![]() 外側スリーブを備えた先端ループワイヤーガイド
专利摘要:
ワイヤーガイド(10)は、各々、第一の直径(16)と第二の直径(20)とを有している第一の部分(14)と第二の部分(18)とを備えている。前記第二の部分は、前記第一の部分の遠位側に配置されている。弾性のループ(22)が、該ワイヤーガイドの遠位端を該ワイヤーガイドの別の部分に隣接した位置に位置決めしている。閉止部材が、前記遠位端を、ワイヤーガイドの残りの部分に対して固定された位置に維持している。外側スリーブ(80,90)は、ワイヤーガイドの1以上の部分の周囲に配置することができる。放射線不透過性要素が前記外側スリーブに取り付けられる。 公开号:JP2011507662A 申请号:JP2010540786 申请日:2008-12-17 公开日:2011-03-10 发明作者:デイビット,;エム.,;ジュニア ハーディン, 申请人:ウィルソン−クック・メディカル・インコーポレーテッドWilson−Cook Medical Incorporated; IPC主号:A61M25-01
专利说明:
[0001] 本発明は、医療器具を配置する際に使用されるワイヤーガイドに関する。更に特定すると、本発明はループした先端を有するワイヤーガイドに関する。] 背景技術 [0002] ワイヤーガイドは、細長い可撓性の部材であり、別の医療器具をそれに沿って動かすことができる経路を提供するために使用される。ワイヤーガイドによって提供される経路は、カテーテルのような別の医療器具を体内の脈管の中を誘導するために使用することができる。このような経路を規定するためにワイヤーガイドを使用することは当該技術において良く知られている。簡単に言うと、ワイヤーガイドは、体内の脈管内を治療位置へと誘導される。ひとたび体内の脈管内に配置されると、第二の医療器具(カテーテルのようなカニューレであることが多い)が、ワイヤーガイドの外周に配置され且つその長さ方向に沿って治療位置へと動かされる。従って、ワイヤーガイドは、他の器具を配置するための確立された経路を提供して体管腔内へ通される各器具の繊細な誘導処置を行なう必要性を無くする。] [0003] ワイヤーガイドを配置する際に、オペレータは、ワイヤーガイドを体管腔内を通るように誘導しなければならない。体管腔は、本来の曲がり及び/又は湾曲の存在による又は例えば、腫脹、付着物及び/又は狭窄のような本来のものではない障害物の存在による曲がりくねった経路を規定する場合が多い。曲がりくねった経路の存在により、ワイヤーガイドの誘導が難しくなる。例えば、付着物の存在によりワイヤーガイドが体管腔内へ更に誘導するのが妨害されるかも知れない。更に、曲がりくねった経路の存在により、体管腔内におけるワイヤーガイドの位置を判定することが難しくなるかも知れない。] [0004] 障害物がある曲がりくねった経路を誘導することができるワイヤーガイドであって、誘導中にワイヤーガイドの経路及び位置を信頼性高く監視することができるワイヤーガイドという未だ実現されていないワイヤーガイドが必要とされている。] [0005] 第一の特徴に従って、曲がりくねった経路及び障害物のうちの少なくとも1つの近くで操作することができるワイヤーガイドが提供されている。第一の部分と第二の部分とを有する細長い部材が設けられている。第二の部分は、第一の部分の遠位側に配置されている。内側空間を有しているループが設けられ、この内側空間内で、ループが第二の部分に固定されている。外側スリ—ブがループの少なくとも一部分に沿って配置されている。] [0006] 第二の特徴に従って、曲がりくねった経路及び障害物のうちの少なくとも1つの近くで操作することができるワイヤーガイドが提供されている。第一の直径を有している第一の部分と第一の直径よりも小さい第二の直径を有している第二の部分とを備えている細長い部材が設けられている。第二の部分は第一の部分の遠位側に配置されている。内側空間を有するループも提供され、該ループは内側空間内で第二の部分に固定されている。ネック部分はその最も幅の広い位置に第三の直径を有しており、該第三の直径は、前記第二の直径よりも大きく且つ前記第一の直径よりも小さい。該ネック部分は、前記第一の部分と第二の部分との間に配置されている。第一の外側スリーブがループに沿って設けられており、第二の外側スリーブがネック部分に沿って設けられている。] [0007] 第三の特徴に従って、ワイヤーガイドのループは、その外周に設けられている放射線不透過性要素を備えている。該放射線不透過性要素は、優れた放射線不透過性及び/又はその他の特性を備えたループした先端を備えたワイヤーガイドを提供する。] 図面の簡単な説明 [0008] 図1は、本発明の第一の実施例によるワイヤーガイドの側面図であり、外側スリーブがワイヤーガイドのループ部分の周りを覆っている。 図2は、真っ直ぐな状態で示されている外側スリーブの側面図である。 図3は、本発明の第二の実施例によるワイヤーガイドの側面図であり、2つの外側スリ—ブがワイヤーガイドの遠位端を覆うように設けられている。 図4は、第一及び第二の外側スリーブが組み込まれているループ先端ワイヤーガイドの変形例の側面図である。 図5は、第一及び第二の外側スリーブが組み込まれているループ先端ワイヤーガイドの変形例の側面図である。 図6は、第一及び第二の外側スリーブが組み込まれているループ先端ワイヤーガイドの変形例の側面図である。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 実施例 [0009] (実施例1) 図1は、本発明の第一の実施例によるワイヤーガイド10を示している。このワイヤーガイドは細長い部材12を備えており、細長い部材12は、第一の直径16の第一の部分14と、第二の直径20の第二の部分18とを備えている。第二の部分18は第一の部分14の遠位側に配置されている。第二の直径20は第一の直径16よりも小さい。細長い部材12は中間部分21を有しており、中間部分21は第一の直径16から第二の直径20までのテーパーを規定している。] 図1 [0010] 細長い部材12は、閉止部材29によって閉じられているループ22を規定している。この好ましい実施例においては、ループ22は、それ自体が逆方向へ折り曲げられた細長い部材12の一部分からなる。図1に示されているように、第二の部分18は、ループ22全体を規定しているのが好ましい。代替的には、第二の部分18はループ22の一部分のみを規定し、中間部分21はループ22の少なく一部分を規定する。中間部分21のテーパーは、ワイヤーガイド10に付加的な可撓性を提供して曲がりくねった経路を介するループ22の誘導を補助する。] 図1 [0011] 図1に示されるように、ループ22は、概して卵形の形状を形成している曲線ループからなるのが好ましい。ループ22は、細長い部材12の第一の部分14の第一の直径よりも大きいループ幅23を有していることも好ましい。ここで使用されている“ループ幅”という用語は、ループ22の最も幅の広い部分において細長い部材12の周囲に配置されている曲げられたスリーブ80(以下に説明する)の2つの最も外側の面間の距離を指している。] 図1 [0012] 細長い部材12は、遠位端26と遠位先端28とを有している。遠位先端28は、第二の直径20から比較的小さい直径までテーパーが付けられているのが好ましく、先端までテーパーが付けられているのが好ましい。図1に示されているように、ループ22は、遠位端26を中間部分21に隣接させて配置するやり方で形成されるのが好ましい。この配置はまた、遠位先端28をも中間部分21に隣接させて配置する。このような配置は、細長い部材12の2倍の幅(すなわち、細長い部材12の2つの部分)を有する部分の周囲に薄い形状を提供する。遠位端26が細長い部材12の第一の部分14又は第二の部分18に隣接して配置される他の実施例も考えられる。] 図1 [0013] ループ22を形成するあらゆる方法が考えられる。一つの好ましい実施例においては、閉止部材はコイル29からなる。より特別には、細長い部材12の2つの部分は相互に絡み付けられる。遠位端26は薄い外形となるように巻き付けられるのが好ましい。] [0014] 図1はループ22に沿って摺動できるように設けられている外側スリーブ80を示している。ここで使用されている“スリーブ”という用語は、ループ22の周囲に配置されるようになされているあらゆる別個の構造を指しており、限定的ではないが、輪状構造、筒形構造又はらせん構造が含まれる。外側スリーブ80は、十分に放射線不透過性であって、医師又はその他のオペレータがループ22が体管腔内を誘導されているときにループ22をX線透視法によって監視できるようにされている。ここで使用されている“放射線不透過性の”という用語は、放射線が透過しないように遮断して物質又は構造をX線によって見ることができるようにするタイプの材料又は構造を指している。] 図1 [0015] 図2は、真っ直ぐな形状であり且つワイヤーガイド10のループ20に取り付けられていない状態の外側スリーブ80を示している。外側スリーブ80は、第一の端部81と第二の端部82と、第一の端部81と第二の端部82との間に延びている本体部分83とを備えている。外側スリーブ80は、図1に示されているようにループ22全体の周囲に摺動可能に設けられていて、ループ20全体の放射線不透過性を増大させている。] 図1 図2 [0016] 外側スリーブ80の内径84(図2)は、以下のようにしてループ22上に組み付けられる。ワイヤーガイド10は、直線状に外方へ伸長していて第一のテーパーが付けられたワイヤーを形成しており、該ワイヤーは、第一の部分14に第一直径16を有し、第二の部分18に第一の直径より小さい第二の直径20を有し、第一の直径16と第二の直径20との間に中間部分21を有している。次いで、外側スリーブ80をワイヤーガイド10の遠位端の周囲を摺動させて、第二の部分18の周りに位置決めすることができる。外側スリーブ80が第二の部分18の周りに取り付けられた状態で、第二の部分18と外側スリーブ80とは、曲げられて図1に示されているループ22が形成される。次いで、第二の部分18の遠位端26が、中間部分21の周りに絡み付けられる。第二の部分18の遠位先端28は中間部分21に押し付けて留められている。外側スリーブ80の内径84は、第一の部分14の第一の直径16よりも小さい。この結果、外側スリーブ80は、ワイヤーガイド10に更に固定する必要はない。外側スリーブ80の第一の端部81と第二の端部82とは、第二の部分18の周囲を自由に動くことができる状態のままである。外側スリーブ80を第二の部分18の周囲に摺動可能に配置させることによって、ワイヤーガイド10が曲がりくねった体内管腔に沿って妨害を受けるときにループ22の可撓性が維持される。] 図1 図2 [0017] 外側スリーブ80をループ22上に取り付けるための他の手段も考えられる。例えば、スリーブ80は、接着、融着(即ち、高い炉温度で焼き鈍して固体接着を形成すること)又はハンダ付けを使用してループ22の第二の部分18上に固定される。このような固定手段は、必要に応じてループ22の可撓性及び弾性を変えることができる。スリーブ80を取り付けるための当業者に知られている他の手段を使用しても良い。] [0018] スリーブ80は、あらゆるタイプの生体適合性の材料によって作ることができる。一つの実施例においては、材料は、適当な熱可塑性ポリマーとすることができ、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレンエチルケトン(PEEK)、ポリエチルメタクリレート(PMMA)、ポリイミド、エチレンテトラフルオロエチレン(ETFE)及びポリエーテルブロックアミドが含まれる。ガイドワイヤーと共に使用するためには、ポリマー層の厚みは、約0.001〜約0.01インチ(0.0254〜0.254ミリメートル)であり、より好ましくは約0.002〜0.005インチ(0.0508〜0.127ミリメートル)である。このような厚みはループ22に可撓性を保持させる。] [0019] 外側スリーブ80は、本体部分83に沿って配置されている放射線不透過性要素89を含んでいる(図2)。スリーブ80及び放射線不透過性要素89は、如何なる数の適当な材料によって作ることもでき且つ如何なる数の構造を有していても良い。好ましい実施例においては、外側スリーブ80は、タングステンのコイル構造によって作られており、金元素をタングステンのコイル構造上に電気メッキすることによって金元素が外側スリーブ80上に固定される。ここで使用されている“固定される”という用語は、放射線不透過性要素がスリーブに結合されるあらゆる手段を包含しており、限定的ではないが、スリーブ80への放射線不透過性要素の埋め込み、固着、化学結合、物理的結合、熱結合、はんだ付け、溶着、含浸、めっき及び浸漬被覆が含まれる。電気メッキプロセスは、電流を使用してタングステンコイル上に金元素の比較的薄い層を付着させることを含む。電気メッキ電流とメッキされるタングステンコイルの表面積との比によって決定される電流密度は、金元素の付着速度、金元素の電気メッキ付着並びに金元素の電気メッキの全体の特性によって決定される。タングステンコイル上への金元素のメッキは優れた透視像を提供する。] 図2 [0020] 別のメッキプロセスにおいては、タングステンコイル構造の外面全体が放射線不透過性物質(例えば金元素)によってメッキされ、その後に、電気メッキされた物質は、レーザーアブレーション、化学エッチング、機械的アブレーション又は研削によってスリーブ80から選択的に除去される。電気メッキ材料の厚みは、約0.1〜約30ミクロンの範囲内とすることができる。別の方法として、上記の電気メッキプロセスは、タングステンコイル構造上に放射線不透過性要素の帯片を付着させるようにして行なっても良い。タングステンコイル構造の選択された領域は、電気メッキされないようにマスキングされる。] [0021] 他の放射線不透過性要素、例えばビスマス、白金、錫、タンタル、イリジウム、バリウム等を外側スリーブ80に固着させることができる。放射線不透過性物質は、外側スリーブ80のどの面に固着させても良い。] [0022] 放射線不透過性要素89を外側スリーブ80に固着させることは、更に他の方法で行うこともできる。例えば、放射線不透過性要素89をスリーブ80内に埋め込んでも良い。スリーブ80の形状を調整するために心棒を使用しても良い。スリーブ80の形状を確立した後に、スリーブ80に放射線不透過性要素89が適用される。別の方法として、放射線不透過性要素89を、スリーブ80を覆うように配置し、放射線不透過性要素とスリーブ80とを覆うように適当な熱収縮材料を適用しても良い。] [0023] 更に別の実施例においては。放射線不透過性要素89は、スリーブ80内に埋め込まれるか又は含浸された形状記憶材料によって作られる。例えば、放射線不透過性要素89は、放射線不透過性のニッケル—チタン合金であるNITINOL(ニチノ—ル)によって作ることができる。一つの実施例においては、NITINOLは、熱誘起変形又は形状記憶合金の復元を利用することによりスリーブ80内に埋め込まれた筒形の帯片とすることができる。この筒状の帯片は、最初は、スリーブ80の外径85にほぼ等しいか又はこれより小さい外径を有している。該筒状の帯片は、次いで、(例えば、液体窒素のような一般的な冷却方法によって)形状復元移行温度より十分に低い温度まで冷却されて形状形成材料が拡張した直径へと物理的に変形することができるようにさせる。該筒状の帯片は低い温度にある間は元の形状よりも大きな直径の変形した拡張形状へと変形せしめられる。この大きな直径の変形した筒状の帯片は、例えば帯片の中心穴を通る整形ロッドによって、帯片の内側面に径方向外方への力をかけることによって得られる。ひとたび帯片がその元の形状から変形された筒状の帯片によって示される変形形状へと変形されると、変形された帯片は、スリーブ80の外面に沿って同心状に位置決めされた状態となる。] [0024] NITINOL製の筒状の帯片の温度を上昇させる前に、支持心棒が、スリーブ80の通路88(図2)内に挿入され且つスリーブ80の両端81及び82を越えて帯片の長手方向に伸長せしめられる。次いで、このNITINOLの帯片の温度が、例えば暖かい空気を使用して該帯片の所定の移行温度より高い温度まで上げられる。帯片が形状移行温度より高い温度まで上昇せしめられると、帯片は、径方向内方へと動いて管状スリーブ80の外径面と接する状態となることによって、より小さい直径の元の形状へと戻り始める。帯片の径方向内方への連続的な動きによって、帯片の内面はスリーブ80の径方向外面に押し付けられる。これと同時に、帯片の温度は、帯片のすぐ隣のスリーブ80の材料を軟化させ且つ溶融させるのに十分な高さとなり、帯片がスリーブ80の材料内へ沈み込んでその元の形状へと到達せしめられる。熱誘起変形又は元の形状への形状復元プロセス中に、支持ロッドは、スリーブの径方向内側面を帯片の径方向内方への力に対して支持してスリーブ80の内径84を維持する。次いで、支持ロッドが取り外されて、スリーブ80の材料内に確実に埋め込まれたNITINOL製の標識がもたらされる。] 図2 [0025] NITINOL製の帯片をスリーブ80内へ埋め込む方法は、以下の点において有利である。すなわち、筒状のNITINOL製の帯片が物理的に剛性な構造へと動く際に幾分溶融してスリーブ80内へ埋め込まれてスリーブ80と係合状態となり、その結果、この帯片を定位置に保持するために如何なる接着又はその他の信頼性の低い固定手段も必要としない。更に、帯片のサイズを元の形状の外径がスリーブ80の外径以下であるようにすることによって、該NITINOL製の標識帯片は、スリーブの寸法の変化を増大させることなく又はスリーブ80の外面上に突条のような移行部分を形成することなくスリーブに効率よく取り付けることができる。従って、スリーブ80の滑らかな径方向外面が維持されて体管腔内でのワイヤーガイド10の比較的容易な誘導が可能になる。] [0026] 放射線不透過性要素をスリーブ80内へ埋め込み又は含浸させるための他の手段としては、放射線不透過性のインクの利用すること又はスリーブ80を覆う放射線不透過性の 収縮ラップ若しくはチューブ(例えば、放射線不透過性のウレタン)を使用する方法がある。別の方法として、スリーブ80は放射線不透過性のポリマーの溶液内に浸漬しても良いし又はタングステンのような放射線不透過性の粉末を装填しても良い。別の実施例においては、放射線不透過性要素89の内径は、熱接着によってスリーブ80の外径85に固定される。放射線不透過性要素89が接着されるスリーブ80の領域は、加熱され且つ若干下方へ伸ばしてこの伸ばした領域上に帯片を摺動可能に取り付けることができるようにしている。] [0027] 放射線不透過性要素89のための上記した構造に加えて、放射線不透過性要素89は、他のタイプの構造を有していても良い。一つの実施例においては、放射線不透過性要素89は、スリーブ80内に埋め込まれるか若しくはスリーブ80の表面に固定された、リボン、個別の帯片、ビード又は箔の条片の形態をとることができる。放射線不透過性要素89の断面形状は、矩形、正方形、卵形、円等とすることができる。別の方法として、放射線不透過性要素89は、筒状スリーブ又はらせん状コイルとすることができ、これらは両方ともスリーブ80無しで使用しても良い。] [0028] スリーブ80に放射線不透過性要素89を固定する前に、電気絶縁材料99が、放射線不透過性要素89を備えているスリーブ80の外面を覆うように配置されるのが好ましい。当該技術において公知のあらゆる電気絶縁材料99を使用することができる。好ましい実施例においては、電気絶縁材料99は、エチレンテトラフルオロエチレン(ETFE)からなる。ETFEは押し出されるのが好ましい。ETFE押し出し材99はスリーブ80の周りに配置することができ、この場合にスリーブ80は金メッキされたタングステンコイルであるのが好ましい。ETFE押し出し材99は、材料が電気外科器具と共に使用できるようにさせる電気絶縁体として機能する。ETFEは、エチレンとテトラフルオロエチレンモノマーとの重合によって得られる熱可塑性のコポリマーである。この樹脂は、耐摩耗性であり、他のプラスチックに比して比較的高い絶縁強度を有しており、摩擦係数が比較的低い。ETFE押し出し材99は、高い絶縁強度を有しているので、電気的医療器具(例えば、焼灼器カテーテル)が、ワイヤーガイド10の外周に沿って進入せしめられるワイヤーガイド用途において使用するための適切な電気絶縁体となる。電気絶縁体としてのETFE押し出し材99は、電流がワイヤーガイド10上へ飛び移るのを防止することができる。ETFE押し出し材99は、元素状態でメッキされた金の形態の放射線不透過性要素89を備えている外側スリーブ80(例えば、タングステンコイルが好ましい)の外周を覆うように押し出されるのが好ましい。好ましい実施例においては、ETFE押し出し材の厚みは、約0.001(0.0254ミリメートル)〜0.010インチ(0.254ミリメートル)である。特に好ましい実施例においては、押し出し材の厚みは、約0.001インチ(0.0254ミリメートル)〜0.005インチ(0.127ミリメートル)である。更に好ましい実施例においては、押し出し材の厚みは、約0.001インチ(0.0254ミリメートル)〜0.002インチ(0.0508センチメートル)である。これらの好ましい厚みは、器具の全厚みを著しく追加しない状態で適切なETFE押し出し材の厚みを提供する。他のフルオロポリマー、ポリウレタン及び公知であり且つ医療器具において使用されるその他の適当な電気絶縁材料が使用できる。 (実施例2)] [0029] 別の好ましい実施例においては、放射線不透過性は、付加的な放射線不透過性構造を図1のワイヤーガイドに付加することによって更に高めることができる。図3は、第二の外側スリーブ90がネック部又は中間部分21に沿って付加されていることを示している。第二の外側スリーブ90は放射線不透過性要素91を備えている。どのような放射線不透過性要素を第二の外側スリーブ90に対して使用しても良い。第二の外側スリーブ90は白金製のコイルばねであるのが好ましい。白金製のコイルばねは、中間部分21の外周に摺動可能に設けられている。白金製のコイルは、第一の外側スリーブ80に隣接するように中間部分21に沿って配置され、放射線不透過性要素89をも有しているのが好ましい。この白金製のコイルは、スリーブ80のすぐ近くにある第一の端部93を有している。該白金製のコイルは第二の端部92を有しており、第二の端部92は中間部分21に沿って近位方向に伸長しているのが好ましい。該白金製のコイルは、図3に示されているように、中間部分21全体を覆っていても良い。該白金製のコイルは、約3センチメートル〜約5センチメートルの範囲内の長さであるのが好ましい。] 図1 図3 [0030] この白金製のコイルは、その最も幅が広い部分の内径95が、中間部分21の外径よりも大きく且つ第一の部分14の外径(即ち、第一の直径16)よりも小さい。このようなサイズの白金製のコイルは、該コイルを中間部分21に沿って保持された状態のままとし、しかも、ワイヤーガイド10の可撓性を減じることなく中間部分に沿って摺動可能に配置されたままとなるのを可能にする。該白金製のコイルは、ワイヤーガイド10の近位端から導入することによって中間部分上に組み付けることができる。第二の外側スリーブは、白金が属する分野の当業者に公知の放射線不透過性材料によって作ることもできる。更に、第二の外側スリーブ90は、コイル状構造以外の他の種々の構造によって構成しても良い。 (実施例3,4,5)] [0031] 以上、スリーブ80及び90を図1のループ先端ワイヤーガイドに関して説明したけれども、放射線不透過性のスリーブ80及び/又は90は、他の変形態様のループ先端ワイヤーガイドに取り付けても良い。例えば、図4及び5はスリーブ80及び90がそれに沿って設けられている他のタイプのループ先端ワイヤーガイドの取り付け形態を示しており、このワイヤーガイドにおいては、スリーブ80及び/又は90は放射線不透過性とすることができる。例えば、図4は、細長い部材12の2つの部分が溶着されるか又はハンダ付けされてループ22を形成しているループ先端ワイヤーガイドを示している。更に、スリーブ80は、図6のループ22の周囲に形成しても良い。図6は、閉止部材24を、ループ22を閉じ且つループ22の寸法全体を固定しているカニューレとして示している。スリーブ80及び90は、図5のループ先端ワイヤーガイドの周りに配置された状態で示されている。図5は、成形された結合部25を備えている閉止部材を示しており、この場合、ワイヤーガイドのループ22は、細長い部材12の2つの部分を同時に成形することによって形成されている。] 図1 図4 図5 図6 [0032] 細長い部材12に対しては如何なる適切な材料をも使用することができ、種々の適切な材料が当業者に知られている。選択される材料は、生体適合性でここに記載されている構造に形成することができることのみが必要とされる。適切な材料の例としては、ステンレス鋼及びNITINOLがある。細長い部材12は、ワイヤー、管状部材又はシート材料によって構成することができる。更に、該細長い部材は、一連の層又はコ—ティングされたコア構造によって形成することができる。例えば一つの実施例においては、細長い部材12は、ETFE製のカバーを備えたNITINOLのコアからなる。] [0033] 種々の形状及びサイズの該細長い部材及びループを使用することができ、これらは両方とも特別な用途に基づいて最適化できる。細長い部材12とループ22との寸法は種々のファクタに基づくが、該ファクタには、ワイヤーガイドの意図されている使用方法及びガイドワイヤーが配置される脈管が含まれる。総胆管にカニューレを挿入することを意図したワイヤーガイドの場合には、適切な寸法は約0.016インチ(0.406ミリメートル)〜約0.038インチ(0.965ミリメートル)の第一の直径16を有しており、約0.035インチ(0.889ミリメートル)の直径を有しているのが好ましい。ワイヤーガイドの第二の直径20は、約0.003インチ(0.0762ミリメートル)〜約0.010インチ(0.254ミリメートル)の直径であり、約0.006インチ(0.1254ミリメートル)の直径であることが好ましい。このワイヤーガイドの中間部分は、第一の直径16と第二の直径20との間にテーパーを形成している。このテーパーは、第二の直径20より小さいか又はほぼ同じサイズとすることができる。中間部分は、約0.006インチ(0.125ミリメートル)〜約0.016インチ(0.406ミリメートル)のテーパーを規定しているのが好ましい。このワイヤーガイドのためのループは、形状が卵形であり、長さが約4ミリメートル〜約5ミリメートルであり、幅が約2ミリメートル〜約3ミリメートルであるのが好ましい。] [0034] 更に、ワイヤーガイド10の最も外側の面は、有機溶剤溶液内のポリビニルプロラジン及びセルロースエステルに基づくもののような親水性コーティング又はハイブリッド高分子混合物によって処理しても良い。これらの溶液は、体液と接触したときにワイヤーガイドを特に湿潤させて誘導を補助する。] [0035] これらの図面に示されているように、ループ22は、細長い部材12によって形成されるのが好ましい。代替例として、ループを規定している別個の部材がほぼ直すぐな細長い部材に固着されて本発明のワイヤーガイドを形成することができる。このことは、ループと細長い部材とを異なる材料によって形成することが望ましいときには有利である。例えば、ナイロン又はシリコンループを形成し、これを、例えば閉塞部材によってNITINOLによって作られている細長い部材に取り付けることができる。このようなアセンブリは、上記した外側スリーブ80及び/又は90と関連付けることができ、その場合、放射線不透過性要素89及び91をそれらの各々の外側スリーブ80、90に取り付けて高い放射線不透過性を得ることができる。更にTEFLON(テフロン(登録商標))のような適切な熱収縮材料を、ループ22の一部分を覆うように適用して流線形の薄い外形を形成することができる。] [0036] 以上から分かるように、放射線不透過性要素を有している外側スリ−ブ80および/又は90を使用することによって、体管腔内への誘導中にワイヤーガイド10の位置を信頼性高く監視することが確保され、ワイヤーガイド10が意図した経路に沿って進入せしめられることが保証される。] [0037] 以上、好ましい実施例を説明してきたけれども、これらの好ましい実施例は、決して限定的であることは意図されておらず、本発明から逸脱することなく改造することができることは理解されるべきである。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって規定されており、文字通り又はそれらの等価物として特許請求の範囲の意義に含まれる全ての器具が、本発明の範囲内に包含されることが意図されている。更に、上記した利点は必ずしも本発明の唯一の利点ではなく、上記した利点の全てが本発明の実施例の各々によって得られることは必ずしも期待されていない。] [0038] 10ワイヤーガイド、 12細長い部材、 14 第一の部分、 16 第一の直径、 18 第二の部分、 20 第二の直径、 21 中間部分、 22ループ、 23ループ幅、 24閉止部材 25 結合部 26遠位端、 28 遠位先端、 29 閉止部材、コイル、 80外側スリーブ、 81 外側スリーブ80の第一の端部、 82 外側スリーブ80の第二の端部、 83 本体部分、 84内径、 85外径、 88通路、 89放射線不透過性要素、 90 第二の外側スリーブ、 91 放射線不透過性要素、 92 第二の外側スリーブの第二の端部、 93 第二の外側スリーブの第一の端部、 95 最も幅が広い部分の内径、 99電気絶縁材料、ETFE押し出し材、]
权利要求:
請求項1 曲がりくねった経路と障害物とのうちの少なくとも1つの近くで操作することができるワイヤーガイドであり、第一の部分と第二の部分とを有し、第二の部分が第一の部分の遠位側に配置されている、細長い部材と、内側空間を有し且つ前記第二の部分に固定されている、ループと、前記ループの少なくとも一部分に沿って配置されている外側スリーブと、を含んでいるワイヤーガイド。 請求項2 前記ループが閉止部材によって閉じられている、請求項1に記載のワイヤーガイド。 請求項3 前記外側スリーブが前記ループに沿って摺動可能に設けられている、請求項1に記載のワイヤーガイド。 請求項4 前記外側スリーブが、第一の端部と、第二の端部と、第一の端部と第二の端部との間に延びている本体部分とを有しており、本体部分は前記ループの周囲に巻かれている、請求項1に記載のワイヤーガイド。 請求項5 前記外側スリーブが放射線不透過性要素を備えている、請求項1に記載のワイヤーガイド。 請求項6 前記外側スリーブが内径を有しており、該内径は、前記ループの第一の部分の第一の直径よりも小さく且つ前記ループの第二の部分の第二の直径より大きい、請求項5に記載のワイヤーガイド。 請求項7 前記外側スリーブが電気絶縁材料の下に配置されている、請求項5に記載のワイヤーガイド。 請求項8 前記電気絶縁材料がエチレンポリテトラフルオロエチレン(ETFE)によって作られている、請求項7に記載のワイヤーガイド。 請求項9 前記放射線不透過性要素を前記外側スリーブに固定する手段を更に備えている、請求項5に記載のワイヤーガイド。 請求項10 前記外側スリーブがタングステンからなり、更に、前記外側スリーブがコイル構造に構成されている、請求項5に記載のワイヤーガイド。 請求項11 前記外側スリーブが金元素によってメッキされている、請求項10に記載のワイヤーガイド。 請求項12 前記外側スリーブがループ全体を覆っていて、前記外側スリーブの前記第一及び第二の端部が前記ループの頂部に当接している、請求項11に記載のワイヤーガイド。 請求項13 前記放射線不透過性要素が、前記外側スリーブに固定された放射線不透過性のビード、リボン、個別の帯片、ストリップ状の箔又はこれらの組み合わせからなる、請求項5に記載のワイヤーガイド。 請求項14 前記細長い部材がそれ自体曲げ戻されてループが形成されている、請求項1に記載のワイヤーガイド。 請求項15 前記第二の直径が前記第一の直径よりも小さい、請求項1に記載のワイヤーガイド。 請求項16 前記スリーブが前記ループに可撓性及び弾性を付与している、請求項5に記載のワイヤーガイド。 請求項17 第二の外側スリーブを更に備えており、該第二の外側スリーブが前記ループに隣接して配置されている、請求項1に記載のワイヤーガイド。 請求項18 曲がりくねった径路と障害物とのうちの少なくとも1つの近くで操作することができるワイヤーガイドであり、第一の直径を有している第一の部分と、第二の直径を有している第二の部分とを備えており、前記第二の直径が前記第一の直径よりも小さく、前記第二の部分が前記第一の部分の近位側に配置されている、細長い部材と、内側空間を有し且つ前記第二の部分に固定されている、ル−プと、最も広い部分に第三の直径を有しており、該第三の直径が前記第二の直径よりも大きく且つ前記前記第一の直径よりも小さく、前記第一の部分と前記第二の部分との間に配置されている、ネック部分と、ループに沿って配置されている第一の外側スリーブと、前記ネック部分に沿って配置されている第二の外側スリーブと、を含むワイヤーガイド。 請求項19 前記第一及び第二の外側スリーブの下側に電気絶縁材料が設けられており、該電気絶縁材料が、エチレンポリテトラフルオロエチレン(ETFE)によって作られている、請求項18に記載のワイヤーガイド。 請求項20 前記第二の外側スリーブの長手方向の長さが約50センチメートルである、請求項18に記載のワイヤーガイド。 請求項21 前記ループが第一の放射線不透過度を有しており、前記第一の外側スリーブが、前記第一の放射線不透過度よりも大きい第二の放射線不透過度を有している、請求項18に記載のワイヤーガイド。 請求項22 前記ループが第一の放射線不透過度を有しており、前記第二の外側スリーブが前記第一の放射線不透過度よりも大きい第三の放射線不透過度を有している、請求項18に記載のワイヤーガイド。 請求項23 前記第二の放射線不透過度がタングステンコイル上にメッキされた金からなる、請求項21に記載のワイヤーガイド。 請求項24 前記第三の放射線不透過度が白金コイルからなる、請求項22に記載のワイヤーガイド。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
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