专利摘要:
一局面においては、発光面は、タイル状の構成で配設された複数の離散的で実質的に平坦な発光照明装置を含む。各装置は、発光領域と非照明領域とを有し、第1の装置の発光領域は、第2の隣接装置の非照明領域の少なくとも一部を閉塞する。別の局面においては、照明源は、サブアセンブリプラットフォームおよび導光要素の融合により形成されるソケットと、ソケットに受容される離散光源とを含む。別の局面においては、導光要素は、出力結合領域と反対側の入力結合領域に近接する集積領域であって、入力結合領域からの多方向光を出力結合領域に向かって方向付ける、集積領域を含む。別の局面においては、平面照明領域は、各々出力結合領域を含む、2つの導光要素を含む。各出力結合領域の少なくとも一部は、他の少なくとも一部と重さなり合う。重複領域は、実質的に均一な光出力を放射する。
公开号:JP2011508373A
申请号:JP2010539043
申请日:2008-11-27
公开日:2011-03-10
发明作者:ミーシャ ジマーマン,;ヨシ シャニ,;エラン ファイン,;ノーム メイア,
申请人:オリー, アドバンスド イルミネーション ソリューションズ インコーポレイテッド;
IPC主号:F21S2-00
专利说明:

[0001] (関連出願の相互参照)
本出願は、2007年12月19日に出願された米国仮特許出願第61/006,110号、2008年3月3日に出願された米国仮特許出願第61/064,384号、2008年3月9日に出願された米国仮特許出願第61/127,095号、2008年6月9日に出願された米国仮特許出願第61/059,932号の優先権と利益を主張する。これら出願の各々の開示全体が本明細書に参考として援用される。]
[0002] (技術分野)
多様な実施形態において、本発明は、離散的な導波管ベースの発光要素を使用する平面照明のためのシステムおよび方法に関する。]
背景技術

[0003] (背景)
発光ダイオード(LED)等の点光源を使用して、平面的で均一に放射する照明面を作成することは困難である。LEDから放射される光を均一に照明面全体に分散するには複雑な光学的構造が必要である。このような構造の実施例は、点光源をガイドの端部で受容し、光をガイドの表面上に均一に分散する導光板である。図1に示されるように、エッジ照明される構造100は、光104を導光板108の端部106へ伝達するサイド放射の点光源102を使用することができる。導光板108は、光104を頂面110に分散する。光源102は、導光板108から分離される。] 図1
[0004] しかしながら、構造を照明し得る光源の数は、導光板端部の長さおよび光源の寸法により、制限される。ガイドの表面面積が増加するにつれて、ガイドの表面上に一定の照明を維持するには、導光板端部に物理的に適合できるよりも多くの光源が必要になる可能性があり、最終的に表面面積の上限を設定する。その上に、エッジ照明される導光板は、サイド放射で、予めパッケージ化された光源が必要で、それにより、利用され得る光源の数および種類を制限する。さらに、サイド放射の光源からの光を導光板のエッジに結合するために必要な構造は、平面照明システムの小型化を妨げ得る。任意に大型に作成されることが可能で、かつ広範囲の光源を利用し得る平面照明システムに対する、および予めパッケージ化された光源を利用することができる均一に放射する平面照明面に対する必要性が明らかに存在する。]
[0005] 複数の導光板から構築される平面照明面は、隣接の導光板間の境界または「ステッチ」で不均一の光強度を示し得る。例えば、導光板のエッジは、不均一であり得て、非発光の隙間が導光板間に形成することを可能にする。加えて、2つの隣接する導光板中の光の伝搬方向は異なり得て、境界で光放射の不均一なパターンを生成する。最後に、相互に重なり合うタイルは、迷光が重複域で漏れることを可能にし得る。複数の導光要素から組み立てられ、かつ均一な光を放射する平面照明面に対する必要性が明らかに存在する。]
課題を解決するための手段

[0006] (概要)
本発明は、LED光源を含むタイル状の照明ユニットを備える平面照明領域を形成することにより、従来技術の照明面により課せられた制約を克服する。多様な実施形態において、各平面照明ユニットは、導光要素とLED光源とを含む。例えば、ランベルト光源等の任意の上方放射光源が使用され得る。得られる平面照明領域は、同等の従来技術の構造よりも少ない集積離散平面照明ユニットを使用することができ、したがって全体的なコストを削減する。]
[0007] さらに、本発明は、例えば、LED等の離散発光要素のために、光学パッケージの少なくとも一部を形成する導光要素を使用することにより、予めパッケージ化された(例えば、ベアダイ)光源を使用して、平面域を照明することを可能にする。このように、導光要素は、光源を導光板のエッジに付設する必要性を克服する。例えば、ランベルト光源等の任意の上方放射光源が使用され得る。得られる平面照明領域は、同等の従来技術の構造よりも少ない集積離散平面照明ユニットを使用することができ、したがって全体的なコストを削減する。]
[0008] 本発明に従う構造では、導光要素から分離するLEDサブアセンブリプラットフォームが関与し得る。LEDサブアセンブリは、LED光源に電流を供給する電気的インターフェース、光源から離れる熱伝導を可能にする熱インターフェース、および/または所望の表面または他の照明源への付設のための機械的インターフェース(例えば、平面照明領域がタイル状の複数の光源により形成される場合)を含む、照明に必要なインターフェースの全てを含むことができる。LEDサブアセンブリの構造は、光源に付設する前に、電気要素の組み立ておよび電気接触のハンダ付けも可能にすることができる。このように、本発明に従って、ハンダ付けの高温(例えば、約250℃)に脆弱な光源であっても、このような光源が曝され得る最高温度は、装置の操作温度(例えば、約150℃)であるため利用され得る。]
[0009] 各導光要素は、入力結合、集積、伝搬および出力結合の領域を含む集積モノリシック導光板である。入力結合領域は、LED光源から放射される光を収集し、出力結合領域は、平面照明を作成するように光を放射する。光源は、要素の入力結合領域に隣接し得るが、そのエッジに配置される必要はない。1つの導光要素の入力結合領域は、隣接する要素の発光領域により少なくとも部分的に覆われ得る。この様式において、1つの要素の光が当たっていない域は隣接する要素の光が当たっている域を覆うことにより閉塞されるため、必要な数の導光要素をタイル状に配置することにより、任意の所望のサイズの連続照明面が構築され得る。]
[0010] 加えて、本発明の実施形態は、光の不均一な分布が、発光要素間の境界で閉塞することを防ぐ。例えば、導光要素の側壁は、所望に応じて、光を反射または屈折するように、研磨、湾曲、または90度の角度に設定され得る。屈折率整合材料は、隣接する導光要素の間、および/または導光要素の発光面上に配置され得る。光吸収面は、2つの導光要素が重なり合う領域に設置され得て、導光要素は、重複領域中で変化する配光を放射し得る。]
[0011] 概して、一局面においては、発光面は、タイル状の構成で配設された複数の離散的で実質的に平坦な発光照明装置を含む。各装置は、発光領域と、光が放射されない非照明領域とを有する。第1の装置の発光領域は、第2の隣接する装置の非照明領域の少なくとも一部を閉塞する。各装置は、空間的に別個の入力結合領域と出力結合領域とを含む導光要素を含み、それにより、入力結合領域に入射する光は、出力結合領域から放射するために光要素内で実質的に保持される。]
[0012] 以下の機能のうち1つ以上が含まれ得る。各装置は、少なくとも1つのLEDを含み得て、LEDから放射される光は、入力結合領域の導光要素に結合され得る。LEDは、ランベルト光源であり得る。各照明装置は、単一のLED、複数のLED、一対の対向するLED、または複数の隣接するLEDを含むことができる。各導光要素は、その出力結合領域がその入力結合領域を隠すように、折り畳み式構造を有することができる。発光面は、可撓性であり得る。導光要素は、入力結合領域で受容される多方向光のかなりの割合を出力結合領域に向かって方向付けるための集積領域をさらに含むことができる。導光要素は、出力結合領域に到達する前に、集積領域からの光が通過する伝搬領域をさらに含むことができる。面は、複数のピクセルを含み、発光照明装置の近接かつ前面に配置される、液晶表示パネルをさらに含む。概して、別の局面においては、複数の導光要素から平面発光面を形成する方法は、第1および第2の導光要素を提供するステップを含む。第1の導光要素は、第1の入力結合領域と、そこから空間的に分離された第1の出力結合領域とを備え、それにより、第1の入力結合領域に入射する光は、第1の出力結合領域から放射するために、第1の導光要素内で実質的に保持される。同様に、第2の導光要素は、第2の入力結合領域と、そこから空間的に分離された第2の出力結合領域とを備え、それにより、第2の入力結合領域に入射する光は、第2の出力結合領域から放射するために、第2の導光要素内で実質的に保持される。第2の導光要素の一部は、重複領域を形成するように、第1の導光要素の一部の上に重ね合わされる。第2の入力結合領域に入射する光は、第2の出力結合領域から放射するために、第2の導光要素内で実質的に保持される。重複領域は、少なくとも第1の入力結合領域と、第1の入力結合領域を完全に閉塞する第2の出力結合領域の少なくとも一部とを含む。]
[0013] 以下の機能のうち1つ以上が含まれ得る。第2の出力結合領域からの光は、第2の導光要素の任意の非照明領域を完全に閉塞することができる。第1の導光要素は、第1の伝搬領域と第1の集積領域とをさらに含むことができ、第2の出力結合領域は、第1の伝搬領域と第1の集積領域とを閉塞することもできる。第1の導光要素は、第1の縞状の要素の一部であり得て、第2の導光要素は、第2の縞状の要素の一部であり得る。第1および第2の縞状の要素は、非対称であり、隣接して配設され得て、および/または対称であり、追加の対称の縞状の要素の行列内で折り合わされ得る。離散光源は、LEDであり得て、ランベルト光源の場合がある。各照明装置は、単一のLED、複数のLED、一対の対向するLED、または複数の隣接するLEDを含むことができる。]
[0014] 本方法は、追加の導光要素へ拡張することができる。例えば、本方法は、第2の重複領域を形成するように、第2の導光要素の少なくとも一部の上に第3の導光要素の少なくとも一部を重ね合わせるステップをさらに含むことができる。第3の導光要素は、第3の入力結合領域とそこから空間的に分離された第3の出力結合領域とを含むことができ、それにより、第3の入力結合領域に入射する光は、第3の出力結合領域から放射するために、第3の導光要素内で実質的に保持される。第2の重複領域は、第3の出力結合領域の少なくとも一部を含むことができる。各導光要素は、サブアセンブリプラットフォームおよび導光要素の融合により形成されるソケットを含む照明装置を使用して、照明され得る。ソケットは、導光要素の入力結合領域に結合された離散光源を含むことができる。]
[0015] 本方法は、各々入力結合領域とそこから空間的に分離された出力結合領域とを備える、追加の導光要素を提供するステップをさらに含むことができる。入力結合領域に入射する光は、出力結合領域から放射するために、対応する導光要素内で実質的に保持され得る。各追加の導光要素の一部は、出力結合領域が各入力結合領域を閉塞するように、隣接する導光要素の一部の上に重ね合わされ得る。重ね合わせるステップは、導光要素を屈曲するステップを含むことができる。]
[0016] 概して、別の局面においては、離散的で実質的に平坦な発光照明装置は、空間的に別個の入力結合および出力結合領域と、入力結合領域に光学的に結合される少なくとも1つの光源とを含む、導光要素を備える。入力結合領域は、その側面に沿って出力結合領域に隣接し、それを覆って折り畳まれる。入力結合領域に入射する光は、出力結合領域から放射するために、導光要素内で実質的に保持される。]
[0017] 以下の機能のうち1つ以上が含まれ得る。第2の入力結合領域は、その第2の側面に沿って出力結合領域に隣接し、それを覆って折り畳まれ得る。第2の入力結合領域に入射する光は、出力結合領域から放射するために、導光要素内で実質的に保持され得る。少なくとも1つの光源は、第2の入力結合領域に光学的に結合され得る。入力結合領域と第2の入力結合領域は、異なる光源に光学的に結合される。入力結合領域および第2の入力結合領域は、少なくとも1つの光源で同一に光学的に結合され得る。]
[0018] 概して、別の局面においては、複数の導光要素から平面発光面を形成する方法は、第1の入力結合領域と第1の出力結合領域とを含む、第1の導光要素を提供するステップを含む。第1の入力結合領域と第1の出力結合領域は、空間的に別個で、第1の入力結合領域に入射する光は、第1の出力結合領域から放射するために、導光要素内で実質的に保持される。第2の入力結合領域と第2の出力結合領域とを含む、第2の導光要素は、第1の導光要素に隣接して提供される。第2の入力結合領域と第2の出力結合領域は、空間的に別個である。第2の入力結合領域に入射する光は、第2の出力結合領域から放射するために、導光要素内で実質的に保持される。第1の出力結合領域は、第1の入力結合領域を閉塞し、第2の出力結合領域は、第2の入力結合領域を閉塞するため、隣接する第1および第2の導光要素は、光の連続面を放射する。]
[0019] 以下の機能のうち1つ以上が含まれ得る。導光要素は可撓性であり得る。本方法は、第1の出力結合領域を第1の入力結合領域を覆って折り畳むステップと、第2の出力結合領域を第2の入力結合領域を覆って折り畳むステップとをさらに含むことができる。]
[0020] 概して、別の局面においては、照明源は、サブアセンブリプラットフォームおよび導光要素の融合により形成されるソケットと、ソケット内に受容される離散光源とを含む。]
[0021] 以下の機能のうち1つ以上が含まれ得る。離散光源は、サブアセンブリプラットフォーム上に配置され、かつ電気的に接続されるLEDダイを含むことができる。導光要素は、サブアセンブリプラットフォームを覆って配置され、かつこれと直接接触することができ、LEDダイ用のパッケージの少なくとも一部として機能することができる。封入材料は、LEDダイと導光要素の間に配置され、これらと直接接触することができる。サブアセンブリプラットフォームは、輪郭電気接続を含むことができる。離散光源は、サブアセンブリプラットフォームに熱的に接続され得る。サブアセンブリプラットフォームは、照明源を構造に接続するための機械的インターフェースを含むことができる。]
[0022] 導光要素は、空間的に別個の入力結合と出力結合領域とを含むことができる。離散光源により入力結合領域に入射される光は、出力結合領域から放射するために、導光要素内で実質的に保持され得る。離散光源は、最上部放射型および/またはランベルト光源であり得る。概して、別の局面においては、照明装置を形成する方法は、サブアセンブリプラットフォームの凹部中に離散光源を提供するステップを含む。サブアセンブリプラットフォームは、導光要素に接合され、それにより、その中に離散光源が配置される、閉鎖型ソケットを形成する。]
[0023] 以下の機能のうち1つ以上が含まれ得る。封入材料が閉鎖型ソケットの任意の自由体積を占有するように、離散光源の上に封入材料が提供され得る。サブアセンブリプラットフォームは、離散光源を提供するステップの前に組み立てられ得る。サブアセンブリプラットフォームを導光要素に接合するステップは、約85℃より低い温度で少なくとも部分的に実施され得て、ベアダイLEDであり得る、離散光源は、約85℃より低い温度で少なくとも部分的に操作され得る。]
[0024] 電流は、サブアセンブリプラットフォームを通して、離散光源に提供され得る。それにより、離散光源は、光を導光要素に放射することができる。離散光源により生成される熱は、サブアセンブリプラットフォームを通して、消散され得る。光は、導光要素の頂面全体で実質的に均一に放射され得る。]
[0025] 概して、別の局面においては、導光要素は、光源から多方向光を受容するための入力結合領域と、導光要素から光を放射するための出力結合領域とを含む。集積領域は、出力結合領域とは反対側の入力結合領域に近接し、入力結合領域からの多方向光を出力結合領域に向かって方向付ける。]
[0026] 以下の機能のうち1つ以上が含まれ得る。集積領域は、放物線形状を有することができ、放物線形状の中心は、入力結合領域の中心であり得る。集積領域は、入力結合領域からオフセットされ得る。集積領域に当たる光の角度は、全反射の角度よりも大きいことがあり得る。側壁は、反射性被膜を含むことができる。集積領域に伝達される光は、出力結合領域に向かって実質的または完全に反射され得る。集積領域から反射される光は、入力結合領域から出力結合領域へ直接伝達される光と結合して、出力結合領域内で光強度の均一な分布を生成することができる。]
[0027] 概して、別の局面においては、導光要素は、入力結合領域、伝搬領域、出力結合領域、頂面、および側壁を含む。光は、入力結合領域で導光要素により受容され、伝搬領域を通して伝達され、出力結合領域により放射される。頂面および側壁は、丸い角により接合される。丸い角は、その上の入射光を伝達し、頂面および側壁は、その上の入射光を反射する。丸い角は、出力結合領域内にあり得て、側壁は、研磨され得る。]
[0028] 概して、別の局面においては、導光要素は、入力結合領域、伝搬領域、出力結合領域、頂面、および側壁を含む。光は、入力結合領域で導光要素により受容され、伝搬領域を通して伝達され、出力結合領域により放射される。頂面と側壁は90度の角により接合され、頂面、側壁および90度の角はその上の入射光を反射する。90度の角は、出力結合領域中にあり得て、側壁は研磨され得る。]
[0029] 概して、別の局面において、平面照明領域は、第1の出力結合領域を含む第1の導光要素と、第2の出力結合領域を含む第2の導光要素とを含む。第2の出力結合領域の少なくとも一部は、第1の出力結合の少なくとも一部に重なり合って、ある域を有する重複領域を画定する。重複領域は、域上に実質的に均一な光出力を放射する。]
[0030] 以下の機能のうち1つ以上が含まれ得る。重複領域の光出力は、第1および第2の出力結合領域の光出力と10%以内の差があり得る。重複領域と、第1および第2の出力結合領域との間の光出力の変化は緩やかであり得る。第1の出力結合領域は、その中に光散乱要素を含むことができ、第1および第2の出力結合領域は部分的にだけ重なり合うことができる。重複領域外の光散乱要素の密度は、重複領域内の光散乱要素の密度よりも大きいことがあり得る。重複領域内の光散乱要素の密度は、一方向に沿って減少することができる。]
[0031] 第2の出力結合領域は、重複領域において透明であり得る。第1の出力結合領域から放射される光は、重複領域中の第2の出力結合領域を通過することができる。第1および第2の出力結合領域は、部分的にのみ重なり合うことができ、平面照明領域は、第3の出力結合領域を含む、第3の導光要素をさらに含むことができる。第3の出力結合領域の一部は、第2の出力結合領域の第2の一部に重なり合って、第2の領域を有する第2の重複領域を画定することができる。第2の重複領域は、第2の領域上に実質的に均一な光出力を放射することができる。]
[0032] 第1の導光要素は、非垂直の側壁を含むことができ、第2の導光要素は、重複領域内に第2の補完的な非垂直の側壁を含むことができる。平面照明領域の頂面は、実質的に平坦であり得る。追加の導光要素は、第1および第2の導光要素とともに、第1および第2の方向に延材する配列を形成することができ、導光要素は、第1の方向に重なり合うことができて、第2の方向には重なり合うことができないか、または第1および第2の両方の方向で重なり合うことができる。重複領域は、光吸収材料を含むことができる。]
[0033] 概して、別の局面においては、平面照明領域を形成する方法は、第1の出力結合領域を含む第1の導光要素を提供するステップを含む。第1の導光要素の少なくとも一部は、第2の出力結合領域を含む第2の導光要素に重ね合わされ、それにより、第1の出力結合領域の少なくとも一部と、第2の出力結合領域とを含む重複領域を形成する。重複領域は、実質的に均一な光出力を放射する。]
[0034] 概して、別の局面においては、平面照明領域は、それぞれ、第1および第2の側壁を含む、第1および第2の導光要素を含む。屈折率整合材は、第1および第2の側壁を覆う。屈折率整合材料の屈折率は、第1の導光要素または第2の導光要素のうちの少なくとも1つの屈折率にほぼ等しい。]
[0035] 以下の機能のうち1つ以上が含まれ得る。第2の側壁は、第1の側壁に隣接することができ、屈折率整合材料は、第1の側壁と第2の側壁との間に位置し得る。第1および第2の導光要素は、重なり合うことができ、屈折率整合材料は、第1および第2の導光要素を覆って、それを覆う円滑面を作成することができる。]
[0036] 概して、別の局面においては、平面照明領域は、それぞれ、第1および第2の研磨された側壁を含む、第1および第2の導光要素を含む。第2の研磨された側壁は、第1の研磨された側壁に隣接する。第2の導光要素は、第1の研磨された側壁および第2の研磨された側壁を通じて、第1の導光要素から光を受容する。屈折率整合材料は、第1の側壁と第2の側壁との間に位置し得て、屈折率整合材料の屈折率は、第1の導光要素または第2の導光要素のうちの少なくとも1つの屈折率にほぼ等しい。]
[0037] これらおよび他の目的は、本明細書に開示される本発明の利点および特徴に加えて、以下の説明、添付の図面および請求項を参照することにより、より明らかになる。さらに、本明細書に説明される多様な実施形態の特徴は、相互に排他的ではなく、多様な組み合わせおよび置換において存在し得ることを理解されたい。]
図面の簡単な説明

[0038] 図面においては、同様な参照文字は、概して、様々な表示全体で同一の部分を指す。以下の説明においては、本発明の多様な実施形態は以下の図面を参照して説明される。
図1は、本発明の実施形態による、サイド放射点光源を備える従来技術の構造の模式正面図である。
図2は、本発明の実施形態による、ランベルト光源を備える従来技術の構造の模式正面図である。
図3および4は、それぞれ、平面的照明ユニットの例示的実施形態の斜視図と正面図である。
図3および4は、それぞれ、平面的照明ユニットの例示的実施形態の斜視図と正面図である。
図5は、平面的な照明システムの例示的な特定のグラフを表す。
図6は、本発明の実施形態による、集積領域およびその動作を模式的に表す。
図7〜11は、本発明の実施形態による、それぞれ、2光源、1光源、非対称、2光源の折り畳まれた、および単一光源の折り畳まれた式導光要素の模式図である。
図7〜11は、本発明の実施形態による、それぞれ、2光源、1光源、非対称、2光源の折り畳まれた、および単一光源の折り畳まれた式導光要素の模式図である。
図7〜11は、本発明の実施形態による、それぞれ、2光源、1光源、非対称、2光源の折り畳まれた、および単一光源の折り畳まれた式導光要素の模式図である。
図7〜11は、本発明の実施形態による、それぞれ、2光源、1光源、非対称、2光源の折り畳まれた、および単一光源の折り畳まれた式導光要素の模式図である。
図7〜11は、本発明の実施形態による、それぞれ、2光源、1光源、非対称、2光源の折り畳まれた、および単一光源の折り畳まれた式導光要素の模式図である。
図12〜14は、本発明の実施形態による、セグメント組立の平面照明領域の多様な図面である。
図12〜14は、本発明の実施形態による、セグメント組立の平面照明領域の多様な図面である。
図12〜14は、本発明の実施形態による、セグメント組立の平面照明領域の多様な図面である。
図15は、本発明の実施形態による、縞状平面照明ユニットの斜視図である。
図16Aおよび16Bは、それぞれ、図15に示された照明ユニットから組み立てられた平面的な照明領域の斜視図と平面図である。
図16Aおよび16Bは、それぞれ、図15に示された照明ユニットから組み立てられた平面的な照明領域の斜視図と平面図である。
図17Aおよび17Bは、本発明の実施形態による、それぞれ、非対称の縞状要素から組み立てられた平面照明領域の斜視図と平面図である。
図17Aおよび17Bは、本発明の実施形態による、それぞれ、非対称の縞状要素から組み立てられた平面照明領域の斜視図と平面図である。
図18は、本発明の実施形態による、折り畳まれた2光源の導光要素から形成された平面照明領域の平面図である。
図19は、本発明の実施形態による、折り畳まれた非対称の導光要素から形成された平面照明領域の斜視図である。
図20〜22は、本発明の実施形態による、平面照明領域により放射された不均一な光の断面図である。
図20〜22は、本発明の実施形態による、平面照明領域により放射された不均一な光の断面図である。
図20〜22は、本発明の実施形態による、平面照明領域により放射された不均一な光の断面図である。
図23および24は、本発明の実施形態による、導光要素の側壁構造の上面図である。
図23および24は、本発明の実施形態による、導光要素の側壁構造の上面図である。
図25は、本発明の実施形態による、透明な拡散シートを備える平面照明領域の平面図である。
図26は、本発明の実施形態による、タイル状要素を備えるバックライトユニット(BLU)用途の斜視図である。
図27は、本発明の実施形態による、光吸収面により覆われた平面照明領域の斜視図である。
図28は、本発明の実施形態による、導光要素が重複領域に設置された光吸収面を備える平面照明領域の断面図である。
図29は、本発明の実施形態による、遷移領域を備える2つの導光要素の断面図である。
図30は、図29に示された各要素の出力グラフである。
図31〜36は、本発明の実施形態による、遷移領域を形成するように導光要素を重なり合わせるための様々な方法およびシステム、およびその中で使用される導光要素を表す。
図31〜36は、本発明の実施形態による、遷移領域を形成するように導光要素を重なり合わせるための様々な方法およびシステム、およびその中で使用される導光要素を表す。
図31〜36は、本発明の実施形態による、遷移領域を形成するように導光要素を重なり合わせるための様々な方法およびシステム、およびその中で使用される導光要素を表す。
図31〜36は、本発明の実施形態による、遷移領域を形成するように導光要素を重なり合わせるための様々な方法およびシステム、およびその中で使用される導光要素を表す。
図31〜36は、本発明の実施形態による、遷移領域を形成するように導光要素を重なり合わせるための様々な方法およびシステム、およびその中で使用される導光要素を表す。
図31〜36は、本発明の実施形態による、遷移領域を形成するように導光要素を重なり合わせるための様々な方法およびシステム、およびその中で使用される導光要素を表す。
図31〜36は、本発明の実施形態による、遷移領域を形成するように導光要素を重なり合わせるための様々な方法およびシステム、およびその中で使用される導光要素を表す。
図37および38は、本発明の実施形態による、重複領域に非垂直の側壁を有する導光要素を備える平面照明領域の断面図である。
図37および38は、本発明の実施形態による、重複領域に非垂直の側壁を有する導光要素を備える平面照明領域の断面図である。
図39Aは、本発明の実施形態による、透明な充填材料を含む、平面照明領域の一実施形態の上面図である。
図39Bは、本発明の実施形態による、透明な充填材料を含む、平面照明領域の別の実施形態の頂面図である。
図40は、本発明の実施形態によるLEDサブアセンブリである。
図41〜43は、本発明の実施形態による、キャリアプラットフォームとベアダイLED、プリント基板、およびインターフェースボードを表す。
図41〜43は、本発明の実施形態による、キャリアプラットフォームとベアダイLED、プリント基板、およびインターフェースボードを表す。
図41〜43は、本発明の実施形態による、キャリアプラットフォームとベアダイLED、プリント基板、およびインターフェースボードを表す。
図41〜43は、本発明の実施形態による、キャリアプラットフォームとベアダイLED、プリント基板、およびインターフェースボードを表す。
図44は、LEDサブアセンブリの底面図である。
図45は、本発明の実施形態による、平面照明ユニットの斜視図である。] 図1 図10 図11 図12 図13 図14 図15 図16A 図17A 図18
実施例

[0039] (詳細な説明)
(1.基本的設計)
本明細書には、1つ以上の離散平面照明ユニットに基づいて平面照明を組み立てるための方法およびシステムの多様な実施形態、様々なタイプの導光要素およびLEDサブアセンブリの様々な実施形態、および平面照明ユニットのタイルの間の不均一の「ステッチ」効果を排除するための方法およびシステムの多様な実施形態が説明される。]
[0040] 本発明の利点は、多様な実施形態において、上方放射(例えば、ランベルト)光源を利用できることである。図2は、一般的に、導光板208内に完全に埋め込まれた集積型上方放射光源202を備えるモノリシック構造200を示す。光源202は、ランベルト光分布を有することができ、光204は、その面210を通して放射するために、導光板208内で実質的に保持される。] 図2
[0041] 概して、本発明は、光源が少なくとも部分的に(および通常は完全に)埋め込まれるモジュール式導光要素を利用し、図2に示される光の維持および放射動作を促進する。要素はタイル状に配置されて、任意のサイズの均一な照明面を促進する。代表的なタイル状の平面照明ユニット300が、図3では斜視図および図4では断面図に示される。示された平面照明ユニット300は、一対の対向するLEDサブアセンブリモジュール302と、導光要素304とを含む。以下に詳細が説明されるように、導光要素304は、光の捕捉、保持および放射を最適化する、多様な領域、例えば、入力結合領域306、集積領域308、伝搬領域310および出力結合領域312を含むことができる。各LEDサブアセンブリモジュール302は、所望に応じて、以下に詳細を説明するように、導光要素304の入力結合領域306内に少なくとも部分的にパッケージ化されたLED光源を含む。] 図2 図3 図4
[0042] 光は、ランベルト光源であり得る、LED光源から上方へ、導光要素304の入力結合領域306内に放射され得て、この場合、光は横方向に伝搬する(すなわち、導光板304の厚さ内に限定される)。導光要素304の入力結合および集積領域306、308は、光源から光を有効に集め、最小限の損失で、伝搬領域310へ向かって方向付ける。具体的には、集積領域308は、入力結合領域306で受容した多方向光のかなりの割合を出力結合領域312に向かって配向させる。集積領域308からの光は、伝搬領域310を横断して、発光出力結合領域312まで進み、光源の所望の機能に適した分布で、出力結合領域312と伝搬領域310との間のインターフェース314に到達する。例えば、照明領域全体に均一な光放射を取得するためには、インターフェース314全体で光を均一に分布することが好ましい。インターフェース314は、通常は、はっきりした境界ではなく、例えば、別個の区域で発生する拡散粒子の密度における変化、により確立される段階的な遷移である。以下に説明される出力結合サブ領域も同様である。]
[0043] 出力結合領域312において、光は導光板から放射され、この結果、特定の用途に依存する所望の特性を備える平面照明となる。例えば、出力結合領域全体で実質的に均一な照明は、バックライト用途では好まれ得る。(「実質的に均一」とは、出力強度において10%以内の変動を意味する。)モノリシック導波およびこれらの製造方法は、例えば、上記参照出願第’110号(「Waveguide Sheet and Method for Manufacturing the Same」)において詳細に説明される。]
[0044] 本発明の実施形態による平面照明システムにより示された例示的な特性は、図5に示される。図5に示された動作を有する平面照明システムは、離散光源として、2つのRGB中型LEDチップを含み、システムの厚さは約5mmである。これらの平面照明システムは、平方メートルあたり約2060カンデラ(ニト)の輝度を示し、輝度の不均一性は±約6%である。(0.254、0.240)の(x、y)色座標の場合、色の均一性(Δx、Δy)は約(±0.008、±0.006)であり得る。] 図5
[0045] 図3および4を再度参照すると、入力結合領域306の円筒形状は、図示を目的とするものであって、他の形状も使用され得る。例えば、入力結合領域306は、環状または円筒状の輪郭を有する2つの領域を含むことができる。例えば、白、単一色、赤緑青(RGB)または赤外(IR)光源、ならびにベアダイまたはパッケージLEDのどちらか等の1つ以上の光源が、入力結合領域306の裏面に取り付けられ得る。これらの光源は、光を導光要素304に結合するように、LEDにより放射された光の方向を変更する、入力結合領域306を通して導光板に結合される光を放射する。] 図3
[0046] 導光要素304に結合されると、光は、入力結合領域306の周辺部に沿って全方向に放射され得る。入力結合は、2008年4月29日に出願された米国特許出願第12/155、090号「Method and Device for ProvidingCircumferential Illumination」に説明され、その全体が本明細書に参考として援用される。例えば、入力結合領域306は、光漏斗の形を取り得る。漏斗は、1つ以上の発光要素から光を受容し、かつ光を伝搬領域310へ伝達する。漏斗は、1つ以上のLEDから生成された光を入力面を通して受容し、内部体積内で分布し、出力面を通して放射する、面放射導波管または面放射共発振器の形を取り得る。光学的損失を防止または軽減するには、入力結合領域306および/または集積領域308は、1つ以上の反射体(例えば、エッジ反射体)を含むことができる。]
[0047] 出力結合領域312は、入力結合領域306の片側にのみ位置し得るため、出力結合領域312の反対側316上の入力結合領域306から放射される光は、出力結合領域312に向けて方向を変更され得る。この方向変更は、集積領域308で発生し得て、以下に詳細を説明するように、集積体が光を出力結合領域312へ向かって方向付けることができる。一実施形態において、例えば、2つのLEDと2つの集積体等、各LEDに対して集積体が1つ存在する。図3においては、放物線形状の集積領域308の実施形態が示されるが、他の形状も使用され得る。集積領域308により形成される放物線の中心は、入力結合領域306の中心であり得る。] 図3
[0048] 伝搬領域310は、入力結合領域306および集積領域308から放射された光が、出力結合領域312に向かって自由に伝搬することを可能にする。出力結合領域312において、光は、平面照明ユニット300から外界へ上方方向に(318で示されるように)曲げられる。この光は、次に、例えば、LCDバックライト用途における表面等の複数のタイル状の照明ユニット300により形成されるより大型の照明面の平面セグメントを照明することができる。出力結合領域312は、図3においては正方形の形状で表されるが、図示の目的のために、3つの矩形サブ領域320、322、324として示される。これらのサブ領域320、322、324は、別々の領域ではなく、一実施形態においては、出力結合領域312内の分散粒子の代表的な分布を示す。これらの粒子は、通常は2方向以上に光放射を散乱する、散乱体として機能することにより、光の放射を促進する。作用角が臨界角未満であるように、光が粒子により散乱すると、全反射が発生せず、散乱した光は、方向318に沿って出力結合領域312の表面を通して放射される。] 図3
[0049] 光散乱粒子は、例えばガラスのビーズ等のビーズ、または他のセラミック粒子、ゴム粒子、シリカ粒子、BaSO4またはTiO2等の無機物質を本質的に含有または構成される粒子、蛍光材料を本質的に含有または構成される粒子(以下に詳細を説明)等であり得る。実施形態においては、光散乱粒子は、実質的に非蛍光性または完全に非蛍光性でもある。このような非蛍光性粒子は、粒子に当たるどの光の波長も変換せずに、ただ光を散乱するだけである。「光散乱粒子」という用語は、このような物体が光を散乱することができる場合、中核構造が作製される導波管材料に埋め込まれる固体以外の物体も指すことができる。適切な固体以外の物体の代表例は、例えば、気泡等の中核構造内の閉鎖空洞、および/または中核構造内に埋め込まれる液滴を含むが、これらに限定されない。光散乱粒子は、リポソーム等の、しかしこれに限定されない、有機または生物的粒子でもあり得る。一部の実施形態においては、ミクロレンズ等の光学要素は、光散乱粒子と同時に、または代わりにも利用される。]
[0050] 通常、粒子は、出力結合領域312の中心サブ領域322に向かって集中し、すなわち、中心のサブ領域322の粒子濃度は、周辺のサブ領域320、324の濃度を超えるが、通常は、サブ領域の粒子の濃度の遷移は、急激というよりも段階的である。]
[0051] 同一の拡散材料は、各領域306、308、310、312で使用され得るが、異なる領域の機能に適した異なる濃度で使用され得る。出力結合領域312は、例えば、通常、最大濃度の粒子を含む。集積領域308は、濃度が段階的な粒子を含有し、通常は粒子を含まない伝搬領域310に光を向かって方向付けることができる。]
[0052] 集積領域308は、導光要素304に結合される光を伝達するため、光は、伝搬領域310に向かって伝搬する。加えて、集積領域308は、入力結合領域306から出力結合領域312への光が、光強度の必要な分布を達成することを可能にし得る。入力結合306、集積308、および伝搬310の領域は、出力結合領域312への入口314で光を均一に分布するように設計され得る。すなわち、出力結合領域312から光を放射するための標準構造は、出力結合領域312への入口314で強度の均一な分布を徹底させることができる。]
[0053] 図6は、集中領域602、入力結合領域604、および伝搬領域606を含む導光要素600の例示的な部分を示し、これらは、光を均一な様式で出力結合領域に向かって進めることにより、出力結合領域への入口610で光密度の量および均一性を増加させる。集積領域602の導光要素の側面608は、放物線形状および/または反射被膜を有する。集積領域602により形成される放物線の中心は、入力結合領域604の中心であり得る。入力結合領域604で導光要素600に入射する光は、導光要素600で全方向に拡散することができる。図に示されるように、角度の拡散は、大部分は集積領域602に制限され、側壁608での全反射により、伝搬領域606に向かって方向付けられる。臨界角は、この角度以下で側壁608に向かって伝搬する任意の入射光が、最終的に、側壁からの単一または複数の反射を介して、伝搬領域606の入口610に到達するように、例えば、41.8度であり得る。伝搬領域606への入口610で、光強度は、入力結合領域604から伝搬領域606へ直接伝搬する光と、側壁608から反射された光との重畳になる。伝搬領域606の入口610での光強度は、実質的に均一であることが望ましい。このように、光は、伝搬領域606を通じて伝播し、均一な強度分布で、出力結合領域への入口に到達する。] 図6
[0054] 空気の屈折率は約1であるため、導光要素304は、屈折率が1を超える導波管材料を使用して作製され得る。導光要素304に適切な材料の代表例は、約1.50の屈折率を有するTPU(脂肪族)、約1.58から約1.60までの屈折率を有するTPU(芳香族)、約1.54の屈折率を有する、EMS Grivoryにより提供されるGRILAMID材(例えば、GRILAMID TR90)等の非結晶性ナイロン、約1.46の屈折率を有する、Mitsuiにより提供されるTPX(PMP)材、約1.34の屈折率を有するPVDF、その他の熱可塑性フッ素樹脂、約1.58の屈折率を有する、BASFにより販売されるSTYROLUX(UV安定化)材、約1.5の屈折率を備えるメタクリル酸メチル重合体(PMMA)、および約1.5の屈折率を備えるポリカーボネートを含むが、これらに限定されない。’090用途において説明されるように、導光要素304は、単一の(中核)層から成る、または、中核層が対向する被覆層の間に位置するサンドイッチ構造を有することができる。被覆層(存在する場合)の厚さは、通常、約10μmから約100μmまでである。中核層の厚さは、約400μmから約1300μmまで変化し得る。]
[0055] 多様な実施形態においては、導光要素304が形成される材料は透明で、少なくともある程度可撓性があり、少なくともいくらかの伸長能力を有し、および/または熱樹脂工程において作製されることが可能である。シリコン等の非常に可撓性の高い材料ならびにPMMAまたはポリカーボネート等のやや可撓性に劣る材料も適切であり得る。選択された材料の屈曲程度は、一連の要素を表面上に組み立てる様式に依存し得る。例えば、一部の組立手順は屈曲をほとんどまたは全く必要としない場合がある。他の実施形態においては、材料は本質的に可撓性がない。比較的硬い材料でも十分に薄い場合は、本明細書に説明される組み立てに適合する十分な機械的可撓性を示すことができる。導波管要素は、組み立てを容易にする屈曲を導入するために、共押出、打ち抜き、共射出成形、または並列溶解を含むがこれらに限定されない任意の適切な技法により製造され得る。]
[0056] 導光要素304の各領域306、308、310、312は、これらに当たる光の波長を別の波長に変更し、それにより、例えば、光の色を変える、蛍光材料を含むことができる。このように、光源から放射される光の一部の波長を変えることによって、白色光が生成され得る。出力結合領域312への伝搬中、光の部分は、その後異なる波長の光を放射する、蛍光材料により吸収され得る。異なる波長の光は、出力結合領域によりまとめて放射され得て、白色光を形成する。]
[0057] (導光要素の構成)
図7は、本発明に従う、2光源の導光要素700の一実施形態を示す。2光源の導光要素700は、入力結合領域702と、集積領域704と、伝搬領域706と、出力結合領域708とを有する。出力結合領域708は、示されるように正方形の形状であり得て、それにより、第1の導光要素700は、90度回転された第2の同様な導光要素700の隣にタイル状に配置されることを可能にする。このように、および以下に説明するように、第1の導光要素700の出力結合領域708は、第2の導光要素700の入力結合領域702、集積領域704および伝搬領域706の上に配置され得て、それにより、第2の導光要素のこれらの領域を隠すことになる。この様式におけるタイル状配置の結果、暗い領域のない均一な照明面を作製することとなる。しかしながら、代替の実施形態においては、出力結合領域708は矩形である。] 図7
[0058] 図8は、別の実施形態において、単一光源から光を受容するために、単一の入力結合領域802だけを有する単一光源の導光要素800を示す。単一光源の導光要素800も、集積領域804と、伝搬領域806と出力結合領域808とを含む。光は、入力結合領域802から、出力結合領域808へ、単一方向に伝搬する。2光源の導光要素700と同様に、単一光源の導光要素800を使用して平面照明領域を組み立てるには、これらを屈曲させる必要はない(出力結合領域808が隣接する要素の集積領域806を閉塞することを可能にする方式でタイル状に配置されるため)。正方形の出力結合領域808の場合、タイル状の平面照明領域の組立に必要な離散導光要素800の数は、照明面の表面の対角線の増加の二乗で増加する。(2光源の導光要素700と同様に、出力結合領域808は、多様な実施形態においては、矩形または正方形の形状である。)
本発明に従う導光要素は、図9に示されるように要素の単一側部に配設された複数の光源を有することができる。示された非対称の導光要素900は、単一の出力結合領域902と複数の隣接する入力結合904、伝搬906および集積領域908を備える縞の形状を有する。示されるように、入力結合領域は、出力結合領域902の片側部にのみ配置され、したがって、光は、2つではなく1つの側部だけから出力結合領域902に到達する。非対称の導光要素900は、任意のサイズの平面照明領域を組み立てるために使用され得る。出力結合領域902は、示されるように、通常、矩形であるが、正方形または他の任意の形状であり得る。] 図8 図9
[0059] 一部の実施形態においては、導光要素は、組立時に重ね合わされずに、折り畳まれる。図10は、一実施形態において、折り畳まれた2光源2方向の導光要素1000を示す。折り畳まれた要素1000は、2光源の導光要素700の構成を有するが、2つの光源、入力結合領域1002、集積領域1004および伝搬領域1006が導光要素の出力結合領域1008の下に隠されるように、それ自体を覆って折り畳まれる。折り畳まれた2光源の導光要素1000は、正方形状の出力結合領域1008を有することができる。正方形の対称性は、折り畳まれた2光源の導光要素1000が並んでタイル状に配置することを可能にするために所望される。一実施形態においては、各折り畳まれた2光源の導光要素1000は、隣接する要素1000に対して90度回転されるため、1つの要素1000の各折り畳まれた側部が、隣接する要素1000の折り畳まれていない側部に接する。平面照明領域の組立に必要な正方形の2光源の導光要素1000の数は、その領域の対角線の増加の二乗で増加する。] 図10
[0060] 図11は、折り畳まれた単一光源の二方向の導光要素1100を示す。この導光要素は、光源が1つだけであることを除き、折り畳まれた2光源の導光要素1000に類似し、入力結合領域1102が重なり合う。光源からの光は、反対方向から、すなわち、入力結合領域1102を通じて出力結合領域1104へ伝搬する。平面照明領域の組立に必要な正方形の1光源の導光要素1100の数は、その領域の対角線の増加の二乗で増加する。] 図11
[0061] 多様な実施形態においては、2光源の導光要素700、単一光源の導光要素800、非対称の導光要素900、折り畳まれた2光源の導光要素1000および/または折り畳まれた1光源導光要素1100は、機能的要件に従って、これらの特性を変更するように変形され得る。例えば、入力結合、集積および伝搬領域が出力結合領域と係合する様式は変形され得る。一実施形態においては、単一光源からの光は、2つ以上の方向から出力結合領域に結合され、それにより、より効率性の高い均一な光出力が可能になる。出力結合領域の形状を正方形または矩形のどちらかに変更する等、他の変形も行われ得る。正方形の形状は、回転対称を与え、それにより、平面照明の組立を簡素化することができるが、一方で、矩形の形状は、任意の所望のサイズの矩形平面照明の組立を促進する。加えて、導光要素の可撓性は、特定のタイル状配置または折り畳み技法に準じて調整され得て、導光要素が、隣接する導光要素の非照明領域を隠すように屈曲されることが必要になる場合がある。導光要素は、2つ以上の光源を有することもできる。導光要素のサイズは、平面照明領域を組み立てるために必要な導光要素の合計数を変更するように調整され得る。例えば、単一の平面構成は、様々なサイズまたは構成を有する要素を利用することができる。]
[0062] (導光要素のタイル状配置および平面照明領域の組立)
本発明の実施形態による光を放射しない導光要素の領域は、光を放射する別の導光要素の領域により閉塞され(すなわち、後ろに隠され)得る。具体的には、入力結合、集積および/または伝搬領域は、出力結合領域の下に隠され得る。例えば、出力結合領域は、異なる導光要素上の入力結合領域に結合され得る。したがって、面を作製するために使用される導光要素の一部の領域は光を放射することがなくても、大型の均一に照明される面が構築され得る。面は、曲線形状または球形を含む多様な形状で構成され得る。]
[0063] 平面照明領域は、多様な用途において実質的に均一な照明を提供するように使用され得る。一実施形態においては、平面照明領域は、点灯用途の照明器具として使用される。別の実施形態においては、平面照明領域は、例えば、液晶表示(LCD)の表示装置のバックライトユニットとして使用される。この実施形態においては、LCDは、複数のピクセルを含み、導光要素の前面に設置される。]
[0064] 各平面照明ユニットは、光を生成および/または転送する独立ユニットを表すことができる。平面照明領域は、各々以下に詳細を説明する、セグメント組立、ストライプ組立、タイル組立、または折り畳み構成組立等の多様な適切な組立技法のうちのいずれかにしたがって、平面照明ユニットから組み立てられ得る。]
[0065] セグメント組立は、上記の導光要素の場合、各々の導光要素が表面上に表向きで単純に配置される、技法である。一部の導光要素の出力結合領域は、それまでに配置された他の導光要素の入力結合領域を覆うように配設される。一部の導光要素の場合、それまでに配置された導光要素の出力結合領域は、持ち上げられるため、新しい導光要素の入力結合領域がその下に滑り込める。この持ち上げる手順により、導光要素の少なくとも一部が持ち上げを容易にする十分な可撓性性を示すことが必要になり得る。一実施形態においては、各導光要素は、0、1、または2つの光源を隠す矩形の出力結合領域を有する。]
[0066] 図12は、平面照明領域1200が、9つの離散導光要素1202から構築される、セグメント組立技法の実施例を示し、これは要素700(しかし、多様な実施形態においては、上記の任意の導光要素であり得る)に対応する。構造1200は、導光要素1202の正方形または矩形の出力結合領域1204のみから光を放射する。導光要素1202の入力結合、集積、および伝搬領域1206、1208、および1210は光を放射しない。] 図12
[0067] 図13は、平面照明領域1200の一部1300を詳細に示す。第1の導光要素1202の入力結合領域1206は、第2の導光要素1202’の発光出力結合領域1204’の下に隠される。隣接する要素の出力結合領域1204”は、要素1202’の別の入力結合領域1206’から光を受容する。] 図13
[0068] 図14は、離散導光要素1402から大型の平面照明領域を構築するための別のセグメント組立技法を示す。この実施例においては、示された様式において、9つの導光要素1402は、各導光要素1402の非発光部分が隣接する導光要素1402の発光部分の後ろに隠れるように、3×3の格子1405に組み立てられる。図14に示された統合の原理は、任意のサイズ、形状および格子の数の平面照明領域に適用され得る。] 図14
[0069] 図15には別の光源要素構成が示される。対称的な縞状の要素500は、各導光要素1502が、近傍の導光要素1502と光源を共有するような、導光要素1502の数珠つなぎを表す。この結果、近傍の導光要素1504の入力結合領域1504は重なり合い、縞状のN個の導光要素は、N+1個の光源だけを必要とする。しかしながら、各出力結合領域1506は、入力結合領域1504から伝搬される2方向から光を受容する。出力結合領域1506は、正方形または矩形であり得る。導光要素1502は、縞1500を備える平面照明領域を組み立てるためには屈曲される必要があり得る。平面照明領域の組立に必要な離散導光要素の数は、その領域の対角線の増加に対して線形に増加し得る。] 図15
[0070] 図16Aおよび16Bを参照すると、平面照明領域1600は、第1のセットの縞1500を隣接して配設してから、第2のセットの隣接する縞を第1のセットの縞を通して垂直方向に織り合わせることにより、縞1500から組み立てられ得る。上と下を織り合わせるステップは、出力結合領域1506を各入力結合領域1504およびその関連集積および伝搬領域の上に配置するために実行される。この手順によって、概して、導光要素1502が、織り合わせが発生することを可能にするある程度の可撓性を示すことが必要になる。] 図16A
[0071] 図17Aおよび17Bは、非対称の導光要素1702を使用して組み立てられた例示的な平面照明領域1700を示し、これは図9に示された要素900に対応する。第1の非対称の導光要素1702は、照明領域の終端部に配置される。第2の非対称の導光要素1704は、第2の非対称の導光要素1704の出力結合領域1706が、第1の非対称の導光要素1702の入力結合領域1708を覆うように、第1の非対称導光要素1702の隣に配置される。同一様式で他の非対称の導光要素が追加される。この組立技法では、各タイルが所望の形成因子に予め形成され得るため、要素に可撓性を要求せず、したがって、非対称導光要素1702は屈曲される必要がない。別の実施形態においては、単一光源導光要素(図8に示された要素800に対応する)は、非対称の導光要素1702に類似した一群の要素を形成するように相互に隣接して配置されてから、この一群の要素が、平面照明領域1700に対応する構造を形成するために使用される。] 図17A 図8 図9
[0072] 図18は、平面照明領域1800が、隣接して単純にタイル状に配置される、折り畳まれた2光源の導光要素1802(図10に示された要素1000に対応する)から形成され得るようすを示す。平面照明領域1800は、折り畳まれた1光源の導光要素(図11に示された要素1100に対応する)からも形成され得る。折り畳まれた導光要素1802は、各折り畳まれた導光要素の出力領域がその導光要素の入力結合領域を隠すため、別の隣接する導光要素の後ろに1つの導光要素を隠す必要がない。] 図10 図11 図18
[0073] 図19は、その出力結合領域の下に折り畳まれた入力結合、集積および伝搬領域を有する、複数光源の導光要素1902(図9に示した複数光源要素900に類似)を使用して組み立てられた平面照明領域1900を示す。1つの折り畳まれた複数光源の導光要素1902の出力結合領域は、隣接する折り畳まれた複数光源の導光要素1904の入力結合、集積および伝搬領域を隠すために使用される必要がないため、要素1902は、隣接して単純にタイル状に配置され得る。要素1902を屈曲して、平面組立体を達成する必要はない。] 図19 図9
[0074] (ステッチ)
上記のように複数の導光要素から組み立てられた平面照明領域は、タイル間の境界領域、または「ステッチ」で不均一な光を放射し得る。]
[0075] なぜステッチが不均一な光を放射し得るかの理由はいくつかある。例えば、不均一な光は、導光要素の構成、システムの迷光、および/または例えば、導光要素自体または組立方法に起因する導光要素の側壁の粗度または真円度による場合がある。隣接する導光要素に対して垂直に各導光要素を配置する平面照明領域の構造は、隣接するタイル間の光の進行軸の配置により、導光要素の境界において不均一性という問題を生み得る。出力結合領域におけるタイルからの発光方向は、導光板における光の進行方向に類似し得る。タイルが相互に隣に配置されると、タイル間の発光方向の非継続性により、均一性の欠落が生まれ得る。]
[0076] 不均一な光は、システムの迷光による場合もある。図20は、平面照明領域2000の断面図を示し、ここでは、1つの導光要素2002が、隣接する導光要素2004の表面上に置かれている。この構成では、迷光2010は、第1の導光要素の入力結合領域2008から、2つの導光要素2002、2004の間を通過してから、平面照明領域2000の外側2010に出てくることが可能になり得る。] 図20
[0077] 加えて、図21の構造2100から分かるように、上側の導光要素2106の端部に近接する下側の導光要素2104から放射された光2102は、上側の導光要素2106の側壁2108に接触して反射され得る。光2102の本来の軌跡2110は、このように反射経路2112へと変更され得る。このように、上側の導光要素2106の側壁2108は、放射された光2102を遠くへ反射するため、その近接で不均一な光のパターンが生成し得る。] 図21
[0078] 不均一な光は、導光要素の側壁の粗度および/または真円度によっても発生し得る。図22は、例えば、2つの隣接する導光要素2202、2204の側壁2206の不完全度のために、導光要素2202、2204が距離dだけ離れている構造2200を示す。導光要素2202、2204の間の隙間2208もまた、放射された光2210の分布に隙間を生成し得る。] 図22
[0079] 多様な実施形態においては、導光要素の慎重な配置および/または構成により、導光要素の境界で放射される不均一な光の量が削減され得る。加えて、導光要素間の境界の不明瞭さを生成して可視性を隠蔽する構造が、平面照明領域に追加され得る。]
[0080] 一実施形態においては、導光要素の壁は、そこから放射される光を削減するように変形され、それにより、導光要素間の境界で放射される不均一な光を削減する。例えば、導光要素の壁は、光を吸収または反射する材料で覆われ得るが、終端域から集中した光の放射を妨げない。これは、導光要素の側壁に当たる光の少なくとも一部を多方向に拡散して、光は導光の上側または下側の面から放射される。別の実施形態においては、導光の壁は、約20nm二乗平均平方根約20nmまたは全振幅150nmの公差まで研磨される。したがって、導光要素の側壁上の入射光は、拡散せずに反射または屈曲され得る。別の実施形態においては、導光要素の壁は、全振幅約600nm未満の公差まで研磨される。光が屈折する場合、光は、伝搬導光要素を通過して、近傍の導光要素に入り得て、放射または再屈折され得る。光が反射される場合、本来の導光要素中の伝搬を継続し得る。]
[0081] 別の実施形態においては、導光要素の側壁の形状は、光の放射に影響を与えるように変形され得る。図23は、導光要素2300の一部を示し、導光要素の側壁2304が導光要素2300の表面2306と接触する、接合2302は湾曲している。湾曲域2304は、それに当たる光2308の入射角を変更し、それにより、光2308が導光要素2300の外へ屈折することを可能にする。関連の実施形態において、側壁の一部に当たる光が、臨界入射角に対して適切な角度で当たる場合、導光要素の研磨された側壁からも光が放射され得る。] 図23
[0082] 別の実施形態においては、図24に示されるように、導光要素2400の側壁2402は、導光要素2400の上側および下側の面2404、2406に対して直角を作成する。導光要素2400の側壁2402の角度は、それだけで、または側壁2402の研磨と組み合わせて、側壁2402に到達する光2408を、導光要素2400から放射されるのではなく、反射させる。] 図24
[0083] 導光要素の境界から放射される不均一な光を軽減するために、分散シートが使用され得る。それにより、光は、境界に近接する導光要素の表面から広角で、かつ境界線の方向に対して横方向に放射される。この様式に放射する2つの導光要素を結合すると、例えば、10〜20%の拡散方向伝達および80〜70%の逆方向伝達等の小さい拡散値を有する透明な拡散シートの助けを借りて、境界線の可視性が不明瞭化する。]
[0084] 例えば、図25に示されるように、平面照明領域2500は、透明な拡散シートにより覆われ得る。この実施例においては、各導光要素2502は、サイズが82mm×63mmで、近傍の導光要素から6mm離れている。照明面から拡散板までの最大距離は4.5mmである。図26の黒い三角形の中心のステッチの不均一性は、以下の数式を使用してシミュレートされ得る。] 図25 図26
[0085] 上の式は、平面照明領域2500に適用されると、拡散板を使用しない光の放射における不均一性は±22%であるが、一方で、拡散板を使用する場合は不均一性が±7%であることを示す。]
[0086] 広角での光の放射は、1つの軸に沿って共に接合され、垂直軸に沿って相互を覆って置かれる導光要素間の境界線の不明瞭化を可能にし得る。光は、導光要素の間の境界線に対して垂直方向で広角に、および境界線と平行方向に狭角に放射され得て、拡散シートは、導光要素を覆って配置され得る。この構造は、照明面の輝度を増加し、例えば、輝度強化フィルム(「BEF」)シートが放射される光の角度を削減し、より高い輝度を取得するために使用される、バックライトユニット(BLU)用途で有用であり得る。2つの軸の光の放射角の範囲においては、対称性が欠落し得る。BLU用途の場合、対称性の欠落は、水平軸の方向に広角の光を、かつ縦軸の方向に狭角の光を放射する場合に適し得る。一実施形態においては、図26に示されるように、BLU2200は、水平軸2604の方向に互いに近接してタイル状に配置され、垂直軸2606方向に一枚一枚重ねられた導光要素2602を含む。別の実施形態においては、導光要素2602の光の伝搬方向は、別の整合された導光要素に対して連続的で、それにより、光の伝搬方向における結合が削減される。] 図26
[0087] 別の実施形態においては、図27に示されるように、複合構造2700を形成するように、平面照明領域2704の上に設置される、BEFシート等の光学プリズムシート2702を適切に配設することにより、光の方向の結合がバランスされ得る。光学プリズムシート2702の方向は、概して、導光要素2706の光の伝搬方向に整合され、各光学プリズムシート2702は、隙間2710により分離される、導光要素2706の出力結合領域2708の上に置かれる。] 図27
[0088] 図28に示された構造2800を参照すると、光吸収面2802は、図20を参照して説明したように、2つの導光要素2806、2808がその間から逃げる光の量を削減するように重なり合う、領域2804に設置され得る。光吸収面2802は、結合されて内部で拡散することを可能にすることにより、この光の出口角を削減する、あるいは光を屈折して導光要素2806、2808に戻す、BEFシート等のプリズム光学フォイルであり得る。このようにして、光は、導光要素2806、2808に拡散する光に合流するように再利用され得る。迷光が導光要素2806、2808の垂直方向に対して鈍角である場合、光吸収要素2802により回収され得る光が多くなる。] 図20 図28
[0089] 隣接する導光要素は重なり合い得て、導光要素の照明の間の著しい対照を削減する。図29は、構造2900を示し、第1の導光要素2902は、隣接する導光要素2904の上に置かれている。上側の導光要素2902の光の放射域は、下側の導光要素2904の入力結合、集積および伝搬領域だけでなく、その出力結合領域の一部も覆う。この構成によって、導光要素2902、2904の間の遷移または重複領域2906の作成が可能になる。一実施例においては、上側の導光要素2902の端部2908は、非直線を形成する。光は、下側の導光要素2904の出力結合領域から、上側の導光要素2902を通って放射されて、導光要素2902、2904の間の遷移域2906全体で光の強度に緩やかな変化を作成する。この緩やかな変化は、遷移領域2906の導光要素2902、2904の各々の光散乱要素2910(例えば、上記の粒子)の密度を段階的に減少させることにより作成され得る。図30は、導光要素2902、2904の各々の出力が遷移区域2906でどのように減少するかを示す。しかしながら、両方の導光要素2902、2904の出力の和3000は、遷移区域2906の領域全体でほぼ一定(すなわち、均一)でなければならない。一実施形態においては、遷移領域2906と導光要素2902、2904の非重複出力結合領域との間の出力は、実質的に均一、すなわち、10%以内の差である。] 図29 図30
[0090] 図31には、重複する導光要素3102から作成された別の平面照明領域3100が示される。この実施形態においては、導光要素3102は、一方向3104に段階的方式でタイル状に配置され、他の方向3106には緊密に配置される。図32Aおよび32Bは、それぞれ、構造3100において使用され得る導光要素3204の上面図および底面図3200、3202を示し、図33は側面図3300を示す。遷移領域3206は、出力結合領域3208の両側に存在する。各導光要素3204は、底面反射体3210と、光源3212と、透明領域3214とも備える。この構成においては、要素の出力結合領域が別の要素の出力結合領域の下にある場合、上に重なっている出力結合領域から放射される光を集めないように、透明である。] 図31 図32A 図33
[0091] 図34に示される、別の実施形態においては、平面照明領域3400は、一連の導光要素3402を2方向3404、3406に重ね合わせることにより作成され得る。図35および36を参照すると、遷移領域3502は、導光要素3508の上面図3500および底面図3600により示されるように、その4つ全ての側部上の出力結合領域3504を包囲し、他の4つのタイルが、遷移領域3502の4つ全ての側部と重なり合う、または重ね合わされることを可能にする。出力結合領域3504、光源3506、底面反射体3602および透明領域3604も示される。遷移領域3502は、例えば、隣接するタイルの繊維領域の特徴に応じて、2つまたは4つの側部が透明であり得る。ここでも、目的は、重複領域で一定の光出力を保持することである。] 図34 図35
[0092] 第1の導光要素の側壁は、第1の導光要素と第2との重なり合いが、形成される平面照明領域の高さで均一性を欠落させないように、形成され得る。例えば、図37の平面照明領域3700に関して示されるように、第1の導光要素3704の第1の側壁3702は、非垂直方向であり得て、隣接の第2の導光要素3708の第2の側壁3706は、非垂直方向で、かつ第1の側壁3706を補完し得る。2つの導光要素3704、3708は、平面照明領域3700の高さhが変化することなく、非垂直方向の側壁3702、3706を含む領域3710において重なり合う。図38に示された代替の実施形態3800においては、第1の導光要素3804の側壁3802は、隣接する、第2の導光要素3808の曲面3806に適合するように湾曲し得る。] 図37 図38
[0093] 図39A〜Bは、代替の実施形態において、透明な充填材料3904を含む2つの平面照明領域3900、3902の側面図である。平面照明領域3900は、透明な充填材料3904を使用して、導光要素3906を重ね合わせることにより作成される域3900の高さにおける不規則性を削減する。透明な充填材料3904の屈折率は、導光要素3906の屈折率に一致することが好ましい。加えて、透明な充填材料3904を使用すると、平坦で円滑な照明面3908が作成される。代替の実施形態においては、平面照明領域3902は、導光要素3906間の空間に透明な充填材料3904を含み、この透明な充填材料3904は、導光要素3906の屈折率に一致する屈折率を有することが好ましい。] 図39A 図39B 図40 図41 図42A 図42B 図43 図44 図45
[0094] 研磨された壁を備えるタイル構造を、上記のように、平面照明領域3902と共に利用すると、各導光要素とその近傍との間に継続性が生成されるようになり得て、光が近傍のタイル間で拡散することを可能にする。近傍のタイル間の光を集約すると、上記のような重ね合わせる構造を必要とせずに、所望に応じて、ステッチ線の2つの側部間の光強度に連続かつ単調な変化が生成される。]
[0095] (LEDサブアセンブリ)
本発明の多様な実施形態においては、LEDサブアセンブリが導光要素に付設される。LEDサブアセンブリは、少なくとも1つの光源のためのプラットフォームとして機能し、導光要素への電気的および機械的接続性を提供する。図40は、キャリアプラットフォーム4002、LEDベアダイチップ4004、プリント基板(「PCB」)4006、およびインターフェースボード4008を含む、LEDサブアセンブリ4000の例示的な実施形態を示す。これらの構成要素は図41〜44に詳細が示される。他の実施形態においては、LEDベアダイチップ4004は、パッケージ化されたLED、RGBまたは白色光源で置換され得る。光源は、サイド放射または最上部放射型(すなわち、ランベルト)光源のいずれかであり得る。] 図40 図41 図42A 図42B 図43 図44
[0096] 図41は、1つ以上の光源をサポートするために適切なキャリアプラットフォーム4002を含む構造4100を示す。光源は、例えば、ベアダイLEDチップ4004であり得る。キャリアプラットフォーム4002は、LEDのアセンブリに使用される任意のプラットフォームであり得て、一部の実施形態においては、優れた熱伝導性を示す。キャリアプラットフォーム4002は、LEDベアダイチップ4004を機械的にサポートし得て、熱伝導によりLEDベアダイチップ4004からの熱消散を可能にし、かつLEDベアダイチップ4004への電気的接続を提供する。] 図41
[0097] 図42Aおよび42Bは、一実施形態において、それぞれ、プリント基板4006の上面および底面の図を示す。LEDベアダイチップ4004を備えるキャリアプラットフォーム4002は、接続体を介して、プリント基板4006上に取り付けられ得る。プリント基板4006は、光源に電流を提供する輪郭電気接続を含む。プリント基板4006は、キャリアプラットフォーム4002を機械的にもサポートし、熱的に接触状態にあり、したがって、光源からの熱消散を向上させる。] 図42A
[0098] 図43は、機械的接続性および照明源へのサポートを提供する、インターフェースボード4008の一実施形態を示す。インターフェースボードは、LEDサブアセンブリ4000全体を導光要素に機械的に接続する。さらに、必要な用途構造への平面照明源の機械的接続を可能にし得る。また、平面照明源と用途構造との間に熱接続を提供することにより熱消散も支援する。] 図43
[0099] 図44は、LEDサブアセンブリ4000の底面図を示し、電気インターフェース4402、機械インターフェース4404、および熱伝導インターフェース4406が確認できる。図45は、平面照明源4500を形成するように、導光要素4502と共に組み立てられたLEDサブアセンブリ4000を示す。LEDベアダイチップ4004は、キャリアプラットフォーム4002上に取り付けられ、LEDサブアセンブリ4000と導光要素4502の入力結合領域4504とを接合することにより形成される適切なソケットに設置され得る。LEDベアダイチップ4004から放射される光は、導光要素4502の入力結合領域4504に結合される。] 図44 図45
[0100] 一実施形態においては、LEDベアダイチップ4004は、LEDサブアセンブリ4000に設置され、これは、導光要素のポリマーを破損する可能性がある高温(例えば、約85℃より高温)が必要な他の組立手順後に、後で導光要素4502に付設される。導光要素4502の入力結合領域4504とキャリアプラットフォーム4002との間のあらゆる隙間は、適切な充填材料で充填され得る。充填材料は、LEDの動作温度(例えば、約150℃未満または約70℃未満でも)に耐えることができるが、LEDサブアセンブリ4000の組み立て(例えば、約250℃のハンダ付け)に必要なこれより高い温度には耐えることができない。充填材料は、概して、LEDソケットを充填し、LEDダイの表面およびそれに接続されるいずれのワイヤ接合をも覆う。適切な充填材料の実施例は、Dymax Corporation(Torrington、CT)から販売されているLIGHT WELD9620等のUV硬化性接着剤、およびNuSil TechnologyLLC(Wareham、MA)から販売されているLS−3249およびLS−3252等のカプセルジェルを含む。LEDベアダイチップ4004は、適切な光学および機械的特徴を備える中間材料を使用して、導光要素4502に直接結合され得る。この中間材料は、LEDベアダイチップ4004を覆って配置されるカプセル構造の全てまたは一部であり得る。カプセルの形状は、導光要素4502との光学インターフェースの形状および屈折率の要件によって決められる。カプセル要素が使用される場合、導光要素4502のソケットの壁とカプセル構造の外表面との間の空間は、適切な光学および機械的特徴を備える光学接着材で充填され得る。]
[0101] 本明細書に採用された用語および表現は、限定ではなく、説明の用語および表現として使用されるものであり、このような用語および表現の使用においては、表示および説明された特徴の任意の相当物またはその一部を排除する意図は存在しない。加えて、本発明の所与の実施形態を説明したが、当業者には、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、本明細書で開示された概念を組み入れる他の実施形態が使用され得ることが明らかであろう。したがって、説明された実施形態は、あらゆる点において、図示であって限定ではないと見なされたい。]
权利要求:

請求項1
タイル状構成で配設される複数の離散的で実質的に平坦な発光照明装置を備える、発光面であって、各装置は、発光領域と、光が発されない非照明領域とを有し、第1の装置の該発光領域は、第2の隣接装置の該非照明領域の少なくとも一部を閉塞し、各装置は、空間的に別個の入力結合領域と、出力結合領域とを含む、導光要素を備え、それにより、該入力結合領域に入射する光は、該出力結合領域からの放射のために、該導光要素内で実質的に保持される、発光面。
請求項2
各装置は、少なくとも1つのLEDを備え、該LEDから発せられる光は、前記入力結合領域中の前記導光要素に結合される、請求項1に記載の発光面。
請求項3
前記LEDは、ランベルト光源である、請求項2に記載の発光面。
請求項4
各照明装置は、単一のLEDを備える、請求項2に記載の発光面。
請求項5
各照明装置は、複数のLEDを備える、請求項2に記載の発光面。
請求項6
各照明装置は、一対の対向するLEDを備える、請求項5に記載の発光面。
請求項7
各照明装置は、複数の隣接するLEDを備える、請求項5に記載の発光面。
請求項8
各導光要素は、その出力結合領域がその入力結合領域を隠すように、折り畳み式構造を有する、請求項1に記載の発光面。
請求項9
前記発光面は、可撓性である、請求項1に記載の発光面。
請求項10
前記導光要素は、前記入力結合領域で受けた多方向光のかなりの割合を前記出力結合領域に向かって方向付けるための集積領域をさらに含む、請求項1に記載の発光面。
請求項11
前記導光要素は、前記集積領域からの光が前記出力結合領域に到達する前に通過する伝搬領域をさらに含む、請求項10に記載の発光面。
請求項12
複数のピクセルを備え、前記発光照明装置の近接かつ前面に配置される、液晶表示パネルをさらに備える、請求項1に記載の発光面。
請求項13
複数の導光要素から平面的な発光面を形成する方法であって、該方法は、第1の入力結合領域と、そこから空間的に分離された第1の出力結合領域とを含む、第1の導光要素を提供することであって、それにより、該第1の入力結合領域に入射する光は、該第1の出力結合領域からの放射のために、該第1の導光要素内で実質的に保持される、ことと、重複領域を形成するように、第2の導光要素の一部を該第1の導光要素の一部の上に重ね合わせることであって、該第2の導光要素は、第2の入力結合領域と、そこから空間的に分離された第2の出力結合領域とを備え、それにより、該第2の入力結合領域に入射する光は、該第2の出力結合領域からの放射のために、該第2の導光要素内で実質的に保持される、こととを含み、該重複領域は、少なくとも、該第1の入力結合領域と、該第1の入力結合領域を完全に閉塞する該第2の出力結合領域の少なくとも一部とを含む、方法。
請求項14
前記第2の出力結合領域からの光は、前記第2の導光要素のあらゆる非照明領域を完全に閉塞する、請求項13に記載の方法。
請求項15
前記第1の導光要素は、第1の伝搬領域と、第1の集積領域とをさらに備え、前記第2の出力結合領域も、該第1の伝搬領域と、該第1の集積領域とを閉塞する、請求項13に記載の方法。
請求項16
前記第1の導光要素は、第1の縞状の要素の一部であり、前記第2の導光要素は、第2の縞状の要素の一部である、請求項13に記載の方法。
請求項17
前記第1および第2の縞状の要素は、非対称であり、隣接して配設される、請求項16に記載の方法。
請求項18
前記第1および第2の縞状の要素は、対称であり、かつ追加の対称的な縞状の要素の行列内で織り合わされる、請求項16に記載の方法。
請求項19
第2の重複領域を形成するように、第3の導光要素の少なくとも一部を前記第2の導光要素の少なくとも一部の上に重ね合わせることであって、該第3の導光要素は、第3の入力結合領域と、そこから空間的に分離された第3の出力結合領域とを含み、それにより、該第3の入力結合領域に入射する光は、該第3の出力結合領域からの放射のために、該第3の導光要素内で実質的に保持される、ことをさらに含み、該第2の重複領域は、該第3の出力結合領域の少なくとも一部を含む、請求項13に記載の方法。
請求項20
サブアセンブリプラットフォームおよび前記導光要素の融合により形成されるソケットを備える照明装置を使用して各導光要素を照明することであって、該ソケットは、該導光要素の前記入力結合領域に結合された離散光源を含有する、ことをさらに含む、請求項13に記載の方法。
請求項21
前記離散光源は、LEDである、請求項20に記載の方法。
請求項22
前記LEDは、ランベルト光源である、請求項21に記載の方法。
請求項23
各照明装置は、単一のLEDを備える、請求項20に記載の方法。
請求項24
各照明装置は、複数のLEDを備える、請求項20に記載の方法。
請求項25
各照明装置は、一対の対向するLEDを備える、請求項24に記載の方法。
請求項26
各照明装置は、複数の隣接するLEDを備える、請求項24に記載の方法。
請求項27
入力結合領域と、そこから空間的に分離された出力結合領域とを各々が含む、追加の導光要素を提供することであって、それにより、入力結合領域に入射する光は、該出力結合領域からの放射のために、該対応する導光要素内で実質的に保持される、ことと、出力結合領域が全入力結合領域を閉塞するように、各追加の導光要素の一部を隣接する導光要素の一部の上に重なり合わせることとを含む、請求項13に記載の方法。
請求項28
前記重なり合わせることは、導光要素を屈曲させることを含む、請求項27に記載の方法。
請求項29
空間的に別個の入力結合および出力結合領域と、該入力結合領域に光学的に結合される、少なくとも1つの光源とを含む、導光要素を備える、離散的で実質的に平坦な発光照明装置であって、該入力結合領域は、その側面に沿って該出力結合領域に隣接し、かつそれを覆って折り畳まれ、該光源から該入力結合領域に入射する光は、該出力結合領域からの放射のために、該導光要素内で実質的に保持される、装置。
請求項30
その第2の側面に沿って前記出力結合領域に隣接し、かつそれを覆って折り畳まれる第2の入力結合領域をさらに含み、該第2の入力結合領域に入射する光は、該出力結合領域からの放射のために、前記導光要素内で実質的に保持される、請求項29に記載の離散的照明装置。
請求項31
前記第2の入力結合領域に光学的に結合される、少なくとも1つの光源をさらに備える、請求項29に記載の離散照明装置。
請求項32
前記入力結合領域および前記第2の入力結合領域は、異なる光源に光学的に結合される、請求項29に記載の離散照明装置。
請求項33
前記入力結合領域および前記第2の入力結合領域は、同一の少なくとも1つの光源に光学的に結合される、請求項29に記載の離散的照明装置。
請求項34
複数の導光要素から平面的な発光面を形成する方法であって、該方法は、第1の入力結合領域と、第1の出力結合領域とを含む、第1の導光要素を提供することであって、該第1の入力結合領域および該第1の出力結合領域は、空間的に別個であり、それにより、該第1の入力結合領域に入射する光は、該第1の出力結合領域からの放射のために、該導光要素内に保持される、ことと、該第1の導光要素に隣接する第2の導光要素を提供することであって、該第2の導光要素は、第2の入力結合領域と、第2の出力結合領域とを含み、該第2の入力結合領域および該第2の出力結合領域は、空間的に別個であり、それにより、該第2の入力結合領域に入射する光は、該第2の出力結合領域からの放射のために、該導光要素内で保持される、こととを含み、該隣接する第1および第2の導光要素が、光の連続面を放射するように、該第1の出力結合領域は、該第1の入力結合領域を閉塞し、該第2の出力結合領域は、該第2の入力結合領域を閉塞する、方法。
請求項35
前記導光要素は可撓性である、請求項34に記載の方法。
請求項36
前記第1の出力結合領域を前記第1の入力結合領域を覆って折り畳み、前記第2の出力結合領域を前記第2の入力結合領域を覆って折り畳むことをさらに含む、請求項34に記載の方法。
請求項37
サブアセンブリプラットフォームおよび導光要素の融合により形成されるソケットと、該ソケットの中に受容される離散光源とを備える、照明源。
請求項38
前記離散光源は、前記サブアセンブリプラットフォーム上に配置され、かつ電気的に接続されるLEDダイを備える、請求項37に記載の照明源。
請求項39
前記導光要素は、前記サブアセンブリプラットフォーム上に配置され、それと直接接触し、かつLEDダイ用のパッケージの少なくとも一部として機能する、請求項38に記載の照明源。
請求項40
前記LEDダイと前記導光要素との間に配置され、かつそれらと直接接触する、封入材料をさらに備える、請求項39に記載の照明源。
請求項41
前記サブアセンブリプラットフォームは、輪郭電気接続を備える、請求項37に記載の照明源。
請求項42
前記離散光源は、前記サブアセンブリに熱的に接続される、請求項37に記載の照明源。
請求項43
前記サブアセンブリプラットフォームは、前記照明源を構造に接続するための機械的インターフェイスを備える、請求項37に記載の照明源。
請求項44
前記導光要素は、空間的に別個の入力結合および出力結合領域を含み、前記離散光源により該入力結合領域に注入される光は、該出力結合領域からの放射のために、該導光要素内で実質的に保持される、請求項37に記載の照明源。
請求項45
前記離散光源は、最上部放射型である、請求項37に記載の方法。
請求項46
前記離散光源はランベルト光源である、請求項37に記載の方法。
請求項47
照明装置を形成する方法であって、該方法は、サブアセンブリプラットフォームの凹部の中に離散光源を提供することと、該サブアセンブリプラットフォームを導光要素に接合し、それにより、該離散光源が配置される、閉鎖型ソケットを形成することとを含む、方法。
請求項48
封入材料が前記閉鎖型ソケット内の任意の自由体積を占有するように、前記離散光源の上に該封入材料を提供することをさらに含む、請求項47に記載の方法。
請求項49
前記離散光源を提供する前に、前記サブアセンブリプラットフォームを組み立てることをさらに含む、請求項47に記載の方法。
請求項50
前記サブアセンブリプラットフォームを導光要素に接合することは、約85℃より低い温度で少なくとも部分的に実施される、請求項49に記載の方法。
請求項51
前記離散光源は、約85℃より低い温度で少なくとも部分的に操作される、請求項47に記載の方法。
請求項52
前記離散光源は、ベアダイLEDである、請求項47に記載の方法。
請求項53
前記サブアセンブリプラットフォームを介して、前記離散光源に電流を提供することであって、該離散光源は、それにより、前記導光要素の中へ光を放射する、ことをさらに含む、請求項47に記載の方法。
請求項54
前記離散光源により生成される熱は、前記サブアセンブリプラットフォームを通して消散される、請求項47に記載の方法。
請求項55
光は、前記導光要素の頂面にわたって実質的に均一に発せられる、請求項47に記載の方法。
請求項56
導光要素であって、光源からの多方向光を受容するための入力結合領域と、該導光要素から光を放射するための出力結合領域と、該出力結合領域と反対側の該入力結合領域に近接する集積領域であって、該集積領域は、該入力結合領域からの多方向光を該出力結合領域に向かって方向付ける、集積領域とを含む、導光要素。
請求項57
前記集積領域は、放物線形状を有する、請求項56に記載の導光要素。
請求項58
前記放物線形状の中心は、前記入力結合領域の中心である、請求項57に記載の導光要素。
請求項59
前記集積領域は、前記入力結合領域からオフセットされる、請求項56に記載の導光要素。
請求項60
前記集積領域に当たる光の角度は、全反射の角度よりも大きい、請求項56に記載の導光要素。
請求項61
側壁は、反射性被膜を有する、請求項56に記載の導光要素。
請求項62
前記集積領域に伝達される前記光は、前記出力結合領域に向かって実質的に反射される、請求項56に記載の導光要素。
請求項63
前記集積領域に伝達される前記光は、前記出力結合領域に向かって実質的に反射される、請求項56に記載の導光要素。
請求項64
前記集積領域に伝達される前記光は、前記出力結合領域に向かって完全に反射される、請求項56に記載の導光要素。
請求項65
前記集積領域から反射される前記光は、前記入力結合領域から前記出力結合領域へ直接伝達される光と結合して、該出力結合領域の中で光強度の均一な分布を生成する、請求項56に記載の導光要素。
請求項66
入力結合領域と、伝搬領域と、出力結合領域と、頂面と、側壁とを含む、導光要素であって、(i)光は、該入力結合領域で該導光要素により受容され、該伝搬領域を通して伝達され、該出力結合領域により発せられ、(ii)該頂面および該側壁は、丸い角により接合され、(iii)該頂面および該側壁は、その上の光入射を反射し、(iv)該丸い角は、その上で光入射を伝達する、導光要素。
請求項67
前記丸い角は、前記出力結合領域の中にある、請求項66に記載の導光要素。
請求項68
前記側壁は、研磨される、請求項66に記載の導光要素。
請求項69
入力結合領域と、伝搬領域と、出力結合領域と、頂面と、側壁とを備える、導光要素であって、(i)光は、該入力結合領域で該導光要素により受容され、該伝搬領域を通して伝達され、該出力結合領域により発せられ、(ii)該頂面および該側壁は、90度の角により接合され、(iii)該頂面、側壁および90度の角は、その上の光入射を反射する、導光要素。
請求項70
前記90度の角は、前記出力結合領域の中ある、請求項69に記載の導光要素。
請求項71
前記側壁は、研磨される、請求項69に記載の導光要素。
請求項72
平面照明領域であって、第1の出力結合領域を含む、第1の導光要素と、第2の出力結合領域を含む、第2の導光要素であって、該第2の出力結合領域の少なくとも一部は、該第1の出力結合の少なくとも一部と重なり合って、ある領域を有する重複領域を画定する、第2の導光要素とを備え、該重複領域は、該領域上で実質的に均一な光出力を放射する、平面照明領域。
請求項73
前記重複領域の前記光出力は、前記第1および第2の出力結合領域と10%以内の差がある、請求項72に記載の平面照明領域。
請求項74
前記重複領域と、前記第1および第2の出力結合領域との間の光出力の変化は、緩やかである、請求項73に記載の平面照明領域。
請求項75
前記第1の出力結合領域は、その中に光散乱要素を備え、前記第1および第2の出力結合領域は、部分的にだけ重なり合い、前記重複領域外の該光散乱要素の密度は、該重複領域内の該光散乱要素の密度よりも大きい、請求項72に記載の平面照明領域。
請求項76
前記重複領域内の前記光散乱要素の前記密度は、一方向に沿って減少する、請求項75に記載の平面照明領域。
請求項77
前記第2の出力結合領域は、前記重複領域の中で透明である、請求項72に記載の平面照明領域。
請求項78
前記重複領域の中で、前記第1の出力結合領域から発せられる光は、前記第2の出力結合領域を通過する、請求項77に記載の平面照明領域。
請求項79
前記第1および第2の出力結合領域は、部分的にのみ重なり合い、第3の出力結合領域を含む第3の導光要素をさらに備え、該第3の出力結合領域の一部は、該第2の出力結合領域の第2の一部と重なり合って、第2の領域を有する第2の重複領域を画定し、該第2の重複領域は、該第2の領域上で実質的に均一な光出力を放射する、請求項72に記載の平面照明領域。
請求項80
前記第1の導光要素は、非垂直の側壁を備え、前記第2の導光要素は、前記重複領域内に第2の、補完的な非垂直の側壁を備える、請求項72に記載の平面照明領域。
請求項81
前記平面照明領域の頂面は実質的に平坦である、請求項72に記載の平面照明領域。
請求項82
前記第1および第2の導光要素とともに、第1および第2の方向に延在する配列を形成する、追加の導光要素をさらに備え、該導光要素は、該第1の方向に重なり合って、該第2の方向には重なり合わない、請求項72に記載の平面照明領域。
請求項83
前記第1および第2の導光要素とともに、第1および第2の方向に延在する配列を形成する、追加の導光要素をさらに備え、該導光要素は、該第1および該第2の方向に重なり合う、請求項72に記載の平面照明領域。
請求項84
前記重複領域は、光吸収材料を備える、請求項72に記載の平面照明領域。
請求項85
平面照明領域を形成する方法であって、該方法は、第1の出力結合領域を含む、第1の導光要素を提供することと、該第1の導光要素の少なくとも一部を、第2の出力結合領域を含む第2の導光要素と重ね合わせることであって、それにより、該第1の出力結合領域の少なくとも一部と、該第2の出力結合領域とを含む、重複領域を形成する、こととを含み、該重複領域は、実質的に均一な光出力を放射する、方法。
請求項86
平面照明領域であって、第1の側壁を備える、第1の導光要素と、第2の側壁を備える、第2の導光要素と、該第1および第2の側壁を覆う、屈折率整合材料であって、該屈折率整合材料の屈折率は、該第1の導光要素または該第2の導光要素のうちの少なくとも1つの屈折率にほぼ等しい、屈折率整合材料とを備える、平面照明領域。
請求項87
前記第2の側壁は、前記第1の側壁に隣接し、前記屈折率整合材料は、該第1と第2の側壁との間に位置する、請求項86に記載の平面照明領域。
請求項88
前記第1および第2の導光要素は、重なり合い、前記屈折率整合材料は、該第1および第2の導光要素を覆って、それを覆う平滑表面を作成する、請求項86に記載の平面照明。
請求項89
平面照明領域であって、第1の研磨された側壁を備える、第1の導光要素と、第2の研磨された側壁を備える、第2の導光要素であって、該第2の研磨された側壁は、該第1の研磨された側壁に隣接する、第2の導光要素とを備え、該第2の導光要素は、該第1の研磨された側壁および該第2の研磨された側壁を通して、該第1の導光要素から光を受容する、平面照明領域。
請求項90
前記第1の側壁と第2の側壁との間に位置する屈折率整合材料をさらに備え、該屈折率整合材料の屈折率は、前記第1の導光要素または前記第2の導光要素のうちの少なくとも1つの屈折率にほぼ等しい、請求項89に記載の平面照明領域。
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