专利摘要:
複数の構成要素について解析的技術解析を行なう方法は、a)第1の構成要素の特性を計算するようになった複数の計算ソルバーから成る第1の統合計算プロセスを行なうステップと、b)第2の構成要素の特性を計算するようになった複数の計算ソルバーから成る第2の統合計算プロセスを行なうステップと、c)第1及び第2の計算プロセスの対応する計算ソルバー間でその結果を相互に通信するステップと、d)第1及び第2の計算プロセスを繰り返すステップとを含む。
公开号:JP2011508346A
申请号:JP2010540727
申请日:2008-12-05
公开日:2011-03-10
发明作者:アンサリ,アミド;ダドレー,ジェームス・カールトン;ドワイク,ゼイネディン・エス;ピットマン,ロバート・エヌ
申请人:ゼネラル・エレクトリック・カンパニイGeneral Electric Company;
IPC主号:G06F17-50
专利说明:

[0001] 本明細書に記載した技術は、統合技術解析を行なうためのプロセスに関する。]
背景技術

[0002] 最終製品又は設計が多量の相互関連した機械部品及び/又は機能を有するような高度に複雑な技術状況では、技術設計プロセスは、複数の独立したモデリング問題から成り、その場合に、モデリング問題の各々の解は、最終の解と最終の1つ前の解との差異が最小になる及び/又は所定の許容差の範囲内になるまで最初のシミュレーション及び/又は問題の解を次のシミュレーション及び/又は問題に入力するというやり方で一連のシミュレーションを実行するか或いは一連の問題を解くことによって決定される。]
[0003] しかしながら、また複数の独立したモデリングシナリオが存在しかつそれらのシナリオの入力及び/又は出力の各々がその他のシナリオの1つ又はそれ以上の結果に関係している或いは大きな影響を有するような設計問題では、解決プロセスは、極めて冗長かつ面倒である。]
[0004] 例えば、最初のシミュレーションのための理想的入力が、第2のシミュレーションには受容不能な結果を生じることがある。従って、またモデリングシナリオの各々が「独立」プロセスとして実行されるような状況では、シミュレーションは、該シミュレーションの各々が設計の所定の許容差の範囲内にある出力を生じるまで、繰り返し実行されなくてはならない。]
[0005] 例えば、航空機エンジンの設計では、またそのような設計において遭遇する1つだけの問題を例示する目的では、航空機エンジン内の回転ターボ機械の信頼性、重量、性能及び最終的には寿命は、本質的にその機械の構成要素内における作動温度分布によって決まる。それらの作動温度の決定は、非常に複雑である。それらの温度を決定するために、個別サブプロセス自体の結果である多くの独立したパラメータの値の計算を決定しなくてはならない。]
先行技術

[0006] 欧州特許第1136898号公報]
発明が解決しようとする課題

[0007] 所定の構成要素についての解析サブプロセスを統合した技術解析システム及びプロセスが開発されているが、複数の隣り合うかつ/又は相互作用する構成要素間の相互依存性を考慮した技術解析システム及びプロセスの必要性が依然として存在している。]
課題を解決するための手段

[0008] 1つの態様では、複数の構成要素について解析的技術解析を行なう方法について記述する。本方法は、a)第1の構成要素の特性を計算するようになった複数の計算ソルバーから成る第1の統合計算プロセスを行なうステップと、b)第2の構成要素の特性を計算するようになった複数の計算ソルバーから成る第2の統合計算プロセスを行なうステップと、c)第1及び第2の計算プロセスの対応する計算ソルバー間でその結果を相互に通信するステップと、d)第1及び第2の計算プロセスを繰り返すステップとを含む。]
[0009] 以下の図面は、本明細書に説明する技術の幾つかの実施形態を示している。]
図面の簡単な説明

[0010] 本発明の例示的な実施形態における統合技術解析プロセスのブロック図。
図1の統合技術解析プロセスの意図した使用法のブロック図。
本発明の例示的な実施形態による統合技術解析システム及びプロセスのブロック図。] 図1
実施例

[0011] 次に図1を参照すると、解フィードバックを備えた統合技術解析プロセス10を示している。初期推測又は推定部12は、第1の初期値14及び第2の初期値16を提供する。初期推定部12は、第1の条件18に応じて値14及び16を決定し、この第1の条件18は、初期推定部12に入力されるか又は初期値14及び16を決定する初期推定部12の構成部分であるかのいずれかである。] 図1
[0012] 第1のサブプロセス20は、第1の初期値14を受けかつ出力22を提供する。出力22は、第1の初期値14の値によって決まる。第1のサブプロセス20は、第1の初期値14の形態で入力を受けかつそれに従って出力22を計算するコンピュータアルゴリズムとするか又はそのようなコンピュータアルゴリズムを含むことができる。]
[0013] 第2のサブプロセス24は、出力22を受けかつ出力26を提供する。出力26は、出力22の値によって決まる。第2のサブプロセス24は、出力22の形態で入力を受けかつそれに従って出力26を計算するコンピュータアルゴリズムとするか又はそのようなコンピュータアルゴリズムを含むことができる。]
[0014] 第3のサブプロセス28は、出力26及び第2の初期値16を受けかつ出力30及び32を提供する。出力30及び32は、出力26及び第2の初期値16によって決まる。第3のサブプロセス28もまた、出力26及び初期値16の形態で入力を受けかつ該出力26及び初期値16の値に応じて出力30及び32を提供するコンピュータアルゴリズムとするか又はそのようなコンピュータアルゴリズムを含むことができる。]
[0015] 第4のサブプロセス34は、第2の初期値16並びに出力30及び32を受ける。第4のサブプロセス34は、出力36及び38を生成する。出力36及び38は、第2の初期値16並びに出力30及び32によって決まる。加えて、第4のサブプロセス34もまた、初期値16並びに出力30及び32の形態で入力を受けるコンピュータアルゴリズムとするか又はそのようなコンピュータアルゴリズムを含むことができる。これらの入力に応じて、第4のサブプロセス34は、出力36及び38を計算しかつ提供する。]
[0016] 第5のサブプロセス40は、第2の初期値16並びに出力30、32、36及び38を受ける。第5のサブプロセス40は、最終出力42を生成する。最終出力42は、第2の初期値16並びに出力30、32、36及び38によって決まる。同様に、第5のサブプロセス40は、初期値16並びに出力30、32、36及び38に応じて最終出力42を計算するコンピュータアルゴリズムとするか又はそのようなコンピュータアルゴリズムを含むことができる。]
[0017] 最終出力42は次に、最終サブプロセス44に入力される。最終サブプロセス44は、出力46及び48を生成する。出力46及び48は、最終出力42の値によって決まる。最終サブプロセス44もまた、最終出力42の値に応じて出力46及び48を計算するコンピュータアルゴリズムとするか又はそのようなコンピュータアルゴリズムを含むことができる。出力46及び48は、それぞれ初期値14及び16に対応する。例えば、初期値14は、初期推定によって決定され、また出力46は、初期値14に相当する値であるが、出力46は、初期値14及び16によって開始した一連の計算及び統合ステップによって決定される。加えて、また例えば、初期値14及び出力46は、特定の位置及び/又は材料の温度読取り値とすることができる。しかしながら、出力46の値は、該出力46が部分的には初期値14に基づいた一連の統合技術計算によって決まるという事実により、該初期値14とは大きく異なるものとなる可能性がある。]
[0018] 出力46及び48は、決定ノード50に入力され、決定ノード50は、出力46及び48がそれらそれぞれの初期入力値14及び16に十分に近いかどうかつまりそれらに収束しているかどうかを判定する。値14及び16と出力46及び48との間の受容可能である許容差範囲を表す範囲により、出力46及び48に対する初期入力値14及び16の収束を定義することができる。]
[0019] そうでない場合には、出力46及び48が初期値14及び16と置き換わりかつ技術解析プロセス10が再び実行されるが、そこでは出力46及び48が初期値14及び16の代わりに使用される。技術解析プロセス10は、決定ノード50において出力46及び48が所望の値であると判定されるまで繰り返される。この時点で、決定ノード50は、技術解析プロセス10に停止するように命令する。]
[0020] プロセスは、初期仮定条件18で開始したので、第1の出力46及び48が所定の許容差の範囲内にないことになるのはほぼ確実である。]
[0021] 代わりに、また実行する技術解析のタイプによる必要に応じて、サブプロセス及びそれらの対応する入力及び出力の数は、変化させることができる。]
[0022] 指令コード又はモジュール52は、サブプロセスの各々と通信しかつ入力を受けたかどうかを判定し、それに応じてサブプロセスに実行するように命令しかつ指定した出力を提供させる。]
[0023] 従って、指令コード52は、サブプロセスのどれが動作するかを、またそれらのサブプロセスが動作することになる順序を決定する。加えて、また代わりに、指令コード52には、各サブプロセスに対する限界を設定する境界条件を設けることができる。従って、また結果が所定の範囲外にある場合には、指令コード52は、解析を停止させ、かつ計算のやり直し又は新規な値を適正サブプロセス内に入力することを要求することになる。]
[0024] 統合技術解析プロセス10は、入力を変化させて最終出力に対する影響を判定しながら、技術者が数多くのシミュレーションを実行することを可能にする。サブプロセスの各々が「独立」処理手順であったような状況においてそのような仕事を試みることは、より多くの計算及び比較を必要とし、それは、本出願の解析プロセスと比較して、極めて冗長かつ面倒であると同時に大量の付加的時間を要することになる。]
[0025] このプロセスの1つの意図した使用法は、航空機エンジン設計のための解フィードバックを備えた統合技術解析プロセスである。その実施形態は、図2に示している。この場合、初期推定又は仮定部12は、初期仮定条件18に応じて航空機エンジンの構成要素部品についての空気及び金属温度14、16を計算する。] 図2
[0026] 金属温度14は、サブプロセス20に入力され、サブプロセス20は、金属温度14に応じて航空機エンジンの金属構成要素の機械的撓みを計算する。金属温度に加えて、また以下により詳細に説明するように、エンジン速度、空洞圧力及びその他の力が、金属構成要素の機械的撓みに影響を与える(サブルーチン24、28、34及び40)。これらのサブルーチン及びそれらの出力を使用して、金属構成要素の機械的撓みが計算される。これらの境界条件は、機械的撓みを計算する機械的モデル21(図2に破線で示す)に適用することができる。境界条件は、統合技術解析プロセス10によって当に必要とする時に機械的モデル21に直接適用することができる。] 図2
[0027] 機械的モデル21は、統合技術解析プロセス10モデルと同じメッシュを使用することができる。異なるメッシュを使用する場合には、統合技術解析プロセス10のために付加温度マッピングサブプロセスが必要となる。機械的モデル21と解析プロセス10モデルとの間には、幾つかの潜在的差異が存在する。機械的モデルは、例えば機械的撓みの計算が間隙計算(サブプロセス24)において使用する金属構成要素についてのみ望ましい場合には、解析プロセス10モデルのサブセットとすることができる。機械的モデルは、応力−撓み計算に特有でありかつ解析プロセス10モデルにおいては存在しない有限要素モデリング要素を含むことができる。機械的モデルは、解析プロセス10モデルにおいて必要とされない特徴形状部、例えばブレード、ボルト及びナットの表示を必要とする可能性がある。機械的モデルは、異なるロータ速度を有する構成要素を備えたロータ及びステータ部品を含むことができる。解決プロセス10が二次元モデルを使用する場合には、ボルト孔剛度低下を考慮しかつ非軸対称特徴形状部についてのフープ−荷重強度を低下させるために、特殊なモデリング技術を使用することができる。特殊なモデリング技術はまた、機械的モデル内における翼形部を表示するためにも使用される。]
[0028] この場合、第1のサブプロセス20の出力22は、機械的撓み値である。注目点として、また説明の目的で、機械的撓み値22は、温度値14並びにエンジン速度及び空洞圧力のようなその他の値によって決まることに留意されたい。]
[0029] 次に出力22は、サブプロセス24に入力され、サブプロセス24は、この実施形態では機械部品間に生じる間隙を計算する(出力26)。ここでも同様に、また説明の目的で、間隙値は、機械部品の撓み値(出力22)によって決まり、この機械部品の撓み値は、金属温度(初期値14)によって決まるということに留意されたい。]
[0030] 次に出力26及び初期値16は、サブプロセス28に入力され、サブプロセス28は、この実施形態では流量及び圧力値(出力30及び32)を計算する。ここでも同様に、流量及び圧力値は、間隙及び空気温度値によって決まることに留意されたい。]
[0031] この場合、出力26は、3つのサブプロセス12、20及び24の結果であり、他方初期値16は、1つのサブプロセス12の結果であるということに留意することが特に重要である。]
[0032] 本出願で意図しているように、統合技術解析プロセス10は、異なる複雑さの起源を有する入力によって決まる出力30及び32を提供することができる。]
[0033] 本出願で意図しているように、統合技術解析プロセス10及び特にサブプロセス28は、2つの出力30及び32を提供し、2つの出力30及び32は、その1つが3つの独立した計算の結果である出力26及び16の入力によって決まる。]
[0034] 従って、統合技術解析プロセス10は、相互依存した特性を有するシミュレーション及び/又は方程式の複数結果を最終解において考慮している問題解決法を提供する。]
[0035] 次に図2に戻って参照すると、初期値16並びに出力30及び32は次に、サブプロセス34に入力され、サブプロセス34は、この実施形態では空洞及びシールの風損並びにスワール値(出力36及び38)を計算する。] 図2
[0036] 最後に、初期値16並びに出力30、32、36及び38は、サブプロセス40に入力され、サブプロセス40は、境界条件値(出力42)を計算することになる。これらの境界条件は次に、出力46(T金属)及び48(T空気)を計算するために、サブプロセス44に入力される。出力46及び48は、それぞれ初期値14及び16に相当していることに留意されたい。]
[0037] 決定ノード50は、出力46及び48が所定の許容差の範囲内にあるかどうかを判定する。所定の許容差の範囲内にある場合には、プロセスは、停止されるが、他方、出力46及び48が許容差の範囲内にない場合には、出力46及び48が、初期値14及び16の代わりに継続する解決プロセス10に入力され、初期値で行なわれるよりも一層厳密な推測が出力46及び48を用いて行なわれる。従って、統合技術解析10のサブプロセスは、従前の出力46及び48によって、新しい組の出力46及び48を計算することになる。]
[0038] この実施形態では、多くの独立したパラメータの出力値の計算は、様々なパラメータ又はサブプロセス間でフィードバックを行なう統合方式によって決定されて、相互依存性の全てが値の各々の計算内に表わされるようになることに留意されたい。]
[0039] 例えば、また特に航空機エンジンの設計問題を表している図2を参照すると、温度及び従ってまたこれらの温度によって決まる読取り値は、エンジンが非作動温度から作動温度に移ると大いに変化することになる。] 図2
[0040] 1つの実施形態における統合技術解析プロセス10は、ターボ機械の構成要素の温度を計算するためのプロセスを行なう。このプロセスは、金属温度の計算をそれらの物理的プロセスの相互依存態様を含む冷却流量及び温度の計算と組合せる。例えば、金属温度の計算は、冷却流量、温度及び圧力の計算と組合され、また機械的撓みの計算並びにこれらのプロセスの相互依存態様とも組合される。これらのプロセスはまた、流量制限部における回転特徴形状部及び固定特徴形状部の両方の機械的撓みの計算を含むことができる。加えて、制御可能なエンジン装置の論理シミュレーション制御システム調整もまた、この計算に組入れることができる。]
[0041] 図3に示すように、上記したような複数の(つまり、2つ又はそれ以上の)統合プロセスは、完全に統合したシステム及びプロセスにより、設計しようとする複数の構成要素上で同時に実行される。例えば、図3の実施形態では、3つの構成要素がコンピュータ解析され、各構成要素の解析は、構成要素内でもまた隣接する構成要素間でも完全に統合された複数の個別ソルバー(solver)により行なわれる。各ソルバーの計算結果は、完全に結合した収束を得るために、例えばメッセージパッシングインタフェース(MPI)プロトコルを使用して、全てのモデルの全ての隣り合うソルバー間で相互に通信される。従って、いずれの1つのモデルも独立しては収束せず、従って相互依存性の全てが整合しかつ正確な方法で考慮されることを保証することになる。この方法は、計算効率及び精度の向上をもたらし、かつ複数隣接構成要素の挙動及び性能のシミュレーションを実行するのを可能にする。例えば航空機用ガスタービンエンジンのモジュールについての計算を行なうために使用する場合には、エンジンの性能の解析を行なうことができる。] 図3
[0042] 従って、熱解析、流れ解析、空洞(風損及びスワール)解析、ラビリンスシール解析、機械的撓み解析及び間隙解析のための統合自動リアルタイムプロセスが行なわれる。さらに、本出願の統合プロセスにおける様々な要素間では通信が行なわれる。加えて、またそれに代わるものとして、統合解析プロセス10の階層は、様々な設計特徴形状部及び/又はシナリオに適応するように変更することができる。]
[0043] さらに、これらの温度は、エンジンが異なる高度及び天候条件に曝される時に変化することになる。従って、本出願の解析プロセスは、本出願の解析プロセスがそのような相互依存性を考慮する時に、設計者がそのような変動を予測するのを可能にし、それにより、設計がそのような変動を考慮するのを可能にする。]
[0044] また、サブプロセスの数は増加又は減させることができることも意図している。加えて、サブプロセスの各々への又はサブプロセスの各々からの出力経路及び従ってまた入力経路もまた、変化させることができる。さらに、出力及び入力経路の数もまた、変化させることができる。]
[0045] 言うまでもなく、サブプロセス及びそれらの相互接続線の数は、実行する技術解析プロセスのタイプによって決まる。例えば、本出願は、航空機の技術解析プロセスの1つの態様を説明いているが、本出願のプロセスは、それに限定されることは意図しておらず、あらゆる設計プロセスで利用することができる。]
[0046] 本出願の統合技術解析は、相互依存値の正確な計数及び表示を行なう。この統合技術解析により、高品質の予測値が得られる。例えば、定常状態と過渡状態の温度レベル及び分布は、大きく変動し、かつその他の値に左右される。本出願のプロセスは、その正確な予測値を提供し、この正確な予測値は、伝統的な「独立」計算に頼る必要なしに、複数相互依存出力を決定することを可能にする。]
[0047] このプロセスは、この解析法は、より短時間かつより低コストでより多くのケース、シナリオ又は問題を解析するのを可能にするより能率的解析法を提供する。]
[0048] それ自体が変化する単一の値を計算する時に様々なサブプロセスの結果を考慮するので、誤差又は計算違いが生じる可能性もまた減少する。]
[0049] 本明細書は最良の形態を含む実施例を使用して、本発明を開示し、また当業者が本発明を製作しかつ使用することを可能にする。本発明の特許性がある技術的範囲は、特許請求の範囲によって定まり、また当業者が想到するその他の実施例を含むことができる。そのようなその他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文言と相違しない構造的要素を有するか又はそれらが特許請求の範囲の文言と本質的でない相違を有する均等な構造的要素を含む場合には、特許請求の範囲の技術的範囲内に属することになることを意図している。]
[0050] 10統合技術解析プロセス
12初期推定部
14 第1の初期値
16 第2の初期値
18 第1の条件、初期仮定条件
20 第1のサブプロセス
21機械的モデル
22 出力、機械的撓み値
24 第2のサブプロセス
26 出力、間隙値
28 第3のサブプロセス
30 出力、流量値
32 出力、圧力値
34 第4のサブプロセス
36 出力、風損値
38 出力、スワール値
40 第5のサブプロセス
42最終出力、境界条件値
44最終サブプロセス
46 出力、金属温度値
48 出力、空気温度値
50決定ノード
52 指令コード]
权利要求:

請求項1
複数の構成要素について解析的技術解析を行なう方法であって、a)第1の構成要素の特性を計算するようになった複数の計算ソルバーから成る第1の統合計算プロセスを行なうステップと、b)第2の構成要素の特性を計算するようになった複数の計算ソルバーから成る第2の統合計算プロセスを行なうステップと、c)前記第1及び第2の計算プロセスの対応する計算ソルバー間でその結果を相互に通信するステップと、d)前記第1及び第2の計算プロセスを繰り返すステップと、を含む、方法。
請求項2
前記第1及び第2の計算プロセスが、同時に行なわれる、請求項1記載の方法。
請求項3
前記特性が、所定の許容差範囲に収束しているかどうかを判定するステップをさらに含む、請求項1又は2記載の方法。
請求項4
前記通信するステップが、メッセージパッシングインタフェース(MPI)を介して行なわれる、請求項1乃至3のいずれか1項記載の方法。
請求項5
該方法が、航空機エンジン技術設計に関連して行なわれる、請求項1乃至4のいずれか1項記載の方法。
請求項6
前記計算プロセスが、航空機エンジンの構成要素部品の撓み値を計算する、請求項1乃至4のいずれか1項記載の方法。
請求項7
前記計算プロセスが、航空機エンジンの可動及び固定構成要素部品の撓み値を計算する、請求項1乃至4のいずれか1項記載の方法。
請求項8
前記計算プロセスが、航空機エンジンの空気圧力及び流量も計算する、請求項7記載の方法。
請求項9
前記計算プロセスが、温度感受性である機械部品を有する設計と関連して使用するように構成される、請求項1乃至8のいずれか1項記載の方法。
請求項10
該方法が、最終出力が所定の範囲内にあるかどうかを判定するように構成された指令コードを使用するステップを含む、請求項1乃至9のいずれか1項記載の方法。
請求項11
複数の構成要素について解析的技術解析を行なう方法であって、a)その各々が航空機エンジン構成要素の特性を計算するようになった複数の計算ソルバーから成る複数の統合計算プロセスを行なうステップと、b)メッセージパッシングインタフェース(MPI)を使用して前記複数の計算プロセスの対応する計算ソルバー間でその結果を相互に通信するステップと、c)前記計算プロセスを繰り返すステップと、d)最終出力が所定の範囲内にあるかどうかを判定するように構成された指令コードを使用するステップと、を含む、方法。
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WO2009085559A1|2009-07-09|
CA2709985A1|2009-07-09|
GB2468443A|2010-09-08|
GB201010216D0|2010-08-04|
DE112008003511T5|2010-10-21|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-02-07| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120207 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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