![]() 航空機の少なくとも1つの調節フラップを作動するためのシステムおよびそのシステムを検査する方法
专利摘要:
本発明は、それぞれが1つのサーボ駆動デバイス(30)を有する少なくとも2つのフラップ連結デバイス(11,12,13,14)によって作動される、航空機のそれぞれの翼の少なくとも1つの調節フラップを作動するための方法に関し、サーボ駆動デバイス(30)には、調節フラップごとに少なくとも1つのブレーキ・デバイスが配設されている。ブレーキ・デバイスを作動することによって、各サーボ駆動デバイス(30)の調整された状態を定位置にロックすることができる。この方法は、調節フラップのそれぞれのブレーキ・デバイスを個々に作動する工程と、次いで駆動モータを使用してサーボ駆動デバイスを作動する工程と、調節フラップの調整された状態が一定の量だけ変化すると、該調節フラップの作動が終了する工程とからなる。本発明はまた、この方法を実行するためのシステムに関する。 公开号:JP2011507760A 申请号:JP2010540077 申请日:2008-12-30 公开日:2011-03-10 发明作者:ハイントイエス、マルク 申请人:エアバス オペラツィオンス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング; IPC主号:B64C13-00
专利说明:
[0001] 本発明は、航空機のそれぞれの翼の少なくとも1つの調節フラップを作動するためのシステムおよびそのフラップ作動システムを監視する方法に関する。本発明は、特に、航空機の翼の少なくとも1つの高揚力フラップを作動するための高揚力システムおよびその高揚力フラップ作動システムを監視する方法に関する。] 背景技術 [0002] 一般的な技術水準では、個々の高揚力面(前縁スラットまたは後縁フラップともいう)は、中央モータを含むシステムを使用して調整されることが知られている。この装置では、中央モータは翼に沿って延びるドライブシャフトを駆動し、ドライブシャフトは、駆動トルクを個々のフラップ・アクチュエータおよび前縁スラットまたは後縁フラップへと伝達する。] [0003] この装置では、高揚力システムは、システムで生じる所定の誤差を、これによって航空機の安全性を損なうことなく補償することができるように、設計することができる。この目的のために、特に、高揚力面を規定の位置に保持するために、誤差検出のためのブレーキおよびセンサーの設置、および/または第2の構成要素が提供される。2つのアクチュエータが調節フラップに連結されている場合、およびそれぞれのアクチュエータが個々の荷重経路を含む場合、2つのアクチュエータの一方の構造的な故障を補償するために、それぞれ他方のアクチュエータが、その時点で高揚力面をその位置にロックすることができる。同じ翼のいくつかの調節フラップが、それぞれが個々の荷重経路を含む2つのアクチュエータによってそれぞれ調整される場合、2つの高揚力フラップを連結する第2のフラップ連結ストラットを設けることができ、調節フラップのアクチュエータが故障した場合に調節フラップがこのフラップ連結ストラットを介して他方の調節フラップによって保持されることから、問題のある調節フラップの荷重が、隣接する調節フラップに伝達される。] [0004] この高揚力システムでは、第2のフラップ連結ストラットは、アクチュエータが故障した場合、すなわちアクチュエータに不具合がある場合、第2の荷重経路を形成する。正常運転では、システムは、ブレーキを使用して、中央駆動装置内で定位置に維持される。例えば、トランスミッションシャフトに破断が生じた場合、システムは、右側翼および左側翼の外側に配置された翼端ブレーキによって停止される。] [0005] 本発明の目的は、航空機の少なくとも1つの調節フラップを作動するためのシステムおよびフラップ作動システムを監視する方法を提供することであり、そのようなシステムを使用して、フラップ作動システムの安全性を効率的に改善することができる。] [0006] この目的は、独立請求項の特徴によって達成される。さらに例示的な実施形態が、独立請求項に関連する従属請求項に記載されている。] 発明が解決しようとする課題 [0007] しかしながら、本発明は一般に、航空機の調節フラップおよび、調節フラップへの動力伝達が、油圧式または電気的に、好ましくは中央モータを介して行われるシステムに適用される。個々の異常によってアクチュエータの故障が生じることのない、設計が必要とされている。] 課題を解決するための手段 [0008] 一般に、本発明によるシステムおよび本発明による方法では、システム駆動デバイスによって制御および作動することができる調節フラップを提供することができ、システム駆動デバイスが互いに独立している。この場合、それぞれの翼に2つの調節フラップを含むシステムでは、システム駆動デバイスによって制御および作動することができる前記調節フラップを提供することができ、システム駆動デバイスが互いに独立しており、特に内側ランディング・フラップは外側ランディング・フラップと関係なく動かすことができ、外側調節フラップは内側調節フラップから独立して動かすことができる。] [0009] この装置では、フラップの作動は、例えば、電気的に制御されるサーボ・アクチュエータおよび、それに連結された、油圧式システムを介して駆動される作動シリンダーを使用して、行うことができる。] [0010] 本発明によれば、特に、駆動モータの出力をフラップ・アクチュエータ・デバイスに伝達するための、ドライブシャフトの形態の機械的駆動伝達デバイスを提供し、駆動伝達デバイスと調節フラップとの間に連結機構(以下「フラップ連結デバイス」という)を提供することも可能である。この装置では、システムは、本発明によるフラップ作動システムを使用して制御することができる少なくとも1つの調節フラップを含むように、および、翼に沿って中央モータから延びるドライブシャフトと、調節フラップとの間の連結機構(以下「フラップ連結デバイス」という)の異常を、独立して、すなわちいかなる他の調節フラップからも機械的に解除されるように補償することができるように、設計することができる。] [0011] 本発明によるシステムおよび本発明による方法の調節フラップは、特に、高揚力フラップとすることができる。 本発明は、特に、例えば翼の様々なフラップに対する異なる迎え角の設定が可能であることなどのシステム要件により、第2のフラップ連結ストラットが設けられていない場合の解決策を提供する。] [0012] 航空機のそれぞれの翼の少なくとも1つの調節フラップを作動するための本発明による方法の中心的な態様は、機能性の評価ならびに/あるいは少なくとも1つの調節フラップを作動するためのシステムの構成変更および/または誤差補償に関する。少なくとも2つのフラップ連結デバイスの調節フラップは、フラップ・アクチュエータ・デバイスを使用して作動され、それぞれの調節フラップの少なくとも1つのフラップ・アクチュエータ・デバイスにブレーキ機構が配置されており、その作動を使用して、各アクチュエータ・デバイスの調整状態をロックすることができる。機能性を評価し、および/または調節フラップを構成変更するために、特に、 ・調節フラップのそれぞれのブレーキ機構を個々に作動する工程と、 ・次いで駆動モータを使用してアクチュエータ・デバイスを作動する工程と、 ・次いで、調節フラップの調整状態が所定の範囲だけ変化した場合、調節フラップに連結されたフラップ連結デバイスに「障害」状態を割り当て、および/または、関連する調節フラップの作動を終了する工程とが提供される。] [0013] 「障害」状態を割り当てた結果、フラップ連結デバイスおよび前記調節フラップに関連するフラップ・アクチュエータ・デバイスを含む、調節フラップの機能性の評価が行われる。関連する調節フラップの作動を終了した結果、調節フラップの構成変更も行われる。] [0014] 特に、本発明によるシステムのために、航空機のそれぞれの翼の少なくとも1つの調節フラップを作動するための方法が提供される。この方法では、 ・調節フラップのフラップ連結デバイスが障害状態ではない場合、それぞれのブレーキ機構を作動する工程と、 ・駆動モータのターゲットコマンドを、駆動状態センサーを使用して測定された調整状態と比較する工程と、 ・差異を超えている場合、関連する調節フラップの作動を終了する工程とをさらに提供することができる。] [0015] さらに、本発明による方法では、 ・ブレーキ機構で命令された所望のブレーキ運転状態と測定されたブレーキ運転状態との差異を特定するために比較を行うさらなる工程と、 ・ブレーキ機構に所定の差異が生じている場合、調節フラップのフラップ連結デバイスに「障害」状態を割り当て、および/または関連する調節フラップの作動を終了するさらなる工程とを提供することができる。] [0016] さらに、本発明によれば、航空機のそれぞれの翼の少なくとも1つの調節フラップを作動するためのシステムが提供され、このシステムは、 ・少なくとも2つのフラップ連結デバイスであって、それぞれがアクチュエータ・デバイスを含み、それぞれが、翼長方向から見て互いに離間している2つの領域のうち1つで調節フラップにそれぞれ連結されている、少なくとも2つのフラップ連結デバイスと、 ・それぞれの調節フラップに対する少なくとも1つのフラップ・アクチュエータ・デバイスのブレーキ機構であって、そのブレーキ機構の作動を使用して各アクチュエータ・デバイスの調整状態をロックすることができるブレーキ機構と、 ・駆動モータと、駆動モータの出力をアクチュエータ・デバイスに伝達するために駆動モータをアクチュエータ・デバイスに連結する駆動伝達デバイスと、駆動モータの調整状態を特定するための駆動状態センサーとを備えたシステム駆動デバイスと、 ・調節フラップの少なくとも1つのブレーキ機構の干渉状態を特定するために、そのブレーキ機構に配置されたブレーキ干渉センサーと、 ・コマンド信号をシステム駆動デバイスに伝達するため、および所望のブレーキ干渉状態をブレーキ機構に命令するための制御機能と、アクチュエータ・デバイスのセンサー・デバイスの信号を受け取るためのデバイスと、構成変更機能とを備えた制御デバイスとからなる。] [0017] 構成変更機能は、特に、その機能を使用して調節フラップのそれぞれのブレーキ機構を作動することができ、または調節フラップに関連するすべてのブレーキ機構を個々に作動することができ、次いで、駆動モータを使用してフラップ・アクチュエータ・デバイスが作動され、駆動状態センサーを使用して所定の範囲の調整状態の変化が検出された場合、調節フラップに連結されたフラップ連結デバイス、またはブレーキ機構に「障害」状態が割り当てられる機能を含む。] [0018] このシステムでは、既に「障害」状態と認められたブレーキ機構を含む調節フラップが、それ以上制御または作動されないように、制御デバイスを設定することができる。 駆動伝達デバイスは、それぞれのフラップ・アクチュエータ・デバイスを制御するための制御機能を含むことができ、駆動出力を伝達するための駆動モータの電気または油圧式連結を含むことができる。] [0019] この装置では、駆動伝達デバイスは、駆動モータの作動動作が、例えばドライブシャフトを介して、連結されたフラップ・アクチュエータ・デバイスに機械的に伝達されるように、駆動モータをフラップ・アクチュエータ・デバイスに機械的に連結するためのドライブシャフトを含むことができる。構成変更機能はさらに、障害がない状態ではそれぞれのブレーキ機構を作動することができ、駆動モータのターゲットコマンドと駆動状態センサーを使用して測定された調整状態との比較を行い、差異を超えている場合は関連する調節フラップの作動を終了する機能を含む。] [0020] さらに、構成変更機能は、ブレーキ機構で命令された所望のブレーキ運転状態と測定されたブレーキ運転状態との差異を特定するための比較機能を含むことができ、ブレーキ機構に所定の差異が生じている場合、前記ブレーキ機構に「障害」状態を割り当てる誤差識別機能を含むことができる。この装置では、構成変更機能は、ブレーキ機構に「障害」状態が割り当てられた場合、ブレーキ機構の制御を終了するようにできる。その代わりにまたはそれに加えて、構成変更機能は、ブレーキ機構に「障害」状態が割り当てられた場合、障害と評価されたブレーキ機構のフラップ連結デバイスの制御を終了するようにすることができる。] [0021] 本発明によるシステムの上記の変形形態では、前記システムは、調節フラップに連結されたフラップ・アクチュエータを駆動モータによって駆動することができるように、および調節フラップを作動するための制御デバイスによって個々に制御することができるように設計することができる。さらに、駆動モータによって一群として駆動されるように調節フラップに連結されたフラップ・アクチュエータ、すなわち駆動モータに連結されるように調節フラップに連結されたいくつかのフラップ・アクチュエータを提供することができる。] [0022] さらに、本発明によるシステムは、フラップ・アクチュエータ・デバイスが中央駆動モータによって駆動されるように設計することができ、駆動伝達デバイスはドライブシャフトである。] [0023] ブレーキ干渉センサーは、ブレーキ機構に組み込むことができる。特に、ブレーキ干渉センサーは、2つのブレーキ手段、例えば、一方のブレーキ手段がフラップに取り付けられ、他方のブレーキ手段が主翼に取り付けられている2つの反作用ブレーキディスク間の距離を取得するための近接センサーとすることができる。] [0024] ブレーキ干渉センサーは、その時点のブレーキ機構のブレーキ干渉状態を特定するために、作動動作および上記に機能的に連結されたブレーキ作動モデルを取得するためのセンサーを使用して、実施することができる。] [0025] 本発明によるシステムの例示的な実施形態では、1つまたはいくつかのフラップ・アクチュエータ・デバイスは、ドライブシャフトを調節フラップに連結するための2つの荷重経路または動力伝達機構を含むことができる。] [0026] 以下に、図1を参照して本発明の好ましい例示的な実施形態を説明する。] 図1 図面の簡単な説明 [0027] 本発明によるフラップ作動システムの例として、本発明による高揚力システムの実施形態を示す概略図。] 実施例 [0028] 図1は、本発明の例示的な実施形態、すなわち、駆動モータ4およびシステム駆動デバイスを作動するための制御デバイスを備えたシステム駆動デバイス3を使用して、航空機(図示せず)の2つの主翼のそれぞれの2つの高揚力フラップを作動するための高揚力システム1を示す。本発明によれば、一般に、それぞれの翼に1つのみの調節フラップを設け、調節フラップを中央駆動装置3によって制御することも可能である。図に示す実施形態では、それぞれの翼に2つの調節フラップS11,S12,S21,S22が、中央駆動装置3によって駆動される。制御デバイスは、システム駆動デバイスの一部とすることもできる。図によれば、調節フラップの例として合計4つの高揚力フラップS11,S12,S21,S22が、本発明による作動システムを使用して制御される。] 図1 [0029] それぞれの調節フラップS11,S12,S21,S22には少なくとも2つのフラップ連結デバイス11,12,13,14が、フラップ・アクチュエータ・デバイス30にそれぞれ連結されている。それぞれの調節フラップに2つのフラップ連結デバイス11,12,13,14がある装置では、1つのフラップ連結デバイスが、調節フラップの2つの領域のうち1つで、調節フラップS11,S12,S21,S22にそれぞれ連結されており、領域は翼長方向から見て互いに離間している。駆動モータ4の出力をフラップ連結デバイス11,12,13,14に伝達するための駆動伝達デバイスが、ドライブシャフトA1,A2として設計されている。ドライブシャフトA1,A2は、例えば翼に沿ってより長い経路または方向変更を達成するために、またはドライブシャフトを各フラップ連結デバイス11,12,13,14に連結するために、連結デバイスK、すなわち歯車装置デバイスに連結された、いくつかの構成要素を含む。] [0030] 図に示す作動システム1は、例えば、それぞれの翼へと延びるドライブシャフトA1,A2を駆動する油圧式モータの形態である、システム駆動装置3を含む。それぞれのドライブシャフトA1,A2は、システム駆動装置3を、ドライブシャフトの回転運動をフラップを調整するための作動動作に変換するフラップ連結デバイスに連結する。図1に示す実施形態では、第1の側に、第1のフラップS11を作動するための2つのフラップ連結デバイス11,12,および第1のドライブシャフトA1とフラップS11またはS12との間に、第2のフラップS12を作動するためのさらに2つのフラップ連結デバイス13,14が設けられている。さらに、第2の側に、第1のフラップS21を作動するための2つのフラップ連結デバイス21,22、および第2のドライブシャフトA2とフラップS21またはS22との間に、第2のフラップS22を作動するためのさらに2つのフラップ連結デバイス23,24が設けられている。フラップ連結デバイスは、各ドライブシャフトA1,A2の回転運動を、フラップの対応する調整動作へと伝達する。] 図1 [0031] 本発明によれば、少なくとも1つの調節フラップS11,S12またはS21,S22が、それぞれの翼に設けられている。例示的な実施形態に示されている、それぞれの翼の2つの調節フラップは、2つのフラップ連結デバイスによってそれぞれ駆動されている。この目的のために、それぞれのフラップ連結デバイスは、フラップ・アクチュエータ・デバイス30を含む。ドライブシャフトA1,A2は、フラップ・アクチュエータ・デバイスに直接連結することができ、または、連結機構(図示せず)を介してフラップ・アクチュエータ・デバイス30に連結することができる。さらに、フラップ・アクチュエータ・デバイス30は、作動機構33を介してフラップS11,S12,S21,S22に連結することができる。] [0032] さらに、調節フラップS11,S12,S21,S22に連結された少なくとも1つのフラップ連結デバイス11,12,13,14は、作動されるとき、各調節フラップの調整状態をロックする、ブレーキ機構(図示せず)を含む。したがって、特に、それぞれのフラップ連結デバイス11,12,13,14は、そのようなブレーキ機構を含むことができる。] [0033] 航空機のそれぞれの翼の少なくとも1つの調節フラップを作動するための本発明によるシステムはまた、 ・少なくとも2つのフラップ連結デバイス11,12,13,14;21,22,23,24であって、それぞれがフラップ・アクチュエータ・デバイス30を含み、1つのフラップ連結デバイスが、調節フラップの2つの領域のうち1つで調節フラップS11,S12,S21,S22にそれぞれ連結されており、領域は翼長方向から見て、互いに離間している少なくとも2つのフラップ連結デバイス11,12,13,14;21,22,23,24と、 ・それぞれの調節フラップのための少なくとも1つのフラップ・アクチュエータ・デバイス30のブレーキ機構であって、その作動を使用して各フラップ・アクチュエータ・デバイス30の調整状態をロックすることができるブレーキ機構と、 ・駆動モータ4と、駆動モータ4の出力をフラップ・アクチュエータ・デバイス30に伝達するために駆動モータ4をフラップ・アクチュエータ・デバイス30に連結する駆動伝達デバイスA1,A2と、駆動モータ4の調整状態を特定するための駆動状態センサーとを備えたシステム駆動デバイス3と、 ・ブレーキ機構の干渉状態を特定するために、調節フラップの少なくとも1つのブレーキ機構に配置されたブレーキ干渉センサーと、 ・コマンド信号をシステム駆動デバイス3に伝達するため、および所望のブレーキ干渉状態をブレーキ機構に命令するための制御機能を備え、フラップ・アクチュエータ・デバイスのセンサー・デバイスの信号を受け取るためのデバイスを備えた制御デバイスとからなる。] [0034] 制御デバイスはさらに、構成変更機能を含む。 本発明によるシステムはまた、調節フラップの所望の調整状態を命令するための制御デバイスを含み、その制御デバイスは、コマンド信号をシステム駆動デバイス3に伝達するため、および所望のブレーキ干渉状態をブレーキ機構に命令するための制御機能と、フラップ・アクチュエータ・デバイスのセンサー・デバイスの信号を受け取るためのデバイスと、構成変更機能とを含む。] [0035] フラップ・アクチュエータ・デバイス30は、単一荷重経路フラップ・アクチュエータとして、または二重荷重経路フラップ・アクチュエータとして設計することができる。 二重荷重経路アクチュエータは、特に、第1の荷重経路が動力伝達機構として実施され、それにより駆動伝達デバイスA1,A2の作動が、それらの動作を調節フラップに伝達するように設計することができ、この装置では、動力伝達機構は、例えば歯車装置として設計することができる。さらに、第2の荷重経路は、第1の荷重経路が故障した場合、調節フラップと各駆動伝達デバイスA1,A2との間の機械的連結がまだ存在し、調節フラップが主翼に機械的に連結されたままとなるように、調節フラップから各駆動伝達デバイスA1,A2への機械的フィードバック・デバイスとして設計することができる。アクチュエータの故障は、駆動状態センサーを使用して、および構成変更機能を使用して、所定の範囲のまたは所定の範囲を超えた調整状態の変化を検出した結果として、特定することができる。調整状態の変化の特定は、特に、異なる翼の駆動伝達デバイスに、非対称で異なる調整状態の変化、すなわち所定の値を超える変化を特定するために使用することもできる。代替形態として、そのような不具合が、調節フラップまたは駆動伝達デバイスに配置されたこの領域のセンサー・デバイスによって特定されるように、提供することもできる。] [0036] 二重荷重経路フラップ・アクチュエータは、特に、ボールねじの形態である、二重荷重経路を備えた歯車装置として設計することができる。設置スペースに関する限り、二重荷重経路を備えた回転歯車装置として設計することが有利となり得る。二重荷重経路を備えた回転歯車装置は、特に、2つの同一の歯車装置を含むことができ、1つの歯車装置は、第1の歯車装置としての他の歯車装置の動作に従う第2の歯車装置として設けられる。この装置では、正常運転中、第2の歯車装置は荷重を受けないことが重要である。これは、第2の歯車装置に規定された遊びの範囲が与えられることにより、実施することができる。フラップ・アクチュエータ・デバイスには、二重荷重経路フラップ・アクチュエータの他の実施形態を使用することもできる。] [0037] 本発明によるシステムの二重荷重経路フラップ・アクチュエータを使用して、前記システムは、特に、関連するフラップ連結デバイスまたは関連するフラップ・アクチュエータ・デバイスに不具合が特定されたとき、構成変更機能によってブレーキ機構を作動し、その時点で調節フラップを作動位置にロックするように、設計することができる。] [0038] 単一荷重経路フラップ・アクチュエータを含むフラップ・アクチュエータ・デバイスとしての、または二重荷重経路フラップ・アクチュエータを含むフラップ・アクチュエータ・デバイスとしてのフラップ・アクチュエータ・デバイスの設計では、フラップ・アクチュエータ・デバイスは、ブレーキ機構に配置されるトルク・ロック・デバイスを含むことができ、トルク・ロック・デバイスは、歯車装置への入力にトルクがないことを特定する。制御デバイスは、特に駆動伝達デバイスの調整中、トルクが存在しない場合、ブレーキ機構が作動してトルク・ロック・機能または「戻り防止」機能が作動するように、トルク・ロック・デバイスに機能的に連結することができる。この装置では、このトルク・ロック・機能は、歯車装置またはフラップ・アクチュエータ・デバイスを定位置に保持するブレーキ機構として、設計されている。このトルク・ロック・機能は、好ましくは、両方向の回転をロックすることができるように設計されている。その代わりにまたはそれに加えて、歯車装置は、所定のまたは設定されたトルクを超える場合にブレーキが作動されるように設けられた、トルク制限機能を含むことができる。] [0039] 代替形態として、フラップ・アクチュエータ・デバイス30は、両方のアクチュエータがドライブシャフトの作動動作を調節フラップへと能動的に伝達するように設計することができ、アクチュエータの1つの不具合または故障の場合、他のアクチュエータがそれ自体で、各調節フラップに対するフラップ・アクチュエータ・デバイス30の作動機能を引き継ぐことができるようになっている。アクチュエータ・デバイスの1つと平行して能動的に有効なアクチュエータの1つでの不具合は、例えば、調整状態の上記の非対称変化を特定することによって、あるいは、その代わりにまたはそれに加えて、調節フラップまたは駆動伝達デバイスのこの領域に配置されたセンサー・デバイスを使用して、行うこともできる。] [0040] 制御デバイスは、上記のセンサー値との相違が生じたとき、調節フラップに連結されたフラップ連結デバイス11,12,13,14、またはブレーキ機構に「障害」状態が割り当てられるように、設定することができる。それに加えてまたはその代わりに、関連する調節フラップがそれ以上作動しないように、設けることもできる。] [0041] 本発明による構成変更機能は、それを使用して調節フラップのそれぞれのブレーキ機構を個々に作動することができ;次いで、駆動モータを使用してフラップ・アクチュエータ・デバイスを作動することができ、駆動状態センサーを使用して所定の範囲の調整状態の変化が検出された場合、調節フラップに連結されたフラップ連結デバイス11,12,13,14、またはブレーキ機構に、「障害」状態が割り当てられ、あるいはシステムがブレーキ機構を障害があるとして扱う機能を含む。このようにして、このプロセス関連工程またはこの機能によって、関連するブレーキ機構の性能が検査される。言い換えると、ブレーキ機構あるいは調節フラップに連結されたいくつかまたはすべてのブレーキ機構が能動的に作動され、次いで、駆動モータ4が運転される。センサー・デバイスを介したこの装置で、構成変更機能を使用して、所定の所望の値を超える上記の調整状態の変化が特定されたとき、これは、例えば摩耗および亀裂のせいで、ブレーキ機構が十分に機能しておらず、調節フラップをロックするという割り当てられた安全機能がもはや実行できないことを意味する。この装置では、センサー・デバイスは、システム駆動デバイスにあるセンサー・デバイス、言い換えると駆動状態センサー、またはその領域が離れている、駆動伝達デバイスの領域にあるセンサー・デバイスとすることができる。好ましくは、ブレーキ・デバイスは、上記の方法で個々に検査することができる。] [0042] この検査を行うことによって、比較的わずかな機械的費用で、システムの完全性を著しく向上させることができる。さらに、本発明による測定を使用すると、性能検査を行う場合、所望の完全性の達成には、ブレーキ機構が故障する異常の場合を必ずしも考慮する必要がないように設計することができるため、システムは、より軽量設計の構造とすることができる。] [0043] 本発明によれば、さらに、フラップ・アクチュエータ・デバイスの機能検査を提供することができる。この目的のために、構成変更機能はさらに、ブレーキ機構で命令された所望のブレーキ運転状態と測定されたブレーキ運転状態との差異を特定するための比較機能を含むことができ、ブレーキ機構に所定の差異が生じている場合、そのブレーキ機構に「障害」状態を割り当てる誤差識別機能を含むことができる。本発明によれば、この機能検査は、より頻繁に実行することができる。例えば、本発明によるシステムでは、この機能検査をフライトの前にそれぞれ実行するようできる。] [0044] 本発明によれば、ブレーキ運転状態は、例えば、ブレーキ機構に組み込まれたブレーキ干渉センサーを使用して、特定することができる。特に、ブレーキ干渉センサーは、2つのブレーキ手段、例えば、一方のブレーキ手段がフラップに取り付けられ、他方のブレーキ手段が主翼に取り付けられている2つの反作用ブレーキディスク間の距離を取得するための近接センサーとすることができる。その代わりにまたはそれに加えて、ブレーキ干渉センサーは、その時点のブレーキ機構のブレーキ干渉状態を特定するために、作動動作および上記に機能的に連結されたブレーキ作動モデルを取得するためのセンサーによって、実施することができる。] [0045] 制御デバイスは、コマンド信号を、フラップ・アクチュエータ・デバイスを作動するためのフラップ・アクチュエータ・デバイスおよびブレーキ機構を作動するための個々のブレーキ機構に伝達するためのデバイスを含む。フラップ・アクチュエータ・デバイスを作動することによって、フラップ・アクチュエータ・デバイスに連結されている調節フラップの調整状態が変化し、言い換えると、調節フラップが後退または伸展される。調節フラップを意図した通りに後退または伸展するためには、フラップ・アクチュエータ・デバイスによって調節フラップが主翼に対して意図した向きに動くように、各調節フラップに連結された両側またはすべてのフラップ・アクチュエータ・デバイスを、制御デバイスによって同時に作動させるべきである。] [0046] 特に、駆動モータをフラップ・アクチュエータ・デバイスに機械的に連結するためにドライブシャフトの形態の駆動伝達デバイスA1,A2が設けられている場合、構成変更機能はさらに、障害がない状態ではそれぞれのブレーキ機構を作動することができ、駆動モータ4のターゲットコマンドと駆動状態センサーで測定された調整状態との比較を行い、差異を超えている場合は関連する調節フラップの作動を終了する機能を含むことができる。] [0047] 制御デバイスを備えた本発明によるシステムは、単一荷重経路または二重荷重経路を備えたフラップ・アクチュエータ・デバイスを含むことができる。さらに、システムは、調節フラップまたはシステム内で使用される、単一および二重荷重経路を備えたフラップ・アクチュエータ・デバイスの組み合わせを含むことができる。したがって、本発明によれば、二重荷重経路を備えたフラップ・アクチュエータ・デバイスが設けられている場合、第2の荷重経路の利用可能性を監視することができるように、システムの有効検査が行われる。] [0048] 本発明によれば、完全性に関する通常要件を満たしながら、異常検出のために、フラップにセンサー・デバイス、および特に位置センサーを使用せずに行うことが可能である。さらに、相互連結ストラットなどの要素を設ける必要がない。同様に、翼先端ブレーキを使用せずに行うことも可能である。さらに、本発明による構成変更機能は比較的簡単な設計のものであるため、比較的複雑な監視アルゴリズムを使用せずに行うこともできる。しかしながら、調節フラップの少なくとも1つのフラップ・アクチュエータ・デバイスには、ブレーキ干渉センサーを設けるべきである。] [0049] 本発明によるシステムの完全性を改善するために、前記システムは、センサー・デバイスを含むことができ、調整状態を特定するために、そのうち1つがそれぞれ調節フラップおよび/または駆動伝達デバイスの領域に配置され、領域は機体に対して翼長方向から見て互いに離間している。この装置では、調整状態は、特に、調節フラップまたは駆動伝達連結または駆動伝達デバイスの調整状態の変化とすることができる。さらに、1つまたはいくつかの調節フラップの位置を取得するための他のセンサー・デバイスを設け、制御デバイスに機能的に連結することができる。この装置では、システム駆動デバイス3の駆動状態センサーによって特定された情報の代わりに、またはそれに加えて、このセンサー情報を使用して、調節フラップまたは駆動伝達連結または駆動伝達デバイスの調整状態の変化を特定することができる。これは、特に、駆動伝達デバイスA1,A2が駆動モータをフラップ・アクチュエータ・デバイスに機械的に連結するためのドライブシャフトを含む場合に提供することができる。駆動状態センサーの代わりに、機体に対して翼長方向で互いに離間している調節フラップおよび/または駆動伝達デバイスの領域でセンサー・デバイスを使用すると、これらのセンサー・デバイスを使用して特定された調整状態の変化を使用して、各フラップ連結デバイス11,12,13,14またはブレーキ機構に「障害」状態が割り当てられる。] [0050] 1 システム 3システム駆動デバイス 4駆動モータ 11フラップ連結デバイス 12 フラップ連結デバイス 13 フラップ連結デバイス 14 フラップ連結デバイス 21 フラップ連結デバイス 22 フラップ連結デバイス 23 フラップ連結デバイス 24 フラップ連結デバイス 30アクチュエータ・デバイス A1 第1の駆動伝達デバイスまたは第1のドライブシャフト A2 第2の駆動伝達デバイスまたは第2のドライブシャフト S11 第1の翼の内側調節フラップ S12 第1の翼の外側調節フラップ S21 第2の翼の内側調節フラップ S22 第2の翼の外側調節フラップ K 連結デバイス]
权利要求:
請求項1 航空機のそれぞれの翼の少なくとも1つの調節フラップを作動するための方法であって、該調節フラップは、それぞれがアクチュエータ・デバイス(30)を含む少なくとも2つのフラップ連結デバイス(11,12,13,14)によって作動され、それぞれの調節フラップの少なくとも1つのフラップ・アクチュエータ・デバイス(30)にブレーキ機構が配置され、その作動を使用して、該各アクチュエータ・デバイス(30)の調整状態をロックすることができる方法において、調節フラップのそれぞれのブレーキ機構を個々に作動する工程と、次いで駆動モータを使用して前記アクチュエータ・デバイスを作動する工程と、前記調節フラップの調整状態が所定の範囲だけ変化した場合、関連する調節フラップの作動を終了する工程とからなる方法。 請求項2 前記調節フラップのフラップ連結デバイスが障害状態ではない場合、それぞれのブレーキ機構を作動する工程と、前記駆動モータ(4)のターゲットコマンドを、駆動状態センサーを使用して測定された調整状態と比較する工程と、差異を超えている場合、関連する前記調節フラップの作動を終了する工程とをさらに含む、請求項1に記載の方法。 請求項3 ブレーキ機構で命令された所望のブレーキ運転状態と測定されたブレーキ運転状態との差異を特定するために比較を行う工程と、ブレーキ機構に所定の差異が生じている場合、関連する前記調節フラップの作動を終了する工程とをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。 請求項4 航空機のそれぞれの翼の少なくとも1つの調節フラップを作動するためのシステムであって、少なくとも2つのフラップ連結デバイス(11,12,13,14)であって、それぞれがアクチュエータ・デバイス(30)を含み、それぞれが、翼長方向から見て互いに離間している領域で、前記調節フラップ(S11,S12,S21,S22)に連結されている、少なくとも2つのフラップ連結デバイス(11,12,13,14)と、それぞれの調節フラップに対する少なくとも1つのアクチュエータ・デバイス(30)のブレーキ機構であって、そのブレーキ機構の作動を使用して各フラップ・アクチュエータ・デバイス(30)の調整状態をロックすることができるブレーキ機構と、駆動モータ(4)と、該駆動モータ(4)の出力を前記アクチュエータ・デバイス(30)に伝達するために該駆動モータ(4)を該アクチュエータ・デバイス(30)に連結する駆動伝達デバイス(A1,A2)と、該駆動モータ(4)の調整状態を特定するための駆動状態センサーとを備えたシステム駆動デバイス(3)と、調節フラップの少なくとも1つのブレーキ機構の干渉状態を特定するために、前記ブレーキ機構に配置されたブレーキ干渉センサーと、コマンド信号を前記システム駆動デバイス(3)に伝達するため、および所望のブレーキ干渉状態を該ブレーキ機構に命令するための制御機能と、前記フラップ・アクチュエータ・デバイスのセンサー・デバイスの信号を受け取るためのデバイスと、構成変更機能とを備えた制御デバイスとからなり、前記構成変更機能は、その機能を使用して調節フラップのそれぞれのブレーキ機構を個々に作動することができ、次いで、前記駆動モータを使用して前記フラップ・アクチュエータ・デバイスが作動され、前記駆動状態センサーを使用して所定の範囲の調整状態の変化が検出された場合、該調節フラップに連結されたフラップ連結デバイス(11,12,13,14)、およびブレーキ機構のいずれかに「障害」状態が割り当てられる機能を含むシステム。 請求項5 関連する調節フラップがそれ以上作動しないように、前記制御デバイスを設定することができることを特徴とする、請求項4に記載のシステム。 請求項6 前記駆動伝達デバイス(A1,A2)は、それぞれのフラップ・アクチュエータ・デバイスを制御するための制御機能を含み、さらに、前記駆動出力を伝達するための前記駆動モータの電気または油圧式連結を含むことを特徴とする、請求項4または5に記載のシステム。 請求項7 前記駆動伝達デバイス(A1,A2)は、前記駆動モータを前記フラップ・アクチュエータ・デバイスに機械的に連結するためのドライブシャフトを含み、前記構成変更機能はさらに、障害がない状態ではそれぞれのブレーキ機構を作動することができ、前記駆動モータ(4)のターゲットコマンドと前記駆動状態センサーを使用して測定された調整状態との比較を行い、差異を超えている場合は関連する調節フラップの制御を終了する機能を含むことを特徴とする、請求項4乃至6のいずれか1項に記載のシステム。 請求項8 前記構成変更機能はさらに、ブレーキ機構で命令された所望のブレーキ運転状態と測定されたブレーキ運転状態との差異を特定するための比較機能を含み、さらに、ブレーキ機構に所定の差異が生じている場合、前記ブレーキ機構に「障害」状態を割り当てる誤差識別機能を含むことを特徴とする、請求項4乃至7のいずれか1項に記載のシステム。 請求項9 前記「障害」状態がブレーキ機構に割り当てられた場合、前記ブレーキ機構の制御を終了することを特徴とする、請求項8に記載のシステム。 請求項10 前記「障害」状態がブレーキ機構に割り当てられた場合、障害と評価された前記ブレーキ機構の前記フラップ連結デバイスの制御を終了することを特徴とする、請求項8または9に記載のシステム。 請求項11 調節フラップに連結された前記アクチュエータは、前記駆動モータによって駆動することができ、かつ、前記調節フラップを作動するための制御デバイスによって個々に制御することができることを特徴とする、請求項4乃至10のいずれか1項に記載のシステム。 請求項12 調節フラップに連結された前記アクチュエータは、前記駆動モータによって一群として駆動することができることを特徴とする、請求項4乃至10のいずれか1項に記載のシステム。 請求項13 前記アクチュエータ・デバイス(30)は中央駆動モータ(3)によって駆動され、前記駆動伝達デバイスはドライブシャフト(A1,A2)であることを特徴とする、請求項4乃至12のいずれか1項に記載のシステム。 請求項14 前記ブレーキ干渉センサーは前記ブレーキ機構に組み込まれていることを特徴とする、請求項4または13に記載のシステム。 請求項15 前記ブレーキ干渉センサーは、2つのブレーキ手段間の距離を取得するための近接センサーであることを特徴とする、請求項4または14に記載のシステム。 請求項16 前記ブレーキ干渉センサーは、その時点の前記ブレーキ機構のブレーキ干渉状態を特定するために、作動動作および上記に機能的に連結されたブレーキ作動モデルを取得するためのセンサーを含むことを特徴とする、請求項4または15に記載のシステム。 請求項17 前記フラップ・アクチュエータ・デバイスは、前記ドライブシャフト(A1,A2)を前記調節フラップに連結するための2つの荷重経路を含むことを特徴とする、請求項4または16に記載のシステム。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 JP5808781B2|2015-11-10|無人航空機の飛行制御システム US8226049B2|2012-07-24|Aircraft control surface methods US7128376B2|2006-10-31|Redundant architecture for brake-by-wire system CN102414081B|2015-04-08|模块集成式架构的飞行器控制系统 US8450894B2|2013-05-28|Fault-tolerant electromechanical actuator having a torque sensing control system CA2444987C|2011-06-14|Inverseur de poussee electromecanique pour turboreacteur a controle permanent de position CN102196964B|2017-01-18|飞机的调节装置、调节装置和调节装置故障识别功能的组合、容错调节系统和用于重新配置调节系统的方法 EP1739010B1|2008-06-04|Architecture distribuée de systeme de gestion d'atterrisseurs d'aeronef US4807516A|1989-02-28|Flight control system employing three controllers operating a dual actuator US5791596A|1998-08-11|Process and device for the control of the rudder of an aircraft US8862344B2|2014-10-14|Clutch actuator and method for the control thereof US6076767A|2000-06-20|Flight control surface actuation system JP4263902B2|2009-05-13|三重の冗長性を有する車両用電動ステアリング装置 EP1700041B1|2010-10-27|Redundant flow control for hydraulic actuator systems CA2384161C|2010-10-26|Procede et dispositif de commande d'organes de manoeuvre d'un aeronef, a modules de secours electriques EP0639499B1|1997-12-29|Dispositif de servocommande d'un organe de commande de vol d'aéronef JP4418698B2|2010-02-17|固定翼飛行機の主翼のフラップシステム EP1413515B1|2006-05-03|Vorrichtung zur Ansteuerung der Vorflügel und Landeklappen eines Flugzeuges US6285936B1|2001-09-04|Steering system for a vehicle EP2130765B1|2018-05-30|Aircraft landing gear unlock actuator US9483057B2|2016-11-01|Function-monitored guidance system for adjusting at least one system component and method for monitoring the function of such a guidance system KR101377174B1|2014-03-25|랜딩 기어, 항공기, 및 그 구현 방법 US7051975B2|2006-05-30|Aircraft flap or slat drive system with redundant drives and shaft drive lines US10329012B2|2019-06-25|Landing gear drive system JP5097115B2|2012-12-12|液圧で作動可能かつトリム可能な水平安定板アクチュエータ用のトリムアクチュエータ作動システム
同族专利:
公开号 | 公开日 US8746614B2|2014-06-10| DE102007063157A1|2009-07-09| EP2240365A2|2010-10-20| CA2711104A1|2009-07-09| RU2010131842A|2012-02-10| CN101909992A|2010-12-08| EP2240365B1|2012-07-04| BRPI0821421A2|2015-06-16| US20100282899A1|2010-11-11| WO2009083261A2|2009-07-09| RU2485012C2|2013-06-20| WO2009083261A3|2009-10-15| CN101909992B|2013-04-17|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-03-06| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120306 |
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|