![]() デバイスの集積回路を試験するためのシステム及びその使用方法
专利摘要:
カートリッジフレームと、固定された位置で装置フレームにカートリッジフレームを装着するためのカートリッジフレーム上の構成と、接触器支持構造体と、接触器支持構造体上の接触器インタフェースと、デバイス上の接点と接触するために接触器支持構造体によって保持された複数の端子と、接触器支持構造体によって保持されてインタフェースを端子に接続する複数の導体とを含むカートリッジ。 公开号:JP2011508432A 申请号:JP2010539686 申请日:2008-12-15 公开日:2011-03-10 发明作者:ジョヴァーン ジョヴァノヴィック;デイヴィッド;エス ヘンドリクソン;ドナルド;ピー;ザ;セカンド リッチモンド;スコット;イー リンゼイ 申请人:エイアー テスト システムズ; IPC主号:H01L21-66
专利说明:
[0001] 本発明は、フルウェーハ試験及び/又はバーンイン試験及び/又は内蔵自己試験に使用される装置に関する。] 背景技術 [0002] 超小型電子回路は、通常、半導体ウェーハ内及び半導体ウェーハ上で製造される。このようなウェーハは、次に、個々のダイに「単品化」又は「ダイスカット」される。このようなダイは、一般的に、ボードに剛性を与え、かつダイの集積回路又は超小型電子回路と電子通信する目的で支持ボードに装着される。最終的なパッケージ化は、ダイの封入を含むことができ、次に、得られるパッケージを客先に出荷することができる。] [0003] ダイ又はパッケージは、客先に出荷する前に試験することが必要である。理想的には、ダイは、早期の製造中に発生する欠陥を特定するために初期段階で試験すべきである。] [0004] ダイを試験することができる最も早い段階は、ウェーハレベルでの回路製造完了後、かつウェーハを単品化する前である。フルウェーハ試験には、いくつかの課題がある。フルウェーハ試験における1つの課題は、ウェーハ上に多数の接点があること、及び従って多数の電力接続部、接地接続部、及び信号接続部を作る必要があることである。] [0005] 本発明は、保持具の表面に対してデバイスを保持する段階と、保持具に対して接触器ボードアセンブリを移動させて接触器ボードアセンブリの端子をデバイス上の接点と接触させる段階と、端子及び接点を通じて集積回路に信号を供給する段階とを含むデバイスの集積回路を試験する方法を提供する。] [0006] 本方法は、アクチュエータの第1及び第2の構成要素を作動させて装置フレームに対して接触器支持構造体を移動し、デバイス上の接点に対して接触器支持構造体上の端子を押圧する段階を更に含むことができる。] [0007] アクチュエータの第1及び第2の部分は、それぞれ、シリンダ及びピストンとすることができ、ピストンは、シリンダ及びピストンが容積を共同で形成するようにシリンダ内に位置し、本方法は、容積の圧力を修正してシリンダに対してピストンを移動させる段階を更に含む。] [0008] 本方法は、シリンダに対するピストンの移動方向に垂直な容積の横断面表面積を修正する段階を更に含むことができる。] [0009] 本方法は、容積の横断面積を修正するためにピストン構成要素又はシリンダ構成要素のいずれかに容積形成構成要素を選択可能に装着する段階を更に含むことができる。] [0010] 複数の容積形成構成要素の各々は、容積の横断面積を漸進的に修正するためにピストン構成要素又はシリンダ構成要素のいずれかに選択可能に装着可能とすることができる。] [0011] 容積形成構成要素は、リングとすることができる。] [0012] 本方法は、シリンダにピストンを接続する少なくとも1つのバネの力を調節して、デバイスに対してピストンを水平にする段階を更に含むことができる。] [0013] アクチュエータは、膨張可能かつ収縮可能な空気袋を含むことができ、アクチュエータの第1及び第2の部分は、空気袋の対向する側にある。] [0014] 複数の電気構成要素は、接触器ボードアセンブリ上に装着することができる。] [0015] 電気構成要素は、接触器ボードアセンブリによって保持された端子に対向する接触器ボードアセンブリ上の側に装着することができる。] [0016] 電気構成要素は、力分配基板と接触器ボードアセンブリの間に位置することができ、スタンドオフ構成要素を通じて接触器基板から力分配基板まで力を伝達させる段階を更に含む。] [0017] 接触器支持構造体は、分配ボード基板と分配ボード基板に装着された接触器基板とを含むことができる。] [0018] 分配ボードは、複数の異なる剛性を有する複数の層を有することができ、接触器支持構造体によって保持された端子に対向する分配ボード基板の半分における層のうちの1つは、層の大部分よりも剛性である。] [0019] 本方法は、接触器ボードアセンブリがその一部を形成するカートリッジのカートリッジフレームを装置フレームに取り外し可能に装着する段階と、コネクタインタフェースの表面を接触器インタフェースの表面に接続する段階とを更に含むことができる。] [0020] 接触器インタフェースは、接触器支持構造体によって保持された端子に対向する接触器支持構造体の側にあるとすることができる。] [0021] コネクタインタフェースは、撓み取り付け部を形成するために撓みケーブルに接続することができ、撓み取り付け部をカートリッジフレームの開口部に少なくとも部分的に通す段階を更に含む。] [0022] カートリッジは、共通サブアセンブリ及び第1の固有の接触器サブアセンブリを含むことができ、第1の固有の接触器サブアセンブリを第2の固有の接触器サブアセンブリで置き換える段階を更に含む。] [0023] 本方法は、共通サブアセンブリと第2の固有の接触器サブアセンブリとの間の区域内の圧力を低減する段階を更に含むことができる。] [0024] 複数の導体は、コネクタを形成するためにコネクタ本体によって保持することができ、コネクタインタフェースは、導体の表面である。] [0025] コネクタ導体は、複数の信号コネクタ導体及び複数の接地コネクタ導体を含むことができ、接地コネクタ導体に接続されるが信号コネクタ導体には接続されないバルク大地帰路を更に含む。] [0026] 各信号コネクタ導体及び各接地コネクタ導体は、信号コネクタ導体と接地コネクタ導体の間に絶縁層を用いて互い違いに同軸状に位置することができる。] [0027] 撓みケーブルは、コネクタに装着することができ、かつコネクタインタフェースと反対方向にコネクタから延びることができる。] [0028] 本方法は、コネクタ本体上のピンを接触器ボードアセンブリの開口部と整列させて、コネクタインタフェースを接触器インタフェースと整列させる段階を更に含むことができる。] [0029] 本発明は、デバイスの集積回路を試験するための装置も提供し、装置は、装置フレームと、装置フレームに固定されたデバイスのための保持具と、装置フレームによって保持された接触器支持構造体と、接触器支持構造体によって保持された複数の端子とを含み、保持具及び接触器支持構造体は、端子の各々がデバイスのそれぞれの接点と解除可能に接触するように互いに対して移動可能であり、装置は、更に、電源と、支持構造体によって保持された端子の電力端子に電源を接続する電力電路と、信号源と、各々が信号源を支持構造体によって保持された端子のそれぞれの信号端子に接続する複数の信号電路とを含む。] [0030] 上記装置は、さらに、装置フレームと接触器支持構造との間に接続されたアクチュエータを含むことができ、このアクチュエータは、端子がデバイスの接点に押圧されるように装置フレームに対してかつ保持具の表面に向けて接触器支持構造体を移動させるために互いに対して移動可能である第1及び第2の部分を有している。] [0031] アクチュエータの第1及び第2の部分は、それぞれ、シリンダ及びピストンとすることができ、ピストンは、シリンダ及びピストンが共同で容積を形成するようにシリンダ内に位置し、容積の圧力を修正してシリンダに対してピストンを移動させるために容積に接続された流体ラインを更に含む。] [0032] シリンダに対するピストンの移動方向に垂直な容積の横断面表面積は、修正可能とすることができる。] [0033] ピストンは、主ピストン構成要素を含むことができ、シリンダは、主シリンダ構成要素を含むことができ、容積の横断面積を修正するために主ピストン構成要素又は主シリンダ構成要素のいずれかに選択可能に装着可能である容積形成構成要素を更に含む。] [0034] 装置は、容積の横断面積を漸進的に修正するために各々が主ピストン構成要素又は主シリンダ構成要素のいずれかに選択可能に装着可能である複数の容積形成構成要素を含むことができる。] [0035] 容積形成構成要素は、リングとすることができる。] [0036] 装置は、バネと、ピストンに固定された第1の部分及びバネに接続された第2の部分を有するバネ調節機構とを更に含むことができ、バネ調節機構は、バネの力を調節してシリンダに対してピストンを水平にするように調節可能である。] [0037] アクチュエータは、膨張可能かつ収縮可能な空気袋を含むことができ、アクチュエータの第1及び第2の部分は、空気袋の対向する側にある。] [0038] 装置は、接触器支持構造体上に装着された複数の電気構成要素を更に含むことができる。] [0039] 電気構成要素は、接触器支持構造体によって保持された端子に対向する接触器支持構造体上の側に装着することができる。] [0040] 装置は、力分配基板を更に含むことができ、電気構成要素は、力分配基板と接触器支持構造体の間に位置し、スタンドオフ構成要素が、接触器基板から力分配基板まで力を伝達させるために力分配基板と接触器基板間に位置することができる。] [0041] 接触器支持構造体は、分配ボード基板と分配ボード基板に装着された接触器基板とを含むことができる。] [0042] 分配ボードは、複数の異なる剛性を有する複数の層を有することができ、接触器支持構造体によって保持された端子に対向する分配ボード基板の半分における層のうちの1つは、層の大部分よりも剛性である。] [0043] 装置は、装置フレームに取り外し可能に装着可能とすることができるカートリッジフレームを含んで接触器ボードがその一部を形成するカートリッジと、接触器支持構造体上の接触器インタフェースと、接触器インタフェースの表面に接続するための表面を有するコネクタインタフェースとを更に含むことができる。] [0044] 接触器インタフェースは、接触器支持構造体によって保持された端子に対向する接触器支持構造体の側にあるとすることができる。] [0045] 装置は、撓みケーブルを更に含むことができ、コネクタインタフェースは、撓み取り付け部を形成するために撓みケーブルに接続され、カートリッジフレームは、開口部を含み、撓み取り付け部は、開口部を少なくとも部分的に通過する。] [0046] カートリッジは、共通サブアセンブリと、第2の固有の接触器サブアセンブリと交換可能とすることができる第1の固有の接触器サブアセンブリとを含むことができる。] [0047] 装置は、共通サブアセンブリと第2の固有の接触器サブアセンブリの間の区域と連通してカートリッジの外側に出口を有する減圧通路と、共通サブアセンブリと第2の固有の接触器サブアセンブリの間の区域の圧力を低減するために減圧通路の出口に接続されたポンプとを更に含むことができる。] [0048] 装置は、コネクタ本体と、コネクタ本体によって保持された複数のコネクタ導体とを含むコネクタを更に含むことができ、コネクタインタフェースは、コネクタ導体の表面である。] [0049] コネクタ導体は、複数の信号コネクタ導体及び複数の接地コネクタ導体を含むことができ、接地コネクタ導体に接続されるが信号コネクタ導体には接続されないバルク大地帰路を更に含むことができる。] [0050] 各信号コネクタ導体及び各接地コネクタ導体は、信号コネクタ導体と接地コネクタ導体の間に絶縁層を用いて互い違いに同軸状に位置することができる。] [0051] 装置は、撓みケーブルを更に含むことができ、撓みケーブルは、コネクタに装着され、かつコネクタインタフェースと反対方向にコネクタから延びる。] [0052] 装置は、コネクタ本体上のピンを更に含むことができ、接触器支持構造体は、コネクタインタフェースを接触器インタフェースと整列させるためにピンを受け取る開口部を有する。] [0053] 本発明は、更に、カートリッジフレームと、カートリッジフレームを固定された位置で装置フレームに取り付けるための、カートリッジフレーム上の構造と、接触器支持構造体と、接触器支持構造体上の接触器インタフェースと、デバイス上のコンタクトを接触させるための接触器支持構造体によって保持された複数の端子と、接触器支持構造体によって保持され、インタフェースを端子に接続する複数の導体とを含むカートリッジを提供する。] [0054] 本発明は、コネクタ本体とコネクタ本体によって保持された複数のコネクタ導体とを含むコネクタを更に提供し、コネクタインタフェースが、コネクタ導体の表面である。] [0055] 本発明は、添付図面を参照することでより例示的に説明される。] 図面の簡単な説明 [0056] フルウェーハ試験/又はバーンイン試験/又は内蔵自己試験に使用することができる本発明の実施形態による装置の斜視図である。 熱システムフレーム部分が約45°反時計回りに回転される図1と類似の図である。 図1及び図2の装置の一部を成す互換的カートリッジを示す下からの断面斜視図である。 図3のカートリッジの下部を成す接触器アセンブリを例示的に示す断面側面図である。 図5の接触器アセンブリの分配基板上の接点を有する1つのインタフェースの下部平面図である。 特に図5の複数のインタフェースのレイアウトを示す、図5の接触器アセンブリの下部平面図である。 特に、カートリッジフレームの受け板に対して接触器アセンブリを移動させるために使用されるアクチュエータ機構を示すと共に、ウェーハを保持するウェーハ保持具を示す、図3のカートリッジの一部の断面側面図である。 ウェーハ保持具がウェーハを接触器アセンブリの端子より下方の位置に移動させた後の図7と類似の図である。 端子を移動させてウェーハ上の接点と接触させるためにアクチュエータ機構が使用された後の図8と類似の図である。 アクチュエータ機構のピストンによって生成される力を示すタイムチャートである。 特に図3のカートリッジの1つのアラインメント及び係止機構と、図1及び図2に示す装置のフレームの基部の上部に固定された1つのアラインメント及び係止機構を示す断面側面図である。 構造を整列させるためにアラインメント及び係止機構が使用され、かつ構造がアラインメント及び係止機構と取外し可能に係合した後の図11と類似の図である。 特に、図3のカートリッジの1つの第1のコネクタセットと、図1及び図2の装置のフレームのヒンジ部分に固定された1つの第2のコネクタセットとを示す断面側面図である。 図13の第1のコネクタセットの一部を成す第1のコネクタモジュールを示す部分断面側面図である。 第2のコネクタセットの球形係合器形成部の上に第1のコネクタセットの第1の係合構成要素形成部の球形内側係合面を回転させるために係合器が使用された後の図13と類似の図である。 第2のコネクタセットとの第1のコネクタセットの係合後の図15と類似の図である。 図13の複数の第1のコネクタセットのレイアウト及び構成を具体的に示す図3のカートリッジの斜視図である。 図13の複数の第2のコネクタセットのレイアウトを示す下からの斜視図である。 熱システムフレームが約135°反時計回りに回転され、試験ヘッドフレーム部分が約90°右に回転される図2に示す装置の一部の斜視図である。 図19において左から見た時の電力ボード、ドライバボード、及びパターン発生器ボードのレイアウトをブロック図の形で示す端面図である。 更に、ボードを冷却するのに使用される熱システムを示す、図20に示すボードのうちの2つに平行な断面側面図である。 更に、装置の試験器システムの構成を表す構成ファイルを保持する装置のコンピュータシステムを示す、図1の装置の構成要素のブロック図である。 図19の装置の使用法の流れ図である。 構成ファイルのデータベース構造を示すブロック図である。 構成ファイルのデータベース構造を示すブロック図である。 複数のネットファイルから構成ファイルを形成するのに使用されるソフトウエアアセンブラアプリケーションのブロック図である。 図22のソフトウエアアセンブラアプリケーションが構成ファイルをアセンブルする方法の流れ図である。 図1の装置の電気構成要素のブロック図である。 図22及び図27に示す電力ボードの構成要素と、電力ボードに対して作られた接続部とのブロック図である。 図28の電力ボード上に複製される構成要素を示す回路図である。 図22及び図27に示すドライバボード上に複製される構成要素を示す回路図である。 試験信号を減衰させるために従来のデザインにおいて使用される終端部を示す回路図である。 分解組立図の形で本発明の代替実施形態による交換可能なカートリッジの右半分の構成要素を示す横断面側面図である。 分配ボード及び接触器ボードが互いに固定され、容積形成リングがピストンの下部受け板に固定され、力分配基板がピストンに固定された後の図32と類似の図である。 カートリッジの共通及び固有サブアセンブリのアセンブリを示す図33と類似の図である。 ピストンを水平にするために使用されるバネを示す上面図である。 電気構成要素の上に開口部があるスタンドオフ層の使用を示す斜視図である。 スタンドオフ層内のより多くの開口部を示す図36と類似の斜視図である。 最終アセンブリの後でポンプがカートリッジに接続された状態のカートリッジの左右の半分を示す図34と類似の図である。 図38の「詳細A」と記載された部分の横断面側面図である。 容積形成リングのうちの2つがピストンに固定された時にどのように力がピストンにより生じるかを示す図38と類似の図である。 容積形成リングのうちの1つのみがピストンに固定された時にどのように力がピストンにより生じるかを示す図40と類似の図である。 膨張可能かつ収縮可能な空気袋を利用して静止摩擦を低減する本発明の更に別の実施形態の図40と類似の横断面側面図である。 分配ボードの一部の横断面側面図である。 カートリッジの分配ボードに接続された撓み取り付け部を示す斜視図である。 分解組立図の形で撓み取り付け部の構成要素を示す斜視図である。 撓み取り付け部の一部を形成する撓みケーブルの横断面側面図である。 撓みケーブルの一部のその接地導体がどのように互いに接続されているかを示す上面図である。 撓みケーブルがコネクタに取り付けられた2つの撓みケーブルの上面図である。] 図1 図11 図13 図15 図19 図2 図20 図22 図27 図28 実施例 [0057] 添付図面の図1及び図2は、非単一化ウェーハの超小型電子回路のフルウェーハ試験及び/又は非単一化ウェーハのバーンイン試験及び/又は非単一化ウェーハの内蔵自己試験に特に適する装置10を示している。装置10は、フレーム12と、ウェーハ装填器14と、精査サブアセンブリ16と、カートリッジ18と、試験ヘッド20と、熱システム24とを含むフレーム12に取り付けられたいくつかのモジュールを含む。] 図1 図2 [0058] フレーム12は、精査器基部部分26と、熱システムフレーム部分28と、試験ヘッドフレーム部分30とを有する。熱システムフレーム部分28は、精査器基部部分26にピボット式に装着される。試験ヘッドフレーム部分30は、熱システムフレーム部分28にピボット式に装着される。精査サブアセンブリ16及び熱システムフレーム部分28は、精査器基部部分26のそれぞれ下部32及び上部34に取り付けられ、試験ヘッド20及び熱システム24は、それぞれ、試験ヘッドフレーム部分30と熱システムフレーム部分28とに取り付けられる。] [0059] 熱システムフレーム部分28は、例えば、熱システムフレーム部分28が精査器基部部分26のすぐ上にある図1に示す位置と、ピボットアーム部分が約45°反時計回りに左にピボット回転する図2に示すような位置との間でピボット回転することができる。図2に示す位置に熱システムフレーム部分28がピボット回転すると、試験ヘッド20がカートリッジ18から離れる。従って、カートリッジ18の保守又は交換のために、カートリッジ18へのアクセスが得られる。] 図1 図2 [0060] 図3に示すように、カートリッジ18は、カートリッジフレーム38と、カートリッジフレーム38を所定の位置に整列させて係止するためのアラインメントピン40と、接触器アセンブリ42と、複数の第1のコネクタセット44と、接触器アセンブリ42を第1のコネクタセット44に接続する複数の撓み取り付け部46とを含む。] 図3 [0061] 図4に示すように、接触器アセンブリ42は、分配基板48と、接触器基板50と、接触器基板50を分配基板48に固定する留め具52とを含む。] 図4 [0062] 分配基板48は、力分配基板55と、熱膨張均一化基板57と、電気分配基板54と、電気分配基板54上に形成された複数の端子56と、電気分配基板54上に形成された複数の接点58と、電気分配基板54内に担持された複数の導体60とを有する。端子56及び接点58は、同じ側面であるが、電気分配基板54の異なる区域に形成される。各導体60は、端子56のそれぞれのものを接点58のそれぞれのものと相互接続する。] [0063] 接触器基板50は、第1及び第2の部分64及び66と、カラー67と、複数のピン68とを有する接触器基板62を含む。各ピン68の一端は、第1の部分64の開口部を通って挿入され、次に、第2の部分66の開口部を通って挿入される。各ピン68は、第2の部分66の開口部によって所定の位置に保持されるように、端部よりも大きい中央本体を有する。カラー67は、第1及び第2の部分64及び66を互いに整列させるのに使用される。各ピン68の一端は、分配基板48のそれぞれの端子56に対して置かれる接点70を形成する。各ピン68の対向する端部は、ウェーハ76上の接点74に触れることができる端子を形成する。留め具52は、例えば、各々が接触器基板62の開口部を通って挿入される柄部を有するボルトとすることができ、次に、柄部のネジ切り部は、電気分配基板54のネジ付き開口部に係合する。電気分配基板54、接触器基板62、力分配基板55、熱膨張均一化基板57、及び留め具52は、共同で支持構造体80を形成し、端子72は、支持構造体80から延びる。ピン68、端子56、導体60、及び接点58は、端子72への及びそれからの導電リンクを形成する。] [0064] 撓み取り付け部46の各々は、撓み非導電外側層82と、外側層82内に保持され、かつ外側層82の材料によって互いに分離された複数の導体84と、それぞれの導体84の端部の複数の解放端子86と、各々が端子86のそれぞれのものの上にある複数の導電隆起部88とを有する。導電隆起部88の各々は、分配基板48の接点58のそれぞれのものに対して置かれる。撓み取り付け部46の端部の上にクランプ部分90が設けられる。留め具9は、クランプ部分90を電気分配基板54に固定して、クランプ部分90と電気分配基板54の間に撓み取り付け部46の端部を挟む力を供給するのに使用される。] [0065] 図5に更に示すように、接点58は、インタフェース92を形成する。インタフェース92は、接点58の2つの平行な横列を有する。接点58gのうちの2つは、横列の一方から他方に延びる接地接点であり、かつ横列の両端に位置する。インタフェース92の両端には、電気分配基板54に入るネジ付き開口部94が形成される。図4の留め具91の各々は、それぞれの頭部と頭部から延びるそれぞれのネジ付き柄部を有する。頭部は、クランプ部分90上に置かれ、柄部は、図5のネジ付き開口部94に螺合される。クランプ部分90と撓み非導電外側層82の間に適合部材93が位置して、クランプ部分90によって生成された力を分配して導電隆起部88による均一な接触を保証する。] 図4 図5 [0066] 図6を参照すると、電気分配基板54は、正方形であり、かつ4辺98によって形成された周囲を有する。接触器基板62は、4辺98内に円形周囲100を有する。電気分配基板54の円形周囲100の外側の区域に、図5のインタフェース92のような複数のインタフェースが設けられる。インタフェース92の位置と配向は、比較的高密度な配置が得られるように選択される。全てのインタフェース92の組み合わせた長さは、円形周囲100の長さを超える。インタフェース92の組み合わせた長さはまた、4辺98の組み合わせた長さを超える。各々のそれぞれの4分割部102、104、106、及び108におけるインタフェースは、全て、同じ方向に整列している。] 図5 図6 [0067] 並置4分割部102と106のインタフェース92は、各々、ネジ付き開口部94を通る中心線112に対して45°の角度110である。並置4分割部104と108のインタフェースは、角度110と同じ方向で測定された時、中心線112に対して135°の角度である。] [0068] 4分割部102、104、106、又は108の各々は、10個のインタフェース92Aから92Jを有する。インタフェース92C、92D、及び92Eは、互いに平行であるが、接触器基板62の中心点116から異なる距離にある。インタフェース92F、92G、及び92Hは、互いに平行であるが、中心点116から異なる距離にある。インタフェース92Cと92Fは、92Dと92G、92Eと92Hと同様に、互いに同じ線上にある。インタフェース92Bと92Iは、互いに同じ線上にあるが、インタフェース92Cと92Fによって形成される横列よりも中心点116に近い横列を形成する。また、インタフェース92Bと92Iは、92Cと92Eよりも互いに大きく分離している。また、インタフェース92Aと92Jは、インタフェース92Bと92Iによって形成される横列よりも中心点116に近い横列を形成する。] [0069] 4分割部102、104、106、及び108の各々は、インタフェース92Aから92Jの配置と類似のものである10個のインタフェース92の配置を有する。配置は、4分割部108から4分割部102に移動する時に中心点116周りに90°回転する。同様に、配置は、4分割部102から4分割部104などに移動する時に更に90°回転する。] [0070] それぞれの撓み取り付け部46は、インタフェース92の各それぞれのものに接続される。インタフェース92の配置は、接触器基板50の端子72の比較的高密度な配置への又はそれからの多数電路の「ファン・イン」又は「ファン・アウト」を可能にする。] [0071] 再び図3を参照すると、カートリッジフレーム38は、下部受け板120と、上部受け板122と、上部受け板122を受け板120に取り付ける接続部分124とを含む。カートリッジ18は、更に、カートリッジフレーム38に対して相対的に接触器アセンブリ42を移動させるアクチュエータ機構126と、移動センサ128とを含む。] 図3 [0072] 図7は、アクチュエータ機構126と、移動センサ128と、ウェーハ76を保持するウェーハ保持具130とを示している。シリンダ132は、受け板120内に製造される。シリンダ132は、外面134と上面138とを有する。シリンダ132にリング状の摺動ピストン140が挿入される。摺動ピストン140の下面は、支持構造体80に取り付けられる。摺動ピストン140の中心部に固定リング状ピストン136が挿入される。固定リング状ピストン136の上面は、受け板120に取り付けられる。従って、支持構造体80は、アクチュエータ機構126の摺動ピストン140と、固定リング状ピストン136と、シリンダ132とを通じて受け板120に接続される。アクチュエータ機構126を受け板120と支持構造体80の間に設置することによって、アクチュエータ機構126は、相対的に受け板120に対して接触器アセンブリ42を移動させることができる。受け板120内に流体通路142が製造される。流体通路142は、受け板120の外面からピストン140の上面の上方の位置まで延びる。流体通路142に流体ライン144が接続される。加圧空気又は真空圧を流体ライン144と流体通路142とを通じてピストン140の上面に供給することができる。] 図7 [0073] 移動センサ128は、支持構造体80に取り付けられた外側部分146と、受け板120に取り付けられた内側部分148とを有する。従って、外側部分146と内側部分148との相対移動によって外側部分146と内側部分148との間でインダクタンス(又はキャパシタンス)の変化が発生する。インダクタンス(又はキャパシタンス)を測定して、内側部分148に対する外側部分146の移動距離を示すことができる。外側部分146は、受け板の円形開口部内に収まり、外側部分146は、更に、受け板120に対する接触器アセンブリ42の移動の案内の役目をする。] [0074] ウェーハ保持具130は、図1及び図2に示す精査サブアセンブリ16の一部を形成する。ウェーハ保持具130は、図1及び図2の精査器基部部分26に至る水平x方向及び水平y方向の移動及び垂直z方向の移動が得られるように取り付けられる。] 図1 図2 [0075] 図8に示すように、ウェーハ76がその上にあるウェーハ保持具130は、ウェーハ76が接触器基板50のすぐ下に来るまでx方向及びy方向に移動される。次に、ウェーハ保持具130は、接触器基板50に向けてz方向に垂直方向に上方に移動される。端子72の各々は、ウェーハ76上の接点のそれぞれのものと整列している。しかし、端子72は、この段階では、ウェーハ76上の接点には接触しない。] 図8 [0076] 図9に示すように、アクチュエータ機構126は、接点74をウェーハ76上の接点と接触させるために使用される。流体ライン144と流体通路142とを通じて、圧縮空気が、シリンダ132の表面134及び138、固定リング状ピストン136の外面、及びピストン140の上面によって形成された容積に供給される。圧縮空気は、ピストン140が受け板120に対して下方に移動されるようにピストン140の上面に作用する。また、ピストン140は、端子72がウェーハ76上の接点に接触するまで接触器アセンブリ42を下方に移動させる。端子72は、端子の一部を成すピンにバネ力に逆らって弾力的に圧下可能である。バネ力は、協働してピストン140に掛かる圧力によって生成される力に対抗する役目をする。] 図9 [0077] 図10は、ピストン140によって生成される力を示している。図7及び図8では端子に作用する力はない。図9においては、力は、ゼロから所定の力に増大される。この所定の力は、圧力とピストン140の上面の面積を掛けることによって計算することができる。端子72によって生成された力は、圧力が高度に制御可能であるために高度に制御可能である。特定の最大力は、印加毎に容易に修正することができる。力が端子72によって印加される時、電気信号、電力、及び接地は、ウェーハ76への又はそれからの端子72を通じて供給される。それによってウェーハ76上の集積回路が試験される。試験が完了した状態で、端子72によって掛けられる力が再びゼロになるように圧力が抜かれる。次に、負圧が印加され、それによって接触器アセンブリ42は、ウェーハ76から離れて図8に示す位置になる。次に、ウェーハ76は、ウェーハ保持具130によって除去され、ウェーハ76は、ウェーハ保持具130上で別のウェーハと交換される。] 図10 図7 図8 図9 [0078] 端子72をウェーハ76の接点に接触させるためにアクチュエータ機構126を作動させる接触器基板50に対するウェーハ保持具130の移動の順番及び速度は変えることができることが認められるであろう。異なる接触アルゴリズムを使用してウェーハ保持具130を移動させ、アクチュエータ機構126を作動させて、異なるタイプのウェーハに対して最適な接触(例えば、良好な電気的接触、最小のパッド損傷など)をもたらすことができる。] [0079] 移動センサ128は、ピストン140がウェーハ76に接触した時に大まかにストロークの中心に来るようにピストン140の圧力を設定することを可能にする。異なる接触技術及び/又は接点数を有するウェーハを、装置10と共に使用することができる。接触技術が異なれば、ウェーハ接触を保証するためのピン当たりの力が異なり、また、接触器高さが異なる場合がある。ウェーハ76と良好に接触するためには、異なる全体的な力を接触器に掛ける必要がある場合がある。移動センサ128を使用して、ピストン140が試験中のウェーハ76に向けて接触器を延長させる距離を測定することができる。従って、様々なタイプの接触器を有するウェーハを同じ装置10を使用して試験することができる。] [0080] 図11は、図1及び図2のフレーム12の上部分34に取り付けられたアラインメント及び係止機構152と、カートリッジフレーム38に取り付けられたアラインメントピン40の1つとを示している。] 図1 図11 図2 [0081] アラインメント及び係止機構152は、外側スリーブ154と、アラインメントピン156と、ピストン158と、流体ライン160と、係止アクチュエータ162とを含む。] [0082] アラインメントピン156は、その中に形成されたアラインメント開口部164を有する。アラインメント開口部164は、上部水平断面が下部断面よりも大きいような円錐形状を有する。アラインメントピン156は、外側スリーブ154の上端に取り付けられて、外側スリーブ154内に下方に延びる。] [0083] ピストン158は、外側スリーブ154の下部分内に位置して、外側スリーブ154内で上下に摺ることができる。外側スリーブ154内に、かつピストン158の下面によって空洞166が形成される。流体ライン160は、空洞166に接続される。正圧及び負圧を流体ライン160を通じて空洞166に供給することができる。正圧によってピストン158の上方の移動が引き起こされ、負圧によってピストン158が下方に移動する。] [0084] 係止アクチュエータ162は、複数の球形係止部材168と、係止アクチュエータ170とを有する。係止アクチュエータ170は、ピストン158と共に垂直方向に上下動することができるようにピストン158に取り付けられる。係止アクチュエータ170は、球形係止部材168と接触する内面172を有する。表面172は、上昇位置と下降位置との間の係止アクチュエータ170の移動が、互いに向かう及び互いから離れる球形係止部材168の対応する移動を引き起すように円錐形である。] [0085] 構造40は、窪み構造176が位置決めピン174の端部から遠い位置に形成された位置決めピン174を含む。カートリッジフレーム38は、位置決めピン174が大まかにアラインメント開口部164の上に位置するように移動される。カートリッジフレーム38が図11に示す位置内に下降された時、若干位置ずれした位置決めピン174の端部は、位置決めピン174の中心線がアラインメント開口部164の中心線に向けて移動するようにアラインメント開口部164の表面上で摺ることができる。ピストン158及び係止アクチュエータ162は、球形係止部材168によって形成された開口部を通じて位置決めピン174のより大きい端部の移動を可能にするように下降位置にある。] 図11 [0086] 図12は、構造40が遙かに下降してアラインメント及び係止機構152と係合した後の図11の構成要素を示している。構造40上の円錐面は、アラインメント開口部164の円錐面に接触し、従って、位置決めピン174とアラインメント開口部164との中心線の適正なアラインメントが更に促進される。位置決めピン174上の窪み構造176は、この時点で、球形係止部材168と同じ高さにある。ピストン158及び係止アクチュエータ170は、球形係止部材168が窪み構造176と係合するように上昇させられる。従って、位置決めピン174は、アラインメント及び係止機構152の球形係止部材168と係合する。] 図11 図12 [0087] 位置決めピン174は、球形係止部材168が窪み構造176から分離するように最初にピストン158を下降させ、次に、アラインメント開口部164から出るように位置決めピン174と共にカートリッジフレーム38を上昇させることによってアラインメント及び係止機構152によって解除することができる。カートリッジ18は、保守又は再構成のために一時的に取り外すか、又は別のカートリッジと交換することを随時に必要とする場合がある。構造40及びアラインメント及び係止機構152は、カートリッジの迅速な取り外し及び交換を提供する。] [0088] 図3は、アラインメントピン40の1つ及び部分を示している。カートリッジ18の部分のみが図3に示されており、カートリッジ全体は、実際は、アラインメントピン40の1つを通る断面周りに左右対称形である。断面状の構造40の他の部分及び部分の別のものは示されていない。従って、それぞれ、三角形のコーナに合計3つのアラインメントピン40がある。アラインメントピン40の各々は、対応するアラインメント及び係止機構152と係合する。3つのアラインメント及び係止機構152は、3つの固定アラインメントピン40の全ての同時の係合及び分離を引き起こすために、全て、同時にかつ遠隔操作で対応する流体ライン160に接続された共通の圧力源から作動可能である。] 図3 [0089] 上述のように、図1及び図2を参照すると、試験ヘッド20は、カートリッジ18に対する保守のために図2に示す位置に移動させることができる。また、カートリッジ18は、図11及び図12に参照して説明したように交換することができる。カートリッジ18の保守及び/又は交換後、試験ヘッド20をカートリッジ上にピボット回転されて図1に示す位置になる。] 図1 図11 図12 図2 [0090] 図13は、試験ヘッド20がカートリッジ18上に下方に、すなわち、図2に示す位置から図1に示す位置まで移動させられた後の試験ヘッド及びカートリッジ18の各部を示している。試験ヘッド20は、第2のコネクタセット180と、図1のフレーム12の試験ヘッドフレーム部分30に取り付けられた係合器182とを有する。第2のコネクタセット180は、最初は、カートリッジ18の第1のコネクタセット44の1つから分離されている。] 図1 図13 図2 [0091] 第1のコネクタセット44は、コネクタブロック支持部分184と、第1のコネクタモジュール186と、第1の係合構成要素188とを含む。] [0092] 第1のコネクタモジュール186は、第1のコネクタブロック190と、複数の隔壁192とを含む。隔壁192は、第1のコネクタブロック190によって並列の関係で保持される。図14は、隔壁192の1つをより詳細に示している。複数の導体が、各隔壁192に対して互いの後に紙に向かう方向に形成される。各導体は、隔壁192の下縁の端子と、隔壁192の上縁の接点198と、端子196を接点198と相互接続する導電リード200とを含む。] 図14 [0093] 再び図13を参照すると、いくつかの撓み取り付け部46が、それぞれのコネクタ2020を通じて図14の端子196に取り付けられている。隔壁192は、コネクタブロック190によって保持された端子196と接点198の高密度な配置を提供する。] 図13 図14 [0094] 第1のコネクタモジュール186は、コネクタブロック支持部分184に挿入され、第1のコネクタブロック190は、コネクタブロック支持部分184の内側部分に接触する。次に、第1のコネクタモジュール186は、ここでもまた、コネクタブロック支持部分184からの第1のコネクタモジュール186の取り外しを可能にするように、解除可能な手段によってコネクタブロック支持部分184に固定される。] [0095] 第1の係合構成要素188は、それぞれ、内側部分204と外側部分206とを有する。内側部分204は、水平軸208周りのピボット移動が得られるようにコネクタブロック支持部分184の外側部分に取り付けられる。バネ210は、反時計回りの方向に第1の係合構成要素188を付勢する。外側部分206は、球形内側係合面214と、内側係合面214内に形成されるような溝216とを有する。] [0096] カートリッジフレーム38の上部受け板122の1つにスライダピン218が固定され、かつカートリッジフレーム38の上部受け板122の1つから垂直方向に上方に延びる。コネクタブロック支持部分184を通る補完スライダ開口部220が、垂直方向に形成される。スライダ開口部220は、スライダピン218の上に位置決めされ、コネクタブロック支持部分184が上部受け板122に置かれるまで第1のコネクタセット44が下方に下降される。従って、第1のコネクタセット44は、カートリッジフレーム38のスライダピン218によって保持されて、水平方向のx及びy方向の移動が防止される。第1のコネクタセット44は、それでも、スライダピン218から出るように第1のコネクタセット44を上昇させることによって、保守又は再構成のためにカートリッジフレーム38から取り外すことができる。] [0097] 第2のコネクタセット180は、サブフレーム222と、第2のコネクタモジュール224と、シリンダ226と、ピストン228と、ロッド230と、球形係合器232と、接続部分234と、第1及び第2の供給ライン236及び238とを含む。] [0098] サブフレーム222は、試験ヘッドフレーム部分30に取り付けられる。第2のコネクタセット180は、サブフレーム222を通じて試験ヘッドフレーム部分30に取り付けられる。第2のコネクタセット180は、第2のコネクタブロック240と、第2のコネクタブロック240に並列の関係で取り付けられた複数のプリント回路基板242とを有する。プリント回路基板242の各々は、それぞれのボードと、ボードの下縁上の端子と、ボードの上縁上の接点と、各々がそれぞれの端子をそれぞれの接点に接続する導電トレースとを有する。第2のコネクタブロック240は、サブフレーム222内に解除可能に保持され、かつ解除可能な手段でサブフレーム222に固定される。] [0099] シリンダ226は、サブフレーム222に固定される。ピストン228は、シリンダ226内に位置し、かつシリンダ226内で垂直方向に上下の方向に移動可能である。シリンダ226内で、それぞれ、ピストン228の上下に第1及び第2の空洞が形成され、第1及び第2の供給ライン236及び238は、それぞれ、第1及び第2の空洞に接続される。] [0100] ロッド230の上端は、ピストン228に固定される。ロッド230は、シリンダ226基部の開口部を通じてピストン228から下方に延びる。球形係合器232は、接続部分234を通じてロッド230の下端に固定される。接続部分234は、ロッド230又は球形係合器232よりも小さい直径を有する。] [0101] 係合器182は、水平軸248周りのピボット移動が得られるようにサブフレーム222に取り付けられた板246と、アクチュエータアセンブリ201と、板246をアクチュエータアセンブリ201に接続するリンク機構252とを含む。アクチュエータアセンブリ201は、アクチュエータ252と、接続ロッド253と、アクチュエータピボット251と、ロッドピボット255とを含む。] [0102] 上述のように、第2のコネクタセット180は、最初は、第1のコネクタセット44から分離されている。従って、第2のコネクタモジュール224は、第1のコネクタモジュール186から分離され、球形係合器232も、第1の係合構成要素188から分離される。加圧空気は、第1の供給ライン236を通じて供給され、一方、第2の供給ライン238から通気されて、ピストン228は、シリンダ226内で下方の方向に移動するようになっている。ピストン228の下方の移動によってロッド230が226から更にロッド230を延長し、球形係合器232がカートリッジ18に接近する。] [0103] 図15に示すように、アクチュエータアセンブリ201は、アクチュエータ252が板246を反時計回りの方向254に移動させるように操作される。板246は、第1の係合構成要素188の外面256に接触する。板246が更に移動すると、第1の係合構成要素188が右回りの方向258にかつカム作用で回転する。溝216によって形成されたフォークは、接続部分234の上で移動し、係合面214は、球形係合器232の上の位置に移動する。] 図15 [0104] 図16に示すように、第2の供給ライン238を通じて圧縮空気が供給され、第1及び第2の供給ライン236から通気されて、ピストン228が垂直方向に上方の方向に移動するようになっている。ロッド230は、上方の方向にシリンダ226内に引っ込む。球形係合器232の上面は、係合面214と係合して、第1の係合構成要素188をシリンダ226に向けて移動させる。第1のコネクタセット44は、カートリッジフレーム38の上部支持部分122から上昇し、コネクタブロック支持部分184は、スライダピン218を上方に摺らせる。] 図16 [0105] 第2の供給ライン238を通じて供給された圧縮空気によって、第1のコネクタモジュール186を第2のコネクタモジュール224と嵌合させるために必要とされる挿入力を克服するのに十分な大きな力が生成される。隔壁192の各々は、プリント回路基板242のうちの2つの間の間隙に入る。隔壁192上の接点198間の間隙とプリント回路基板242間の間隙は、プリント回路基板242の間に隔壁192を挿入するために締り嵌めを必要とするように十分に小さいものである。挿入力が克服されて隔壁192がプリント回路基板242の間に位置した状態で、接点198の各々は、プリント回路基板242の1つの下縁上の対応する端子に対して位置する。] [0106] 第2の供給ライン238を通じて供給された圧縮空気は、第1及び第2のコネクタモジュール186及び224が嵌合した後に除去することができる。第1及び第2のコネクタモジュール186及び224は、第1のコネクタセット44が図15に示すような位置に移動するように第1の供給ライン236を通じて圧縮空気を供給することによって互いに分離することができる。次に、アクチュエータアセンブリ201が操作されて、板246は、図13に示す位置に移動する。バネ210は、球形係合器232から離れるように反時計回りの方向122に第1の係合構成要素188を付勢する。次に、ロッド230は、一般的に、ここでもまたシリンダ226内に引っ込められる。] 図13 図15 [0107] 図17に示すように、カートリッジ38は、上部支持部分122のうちの4つを有し、それぞれの対の上部支持部分122は、第1のコネクタセット44のそれぞれの支柱を担持する。支柱は、それぞれの対の第1のコネクタセット44がそれぞれの横列になるように互いに隣り合って位置する。2つの支柱の各々に合計16個の横列があるとすることができ、従って、第1のコネクタセット44のアレイ32が潜在的に形成される。] 図17 [0108] 第1のコネクタセット44の各々は、左右対称である。コネクタブロック支持部分184は、第1のコネクタモジュール186を完全に取り囲み、2つのスライダ開口部(図13では220)は、コネクタブロック支持部分184の両端に設けられる。スライダピン218は、上部支持部分122の4つの全てに設けられ、各それぞれのコネクタブロック支持部分184は、それぞれ、2つのスライダピン218の上に2つのスライダ開口部220を有する。] 図13 [0109] 図18に示すように、第2のコネクタモジュール224のアレイが設けられると、図17の第1のコネクタモジュール186のアレイと適合する。第2のコネクタモジュール224の各々の両側に2つの球形係合器232が位置する。使用面においては、球形係合器232のそれぞれの対は、他のコネクタモジュールとは独立に、第1のコネクタモジュール186の1つを第2のコネクタモジュール224の1つと係合するのに使用される。第1のコネクタモジュール186の1つは、第1のコネクタモジュール186の別の1つと係合し、次に、第2のコネクタモジュール224の別の1つが、第2のコネクタモジュール224の別の1つなどと係合する。それぞれの第1のコネクタモジュール186をそれぞれの第2のコネクタモジュール224と千鳥配置することによって、サブフレーム222及び図1のフレーム12の他の部分に対する力は、設計パラメータ内に保つことができる。] 図1 図17 図18 [0110] 板246の各々は、複数の球形係合器232の近くに位置する。板246のそれぞれのものの移動によって、それぞれの板246は、複数の球形係合器232のそれぞれのものの上で図13の複数の第1の係合構成要素188に接触し、かつ同時にピボット回転する。] 図13 [0111] 図18及び図19を共に参照すると、第2のコネクタモジュール224の各々は、各々が基部構造体266のそれぞれのスロット内に収まるそれぞれのパターン発生器、駆動装置、及び電力ボード260、262、及び264に取り付けられる。図19に具体的に示すように、図2と比較すると、試験ヘッドフレーム部分30と共に熱システムフレーム部分28を更に135°反時計回りに左に回転させ、次に、熱システムフレーム部分28に対して試験ヘッドフレーム部分30を90°右回りに右に回転させることによって、ボード260、262、及び264にアクセス可能である。次に、熱システム24は、垂直方向の配向で接地部及び試験ヘッド20上に位置決めされる。ボード260、262、及び264は、試験ヘッド20及び熱システム24が既に互いに分離されているために、全て、試験ヘッド20内で左からアクセス可能である。基部構造体266のスロット内に収まっているボード260、262、及び264は、次に、取外し可能、互換可能であり、他のボードを再構成のために追加することができる。] 図18 図19 図2 [0112] スロットの各々は、ボード260、262、及び264のうちの1つの特定のタイプのみを担持することができる。基部構造体266は、設定可能であり、従って、スロットは、ボードの数の増加又は低減に対応するように又は特定のボードの場所を修正するように設定可能である。スロットが挿入された状態で、それらは、一般的に、装置10の使用寿命にわたって交換されない。使用されるボード260、262、及び264の数は、それでも、用途間で定めることができる。図20は、試験ヘッド20のスロットのレイアウトを示している。図20のスロットのこの特定のレイアウトは、一方は左、一方は右にある2つのパターン発生器ボード260、左に3つ、右に3つの6つのドライバボード262、及び左の12個、右に12個の24個の電力ボード264の使用を提供する。] 図20 [0113] ボード260、262、及び264が、図19及び図20を参照して説明したようにスロット内に挿入された後、装置は、最初に、熱システム24が、試験ヘッド20の上方にあり、次に図1に示す構成になり、試験ヘッド20の構成要素が、図2のカートリッジ18の構成要素と電気的に接続される図2に示す構成に移動される。] 図1 図19 図2 図20 [0114] 具体的に図1を参照すると、注意されたいのは、熱システム24は、試験ヘッド20上に置かれないという点である。従って、熱システム24の構成要素によって引き起こされたあらゆる振動は、試験ヘッド20に直接に伝達されることはない。試験ヘッド20及び熱システム24は、それぞれ、フレーム12の熱システムフレーム部分28及び試験ヘッドフレーム部分30によって図1に示す相対配向で保持され、熱システム24は、試験ヘッド20の上方にある。フレーム12は、比較的重量物であり、剛性な構成を有し、熱システム24の構成要素によって生成されるあらゆる振動を実質的に減衰する。振動は、実質的に、試験ヘッド20の構成要素には到達しない。] 図1 [0115] 図21は、熱システム24が試験ヘッド20を冷却する方法を示している。図21は、図20のボード260、262、及び264の1つの平面に平行な部分断面図であり、試験ヘッド20の基部構造体266のそれぞれのスロットに挿入されたドライバボード262の1つ及び電力ボード264の1つを示している。試験ヘッド20は、更に、基部構造体266の両側に、かつ上部分に取り付けられた2つのマニホルドパネル268を有する。基部構造体266は、マニホルドパネル268から内方にボード262及び264へ、次に、ボード262及び264から上端排出部270へ流れる空気を可能にするスロットの間の開口部を有する。] 図20 図21 [0116] 熱システム24は、外側シェル272と、4つの再循環ファン274(図21では再循環ファン274のうち2つだけが示されており、他の2つの再循環ファンは、図21に示されている再循環ファン274の背後に位置する)と、2つの熱交換器276とを含む。上端排気部270を出る空気は、再循環ファン274を通じて外側シェル272に吸込まれる。次に、再循環ファン274は、空気を強制的に熱交換器276に通し、次に、空気は、マニホルドパネル268によって形成された上端入口278を通る。空気を再循環させることによって、熱は、ボード262及び264から熱交換器276に対流で送られる。公知のように、各熱交換器276は、複数のフィン280と、フィン280を互いに接続する配管282とを含む。液体の水のような冷却流体は、配管282を通じて供給される。熱は、フィン280に対流によって送られる。熱は、フィン280から配管282に伝わる。次に、熱は、対流によって配管282から水に送られて排出される。] 図21 [0117] 注意されたいのは、熱システム24のあらゆる構成要素と試験ヘッド20のあらゆる構成要素との間には物理的な接触がないという点である。外側シェル272とマニホルドパネル268の間には、小さな間隙284のみが形成される。間隙284内には、一般的にシールが位置し、ファン274によって外側シェル272に伝達されたあらゆる振動がマニホルドパネル268に伝達されないように適合材料で作られている。案内パネル286は、初めにファン274及び熱交換器276を通過する前に熱システム24の一部を形成し、空気が試験ヘッド20に入るのを防止する役目をする。] [0118] 図22は、協働し、かつ電気信号、電力、及び接地のファン・アウト及びファン・インのために互いに適合されている図1の装置10のソフトウエア及びハードウエア構成要素を示している。区画が形成されており、各区画は、1つのパターン発生器ボード260、1つ又はそれよりも多くのドライバボード262、及び、互いに接続された1つ又はそれよりも多くの電力ボード264を含む。各ボード260、262、及び264は、いくつかのリソース又はチャンネルを有する。特に、ドライバボード262は、いくつかの入力チャンネル/出力チャンネルを有し、電力ボード264は、いくつかの電力チャンネルを有する。ボード260、262、及び264の数及び互いに接続する方法は、デバイス300の集積回路の要件及びウェーハ76のデバイス300のレイアウトに応じて設定可能である。] 図1 図22 [0119] 相互接続手法302は、ドライバボード262及び電力ボード264をデバイス300上の接点に接続するものである。相互接続手法302は、図3のカートリッジ18内で導体によって形成された電路を含む。また、相互接続手法302は、カートリッジ18の先の説明から認められると思われるように、設定可能である。ボード260、262、及び264及び相互接続手法302は、以下、試験器システム304と総称する。] 図3 [0120] ローカルコントローラ306は、試験器システム304に試験命令を供給するのに使用され、次に、試験器システム304からの試験結果をアップロード及び処理するのに使用される。ローカルコントローラ306は、メモリを有し、メモリ内には、試験プログラム308と、構成ファイル310と、試験アプリケーション312と、試験結果ファイル314と、処理アプリケーション316と、試験報告書318とが格納されている。] [0121] ここで図22及び図23を組み合わせて参照すべきである。試験プログラム308は、デバイス300の1つを試験するように試験プログラマーによって書かれた一連の命令を有する(段階400)。以下は、このようなプログラムの抜粋である。] 図22 図23 [0122] setdps(“vNORMAL1”、“Vcc”、3.0V、0.0V、11.0V);] [0123] setdps(“vNORMAL1”、“Vcd”、4V、0.0V、11.0V);] [0124] setsps(“vNORMAL1”、“Vio”、0V、3.3V);] [0125] setsps(“vNORMAL1”、“VcIk”、0V、3.3V);] [0126] setsps(“vNORMAL1”、“Vcs”、0V、3.3V);] [0127] setpps(“vNORMAL1”、“Term1”、1.0);] [0128] settps(“vNORMAL1”、“Term2”、1.0);] [0129] setthps(“vNORMAL1”、“CompH”、1.5);] [0130] setthps(“vNORMAL1”、“CompL”、0.9)] [0131] 試験アプリケーション312は、試験プログラム308と、構成ファイル310からのデータ及び試験結果ファイル314からのデータとの両方を利用して命令をボード260、262、及び264に供給する(段階402)。次に、ボード260、262、及び264は、相互接続手法302のそれぞれの接触器を通じて電気信号、電力、又は接地を供給する(段階404)。構成ファイル310は、ボード260、262、及び264のチャンネルとデバイス300の接点との間の関係を表すデータを有する。構成ファイル310は、試験器システム304の別の構成アセンブリ間で異なることになる。従って、構成ファイル310は、試験プログラム308の命令が試験器システム304を通じてデバイス300に展開される方法を表している。各デバイス300は、同じ試験プログラム308で試験される(段階406)が、電圧レベル及び信号レベルは、試験結果ファイル314に基づいて修正することができる。] [0132] 下表は、各縦列上部に列挙したフィールド名を備えた構成ファイル310の抜粋である。] [0133] ] [0134] 上表の縦列の上部にあるフィールドは、以下を示している。] [0135] ZONE NUMBER:パターン発生器ボード260によって決定されるパターン区画に対するメンバーシップを示す指標。] [0136] SLOT NUMBER:ドライバボード262又は電力ボード264の場所。] [0137] CHANNEL TYPE:使用されるハードウエアリソースのタイプ。] [0138] RAB NUMBER:電力ボード264上の参照及び取得モジュールの指数、適用なしの場合は−1。] [0139] PWR MODULENUMBER:電力ボード264上の電力モジュール。] [0140] CHANNEL NUMBER:所定のボード262又は264のリソース指数。] [0141] COLUMN、ROW:ウェーハ(又は試験ボード)上のデバイス266の位置。] [0142] CONNTYPE:接続タイプ;リソースがデバイスに直接的な影響を与えるか又は試験アセンブリに補助的な電気特性を与えるか否かを問わず、デバイスはD、又は終端はT。] [0143] PADLABEL:リソースの接続先である端子72又はピン68に対する指定子;次に、このラベルは、プログラミング上の目的に使用される。] [0144] TERM LABEL:終端ピンに対するオプションラベル。] [0145] COMMONKEY:オプションソートキー。] [0146] MASK:デバイスを試験すべきか否かを判断するフィールド。] [0147] 一部のリソースは、別々にデバイス300の各々に供給される。例えば、合計600個のデバイス300があるとすることができ、各デバイスには、相互接続手法302を通じて接続された別々の入力/出力線が必要な場合がある。他のリソースは、相互接続手法302によって達成される電路数を低減するために共有することができる。例えば、単一の入力/出力線320は、相互接続手法302を通じて供給することができ、相互接続手法302内の最終レベルでは、デバイス300の組(又は全て)に広げることができる。従って、入力/出力信号は、その組の全てのデバイス300に供給される。チップ選択線322にアクセスして、入力/出力線320が接続される組のデバイスの部分集合を選択することができる。次に、固有のチップ選択線の組合せは、チップ選択状態にグループ分けされる。] [0148] 図24A及び図24Bは、構成ファイル310(cartconf)のデータ構造を示している。構成ファイル310は、ウェーハ要件データ構造(wafer_reqs)とチップ選択状態を表す共有リソースマップ(cs_map)との両方を含む。それぞれのフィールドの説明及びフィールドが表すものは、図24A及び図24Bに説明されている。] 図24A 図24B [0149] 再び、図22及び図23を参照すると、デバイス300の各々からの応答は、相互接続手法302を通じて供給され、ドライバボード262及び電力ボード264のメモリ内に格納される(段階408)。システムソフトウエアは、ドライバボード262及び電力ボード264からの応答を試験結果ファイル314内にアップロードする(段階410)。試験結果ファイル314は、全てのデバイス300の試験結果がページ順に並べられている生データを有する。試験結果ファイル314は、処理アプリケーション316に供給される。処理アプリケーション316は、構成ファイル310を利用して、デバイス300の個々のデバイスの試験結果が試験結果ファイル314から抽出されるように試験結果ファイル314を解釈する(段階412)。次に、処理アプリケーション316は、試験報告書318を公開する(段階414)。試験報告書318は、一般的に、デバイス300を表すセルを有するコンピュータスクリーン上の2次元マップであり、機能中及び欠陥デバイスは、異なる色で示される。また、試験結果ファイル314は、ボード260、262、及び264に供給された命令を修正するために試験アプリケーション312によって使用されることになる。] 図22 図23 [0150] 図25は、図19の構成ファイル312を形成するのに使用されるソフトウエアアセンブリアプリケーション420を示している。アプリケーション420は、複数のネットファイル422と、入力モジュール424と、アセンブリモジュール426とを含む。ネットファイル422は、各々、それぞれの電気サブアセンブリの導体を通る電流の手法を表している。例えば、ネットファイル422Aは、図19のパターン発生器ボード260の1つを通る電流の流れを表すパターン発生器ボードネットファイルである。同様に、ネットファイル422B及びネットファイル422Cは、それぞれ、ドライバボード262の1つ及び電力ボード264の1つを通る導体を通る電流の流れを表している。また、相互接続手法302は、複数の構成要素を有し、それぞれのネットファイル422D又は422Eは、相互接続手法302のそれぞれの構成要素を通る電流の流れを表している。] 図19 図25 [0151] ここで、図25及び図26を組み合わせて参照すると、ネットファイル422は、最初に、ソフトウエアアセンブリアプリケーション418が存在するコンピュータシステムのメモリ内に格納される(段階450)。入力モジュールは、試験器システム304を形成することができる構成要素のリストを有するインタフェースを有する。リストには、1つのパターン発生器ボードと、1つのドライバボードと、1つの電力ボードと、相互接続手法302を形成することができる1つのタイプの各構成要素とが含まれる。また、入力モジュール424は、オペレータが、リスト上の構成要素のうちのどれだけが試験器システム304をアセンブルするために使用されるか、及び構成要素が互いにどのように接続されるかを選択することを可能にする。例えば、オペレータは、2つのパターン発生器ボードと、3つのドライバボードとを選択することができ、ドライバボードの1つは、パターン発生器ボードの一方に接続され、他の2つのドライバボードは、他方のパターン発生器ボードに接続される(段階452)。] 図25 図26 [0152] 次に、アセンブリモジュール426は、入力モジュール424を通じてオペレータによって供給された入力及びネットファイル422とを使用して、構成ファイル310をアセンブルする。この与えられた例では、アセンブリモジュール426は、2つのネットファイルネットファイル422Aと3つのドライバボードネットファイル422Bとを表すデータを有するように構成ファイル310を形成することになり、1つのドライバボードネットファイル422Bは、1つのパターン発生器ボードネットファイル422Aと関連付けられ、他の2つのパターン発生器ボードネットファイル422Bは、他のパターン発生器ボードネットファイル422Aと関連付けられる(段階454)。次に、構成ファイル310は、ソフトウエアアセンブリアプリケーション420が存在するコンピュータシステムから図22のローカルコントローラ306に転送することができる。] 図22 [0153] 図27は、装置10の上述の構成要素及び一部の追加構成要素を示している。上述の構成要素は、接触器アセンブリ42を有するカートリッジ18と、撓み取り付け部46と、2つの電力ボード264と、1つのドライバボード262と、1つのパターン発生器ボード260と、ローカルコントローラ306とを含む。2つのタイプの電力ボード264V及び264Cが、それぞれ、高電圧及び高電流用に使用される。各電力ボード264V又は264Cは、64個のチャンネルから成る8つの論理群、従って、合計512個のチャンネルを有する。高電圧電力ボード264Vは、各チャンネルに対して少なくとも200mAの電流で0.5Vから12Vの電圧出力を供給することができる。高電流電力ボード264Cは、少なくとも500mAの電流で0.1Vから5Vの出力を供給することができる。ボード260、262、及び264の場所に関しては、既に図20を参照して説明済みである。] 図20 図27 [0154] 電力ボード264V及び264Cの各々は、4つの専用電力撓み取り付け部46Pを通じて接触器アセンブリ42に接続される。ドライバボード262は、専用信号撓み取り付け部46Sを通じて接触器アセンブリ42に接続される。撓み取り付け部46は、図3を参照して既に説明済みである。また、分配基板48でサイト92で接続される撓み取り付け部46は、接触器アセンブリ42からボード262及び264までの交流(AC)接地部を供給する。] 図3 [0155] 装置10は、更に、接地板460と、試験ヘッド20内に取り付けられた母線式低電圧差分信号(LVDS)バックプレーン462とを含む。電力ボード264V及び264Cは、各々、図18に示すように、接地板460に接続される2つの直流(DC)接続ピン508を有する。また、接続ピン508は、接地板460を通って、図17に示すブロック支持部分184に接続される。DC接地ケーブル464は、図6に示すDC接続サイト461で図4に示す信号分配基板48にブロック支持部分184を接続することによって、ボード262及び264、接触器アセンブリ42、及びウェーハ76からのDC接地路になる。図3は、DC接地ケーブル464がカートリッジ18のブロック支持部分184で取り付けられたコネクタ466を示している。] 図17 図18 図3 図4 図6 [0156] ボード260、262、及び264C及び264Vは、各々、それぞれのボードを母線式LVDSバックプレーン462に接続する接続部を有する。従って、論理リンクが、ボード260、262、264C、及び264V間に設けられ、ボードは、互いに通信することができる。また、母線式LVDSバックプレーン462は、図22に示すボード260、262、及び264間の論理リンクになる。] 図22 [0157] 装置10は、更に、高電圧用バルクダイ電源472Vと、高電流用バルクダイ電源472Cと、図22を参照して説明したローカルコントローラ306と、システムコントローラ474とを含むシステム制御ベイ470を有する。高電圧用バルクダイ電源472Vは、110Aで0.5Vから13Vの電圧を供給することができ、高電流用バルクダイ電源472Cは、200Aで0.5Vから7Vの電圧を供給することができる。高電圧用バルクダイ電源472Vは、それぞれの電源ケーブル476を通じて電力ボード264Vに接続される。同様に、高電流用バルクダイ電源472Cは、それぞれの電源ケーブル476を通じて電力ボード264Cに接続される。] 図22 [0158] 「イーサネット」リンク478は、バルクダイ電源472V及び472Cと、ローカルコントローラ306と、システムコントローラ474と、ボード260、262、264C、及び264Vとを互いに接続してかつネットワーキングする。ローカルコントローラ306は、「イーサネット」リンク478及び装置10の周辺構成要素を通じてボード260、262、264C、264V、及び474を制御する。] [0159] 図28は、電力ボード264V又は264Cの一方及び接地板460とのその接続部と、電力撓み取り付け部46Pとを示している。ボードレベル制御及びバルク電力コントローラ490は、「イーサネット」リンク478に接続される。ボード電力コントローラ492及び較正コントローラ494は、ボードレベル制御及びバルク電力コントローラ490に接続される。ボードレベル制御及びバルク電力コントローラ490、デバイス電力タイミングシステム500、及び較正コントローラ494は、基準及び測定システム496に接続されて、一連の命令を基準及び測定システム496に供給する。命令に関しては、既に図22を参照して説明済みである(ボードレベル制御及びバルク電力コントローラ490、デバイス電力タイミングシステム500、及び較正コントローラ494によって基準及び測定システム496に供給される命令は、説明上、楽譜の和音と同等とみなしている)。] 図22 図28 [0160] パターン発生器ボード260は、母線式LVDSバックプレーンを通じてデバイス電力タイミングシステム500に接続されたパターン発生器電力タイミングバスを有する。デバイス電力タイミングシステム500は、基準及び測定システム496に接続される。デバイス電力タイミングシステム500は、ボードレベル制御及びバルク電力コントローラ490及び較正コントローラ494が供給される命令を実行するためのタイミングと命令の両方を基準及び測定システム496に供給する(デバイス電力タイミングシステム500の機能は、説明上、どの和音を演奏すべきかのタイミング及び命令の両方を与えるオーケストラ指揮者と同等とみなしている)。基準及び測定システム496は、各々、64個のチャンネルから成る8つの論理システム、従って、合計で512個のチャンネルを含む。基準及び測定システムへの入力としては、パターン発生器指数バス、パターン発生器クロック、較正基準、及び接地感知からの信号がある。基準及び測定システム496は、電圧リードバック及び電流リードバックを行う。基準及び測定システム496からの出力としては、4つの電圧基準と、デバイス電力制御バスを通じたデバイス電力制御とがある。従って、基準及び測定システム496からの出力としては、電力を制御することを目的とした論理がある。] [0161] 基準及び測定システム496及びボードレベル制御及びバルク電力コントローラ490は、デバイス電力出力システム502に接続される。バルクダイ電源472V又は472Cの正側も、ケーブル476を通じてデバイス電力出力システム502に接続される。デバイス電力出力システム502は、基準及び測定システム496からの信号を利用してバルクダイ電源472V又は472Cからの電力を調整する(バルクダイ電源472V又は472Cによって供給された電力は、説明上、オーケストラのいくつかの楽器に同時に供給されるパワー又は空気と同等とみなしている)。デバイス電力出力システム502は、8つの論理群のグループ分けされた32個のチャンネルから成る16ヵ所の区画、従って、512個のチャンネルを含む。各チャンネルは、ケルビン感知システムを含み、各システムは、合計で1024個のピンと回路があるように1つの力(+F)と1つの感知(+S)線を含む。デバイス電力出力システム502への入力としては、基準値、バルク電力、ボードレベル制御及びバルク電力コントローラ490からの制御パラメータ、及びデバイス電力制御バスを通じたデバイス電力制御がある。また、デバイス電力出力システム502は、電圧及び電流情報を基準及び測定システム496に、及びチャンネル状態情報をボードレベル制御及びバルク電力コントローラ490に供給する。] [0162] 電力撓み取り付け部46Pのうちの4つは、デバイス電力出力システム502に接続される。各電力撓み取り付け部46Pは、128+F線、128+S線、AC接地部、及び接地感知を含む。] [0163] 各電力撓み取り付け部46Pからの2つの接地感知トレース、従って、合計8つのトレースは、ボード接地制御システム506に接続される。ボード接地制御システム506は、接地感知トレースからの8つの測定結果を平均化し、平均化された結果を出力として基準及び測定システム496に供給する。] [0164] 接地板460と第1のコネクタセット44に接地ピン508が接続される。接地ピン508は、デバイス電力出力システム502とボード電力システム510との両方に接続される。ボード電力システム510は、別の48V入力部を有し、例えば、15V、5V、3.3V、−3.3V、及び1.2Vの出力を供給することができる。DC接地ケーブル464は、ブロック支持部分184に接続される。バルクダイ電源472V及び472Cの負側も、電源ケーブル476を通じて接地板460に接続される。] [0165] 注意されたいのは、AC接地とDC接地には、別々の経路が設けられるという点である。AC接地は、電力を供給する電力撓み取り付け部46Pを通じて供給される。電力撓み取り付け部46P内でのF+電力供給部、S+線、AC電力接地部間の物理的空間は、極めて小さく、一般的に、約0.002インチと0.010インチの間である。このような小さな空間は、ノイズの実質的な低減及び速度向上を可能にするものであり、これは、512感知線を通じた正確な測定及びF+線を通じた清浄な給電に特に重要なものである。DC接地は、DC接地ケーブル464を通じて供給される。AC接地及びDC接地は、例えば、0.5オームと1.5オーム、及び0.003オームと0.15オームの間のそれぞれの抵抗を有する。] [0166] 図29は、デバイス電力出力システム502の構成要素をより詳細に示している。デバイス電力出力システム502は、単一のサブシステムAを1つのみ含む。サブシステムBは、512回複製され、64サブシステムから成る8つの群に属し、512個のサブシステムBは、サブシステムAと並列に接続される。サブシステムCは、8回複製され、8個のサブシステムCは、サブシステムBと並列に接続される。] 図29 [0167] サブシステムAは、バルクダイ電源472と、誘導子Iと誘導子Iの出力端子を接地に接続するコンデンサC1とを含むAC/DC変換回路を含む電源ケーブル476とを含み、かつ478を通じてボードレベル制御及びバルク電力コントローラ490及びローカルコントローラ306によって制御される。誘導子Iの出力端子は、図27のバルクダイ電源472V又は472Cに接続される。誘導子Iの入力端子には、ステップ式電圧サイクルが供給される。ステップ式電圧サイクルの振幅及び周期は、常時、一定のままであるが、電圧が特定の期間中に高い時間の量は、調整することができる。従って、電圧が高い総時間量は、総時間の小さな割合から総時間の大きな割合まで調整することができる。誘導子I及びコンデンサC1は、電圧ステップをDC電圧に変換する。従って、DC電圧も、誘導子Iの入力端子に供給された電圧が高い時間の割合に応じて調整することができる。バルクダイ電源472V又は472Cは、電力ボード264当たりに生成される可変電圧に対応する。従って、DC電圧は、デバイス電力出力システム502内のワット損を制御する必要性に応じて調整することができる。基準及び測定システム496は、64個のチャンネルから成る群当たりに生成される16種類の異なる電圧を提供する。64個のチャンネルから成る群が異なれば、特定の時間的瞬間で異なる電圧を供給することができる。] 図27 [0168] サブシステムBによって生成されたDC電圧は、電力端子72Pを通るF+線を通じてそれぞれのデバイス300の電力接点74Pに供給される(図4の参照番号72及び74を参照されたい)。感知線S+は、電力端子72又は56に接続され、電力端子72での電圧を検出する。感知線S+によって検出された電圧は、力線F+に位置するMOSFET1を制御するために、抵抗器R2、増幅器A3、及び抵抗器R1を通じて供給される。また、増幅器A3は、電力端子でスイッチ594を通じて入力(Vref)を受け取る。増幅器A3は、出力電圧をMOSFET1に供給するために正端子及び負端子で供給された電圧が接続されるように設定される。電圧Vrefoutは、入力電圧になり、この入力電圧は、電力端子72Pに供給される望ましい電圧であり、感知線S+は、電圧がMOSFET1に、従って、電力端子72Pに供給された状態に、すなわち、定常状態に保つために増幅器A3を通じてフィードバックを行う。増幅器A3は、サブシステムAによって供給された電圧が1.5Vであり、かつ電力端子72Pが1Vの電圧を必要とする場合に、電圧(Vrefout+VGS)、この場合は2.3VをMOSFET1に供給する。MOSFET1は、サブシステムAによって供給された電圧と力線F+上の電圧との差に電流を乗じたものと同等の熱を消散する。例えば、サブシステムAによって供給された電圧は、1.5Vとすることができ、力線F+は、1Vの電圧を供給することができる。電流が1Aの場合、MOSFET1によって消散される電力は、0.5Wである。サブシステムAによって供給された電圧が常に最大、例えば12Vである場合、MOSFET1は、11Wを消散すべきである。従って、図27のバルクダイ電源472V及び472Cによって供給される可変出力は、エネルギ量、従って、MOSFET1によって消散される熱を低減するのを実質的に助ける。] 図27 図4 [0169] 抵抗器R3は、力線F+と感知線F+及び感知線FS+の間に接続され、増幅器A3のF+をS+に抵抗接続する。抵抗器R3は、故障の場合に、力線F+と感知線F+及び感知線S+とを類似の電圧に保持することによって増幅器A3を制御する役目をする。従って、抵抗器R3は、接触不良の場合のまさに安全装置である。] [0170] また、サブシステムBは、特に過電流検出時にデバイス300への電力を自動的にオフにする回路を含む。過電流検出及びスイッチング回路は、力線F+内でMOSFET1の後の位置する抵抗器R6を含む。抵抗器R6の電圧は、力線F+を通る電流と線形の関係にある。増幅器A1は、抵抗器R6で検出された電圧を増幅する。比較器A2は、増幅器A1からの出力を基準及び測定システム496によって供給された電流設定値と比較する。増幅器A1からの出力が電流設定値と同じか又は電流設定値を超える場合はゼロになる。] [0171] 比較器A2から出力は、抵抗器R6を通る過電流又は不足電流の指示をもたらす。比較器A2からの出力は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)1に供給される。FPGA1は、過電流又は不足電流は、サブシステムBをオフにするのに十分であるか否かを判断する論理を有する。また、FPGA1は、電流をオフにすることなく電流の短いサージを可能にするために、電流をオフにする前にタイミング遅延を提供する。FPGA1の出力は、スイッチ1及びスイッチ2(594)に供給される。] [0172] 通常の運転状態中、すなわち、電流が流れ続けるべきである時、スイッチ1は、「オフ」位置にされ、スイッチ2は、「A」位置にされる。15Vの電圧が、R5を通じてスイッチの1つ端子に、かつ力線F+内の抵抗器R6の後に位置するMOSFET2に供給される。通常の運転状態中、抵抗器R5を通じて供給された電圧は、MOSFET2を「オン」位置に維持し、従って、電流は、力線F+を流れることができる。過電流が検出された場合、FPGA1は、スイッチ1を「オン」位置に切り換え、従って、抵抗器R5を通じて供給される電圧が接地され、MOSFET2は、「オフ」位置に切り換わり、電流を断路し、スイッチ2は、「B」位置に設定されて、増幅器A3が中断される。] [0173] 注意されたいのは、512個のサブシステムBの各々は、過電流検出及びスイッチング回路を有するという点である。512個の過電流検出及びスイッチング回路は、オフにすべき512個の個々のデバイスの1つ又はそれよりも多くに至る電流を可能にするものであり、同時に他のデバイスに至る電流も流れ続ける。また、電流測定及び電圧測定は、デバイス当たりのレベルで行うことができ、その理由は、サブシステムBの各々が、それぞれの電流測定線(Imeas)とそれぞれの電圧測定線(Vmeas)とを有するからである。電流測定線Imeasは、増幅器A1の出力部に接続され、電圧測定線Vmeasは、感知線S+に接続される。電流測定線Imeas及び電圧測定線Vmeaは、電力端子72Pに供給された電流及び電圧のリアルタイム測定を提供する。また、サブシステムBは、抵抗器R4及びMOSFET3を有するスイッチング回路を含む。抵抗器R4は、MOSFET2の後、力線F+に接続され、MOSFET3は、抵抗器R4の後、直列に接続される。試験信号(Test)をMOSFET3に供給することができ、従って、自己試験のために力線F+を通じて電流が引かれる。] [0174] 抵抗器R1、R2及び増幅器A3を含む回路には、高周波応答が必要である。このために、コンデンサC3は、デバイス300の集積回路と並列に設けられる。コンデンサC3は、図4に示す支持構造体80に内蔵される。力線F+は、抵抗器R1、R2及び増幅器A3を含むコンデンサC3の適切な機能及び回路の高周波応答を可能にするために比較的低いインダクタンスを有するべきである。このために、力線F+は、それぞれ、2組の並列電力導体590及び592を含む。サブシステムA及びBは、単一のボードに接続され、第1の組の導体590は、ボード上に形成されるトレースである。導体590は、導体590の中間区画が並列に電流を伝えるように、全て、互いに接続される第1の端部と、互いに接続される第2の端部とを有する。導体590の第2の端部は、共通のピンに接続される。導体592は、それぞれの電力撓み取り付け部46Pにおいては、個々の電気ラインの形態である。導体592の第1の端部は、互いに接続され、導体592の第2の端部も互いに接続されて、導体592の中間区画が導体590から受け取った電流を並列に伝えるようになっている。導体592の第2の端部は、全て、1つの電力端子72Pに接続される。] 図4 [0175] 分配基板48は、各インタフェース92に2つの接地感知接点を有する。各インタフェース92の接地感知端子は、接地感知接点74Gに接続される。8つの接地感知線が、増幅器A4及びフィルタ201を含む接地変調回路に設けられる。接地感知接点74Gで検出された電圧は、接地変調回路によって可変入力電圧(Vrefin)に追加される。理想的には、接地感知接点74Gで検出される電圧は、0Vであり、その場合、電圧可変Vrefinは、電圧Vrefoutに等しいものになる。接地感知接点74Gで検出された電圧がゼロではなく、例えば、0.1Vである場合、vrefoutは、1.1V(Vrefin+0.1V)になる。次に、増幅器A3の負端子に供給された電圧も1.1Vであり、電力端子74Pに供給された電圧は、1.1Vであろう。] [0176] 図30は、図22及び図27に示すドライバボード262の1つのチャンネルを示している。図30に示す同じ信号は、ドライバボード262の複数のチャンネルの各々に対して複製される。] 図22 図27 図30 [0177] また、図30では、デバイス300の複数のデバイス及びそれぞれの接地感知接点72gが示されている。接地感知接点74G(又は72G)でそれぞれの接地感知端子によって検出された電圧は、平均化されてフィルタ700に供給される。通常の運転状態では、フィルタ700に供給された電圧は、0Vになる。時には、0Vからの小さな振れ、例えば、0.1Vがある場合がある。0.1Vは、フィルタ700によって増幅器A4の正端子に供給される。次に、増幅器A4の負端子も0.1Vに駆動される。負端子と増幅器A4の出力部の間に1つの抵抗器R9が接続される。また、抵抗器R9と同じ抵抗を有する抵抗器R10も、増幅器A4の負端子に接続される。10Vの電圧電源702は、抵抗器R9及びR10にわたって接続される。電圧電源702の2つの端子は、増幅器A4の負端子の電圧よりも5V超えるものと、5V下回るものであり、従って、それぞれ、−4.9Vと5.1Vである。] 図30 [0178] 10Vの電圧電源702の端子は、デジタル/アナログ変換器(DAC)704のそれぞれの端子R+とR−とに接続される。また、DAC704は、出力端子を有し、かつ各出力端子を−4.9Vと5.1Vの間の電圧に切り換える機能を有する。] [0179] DAC704にマイクロプロセッサバス705が接続される。望ましい高電圧及び低電圧を表す情報をマイクロプロセッサバス705からDAC704に取り込むことができる。DAC704は、例えば、3Vの高電圧と2Vの低電圧でプログラムすることができる。増幅器A4の正端子に供給される電圧は0.1Vであるために、DACの出力端子は、この例においては、それぞれ、3.1Vと2.1Vに保持される。] [0180] DACの出力端子は、電圧スイッチ706の高電圧端子及び低電圧端子(VH及びVL)に接続される。図22及び図27に示すパターン発生器ボード260は、接点70の信号端子の信号源708になる。電圧スイッチは、この例においては、5V電源電圧を有するバススイッチである。信号源708は、交替する真の状態と偽の状態で切り換わる。真の状態においては、高電圧VHに接続されたスイッチ706の第1の端子は、スイッチ706の出力部に接続され、偽の状態においては、低電圧VLに接続された端子は、スイッチ706の出力部に接続される。従って、スイッチ706の出力部は、信号源708に応答して3.1Vと2.1Vとの間で切り換わる。] 図22 図27 [0181] 抵抗器R11及びコンデンサC4を含む減衰回路は、スイッチ706の出力部に接続された入力部を有する。抵抗器R11は、スイッチ706に接続された1つの端子を有し、抵抗器R11の対抗する端子は、コンデンサC4を通じて接地に接続される。抵抗器R11によって表される減衰回路の効果は、スイッチ706の出力部上で供給された信号の回転率が低減されるというものである。スイッチ706は、その出力で方形波を供給し、減衰回路は、非方形方式でその方形波に応答する出力を有する。具体的には、減衰回路の出力の電圧は、減衰回路の入力に供給される電圧よりも緩やかに増大する。] [0182] 減衰回路の応答電圧は、2の利得を有する増幅器A5に、次に、信号源708を通じてそれぞれデバイス300の信号接点74S(図4の参照番号174も参照されたい)に供給される。デバイス300に供給された信号は減衰されるために、共鳴を低減又は排除することができる。] 図4 [0183] 図31は、終端減衰回路が1つのデバイスの端子に設けられている従来技術の解決法を示している。終端減衰回路は、被試験デバイスにおいて減衰効果を供給する。しかし、終端の機能は、被試験デバイスに接続したラインの長さに大幅に依存する。図30に示すように、信号接点74Sは、回路内で電流が流れる長さに沿って測定された時に減衰回路から異なる距離にある可能性があり、終端減衰回路なしで使用することもできる。更に、信号接点74Sは、用途によって異なり、例えば、1つの用途では10インチ単位、及び別の用途では18インチ単位で一定の間隔で配置することができ、同じ回路では、各用途において共鳴が低減されることになる。] 図30 図31 [0184] 図32は、カートリッジフレーム602、ピストン604、ピストン調節システム606、第1、第2、及び第3の容積形成リング608、610、及び612、補強材基板614、分配ボード616、接触器ボード618、及びスタンドオフ層620を含む本発明の別の実施形態によるカートリッジ600の構成要素を示す。] 図32 [0185] カートリッジフレーム602は、上部支持部分622、下部受け板624、及び下部受け板624を上部支持部分622に接続する接続部分626を含む。下部受け板624は、内径Rlを有する側面部分628及びシリンダの後方部分630を形成する。] [0186] ピストン604は、内部部分632及び外部部分634を有する。内部部分632は、半径Rlより実質的に小さい外径R2を有する。外部部分634は、内部部分632の下側に装着されており、かつ外径R1を有する。] [0187] 第1の容積形成リング608は、外径R1を有し、外径R1は、側面部分628により形成されたシリンダの内径と同じである。第1及び第2の容積形成リング608及び610は、それぞれ、同じ内径及び外径R4を有し、第2及び第3の容積形成リング610及び612は、それぞれ同じ内径及び外径R5を有する。第3の容積形成リング612は、内径R2を有し、内径R2は、ピストン604の内部部分632の外径R2と同じである。] [0188] 締結具638は、第1の容積形成リング608を通じて下から挿入されている。締結具640及び642は、それぞれ、上方から第2及び第3の容積形成リング610及び612に挿入されている。] [0189] 図33に示すように、第1の容積形成リング608は、下部受け板624内に形成されたシリンダに挿入されており、締結具638は、シリンダの後方部分630に第1の容積形成リング608を固定するために使用される。下部受け板624及び第1の容積形成リング608は、構造ユニットを形成する。] 図33 [0190] 第3の容積形成リング612は、内部部分632の上に位置決めされ、第2の容積形成リング610は、外部部分634の上面上の第3の容積形成リングの上に位置決めされる。第2及び第3の容積形成リング610及び612は、その後、それぞれ、締結具640及び642で外部部分634に固定される。第3の容積形成リング612は、半径R2から半径R5に主ピストンの内部部分632の半径を事実上増大させ、第2の容積形成リング610は、R5からR4に半径を事実上増大させる。第2及び第3の容積形成リング610及び612は、従って、半径の二乗に比例してピストン604の内部部分632の上面を増大させる。] [0191] 補強材基板614は、金属製であり、単独、組み合わせを問わす、分配ボード616、接触器ボード618、及びスタンドオフ層620より肉厚である。補強材基板614は、ピストン604の外部部分634より大きい表面積も有する。補強材基板614は、ピストン604の外部部分634の下部表面に対して位置決めされ、締結具642は、ピストン604に補強材基板614を固定するために使用される。] [0192] 分配ボード616及び接触器ボードは、互いに固定され、かつ図4を参照して本明細書で先に説明した種類とすることができる。分配ボード616と図4の分配ボード48の主たる相違点は、図4の分配ボード48は、下面上に接点58のインタフェースを有し、一方、図32の分配ボード616は、その上面上に接点のインタフェースを有するという点である。] 図32 図4 [0193] ピストン調節システム606は、バネ644と細長部材646及びナット648により形成されたバネ調節機構とを含む。細長部材646は、第1の端部650及び第2の対向端部652を有する。両端650及び652はネジ山を有する。第1の端部650は、第1の端部650がシリンダ内に位置し、第2の端部652がシリンダの外側に位置するように、シリンダの後方部分630内の開口部を通じて挿入される。バネ644は、細長部材646の上に位置決めされたコイルバネである。ナット648は、細長部材646の第2の端部652の外部ネジ山に螺設されているねじを有する。] [0194] 図7に示すように、内部部分632及び第2及び第3の容積形成リング610及び612は、シリンダに挿入されており、細長部材646の第1の端部650は、内部部分632内のネジ山を有する開口部に螺入されている。ナット648は、バネ644が圧縮されるように締結されている。バネ644は、従って、ナット648及び細長部材646を通じてピストン604に接続されている。] 図7 [0195] 図35は、3つのバネ644がピストン604に接続されていることを示す。詳細に示されていないが、バネ644の各々は、それぞれのピストン調節システムの一部を形成する。バネ644により生じた力は、ピストンがシリンダの後方部分630に対して初めに着座されるように、ピストン604及び最終的にはピストン604に装着される全ての構成要素の重力を克服するように結合される。圧力がピストン604の上面で印加される時、ピストンは、シリンダ630の後方部分から離れて下方に移動し、バネ644は更に圧縮される。ピストン604のある一定の区域は、ピストン604がシリンダに対してある一定の区域内で垂れる傾向を有するように他の各部よりも重くすることができる。バネ644の各々を保持するナットは、シリンダに対してピストン604を水平にするために独立して締結することができる。] 図35 [0196] 図35は、更に3つのマイクロメータ653の位置決めを示す。バネ644は、ピストン604の中央点周りに0°、120°、及び240°に位置する。マイクロメータ653は、ピストン604の中央点周りに60°、180°、及び300°に位置する。図34を再び参照すると、マイクロメータ653の本体は、シリンダを形成する後方部分630上面上に装着されている。マイクロメータ653の調節可能な先端は、シリンダに後方部分630下面を通過して後方部分630内に入る。先端は、ピストン604が引っ込んでシリンダ内のその最上位置に入る時、ピストン604の機械式止め具として使用される。先端は、シリンダ内の最上位置に到達した時ピストン604を水平にしてピストン604の位置決めを調節するために制御しながら調節することができる。ピストン604の精密位置決めは、重要であり、図1の厳密なアセンブリ16の一部を形成するカメラは、接触器618を撮像する時、ピストン604の正確な基準位置を見つけることができるようになっている。] 図1 図34 図35 [0197] 図36は、分配ボード616、接触器ボード618、スタンドオフ層620、及びウェーハ76の一部を示す。分配ボード616、接触器ボード618、及びスタンドオフ層620より共同で形成された接触器ボードアセンブリは、分配ボード616上に装着されて上面より上方に立つ複数の構成要素656を更に含む。構成要素656は、例えば、抵抗器、コンデンサ、ダイオード、又は他の電気構成要素を含むことができる。] 図36 [0198] スタンドオフ層620は、開口部658が中に形成されており、構成要素656が開口部658内にある状態で分配ボード616頂部上に位置決めされる。スタンドオフ層620は、分配ボード616上面に装着されないので分配ボード616から取り外すことができる。代替的に、別のスタンドオフ層を分配ボード616に対して設置して分配ボード616に装着することができる。] [0199] 図37に示すように、スタンドオフ層620は、複数の開口部658がスタンドオフ層を貫通して形成されており、電気部品656は、開口部658の各々内に位置する。開口部658は、主として横列及び縦列のアレイで位置する。構成要素656の回路レイアウトは、開口部658間で繰り返されるアレイの形となっている。] 図37 [0200] 分配ボード616の上の構成要素656の位置は、構成要素656が、例えば、分配ボード616と接触器ボード618の間で装着された場合に占有されると考えられるスペースを節約するものである。スタンドオフ層620は、構成要素656を損傷することなく、図34の補強材基板614からスタンドオフ層620の上面を通って分配ボード616の上面に力を伝達することができる構成要素を形成する。] 図34 [0201] 図38に示すように、分配ボード616は、その後、スタンドオフ層620が分配ボード616と補強材基板614間にある状態で補強材基板614に装着される。締結具660は、補強材基板614に分配ボード616を装着するために使用される。補強材基板614までのカートリッジ600の頂部は、全ての用途に共通となるアセンブリを形成するが、共通サブアセンブリの構成要素は、用途によっては、異なる方法で互いに接続することができる。スタンドオフ層620から接触器618までのカートリッジ600の下部は、用途によっては固有に設計されるサブアセンブリを形成する。カートリッジ600の固有に設計された部分は、締結具660を緩めることにより取り外すことができ、かつ再びカートリッジ600などのカートリッジを完成するために別の固有に設計されたサブアセンブリで交換することができる。カートリッジ600は、最初に、第2の固有の接触器サブアセンブリとの第1の固有の接触器サブアセンブリの交換を容易にするために装置フレームから取り外され、その後、第2の固有の接触器サブアセンブリを含む第2のカートリッジが、装置フレームに再び取り外し可能に装着される。] 図38 [0202] 真空通路662の区画は、シリンダ、ピストン604、及び補強材基板614の後方部分630を通じて形成される。真空通路662の出口は、ポンプ664に接続される。ポンプ664が電源を投入された時、真空が、ピストン604と補強材基板614の間の空間内、及び補強材基板614と分配ボード616の間の空洞内に生じる。生じる真空のために、補強材基板614及びピストン604は、互いに対して引き付けられ、分配ボード616は、補強材基板614に対して引き付けられる。補強材基板614は、下面が厳しい許容度で平面であるように製造されている。分配ボード616は、一般的に、1インチにつき5から20ミルの間で平面であるように製造されるプリント回路基板である。しかし、真空で補強材基板614に対して分配ボード616を引き付けることにより、分配ボード616は、1インチにつき1ミル未満である平面度を有する。] [0203] 図39に示すように、Oリング666は、容積形成リング608、610、及び612の間、及び容積形成リング608とシリンダの側面部分の間に位置する。圧力及び真空作動通路668は、下部受け板624内に形成されており、図38に示すように第1及び第2の端部670及び672を有する。第1の端部670は下部受け板624下面上に位置し、第2の端部672は、第1の容積形成リング608下面の真下にあるシリンダ側面部分628の内面上に位置する。流体ライン(図示せず)は、第2の端部672に接続されている。] 図38 図39 [0204] 図40は、後方部分630及び側面部分628により形成されたシリンダ、容積形成リング608、610、612、及びピストン604がどのようにしてカートリッジフレーム602に対して補強材基板614を移動させるアクチュエータを形成するかを示す。圧力は、圧力及び真空作動通路668を通じて第1の容積形成リング608の下面とピストン604の外部部分634上面の対応する区域との間の空間に印加される。ピストン604及び第2及び第3の容積形成リング610及び612の内部部分632の上面は、若干周囲圧力を下回るだけであることには変わりはない。力は、圧力及び真空作動通路668及び第1の容積形成リング608下面の表面区域に印加される圧力に等しいマグニチュードで生じる。力は、接触器ボード618のバネのバネ力及び図35のバネ644のバネのバネ力に対して下方にピストン604を移動させるために使用される。細長部材646及びナット648は、カートリッジフレーム602に対してピストン604と共に下方に移動し、その結果、ナット648と下部受け板624の間のバネ644が圧縮される。圧力及び真空作動通路668が周囲圧力に戻った時、バネ力は、図38に示す位置にピストン604を戻すほど大きくはない。周囲圧力を下回る圧力が圧力及び真空作動通路668に印加された時、ピストン604は、図40に示す位置から図38に示す位置に移動する。] 図35 図38 図40 [0205] 図41は、圧力及び真空作動通路668内の圧力を増大させることなくピストン604により生じた力をどのように増大させることができるか示す。ピストン604は、図33に示すように下部受け板624から取り外されている。第2の容積形成リング610は、ピストン604の外部部分634から締結具640のネジを緩めることにより取り外される。第2の容積形成リング610は、その後、反転されて第1の容積形成リング608内に挿入され、その後、締結具640は、シリンダの後方部分630に螺入される。カートリッジ600は、その後、第2の容積形成リング610が下部受け板624に固定され、ピストン604には固定されない点を除いて、図38に示すように再び組み立てられる。] 図33 図38 図41 [0206] 圧力は、圧力及び真空作動通路668を通じて第1及び第2の容積形成リング608及び610下面より下方にある区域に印加される。第1及び第2の容積形成リング608及び610下面の結合表面積と同じ表面積を有する外部部分634上面は、圧力及び真空作動通路668を通じて印加される圧力も受ける。ピストン604の図39よりも大きい表面積が図41の圧力及び真空作動通路668に印加された圧力を受けるので、ピストン604により印加された力は、圧力x圧力を受ける表面積に比例しており、図39の構成よりも大きな力が、図41の構成のピストンにより生じる。] 図39 図41 [0207] ピストン604の代わりにシリンダ後方部分630に第3の容積形成リング612を装着することにより、更により大きな力をピストン604により生成することができる。] [0208] 図39に示すOリング666は、第2及び第3の容積形成リング610及び612の上面よりも上方にあるほぼ周囲圧力からの第1の容積形成リング608の下面よりも下方にある高圧力を隔離すると同時に、第1の容積形成リング608に対する第2の容積形成リング610の摺動運動を可能にするという目的に供するものである。しかし、Oリング666により、静止摩擦が引き起こされ、従って、ピストン604により非線形の力が生じる。] 図39 [0209] 図42は、図39の容積形成リング608、610、及び612がアクチュエータ空気袋680と置き換えられている代替実施形態を示す。アクチュエータ空気袋680は、ピストン604内部部分632回りで環状リングを形成し、かつピストン604外部部分634上面と後方部分630下面との間に位置する。圧力及び真空作動通路668は、アクチュエータ空気袋680の内部容積682に接続されている。アクチュエータ空気袋680の上下側面684及び686は、アクチュエータ空気袋680が圧力及び真空作動通路668を通じて膨張する時に互いから離れ、空気が内部容積682から圧力及び真空作動通路668を通じて除去された時に互いの方に移動する。上下側面684及び686の互いからの離脱により、ピストン604の下方の動きが引き起こされる。内部容積682内の圧力は、接触器ボード618内のバネのバネ力及びバネ644のバネ力により中和される力を生成することもできる。] 図39 図42 [0210] アクチュエータ空気袋680の利点は、静止摩擦が生じず、従って、アクチュエータ空気袋680により生じた力は線形であるという点である。第1、第2、及び第3の容積形成リング608、610、及び612の利点は、後方部分630及び側面部分628により形成されたシリンダに対するピストンの移動方向に垂直なアクチュエータの容積の横断面表面積を修正することができるという点であり、そのような修正により、ピストン604により印加される力の対応する修正が引き起こされることになる。] [0211] 図43は、更に詳細に分配ボード616を示す。分配ボード616は、互いの上に縦方向に位置する複数の水平層674G、674S、674P、676、678A、及び678B、及び層を貫通する複数の垂直バイア679を含む。層は、接地境界層674G、信号層674S、及び電源層674Pの形で金属層が含まれ、複数の絶縁層には、積層体層676、及びインバールのような材料からの熱膨張係数(CTE)制御層678A及び678Bが含まれる。合計n個(この例においては、36個)の金属層674G、674S、及び674Pが含まれ、合計n−1個(この例においては、35個)の絶縁層676、678A、及び678Bが交互に配置されている。] 図43 [0212] 金属層674G、674S、及び674Pの各々は、隔離状態で、1つ置きの金属層674G、674S、及び674Pとほぼ同じ剛性を有する。積層体層676の各々も、隔離状態でほぼ同じ剛性を有する。分配ボード616の上半分におけるCTE制御層678Aは、隔離状態で、金属層674G、674S、674Pのいずれの1つ又は積層体層676のいずれの1つよりも高い剛性を有する。CTE制御層678Aはまた、分配ボード616の全体的なCTEがCTE制御層678Aと積層体層676又は金属層674G、674S、又は674Pのうちの1つとの間にあるように積層体層676又は金属層674G、674S、又は674Pのいずれの1つよりも低いCTEを有する。CTE制御層678A及び678Bは、分配ボード616の全体的なCTEを低減するために組み合わされる。CTE制御層の数又は厚さは、分配ボード616の全体的なCTEを更に減少させるように増大させることができる。CTE制御層678A及び分配ボード616の下半分におけるCTE制御層678Bは、各々が隔離状態でほぼ同じ剛性を有する。CTE制御層678A及び678Bは、更なる剛性、及び従ってより大きい平面度を分配ボード616に与える。頂部のCTE制御層678Aは、特に分配ボード616に更なる剛性及び平面度を与えるのに有用であり、その理由は、それが図33に示す分配ボード616及び接触器ボード618により形成された接触器ボードアセンブリの外側に位置するからである。] 図33 [0213] 水平層274Pの各々は、バイア679のうちの1つに別々に接続されている電源層である。層274Gの各々は、接地層であり、全ての接地境界層は、共通バイア679に接続されている。電流は、電力バイア679のうちの1つから接地バイア679のうちの1つに導通することができない。それぞれのコンデンサは、電力バイア679の各々を接地バイア679の各々に接続するものであり、図36に示す電気構成要素656のうちの1つとすることができる。金属層674Sの各々は、信号層である。2つ又はそれより多い信号層674Sが、バイア679の各々に接続されている。信号層674Sは、電源層674P及び接地境界層674Gの両方から電気的に切断されている。] 図36 [0214] 図44は、複数の実質的に全く同じ接触器インタフェース700、及び接触器インタフェース700のうちの1つに接続された撓み取り付け部702を示す。接触器インタフェース700は、補強材基板614の外側の区域内の分配ボード616の上面上に形成される。開口部704は、下部受け板624に形成されている。撓み取り付け部702の第1の端部は、撓み取り付け部702の第1の端部が接触器インタフェース700に到達することができるように開口部704に挿通される。撓み取り付け部702の反対端は、図17の第1のコネクタ組44のようなコネクタアレイモジュールに接続されている。] 図17 図44 [0215] 図45は、複数の撓みケーブル708、複数のプリント回路基板710、複数の金属端部分712、第1の複数の締結具714、金属保持部分716、第2の複数の締結具718、複数のキャップ720、第3の複数の締結具722、及び第4の複数の締結具724を含む撓み取り付け部702の第1の端部の構成要素を示す。図45は、複数のネジ山を持った開口部728を有する補強板726も示す。] 図45 [0216] 撓みケーブル708の各々は、保持部分716の各々の開口部730に挿通されている。撓みケーブル708のうちの2つは、プリント回路基板710の各々に固定されている。締結具714は、プリント回路基板710のうちの2つを金属端部分712の各々に固定する。金属端部分712のうちの3つは、プリント回路基板710のうちの2つを互いに固定するために使用される。締結具718は、その後、金属端部部分712の各々を保持部分716に固定するために使用される。キャップ720の各々は、その後、プリント回路基板710のそれぞれの1つの上に位置決めされる。コネクタ本体は、従って、保持部分716、プリント回路基板710の実質的に平行なコネクタ本体基板に接続された金属端部分712、及びキャップ720により形成される。] [0217] 締結具722は、金属端部分712にキャップ720を固定するために使用される。キャップ720の各々は、取り外されるキャップ720又はキャップ720が固定されているプリント回路基板710のいずれかを置き換えるために独立して取り外すことができる。締結具724は、保持部分716を図44の分配ボード616に固定するために使用される。] 図44 [0218] 複数の信号及び接地導体は、コネクタ本体によって保持される。各信号導体は、撓みケーブル708の各々における複数の信号コア(図45では図示せず)のうちの1つ、プリント回路基板710のうちの1つの基板上のそれぞれの信号接点732、プリント回路基板710の基板の縁部上のそれぞれの縁部フィンガ734、及びキャップ720のうちの1つ上のそれぞれの接点736を含む。] 図45 [0219] 図46及び図47に示すように、各撓みケーブル708は、複数の導電信号コア740、それぞれの導電信号コア回りに同軸状に位置する複数の接地導体742、各々がそれぞれの接地導体742からそれぞれの導電信号コア740を分離する複数の分離式絶縁層744、及び外絶縁シート746を有する同軸ケーブルである。] 図46 図47 [0220] 各接地導体742は、絶縁シート746の端部から突出する。各導電信号コア740は、接地導体742のそれぞれの1つから突出する。導電信号コア740の各々は、信号接点732のそれぞれの1つに独立に半田付けされている。接地導体742の各々は、図45に示す接地接点750にも半田付けされている。半田棒752は、接地導体742が同じ基準電圧であるように互いに電気的に接地導体742を接続するために使用される。半田棒752は、締結具722まで延び、締結具722は、半田棒752を図45の金属端部分712のうちの1つに電気的に接続する。金属端部分712の各々は、プリント回路基板710の全てに接続された接地導体742が保持部分716にも電気的に接続されるように保持部分716に電気的に接続されている。大型の導体が、全ての接地導体742の組み合わされた金属によって設けられる。大型導体が、接地導体742により形成されるが、互いからの個々の接地導体742の分離は、撓みケーブル708が、全ての接地導体74が組み合わされたものと同量の金属を有する単一の接地導体が使用された場合よりも大きい撓み性を有するままであることを可能にする。] 図45 [0221] 信号に使用されない縁部フィンガ734に接地接点750を接続するプリント回路基板710の各々内にトレースが形成される。接地は、従って、撓みケーブル708を通じてキャップ720上の接点736に設けることができる。] [0222] 図45を再び参照すると、締結具724の各々は、シャンク753、ヘッド754、及びネジ山756を有する。ネジ山756及びヘッド754は、シャンク753の反対側にある。締結具722のうちの2つはまた、そこから延びるピン760を有し、一方、締結具722の他のものは、そこから延びるいずれのピンも有していない。] 図45 [0223] 図44及び45を組み合わせて参照すると、アラインメント開口部762が、分配ボード616内に形成されている。ピン760の各々は、アラインメント開口部762の各々と整列して挿入される。ピン760及びアラインメント開口部762の位置は、キャップ720上の接点736の表面と接触器インタフェース700上の端子764の表面との間の適切な接点を保証するのに十分に正確なものである。開口部766は、分配ボード616内にも形成され、シャンク753は、ヘッド754が分配ボード616の正面上にあるように開口部766に挿通される。ネジ山756は、分配ボード616の後部から突出して、補強板726のネジ山付きの開口部728と係合される。補強板726は、分配ボード616に応力を追加することなく、撓み取り付け部702の強力な取り付け台となる。分配ボード616は、補強板726と撓み取り付け部702の構成要素との間に確実に保持され、つまり「挟持される」。ネジ山付きの開口部766内のネジ山及び締結具724のネジ山756は、それ自体は高い許容度で製造されず、キャップ720の接点736と接触器インタフェース700上の端子764との間の適切な接蝕を保証する。] 図44 [0224] 同じく注意すべき点は、アラインメント開口部762は、撓み取り付け部702のコネクタサブアセンブリの正しい向きを保証するように位置決めされるということである。コネクタインタフェース700の一端のアラインメント開口部762のうちの1つは、コネクタインタフェース700の中心線上に位置する。コネクタインタフェース700の反対端の別のアラインメント開口部762は、コネクタインタフェース700の中心線に対して中心を外れて位置する。アラインメント開口部762は、従って、コネクタインタフェース700の両端で同じ位置にあるわけではない。アラインメントピン760の位置は、アラインメントピン760と同じ位置にある。アラインメントピン760は、撓み取り付け部702のコネクタサブアセンブリが正しく整列する場合にアラインメント開口部762に入るが、撓み取り付け部702のコネクタサブアセンブリが180度回転させてもコネクタインタフェース700と接点736との間の接続が可能にならない場合は、アラインメント開口部762に対して整列しない。] [0225] 図48は、アラインメントピン760が撓み取り付け部702の両端に位置することを示す。アラインメントピン760は、オペレータが撓み取り付け部702の方向を逆にする一方で依然として適切な接続を保証することができるように、撓み取り付け部702の両端に同じように配置される。従って、全く同じコネクタが、撓みケーブル708の両側に設けられる。] 図48 [0226] ある一定の例示的な実施形態を説明しかつ添付図面に示したが、このような実施形態は、単に例示的なものであり、本発明を限定するものではないこと、及び修正が当業者に想起される場合があるために、本発明は、図示して説明した特定の構成及び配置に限定されないことは理解されるものとする。] [0227] 600カートリッジ 602カートリッジフレーム 604ピストン 606 ピストン調節システム 616分配ボード 618 接触器ボード]
权利要求: 請求項1 デバイスの集積回路を試験する方法であって、アクチュエータのシリンダに対するピストンの移動方向に垂直な該アクチュエータの容積の横断面表面積を修正する段階と、保持具の表面に対してデバイスを保持する段階と、前記シリンダ内の前記ピストンを移動させ、それによって装置フレームに対して接触器ボードアセンブリを移動させて前記デバイス上の接点に対して接触器支持構造体上の端子を押圧することにより前記アクチュエータを作動させる段階と、前記端子及び接点を通じて集積回路に信号を供給する段階と、を含むことを特徴とする方法。 請求項2 前記容積の前記横断面積を修正するために主ピストン構成要素又は主シリンダ構成要素のいずれかに容積形成構成要素を選択可能に取り付ける段階、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項3 複数の容積形成構成要素の各々が、前記容積の前記横断面積を漸進的に修正するために前記主ピストン構成要素又は前記主シリンダ構成要素のいずれかに選択可能に取り付け可能であることを特徴とする請求項2に記載の方法。 請求項4 前記容積形成構成要素は、リングであることを特徴とする請求項2に記載の方法。 請求項5 前記シリンダに前記ピストンを接続する少なくとも1つのバネの力を調節して前記デバイスに対して該ピストンを水平にする段階、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項6 前記接触器ボードアセンブリがその一部を形成するカートリッジのカートリッジフレームを前記装置フレームに取り外し可能に装着する段階と、コネクタインタフェースの表面を接触器インタフェースの表面に接続する段階と、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項7 記カートリッジは、共通サブアセンブリ及び第1の固有の接触器サブアセンブリを含み、前記第1の固有の接触器サブアセンブリを第2の固有の接触器サブアセンブリで置き換える段階、を更に含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。 請求項8 前記共通サブアセンブリと前記第2の固有の接触器サブアセンブリの間の区域の圧力を低減する段階、を更に含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。 請求項9 複数の導体が、コネクタを形成するためにコネクタ本体によって保持され、前記コネクタインタフェースは、該導体の表面であることを特徴とする請求項6に記載の方法。 請求項10 デバイスの集積回路を試験するための装置であって、装置フレームと、前記装置フレームに固定された、デバイスのための保持具と、前記装置フレームによって保持された接触器支持構造体と、前記接触器支持構造体によって保持された複数の端子と、を含み、前記保持具及び接触器支持構造体は、前記端子の各々が前記デバイスのそれぞれの接点と解除可能に接触するように互いに対して移動可能であり、装置は、シリンダ及びピストンが容積を共同で形成するようにピストン及びシリンダを有して前記装置フレームと前記接触器支持構造体の間に接続されたアクチュエータ、を更に含み、前記ピストン及び前記シリンダは、前記端子が前記デバイスの接点に対して押圧されるように、前記装置フレームに対してかつ前記保持具の表面の方向に前記接触器支持構造体を移動させるために互いに対して移動可能であり、該シリンダに対する該ピストンの移動方向に垂直な前記容積の横断面表面積が、修正可能であり、装置は、前記容積の圧力を修正して前記シリンダに対して前記ピストンを移動させるために該容積に接続された流体ラインと、電源と、前記支持構造体によって保持された前記端子の電力端子に前記電源を接続する電力電路と、信号源と、各々が前記信号源を前記支持構造体によって保持された前記端子のそれぞれの信号端子に接続する複数の信号電路と、を更に含む、ことを特徴とする装置。 請求項11 前記ピストンは、主ピストン構成要素を含み、前記シリンダは、主シリンダ構成要素を含み、前記容積の前記横断面積を修正するために前記主ピストン構成要素又は前記主シリンダ構成要素のいずれかに選択可能に取り付け可能である容積形成構成要素、を更に含むことを特徴とする請求項10に記載の装置。 請求項12 前記容積の前記横断面積を漸進的に修正するために各々が前記主ピストン構成要素又は前記主シリンダ構成要素のいずれかに選択可能に取り付け可能である複数の容積形成構成要素を含むことを特徴とする請求項11に記載の装置。 請求項13 前記容積形成構成要素は、リングであることを特徴とする請求項11に記載の装置。 請求項14 バネと、前記ピストンに固定された第1の部分と前記バネに接続された第2の部分とを有し、該バネの力を調節して前記シリンダに対して該ピストンを水平にするように調節可能であるバネ調節機構と、を更に含むことを特徴とする請求項10に記載の装置。 請求項15 前記装置フレームに取り外し可能に装着可能であるカートリッジフレームを含み、接触器ボードがその一部を形成するカートリッジと、前記接触器支持構造体上の接触器インタフェースと、前記接触器インタフェースの表面に接続するための表面を有するコネクタインタフェースと、を更に含むことを特徴とする請求項10に記載の装置。 請求項16 前記カートリッジは、共通サブアセンブリと、第2の固有の接触器サブアセンブリと交換可能である第1の固有の接触器サブアセンブリとを含むことを特徴とする請求項15に記載の装置。 請求項17 前記共通サブアセンブリと前記第2の固有の接触器サブアセンブリの間の区域と連通し、かつ前記カートリッジの外側に出口を有する減圧通路と、前記共通サブアセンブリと前記第2の固有の接触器サブアセンブリの間の前記区域の圧力を低減するために前記減圧通路の前記出口に接続されたポンプと、を更に含むことを特徴とする請求項16に記載の装置。 請求項18 コネクタ本体と、前記コネクタ本体によって保持された複数のコネクタ導体と、を含むコネクタを更に含み、前記コネクタインタフェースは、前記導体の表面である、ことを特徴とする請求項15に記載の装置。 請求項19 カートリッジフレームと、前記カートリッジフレームを固定された位置で装置フレームに取り付けるための該カートリッジフレーム上の構造と、接触器支持構造体と、前記接触器支持構造体上の接触器インタフェースと、前記接触器支持構造体によって保持された複数の端子と、前記接触器支持構造体によって保持され、前記インタフェースを前記端子に接続する複数の導体と、前記カートリッジフレームと前記接触器支持構造体の間に接続され、該カートリッジフレームに対して該接触器支持構造体を移動させるために互いに対して移動可能である第1及び第2の部分を有するアクチュエータと、を含むことを特徴とするカートリッジ。 請求項20 前記ピストンは、主ピストン構成要素を含み、前記シリンダは、主シリンダ構成要素を含み、前記容積の前記横断面積を修正するために前記主ピストン構成要素又は前記主シリンダ構成要素のいずれかに選択可能に取り付け可能である容積形成構成要素、を更に含むことを特徴とする請求項19に記載のカートリッジ。 請求項21 前記容積の前記横断面積を漸進的に修正するために各々が前記主ピストン構成要素又は前記主シリンダ構成要素のいずれかに選択可能に取り付け可能である複数の容積形成構成要素を含むことを特徴とする請求項20に記載のカートリッジ。 請求項22 前記容積形成構成要素は、リングであることを特徴とする請求項20に記載のカートリッジ。 請求項23 バネと、前記ピストンに固定された第1の部分と前記バネに接続された第2の部分とを有し、該バネの力を調節して前記シリンダに対して該ピストンを水平にするように調節可能であるバネ調節機構と、を更に含むことを特徴とする請求項19に記載のカートリッジ。 請求項24 共通サブアセンブリと、第2の固有の接触器サブアセンブリと交換可能である第1の固有の接触器サブアセンブリとを含むことを特徴とする請求項19に記載のカートリッジ。 請求項25 前記共通サブアセンブリと前記第2の固有の接触器サブアセンブリの間の区域に連通してカートリッジの外側に出口を有する減圧通路、を更に含むことを特徴とする請求項24に記載のカートリッジ。 請求項26 コネクタ本体と、前記コネクタ本体によって保持された複数のコネクタ導体と、を含むコネクタを更に含み、前記コネクタインタフェースは、前記コネクタ導体の表面である、ことを特徴とする請求項19に記載のカートリッジ。 請求項27 デバイスの集積回路を試験する方法であって、保持具の表面に対してデバイスを保持する段階と、アクチュエータを作動してフレームに対して接触器支持構造体を移動させ、該接触器支持構造体上の端子を前記デバイス上の接点に押圧する段階と、前記端子及び接点を通じて信号を集積回路に供給する段階と、を含むことを特徴とする方法。 請求項28 前記バネ調節機構の前記第1の部分は、部材の第1の端部が前記ピストンに固定され、かつ部材の第2の端部が前記シリンダの外側に位置するように該シリンダの開口部を通って延びる細長部材であることを特徴とする請求項27に記載の方法。 請求項29 前記第2の部分は、前記細長部材の前記第2の端部上のネジ山と係合するネジ山を有するナットであることを特徴とする請求項28に記載の方法。 請求項30 複数のバネ及び複数の調節機構が、共同で前記ピストンを水平にすることを特徴とする請求項27に記載の方法。 請求項31 前記シリンダに対する前記ピストンの移動方向に垂直な前記容積の横断面表面積を修正する段階、を更に含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。 請求項32 前記容積の前記横断面積を修正するために前記主ピストン構成要素又は前記主シリンダ構成要素のいずれかに容積形成構成要素を選択可能に取り付ける段階、を更に含むことを特徴とする請求項31に記載の方法。 請求項33 複数の容積形成構成要素の各々が、前記容積の前記横断面積を漸進的に修正するために前記主ピストン構成要素又は前記主シリンダ構成要素のいずれかに選択可能に取り付け可能であることを特徴とする請求項32に記載の方法。 請求項34 前記容積形成構成要素は、リングであることを特徴とする請求項32に記載の方法。 請求項35 前記接触器ボードアセンブリは、分配ボード基板と該分配ボード基板に装着された接触器基板とを含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。 請求項36 前記接触器ボードアセンブリがその一部を形成するカートリッジのカートリッジフレームを前記装置フレームに取り外し可能に装着する段階と、コネクタインタフェースの表面を接触器インタフェースの表面に接続する段階と、を更に含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。 請求項37 前記カートリッジは、共通サブアセンブリ及び第1の固有の接触器サブアセンブリを含み、前記第1の固有の接触器サブアセンブリを第2の固有の接触器サブアセンブリで置き換える段階、を更に含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。 請求項38 複数の導体が、コネクタを形成するためにコネクタ本体によって保持され、前記コネクタインタフェースは、該導体の表面であることを特徴とする請求項36に記載の方法。 請求項39 デバイスの集積回路を試験するための装置であって、装置フレームと、デバイスが置かれた表面を有し、前記装置フレームに取り付けられた保持具と、前記装置フレームに取り付けられたカートリッジフレームと、接触器支持構造体と、前記接触器支持構造体上の接触器インタフェースと、前記接触器支持構造体によって保持された複数の端子と、前記接触器支持構造体によって保持され、前記インタフェースを前記端子に接続する複数の導体と、前記カートリッジフレームと前記接触器支持構造体の間に接続され、前記端子が前記デバイスの接点に押圧されるように該カートリッジフレームに対してかつ前記保持具の前記表面に向けて該接触器支持構造体を移動させるように互いに対して移動可能である第1及び第2の部分を有する可変力アクチュエータと、前記装置フレームに対する前記カートリッジフレームの移動を測定するために前記カートリッジフレームに接続された移動センサと、を含むことを特徴とする装置。 請求項40 前記バネ調節機構の前記第1の部分は、部材の第1の端部が前記ピストンに固定され、かつ部材の第2の端部が前記シリンダの外側に位置するように該シリンダの開口部を通って延びる細長部材であることを特徴とする請求項39に記載の装置。 請求項41 前記第2の部分は、前記細長部材の前記第2の端部上のネジ山と係合するネジ山を有するナットであることを特徴とする請求項40に記載の装置。 請求項42 共同で前記ピストンを水平にする複数のバネ及び複数の調節機構を含むことを特徴とする請求項39に記載の装置。 請求項43 前記シリンダに対する前記ピストンの移動方向に垂直な前記容積の横断面表面積が、修正可能であることを特徴とする請求項39に記載の装置。 請求項44 前記ピストンは、主ピストン構成要素を含み、前記シリンダは、主シリンダ構成要素を含み、前記容積の前記横断面積を修正するために前記主ピストン構成要素又は前記主シリンダ構成要素のいずれかに選択可能に取り付け可能である容積形成構成要素、を更に含むことを特徴とする請求項43に記載の装置。 請求項45 前記容積の前記横断面積を漸進的に修正するために各々が前記主ピストン構成要素又は前記主シリンダ構成要素のいずれかに選択可能に取り付け可能である複数の容積形成構成要素を含むことを特徴とする請求項44に記載の装置。 請求項46 前記容積形成構成要素は、リングであることを特徴とする請求項44に記載の装置。 請求項47 前記接触器支持構造体は、分配ボード基板と該分配ボード基板に装着された接触器基板とを含むことを特徴とする請求項39に記載の装置。 請求項48 前記装置フレームに取り外し可能に装着可能であるカートリッジフレームを含み、前記接触器ボードがその一部を形成するカートリッジと、前記接触器支持構造体上の接触器インタフェースと、前記接触器インタフェースの表面に接続するための表面を有するコネクタインタフェースと、を更に含むことを特徴とする請求項39に記載の装置。 請求項49 前記カートリッジは、共通サブアセンブリと、第2の固有の接触器サブアセンブリと交換可能である第1の固有の接触器サブアセンブリとを含むことを特徴とする請求項39に記載の装置。 請求項50 コネクタ本体と、前記コネクタ本体によって保持された複数のコネクタ導体と、を含むコネクタを更に含み、前記コネクタインタフェースは、前記コネクタ導体の表面である、ことを特徴とする請求項48に記載の装置。 請求項51 カートリッジであって、カートリッジフレームと、固定された位置で装置フレームに前記カートリッジフレームを装着するための該カートリッジフレーム上の構成と、接触器支持構造体と、前記接触器支持構造体上の接触器インタフェースと、シリンダ及びピストンが容積を共同で形成するようにピストン及びシリンダを有して前記カートリッジフレームと前記接触器支持構造体の間に接続されたアクチュエータと、を含み、前記ピストン及び前記シリンダは、端子がデバイスの接点に対して押圧されるように、前記装置フレームに対してかつ保持具の表面の方向に前記接触器支持構造体を移動させるために互いに対して移動可能であり、該シリンダに対する該ピストンの移動方向に垂直な前記容積の横断面表面積が、修正可能であり、カートリッジは、バネと、前記ピストンに固定された第1の部分と前記バネに接続された第2の部分とを有し、該バネの力を調節して前記シリンダに対して該ピストンを水平にするように調節可能であるバネ調節機構と、デバイス上の接点と接触するために前記接触器支持構造体によって保持された複数の端子と、前記接触器支持構造体によって保持されて前記インタフェースを前記端子に接続する複数の導体と、を更に含む、ことを特徴とするカートリッジ。 請求項52 前記バネ調節機構の前記第1の部分は、部材の第1の端部が前記ピストンに固定され、かつ部材の第2の端部が前記シリンダの外側に位置するように該シリンダの開口部を通って延びる細長部材であることを特徴とする請求項51に記載のカートリッジ。 請求項53 前記第2の部分は、前記細長部材の前記第2の端部上のネジ山と係合するネジ山を有するナットであることを特徴とする請求項52に記載のカートリッジ。 請求項54 共同で前記ピストンを水平にする複数のバネ及び複数の調節機構を含むことを特徴とする請求項51に記載のカートリッジ。 請求項55 前記シリンダに対する前記ピストンの移動方向に垂直な前記容積の横断面表面積が、修正可能であることを特徴とする請求項51に記載のカートリッジ。 請求項56 前記ピストンは、主ピストン構成要素を含み、前記シリンダは、主シリンダ構成要素を含み、前記容積の前記横断面積を修正するために前記主ピストン構成要素又は前記主シリンダ構成要素のいずれかに選択可能に取り付け可能である容積形成構成要素、を更に含むことを特徴とする請求項55に記載のカートリッジ。 請求項57 前記容積の前記横断面積を漸進的に修正するために各々が前記主ピストン構成要素又は前記主シリンダ構成要素のいずれかに選択可能に取り付け可能である複数の容積形成構成要素を含むことを特徴とする請求項56に記載のカートリッジ。 請求項58 前記容積形成構成要素は、リングであることを特徴とする請求項56に記載のカートリッジ。 請求項59 前記接触器支持構造体は、分配ボード基板と該分配ボード基板に装着された接触器基板とを含むことを特徴とする請求項51に記載のカートリッジ。 請求項60 共通サブアセンブリと、第2の固有の接触器サブアセンブリと交換可能である第1の固有の接触器サブアセンブリとを含むことを特徴とする請求項51に記載のカートリッジ。 請求項61 コネクタ本体と、前記コネクタ本体によって保持された複数のコネクタ導体と、を含むコネクタを更に含み、前記コネクタインタフェースは、前記コネクタ導体の表面である、ことを特徴とする請求項51に記載のカートリッジ。 請求項62 デバイスの集積回路を試験する方法であって、保持具の表面に対してデバイスを保持する段階と、空気袋の第1及び第2の対向する側面が装置フレームに対して接触器支持構造体を移動させ、前記デバイス上の接点に対して該接触器支持構造体上の端子を押圧するようにアクチュエータ空気袋を膨張させる段階と、前記端子及び接点を通じて集積回路に信号を供給する段階と、を含むことを特徴とする方法。 請求項63 接触器ボードアセンブリがその一部を形成するカートリッジのカートリッジフレームを前記装置フレームに取り外し可能に装着する段階と、コネクタインタフェースの表面を接触器インタフェースの表面に接続する段階と、を更に含むことを特徴とする請求項62に記載の方法。 請求項64 前記カートリッジは、共通サブアセンブリ及び第1の固有の接触器サブアセンブリを含み、前記第1の固有の接触器サブアセンブリを第2の固有の接触器サブアセンブリで置き換える段階、を更に含むことを特徴とする請求項63に記載の方法。 請求項65 前記共通サブアセンブリと前記第2の固有の接触器サブアセンブリの間の区域の圧力を低減する段階、を更に含むことを特徴とする請求項64に記載の方法。 請求項66 複数の導体が、コネクタを形成するためにコネクタ本体によって保持され、前記コネクタインタフェースは、該導体の表面であることを特徴とする請求項63に記載の方法。 請求項67 デバイスの集積回路を試験するための装置であって、装置フレームと、前記装置フレームに固定された、デバイスのための保持具と、前記装置フレームによって保持された接触器支持構造体と、前記接触器支持構造体によって保持された複数の端子と、を含み、前記保持具及び接触器支持構造体は、前記端子の各々が前記デバイスのそれぞれの接点と解除可能に接触するように互いに対して移動可能であり、装置は、前記装置フレームと前記接触器支持構造体の間に位置決めされ、かつ前記端子が前記デバイスの接点に対して押圧されるように該装置フレームに対してかつ前記保持具の表面の方向に該接触器支持構造体を移動させるために互いに対して移動可能である第1及び第2の対向する側面を有する膨張可能なアクチュエータ空気袋と、電源と、前記支持構造体によって保持された前記端子の電力端子に前記電源を接続する電力電路と、信号源と、各々が前記信号源を前記支持構造体によって保持された前記端子のそれぞれの信号端子に接続する複数の信号電路と、を更に含む、ことを特徴とする装置。 請求項68 前記装置フレームに取り外し可能に装着可能であるカートリッジフレームを含み、接触器ボードがその一部を形成するカートリッジと、前記接触器支持構造体上の接触器インタフェースと、前記接触器インタフェースの表面に接続するための表面を有するコネクタインタフェースと、を更に含むことを特徴とする請求項67に記載の装置。 請求項69 前記カートリッジは、共通サブアセンブリと、第2の固有の接触器サブアセンブリと交換可能である第1の固有の接触器サブアセンブリとを含むことを特徴とする請求項68に記載の装置。 請求項70 前記共通サブアセンブリと前記第2の固有の接触器サブアセンブリの間の区域と連通し、かつ前記カートリッジの外側に出口を有する減圧通路と、前記共通サブアセンブリと前記第2の固有の接触器サブアセンブリの間の前記区域の圧力を低減するために前記減圧通路の前記出口に接続されたポンプと、を更に含むことを特徴とする請求項69に記載の装置。 請求項71 コネクタ本体と、前記コネクタ本体によって保持された複数のコネクタ導体と、を含むコネクタを更に含み、前記コネクタインタフェースは、前記コネクタ導体の表面である、ことを特徴とする請求項68に記載の装置。 請求項72 カートリッジフレームと、固定された位置で装置フレームに前記カートリッジフレームを装着するための該カートリッジフレーム上の構成と、接触器支持構造体と、前記装置フレームと前記接触器支持構造体の間に位置決めされ、かつ端子がデバイスの接点に対して押圧されるように該装置フレームに対してかつ保持具の表面の方向に該接触器支持構造体を移動させるために互いに対して移動可能である第1及び第2の対向する側面を有する膨張可能なアクチュエータ空気袋と、前記接触器支持構造体上の接触器インタフェースと、デバイス上の接点と接触するために前記接触器支持構造体によって保持された複数の端子と、前記接触器支持構造体によって保持されて前記インタフェースを前記端子に接続する複数の導体と、を含むことを特徴とするカートリッジ。 請求項73 共通サブアセンブリと、第2の固有の接触器サブアセンブリと交換可能である第1の固有の接触器サブアセンブリとを含むことを特徴とする請求項72に記載のカートリッジ。 請求項74 前記共通サブアセンブリと前記第2の固有の接触器サブアセンブリの間の区域に連通し、かつカートリッジの外側に出口を有する減圧通路、を更に含むことを特徴とする請求項73に記載のカートリッジ。 請求項75 コネクタ本体と、前記コネクタ本体によって保持された複数のコネクタ導体と、を含むコネクタを更に含み、前記コネクタインタフェースは、前記コネクタ導体の表面である、ことを特徴とする請求項72に記載のカートリッジ。 請求項76 デバイスの集積回路を試験するための装置であって、装置フレームと、前記装置フレームに固定された、デバイスのための保持具と、前記装置フレームによって保持された接触器支持構造体と、前記接触器支持構造体によって保持された端子に対向する該接触器支持構造体上の側の該接触器支持構造体上に装着された複数の電気構成要素と、前記接触器支持構造体によって保持された複数の端子と、を含み、前記保持具及び接触器支持構造体は、前記端子の各々が前記デバイスのそれぞれの接点と解除可能に接触するように互いに対して移動可能であり、装置は、電源と、前記支持構造体によって保持された前記端子の電力端子に前記電源を接続する電力電路と、信号源と、各々が前記信号源を前記支持構造体によって保持された前記端子のそれぞれの信号端子に接続する複数の信号電路と、を更に含む、ことを特徴とする装置。 請求項77 前記装置フレームと前記接触器支持構造体の間に接続され、かつ前記端子が前記デバイスの接点に対して押圧されるように該装置フレームに対して及び前記保持具の表面の方向に該接触器支持構造体を移動させるために互いに対して移動可能である第1及び第2の部分を有するアクチュエータ、を更に含むことを特徴とする請求項76に記載の装置。 請求項78 前記アクチュエータの前記第1及び第2の部分は、それぞれ、シリンダと、該シリンダと共同で容積を形成するように該シリンダ内に位置するピストンとであり、、前記容積の圧力を修正して前記シリンダに対して前記ピストンを移動させるために該容積に接続された流体ライン、を更に含むことを特徴とする請求項77に記載の装置。 請求項79 前記アクチュエータは、膨張可能かつ収縮可能な空気袋を含み、該アクチュエータの前記第1及び第2の部分は、該空気袋の対向する側面であることを特徴とする請求項77に記載の装置。 請求項80 前記電気構成要素が力分配基板と前記接触器支持構造体の間に位置する力分配基板と、前記力分配基板と前記接触器基板の間にあって該接触器基板から該力分配基板まで力を伝達するスタンドオフ構成要素と、を更に含むことを特徴とする請求項76に記載の装置。 請求項81 前記接触器支持構造体は、分配ボード基板と該分配ボード基板に装着された接触器基板とを含むことを特徴とする請求項76に記載の装置。 請求項82 分配ボードが、複数の異なる剛性を有する複数の層を有し、前記接触器支持構造体によって保持された前記端子に対向する前記分配ボード基板の半分における該層のうちの1つが、該層の大部分よりも剛性であることを特徴とする請求項81に記載の装置。 請求項83 分配ボードが、複数の金属層と複数の絶縁層とを含む複数の層を有し、該層の少なくとも第1の層は、該分配ボードの全体CTEが該第1の層のCTEと他の層のうちの1つのCTEとの間にあるように、該層のいずれの他の1つよりも低いCTEを有することを特徴とする請求項81に記載の装置。 請求項84 前記装置フレームに取り外し可能に装着可能であるカートリッジフレームを含み、前記接触器ボードがその一部を形成するカートリッジと、前記接触器支持構造体上の接触器インタフェースと、前記接触器インタフェースの表面に接続するための表面を有するコネクタインタフェースと、を更に含むことを特徴とする請求項76に記載の装置。 請求項85 前記カートリッジは、共通サブアセンブリと、第2の固有の接触器サブアセンブリと交換可能である第1の固有の接触器サブアセンブリとを含むことを特徴とする請求項84に記載の装置。 請求項86 前記共通サブアセンブリと前記第2の固有の接触器サブアセンブリの間の区域と連通し、かつ前記カートリッジの外側に出口を有する減圧通路と、前記共通サブアセンブリと前記第2の固有の接触器サブアセンブリの間の前記区域の圧力を低減するために前記減圧通路の前記出口に接続されたポンプと、を更に含むことを特徴とする請求項85に記載の装置。 請求項87 カートリッジフレームと、固定された位置で装置フレームに前記カートリッジフレームを装着するための該カートリッジフレーム上の構成と、接触器支持構造体と、前記接触器支持構造体によって保持された端子に対向する該接触器支持構造体上の側の該接触器支持構造体上に装着された複数の電気構成要素と、前記接触器支持構造体上の接触器インタフェースと、デバイス上の接点と接触するために前記接触器支持構造体によって保持された複数の端子と、前記接触器支持構造体によって保持されて前記インタフェースを前記端子に接続する複数の導体と、を含むことを特徴とするカートリッジ。 請求項88 前記カートリッジフレームと前記接触器支持構造体の間に接続され、かつ前記端子が前記デバイスの接点に対して押圧されるように該カートリッジフレームに対して及び保持具の表面の方向に該接触器支持構造体を移動させるために互いに対して移動可能である第1及び第2の部分を有するアクチュエータ、を更に含むことを特徴とする請求項87に記載のカートリッジ。 請求項89 前記アクチュエータの前記第1及び第2の部分は、それぞれ、シリンダと、該シリンダと共同で容積を形成するように該シリンダ内に位置するピストンとであり、前記容積の圧力を修正して前記シリンダに対して前記ピストンを移動させるために該容積に接続された流体ライン、を更に含むことを特徴とする請求項88に記載のカートリッジ。 請求項90 前記アクチュエータは、膨張可能かつ収縮可能な空気袋を含み、該アクチュエータの前記第1及び第2の部分は、該空気袋の対向する側面であることを特徴とする請求項88に記載のカートリッジ。 請求項91 前記電気構成要素が力分配基板と前記接触器支持構造体の間に位置する力分配基板と、前記力分配基板と前記接触器基板の間にあって該接触器基板から該力分配基板まで力を伝達するスタンドオフ構成要素と、を更に含むことを特徴とする請求項87に記載のカートリッジ。 請求項92 前記接触器支持構造体は、分配ボード基板と該分配ボード基板に装着された接触器基板とを含むことを特徴とする請求項87に記載のカートリッジ。 請求項93 分配ボードが、複数の異なる剛性を有する複数の層を有し、前記接触器支持構造体によって保持された前記端子に対向する前記分配ボード基板の半分における該層のうちの1つが、該層の大部分よりも剛性であることを特徴とする請求項92に記載のカートリッジ。 請求項94 分配ボードが、複数の金属層と複数の絶縁層とを含む複数の層を有し、該層の少なくとも第1の層は、該分配ボードの全体CTEが該第1の層のCTEと他の層のうちの1つのCTEとの間にあるように、該層のいずれの他の1つよりも低いCTEを有することを特徴とする請求項92に記載のカートリッジ。 請求項95 共通サブアセンブリと、第2の固有の接触器サブアセンブリと交換可能である第1の固有の接触器サブアセンブリとを含むことを特徴とする請求項87に記載のカートリッジ。 請求項96 前記共通サブアセンブリと前記第2の固有の接触器サブアセンブリの間の区域と連通し、かつカートリッジの外側に出口を有する減圧通路、を更に含むことを特徴とする請求項95に記載のカートリッジ。 請求項97 デバイスの集積回路を試験する方法であって、保持具の表面に対してデバイスを保持する段階と、前記保持具に対して接触器ボードアセンブリを移動させて該接触器ボードアセンブリの端子を前記デバイス上の接点と接触させる段階と、を含み電気構成要素が、力分配基板と前記接触器ボードアセンブリの間に位置し、方法は、スタンドオフ構成要素を通じて前記接触器基板から前記力分配基板まで力を伝達させる段階と、前記端子及び接点を通じて集積回路に信号を供給する段階と、を更に含む、ことを特徴とする方法。 請求項98 前記スタンドオフ構成要素は、複数の穴が形成された層であり、前記構成要素は、該穴に位置することを特徴とする請求項97に記載の方法。 請求項99 アクチュエータの第1及び第2の構成要素を作動させて装置フレームに対して接触器支持構造体を移動し、前記デバイス上の接点に対して該接触器支持構造体上の端子を押圧する段階、を更に含むことを特徴とする請求項97に記載の方法。 請求項100 前記電気構成要素は、前記接触器ボードアセンブリによって保持された前記端子に対向する該接触器ボードアセンブリ上の側に装着されることを特徴とする請求項97に記載の方法。 請求項101 前記接触器ボードアセンブリは、分配ボード基板と該分配ボード基板に装着された接触器基板とを含むことを特徴とする請求項97に記載の方法。 請求項102 分配ボードが、複数の異なる剛性を有する複数の層を有し、前記接触器支持構造体によって保持された前記端子に対向する前記分配ボード基板の半分における該層のうちの1つが、該層の大部分よりも剛性であることを特徴とする請求項101に記載の方法。 請求項103 前記接触器ボードアセンブリがその一部を形成するカートリッジのカートリッジフレームを前記装置フレームに取り外し可能に装着する段階と、コネクタインタフェースの表面を接触器インタフェースの表面に接続する段階と、を更に含むことを特徴とする請求項97に記載の方法。 請求項104 複数の導体が、コネクタを形成するためにコネクタ本体によって保持され、前記コネクタインタフェースは、該導体の表面であることを特徴とする請求項103に記載の方法。 請求項105 デバイスの集積回路を試験するための装置であって、装置フレームと、前記装置フレームに固定された、デバイスのための保持具と、前記装置フレームによって保持された接触器支持構造体と、前記接触器支持構造体によって保持された複数の端子と、を含み、前記保持具及び接触器支持構造体は、前記端子の各々が前記デバイスのそれぞれの接点と解除可能に接触するように互いに対して移動可能であり、装置は、前記接触器支持構造体上に装着された複数の電気構成要素と、前記電気構成要素が力分配基板と前記接触器支持構造体の間に位置する力分配基板と、前記力分配基板と前記接触器基板の間にあって該接触器基板から該力分配基板まで力を伝達するスタンドオフ構成要素と、電源と、前記支持構造体によって保持された前記端子の電力端子に前記電源を接続する電力電路と、信号源と、各々が前記信号源を前記支持構造体によって保持された前記端子のそれぞれの信号端子に接続する複数の信号電路と、を更に含む、ことを特徴とする装置。 請求項106 前記スタンドオフ構成要素は、複数の穴が形成された層であり、前記構成要素は、該穴に位置することを特徴とする請求項105に記載の装置。 請求項107 前記装置フレームと前記接触器支持構造体の間に接続され、かつ前記端子が前記デバイスの接点に対して押圧されるように該装置フレームに対して及び前記保持具の表面の方向に該接触器支持構造体を移動させるために互いに対して移動可能である第1及び第2の部分を有するアクチュエータ、を更に含むことを特徴とする請求項105に記載の装置。 請求項108 前記電気構成要素は、前記接触器支持構造体によって保持された前記端子に対向する該接触器支持構造体上の側に装着されることを特徴とする請求項105に記載の装置。 請求項109 前記接触器支持構造体は、分配ボード基板と該分配ボード基板に装着された接触器基板とを含むことを特徴とする請求項105に記載の装置。 請求項110 分配ボードが、複数の異なる剛性を有する複数の層を有し、前記接触器支持構造体によって保持された前記端子に対向する前記分配ボード基板の半分における該層のうちの1つが、該層の大部分よりも剛性であることを特徴とする請求項109に記載の装置。 請求項111 前記装置フレームに取り外し可能に装着可能であるカートリッジフレームを含み、前記接触器ボードがその一部を形成するカートリッジと、前記接触器支持構造体上の接触器インタフェースと、前記接触器インタフェースの表面に接続するための表面を有するコネクタインタフェースと、を更に含むことを特徴とする請求項105に記載の装置。 請求項112 コネクタ本体と、前記コネクタ本体によって保持された複数のコネクタ導体と、を含むコネクタを更に含み、前記コネクタインタフェースは、前記コネクタ導体の表面である、ことを特徴とする請求項111に記載の装置。 請求項113 カートリッジフレームと、固定された位置で装置フレームに前記カートリッジフレームを装着するための該カートリッジフレーム上の構成と、接触器支持構造体と、前記接触器支持構造体上の接触器インタフェースと、前記接触器支持構造体上に装着された複数の電気構成要素と、前記電気構成要素が力分配基板と前記接触器支持構造体の間に位置する力分配基板と、前記力分配基板と前記接触器基板の間にあって該接触器基板から該力分配基板まで力を伝達するスタンドオフ構成要素と、デバイス上の接点と接触するために前記接触器支持構造体によって保持された複数の端子と、前記接触器支持構造体によって保持されて前記インタフェースを前記端子に接続する複数の導体と、を含むことを特徴とするカートリッジ。 請求項114 前記スタンドオフ構成要素は、複数の穴が形成された層であり、前記構成要素は、該穴に位置することを特徴とする請求項113に記載のカートリッジ。 請求項115 前記カートリッジフレームと前記接触器支持構造体の間に接続され、かつ前記端子が前記デバイスの接点に対して押圧されるように該カートリッジフレームに対して及び保持具の表面の方向に該接触器支持構造体を移動させるために互いに対して移動可能である第1及び第2の部分を有するアクチュエータ、を更に含むことを特徴とする請求項113に記載のカートリッジ。 請求項116 前記電気構成要素は、前記接触器支持構造体によって保持された前記端子に対向する該接触器支持構造体上の側に装着されることを特徴とする請求項113に記載のカートリッジ。 請求項117 前記接触器支持構造体は、分配ボード基板と該分配ボード基板に装着された接触器基板とを含むことを特徴とする請求項113に記載のカートリッジ。 請求項118 分配ボードが、複数の異なる剛性を有する複数の層を有し、前記接触器支持構造体によって保持された前記端子に対向する前記分配ボード基板の半分における該層のうちの1つが、該層の大部分よりも剛性であることを特徴とする請求項117に記載のカートリッジ。 請求項119 コネクタ本体と、前記コネクタ本体によって保持された複数のコネクタ導体と、を含むコネクタを更に含み、前記コネクタインタフェースは、前記コネクタ導体の表面である、ことを特徴とする請求項113に記載のカートリッジ。 請求項120 デバイスの集積回路を試験するための装置であって、装置フレームと、前記装置フレームに固定された、デバイスのための保持具と、複数の異なる剛性を有する複数の層を含む分配ボード基板と、を含み、前記分配ボード基板の前記層のうちの1つが、該層の大部分よりも剛性であるコア層であり、装置は、前記装置フレームによって保持された接触器支持構造体を共同で形成するために前記分配ボード基板に装着された接触器基板と、デバイス上の接点と接触するために前記接触器支持構造体によって保持された複数の端子と、を更に含み、前記保持具及び接触器支持構造体は、前記端子の各々が前記デバイスのそれぞれの接点と解除可能に接触するように互いに対して移動可能であり、装置は、電源と、前記支持構造体によって保持された前記端子の電力端子に前記電源を接続する電力電路と、信号源と、各々が前記信号源を前記支持構造体によって保持された前記端子のそれぞれの信号端子に接続する複数の信号電路と、を更に含む、ことを特徴とする装置。 請求項121 前記分配ボードの対向する半分における少なくとも2つのコア層、を更に含むことを特徴とする請求項120に記載の装置。 請求項122 前記接触器支持構造体上に装着された複数の電気構成要素、を更に含むことを特徴とする請求項120に記載の装置。 請求項123 前記電気構成要素は、前記接触器支持構造体によって保持された前記端子に対向する該接触器支持構造体上の側に装着されることを特徴とする請求項122に記載の装置。 請求項124 |