに対して事前にシグナリングされた確率測度(probability measure)に従ってUEから報告されるべきものである。あるいは、CQIをいつUEから送信するかを決定するために、動的にスケーリングされたCQI帰還周期を使用することもできる。]
[0053] あるいは、UEからのCQIの送信は、2つの異なる原理の組み合わせに基づくルールによってトリガーすることができる。この2つの異なる原理の組み合わせは、例えば、転送ブロックサイズを考慮に入れた確率に基づくルールと比較に基づくルールとの組み合わせである。または、代替として、2つ以上の異なる原理からの組み合わせも考えることができる。]
[0054] 上記で挙げた原理に基づくいくつかの異なるCQIトリガールールを以下でより詳細に記述する。]
[0055] 上記で提案した、さらに別の代替的実施形態に従えば、CQIレポートは比較ルールに基づくことができ、この比較ルールでは、決定された転送ブロックサイズまたは所定の閾値に対応する、例えばCQI値等の測定値または所定の値と、推定されたCQIとを比較する。比較ルールを適用する場合は、CQIは、CELL_DCHにおいて行われるように、UEが送信時間間隔(TTI:transmission time interval)にわたって測定することができる。]
[0056] あるいは、CQIトリガールールは、平均値に基づくことができる。この平均値の推定は、ネットワークノード(例えば基地局)によって識別された、再送信された転送ブロックの数に基づく。このシナリオにおいては、基地局は、必要である再送信の数を識別し、例えば再送信されたブロックの転送ブロックサイズの平均に基づいてCQI閾値を推定し、この閾値をUEにシグナリングする。このようなルールは、典型的に、それぞれのUEがデータを受信している状況に適用可能であろう。別の可能性は、トリガールールを単なる時間平均に基づかせることである。この場合には、平均時間がネットワークノードからUEに送信され、UEはその所定の平均時間にわたってCQIを測定する。]
[0057] さらに別の代替的実施形態においては、別のルールは、規定された数の再送信が生じた後に、UEにおいて転送ブロックが間違って復号化された場合に、UEからCQIが報告されるべきであると規定することができる。これは、現在推定されているCQIは要求されるサイズと比較してより小さな転送ブロックサイズに対応しているので、送信された転送ブロックサイズはUEが実際に扱うことができるサイズと比較してずっと大きなサイズであるという事実の典型的な結果である。従って結果として、ネットワークノードは、報告されたCQIに基づいて転送ブロックサイズを調整することができるであろう。]
[0058] 従って、CQIトリガールールは、推定されたCQIに対応する転送ブロックサイズが受信した転送ブロックサイズと比較して大幅に大きい場合にCQIが報告されるべきであると規定することができる。推定された転送ブロックサイズと受信した転送ブロックサイズとの差に関連する閾値を使用することにより、ネットワークにおけるアップリンクオーバヘッドを最小にし、ダウンリンクのリソースの利用とダウンリンクのリソース割り当ての取り扱いを改善することができる。]
[0059] UEにおいて比較に基づくCQIトリガールールを実行するさらに別の可能性は、図2のステップ204において、送信の試みの回数J−K(K<J)以内で、受信した転送ブロックが復号化されたとわかった場合に、UEはCQIを報告すると規定することにより達成することができる。ここで、Jは再送信の数の最大値であり、Kは所定の値である。従って、受信したブロックが、最初の送信または非常に数少ない送信で復号化された場合には、これは、転送ブロックサイズは変更されるべきであるという指示であり、この変更に対する入力データを提供するために、UEは新しいCQIをネットワークノードに報告することをトリガーされるであろう。従って、この実施形態において記述されているルールは、UEは現在送信されている転送ブロックサイズよりもずっと大きな転送ブロックサイズを扱うことができる可能性があるという状況に対応している。このような代替的なCQIトリガーの構成を図4で示す。図4では図2のステップ204がステップ400−402を備える。ステップ400において、データがUEとネットワークとの間で伝送されているか否かの判定を行う。伝送されている場合には、引き続くステップ401において第1のCQIトリガー条件が評価される。また、現在はデータの伝送が行われていないと判定された場合には、引き続くステップ402で示されるように、別のCQIトリガー条件が評価される。評価されたCQIトリガー条件が満足である場合には、図2の手順は続けられてステップ205においてCQIが生成される。] 図2 図4
[0060] さらに別の実施形態に従えば、CQIレポートモードは、UEがデータの送信に従事しているか否かに従って、異なるルールに基づくことができる。データが拡張CELL_FACHにおいて送信されている場合には、CQIレポートは、上記で提案したように、推定されたCQIに対応する転送ブロックサイズと送信された転送ブロックサイズとの間の比較に基づくことができる。しかしながら、データが拡張CELL_FACHにおいて送信されていない場合には、CQIレポートは、先の場合と異なり、推定されたCQIに対応する転送ブロックサイズと所定の閾値との間の比較に基づくことができる。ネットワークから見た場合には、このような動的なCQIトリガーメカニズムは、いくつのUEが現在悪いカバレッジの中にあるかという点に関する情報を提供するであろう。CQI閾値は複数のUEに報知することができ、または、個別のUEに直接に送信することもできる。]
[0061] 別の実施形態に従えば、低動作モードにあるUEに対して、確率に基づくCQIレポートルールを適用することができる。ここでは、ネットワークノードにおいて事前に決定され、典型的には報知によってUEに転送された確率に従って、図2のステップ204においてCQIレポートがトリガーされる。更新された確率情報を受信し、それに応答してそれぞれのルールはステップ202において更新される。] 図2
[0062] いくつかの実施形態においては、確率に基づくCQIレポートルールは、ユーザ端末がCELL_FACH状態にある場合に適用される。CQIレポート確率は、セルごとの単一のパラメータ、すなわち、全ての拡張CELL_FACH状態に対して利用可能なパラメータとして定義することができる。別の可能性は、それぞれの拡張CELL_FACH状態に対する別々のCQIレポート確率値を確率ベクトルの形で規定することである。送信のページングは、一般的にCELL_FACHの上でのデータ送信よりも低い頻度で生ずるので、CELL_FACHにおいては、CELL_PCHにおける場合よりも、より高い確率を規定することができる。典型的なCQIレポート確率ベクトルは、M個の利用可能な動作状態に対応するM個の確率を備えることができる。Piを状態iに対する確率とすると、以下の条件が満足される。]
[0063] ]
[0064] あるいは、UEに提供されるCQIレポート確率は、CQIレポートに対する可能性を希望する、ただ1つの状態に制限することもできるであろう。このような場合には、ベクトルではなくて、単一の値がネットワークからUEに送信される。]
[0065] さらに別の代替的ルールに従えば、CQIレポート確率は、特定のセルに対してUEに特化したように構成される。すなわち、ρiはユーザiに対してのみ適用可能であるとし、セルあたりN個の拡張CELL_FACHユーザに対して以下の制約条件を課すことができる。]
[0066] ]
[0067] さらに別の実施形態に従えば、CQIレポート確率は、UEと状態との両方に特化させることができる。]
[0068] CQIレポート確率がネットワークによって送信されてUEによって受信されると、この確率に従って動作するよう適合されたUEは、典型的に、CQIレポートを生成しそれをネットワークノードに送信する前に、1回以上のランダムなトレール(trail)を行うであろう。例えば、もし、このパラメータが0.5であるとすれば、UEは、適切なチャネルの上で2番目の可能な送信の機会ごとにCQIを統計的に送信するであろう。UEがデータを送信しているとすれば、CQIは、例えば、E−DCHを介して送信することができる。従って、このE−DCHは既に使用されていることになる。]
[0069] あるいは、CQIは、HSDPAと共に高速個別物理制御チャネル(HS−DPCCH:High Speed Dedicated Physical Control Channel)を介して送信することができる。HS−DPCCHは、通常、CQI送信のために使用される。CQIをHS−DPCCHを介して送信する場合には、CQIは、E−DCHの上でアップリンク送信が行われている場合にのみ送信することができる。従って、別のオプションは、RACHを介してCQIを送信することである。RACHは、E−DCHまたはHSDPAが送信に使用されているか否かに拘わらず、使用することができる。このように、CQIがCQI送信のためのRACHを介して送信される場合には、送信インスタンスを規定するCQI送信時間分解能は、少なくとも、RACH送信時間スロットと等価であるだろう。典型的なシナリオにおいては、この送信頻度は必要とされる以上に高いであろう。従って、CQI送信に対する送信インスタンスは非常に長くなるように選定することができて、これによる容量の損失が伴うことはないであろう。]
[0070] 送信頻度を制限する1つの可能な様式は、ネットワークから、確率と一緒に周期時間間隔をシグナリングすることである。このような場合には、その所定の確率に従って規定されたCQIの送信は、その規定された時間間隔だけ遅延するであろう。]
[0071] 別の代替的解決策は、この周期時間間隔を、CELL_PCH状態、URA_PCH状態、CELL_FACH状態のいずれかにあるUEが使用するDRX周期とリンクさせることである。]
[0072] CQIレポート確率は、アップリンク負荷を制限し、適切な量のCQIレポートが規則的にUEからネットワークに配信されることを保証することによって、少なくとも、RACHの上のアップリンク衝突の量を最小にするという目標を達成しなければならない。]
[0073] 図3のステップ302に示されるように、ネットワークにおいてCQIレポート確率を生成する時に、1つ以上の要因を考慮に入れて、上記で挙げた目標を達成する方向で努力することができる。これらの要因は、例えば、RACHの上の現在の負荷、拡張CELL_FACHに属する特定な状態または拡張CELL_FACHに属する全ての状態にあるセルの中のユーザの数、CELL_FACH状態にあるユーザに対してバッファされるデータの量、および/または、現在のユーザのサービスの型を含むことができる。] 図3
[0074] ネットワークノードにおいてCQIレポート確率を導出する際に、RACHの上の現在の負荷が、活性な拡張CELL_FACHユーザの数と共に考慮される状況では、アップリンクにおける低いRACH負荷と少ない活性ユーザの数は、典型的に高い確率を招く結果になる可能性があり、またその逆もあり得る。]
[0075] CQIレポート確率は、ネットワーク負荷に依存し、ネットワーク負荷は典型的に時間によって変化するので、CQIレポート確率は負荷の変化につれて更新される必要がある。さらに、CQIレポート確率には、典型的に、ある量の余裕を付加して、負荷における小さな変動に対してはCQIレポート確率が更新される必要がないようにすることもできるであろう。]
[0076] 別の代替的視点に従えば、CQIレポート確率は、セルごとにただ1つのシステム情報要素を使用して、BCHチャネルの上でネットワークからUEへシグナリングされる。このようなシナリオにおいては、UEは、受信したシステム情報を初めて読む時に、最初に確率情報を捕捉するであろう。すなわち、ステップ202は、システム情報がネットワークから受信される時に実行される。現行のネットワークシステムにおいては、UEは、システム情報が変化した時にもBCHチャネルを読む。また、この変化はページングチャネルを介してUEに指示される。従って、CQIレポート確率が変化する時はいつでも、UEは、引き続くCQI送信のために使用するべき最近の値を、BCHチャネルから容易に捕捉することができるであろう。]
[0077] さらに別の代替的視点に従えば、現在の環境下では、可能な時にはいつでも、HS−DSCHチャネルの上にマッピングした、ユーザに特化したチャネル(例えば、個別制御チャネル)の上でCQIレポート確率をユーザに対して送信することも可能であろう。例えば、CELL_FACH状態においては、CQIレポート確率は、送信データと多重化されている制御シグナリングの上で送信することができる。これは、制御シグナリング(例えば、RRCシグナリング)は既に、HS−DSCHの上でデータと多重化されているからである。この型のシグナリングメカニズムは、シグナリングオーバーヘッドを減少させることができるので、ユーザに特化したCQIレポート確率メカニズムを使用する場合には、特に有効である可能性がある。このことは、ユーザに特化したパラメータ(すなわち、ユーザに特化したCQIレポート確率)をいずれか他の送信手段(例えば、BCH等)を使用して送信することは、BCHの上の負荷が増大する結果になるであろうという事実によっている。BCHは、全てまたは多くの数のUEによって要求される情報を含まなければならない。]
[0078] RACHは基本的に、呼設定のため、または短いパケットの送信を行うためのリソースにアクセスするために使用される。UEに衝突が生じた場合には、UEは、UEが使用するバックオフアルゴリズムによって決定したランダムな時間が経過した後にRACHの上で再送信を試みることが許可される。このバックオフ時間の間は、UEは、RACHの上ではいずれのCQIも送信してはならない。しかしながら、E−DCHに対する対応するリソースが既にUEに割り当てられていれば、拡張CELL_FACHにおけるE−DCHの上でのCQI送信はまだ行うことができる。]
[0079] 別の実施形態に従えば、CQIレポートはスケーリングされたCQI帰還周期に基づく。スケーリングされたCQI帰還周期がCQI送信ルールとして適用される場合には、UEは、基本とするCQI帰還周期(基本CQI帰還周期)(T)およびスケーリング係数(μ)から動的な帰還周期を導出するよう構成される。これは、「動的にスケーリングされたCQI帰還周期」と呼ぶことができる。このコンテキストにおいては、スケーリング係数の目的は、例えば、RACHの上のアップリンク負荷、および/または、現在拡張CELL_FACH状態にあるユーザの数等の1つ以上の要因に依存して、基本CQI帰還周期を「スケールアップ」または「スケールダウン」することである。]
[0080] 基本CQI帰還周期(T)は、いずれの技術レベルのシステムにおいても、CELL_DCHでネットワークからUEにシグナリングされるパラメータと同様なパラメータである。しかしながら、基本CQI帰還周期は、拡張CELL_FACH状態において使用される場合には、例えば、負荷に従って動的にスケーリングすることもできる。第2点として、以下でさらに説明するように、導出した動的にスケーリングされたCQI帰還周期は、ランダムに分布させて複数のユーザが同時にCQIを送信することによって生ずる衝突の危険を最小にすることができる。]
[0081] 基本CQI帰還周期とスケーリング係数は、どちらも、それぞれ、セルの中の拡張CELL_FACH状態に関連する全ての状態に対して共通の単一の値であることができる。または、それらは状態に特化した値であってもよい。拡張CELL_FACH状態に適用可能な動的にスケーリングされたCQI帰還周期(Ψ)は、数学的には次式によって表される。
Ψ=f(T,μ) (3)]
[0082] より具体的には、動的にスケーリングされたCQI帰還周期は、基本CQI帰還周期に適切な数学的操作を施すことにより、UEにおいて得ることができる。例えば、基本CQI帰還周期にスケーリング係数を乗算することにより以下の式で示されるように得ることができる。
Ψ=T×μ (4)]
[0083] このような場合には、図3のステップ302は、基本CQI帰還周期とスケーリング係数のいずれもが更新されて、その後にこの更新された情報は、他のシステム情報と共にUEに報知されるように構成することができたであろう。このステップはステップ303に示されている。] 図3
[0084] あるいは、基本CQI帰還周期は、既に使用されているDRX周期にリンクさせることもできるであろう。その場合には、スケーリング係数だけが更新されて、ネットワークノードからUEにシグナリングされる。従って、RACHの上の負荷の変動による調整は、ネットワーク側のスケーリング係数で行うだけで十分である可能性がある。]
[0085] 典型的なシナリオにおいては、基本CQI帰還周期は2Lと規定することができ、スケーリング係数は2Pと表すことができる。ここでPは整数値であり、例えば−4と+4との間の範囲にわたることができる。この例に従えば、ネットワークはUEにLとPとを報知するであろう。基本CQI周期が32ms、すなわちL=−5とし、式(4)に従う乗算ルールを仮定すれば、以下で示すことが得られる。すなわち、P=2に対して導出されたCQI帰還周期は128msとなるであろう。これは基本CQI帰還周期のスケールダウンである。これに対してP=−1であれば、導出されたCQI帰還周期は16msに等しくなり、これは、CQI帰還周期のスケールアップ、またはCQI帰還周期の延長である。]
[0086] 上記で述べたように、1つのセルにおける全てのユーザ、また全ての状態は、同じCQI帰還周期を使用することができるが、周期はスケーリングされている。ネットワークからUEへの、帰還情報のこのように制限された報告は、ダウンリンクにおけるシグナリングを最小にすることができ、これは有利なことであろう。しかしながら、多くのユーザが同時にCQIの報告を試みる可能性があり、これによりRACHの上での衝突が引き起こされる可能性があるということも考慮に入れなければならない。2つ以上のUEが同時にCQIの送信を行わないことを保証するために、これらの視点を考慮に入れて、送信インスタンスを支配するルールを規定することができる。1つの可能性は、ランダムに決められた時間インスタンスに、UEが最初のCQI送信を開始するように規定するルールとすることである。このランダムパラメータは、ルールに特化した他の情報とともに、ネットワークからUEにシグナリングすることができる。または、このランダムパラメータはUEに対して事前に設定された標準化した値であってもよい。]
[0087] 別の解決策に従えば、ランダムパラメータは、ある程度CQIレポート周期(Ψ)に依存させることもできる。例えば、もし、CQI帰還周期が64msに設定されるとすれば、CQIのトリガーは、それぞれのUEがCQI帰還周期の自分の開始時刻を0から64msの間の値にランダムに選定するように規定することができたであろう。CQIレポートは周期的であるので、このようなメカニズムを使用することは、引き続く送信においても、異なるUEによって生成されるCQIレポートの間での重複が低減されるであろうということを意味するであろう。これにより、RACHの上でのアップリンク衝突の危険が最小化されるであろう。]
[0088] 別の代替的実施形態に従えば、UEは、2つの引き続くトリガーを考慮するよう構成することができた。すなわち、第1のCQIトリガー条件と第2のCQIトリガー条件との両方が満足されたと考えられた場合にだけ、UEはCQIを送信する。このような実施形態を適用する場合には、図2のステップ204は図5に示されるステップ500と501とを備えることができる。] 図2 図5
[0089] 図5に従えば、UEは最初に第1のCQIトリガー条件(例えば、転送ブロックサイズの比較ルール)が満足されたか否かを判定する。これはステップ500で示されている。第1の比較が満足されたとしても、別のステップ501において、例えば、上記で規定した確率ルールの内の1つ等の別のルールも満足されたと判定された場合にだけ、CQIは生成されて送信されるであろう。] 図5
[0090] 確率に基づいたルールと組み合わせたCQIトリガールールを実施することにより、セルにおけるCQIレポートが制限されるので、総合的なシグナリングオーバーヘッドは制限されるであろう。両方の条件が満足されたと判断されると、図2の手順は継続されてCQIが生成される。これはステップ205で示されている。] 図2
[0091] あるいは、UEは、CQIを生成してネットワークノードに送信する前に、最初に確率ルールを適用し、その後に転送ブロックサイズの比較ルールを使用することができる。]
[0092] この組み合わせルールもまた、シグナリングオーバーヘッドを低減する。さらに、後者の組み合わせルールは、結果としてUE処理を低減することもできる。これは、ネットワークによって低い値に設定されたCQIレポート確率を使用すれば、転送ブロックサイズの比較ルールはそれほど高い頻度で適用する必要がないからである。]
[0093] さらに別の実施形態に従えば、UEは最初に、上記で記述したいずれかの比較方法に従ってCQIレポートが必要であるか否かの検査を行う。しかし、最終的な判定は、上記で規定したスケーリングされたCQIルールのいずれかに基づいて行われる。このような組み合わせトリガールールを使用する主な利点は、報告されたCQIは適切なスケジューリングを実行するのに妥当でありながら、シグナリングオーバーヘッドをさらに低減することができるという点である。]
[0094] 図6はUE600とネットワークノード610とを示す。UE600は、例えば、拡張CELL_FACH状態において条件付きCQI送信を実行するよう適合される。ネットワークノード610は、このような条件付きCQI送信の手順を支援するよう適合される。] 図6
[0095] 図6に示さされているUE600とネットワークノード610とのどちらも、相互作用をする典型的な2つのエンティティの、単に一般的かつ単純化した図を描いたものであり、これら2つのエンティティは複数の機能部を備えていること、また、UEとネットワークノードとの間の従来の通信を行うために通常は必要ではあるが、ここで提案するCQIメカニズムの理解のためには必要ではない他の機能部は、簡単にするための理由からそれらは省略してあるという点が理解されるべきである。] 図6
[0096] UE600は、1つ以上の関連するCQIトリガールール602を更新するよう適合されたルール更新部601を備える。CQIトリガールール602はUE600の中に記憶され、CQIトリガールール602の更新は、関連するルール特有の情報をネットワークノード610から通信部603を介して受信することに応答して行われる。UE600はまた、CQIトリガー部604を備え、CQIトリガー部604は、2つ以上の関連するトリガー条件が満足されたことに応答して、処理部605をトリガーしてCQIを生成し、そして、生成したCQIを、通信部603を介してネットワークノード610に送信するよう適合される。ここで、トリガー条件は、UEが拡張CELL_FACHモードにいるという事実を含むことができる。]
[0097] ネットワークノード610は、UEのCQI送信に対するルールを要求に応じて構成するよう適合される。従って、ネットワークノード610は、更新部611を備え、更新部611は、ネットワークノード610に記憶されている関連するCQIトリガールールと条件612に基づいてルール特有の情報を更新するよう適合される。更新部611は、更新する必要がある、ルール特有のいくつかの情報を導出した後に、関連するルールと条件612とを更新し、更新した情報を、通信部613を介してUE600に送信するよう適合される。ネットワークノード610はまた、UE600から受信したCQIを従来の様式で処理するための処理部614を備える。]
[0098] 図2のステップ205において使用されるCQIレポートメカニズムについて、CQIを伝送するためにアップリンクに別個のチャネルを有することは通常は望ましくない。従って、UEがCQIを報告する1つの可能なオプションは、この目的のためにRACHチャネルまたはE−DCHチャネルのどちらかを使用することである。あるいは、UEからネットワークノードにCQIレポートを実行する場合に、ピギーバックのCQIを使用することもできる。] 図2
[0099] 今日のネットワークではRACHの上でのCQIレポートは許可されていないということが一般的に知られている。しかしながら、RACHフォーマットが僅かに変更されるとすれば、RACHはCQIレポートを行うよう適合することができる。1つの実施形態に従えば、従って、RACHチャネルの状態の中に1つの新しいフィールドを追加して、RACHを介してCQIレポートを可能とすることができる。このような変更したバージョンは、新しいRACHフォーマットを代表することができ、この新しいRACHフォーマットは、RACHを介してCQI送信のためにUEが使用することができるであろう。]
[0100] さらに、RACHが使用するビット数を制限することにより、CQIレポートの範囲を減少させることができる。別の可能性は、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)層を使用してCQIを送信することであろう。RRC層はネットワーク側のRNCで終端される。ここで、RNCはIubインタフェースの上でCQIを基地局に返送しているであろう。あるいは、CQIは媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)層(例えば、MACヘッダ)の中で送信することもできる。]
[0101] 上記で議論した目的のために、E−DCH物理制御チャネル(E−DPCCH)とE−DCH物理データチャネル(E−DPDCH)との組み合わせとしてE−DCH送信を使用することができる。E−DCH物理制御チャネルは、例えばリソース割り当て情報等の物理層制御情報を伝送するために使用し、E−DCH物理データチャネルはアップリンクにおけるデータを伝送するために使用する。この代替的オプションに従えば、UEは、E−DPCCHまたはE−DPDCHのいずれかを使用してCQIを送信することができる。前者の場合には、CQIレポートのためのビットを収容する新しいE−DPCCHフォーマットを定義することができる。]
[0102] E−DPDCHを介してCQIを送信する場合には、CQIはRRCシグナリングを使用して送信することができる。CQIはネットワーク側のRNCの中で終端される。ここで、RNCは、Iubインタフェースの上で基地局に向けてCQIを返送するよう適合される。]
[0103] ネットワークにCQIを送信する別の代替的様式は、E−DPDCHのMAC層を使用することである。ここで、CQIは、MACヘッダの中で、または、別個のMACPDUの形で送信することができる。この代替の様式の1つの利点は、MACは基地局の中で終端され、CQIの内容を必要とするスケジューリングは基地局で実行されるという点である。もし、CQI受信とスケジューリングとが同一のノードで実行されるとすれば、CQIはすぐにスケジューラに提供され、スケジューラはチャネルに依存したスケジューリングのためにCQIの内容を使用することができ、それにより、CQIが受信されてからCQIの内容がスケジューラによって使用されるまでの遅延時間を低減することができる。第2に、MAC層を使用することにより、オーバヘッド、複雑さ、およびシグナリングを、他のオプションを使用する場合と比較して最小にすることができる。]
[0104] さらに別の代替的実施形態に従えば、ピギーバックのCQI送信を使用することができる。このような送信モードは、アップリンクにおけるデータ送信が進行中である場合にだけ使用する。現在の拡張CELL_FACHでは、アップリンクのデータ送信はE−DCHの上で行われる。従って、UEがアップリンクの中でデータを送信している場合には、CQIは、E−DCHの上で、さらに具体的にいえば、E−DPDCHの上で伝送することができる。さらに、CQIは、E−DCHのMACの中、典型的には、MACヘッダまたはMACPDUの中で送信することがでる。MACPDUの中にパッディング(padding)がある場合には、別のオプションとして、CQIをパッディングの中に含めることもできるであろう。これはいずれの追加的な送信経費も必要としない。そして、MAC−i/isヘッダのLフィールドの特別な値を使用して、CQIレポートがパッディングの中に含まれていることを示すことができる。]
[0105] 後者の代替的送信方法が以前の実施形態と比較して異なっている点は、CQI送信を使用してE−DCH送信をトリガーする代わりに、データ送信を使用してCQIレポートをトリガーするという点である。ピギーバックの方法は、上記で記述したCQIレポートルールのいずれかと組み合わせて使用することもできる。これは、少なくとも、進行中のアップリンクデータ送信がある、そして、1つ以上のCQIトリガー条件またはトリガールールが満足されている場合にCQIを報告することができるということを意味する。例えば、UEは、データがアップリンクにおいて送信されている場合に、上記で提案したように報知された確率に従ってCQIをネットワークに報告するよう構成することができる。]
[0106] ピギーバックをCQIトリガーと組み合わせる別の様式は、追加的な経費をかけずにパッディングの一部としてCQIを送信することができる際には常にCQIを送信することである。これにより、アップリンクには送信するデータがない時にも、追加的なCQIレポートの送信を活性化するようにトリガーが設定される。]
[0107] 本明細書は種々の異なるHSDPA受信のシナリオを例示することに焦点を当てているが、ここで述べた拡張した動作性能要求条件はHSDPAだけに限定されることはないということが理解されるべきである。実際に、提案されている拡張した要求条件は、例えば、DCH、MBMS、およびE−DCHのダウンリンクチャネル等の、多くの他の受信シナリオに対しても有効である。]
[0108] また、本実施形態は、全ての点において、例示的であり限定的ではないと考えられること、また、意味するところおよび均等性の範囲の中にある全ての変更は、これらの実施形態の中に包含されると意図されることも理解されるべきである。]
[0109] さらに、この明細書の中に記述されている属性機能は、例えば、「CQIトリガー部」および「ルール更新部」等と呼ぶ機能部に関連づけられているが、これらの機能部は、それ以外の記述のテキストと共に、一般に、本発明の概念を示すことを意図するだけであり、記述した概念の範囲を限定していると考えるべきではない。記述した概念の範囲は添付した特許請求の範囲によって画定される。]
[0110] [略号表]
BCHブロードキャスト・チャネル(Broadcast Channel)
BCCHブロードキャスト制御チャネル(Broadcast Control Channel)
CELL_DCH stateセル専用チャネル状態(Cell Dedicated Channel state)
CELL_FACH stateセル・フォワード・アクセス・チャネル状態(Cell Forward Access Channel state)
CELL_PCH stateセルページングチャネル状態(Cell Paging Channel state)
CPICH共通パイロットチャネル(Common Pilot Channel)
CQIチャネル品質指標(Channel Quality Indicator)
E−DCH拡張専用チャネル(Enhanced Dedicated Channel)
E−HICH E−DCHHARQ確認応答指示チャネル(E−DCH HARQ Acknowledgement Indicator Channel)
E−AGCH E−DCH絶対グラントチャネル(E−DCH Absolute Grant Channel)
E−DPCCH E−DCH物理制御チャネル(E−DCH Physical Control Channel)
E−DPDCH E−DCH物理制御チャネル(E−DCH Physical Data Channel)
F−DPCHフラクショナル専用チャネル(Fractional Dedicated Channel)
HSDPA高速ダウンリンクパケット(High Speed Downlink Packet)
HS−DPCCH高速専用物理制御チャネル(High Speed Dedicated Physical Control Channel)
HS−PDSCH高速物理ダウンリンク共有チャネル(High Speed Physical Downlink Shared Channel)
HS−DSCH高速ダウンリンク共有チャネル(High Speed Downlink Shared Channel)
MAC媒体アクセス制御(Medium Access Control)
RRC無線リソース制御(Radio Resource Control)
SINR信号対干渉および雑音電力比(Signal−to−Interference and Noise Ratio)
TB転送ブロック(Transport Block)
TTI送信時間間隔(Transmission Time Interval)]
权利要求:

請求項1
ユーザ装置からネットワークノードへのチャネル品質指標(CQI)レポートを制限するための前記ユーザ装置の動作方法であって、前記ユーザ装置が低送信動作モード及び低受信動作モードの少なくともいずれかでで動作している場合に、少なくとも1つのCQIレポートが前記ユーザ装置により前記ネットワークへ送信され、前記CQIレポートは、1以上の所定のCQIレポート・トリガー・ルールに従ってトリガーされ、少なくとも1つの前記ルールは、前記ネットワークノードから提供されるCQI特有情報に依存していることを特徴とする方法。
請求項2
少なくとも1つの前記CQIレポート・トリガー・ルールは、推定CQIに対応する転送ブロックサイズと、前記ユーザ装置から受信した転送ブロックサイズとの比較に基づくことを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項3
もし、前記推定CQIに対応する転送ブロックサイズと、前記受信した転送ブロックサイズとの差分が、所定の閾値を超えると判定される場合に、比較ルールは、前記ユーザ装置からのCQIレポートの送信をトリガーさせることを特徴とする請求項2に記載の方法。
請求項4
少なくとも1つの前記トリガールールは、推定CQIと所定の閾値との比較に基づくことを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項5
前記閾値は、前記ネットワークノードから、前記ユーザ装置へブロードキャストされることを特徴とする請求項3又は4に記載の方法。
請求項6
前記CQI閾値は、前記ネットワークノードから、前記ユーザ装置へ直接に送信されることを特徴とする請求項3又は4に記載の方法。
請求項7
少なくとも1つの前記トリガールールは、推定CQIと、前記ユーザ装置が受信した転送ブロックの伝送に必要とされる再送信数との比較に基づくことを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項8
特定の転送ブロックの特定数の再送信が前記ユーザ装置により識別された後に、もし転送ブロックが正確にデコードされていないと判定された場合に、比較ルールにより前記ユーザ装置からのCQIレポートの送信がトリガーされることを特徴とする請求項7に記載の方法。
請求項9
受信転送ブロックが、J−K回の送信試行の範囲内で前記ユーザ装置においてデコードされたと判定された場合に、比較ルールにより前記ユーザ装置からのCQIレポートの送信がトリガーされ、前記Jは、再送信の最大数を表し、前記Kは、再送信の所定数を表すことを特徴とする請求項7に記載の方法。
請求項10
CQIレポートの送信は、前記ユーザ装置と前記ネットワークノードとの間でデータが送信されない場合は、推定CQIと所定のCQI閾値との比較に基づいてトリガーされるか、または、前記ユーザ装置と前記ネットワークノードとの間でデータが送信される場合は、前記推定CQIに対応する転送ブロックサイズと、受信転送ブロックサイズとの比較に基づいてトリガーされるように、比較ルールは、異なるCQIレポートモードの切り替えに基づくことを特徴とする請求項2または4に記載の方法。
請求項11
少なくとも1つの前記CQIレポート・トリガー・ルールは、前記ユーザ装置から前記ネットワークノードへ提供されるCQIレポート確率に基づくことを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項12
前記CQIレポート確率は、前記ユーザ装置へ前記ネットワークノードから、− 各値が、全ての拡張CELL_FACH状態を含む全ての低動作状態について有効であるところの、1以上のセル特有値、−各値が、特定状態について有効であるところの、1以上の状態特有値、−各値が、特定セル内の特定のユーザ装置について有効であるところの、1以上のユーザ装置特有値、のいずれかの形式において提供されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
請求項13
前記CQIレポート確率は、前記ネットワークノードから、前記ユーザ装置へブロードキャストされることを特徴とする請求項1または12に記載の方法。
請求項14
前記CQIレポート確率は、前記ネットワークノードから前記ユーザ装置へ、専用制御チャネル条で送信されることを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項15
前記CQIレポート確率は、前記ネットワークノードから、前記ユーザ装置へブロードキャスト・チャネル上でも送信されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
請求項16
少なくとも1つの前記CQIレポート・トリガー・ルールは、少なくとも部分的に前記ネットワークノードにより決定された、スケーリングされたCQI帰還周期に基づくことを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項17
前記スケーリングされたCQI帰還周期Ψは、Ψ=T×μで定義され、Tは、基本CQI帰還周期であり、μはスケーリング・ファクタであり、前記CQI帰還周期の動的スケーリングを可能とすることを特徴とする請求項16に記載の方法。
請求項18
前記スケーリング・ファクタは、−各セルにおける全ての拡張CELL_FACH状態を含む全ての低動作状態について有効であるセル特有値、または、−各値が、特定の状態について有効であるところの少なくとも1つの状態特有値のいずれかの形態において、前記ユーザ装置に提供されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
請求項19
前記CQIレポートのトリガーは、前記帰還周期に加えて、前記ユーザ装置により第1のCQIレポートをランダムに送信するために利用されるランダム送信値に基づくことを特徴とする請求項17又は18に記載の方法。
請求項20
前記ランダム送信値は、0とΨとの間の値であることを特徴とする請求項19に記載の方法。
請求項21
前記スケーリング・ファクタは、前記ネットワークノードから前記ユーザ装置へブロードキャストされることを特徴とする請求項17乃至20のいずれか1項に記載の方法。
請求項22
CQIレポートが、CQIレポート確率ルールと比較ルールとの両方が満たされた場合にトリガーされるように、CQIレポートのトリガーは、前記CQIレポート確率ルールと前記比較ルールとの組合せに基づくことを特徴とする、請求項2乃至9、11乃至15のいずれか1項に記載の方法。
請求項23
CQIレポートが、スケーリングされたCQI帰還周期ベースのルールと、比較ベースのルールのうちの1つとの両方が満たされた場合にトリガーされるように、CQIレポートのトリガーは、前記CQIフィードバック・サイクル・ベースのルールと前記比較ベースのルールとの組合せに基づくことを特徴とする、請求項2乃至9、11乃至15のいずれか1項に記載の方法。
請求項24
前記CQIレポートは、前記ネットワークノードにRACHを介して送信されることを特徴とする請求項1乃至23のいずれか1項に記載の方法。
請求項25
前記CQIレポートは、前記ユーザ装置から前記ネットワークノードへ、E−DCHを介して送信されることを特徴とする請求項1乃至23のいずれか1項に記載の方法。
請求項26
前記CQIレポートはE−DPCCHを介して送信されることを特徴とする請求項25に記載の方法。
請求項27
前記CQIレポートは、前記ユーザ装置がアップリンクでデータ送信を行っている場合に送信されることを特徴とする請求項24乃至26のいずれか1項に記載の方法。
請求項28
前記データは、アップリンクでE−DCHを介して送信されることを特徴とする請求項27に記載の方法。
請求項29
前記CQIレポートは、HS−DPCCH上で送信されることを特徴とする請求項25に記載の方法。
請求項30
前記CQIレポートは、前記ユーザ装置から前記ネットワークノードへ、無線リソース制御レイヤにおいて送信されることを特徴とする請求項17乃至21、26、29のいずれか1項に記載の方法。
請求項31
前記CQIレポートは、前記ユーザ装置から前記ネットワークノードへ、媒体アクセス制御レイヤにおいて送信されることを特徴とする請求項24または28に記載の方法。
請求項32
前記CQIレポートは、媒体アクセス制御PDUのパッディングに含まれることを特徴とする請求項31に記載の方法。
請求項33
前記ユーザ装置は、拡張CELL_FACH状態にあることを特徴とする請求項1乃至32のいずれか1項に記載の方法。
請求項34
前記ユーザ装置は、不連続受信(DRX)モード及び不連続送信(DTX)モードの少なくともいずれかにあることを特徴とする請求項1乃至33のいずれか1項に記載の方法。
請求項35
ユーザ装置からネットワークノードへのチャネル品質指標(CQI)レポートを制限するための前記ネットワークノードの動作方法であって、前記ネットワークノードは、ユーザ装置に対してCQI特有情報を提供することで、ユーザ装置用のCQIレポートをトリガーするためのルールを構成するように適合されていることを特徴とする方法。
請求項36
前記CQIレポートのトリガーは、推定CQIに対応する転送ブロックサイズと、前記ユーザ装置が受信した転送ブロックサイズとの比較に基づくことを特徴とする請求項35に記載の方法。
請求項37
前記CQIレポートのトリガーは、推定CQIと所定の閾値との比較に基づくことを特徴とする請求項35に記載の方法。
請求項38
前記CQIレポートのトリガーは、推定CQIと、受信転送ブロックのために必要とされる再送信数との比較に基づくことを特徴とする請求項35に記載の方法。
請求項39
前記CQI特有情報は、少なくとも1つの閾値を含むことを特徴とする請求項38に記載の方法。
請求項40
前記閾値は、再送信の最大数を表すことを特徴とする請求項39に記載の方法。
請求項41
前記CQIレポートのトリガーは、前記ユーザ装置から前記ネットワークノードへ提供されたCQIレポート確率に基づくことを特徴とする請求項35に記載の方法。
請求項42
前記CQI特有情報は、少なくとも1つのCQIレポート確率を含むことを特徴とする請求項41に記載の方法。
請求項43
前記CQIレポートのトリガーは、前記ネットワークノードにより少なくとも部分的に決定されたスケーリングされたCQI帰還周期に基づくことを特徴とする請求項35に記載の方法。
請求項44
前記CQI特有情報は、前記CQI帰還周期をスケーリングするためのスケーリング・ファクタを含むことを特徴とする請求項43に記載の方法。
請求項45
前記スケーリング・ファクタは、RACH上のアップリンク負荷と、拡張CELL_FACH状態のユーザ数の少なくともいずれかに基づいて計算されることを特徴とする請求項44に記載の方法。
請求項46
前記スケーリング・ファクタは、全ての状態について単一の値であることを特徴とする請求項44または45に記載の方法。
請求項47
前記スケーリング・ファクタは、関連する各状態について特有値を有することを特徴とする請求項44または45に記載の方法。
請求項48
前記スケーリングファクタには、前記CQIレポートのレポート・インスタンスのランダム分配を特定するパラメータが付随することを特徴とする請求項44乃至47のいずれか1項に記載の方法。
請求項49
前記ネットワークノードは、拡張CELL_FACH状態にあるユーザ装置、または、不連続受信(DRX)モード及び不連続送信(DTX)モードの少なくともいずれかにあるユーザ装置、のためのCQIレポートをトリガーするためのルールを構成するように適合されていることを特徴とする請求項35乃至48のいずれか1項に記載の方法。
請求項50
ユーザ装置からネットワークノードへのチャネル品質指標(CQI)レポートを制限するための、当該ユーザ装置であって、前記ユーザ装置が低送信動作モード及び低受信動作モードの少なくともいずれかで動作している場合に、CQIトリガー部からのCQIレポートのトリガーに応じて、CQIレポートを処理し、前記レポートを前記ネットワークノードに通信部を介して送信するための処理部を備え、前記CQIリポートトリガは、CQIリポート・トリガー・ルールにより定義され、少なくとも1つのルールは、前記ネットワークノードから提供されるCQI特有情報に依存していることを特徴とするユーザ装置。
請求項51
前記CQIリポートトリガは、推定CQIに対応する転送ブロックサイズと、前記ユーザ装置が受信した転送ブロックサイズとの比較に基づくことを特徴とする請求項50に記載のユーザ装置。
請求項52
前記CQIレポートのトリガーは、推定CQIと所定の閾値との比較に基づくことを特徴とする請求項50に記載のユーザ装置。
請求項53
前記CQIレポートのトリガーは、推定CQIと、受信転送ブロックのために必要とされる再送信回数との比較に基づくことを特徴とする請求項50に記載のユーザ装置。
請求項54
前記CQIレポートのトリガーは、前記ユーザ装置から前記ネットワークノードへ提供されるCQIレポート確率に基づくことを特徴とする請求項50に記載のユーザ装置。
請求項55
前記CQIレポートのトリガーは、前記ネットワークノードにより部分的に決定されたスケーリングされたCQI帰還周期に基づくことを特徴とする請求項50に記載のユーザ装置。
請求項56
前記処理部は、前記ユーザ装置が拡張CELL_FACH状態にあるか、或いは、不連続受信(DRX)モード及び不連続送信(DTX)モードの少なくともいずれかにある場合に、CQIトリガー部からのCQIレポートのトリガーに応じてCQIレポートを処理し、前記レポートを前記ネットワークノードに通信部を介して送信するように適合されていることを特徴とする請求項50乃至55のいずれか1項に記載のユーザ装置。
請求項57
ユーザ装置からネットワークノードへレポートされるチャネル品質指標(CQI)を制限するための当該ネットワークノードであって、更新部を備え、当該更新部が、CQI特有情報を計算し、前記ユーザ装置に当該CQI特有情報を送信部を介して送信するように適合されることで、前記ユーザ装置が低送信動作モード及び低受信動作モードの少なくともいずれかにおいて動作している場合に、前記ネットワークノードが前記ユーザ装置からのCQIレポートをトリガするためのCQIレポート・トリガー・ルールを構成することが可能なり、それにより、前記ユーザ装置は、該ユーザ装置のために特定された所定のルールとCQI特有情報に依存して、少なくとも1つのCQIを前記ネットワークノードに送信するようになることを特徴とするネットワークノード。
請求項58
前記ネットワークノードは基地局であることを特徴とする請求項57に記載のネットワークノード。
請求項59
前記更新部は、前記ユーザ装置が拡張CELL_FACH状態にある場合に、前記情報を前記ユーザ装置に送信するように適合されていることを特徴とする請求項57に記載のネットワークノード。
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