专利摘要:
照明システム200は、照明を供給する光源220と、光源220を、主照明を供給するための中心光源を含む中心グループ310と、背景照明を供給するための周囲光源を含む周囲グループ320とに分割するコントローラとを含む。前記中心光源は、第1の関係に従って各々関係する個別の中心強度レベルを持ち、前記周囲光源は、第2の関係に従って各々関係する個別の周囲強度レベルを持つ。コントローラ210は、個別の中心強度レベル及び個別の周囲の強度レベルの少なくとも一つを係数による乗算又は内挿により、第1の関係及び第2の関係を変えることなく前記中心グループと前記周囲グループとの間の比率を変更する。コントローラ210は、また、前記比率、第1の関係及び第2の関係を変更することなく全体の強度を変更する。
公开号:JP2011508371A
申请号:JP2010539002
申请日:2008-12-16
公开日:2011-03-10
发明作者:ヨハネス;ピー;ダブリュ バーイジェンス
申请人:コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ;
IPC主号:H05B37-02
专利说明:

[0001] 本発明は、光源間の予め設定された関係を維持すると共に、シーン設定パラメータを変えるために少なくとも2つのグループにグループ化される光源を制御するためのデバイス、方法及びシステムに関する。]
背景技術

[0002] 照明システムは、豊かな経験を提供し、生産性、安全性、効率及びくつろぎを改善するためにますます用いられている。照明システムは、より進歩し、フレキシブルで、統合されてきている。これは、小売領域のような専門の領域のために特に満たしているが、新規な照明又は照明光システムは、家庭領域にも入るだろう。この変化は、LED照明(発光ダイオード又は固体照明)の出現により刺激されている。LED照明システムは、色及び強度のような可変の光属性の照明を供給することの容易さだけでなく、今日の一般的光源と比較して増大された効率のため、増大すると期待される。]
[0003] 先進の光源及び照明システムは、所望の属性の照明を供給でき、照明シーンをプリセット可能である。2つ以上の光源を具備する部屋において、幾つかの照明シーンが作られる。これらの光源が調光可能であり、5を超えるように光源の数が増大する場合、可能なシーンの数が非常に増大する。伝統的に、照明シーンは、各照明器具の調光又は強度レベルを別個に設定することにより作られる。未熟なユーザは、通常は、最適設定を見つけるための問題点を有し、個別の光源の制御は退屈である。]
[0004] 照明制御の進歩は、サマーランドの国際出願公開公報WO2006/008464に説明されるように、光源を独立制御することを含み、参照によりここに完全に組み込まれる。他の照明制御システムは、モーガンの米国特許出願公開番号第2006/0076908号に説明されているように、所望のシーンを提供するための照明プログラム又はスクリプトの実行を含む、光シーンのより簡単な制御及び作成のため、照明ネットワーク(アドレス指定可能な光源を含む)をゾーンに分割することを含み、参照によりここに完全に組み込まれる。更に、参照によりここに完全に組み込まれるボウロウエドナインの米国特許出願公開番号第2004/0183475号は、光源の2つのグループを制御することを記載し、ここで、第1の電源は2つの色を供給するための第1のグループの2つの光源を制御し、第2の電源は第3の色を供給するための第2のグループの第3の光源を制御する。第1のコントローラは両方の電源を制御するために供給される一方で、第2のコントローラは第2の電源だけを制御するために供給される。]
[0005] 他の照明制御システムは、参照によりここに完全に組み込まれるゲイギナーの米国特許第6,118,231号に記載されていて、ここで、部屋の総光度又は輝度は、「ボリューム」パラメータを変えることにより調整され、2つの光源又は光源のグループの光強度間の比率は「バランス」パラメータを変えることにより調整される。これは、光源又はグループの2つのセットのパラメータに値dSを加えるか又は減算することにより達成される。特に、dSが両方のセットに加えられるとき(dS1=dS2)、総輝度は比率の変更なく増大され、dSが一方のセットに加えられ、他方のセットで減算されるとき(dS1=—dS2)、比率が全体の輝度の変更なしで変えられる。]
発明が解決しようとする課題

[0006] 斯様な進歩にもかかわらず、未熟なユーザによっても照明シーンの速く快適な作成を可能にし、個別の光器具設定を制御する退屈な態様を回避する、より直観的なシーン設定制御システム及び方法のためのニーズがある。]
[0007] 従って、照明グループの光属性を変えるためにグループ化された光源を制御する単純な照明制御システムのためのニーズがある。]
[0008] 本システム及び方法の1つの目的は、従来の制御システムの不利な点を克服することである。]
課題を解決するための手段

[0009] 1つの実施例によると、照明システムは、照明を供給する光源と、前記光源を、主照明を供給するための中心光源を含む中心グループと、背景照明を供給するための周囲光源を含む周囲グループとに分割するコントローラとを含む。中心光源は、第1の関係に従って各々に関係のある個別の中心強度レベルを持ち、周囲光源は、第2の関係に従って各々に関係のある個別の周囲強度レベルを持つ。コントローラは、個別の中心強度レベル及び個別の周囲の強度レベルの少なくとも一つを係数による乗算又は内挿により、第1の関係及び第2の関係を変えることなく中心グループと周囲グループとの間の比率を変えるように構成される。コントローラは、比率並びに第1及び第2の関係を変えることなく、総強度を変えるように設定されてもよい。代わりに、又は加えて、コントローラは、選択されたグループの個別の強度レベルの少なくとも一つを係数による乗算又は内挿により、1つの選択されたグループだけ、すなわち中心グループだけ又は周囲グループだけの照明出力を変えるように設定されてもよい。]
[0010] 本デバイス、システム及び方法の適用性の他のエリアは、以下に提供される詳細な説明から明らかになるだろう。システム及び方法の例示的な実施例を示すと共に、詳細な説明及び具体例は、説明の目的のみを意図されて、本発明の範囲を制限することを意図しないことが理解されるべきである。]
[0011] 本発明の装置、システム及び方法のこれら及び他の特徴、態様並びに利点は、以下の記述、添付の請求の範囲、添付の図面からよく理解されるだろう。]
図面の簡単な説明

[0012] 図1は、一つの実施例による、照明領域を照明し、照明シーンを供給するための光源を含む空間のマップを示す。
図2は、一つの実施例による、例示的照明制御システムを示す。
図3は、一つの実施例による、例示的制御デバイスを示す。
図4は、他の実施例による%中心対%周囲のシーン線図を示す。
図5は、他の実施例による、強度レベルを増大することで増加量を増大する例示的グラデーションを示す。
図6は、他の実施例による、例示的な%中心対%周囲の曲線を含む他のシーン線図を示す。
図7は、他の実施例による、修正曲線に沿った図6に示される曲線の一部を示す。
図8は、他の実施例による、ポイント間のさまざまな経路を含む図7の概略図を示す。
図9は、他の実施例による、ステップ番号対内挿値の曲線を示す。
図10は、他の実施例による、シーン線図の境界を示す。
図11は、他の実施例による、さまざまなポイント又は照明シーン間の経路の内挿を示す。
図12は、他の実施例による、さまざまなポイント又は照明シーン間の経路の内挿を示す。
図13は、他の実施例による、さまざまなポイント又は照明シーン間の経路の内挿を示す。] 図1 図10 図11 図12 図13 図2 図3 図4 図5 図6
実施例

[0013] 特定の例示的な実施例の以下の記述は、本来単なる例示であって、本発明、そのアプリケーション又は使用を決して限定する意図ではない。本システム及び方法の実施例の以下の詳細な記述において、本願の一部を形成し、説明されるシステム及び方法が実施される例示的特定の実施例を介して示される添付の図面が参照される。これらの実施例は、本開示のシステム及び方法を実施するために当業者に対して充分詳細に説明されるが、他の実施例が利用されてもよいし、構造的及び論理的変更が本システムの精神及び範囲から逸脱することなくなされてもよいことは理解されるべきである。]
[0014] 従って、以下の詳細な説明は限定的にとられるべきでなく、本システムの範囲は添付の請求の範囲だけにより定められる。複数の図に現れる同一のコンポーネントが同じ参照番号により識別される以外、本願明細書の図の参照番号の主要な桁は、通常は図面番号に対応する。その上、明快さのために、よく知られた周知のデバイス、回路及び方法の詳細な説明は、本システムの説明をわかりにくくしないために省略される。]
[0015] 照明制御デバイス、システム及び方法の以下の説明は、特定のシーンを定める所望のコントラスト又は照明効果を提供するために、中心グループや周囲グループなどのグループに分割された光源の強度及び/又は色値を変更するか又は調光することに関係する状況を含む。デバイス、システム及び方法は、リビングルーム、台所、ベッドルーム、バスルームのようなホーム空間、ホテルルーム、店、及び他の住居、小売又は商業的な空間に適用できる。]
[0016] 図1に示されるリビングルーム100のようなシングル空間において、照明器具は、例えば、有線又は無線のような接続及び/又はネットワークの何らかのタイプを介して、グループ内で選択的に接続可能である。グループは、ユーザにより予め選択されてもよいし、及び/又は選択可能でもよい。例示的に図1には、各々が空間内の特定の領域のための主照明効果をサポートする5つの異なるグループG1、G2、G3、G4、G5が示される。例えば、以下のランプ又は照明器具は、以下の通りにグループ化される。グループG1は、TV115の近くのテレビ(TV)照明110を含む。グループG2は、ソファ124、126及び/又は小さなテーブル128近くの読書照明120、122を含む。グループG3は、TV領域のための一つ以上のランプ130の一般照明を含む。グループG4は、ダイニングルーム領域のための一つ以上のランプ140、142、144、146の一般照明を含む。グループG5は、食卓156の近くのダイニング照明150、152、154を含む。もちろん、代わりの若しくは付加的な光源又はランプが、ルーム又は空間のために供給されてもよいし、ユーザにより選択可能なさまざまなグループにグループ化されてもよい。] 図1
[0017] 図2は、参照符号220として集合的に示される制御可能な光源に動作的に結合され、当該光源を制御するプロセッサ210を含む一つの実施例による照明制御システム200を示す。プロセッサ210は、光源220を制御するためプロセッサ210による実行のためのさまざまなプリセット内容、照明シーン、スクリプト、アプリケーションデータ、並びに他のコンピュータ可読及び実行可能な命令を格納するメモリ230とも動作的に結合される。プロセッサ又はコントローラ210は、例えば、プロセッサ210による実行のためメモリ230内のコンピュータ可読及び実行可能な命令として格納される、記述された方法の一つ又は組み合わせに従って、強度及び/又は色のような照明属性を変えるために光源220を更に制御する。] 図2
[0018] 光源220は、識別され、その位置を含む各光源を識別する言葉又はアイコンを表示するような光源220を表示し識別する表示デバイス250を含むユーザインタフェース240に表示される。実例として、ルーム100(図1に示される)の地図が、それぞれの位置で光源220の表示を含む表示250に表示される。もちろん、地図100は、TV、ソファ、テーブル、照明されるべき空間等のようなルーム内の他のデバイスを含んでもよい。] 図1
[0019] ユーザインタフェース240は、例えば、携帯リモート・コントローラ上に、壁上に、光源220のうちの1つの光源近くに位置されてもよいし、及び/又は、スクリーンがタッチスクリーンである場合にはポインタ若しくはマウスのような入力装置での制御のため表示スクリーン250に表示されるようなソフトスイッチ若しくはハードスイッチを含んでもよい。更に、ユーザインタフェースのタッチ感受性素子(例えば、容量的に結合されたストリップ又は円形素子)は、例えば、光源の強度値、光源間の比率及び/又は中心グループと周囲グループとの間の比率を選択及び/又は変更するだけでなく、中心グループを形成するような光源を選択する(ここで、残りの光源は、周囲グループにあるとみなされる)ためのユーザ入力を供給するために使用されてもよい。]
[0020] コントローラ210は、例えば、プロセッサ、コントローラ又は制御ユニットの何れかのタイプを含んでもよい。コントローラ又はプロセッサ210は、何らかの所望の属性を持つ直接的又は間接的な照明のような何れかのタイプの照明を供給する制御可能な光源220と動作的に結合される。実例として、制御可能な光源220は、そこから放射する光の属性を制御し変更するための発光ダイオード(LED)を含む。LEDはプロセッサ210により制御される強度、色、ヒュー、彩度、方向、中心(焦点)及び他の属性のような属性を変えて光を供給することが容易に設定できるので、LEDは制御可能に属性を変化させる光を供給するのに特によく適している光源である。更に、LEDは、さまざまな光属性の制御及び調整のための電子駆動回路を通常持つ。しかしながら、異なる色、ヒュー、彩度などのような、さまざまな属性の光、白熱光、蛍光光、ハロゲン光又は高輝度放射(HID)光などのような光を供給できる何れの制御可能な光源も使用されてもよく、当該光源は、さまざまな光属性の制御のためのバラスト又はドライバを持つ。]
[0021] 照明制御システム200の各種部品は、例えば、バスで相互接続されるか、又は例えば、有線若しくは無線リンクを含む何らかのタイプのリンクにより互いに動作的に結合されてもよいことは、理解されるべきである。更に、コントローラ210及びメモリ230は、例えば、複数のLED光源220が自身のコントローラ及び/又はメモリを各々持って、さまざまなシステム・コンポーネント内に分散されるか、又は中心に集められる。]
[0022] もちろん、本願記載からみて通信の当業者には明らかであるように、さまざまな他の素子は、発信器、受信器、トランシーバ、アンテナ、変調器、復調器、コンバータ、デュプレクサ、フィルタ、マルチプレクサ等のような通信のためのシステム又はネットワーク部品に含められてもよい。さまざまなシステム・コンポーネントの中の通信又はリンクは、例えば有線又は無線のような何れかの手段によってもよい。システム素子は、プロセッサと共に一緒に統合されるか又は別々であってもよい。よく知られているように、プロセッサは、メモリに格納された命令を実行し、当該メモリは、例えば、システム制御に関する予め定められた又はプログラム可能な設定のような他のデータも格納してもよい。]
[0023] 図3は、図2に示されるユーザインタフェース240を含む制御デバイス300を示す。制御デバイス300は、例えば、照らされる空間内の光源の地図100を示すディスプレイ250を含む。地図100は、家具、窓、ドア等のような空間の他の部材を含んでもよい。実例として、図1に示される空間又は地図100は、表示デバイス250に表示される。制御デバイス300は、スイッチ、他のディスプレイ等のような制御素子を更に含み、ここで、スイッチは、スライダ、ロータリー・ノブ又は表示デバイス250に表示されるソフトスイッチ及び/又は他の表示でもよく、ディスプレイがタッチ感知ディスプレイである場合ユーザの指及びマウスを含む他のポインタを使用して制御されてもよい。] 図1 図2 図3
[0024] 表示デバイス250で、ユーザは、読書照明120、122のような、主活動すなわち中心活動を形成する照明のグループである、中心グループ310として強調されるグループを最初に選択する。中心グループ310は、例えば、円内のA及びBにより参照される2つの光源のような一つ以上の光源を含む。他の全ての光源は、例えば、正方形内の数字により参照される周囲グループ320であるとして定義される。実例として、周囲グループ320の4つの光源グループ1、2、3、4があり、ここで、第1の周囲のグループ1は4つの光源11、12、13、14(図1の光源140、142、144、146に対応する)を持ち、第2の周囲のグループ2は、3つの光源21、22、23(図1の光源150、152、154に対応する)を持ち、第3及び第4の周囲のグループ3、4各々は、それぞれ1つの光源31、41(図1の光源110、130に対応する)を持つ。] 図1
[0025] 次に、ユーザは、主活動、すなわち中心グループ310と他の全てのグループ、すなわち周囲グループ320との間の照明出力比率を選択又は設定するために、ユーザインタフェース240を介して、活動比率スイッチ330を制御するような、さまざまな制御オプションを選択し、設定する。メイン比率スイッチ330は、2つのエンドポイントの間で選択可能であり、1つのエンドポイントは100%中心—0%周囲であることを示し、他のエンドポイントは0%中心—100%周囲である。加えて、ユーザは、例えば、調光スイッチ340を介して総輝度のような全光出力に関係のある制御オプションを選択してもよい。]
[0026] 活動比率スイッチ330を変更することは、個別の中心光源及び/又は周囲光源の強度比率又は関係を変えることなく、中心グループFと、残りすなわち周囲グループSとの間のシーン照明比率SIR、ここでSIR=F/Sを変更することである。例えば、周囲のグループSが以下の強度レベル、S[0.4、0.6、0.2、0.9、0.3]を持つ5つの光源(又は、光源の3つのグループ)を含む一方、中心グループFは以下の強度レベル、F[0.8、0.3、0.7]を持つ3つの光源を含む。個別の中心光源及び/又は周囲光源の間の関係は、定義するか、又は特定のシーン、例えば読書シーンと関連する。プロセッサ210又はユーザは、活動比率スイッチ330を変えるか又は動かすことにより、シーン照明比率を変える、例えば、SIRは、[90%中心、60%周囲]から[70%中心、10%周囲]へ変える、これは、異なる係数で個別の照明強度を乗算することにより達成され、R1F[0.8、0.3、0.7]及びR2S[0.4、0.6、0.2、0.9、0.3]となる。斯様なSIR変化又は乗算は、個別の照明強度の間の関係を変えない、よって、シーン効果を維持する点に留意されるべきであり、ここで、中心グループの光源の強度が8:3:7によって互いにまだ関係され、周囲グループの光源の強度が4:6:2:9:3にまだ関係される。]
[0027] 同様に、調光スイッチ340を変えることは、シーン照明比率SIRを変えないだけでなく、グループ内の個別の照明関係を変えずに、中心グループ及び周囲グループにより形成されるシーンの輝度又は強度を変え、よって、シーンに関連する照明効果、例えば周囲グループSの光源により供給される照明より明るい照明を提供するように設定されるグループG2のための読書照明120、122を含むように、中心グループFが選択されるか又はプリセットされる読書シーンに関連する照明効果を維持する。例えば、調光スイッチ340を変更することは、同じ係数で、中心及び周囲両方の個別の照明強度を乗算することであり、例えば、RF[0.8、0.3、0.7]及びRS[0.4、0.6、0.2、0.9、0.3]である。]
[0028] シーン照明比率SIR及びシーン強度両方は、始めのシーンから最後のシーンへ行くために、間接的に(中間シーンを通じて)、又は図4と関連して説明されるように中間シーンを通過することなく直接、同時に変えられてもよい。] 図4
[0029] 図4は、中心グループFのパーセンテージがx軸410で示され、周囲グループのパーセンテージがy軸420で示されるシーン線図を示し、ここで、100%はグループの何れかのランプが100%、すなわち最大強度又は最大輝度で動作するとして定義される。100+として示されるより大きなレベルは、グループのすべての光源がそれらの最大輝度レベルにある場合を示す。図4は、F=60%中心、S=50%周囲で60/50のシーン比率SIRに結果としてなる座標で(選択された及び/又は格納された)予め設定されている又は開始のシーンAを示す。F+Sが100と等しくなる必要はない点に留意されたい。] 図4
[0030] ユーザが開始シーンAをエンドシーンB、例えば、座標F=100%中心、S=0%周囲に変更することを所望するとき、中心及び周囲の値F、Sが同時に変更される直接経路430ではある幾つかの経路がたどられてもよい。あるいは、中心及び周囲の値F、Sが順次変更される中間シーンC又はDを通る間接的な経路がたどられてもよい。例えば、第1の経路440は、シーンAから、Sが一定に保たれたまま、Fが、例えば、フォーカスグループFの光源の強度レベルを係数Rにより乗算することにより増大されて、中間シーンCまでたどられる。第2の経路450は、中間シーンCから、Fが一定に保たれ、Sは、例えば、周囲グループSの光源の強度レベルを係数1/Rにより乗算することにより低減されることによって、最終シーンすなわちエンドシーンBまでたどられる。図4はまた、BからポイントK100+までの他の経路460を示し、ここでポイントK100+では、中心グループFのすべての光源の強度値は1すなわち最大輝度まで更に増大される(例えば、R又は異なる係数による乗算により)。] 図4
[0031] 座標[100;0]を持つ最初のシーン[F;S]、すなわち図4のポイントBから最終的なシーン[0;100]、すなわちポイントHまでに、座標[100;100]を持つ中間ポイントGを通るような、中間ポイントを通る間接的な経路を使用する代わりに、例えば等しい増加量を使用する線形内挿を使用するような、直接経路が使用されてもよい。中心グループF及び周囲グループS内に各々3つの光源があるとし、ここで、最初のシーンB[100、0]は6つの光源に対して以下の強度値[1、0.6、0.5;0、0、0]を持ち、最終的なシーンH[0、100]は、以下の強度値[0、0、0;1、0.4、0.3]を持つとする。] 図4
[0032] 10の等しい増加量の場合、中心グループの第1の光源は、0.1の10個の等しい増加量で1から0まで減らされ、中心グループの第2の光源は、0.06の10個の等しい増加量で0.6から0まで減らされ、中心グループの第3の光源は、0.5の10個の等しい増加量で0.5から0まで減らされる。同時に、周囲グループの第1の光源は、0.1の10個の等しい増加量で0から1まで増大され、周囲グループの第2の光源は、0.04の10個の等しい増加量で0から0.4まで増大され、周囲グループの第3の光源は、0.03の10個の等しい増加量で0から0.3まで増大される。]
[0033] もちろん、等しい増加量の代わりに、例えば、より小さな増加量が低い強度レベルに対して使用され、より大きい増加量がより大きな強度レベルに対して使用される等しくない増加量が使用されてもよい。低い強度値から高い強度値までの増加量サイズ510の増加は、図5に示されるような指数関係をたどるか、又は例えば対数関数的、2乗、若しくは3乗の関係などのような他の関係をたどってもよい。] 図5
[0034] Rmax(グループ(例えば、中心グループF)のすべての光源がRmaxによるグループの乗算の際、1の最大強度レベルとなる結果になる値である)は、最も小さな強度値から導かれる点に留意されたい。例えば、グループの最も小さな強度値が7/10、すなわち0.7である場合、以下の例から見られるように、Rmaxは10/7であり、ここで、1より大きな強度値は1であるとみなされる、[0.9、0.7、0.8]*(1/0.7)=[1、1、1]。]
[0035] これとは逆に、グループ(例えば、周囲グループS)のすべての光源が、結果として1/Rによる乗算の際、最小、例えば、0.1となるRの値は、以下の例から見られるように、グループの最も高い強度値に依存し、ここで、0.1の最小強度レベルより小さな強度値は0.1であるとみなされる、[0.7、0.4、0.1]*(0.1/0.7)=[0.1、0.1、0.1]。]
[0036] 通常、Rmaxは、中心グループFのすべての光源の強度値を最大、例えば1に設定し、周囲グループSのすべての光源の強度値を最小、例えば、0.1に設定する値である。]
[0037] 線形である、曲線である、指数関数的である、対数関数的である、又は2乗、2乗根、3乗若しくは他の関係を持つグラフのような何れかの非線形曲線である、例えば線形又は非線形に内挿される若しくは外挿される経路のような、直接経路の何れのタイプも図4に示される空間で使用されてもよいことに留意されたい。更に、シーン間の変更は、等しい増加量又は変更増加量の所望の増加量を経て、連続的及び/又は段階的でもよく、当該変更増加量は、例えば、大きい輝度値間の増加量が、より小さな輝度値間の増加量より大きい指数的又は他の関係をたどり、このことは通常より望ましく、観察者により良好に知覚される。] 図4
[0038] 空間内に主活動上の中心をつくることにより、満足を与える照明シーンをつくることが望ましい。斯様な中心は、この活動が起こる領域において最高照明レベルを使用し、周囲において低い照明レベルを使用してつくられる。このようにして、満足を与えるコントラストが作成される。例えばリビングルームにおいて、照明器具は、以下の通りにグループ化される:ダイニンググループ、TVグループ、ソファ及び椅子グループ、絵及び彫刻グループ、カーテングループ等。リビングルームでの食事の場合、食卓上に最大照明を持ち、周囲の照明器具全て(すなわち他の全てのグループ)において低い照明レベルを持つことが望ましい。]
[0039] 図3に戻ると、比率スイッチ330は、主活動グループ(すなわち、中心グループ310)とすべての他のグループ(すなわち、周囲グループ320)との間の可変照明レベル比率を供給するように設定され、調光スイッチ340は、主活動すなわち中心グループの可変絶対的照明レベルを供給するように設定される。このようにして、個別の光源各々の退屈な設定手順は、2つの変数を制御するまで減少される。また、メモリ230に格納されるプロセッサ実行可能な命令は、プロの照明デザイナーのベストプラクティス案を提供するために使用され、よって、高品質解決案に結果としてなる。スライダ・スイッチが制御デバイス300内に示されているが、ロータリースイッチ及び/又はソフトスイッチのような他のタイプのスイッチが使用されてもよいことは理解されるべきであり、当該ソフトスイッチは、マウス及び/又はタッチスクリーン250の場合ポインタでの制御のために、表示デバイス250又は他のディスプレイ上に表示される。例えば、比率スイッチ330の代わりに又は加えて、中心スイッチが100%と0%との間で中心を変更するために供給され、周囲スイッチが100%と0%との間で周囲を変更するために供給されてもよい。] 図3
[0040] 他の制御及びオプションが、結果の品質のより良好な制御のために供給されてもよい。例えば、タッチ感応であるスクリーンに表示される他のインタフェース350、360が、例えば供給されてもよい。インタフェース350、360は、中心グループの異なる光源、例えばインタフェース350に示される光源A、Bの中で、周囲グループ、例えばインタフェース360に示される周囲領域又はグループ320の4つの異なるグループ1、2、3、4の異なる光源の中で、調光比率を設定可能に構成される。]
[0041] もちろん、プリセットの比率が、メモリ230に格納されてもよく、ここで、周囲グループの光源の異なるプリセット比率は、選択される中心グループに依存し、すなわち、どの主活動が選択されるかに依存する。インタフェース370のような他のインタフェースは、周囲グループ320の1つの照明グループ(例えば、図1に示されるダイニンググループG4のための通常の照明)の4つの光源11、12、13、14の間のような単一のグループの異なる光源間の調光比率を選択するように供給されてもよい。] 図1
[0042] 実例として、インタフェース360の正方形内の数字1として示される第1のグループ・キーをクリックするか又は起動させると、インタフェース370は、数字1と関連したグループに含まれる、ダイニングの通常の光源である4つの光源11、12、13、14のような選択されたグループの光源を示す。ここで、これら4つの光源11、12、13、14の間の比率又は関係は、4つの光源11、12、13、14の間の所望の比率又は関係を形成するために光源の制御及び変更のための数の表示を含み、例えばスイッチ380又は他のインタフェースを使用して選択又は変更されてもよい。もちろん、所望ならば、照明の何れのグループが選択されてもよく、周囲グループ320であれ中心グループ310であれ、これらの選択された特定の光源間の調光/強度比率の制御のため、選択され又は起動されるグループに含まれる特定の光源の表示となる。]
[0043] 図示的例では、ダイニングが主活動として選択される場合、周囲グループ[カーテン:絵画:読書:TV]に対する関連したプリセットの調光比率は、それぞれ、[0.50:0.50:0.20:0.20]であり、ここで、数字は、関連する光源が20%の輝度であることを0.20が示すような、調光レベル(強度レベルとも呼ばれる)を示す。すなわち、ゼロレベルは最小輝度を示し、1は最大輝度を示す。もちろん、メモリ230に予め格納されるプリセットの比率の代わりに、斯様な比率が、取付けの間に一度選択されてメモリ230に格納されてもよい。読書シーン、ダイニング・シーン、ロマンチックなシーン、リラックスしたシーン等のような各シーンは、さまざまな調光又は強度レベルの特定の組合せにより定められてもよい。さまざまなシーンは、ユーザインタフェース240の直観的な制御を使用して微細なチューニング及びユーザによる簡単な選択のために予め格納されてもよい(及び/又はプログラム可能でもよい)。]
[0044] 中心:周囲比率制御及び総輝度制御のための2つのメインスイッチ330、340に加えて、光源又は器具が制御可能な色又は色温度で使用される場合、第3の主要な制御スイッチ390が、制御デバイス300のユーザインタフェース240に含まれてもよい。この第3の主要な制御スイッチ390は、異なる色の間で、例えば、中心グループに対するクールな白と、すべてのグループ(すなわち、周囲グループ)に対する暖かい白、すなわち異なる色との間で、色を変更するための可変色温度スイッチでもよい。]
[0045] 中心エリアと周囲との間の照明バランスをつくる幾つかの態様がある。例えば、選択される光源を含めるように中心グループを選択若しくは規定した後、又は読書シーンのような予め格納されたシーンから始めた後に、シーンを変更し、所望の照明バランス又はシーンを作成する1つの方法は、中心グループFの光源及び周囲グループSの光源に関連する強度レベルの乗算を含む。]
[0046] 単純な例は、乗算によるシーン変更を例示し、ここで、中心グループFは3つの光源を含み、周囲グループは、以下の強度レベルを持つ3つの光源を含み、ここで、強度レベルは0と1との間の分数として(又は0%と100%との間で)付与され、0は最小の輝度又は強度を示し、1(又は100%)は最大輝度を示す:F[0.9、0.7、0.8]S[0.7、0.4、0.1]。]
[0047] シーンを変更するため、中心グループFは、係数Rで乗算され、周囲グループは、係数1/Rで乗算され、Rは1とRmaxとの間の数である。
Rmaxは、例えば10、50又は100である。システムのRmaxを自動的に計算する方法は、以下の通りである。
定義:
1)dimmin,f=中心グループに使用される最小調光又は強度値(プリセットからの初期値)
2)dimmax,s=周囲グループに使用される最大調光又は強度値(プリセットからの初期値)
3)dimlowbound=システムに使用できる最小調光又は強度値(0と等しくない)
この時、Rmaxは、以下から計算される:
Rmax=max(1/dimmin、f、dimmax,s/dimlowbound)、ここで、「max」は、括弧の間の2つの値の最大値を計算し、出力する関数である。]
[0048] 逆の照明バランス効果を持つためには、係数Rは、1/50(1/100、1/10)と1との間で変化すべきである。計算された調光又は強度レベルが最大可能な値(通常1)より上、又は、最小可能な値(通常0又は0に近い)より下にある場合、この最大値又は最小値により置き換えられる。必要である最大数Rは、中心グループの最大調光範囲(1と最小調光/強度値との間の差である)、又は周囲グループの最大調光範囲(最大調光/強度値とゼロとの間の差である)により決定される。Rは、その最小値と最大値との間で線形に配分される、数のアレイとして付与される。もちろん、他の配分が使用されてもよい。]
[0049] 実行するのに簡単であるというような、この乗算方法には多くの利点がある。更に、調光/強度比率又は関係が一定に保たれるので、中心グループのシーン印象及び周囲グループのシーン印象は可能な限り完全に保たれる。シーンに対する調光/強度比率を、4つの光源が以下の[0.8、0.6、0.6、0.7]というアレイの調光/強度値を持つと考察する。前記アレイと係数Rとの乗算、すなわちR*[0.8、0.6、0.6、0.7]は、調光/強度値間の比率又は関係を完全に保つ(これらが1(最大)、又は0(又は最小)に切られない限り)。]
[0050] 「線形内挿」及び「指数内挿」方法の下記の説明に反して、Rによる中心グループの乗算と1/Rによる周囲グループの乗算とを同時にする他の利点は、中間ポイントの必要性を不要とする。これは、ユーザにとってアプリケーションをより直観的にする有効且つ実際的な利点である。]
[0051] 上記の通りの乗算方法は、以下のような他の態様で使用されてもよく、ここで、照明バランスは以下のシーケンスにおいて増大される。
1.中心グループを係数Rで乗算し、1つの光源が1(又は最大)の調光/強度値を持つまで、Rを増大する。
2.1つの光源が最小の調光/強度値(例えば、0.1)を持つまで、周囲グループを係数1/Rで同時に乗算する。]
[0052] このポイントで、グループ当たりでは同じである最初の調光/強度比率又は関係を持つ中心グループFと周囲グループSとの間の最大コントラストに到達した。
3.すべての光源が最小の調光/強度値(例えば、0.1)を持つまで、周囲グループSを係数1/Rで乗算する。
4.すべての光源が最大の調光/強度値(例えば、1)を持つまで、中心グループを係数Rで乗算する。]
[0053] このポイントで、全ての周囲照明が最小レベルであり、中心照明が最大レベルであることが可能な、中心グループと周囲グループとの間の最大コントラストに到達した。もちろん、これらの4つのステップの他のシーケンス及び入れ替えが用いられてもよい。
F[0.9、0.7、0.8]及びS[0.7、0.4、0.1]に対して、
Rが1/0.9の場合、RF=[1、0.7/0.9、0.8/0.9]及びS/R[0.63、0.36、0.09]である。]
[0054] 変更された又は新しい中心グループRFの光源の1つ(第1の光源)の強度(又は調光)レベルが1であるので、図4に示される線図のRFのx座標は100%Fである。記述されているように、100+レベルは、RFのすべての光源のすべての強度レベルが1となる、すなわち、RF[1、1、1]となる場合であり、ここで、1を上回る(又は最大レベルを上回る)何れの強度値も1とみなされる。新しい周囲グループS/Rの最も高い値(0.63すなわち63%)は、図4のシーン線図400に対するS又はy座標値であるとみなされる。すなわち、新しいシーンRF:S/R(R=1/0.9に対して)は、座標[100、63]、[100%、63%]、又は[1、0.63]を持つ。F[0.9、0.7、0.8]及びS[0.7、0.4、0.1]であるシーンに対して、Rが0.7の場合、新しいシーンは、RF=[0.64、0.49、0.56]及びS/R[1、0.3/0.7、0.01/0.7]である。] 図4
[0055] 変更された又は新しい周囲グループS/Rの光源の1つ(第1の光源)の強度(又は調光)レベルが1であるので、図4に示される線図のS/Rのy座標は100%Sである。記述されているように、100+レベルは、S/Rのすべての光源のすべての強度レベルが1となる、すなわち、S/R[1、1、1]となる場合であり、ここで、1を上回る(又は最大レベルを上回る)何れの強度値も1とみなされる。新しい中心グループの最も高い値は、図4のシーン線図400に対するF又はx座標値とみなされる。すなわち、新しいシーンRF:S/R(R=0.7に対して)は、座標[64、100]を持つ。もちろん、強度値は切られるか、又は丸められるので、RF=[0.64、0.49、0.56]及びS/R[1、0.3/0.7、0.01/0.7]は、RF=[0.6、0.4、0.5]及びS/R[1、0.4、0.01]に切られるか、又はRF=[0.6、0.5、0.6]及びS/R[1、0.4、0.01]に丸められる。] 図4
[0056] 最大1が複数の光源のうちの1つの光源に対して到達される場合、中心グループF及び周囲グループSをそれぞれR及び1/Rにより乗算することが、グループ内の個別の光源間の比率を維持することになる点に留意されたい。しかしながら、中心グループFと周囲グループSとの間の比率SIR=F/Sは、変化する。中心グループFと周囲グループSとの間の最大のコントラストは、Fが極度の最大100+であって(中心グループFのすべての光源が最大強度1である図4のポイントKとして指定される)、Sが0%のような最小であるとき、又は、Sが極度の最大100+%であって(周囲グループSのすべての光源が最大強度1である図4のポイントLとして指定される)、Fが0%であるとき、発生する。光源が0まで調光可能でないので、0.1のような、0以外の最小調光値が使われ、ここで、0の値は通常照明がオフである場合であることに留意されたい。もちろん、所望のシーンを達成するため、最小レベルまで調光される代わりに、光源がオフにされてもよい。] 図4
[0057] 加えて、又は上記乗算方法の代わりに、図4に示されるエンドポイントB及びH、すなわち(100%中心、0%周囲)と(0%中心、100%周囲)との間のような2つのエンドポイント間の間接的な経路を通る、線形又は非線形内挿が使用されてもよい。例えば、間接的な経路は、中間のポイントG、すなわち(100%中心、100%周囲)を通過する。] 図4
[0058] 実例として、線形内挿は、一定すなわち100%中心で、0%周囲と100%周囲との間のN(例えば10、50又は100)の等しいステップを使用して、シーンB(100%中心、0%周囲)をシーンG(100%中心、100%周囲)に変えるために使用される。次に、シーンG(100%中心、100%周囲)は、一定すなわち100%周囲で、100%中心と0%中心との間のN(例えば10、50又は100)個の等しいステップで、シーンH(0%中心、100%周囲)に変更される。]
[0059] 100%とは、グループ(中心又は周囲)の光源の少なくとも1つが100%の調光/強度値を持つことを意味する点に留意されたい。すなわち、他の光源は、100%より低い調光/強度値を持てる。また、種々異なる光源の調光/強度値が通常は等しくないことに注意されたい。例えば、100%中心の調光/強度レベルは、以下の通りである:[0.3、1.0、0.5、0.7]。この同じシーンの50%は、以下の通りである:0.5*[0.3、1.0、0.5、0.7]=[0.15、0.5、0.25、0.35]。この100%中心と50%中心との間の線形内挿は、光源1に対して0.3から0.15まで、光源2に対して1.0から0.5まで等のN個の線形に等しいステップを使用することを含む設定である。]
[0060] 図5に関連して示され説明されているように、N個の等しい増分又はステップを持つ線形内挿の代わりに、調光増分又はステップの指数配分は、照明出力が増大するとき、人間の知覚は大きいステップをとるので、DALI標準と同様に使用されてもよい。例えば、図4に示されるシーンB(100%中心、0%周囲)からシーンG(100%中心、100%周囲)へ行く場合、N(例えば10、50又は100)個の指数ステップが、シーンBの0%周囲からシーンGの100%周囲まで使用されてもよい。つぎに、シーンG(100%中心、100%周囲)からシーンH(0%中心、100%周囲)まで、シーンGの100%中心とシーンHの0%中心との間でN(例えば10、50又は100)個の指数ステップが使用されてもよい。前述のように、100%とは、グループ(中心又は周囲)の光源のうちの少なくとも1つが100%の調光/強度値を持つことを意味し、他の光源は、一般に、等しくない低い調光/強度値を持つ。] 図4 図5
[0061] この状況のための理論は以下のように説明される(ここでは、赤緑青(R,G,B)の色混合を持つ通常の状況に対して説明される。ただ1つの色(白色)の調光が、R=W=白でG及びBを無視する設定により得られる)。
1.10個の輝度ステップを持ち、知覚的に均一の相互距離でこれらを配分することを所望するとする。式(1)で単一の色(ここでは、指標「w」を持ち、白色を使用する)のための絶対的輝度を定める。
Bright=f*Brightmax、w (1)
fは白色の照明の端数(=調光/強度値)であり、Brightmax,wは、白色の照明の最大絶対的輝度(ルーメン出力[lm])である。]
[0062] ここで、輝度を変えるとき、知覚的に均一な輝度ステップがなされるようなf値の配分を見つける必要がある。
2.輝度の知覚的に均一な分布は、式(2)に示されるように(単一の色に対するDALI標準と同様の)指数関数で記述される。

(2)
「i」は、1とNBとの間の値を持つ輝度レベルのカウンタであり、NBは、所望の(ここでは10とする)輝度ステップの最大数であり、NDは、最小の輝度レベルと最大輝度レベルとの間で所望される10単位の数である。良好な値は、ND=2であり、よって、fは0.01と1との間の範囲となる。よって、例としてここで、式(3)に示されるように、i=1...10である値fiを定める。

(3)]
[0063] 上述の線形内挿及び指数内挿方法のために、(100%中心、100%周囲)のポイント、すなわちシーンGが、中間設定として使用された。しかしながら、他の中間ポイント((50%中心、50%周囲)のような)を使用することがより便利であり得る。中間ポイントは、照明ネットワークの試運転の前(工場設定として)若しくは試運転の間に予めプログラムされるか、又は、ユーザインタフェース240を介してユーザにより制御されて、プリセットとしてメモリ230(図2)に格納されてもよい。中間ポイントは、中心及び周囲グループに対して等しいパーセンテージを持つ必要がないことに注意されたい。例えば、開始設定と最終設定との間の中間ポイントは、例えば(50%中心、70%周囲)でもよい。] 図2
[0064] 中間ポイントのない線形内挿及び指数内挿方法を使用することも可能である。この場合、開始シーン又はポイント、例えば(100%中心、0%周囲)と最終的なシーン/ポイント、例えば(0%中心、100%周囲)との間で内挿がある。加えて、シーンを「外挿する」ことも可能であり、ここで、すべての中心照明(すなわち、中心グループの照明)が1又は最大の調光/強度値を持つまで、中心グループの調光/強度値が増大される。同様に、すべての周囲照明(すなわち、周囲グループの照明)が最小の調光/強度値、例えば、0.1を持つまで、周囲グループの調光/強度値が低減される。]
[0065] 例えば照明システムの試運転の間、ユーザにより作られるように、(ダイニングのような)空間の特定の活動のニーズに適合する各シーンに対して、カラー値と同様に、最初の調光/強度値が、シーン又は照明バランスの各バリエーションの出発点として使用のためプリセットと呼ばれるメモリ230に格納される点に留意されたい。]
[0066] 内挿ステップの可変数N=Nvarを持つことは、便利であり望ましい。Nvarは、中心グループの最小の調光/強度値又は周囲グループの最大の調光/強度値に依存する。]
[0067] 線形内挿の場合、固定されたステップ・サイズS、例えば、0と1との間の数は、内挿の間の使用のため選択されるか又は設定される。中心グループのシーンの最大調光範囲が「Rf」(中心シーンの最小調光値dimminと1との差である)と呼ばれ、周囲グループの最大調光範囲が「Rs」(周囲グループの最大調光値dimmaxとゼロとの差である)であり、RmがRf及びRsの最大として定義される場合、Nvarは式(4)により定められる。
Nvar=round(Rm/S) (4)
ここで、『round』関数は、『最も近い整数に丸める』ということを意味する。]
[0068] 斯様な場合、シーンを変更する照明バランス機能は、変更した調光値で光源の光出力が線形に変化すると仮定すると、(1)すべての調光/強度レベルの比率を変える、又は(2)すべての調光/強度レベルの比率を一定に保つことの何れかにより使用されてもよい。]
[0069] (1)例えば、ステップ毎に調光値変化S(上方へ又は下方へ)で変更するように、全体のシーン(中心+周囲)の各光源の調光/強度レベルを変更することは、すべての調光/強度レベルの比率の変化に結果としてなり、すなわち、すべての調光/強度レベルの比率が、一定に保たれてはいない。]
[0070] (2)すべての調光/強度レベルの比率を一定に保つために、以下のことが実行される。
(a)中心グループに対して、ステップ毎の調光/強度値変化S(上方へ又は下方へ)でRfを定める光源の調光レベルを変更し、(調光値が1又は0でない限り)最初の調光比率から、中心グループの他の全ての光源の調光/強度レベルを計算する。
(b)周囲グループに対して、ステップ毎の調光値変化S(上方へ又は下方へ)でRsを定める光源の調光レベルを変更し、(調光値が1又は0でない限り)最初の調光比率から、このグループの他の全ての光源の調光レベルを計算する。]
[0071] このようにして、中心グループ及び周囲グループ内の調光比率は、できるだけ一定に保たれる。利点は、中心グループ・シーン印象及び周囲シーン印象が(正常な調光のように)できるだけ一定に保たれるということである。]
[0072] 指数内挿の場合、アプローチは幾らか異なる。
1.10(離散ステップとして感知される)と100(連続的ステップとして感知される)との間でそれぞれ選ばれるNBを持つdimminの値に依存して、1(ND=1)又は2(ND=2)10単位の輝度レベルの固定スケールを採用する。
dimmin>0.1ならばND=1であり、さもなければND=2
2.式5に示されるように、各個別光源に対して、式3の式を使用して、調光値「dim」に対するこのスケールの「i」を計算する。

(5)
注記されるように、関数「round」は、最も近い整数に丸めることを意味する。]
[0073] 照明バランス照明効果の動作は、輝度スケールで位置iを増分的に変更することにより低減される。最大必要とされるステップの数は、中心グループに対してdimminにより、又は周囲グループに対してdimmaxにより決定される。]
[0074] あるいは、グループ当たりの調光比率をできる限り一定に保ちながら、中心グループと周囲グループとの間の区別を以下のようにする。
(a)中心グループに対して、Rfを定める光源のみを持って、説明されたようにスケール位置「i」を変え、プリセットのオリジナルの調光比率を使用して、このグループ他の全ての調光レベルを計算する。
(b)周囲グループに対して、Rsを定める光源のみを持って、説明されるようにスケール位置「i」を変え、プリセットのオリジナルの調光比率を使用して、このグループ他の全ての調光レベルを計算する。]
[0075] 典型的には、(100%中心、0%周囲)と中間ポイントとの間のインターバルの内挿方法を持つ照明バランス効果を使用することが望ましい。しかしながら、中間ポイントと、開始/初期ポイント又は最終ポイントとのような、例えば図4に示されるポイント又はシーンH(0%中心、100%周囲)のようなエンドポイントとの間のシーンを変化させることにより、逆効果も可能である。] 図4
[0076] 各プリセットに対してユーザはどの光源が「中心グループ」に属するかを定める必要があるプリセットを割り当てるとき、全ての他の光源は、そのプリセットに対する「周囲グループ」に自動的に属する。ここでユーザを助けるため、種々異なる光源は、例えば光源のサブグループが主要となる活動、オブジェクト、エリアで参照される幾つかのサブグループ(2より多い)の試運転フェーズの間で、最初に設定されるべきである。実例的には、グループは、例えば図1に関連して示され説明されたような「ダイニングテーブル照明」、「読書照明」、「絵画、芸術、フラワー照明」、「一般照明」等として規定されてもよい。中心グループは、これらサブグループの一つ以上を含む。] 図1
[0077] 記述された方法は、例えば、光源近くの空間に位置される(光源が変化可能な色を供給する場合、色選択器と組み合わせて)調光器を使用して、プリセット及び変化又は作成される照明効果をユーザが精細に調節できるような単純な解決策を提供する。調光スイッチは、ハードウェア及び/又は例えばディスプレイ上に表示されるソフトスイッチを含む、ソフトウェア制御デバイスでもよい。]
[0078] 以下は、コントラストとも呼ばれる、シーン及び照明バランスを変更するための図示的例であり、中心グループの照明の全体量と周囲グループの照明の全体量との間の比率を変更することを含み、ここで、2つのグループの合計は一定に保たれていない。斯様な方法及びシステムは、単純な制御方法及びユーザインタフェースを介して照明シーンを変化させるための単純、直観的且つ意味のある全態様を供給する。光源が大きいと、例えば3より大きいと、より実際的な利益が実現される。]
[0079] 表1は、乗算方法に関係する例を示す。特に、表1は、乗算方法の効果を説明する場合のためのデータを示す。各光源は、2つのグループ、「中心」グループ又は「周囲」グループの何れかにある。各数字は、光源の調光又は強度レベルを記述する、0と1との間にある値であり、0はゼロの輝度を意味し、1は最大輝度である。]
[0080] 表1の第1行はプリセット、すなわち、例えばリビングルームのような空間に関係する「プリセット1」を示す。プリセット又は選択された中心グループは、列2−4に示されるような3つの光源を含む。空間又はリビングルームの残りの光源、すなわち5つの光源は、周囲グループ(例えば、表1の行3、列2−6)に割り当てられる。「%中心」とラベル付けられた列7は、中心グループの最大強度又は調光値、すなわち70%すなわち0.70である一方、「%周囲」とラベル付けられた最後の列すなわち列8は周囲グループの最大強度又は調光値、すなわち60%、すなわち0.6である。すなわち、開始又はプリセットシーンは、図4に示されるダイアグラム400の[70、60]である座標[F、S]を持つ。] 図4
[0081] 特に、最後の2つの列、すなわち列7−8に示される(%中心、%周囲)座標は、以下のように計算される。
%中心=中心グループの調光レベルの最大*100
%周囲=周囲グループの調光レベルの最大*100]
[0082] 例として、(100%中心、100%周囲)は表1の行5−6に与えられ、ここで、各グループの少なくとも一つの光源は、最大強度、例えば1を持つ。(100%中心、100%周囲)の各グループの光源間の比率又は関係が一定に保たれプリセットと同じであることに留意されたい。特に、行5(100%中心とラベルされる)が、行2(中心とラベルされる)を1/0.7により乗算することにより得られ、0.7はプリセット中心グループ(行2)の最大強度値であり、行6(100%周囲とラベルされる)が行3(周囲とラベルされる)を1/0.6により乗算することにより得られ、0.6はプリセット周囲グループ(行3)の最大強度値である。]
[0083] 表1の残りは、0.1と10との間の9個の異なる係数Rに対する、Rによる中心グループの乗算及び1/Rによる周囲グループの乗算の結果を示す。各グループに対する調光レベル(列2−6)が計算され、最後の2つの列、すなわち列7−8に示される(%中心、%周囲)座標も同様に計算される。]
[0084] 表1に示される調光レベルは、1を超える値(補正されていない)を含む。しかしながら、典型的には実際、1を超える値は1に設定され、1は光源が(定義により)持つことができる最大調光レベルである。1を超える値は、シーンをより明確に規定するための(%中心、%周囲)を上手く計算できるようにするために、表1に残された。しかしながら、100を超える値を持つ列7−8に示される(%中心、%周囲)の補正されていない座標は、シーンを明確に定めない、すなわち、これらの座標は、最初のプリセットで説明したように、シーンの調光レベル(列2−6)と組み合わされることに注意されたい。]
[0085] 座標(%中心、%周囲)は、照明の状態を固有に定めないことに留意されたい。例えば、図4のポイントG(又は図8及び図10−13)は、(100%中心、100%周囲)にあるが、中心及び周囲グループの両方又はその一つの異なる強度又は調光値により規定されるような異なるシーン設定又は状態が、ポイントGに対して含まれてもよい。例えば、2つの異なる中心シーンF1、F2は、ポイントG又は100%中心と関連し、ここで、F1=[0.7、1、0.3]であり、F2=[0.7、1、1]であり、よって、F1、F2両方は100%と等しい%中心を持つが、F1はF2と等しくはない。斯様な状態は、例えば、係数R又は1/Rで乗算される照明設定のプリセットに依存してもよい。表1は、また、1すなわち100%を超える値が1すなわち100%に変更される補正値を示す。] 図10 図4 図8
[0086] R*中心乗算又は(1/R)*周囲乗算は、1を超える調光レベルを与えるとき、この光源の調光レベルは1(最大である)に設定される。この場合、%中心及び/又は%周囲値は、100より大きく、例えば図6−8に示されるグラフを理解するために有益である。] 図6
[0087] 図6は、表1に計算されるように、(%中心、%周囲)プロットの曲線610を示す。「プリセット1」ポイント620から左のポイントは値R<1であり、このポイント620から右のポイントは値R>1である。このプロットのナビゲーション軌跡の曲線形状は、0.1と10との間の範囲にある乗算係数Rが、周囲グループを1/Rで乗算するのと同時に中心グループに付与されるという事実により生じる。] 図6
[0088] 調光レベルが最大で1になるように補正される場合、図7の「補正された結果」として示される補正曲線が得られる。] 図7
[0089] 図8は、図6に関連して説明されたものと類似するポイント又はシーン間の種々の経路を示す、図7の概略的図である。図8に示されるように、ポイント4(開始プリセット)からのナビゲーションは、経路D3及びB2を介してポイント5及び3へ、又は経路D2及びA1を介してポイント6及び1へ行くものである。点線曲線F及びGは、補正のため、すなわち1で最大調光又は強度レベルのカットオフのため行かない。] 図6 図7 図8
[0090] シーンを変更するため、例えばプリセットすなわち開始シーンから最終シーンへ変更するために他の方法が使用されてもよい。例えば、乗算の代わりに、シーンが内挿されてもよい。内挿は、例えば、線形又は対数配分を使用して、実施されてもよい。調光レベルは、線形ステップ若しくは増分、又は対数ステップで変更されてもよく、ここで、ステップサイズは、小から大へ増加する調光レベルに対して小から大に増大する。対数配分は、観察者により知覚されるように段階的変化を与える。]
[0091] 図9は、ステップ数(x軸)と内挿値(y軸)との2つの配分又は曲線、すなわち、線形配分又は曲線910と対数配分920とを示す。] 図9
[0092] 内挿を介してシーンを変更するとき、各グループ(「中心」又は「周囲」)内の一つの光源がリード光源であり、(%中心、%周囲)空間内の内挿軌跡の2つのエンドポイント間の最大調光範囲を持つ光源である。リード光源を選択する際、内挿は、最初このリード光源に対する2つの状態の間でなされる。以下の例により例示されるように、同じグループ内の他の全ての光源の調光レベルは、リード光源の調光レベルと、特定の光源の調光レベルとの間の比率から計算される。]
[0093] プリセットすなわち開始ポイントを中心=[0.1、0.5、0.3]とし、内挿されるべき所望のエンドポイントを中心=[0.2、1、0.6]とする。リード光源は、最高の調光又は強度レベルを持つ光源として選択され、この光源は0.5のプリセット値を持つ第2の光源である。よって、中心グループの第2の、すなわちリード照明は、例えば内挿を介して、0.5から1.0へ変更されるだろう。]
[0094] 中間値0.75を採ると、調光係数は0.75/0.5=1.5である。このとき、トータルの中心シーンは、1.5*[0.1、0.5、0.3]である。グループ内の異なる調光レベル間の調光比をできるだけ一定にすることが望ましい、これは観察者によるシーンの印象を規定するからである。]
[0095] 図10は、ポイント1、2及び3の間のラインA及びBにより作られた境界を示す。境界は、使用できる(%中心、%周囲)空間の最大境界線を記述する。] 図10
[0096] 内挿方法で、(%中心、%周囲)空間内の内挿軌跡が規定されるべきである。内挿軌跡は、セグメント化された軌跡でもよい。これは図11−13のグラフに示され、ここで、プリセットすなわちポイント4は、中心照明グループと周囲照明グループとの間のコントラストを変更することを介するシーン変動の開始ポイントである。開始ポイント4は、0から100までの間の%中心及び0から100までの%周囲で、図10で説明された境界上又は境界内のポイント(ユーザにより格納された及び/又は選択された)でもよいことに留意されたい。もっと一般的に、0は0と100との間の最小値として記述されてもよく、100は0と100との間の最大値として記述されてもよいが、最小値よりは大きい。] 図10 図11
[0097] 図11は、ポイント4とポイント1(ラインD2を介して)又はポイント3(ラインD3を介して)の何れかとの間の内挿を示す。シーンの変更及び/又は内挿の間、調光レベルは、線形配分及び/又は指数配分を使用するような様々な態様で配分されてもよいステップ又は増分で変更されてもよい。周囲照明に対して中心照明を増大させるか、又はその逆が所望されるので、ポイント4(プリセット)からポイント3(100%中心、0%周囲)まで、又はポイント1(0%中心、100%周囲)まで、移動することが理にかなっている。] 図11
[0098] 図11のポイント1及び3は、
ポイント1:100%中心:最大の調光値でスケーリングされたプリセットの中心グループ
ポイント2:100%周囲:最大の調光値でスケーリングされたプリセットの周囲グループ
により定められる。] 図11
[0099] シーンがこれら定められたポイントを越えて調光値を変更することにより「外挿」されてもよい。補正のため、又は最大1で調光レベルをカットするため、(%中心、%周囲)グラフのシーンのマッピングは同じポイントにあることに注意されたい。]
[0100] 例えば、中心=[0.5、0.25、0]に対して、中心=[1、0.5、0]、すなわち、グループ内の光源の一つが最大強度である場合、%中心は100に等しい。[1、0.5、0]の%中心は、中心=[2、1、0]である200%中心に外挿されてもよい。しかしながら、補正のため、グループ内の光源の少なくとも一つが最大強度であるので、調光値又は強度値を1にクリップすることは、[2、1、0]を%中心が100に等しい座標を持つ[1、1、0]に変更する。]
[0101] 他の例は、ポイント4から3までの内挿を示す。
ポイント4を中心=[0.1、0.5、0.3]及び周囲=[0.2、0.4]にプリセットする。
そのとき、ポイント4でのトータルシーン=[中心;周囲]=[0.1、0.5、0.3;0.2、0.4]である。
ポイント3に対して、中心=[0.2、1、0.6]及び周囲=[0、0]にする。
そのとき、ポイント3でのトータルシーン=[中心;周囲]=[0.2、1、0.6;0.0、0.0]である。]
[0102] 中心グループにおいて、第2の光源は、調光又は強度値がグループ内で最も高く、0.5から1まで行くので、リード光源である。よって、内挿値は、0.5から1まで行くように、このリード調光値に対して計算される。他の内挿調光値は、リード調光値から得られるので、他の調光値とリード調光値との間の比が一定に保たれ、よって、シーン印象は実質的に一定のままである(光源が調光値と線形に応じ、設定調光値と実質的に一致し調光値の変化に正比例して変化する強度を持つ光出力を作ると仮定する)。同様に、周囲グループにおいて、0.4から0まで減少する調光値は、0.4がグループ内で最高の調光又は強度値であって、0.4から0まで行くので、リード調光レベルである。]
[0103] 図12は、中心グループの照明と周囲グループの照明との間のコントラスト又は照明バランスを変更する又は作るための他の軌跡を示す。図12は、軸の一つと平行な真直ぐのラインセグメントを含む。これらラインセグメントに沿ったナビゲーションが、内挿又は乗算法の何れかを介してなされてもよい。この場合、乗算法が中心グループ及び周囲グループ両方の同時の乗算(R及び1/Rそれぞれによる)を含まないので、両方の方法は、ここでは同様に動作する。むしろ、この場合、乗算法は一つのグループだけを乗算する、すなわち、他方のグループを一定にしたまま、中心グループ又は周囲グループの何れかだけを乗算することを含む。] 図12
[0104] 図12では、ポイント4がプリセットであり、すなわち、中心照明グループと周囲照明グループとの間のコントラスト変動のための開始ポイントである。中心照明だけを増大することは、ポイント4からポイント5までラインD3を介してなされ、周囲照明はポイント5からポイント3までラインB2を介して低減される。ポイント3で、コントラストは、中心グループの(全ての光源の)全ての調光レベルを1まで増大し、周囲グループの全ての調光レベルを最小(例えば、0まで)にすることにより、更に増大される。] 図12
[0105] 同様に、図12のポイント4から始まって、周囲照明だけがポイント4からポイント6までラインD2を介して増大してもよい。コントラストは、中心グループ照明を低減することにより、ラインA1を介してポイント6からポイント1まで更に増大されてもよい。ポイント1では、コントラストは、全ての調光値が最大(例えば、1)になるまで周囲照明を増大させ、全ての調光レベルが最小(例えば、0)になるまで中心照明を低減することにより、更に増大される。] 図12
[0106] 図13は、中心照明が一定に保たれ周囲照明だけが調光されるので、「エネルギー節約」方法として解釈されてもよいD4に沿ってプリセット(すなわち、ポイント4)からポイント7まで周囲を調光することを示す。中心照明グループは主要な活動をサポートし、プリセット照明(又は更に多くの照明)を必要とするので、中心照明グループはエネルギー節約の間変更されるべきではなく、代わりに、周囲グループの光源の強度値だけが、低くされるべきである。斯様なエネルギー節約機能は、ラインD4に沿った幾つかの離散ポイントに従って、照明設定を(押されたとき)シーケンシャルに変更させる、例えば緑のプッシュボタンである緑のノブとしてユーザインタフェースに供給される。] 図13
[0107] もちろん、プリセットポイント4からポイント8までラインD5に沿って中心グループを調光することは、エネルギーの節約も提供するが、一般にこれは、中心照明グループの強度値が低減され、周囲グループと比較して主要な又は中心活動のため多くの照明を供給する目的に反し、望ましくないので、これは意味がなく有益でない。周囲グループの照明レベルが低減される図13の垂直な経路に沿った変化は、意味のあるエネルギー節約モードである。斯様なエネルギー節約経路は、経路B1及びB2を含み、これら経路B1、B2は、例えば開始ポイントとしてのプリセットを含まない。中心グループ及び周囲グループ両方を同時に又はシーケンシャルに、同じ量又は異なる量で、調光することによりポイント4からポイント(0%中心、0%周囲)の方向に移動するような、多くの他の変形例及び経路が使用されてもよい。すなわち、両方のグループが同じ係数で乗算されて同じ量で中心グループ及び周辺グループを調光する必要がない。] 図13
[0108] 一般に、最も有効な調光状況の一つは、プリセットシーンから始まることを含み、中心グループが一定に保たれて周囲グループを変化させる、例えば調光/減光する又は増大させるだけである。これは、例えば、空間内の日光の量が変化するとき、有効である。充分な日光では、中心グループが主要なタスク又は活動のため充分な照明を保証するため一定の照明レベルが保たれる一方で、周囲照明は、調光されてもよい。日光が少なくなるとき、一か所強く点灯し周囲が暗い部屋では座っていても一般に落ち着かないので、周囲グループがより重要になり、照明レベルは最適な雰囲気作成のため増大する。他方、ユーザがエネルギーをセーブしたいと所望する場合、周囲グループは主要な又は中心活動又はタスク(例えば、読書)をする必要がないので、周囲グループを自由に調光できる。]
[0109] グループ(中心又は周囲)は、制御空間のボーダー(図10に示されるように、これらのボーダーはコーナーポイントで四角形を規定する(0%中心、0%周囲)(100%中心、0%周囲)(100%中心、100%周囲)(0%中心、100%周囲))の一つに達するまで、増大又は調光されるとき、このグループの全ての照明が同時に最大(増大する)になる又は最小(調光する)になる場合、一つの最適なユーザ経験が得られる。よって、この場合の「100%中心」は中心グループの全ての照明が100%であり(ちょうど1つの照明ではない)、「0%中心」は中心グループの全ての照明が0%であり、同様のルールが周囲グループに当てはまる。] 図10
[0110] 説明される照明効果、例えば中心照明グループと周囲照明グループとの間のコントラストは、別個の制御ノブ、例えばスライダ、プッシュボタン、又は図3に示されるユーザインタフェース240のトータル調光スイッチ340のような他のタイプの制御を介して、通常の調光と通常組み合わせられることに留意されたい。] 図3
[0111] シーンの総合調光の効果は、例として乗算方法を使用して、以下のように説明される。
(1)中心グループ(以下に「中心」と呼ばれる)の調光又は強度値に対する乗算係数としてRを採用し、周囲グループ(以下に「周囲」と呼ばれる)の調光/強度値に対する乗算係数として1/Rを採用する。
(2)例えば図3の調光スイッチ340による全体のシーンに対する通常の調光乗算係数として0と1との間にある数であるDを採用する。
(3)トータルシーンは、以下により説明される。
シーンの調光値=D*[R*中心+1/R*周囲]
補正係数は、つまり、用語R*中心及び1/R*周囲の値が1より大きいとき、例えば1に設定されるということを留意されるべきである。] 図3
[0112] 種々の変形例が、本願の説明から当業者により認識されるように、提供されてもよい。本発明の動作行為は、コンピュータソフトウェアプログラムにより実施されるのに特に適する。アプリケーションデータ及び他のデータは、本システム及び方法に従う動作行為を実施するように設定するためのコントローラ又はプロセッサにより受け取られる。斯様なソフトウェア、アプリケーションデータ及び他のデータは、もちろん、集積チップのようなコンピュータ可読媒体、メモリ230若しくはプロセッサ210に結合される他のメモリのようなペリフェラルデバイス又はメモリで具現化されてもよい。]
[0113] コンピュータ可読媒体及び/又はメモリは、何れの記録可能な媒体(例えば、RAM、ROM、着脱式メモリ、CD−ROM、ハードドライブ、DVD、フレキシブルディスク又はメモリカード)でもよいし、伝達媒体(例えば、光ファイバ、ワールドワイドウェブ、ケーブル及び/又は例えば、時分割マルチアクセス、コード分割マルチアクセス、若しくは他の無線通信システムを使用する無線チャネル)でもよい。コンピュータシステムでの使用のため適する情報を格納できる知られた又は開発された何れの媒体も、コンピュータ可読媒体及び/又はメモリとして使用されてもよい。]
[0114] 追加のメモリも使用されてもよい。コンピュータ可読媒体、メモリ、及び/又は他のメモリは、長期間メモリ、短期間メモリ、又はこれらの組み合わせでもよい。これらのメモリは、ここで開示された方法、動作的行為、及び機能を実行するためのプロセッサ/コントローラを構成する。メモリは、分散されていてもローカルでもよく、プロセッサでもよく、ここで、追加のプロセッサが供給されてもよいし、分散されてもよいし、シングルでもよい。メモリは、電気的、磁気的若しくは光学的メモリ、又はこれらのタイプ若しくは他のタイプの記憶デバイスの組み合わせとして実行されてもよい。その上、用語「メモリ」は、プロセッサによりアクセスされるアドレス空間のアドレスから読み取り可能な又は書き込み可能な情報を含むのに十分なほど広いと解釈されるべきである。この定義では、インターネットのようなネットワーク上の情報は、例えばプロセッサがネットワークから情報を取り出せるので、メモリ内に依然あることになる。]
[0115] コントローラ/プロセッサ及びメモリは、何れのタイプでもよい。プロセッサは、メモリに格納された様々に説明されたオペレーション及び実行命令を実施できる。プロセッサは、アプリケーション特有の、又は汎用の集積回路でもよい。更に、プロセッサは、本システムにしたがって実施するための専用のプロセッサでもよいし、本システムに従って実施するための多くの機能のうち一つだけが動作する汎用プロセッサでもよい。プロセッサは、プログラム部分や、複数のプログラムセグメントを利用して動作してもよいし、専用の又は多目的集積回路を利用するハードウェアデバイスであってもよい。比率又はシーンの変更のために利用される上記システムの各々は、他のシステムと関連して利用されてもよい。]
[0116] 最後に、上述の説明は、本システムの単なる例示と意図され、添付の請求項を特定の実施例又は実施例のグループに限定するものとみなされるべきではない。よって、本システムは、特定の例示的実施例を参照して特に詳細に説明されてきた一方で、多くの変形例及び他の実施例が、以下の請求項で述べられるような本システムの広い意図された趣旨及び範囲から離れることなく、通常の当業者により考察されてもよい。明細書及び図面は、例示的態様とみなされ、添付の請求項の範囲を制限することを意図していない。]
[0117] 添付の請求項を解釈する際、以下のように理解されるべきである。
a)用語「有する」は、所与の請求項にあげられたもの以外の他の要素又は行為の存在を除外しない。
b)要素に先行する用語「a」又は「an」は、斯様な要素の複数の存在を除外しない。
c)請求項内の参照符号は請求の範囲を限定しない。
d)幾つかの「手段」は、同一の若しくは異なる品目、ハードウェア又はソフトウェアで実行される構造又は機能により表されてもよい。
e)開示されている要素の何れもハードウェア部分(例えば、ディスクリート回路及び集積電子回路を含む)、ソフトウェア部分(例えば、コンピュータプログラム)及びこれらの組み合わせを有してもよい。
f)ハードウェア部分は、アナログ部分及びデジタル部分の一方又は両方を有してもよい。
g)開示されたデバイス又はそれらの一部の何れも特に言及がない限り組み合わせられたり、更に部分へ分けられてもよい。
h)行為又はステップの特定のシーケンスは、特に示されないならば要求されているわけではない。
i)用語「複数の」要素は、2以上のクレームされた要素を含み、特定の範囲の数の要素を意味しているわけではない、すなわち、複数の要素は、最小で2つの要素であり、数え切れないほどの要素を含んでもよい。]
权利要求:

請求項1
照明を供給する光源と、前記光源を、主照明を供給するための中心光源を含む中心グループと、背景照明を供給するための周囲光源を含む周囲グループとに分割するコントローラとを有し、前記中心光源は、第1の関係に従って各々関係する個別の中心強度レベルを持ち、前記周囲光源は、第2の関係に従って各々関係する個別の周囲強度レベルを持ち、前記コントローラは、第1の関係及び第2の関係を変えることなく前記中心グループと前記周囲グループとの間の比率を変更する、照明システム。
請求項2
前記コントローラは、第1の座標を持つ第1のエンドポイントと第2の座標を持つ第2のエンドポイントとの間で前記比率を変更する、請求項1に記載の照明システム。
請求項3
第1の座標は100%中心及び100%周囲であり、第2の座標は0%中心及び0%周囲であり、ここで、100%中心は最大設定で設定された前記中心グループの全ての中心光源の少なくとも一つ、前記最大設定で設定された前記中心グループの一つの中心光源を含み、ここで、100%周囲は最大設定で設定された前記周囲グループの全ての周囲光源の少なくとも一つ、前記最大設定で設定された前記周囲グループの一つの周囲光源を含む、請求項2に記載の照明システム。
請求項4
第1の座標は、シーンF1、S1を含む、メモリに格納されて選択可能なプリセット座標であり、第2の座標は、F1、0%周囲である、請求項2に記載の照明システム。
請求項5
前記コントローラは、係数(R)により前記個別の中心強度レベルを乗算し、前記係数の逆数(1/R)により前記個別の周囲強度レベルを同時に乗算することにより、前記比率を変更する、請求項1に記載の照明システム。
請求項6
前記コントローラは、前記個別の中心強度レベル及び前記個別の周囲強度レベルの少なくとも一つを係数による乗算及び内挿の少なくとも一つにより、前記比率を変更する、請求項1に記載の照明システム。
請求項7
前記コントローラは、前記比率、第1の関係及び第2の関係を変更することなく全体の強度を変更する、請求項1に記載の照明システム。
請求項8
前記コントローラは、前記比率、第1の関係及び第2の関係を変更することなく、前記個別の中心強度レベル及び前記個別の周囲強度レベル両方を係数により乗算することにより、全体の強度を変更する、請求項1に記載の照明システム。
請求項9
前記比率は100%中心及び0%周囲である第1のエンドポイントと、0%中心及び100%周囲である第2のエンドポイントとの間で選択可能であり、第1のエンドポイントで前記中心グループの少なくとも一つの中心光源が最大強度レベルで設定され、前記周囲グループの少なくとも一つの周囲光源が最小強度レベルで設定され、第2のエンドポイントで前記中心グループの少なくとも一つの中心光源が最小強度レベルで設定され、前記周囲グループの少なくとも一つの周囲光源が最大強度レベルで設定される、請求項1に記載の照明システム。
請求項10
前記コントローラは更に、等しい増分又は指数的増分で光源の強度レベルを第1の値から第2の値へ変更する、請求項1に記載の照明システム。
請求項11
照明を供給する光源を制御する方法であって、主照明を供給するための中心光源を含む中心グループと、背景照明を供給するための周囲光源を含む周囲グループとに前記光源を分割する分割行為であって、前記中心光源は、第1の関係に従って各々関係する個別の中心強度レベルを持ち、前記周囲光源は、第2の関係に従って各々関係する個別の周囲強度レベルを持つ前記分割行為と、第1の関係及び第2の関係を変えることなく前記中心グループと前記周囲グループとの間の比率を変更する変更行為とを有する、方法。
請求項12
第1の座標を持つ第1のエンドポイントと第2の座標を持つ第2のエンドポイントとの間で前記比率を変更する行為を更に有する、請求項11に記載の方法。
請求項13
コンピュータプログラムを具現するコンピュータ可読媒体であって、プロセッサにより実行されるとき前記コンピュータプログラムが、主照明を供給するための中心光源を含む中心グループと、背景照明を供給するための周囲光源を含む周囲グループとに光源を分割する分割ステップであって、前記中心光源は、第1の関係に従って各々関係する個別の中心強度レベルを持ち、前記周囲光源は、第2の関係に従って各々関係する個別の周囲強度レベルを持つ前記分割ステップと、第1の関係及び第2の関係を変えることなく前記中心グループと前記周囲グループとの間の比率を変更する変更ステップとを行う、コンピュータ可読媒体。
請求項14
前記プロセッサにより実行されるとき前記コンピュータプログラムが、第1の座標F1、S1を持つ第1のエンドポイントと第2の座標F2、S2を持つ第2のエンドポイントとの間で前記比率を更に変更する、請求項13に記載のコンピュータ可読媒体。
請求項15
前記プロセッサにより実行されるとき前記コンピュータプログラムが、前記比率、第1の関係及び第2の関係を変更することなく全体の強度を変更する、請求項13に記載のコンピュータ可読媒体。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
Karlen et al.2017|Lighting design basics
US9974141B2|2018-05-15|Lighting system with sensor feedback
US9544969B2|2017-01-10|Dimmable LED light fixture having adjustable color temperature
US10477640B2|2019-11-12|LED lighting system
JP6231133B2|2017-11-15|照明装置及び照明システム
US9750116B2|2017-08-29|Automated and pre-configured set up of light scenes
US9014828B2|2015-04-21|Lighting controller
US9668315B2|2017-05-30|Systems and methods for controlling color temperature
JP6097963B2|2017-03-22|照明システム
US9565737B2|2017-02-07|Device for generating light with a variable color
US9534956B2|2017-01-03|Recording illumination
US8981672B2|2015-03-17|Color control of dynamic lighting
US20140043791A1|2014-02-13|User interface and method for control of light system
JP6382806B2|2018-08-29|パーソナライズ照明を提供する方法及び装置
US7520634B2|2009-04-21|Methods and apparatus for controlling a color temperature of lighting conditions
EP1610593B2|2020-02-19|Generation of white light with Light Emitting Diodes having different spectrum
US8593073B2|2013-11-26|Apparatus and methods for interactive illumination
JP4988827B2|2012-08-01|光波識別を使用する照明コピー及びペースト動作
KR970003214B1|1997-03-15|변색 발광용 혼색방법 및 그 방법을 사용하는 변색 조명장치
DE60021911T2|2006-05-18|Systeme und verfahren zur erzeugung und modulierung von beleuchtungsbedingungen
US7959320B2|2011-06-14|Methods and apparatus for generating and modulating white light illumination conditions
US8115779B2|2012-02-14|Color control of white LED lamps
JP6581500B2|2019-09-25|マルチチャネル白色光照明源のための装置、システム、及び方法
US8922134B2|2014-12-30|Device for generating light
TWI442817B|2014-06-21|產生人造氣氛的系統與方法
同族专利:
公开号 | 公开日
EP2225916A1|2010-09-08|
WO2009081329A1|2009-07-02|
EP2225916B1|2017-05-10|
TW200934979A|2009-08-16|
ES2634619T3|2017-09-28|
CN101904222A|2010-12-01|
US8508139B2|2013-08-13|
JP5467479B2|2014-04-09|
US20100277106A1|2010-11-04|
CN101904222B|2014-06-04|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
JPS6010592A|1983-06-30|1985-01-19|Matsushita Electric Works Ltd|Dimming system|
JPS6084794A|1983-08-25|1985-05-14|Rutoron Electonics Co Inc|Illumination controller|
JPH09232082A|1996-02-23|1997-09-05|Matsushita Electric Works Ltd|照明装置|
JP2000510278A|1996-05-13|2000-08-08|ツムトーベルシュタッフゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング|部屋の明るさを制御するシステムおよび制御装置|
JPH11331219A|1998-05-20|1999-11-30|Matsushita Electric Works Ltd|遠隔監視制御システム|
JP2001126880A|1999-10-26|2001-05-11|Matsushita Electric Works Ltd|調光信号変調器|
JP2006185736A|2004-12-27|2006-07-13|Toshiba Lighting & Technology Corp|照明制御装置|
JP2006236892A|2005-02-28|2006-09-07|Matsushita Electric Works Ltd|調光器及び調光システム|JP2011171006A|2010-02-16|2011-09-01|Panasonic Electric Works Co Ltd|照明装置|
KR20130103355A|2012-03-09|2013-09-23|도시바 라이텍쿠 가부시키가이샤|조명 제어 시스템|
JP2016529662A|2013-09-10|2016-09-23|フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ|サードパーティコンテンツに基づく外部制御照明システム|
KR20190084814A|2018-01-09|2019-07-17| 가나테크엠|무선조광기를 이용한 조명 제어 시스템 및 방법|US4095139B1|1977-05-18|1997-07-08|Vari Lite Inc|Light control system|
US4727296A|1983-08-25|1988-02-23|Lutron Electronics Co., Inc.|Lighting scene control panel and control circuit|
US4924151A|1988-09-30|1990-05-08|Lutron Electronics Co., Inc.|Multi-zone, multi-scene lighting control system|
US5430356A|1993-10-05|1995-07-04|Lutron Electronics Co., Inc.|Programmable lighting control system with normalized dimming for different light sources|
US5530322A|1994-04-11|1996-06-25|Lutron Electronics Co., Inc.|Multi-zone lighting control system|
DE10304875A1|2003-02-06|2004-08-19|Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH|Schaltungsanordnung und Verfahren für eine Beleuchtungseinrichtung mit einstellbarer Farbe und Helligkeit|
GB2416251B|2004-07-15|2008-01-09|Mood Concepts Ltd|Lighting system and controller|
CA2579196C|2004-09-10|2010-06-22|Color Kinetics Incorporated|Lighting zone control methods and apparatus|JP5563481B2|2008-01-16|2014-07-30|コーニンクレッカフィリップスエヌヴェ|光バランスによりシーンの設定を制御するためのユーザーインターフェース|
CN102273322A|2009-01-06|2011-12-07|皇家飞利浦电子股份有限公司|用于控制一个或多个可控设备源的控制系统和用于实现这种控制的方法|
WO2011053089A2|2009-11-02|2011-05-05|삼성엘이디 주식회사|조명 제어 장치|
CN102972098B|2010-07-06|2016-01-20|皇家飞利浦电子股份有限公司|用于照明的方法和装置|
WO2012004696A2|2010-07-06|2012-01-12|Koninklijke Philips Electronics N.V.|Method and apparatus for illuminating|
PT2692211T|2011-03-30|2019-11-22|Signify Holding Bv|Controlo de obscurecimento da distribuição angular da luz|
WO2012168871A1|2011-06-10|2012-12-13|Koninklijke Philips Electronics N.V.|Method of controlling a scene creation system|
US9035572B1|2012-02-07|2015-05-19|Dolan Designs Incorporated|Combined lighting device with an integrated dimming control system|
US9907149B1|2012-02-07|2018-02-27|Dolan Designs Incorporated|Combined lighting device with an integrated dimming control system|
US10813199B2|2012-02-07|2020-10-20|Dolan Designs Incorporated|Combined lighting device with an integrated dimming control system|
US8742695B2|2012-05-14|2014-06-03|Usai, Llc|Lighting control system and method|
EP2859780B1|2012-06-11|2020-01-22|Signify Holding B.V.|Methods and apparatus for storing, suggesting, and/or utilizing lighting settings|
JP2015534701A|2012-08-28|2015-12-03|デロス リビング エルエルシーDelos Living Llc|Systems, methods, and articles for promoting wellness associated with living environments|
JP2014102978A|2012-11-20|2014-06-05|Toshiba Corp|照明装置|
EP3092870B8|2014-01-08|2019-04-10|Signify Holding B.V.|Methods and apparatus for lighting control based on detected lighting change|
WO2015130786A1|2014-02-28|2015-09-03|Delos Living Llc|Systems, methods and articles for enhancing wellness associated with habitable environments|
CN105025611B|2014-04-16|2018-03-20|东林科技股份有限公司|无线灯具的控制界面显示方法|
US10477653B2|2015-10-22|2019-11-12|Signify Holding B.V.|Notification lighting control|
EP3494763A1|2016-08-02|2019-06-12|Signify Holding B.V.|Sensor light setting blending|
US20190209806A1|2016-08-24|2019-07-11|Delos Living Llc|Systems, Methods And Articles For Enhancing Wellness Associated With Habitable Environments|
CN106502110B|2016-09-21|2020-06-16|北京启冠智能科技股份有限公司|一种智能客控系统的控制方法|
WO2018185123A1|2017-04-06|2018-10-11|Philips Lighting Holding B.V.|Controller and method for a lighting system|
TWI674864B|2018-08-31|2019-10-21|朱志康|低光源商品展示空間組成結構|
法律状态:
2011-12-16| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111215 |
2011-12-16| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111215 |
2013-02-25| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130225 |
2013-03-08| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130307 |
2013-12-19| TRDD| Decision of grant or rejection written|
2013-12-25| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131224 |
2014-01-18| RD02| Notification of acceptance of power of attorney|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20140117 |
2014-01-23| A61| First payment of annual fees (during grant procedure)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140117 |
2014-02-07| R150| Certificate of patent or registration of utility model|Ref document number: 5467479 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
2016-10-14| S111| Request for change of ownership or part of ownership|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
2016-10-24| R350| Written notification of registration of transfer|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
2017-02-07| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
2018-02-06| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
2019-02-05| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
2019-10-23| S533| Written request for registration of change of name|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
2019-10-23| S531| Written request for registration of change of domicile|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
2019-10-31| R350| Written notification of registration of transfer|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
2020-01-30| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
2021-02-01| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
2022-02-02| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
[返回顶部]