![]() ブロックコードを用いた可変長情報のチャネルコーディング方法
专利摘要:
ブロックコードを用いた可変長情報のチャネルコーディング方法が開示される。この方法は、32個の行及び情報ビット長に該当するA個の列を含むコード生成行列を用いて前記情報ビットをチャネルコーディングする方法であって、A長を有する情報ビットを、前記コード生成行列の各列に対応する32ビット長を有する基本シーケンスを用いてチャネルコーディングをし、チャネルコーディングされた結果を出力シーケンスとして出力し、ここで、Aが10よりも大きい場合、前記コード生成行列は、TFCI情報のコーディングに使われた32個の行及び10個の列で構成されたTFCIコード生成行列に対応する第1行列、またはこの第1行列の一つ以上の行間位置が変わった第2行列に、「0」を10個含む条件を満たす追加基本シーケンスのうちA−10個の追加基本シーケンスを列方向シーケンスとして追加したものとする。 公开号:JP2011508503A 申请号:JP2010539308 申请日:2008-12-22 公开日:2011-03-10 发明作者:クイ アン,ジュン;ジュン キム,キ;ヒュン チョ,ジュン;ジン ノ,ユ;ユル ユ,ナム;ウォン リ,デ;ウク ロ,ドン 申请人:エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド; IPC主号:H04J13-16
专利说明:
[0001] 本発明は、移動通信システムの符号化方法に係り、特に、ブロックコード(Block Code)を用いて様々な長さを有する情報に効率的にチャネルコーディングを行う方法に関するものである。] 背景技術 [0002] 以下では、まず、基本的な符号化(coding)理論のうち、本発明の理解及び説明の便宜のために必要な内容について詳細に説明する。] [0003] 一般的な2進誤り訂正コード(error correction code)を[n,k,d]と表示すると、nは、符号化された符号語(codeword)のビット数、kは、符号化前の情報ビット数、dは、符号語間の距離のうち最小値を意味する。ここでは2進符号が考慮されるから、符号語の符号長は2nであり、符号化された符号語の総個数は2kとなる。また、便宜上、最小距離が内容においてさほど重要でない場合は、上記の2進誤り訂正コードは[n,k]で表示することもできる。本文書では、特別な言及がない限り、n、k及びdが表す値は、上記の内容を意味するとする。] [0004] この場合、誤り訂正コードをX個の行及びY個の列で構成される行列形態のブロックコードと混同してはならない。] [0005] 一方、符号化速度(coding rate)Rは、情報ビット数を符号語のビット数で除算した値で定義される。すなわち、R=k/nで定義される。] [0006] 以下、ハミング距離(Hamming distance)について説明する。] [0007] ハミング距離は、同じビット数を有する2進符号の間において対応するビット値が一致しないビットの個数を意味する。一般に、ハミング距離dがd=2a+1なら、a個の誤りを訂正することができる。例えば、2つの符号語が101011と110010であれば、両符号語のハミング距離は3である。] [0008] 一方、符号化理論において最小距離(minimum distance)は、符号に属する任意の2つの符号語間の距離の最小値を意味する。このような最小距離は、符号の性能を示す重要な評価量の一つとなり、距離としては上述のハミング距離が用いられる場合が多い。符号化過程により生成された符号語間の距離が遠いほど、該当の符号語が他の符号語として判断される確率が低くなるので、符号化性能が向上する。また、全体符号の性能は、最も悪い性能を有する符号語間の距離、すなわち、符号語間における最小距離により評価される。要するに、最小距離が最大化した符号が良い性能を示すこととなる。] [0009] 次世代移動通信システムで、制御情報は、システムの構成及び伝送チャネルの情報などを伝送することによってシステムの性能を決定する非常に重要な情報である。このような制御情報は、システムのリソースをできるだけ少なく使用する目的で短い長さで構成され、チャネル誤りに強い優れた符号化手法を用いて符号化された後に伝送される。例えば、3GPP移動通信システムで制御情報のための符号化手法には、RM(Reed-Muller)符号ベースの短い長さのブロック符号、テールバイティング畳み込み(tail-biting convolutional)符号、シンプレックス(simplex)符号の反復符号などが考慮されている。] [0010] 一方、上述した3GPP移動通信システムの進化型である3GPPLTEシステムにおいては、制御情報が、ブロックコード(Block Code)を用いた符号化を経て伝送されることが議論されている。具体的に、伝送される情報ビットの長さをAとする場合、特定チャネル(例えば、物理上りリンク制御チャネル(以下、「PUCCH」という。))の伝送において、20個の行とA個の列で構成されるブロックコード(例えば、(20,A)ブロックコード)を用いてチャネルコーディングを行った後に伝送することが議論されている。また、3GPP LTEシステムにおいて、上りリンク制御情報は、PUCCHの他に、上りリンク共有チャネル(以下、「PUSCH」という。)を通じても伝送されており、このようにPUSCHを通じて伝送される制御情報は、32個の行とA個の列とから構成されるブロックコード(すなわち、(32,A)ブロックコード)を用いてチャネルコーディングを行った後に伝送することが議論されている。] [0011] 一方、(32,A)の形態を有するブロックコードには様々な形態のものがあり、それぞれのブロックコードの全てに対して、様々な長さを有する情報ビットの符号化性能をそれぞれ確認することによって最適の形態を見出すことは困難である。] 発明が解決しようとする課題 [0012] 上記問題を解決するために、本発明の一実施形態では、様々な長さを有する情報の効率的な(32,A)ブロック符号化方法を提案する。すなわち、情報ビットの長さが様々に変わり、符号化された符号語のビット長も様々に変わる状況で、上述したように様々なビット長の組合せを効果的に支援する(32,A)ブロック符号化方法を提案する。] [0013] 一方、実際に用いられる符号化ビット数は32以下の場合もあり、情報ビット数も様々に変更されうる。したがって、本発明の他の実施形態では、特定長さの情報ビット/符号化ビット数に対して提案されたブロック符号のうち、必要分のみを効率的に使用する方法、及び、逆に、特定長さよりも長い長さの符号化が必要な場合、この特定長さに基づくブロック符号の反復を通じて長い長さの符号化を行う方法を提案する。] 課題を解決するための手段 [0014] 上述したような課題を解決するために、本発明の一実施形態では、32個の行(Row)及び情報ビット長に該当するA個の列(Coulmn)を含むコード生成行列を用いて前記情報ビットをチャネルコーディングする方法であって、前記A長を有する情報ビットを、前記コード生成行列の各列に対応する32ビット長を有する基本シーケンス(Basis Sequence)を用いてチャネルコーディングをし、前記チャネルコーディングされた結果を出力シーケンスとして出力する段階を含み、前記Aが10よりも大きい場合、前記コード生成行列は、TFCI(Transport Format Combination Indicator)情報のコーディングに使われた32個の行及び10個の列で構成されたTFCIコード生成行列に対応する第1行列、または前記第1行列の一つ以上の行間位置が変わった第2行列に、最小ハミング距離の最大値が10である条件を満たす追加基本シーケンスのうち、A−10個の追加基本シーケンスを列方向シーケンスとして追加したものであることを特徴とする、チャネルコーディング方法を提案する。] [0015] ここで、前記追加基本シーケンスは、0を10個含む基本シーケンスでありうる。] [0016] また、前記第2行列は、前記第2行列の下段12行を除外した第3行列が、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)伝送のためのコード生成行列に対応するように、前記第1行列の一つ以上の行間位置を変更したものでありうる。] [0017] 一方、上述したような課題を解決するための本発明の他の実施形態では、32個の行(Row)及び情報ビット長に該当するA個の列(Column)を含むコード生成行列を用いて前記情報ビットをチャネルコーディングする方法であって、前記A長を有する情報ビットを、前記コード生成行列の各列に対応する32ビット長を有する基本シーケンス(Basis Sequence)を用いてチャネルコーディングをし、前記チャネルコーディングされた結果を出力シーケンスとして出力する段階を含み、前記Aが10よりも大きい場合、前記コード生成行列は、 [表] のような第1行列、または前記第1行列の一つ以上の行間位置が変わった第2行列に、 [1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 0, 0, 1, 1, 0, 0, 0, 1, 0, 1, 0, 1, 0, 1, 1, 1, 0, 0]、 [0, 0, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 0, 0, 1, 0, 1, 0, 1, 1, 0, 0, 0, 1, 1, 0]、及び [0, 0, 1, 1, 1, 0, 0, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 0, 1, 1, 0, 0, 1, 0, 1, 0, 0, 1] のような追加基本シーケンスのうち、A−10個の追加基本シーケンスを列方向シーケンスとして追加したものであることを特徴とする、チャネルコーディング方法を提供する。] [0018] 一方、上述したような課題を解決するための本発明のさらに他の実施形態では、32個の行(Row)及び情報ビット長に該当するA個の列(Column)を含むコード生成行列を用いて前記情報ビットをチャネルコーディングする方法であって、前記A長を有する情報ビットを、前記コード生成行列の各列に対応する32ビット長を有する基本シーケンス(Basis Sequence)を用いてチャネルコーディングをし、該チャネルコーディングされた結果を出力シーケンスとして出力する段階を含み、 前記コード生成行列は、32個の行及びA個の列を有する第10行列に該当し、 第4行列は、 [表] のような第5行列の左側からA個の基本シーケンスを順次に選択したA個の列及び20個の行で構成され、 第6行列は、前記第4行列の行間位置または列間位置を少なくとも一つ変更する場合に生成される行列であり、第7行列は、追加的な12個のビットが前記第4行列または前記第6行列の各基本シーケンスに追加される場合に生成される行列であり、 前記第7行列は、 [表] のような第8行列の左側からA個の基本シーケンスを順次に選択したA個の列及び32個の行で構成される行列に対応し、 第9行列は、前記第7行列の行間位置または列間位置を少なくとも一つ変更する場合に生成される行列であり、第10行列は、前記第7または第9行列の左側からA個の基本シーケンスに該当する基本シーケンスが選択される場合に生成されるコード生成行列である。] [0019] 好ましくは、前記A値が「14」以下の場合、前記コード生成行列の基本シーケンスには、 [表] のような第11行列の列方向シーケンスのうち左側から前記A長に該当する所定個数の列方向シーケンスが順次に対応する。] [0020] 好ましくは、前記A値が「11」以下の場合、前記コード生成行列の基本シーケンスには、 [表] のような第12行列の列方向シーケンスのうち左側から前記A長に該当する所定個数の列方向シーケンスが順次に対応する。] [0021] 好ましくは、上記方法は、前記出力シーケンスのビット数が32ビット以上の場合、前記コード生成行列の各基本シーケンスを所定回数反復し、反復された各基本シーケンスのうち、前記出力シーケンスのビット数に対応する長さだけを用いてチャネルコーディングを行う段階をさらに含む。] [0022] 好ましくは、前記出力シーケンスのビット数が32ビットよりも大きい場合、前記出力シーケンスは、前記チャネルコーディングされた結果を循環的に反復して獲得する。] [0023] 好ましくは、前記情報ビットは、チャンネル品質情報(CQI)またはプリコーディング行列インデックス(PMI)のうち一つ以上に該当するビットである。] [0024] 好ましくは、前記出力シーケンスは、物理上りリンク共有チャンネル(PUSCH)を通じて伝送される。] 発明の効果 [0025] 上述したような本発明の各実施形態によれば、既存に3GPPシステムでTFCI情報コーディングに使われたコード生成行列及び/またはPUCCH伝送のための(20,A)コード生成行列を再使用して容易に(32,k)ブロックコーディングを具現でき、これにより生成される符号語間に最大の最小距離を増加させて性能を向上させることができる。] 図面の簡単な説明 [0026] 本発明の一実施形態によって既存TFCI情報コーディングに用いられた(32,10)ブロックコードとPUCCH伝送用に用いられる(20,14)コードを用いて(32,14)ブロックコードを生成する概念を示す図である。 本発明の一実施形態によって(20,k)ブロックコードと(32,k)ブロックコードを基本符号として、(40,k)、(52,k)及び(64,k)ブロックコードを生成する場合における最小距離性能を示すグラフである。] 実施例 [0027] 以下、本発明の好適な実施形態を、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。添付の図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明するためのもので、本発明が実施されうる唯一の実施形態を示すためのものではない。例えば、以下の説明は、理解を助けるために、3GPPLTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)システムに適用される具体的な例を挙げて説明するが、本発明は、3GPPLTEシステムの他に、可変長制御情報をブロックコードを用いてチャネルコーディングを行う必要があるいずれの通信システムにも適用可能である。] [0028] 以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供するために具体的な細部事項を含む。しかし、当業者には、本発明がこのような具体的な細部事項なしにも実施可能であるということが理解できる。場合によっては、本発明の概念が曖昧になることを避けるために、公知の構造及び装置を省略したり、各構造及び装置の核心機能を中心にしたブロック図の形式で示す。また、本明細書全体にわたって同一の構成要素には同一の図面符号を付して説明する。] [0029] まず、本発明で共通して考慮しなければならない点について簡単に述べる。] [0030] [n,k]符号は、上述したように、符号化ビット数がnであり、情報ビット数がkである符号を意味する。] [0031] ここでは、特別な言及がない限り、便宜上、符号の生成行列を基本シーケンス(basis sequence)形態の表で表示する。実際に、符号化方法は、3GPP release 99のTFCI符号におけると同様の方法を用いる。すなわち、情報ビットを左側基本シーケンスに順次に割り当て、基本シーケンスと情報ビットとの積に対応するシーケンスを、情報ビット数分だけ2進演算で加算して(Exclusive OR sum)符号化ビットを生成する方法を用いる。] [0032] 上記の方法で符号を表すと、情報ビットの数が可変する場合にも、行列形態の一つの基本シーケンス表を用いて符号化を行うことができるという長所がある。このような長所を用いて様々な情報ビット数の支援が可能である。したがって、基本シーケンス表またはコード生成行列は、最大大きさの情報ビット数を考慮して表示した。万一、実際の応用において必要な最大情報ビット数が、以下に提示する大きさよりも小さいと、該当する最大ビット数以上のための基本シーケンスを削除した表を使用することが好ましい。] [0033] 一方、符号化理論によって生成符号において0と1を取り替えても、符号の特性に影響を与えない。したがって、基本シーケンス表で0と1を互いに取り替えた表も同一の符号となる。また、符号化理論によって符号化されたビットの順序を替えても、同一の符号特性を示す。したがって、基本シーケンス表で行の位置を互いに替えたものも同一の符号となる。] [0034] 本発明による以下の実施形態で提示する基本シーケンスは、情報ビットの数を可変とするように設計した他に、符号化ビット数も可変とするように設計した。したがって、特定基本シーケンス表から特定列を削除した符号も、本発明の着想時に既に考慮された符号である。例えば、基本シーケンス表が(32,14)の形態を有すると、下から連続して12個の行を削除するとともに右側から3個の列を削除した(20,11)形態の基本シーケンス表も、(32,14)基本シーケンス表の一適用例である。要するに、本発明では、基本シーケンス表の行と列が、最も大きい大きさを基準になされたし、小さい大きさの行と列は、大きい大きさの基本シーケンス表の行と列を右側または下端から順次に削除したものとする。もちろん、前述の通り、減少した大きさの基本シーケンス表において行と列の位置を替えたり、0と1を取り替えた表も同一の符号であることに留意されたい。] [0035] 参考として、本発明の理解及び説明の便宜のために、基本シーケンス表において情報ビットは左側列から始まって右側列に順次に対応し、符号化ビットは最上端の行から始まって最下端の行方向に順次に対応すると表記する。また、上記「基本シーケンス表」は、「コード生成行列」などの他の用語に取って代わることもできる。] [0036] 一方、特定チャネル推定方法などで、特定のパターンの基本シーケンスは使用しないことが好ましい場合もある。このような場合には、本発明による以下の実施形態で提案する表から、システムに応じて特定基本シーケンスを除去した表を用いることを考慮することができる。このような場合は、符号化観点で該当の基本シーケンスはいつも0の場合と考慮されうるので、符号性能は同一であり、情報ビット数のみ減少した形態となる。] [0037] したがって、本発明による以下の実施形態で提案する基本シーケンス表から特定基本シーケンスを除去した基本シーケンス表またはコード生成行列も、本発明の着想時に既に考慮されたものである。] [0038] 上述したような本発明の一側面では、(32,A)形態のブロックコーディング方式を提案する。特に、以下では、情報ビットの長さが最大14ビットである場合を考慮して、(32,14)形態のブロックコーディングを考慮する。ただし、情報ビットの長さによって(32,14)形態のコード生成行列のうち一部の基本シーケンスのみを用いることもできることは、上述の通りである。] [0039] このための様々な方法が存在できるが、以下に説明する実施形態では、可能なかぎり既存の(に提案された)ブロックコードを用いて可能なかぎり既存の符号と共通点を維持するようにコードを設計することを提案する。特に、既存の(に提案された)コードとしては、3GPP release 99で用いられるTFCI情報コーディングのための(32,10)形態のブロックコード、及び本発明者により本願の優先権主張の基礎となる米国仮出願第61/016,492号(発明の名称:GENERATION METHODOF VARIOUS SHORTLENGTHBLOCKCODESWITH NESTED STRUCTURE BY PUNCTURING A BASECODE)などに提案されたPUCCH伝送用(20,14)ブロックコードを用いることを提案し、その具体的な内容は以下に述べる。] [0040] まず、上記の(32,10)形態のブロックコード及びPUCCH伝送用(20,14)ブロックコードについて説明する。] [0041] (32,10)TFCIブロックコード及び(20,14)ブロックコード] [0042] 本実施形態で用いられる(20,14)ブロックコードは、まず、(32,10)構造を有するTFCIコード生成行列から(20,10)ブロックコードを生成した後、このブロックコードに4個の基本シーケンスを追加して(20,14)ブロックコードを生成することを提案する。] [0043] まず、(20,10)ブロックコードは、3GPP Rel’ 99でTFCI(Transport Format Combination Indicator)情報のチャネルコーディングに用いられた(32,10)符号の生成行列に基づき、符号化される符号語の長さによって穿孔(Puncturing)された形態を有するように設計することを提案する。] [0044] このような(32,10)TFCI情報コードの再使用は、様々な長所を有する。第一に、TFCI情報コードそのものがReed-Muller符号に基づいて設計されたので、穿孔されたTFCI符号も、変形されたReed-Muller符号構造を有する。このようなReed-Mullerベースの符号は、復号過程で高速アダマール変換(Fast Hadamard Transform)のような方法を用いて高速復号を可能にすることができる。第二に、TFCI符号化方式は、様々な長さの情報ビットと符号化ビットを支援する。このように情報ビットの長さや符号化ビットの長さが様々に変化可能なので、現在3GPPLTEのCQI伝送のための要求事項をよく満たすことができる。] [0045] 下記の表1は、3GPP Rel’ 99でTFCI情報チャネルコーディングに使われた、長さ32ビット、dmin=12の符号語を生成する(32,10)符号の生成行列を表す。] [0046] [表1]] [0047] 一般に、ブロックコードにおいて行同士または列同士が互いに位置を替えても、生成される符号語には性能差がないと知られている。このような点に着目して、上記のTFCI情報コーディングに用いられた(32,10)ブロックコードと等価のブロックコードを表すと、下記の表2の通りである。] [0048] [表2]] [0049] 上記表2に表示したブロックコードは、上記TFCIコーディングに用いられた(32,10)コードにおいて行と列の位置を変更したもので、幾つかの列(表1のTFCI情報コードを基準にすれば行)同士が互いに位置を替えている形態を表している。] [0050] すなわち、本実施形態では、上述したように、(32,10)の形態を有するTFCI情報コード(表1)またはその等価形態の行列(表2)から、12個の行(表2のブロックコード観点では列)を穿孔したり、20個の行(表2のブロックコード観点では列)を選択したりして、(20,10)ブロックコードを構成することを提案する。上記表1を用いる場合と表2を用いる場合においてモード性能には差がないので、以下では、説明の便宜のために、特別な表記がない限り、上記表2のようなTFCI情報コードの等価形態を用いるとする。] [0051] 一方、上記TFCI情報符号化に使われた(32,10)符号は、Reed-Muller(RM)符号に基づいて生成された。この場合、誤り訂正性能のために、符号語の最小距離(dmin)が最大になる穿孔パターンを探すことが重要である。] [0052] ] [0053] ] [0054] そこで、本実施形態では、上記のような穿孔パターンを定めるにあたり、特定制約条件を加えて、最適のdminを獲得するための探索空間(searching space)の範囲を減らす方法を提案する。] [0055] ] [0056] [数1]] [0057] 例えば、d=6の場合、上記数学式1は下記のように示すことができる。] [0058] [数2]] [0059] ] [0060] このような360個の穿孔パターンは、本発明者により発明されて出願されたし、本出願の優先権主張の基礎となる米国仮出願第61/016,492号(GENERATION METHODOF VARIOUS SHORTLENGTHBLOCKCODESWITH NESTED STRUCTURE BY PUNCTURING A BASECODE)のAppendix Aに、上記表2に基づいて穿孔される列のインデックスがいちいち開示されているが、本願明細書では紙面関係上それらを省略する。] [0061] 本発明の説明では、上記360個の穿孔パターンのうち、下記のようなパターンを例に挙げて説明する。] [0062] 下記の表3は、上記360個のパターンのうち、特定ハミング重み分布を示すパターンを表す。] [0063] [表3]] [0064] 上記表3の穿孔パターンは、上述した本出願の優先権主張の基礎となる米国仮出願第61/016,492号のAppendix A、表A.2の6番目のインデックスに対応する穿孔パターンである。この表3において、「0」は該当列を穿孔することを表し、「1」は該当列を穿孔せずに(20,10)ブロックコードに選択することを意味する。] [0065] 上記表3の穿孔パターンを上記表2に適用した例を、下記のように示すことができる。] [0066] [表4]] [0067] この時、上記表4は、上記表2と対比して、行と列の方向を替えて表現したが、同一の意味を有し、右端には、それぞれの行方向シーケンスのうち、穿孔される12個の行を表示している。これによって生成される(20,10)ブロックコードは、下記の通りである。] [0068] [表5]] [0069] 一方、上記表4または表5の行の順序は、3GPPで使われるTFCI符号化のための行列順序とはやや異なっている。上述したように、コーディング理論において各行の位置を変更する場合にも、生成された符号語の性能には相違がないので、上記表4または表5の行の順序をTFCI符号行列と同様にすると、下記の表6の通りである。] [0070] [表6]] [0071] 上述したように、上記表6は、上記表4と行の順序が異なるだけで、他の事項は全く同一である。この場合は、符号化理論によって符号特性は完全に同一の特性を有することとなる。上記表6のような表現方法の利点は、(20,10)符号から(18、10)符号への穿孔時に、最後の2ビットを穿孔して生成すればいいという利点がある。] [0072] 次に、上述した(20,10)コードを最大(20,14)コードまで拡張する場合について説明する。] [0073] 上述したように、本発明の一実施形態によって生成される(20,A)ブロックコードは、3GPPLTEシステムでチャネル品質情報を表すCQIがPUCCHを通じて伝送されるためのチャネルコーディング方法に用いられるとする。また、上述したような(20,10)コード生成段階では、3GPP LTEシステムにおいてCQI情報のビット数は4ビットから10ビットまで様々でありうるという点に鑑みて、最大(20,10)ブロック符号まで提案したわけである。ただし、MIMOの場合にはCQIの情報ビット数が10ビットよりも大きくなることもある。しかし、実際に、CQI伝送量はCQIの生成方式によって決定されるので、符号化過程のためには概略として4から14ビット程度までの様々な情報ビット数を全部支援する方式を考慮してみるとする。] [0074] そこで、上述した段階で考慮した(20,10)ブロックコードに情報ビット数によって列を追加することによって最大14ビットまで支援できる(20,14)ブロックコーディング方法について説明する。] [0075] このように追加される列を全数探索によって探すには非常に多い演算を行わねばならない。したがって、あらゆる場合に対して全数探索を行うことは非効率的である。] [0076] 本段階では、上記表6の6番目の列が全部1で構成された基本シーケンス(Basis Sequence)であることに注目する。したがって、追加される列が最小距離dを満たさなければならない場合、最小の「0」の個数をdより大きくまたは等しくしなければならない。本例では「0」の個数が符号語間の最小距離になるためである。すなわち、追加される列と全部1で構成された既存6番目の列との差異が他ならぬ両符号語間の距離であり、したがって、追加される列の「0」の個数が符号語間の距離と一致するようになる。] [0077] 一般に、(20,10)コードで可能な最大の最小距離が6である反面、本発明のような方法で(20,10)から拡張して構成した(20,11)コードにおいて可能な最大の最小距離は4である。具体的に、20ビット符号語で様々な情報ビット数による最大の最小距離特性は、下記の通りである。] [0078] [表7]] [0079] したがって、本発明の一実施形態では、追加される列の最大の最小距離が「4」であることを目標として列を追加する方法を提案する。これは、追加される列に「0」の個数が4個以上含まれることを意味する。] [0080] まず、探索個数を最小化するために、本実施形態では、追加される列が「0」を4個含むと限定する。このように「0」を4個含み、且つ「1」を16個含む追加列は、様々な形態が可能であり、その一例として上記表6の(20,10)コードを(20,14)コードまで拡張した形態を、下記の表8に表す。] [0081] [表8]] [0082] 上記表8において、追加される4個の列は右側の4個の列であり、追加される列において「0」は太字で表した。] [0083] これに基づき、以下では、上記表8を変形したり、最適化したりする方法について説明する。] [0084] 本発明の一実施形態では、上記表8の6番目の列、すなわち、Mi,5は、あらゆるビットが「1」である基本シーケンスであることに注目する。このような基本シーケンスは、該当ビットの全体符号語に対する寄与度を高めることとなる。したがって、該当ビットの観点では、このように重み値(weight)の多い基本シーケンスが好ましい。] [0085] しかし、全体符号語は、様々なビットが「exclusive or」で演算されるので、複合された結果を考慮しなければならない。したがって、互いに結合する場合の数を減らすために、上述したように、全てのビットが「1」である基本シーケンスを先頭に移して寄与度を高める方法が考慮できる。このような方法として、ビット数の少ない場合における符号化時に、全てのビットが1である基本シーケンスを先頭に移す方法が考慮可能であり、下記の表9に表した。] [0086] [表9]] [0087] 上記表9は、本来の列方向基本シーケンスのうち6番目のシーケンス、すなわち、全て「1」を含むシーケンスインデックスを先頭の基本シーケンスとして位置を変更し、他の基本シーケンスの順序は変更しないケースに該当する。] [0088] 以下の説明においてPUCCH伝送用(20,14)ブロックコード構造としては上記表9のブロックコードを用いるとする。万一、PUCCH伝送のための情報ビットの数が最大13ビット以下と限定される場合は、上記表9の構造において最右端に位置している基本シーケンスを省略して表すことができ、それを下記の表10に表した。] [0089] [表10]] [0090] 以下では、これに基づいて(n,k)ブロックコード(n≦32、k≦14)を生成する方法について説明する。] [0091] (n,k)ブロックコード(n≦32、k≦14)] [0092] 以下の説明では、最大大きさが(32,14)であるブロックコードについて述べる。すなわち、本実施形態では、符号化ビット数の最大大きさは32であり、情報ビット数の最大大きさは14である場合を取り上げる。様々な方法による符号設計が可能であるが、本実施形態では、上述したように、既存符号との共通点を最大限に有するように設計するとする。] [0093] (32,14)ブロックコードの生成のために、一応、既存3GPPのRelease 99で使用した(32,10)TFCIブロックコードから得られた上記表9のような(20,14)ブロックコード、及び上述した(32,10)TFCIブロックコードを同時に考慮してみる。これらを用いて(32,14)ブロックコードを生成するためには、図1で「TBD(To be defined)」で表示された部分についての追加的な定義が必要である。] 図1 [0094] 図1は、本発明の一実施形態によって既存TFCI情報コーディングに用いられた(32,10)ブロックコード及びPUCCH伝送用に用いられる(20,14)コードを用いて(32,14)ブロックコードを生成する概念を示す図である。] 図1 [0095] すなわち、本実施形態で、(32,14)ブロックコード104の生成のために、既存TFCI情報コーディングに用いられた(32,10)ブロックコード101及び本発明の上述した実施形態で提案された(20,14)ブロックコード102を用いる場合、TBDで表示された部分103に対する追加的な定義が必要である。また、いずれか一つのブロックコードの観点から見た時、これは様々に解釈されることができる。すなわち、本実施形態による(32,14)ブロックコード104は、既存(32,10)ブロックコードの右側に4個の基本シーケンス(図1で102aと103との結合部分に対応)を追加して生成されたものと見なすことができ、他の観点では、上記表9またはその等価形態の(20,14)ブロックコード(102)に、12個の行方向シーケンス(図1で101aと103との結合部分に対応)を追加して生成されたものと見なすこともできる。] 図1 [0096] ここで、(32,10)ブロックコード101は、上記表1に表したような既存TFCI情報コードそのものまたは該情報コード中の行間及び/または列間位置を替えた等価形態のいずれを用いることもでき、(20,14)ブロックコード102も同様、上記表9に表したブロックコードまたはその等価形態を用いることができる。] [0097] 一方、TBD(103)は、最小距離観点で最も良好な性能を示すように符号を設計することが好ましい。一般的に、様々な情報ビット長及び符号化ビット長に従う最小距離性能は、下記の通りである。] [0098] [表11]] [0099] 上記表11で、(32,A)ブロックコーディングにおいてAが10よりも大きい場合、基本シーケンスの最小ハミング距離の最大値は10に制限されることがわかる。] [0100] したがって、本発明の好ましい一実施形態では、図1でTBD部分103が、(20,14)ブロックコード102のうち10ビット以上の情報ビットに対応する部分102aと共に、追加される各基本シーケンス(図1の102aと103との結合部分に対応)の最小ハミング距離の最大値が10になる条件を満たすように規定されることを提案する。具体的に、追加される基本シーケンスが1個または2個である場合(すなわち,Aが11または12の場合)には、各基本シーケンスの最小ハミング距離が10を満たすように追加することを意味し、追加される基本シーケンスが3個または4個である場合(すなわち,Aが13または14の場合)には、各基本シーケンスの最小ハミング距離が8を満たすように追加することを意味する。これは、既存TFCI情報コーディングのための(32,10)ブロックコードは全ての成分が「1」である基本シーケンスを含むので、追加される各基本シーケンスが「0」を10個含む場合と解釈することができる。なお、万一、(20,14)ブロックコードとして上記表9のようなブロックコードを用いる場合、図1の102a部分に対応する各基本シーケンスが「0」を4個含んでいるので、TBD部分に対応する基本シーケンス部分が「0」を6個含むように設定するものと解釈することもできる。] 図1 [0101] 上述したような条件を満たす一例を、下記の表12に表した。] [0102] [表12]] [0103] 上記表12において、例えば、下から12個の行を削除すると既存PUCCH伝送用(20,14)符号になり、下から14個の行を削除すると(18、14)符号となる。一方、本実施形態において情報ビットの可変適用は容易であり、該当の情報ビット数だけの基本シーケンスを上記表12から取って符号化に用いればいい。すなわち、上記表12で、最大情報ビット数が14ビットよりも小さいビット数のみを必要とする場合は、上記表12のような基本シーケンス表において不要な数だけの基本シーケンスを右側列から削除することも可能である。これは、(32,10)ブロックコードに必要な情報ビット数だけの基本シーケンスを追加するものと解釈することもできる。] [0104] 例えば、最大情報ビット数が11ビットに制限される場合を想定すると、下記のような(32,11)ブロックコードを用いることができる。] [0105] [表13]] [0106] 一方、以下では、(16,k)ブロックコードまで考慮して(32,k)ブロックコードを再配置する方法について説明する。] [0107] 上記表12または表13の(32,k)ブロックコードは、(20,k)または(18,k)ブロックコードの生成時に最下端の行から余分の行を削除することで最適の符号を生成する。しかし、(16,k)ブロックコードを生成する場合には、相対的に多くの考慮が必要となる。そこで、本発明の一実施形態では、(16,k)ブロックコードまで考慮して上記提案された(32,k)ブロックコードの行の順序を変えることで、(16,k)ブロックコードの生成時に、(32,k)ブロックコードの最下端の行から削除することだけでも符号が生成されるように設定することを提案し、その一例を下記の表14に表した。] [0108] [表14]] [0109] 上記表14は、(32,k)符号から(20,k)符号を生成する時、最下端の行から12個の行を削除することで最適の符号が生成され、(18,k)符号は最下端の行から14個の行を、(16,k)符号は最下端の行から16個の行を削除することで最適の符号が生成されるように設定した例である。] [0110] 一方、以下では、上述した内容に基づき、32ビット以上の符号語長が必要な場合におけるチャネルコーディング方法について説明する。] [0111] 32ビット以上の符号語が必要な場合] [0112] まず、本発明の一実施形態では、32ビット以上の符号語が必要な場合、(32,k)符号または(20,k)符号を基本符号とし、該基本符号を反復して長い長さの(n,k)符号を生成する方法を提案する。] [0113] 上記表12または表14を通じて(32,k)符号と(20,k)符号を容易に生成可能である。一方、伝送ビットにさらに強力な誤り訂正能力を与えるために符号化ビットの数を増やす場合を考慮する。この場合、増えた符号化ビット数に該当する新しい符号を生成することが好ましいが、その都度新しい符号を設計することは事実上容易ではない。したがって、簡単な生成方法の一つとして、基本符号を所望の長さだけ反復することを考慮することができる。万一、所望の長さが、基本符号の整数倍で正確に一致しないとすれば、所望の長さよりも大きく反復した後、超過ビット数を除去する方法も考慮可能である。この場合、最適の穿孔パターンを毎度探すことも可能であるが、レートマッチングブロック(rate matching block)などを用いて簡単に穿孔する方法も実用的に考慮可能である。] [0114] ここで、基本符号は(32,k)を考慮することもでき、(20,k)を考慮することもできる。便宜上、基本符号の整数倍の大きさを有する場合のみを考慮し、それ以外の場合には穿孔を通じて解決するとする。また、k値は様々なものが可能であり、ここでは、最大の大きさである14を基準に説明し、14よりも小さい大きさは特に言及しないが、上述したように、該当の長さだけ基本シーケンスを選択して用いうることは、上述した説明から当業者には自明である。 例えば、(64,14)符号が必要な場合、(32,14)符号を単純に2回反復することが考慮できる。また、(40,14)符号が必要な場合には、(20,14)符号を単純に2回反復することが考慮できる。また、基本符号として(32,14)符号と(20,14)符号を同時に考慮して、(52,14)符号の場合には、(32,14)符号と(20,14)符号を連続させて構成することも可能である。] [0115] したがって、本実施形態によって生成可能な符号の組合せは(a*32+B*20,14)である(ここで、aとbは、0以上の整数である。)。] [0116] 万一、最終的に必要な符号化ビット数が基本符号の整数倍でない場合は、上述したように、所望の長さよりも大きく反復した後に、末端から切断したり、レートマッチングブロックなどを通じた穿孔も考慮可能である。] [0117] 一方、本発明の他の実施形態では、情報ビットの順序を逆順にした後、基本符号を反復する方法を考慮する。] [0118] 上述のように基本符号を継続して反復する場合には、基本符号の最小距離特性をそのまま維持して反復される。したがって、最小距離が4である符号を2回反復すると、単に最小距離は2倍に増えて8に変わることになる。] [0119] しかし、反復時に情報ビットに変化を与えると、最初のの場合には最小距離を有する符号語を生成する情報ビットであっても、反復時に変化された情報ビットにより生成された符号語は、最小距離よりも大きい距離を有する符号語とすることができる。このような原理によって最小距離が反復しないようにすると、最小距離特性が、単純倍数の場合に比べて増大するように符号を構成することができる。] [0120] 上記情報ビット変化の方法としては様々なものを考慮することができる。すなわち、ビット単位で反転(reverse)を取る方法、情報ビットをPNシーケンスなどのようなランダムシーケンス(random sequence)に通過させて変化を与える方法などが考慮できる。] [0121] また、反復の度に情報ビットの変化を別々に与える方法を考慮することができる。しかし、このようにすると送受信端で複雑度が増加するため、ここでは、反復が多数回行われる場合、1回目は情報ビットをそのままにし、その次の回では情報ビットに変化を与える場合を考慮する。] [0122] 特に、符号の反復時に、偶数番目では情報ビットに変化を与えず、奇数番目では情報ビットに変化を与える方式を考慮する。すなわち、符号の反復時に、トグル(toggle)方式で情報ビットに変化が加えられる場合を考慮する。] [0123] ここでは、例えば、(20,k)符号及び(32,k)符号を基本符号として、(40,k)符号、(52,k)符号及び(64,k)符号を生成する場合を考慮する。] [0124] 図2は、本発明の一実施形態によって(20,k)ブロックコード及び(32,k)ブロックコードを基本符号として、(40,k)、(52,k)及び(64,k)ブロックコードを生成する場合の最小距離性能を示すグラフである。] 図2 [0125] 図2で、「(40,k) 20+20」は、基本符号である(20,k)符号をそのまま2回反復した場合を意味する。そして、「(20,k) 20rev」は、基本符号である(20,k)符号において情報ビットをビット反転して適用した場合を意味する。「(32,k) 32rev」も同一の方法と解釈可能である。] 図2 [0126] また、「(40,k) 20+20rev」は、基本符号として(20,k)符号を考慮して2回反復する際に、トグル方式で情報ビットに変化を与え、2回目の反復時に情報ビットをビット反転して適用した場合を表す。「(64,k) 32+32rev」も同一の方法と解釈可能である。一方、「(52,k) 20+32rev」は、基本符号として(32,k)符号及び(20,k)符号を選択し、これら基本符号をそれぞれ1回ずつ反復するが、2番目の基本符号である(32,k)符号はビット反転して情報ビットを適用した場合を意味する。] [0127] 図2で、「(40,k) 20」符号はk≧4の場合に、むしろ(32,k)符号よりも良くない性能を示す。したがって、単純に(20,k)を2回反復する方よりは、(32,k)符号を使用する方が、少ない符号化ビットを使用しながらも良い性能を示すことがわかる。すなわち、(20,k)符号を反復する方よりも(32,k)符号を反復する方が、少ない符号化ビットを使用しながらも良い性能を示すことがわかる。したがって、本発明の好ましい一実施形態では、実際に長い長さの符号化ビットのための符号化時に(32,k)符号を反復して使用することを提案する。すなわち、本実施形態において、基本符号として(32,k)符号を選択し、最終的に必要な出力シーケンスのビット数が32ビット以上であり、かつ、基本符号の整数倍でない場合には、所望の長さよりも大きくなるように反復した後に、末端から切り捨てる方法(すなわち、必要な出力シーケンスのビット数だけを選択する方法)を使用することが可能である。] 図2 [0128] ] [0129] [数3]] [0130] 上記数学式3は、インデックスiを有する出力シーケンス成分が、インデックスiを32に該当するBでモジュールロ演算を行った結果値をインデックスとして有する符号語成分に対応するようにし、Qが32よりも大きい場合、出力シーケンスは、チャネルコーディングされた結果シーケンスを循環的に反復して獲得する構造を有することがわかる。これは、上述の実施形態で(32,k)符号を所定回数反復した後、必要な符号語長だけ選択して利用する場合と同一の意味を有し、単に、これを他の観点で解釈したものに過ぎないということは当業者にとっては自明である。] [0131] 一方、図2で、「(52,k) 20+32」よりは、「(52,k) 20+32rev」の性能が同一または良好であり、「(40,k) 20+20」よりは、「(40,k) 20+20rev」の性能が同一または良好である。したがって、反復時に、一度はそのままに、その次は情報ビットを反転して適用することが、最小距離特性を良好にさせる好ましい方法になりうる。] 図2 [0132] 万一、最終的に必要な情報ビット数が基本符号の整数倍でない場合は、所望の長さよりも大きくなるように反復した後に、末端から切り捨てたり、または、レートマッチングブロックなどを通じて穿孔したりすることを考慮できる。] [0133] 一方、基本符号の反復時に、トグル方式で情報ビットにビット反転を適用する方法は、上記した基本符号に限定されず、様々な基本符号の反復にも適用可能である。例えば、ACK/NACKのような制御情報のシンプレックス符号の反復符号化時にも、一度はそのままに、その次はACK/NACK制御情報のビット反転された情報ビットを符号化して反復することが可能である。] [0134] 上述したように開示された本発明の好ましい実施形態についての詳細な説明は、当業者が本発明を具現して実施できるように提供された。以上では本発明の好適な実施形態を参照して説明してきたが、当該技術分野における熟練した当業者にとっては、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域を逸脱しない範囲内で、様々な修正及び変更が可能であるということは自明である。] [0135] したがって、本発明は、ここに開示された実施形態に制限されず、ここで開示された原理及び新規の特徴と一致する最も広い範囲を有するものである。] [0136] 上述した本発明の各実施形態によるチャネルコーディング方法は、3GPPLTEシステムにおいてCQI/PMI情報をPUCCHを通じて伝送する時に行うチャネルコーディングに好適に適用することができる。しかし、上述した方法は、このような3GPP LTEシステムに限って適用されることはなく、様々な長さを有しうる情報にブロックコーディングを行ういずれの通信方式にも同一原理によって適用されることができる。]
权利要求:
請求項1 32個の行及び情報ビット長に該当するA個の列を含むコード生成行列を用いて前記情報ビットをチャネルコーディングする方法であって、前記A長を有する情報ビットを、前記コード生成行列の各列に対応する32ビット長を有する基本シーケンスを用いてチャネルコーディングをし、前記チャネルコーディングされた結果を出力シーケンスとして出力することを含み、前記Aが10よりも大きい場合、前記コード生成行列は、TFCI情報のコーディングに使われた32個の行及び10個の列で構成されたTFCIコード生成行列に対応する第1行列、または前記第1行列の一つ以上の行間位置が変わった第2行列に、最小ハミング距離の最大値が10である条件を満たす追加基本シーケンスのうち、A−10個の追加基本シーケンスを列方向シーケンスとして追加したものである、チャネルコーディング方法。 請求項2 前記追加基本シーケンスは、0を10個含む基本シーケンスである、請求項1に記載のチャネルコーディング方法。 請求項3 前記第2行列は、前記第2行列の下段12行を除外した第3行列が、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)伝送のためのコード生成行列に対応するように、前記第1行列の一つ以上の行間位置を変更したものである、請求項1に記載のチャネルコーディング方法。 請求項4 32個の行及び情報ビット長に該当するA個の列を含むコード生成行列を用いて前記情報ビットをチャネルコーディングする方法であって、前記A長を有する情報ビットを、前記コード生成行列の各列に対応する32ビット長を有する基本シーケンスを用いてチャネルコーディングをし、前記チャネルコーディングされた結果を出力シーケンスとして出力することを含み、前記Aが10よりも大きい場合、前記コード生成行列は、[表1]のような第1行列、または前記第1行列の一つ以上の行間位置が変わった第2行列に、[1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 0, 0, 1, 1, 0, 0, 0, 1, 0, 1, 0, 1, 0, 1, 1, 1, 0, 0]、[0, 0, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 0, 0, 1, 0, 1, 0, 1, 1, 0, 0, 0, 1, 1, 0]、及び[0, 0, 1, 1, 1, 0, 0, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 0, 1, 1, 0, 0, 1, 0, 1, 0, 0, 1]のような追加基本シーケンスのうち、A−10個の追加基本シーケンスを列方向シーケンスとして追加したものである、チャネルコーディング方法。 請求項5 前記A−10個の追加基本シーケンスは、最小ハミング距離の最大値が10である条件を満たすように追加される、請求項4に記載のチャネルコーディング方法。 請求項6 前記A−10個の追加基本シーケンスは、各基本シーケンスが0を10個含むように追加される、請求項4に記載のチャネルコーディング方法。 請求項7 前記Aが14以下である場合、前記コード生成行列の基本シーケンスには、[表2]のような第6行列の列方向シーケンスにおいて左側から前記A長に該当する個数の列方向シーケンスが順次に対応する、請求項1または4に記載のチャネルコーディング方法。 請求項8 前記Aが11以下である場合、前記コード生成行列の基本シーケンスには、[表3]のような第7行列の列方向シーケンスにおいて左側から前記A長に該当する個数の列方向シーケンスが順次に対応する、請求項1または4に記載のチャネルコーディング方法。 請求項9 前記出力シーケンスのビット数が32ビットよりも大きい場合、前記コード生成行列の各基本シーケンスを所定回数反復し、反復された各基本シーケンスのうち、前記出力シーケンスのビット数に対応する長さだけを用いてチャネルコーディングを行う、請求項1または4に記載のチャネルコーディング方法。 請求項10 前記出力シーケンスのビット数が32ビットよりも大きい場合、前記出力シーケンスは、前記チャネルコーディングされた結果を循環的に反復して獲得する、請求項1または4に記載のチャネルコーディング方法。 請求項11 前記情報ビットは、チャネル品質情報(CQI)またはプリコーティング行列インデックス(PMI)のいずれかに該当するビットである、請求項1または4に記載のチャネルコーディング方法。 請求項12 前記出力シーケンスは、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を通じて伝送される、請求項1または4に記載のチャネルコーディング方法。 請求項13 32個の行及び情報ビット長に該当するA個の列を含むコード生成行列を用いて前記情報ビットをチャネルコーディングする方法であって、前記A長を有する情報ビットを、前記コード生成行列の各列に対応する32ビット長を有する基本シーケンスを用いてチャネルコーディングをし、前記チャネルコーディングされた結果を出力シーケンスとして出力することを含み、前記コード生成行列の基本シーケンスには、[表4]のような行列の列方向シーケンスにおいて左側から前記A長に該当する個数の列方向シーケンスが順次に対応する、チャネルコーディング方法。
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