专利摘要:
遠心血液処理装置は、遠心ローター(20)、分離チャンバー(12)、血液成分および流体を運ぶための入口ライン、出口ライン(50)を有するチューブセット(8)、および連結部で出口ラインに流体連通状態で接続された保管溶剤ライン(122)を有する。装置は、予め決められた量の保管溶剤を収集された血液成分へ運ぶためのポンプを制御する。また、装置は、負圧および正圧を与えることによって、チューブセット内の血液成分をパージする。使い捨て可能な血液処理セットが分離チャンバーを有し、チューブセットが、流体連通状態の入口および出口ライン、および連結部を介して出口ラインに接続された保管溶剤ラインを含む。
公开号:JP2011507661A
申请号:JP2010540683
申请日:2008-09-22
公开日:2011-03-10
发明作者:フェンダー、ロガン
申请人:カリディアンビーシーティー、インコーポレーテッドCaridianBCT, Inc.;
IPC主号:A61M1-02
专利说明:

[0009] 図1は、アフェレーシスシステムの概略図である。
図2は、図1のシステムで使用する、体外チューブ回路、カセットアッセンブリ、および収集バッグアッセンブリを含むこの発明によるところのチューブおよびバッグセットを示す。
図3は、図2のセットに示されたカセットアッセンブリを示す。
図4は、図2に示されたチューブおよびバッグセットと同様に使用可能な代わりのチューブおよび収集バッグアッセンブリを示す。
図5は、この発明によるところの保管溶剤の量られた量を供給するアフェレーシスシステムの制御のためのソフトウェア図である。] 図1 図2 図3 図4 図5
[0010] [詳細な説明]
本発明が添付図面を参照して説明される。一般に、本発明の第1の実施例は、血液処理アフェレーシスシステムにおける、或いは血液処理アフェレーシスシステムで使用するサブアッセンブリにおける手続上および構造上の改良に関する。しかし、これら改良のいくらかが、本発明の範囲内で、血液成分がドナー或いは他のものに直接的に戻されるかどうかにかかわらず、他の体外血液処理技術に適用可能である。]
[0011] この発明で使用するため、および/或いはこの発明とともに使用するための好適な血液アフェレーシスシステム2が、図1に概略的に示されている。システム2は、好ましくは、連続した血液成分分離プロセスに適用される。一般に、全血は、ドナーから回収され、実質的に連続して血液成分分離装置6へ供給される。装置6へ供給された血液は、種々の成分タイプへ連続的に分離され、少なくとも1つの血液成分タイプが、好ましくは、連続的に、装置6から集められる。1つ或いはそれ以上の分離された血液成分は、輸血のための収集および引き続く他人による使用のため供給され、或いは収集されずにドナーに戻される。いくらかの分離された血液成分の治療に役立つ処理および直近の戻しは、生存に適しており、共通の代替使用には適さない。治療に役立つ処理のため、血液は、本発明の原理を用いた濾過によって以下に説明するように患者に戻すため患者のベッドサイドで複数の成分に分離されることも理解すべきである。] 図1
[0012] 血液アフェレーシスシステム2において、血液は、ドナーから回収され、体外のチューブ回路10、および、1つの実施例において、血液処理導管12を含む、予め接続されたバッグおよびチューブセット8を通して指向される。体外のチューブ回路10および血液処理導管12は、協働して、閉塞された無菌の使い捨てシステムを規定する。上記セット8は、好ましくは、使い捨てであり、そして、血液成分分離装置6上に、および/或いは血液成分分離装置6内に搭載されるように取り付けられる。この分離装置6は、好ましくは、体外チューブ回路10に対するインターフェースとなるポンプ/バルブ/センサーアッセンブリ14、および使い捨て可能な血液処理導管12に対するインターフェースとなるチャネルアッセンブリ16を有する。]
[0013] チャネルアッセンブリ16は、遠心分離によって種々の血液成分タイプに血液を分離するのに必要な遠心力を提供する回転可能な遠心ローターアッセンブリ20に相互に回転可能に連結されたチャネルハウジング18を有する。血液処理導管12は、チャネルハウジング18内に装着される。説明したように接続された場合、血液は、ドナーから、体外チューブ回路10を通して、回転する血液処理導管12内へ実質的に連続的に流れることができる。そして、血液処理導管12内の血液は、種々の血液成分タイプへ連続的に分離され、少なくとも1つの血液成分タイプ(血小板、血漿、或いは赤血球)が、好ましくは、連続的に、血液処理導管12から移動される。収集のため或いは治療に役立つ処理のため保留されない血液成分もまた、血液処理導管12から移動され、体外チューブ回路10を介してドナーに戻される。ドナーに戻される血液成分が無いかどうかに関わらず、バッチ処理システム(全血の不連続流入或いは分離された血液成分の不連続流出)或いはより小さいスケールのバッチ或いは連続した赤血球/血漿分離システムを含む種々の代替アフェレーシスシステム(図示せず)が本発明に使用される。]
[0014] 血液成分分離装置6の動作は、好ましくは、その中に含まれた1つ或いはそれ以上のプロセッサーによってコントロールされる。1つ或いはそれ以上のプロセッサーは、効果的には、増加しないPCユーザー設備(例えば、CDROM、モデム、オーディオ、ネットワーク、および他の可能性)に対するインターフェースを備えた複数の埋め込まれたコンピュータープロセッサーを有する。その動作の種々の状況を伴ってアフェレーシスシステム2のオペレーターをアシストするため、血液成分分離装置6は、好ましくは、相互に作用するタッチスクリーン24を伴うグラフィカルインターフェース22を有する。]
[0015] Gambro Trima(登録商標) System および Trima(登録商標) Accel(登録商標) System(この出願の譲受人、Gambro BCT,Inc.,Lakewood,Coloradoから入手可能)のような好適なアフェレーシスシステムの動作に関する更なる詳細は、非常に多くの公報の中で、例えば、WO99/11305および米国特許No.5,653,887;No.5,676,644;No.5,720,716;No.5,722,956;No.5,738,644;No.5,750,025;No.5,795,317;No.5,837,150;No.5,919,154;No.5,921,950;No.5,941,842;およびNo.6,129,656;を含む多くの公報に開示されている。その開示内容は、ここに組み込まれる。例えば、Baxter CS3000(登録商標),Amicus(登録商標),Autopheresis−C(登録商標),およびAlyx systems或いはHaemonetics MCS(登録商標)およびMCS(登録商標)+,或いはFresenius COM.TEC(登録商標)およびAS−104(登録商標)或いは同様のシステムなどの多くの他の公知のアフェレーシスシステムもまたここでは有用である。]
[0016] 使い捨て可能なセット:体外チューブ回路
図2、3、4に示すように、予め接続された体外チューブ回路10は、カセットアッセンブリ26および相互に連結されたチューブ/収集アッセンブリ28、30、32、34、36、38、40を含む。血液移動/戻しチューブアッセンブリ28は、好ましくは、ドナーとチューブ回路10の残りの部分との間の単針インターフェース(図示しない2つの針を取り付けたものも使用可能である)を提供する。少なくとも2つのライン42、44が、血液をドナーから回収するためおよび成分をドナーに戻すため、アッセンブリ28(図3参照)内に設けられている。この実施例は、ドナーへ接続するチューブアッセンブリ28と、カセットアッセンブリ26と血液処理導管12との間のインターフェースを提供する血液入口/血液成分出口チューブラインサブアッセンブリ32と、の間に相互に接続されたカセットアッセンブリ26を含む。3つのライン46、48、50は、血液および成分の処理導管12への移送および処理導管12からの移送のため、図2および図3に図示されている。抗凝血性チューブアッセンブリ30、血漿収集チューブおよびバッグアッセンブリ36、赤血球収集アッセンブリ38、ベントバッグチューブラインサブアッセンブリ34、および血小板アッセンブリ40もまた、この実施例において、カセットアッセンブリ26に相互に接続されている。正しく認識されるように、体外チューブ回路10および血液処理導管12は、単独使用のため閉塞され予め滅菌された使い捨て可能なアッセンブリを生むように、好ましくは予め相互に接続されている。] 図2 図3
[0017] 導管12からの流出は、カセットアッセンブリ26のカセット54のRBC流路52(図2および図3参照)に一体に相互に接続された血液入口/血液成分出口チューブアッセンブリ32のRBC出口チューブライン48である。一体RBC流路52は、それぞれ、第1および第2の中空突起52a、52bを有する。第1の中空突起52aは、分離されたRBCをドナーへ戻すためのRBC戻しチューブループ56に相互に接続されている。このような目的のため、RBC戻しチューブループ56は、好ましくは、カセットアッセンブリ26の血液戻し貯蔵容器58の頂部に相互に接続されている。第2の中空突起52bは、ここでは好適に、使用中にRBCを収集するためのRBC収集チューブアッセンブリ38(例えば、図2、3、4参照)に接続されている。RBC収集チューブおよびバッグアッセンブリ38は、好ましくは、中空突起52b、RBC収集貯蔵容器或いはバッグ62、およびエアー除去バッグ64を連結するRBC収集チューブライン60を含む。エアー除去バッグ64は、追加クランプ68(図4)を備えたチューブライン66によって、RBC収集バッグ62へ取り付けられている。RBC収集チューブラインおよび容器サブアッセンブリ38は、好ましくは、使い捨て可能アッセンブリ8の予め接続された部分である。] 図2 図3 図4
[0018] カセットアッセンブリ26の一部において、血液入口/血液成分チューブアッセンブリ32(図2および図3参照)の血漿チューブ50は、カセットアッセンブリ26の第1の一体血漿流路74a(図3参照)を相互に接続する(これは、好ましくは、血漿収集サブシステムであるが、血小板のような他の成分がここでは或いは同様の装備により代りに収集される)。カセットアッセンブリ26は、第1の一体血漿流路74aと第2の一体血漿流路74bを相互に接続するポンプ組み合わせプラズマチューブループ76をさらに有する。第2の一体血漿流路74bは、第1および第2の中空突起78a、78bを有する。第1の中空突起78aは、チューブライン80を介して、血漿収集チューブアッセンブリ36へ相互に接続されている。血漿収集チューブアッセンブリ36は、使用中に血漿を収集するよう使用され、血漿収集チューブ80および血漿収集バッグ82を含む。スライドクランプ84(図2参照)は、血漿収集チューブ80に設けられている。第2の一体血漿流路74bの第2の中空突起78bは、ドナー/患者へ血漿を戻すための血漿戻しチューブループ86へ相互に接続されている。このような目的のため、血漿戻しチューブループ86は、ループ108および114を通して、カセットアッセンブリ26の血液戻し貯蔵容器58へ相互に接続されている。1つ或いはそれ以上のタイプの収集されなかった血液成分、例えば、血漿および/或いは血小板、総称して戻し血液成分は、使用中において、貯蔵容器58内に周期的にためられおよび容器58から移動される。ここでもまた、血漿収集チューブ80および血漿戻しチューブループ86を流れ制御のため予め決められた距離だけ離間させた関係を維持するため、バルブ/クランプアクセスが、カセットアッセンブリ26を通って形成される。] 図2 図3
[0019] チューブアッセンブリ28、30、32、34、36、38、40、およびカセットアッセンブリ26の殆どの部分は、好ましくは、例えばポリビニルクロライド(PVC)チューブラインを含むプラスティック要素から形成される。このプラスティック要素は、使用中における血液/血液成分の視覚的観察および監視を許容する。薄い壁を有するPVCチューブが、とりわけ、RBC収集チューブライン60のため、改善された無菌の結合のために使用されることに気付くべきである。全てのチューブラインは、全ての使い捨てアッセンブリの滅菌の前に予め接続され、システムの最大無菌状態維持を確保する。収集バッグサブアッセンブリ38を含むチューブ回路の全ての構成要素を予め接続することのより高い所望する効果は、完全なプレアッセンブリを含み、そして、殺菌の無い結合のようなプレアッセンブリの後の滅菌が後に必要である(貯蔵液の追加が除かれる)。従って、無菌結合の費用および危険性が排除される。代りに、壁を厚くされたPVCチューブが、とりわけ、改善された無菌結合RBC収集チューブライン60のために、使用される。]
[0020] 上述したように、図3の実施例におけるカセットアッセンブリ26は、使用する間中、血液成分分離装置6のポンプ/バルブ/センサーアッセンブリ14に搭載されて動作するように接続される。血液成分分離装置6に対する使い捨て可能アッセンブリ8の搭載および相互作用を含むアフェレーシスシステム構成の詳細は、とりわけ、上でリストアップした特許公報に開示されており、ここでは徹底的に繰り返されない。] 図3
[0021] 体外チューブ回路および血液成分分離装置の動作
アフェレーシスプロセスの根本的な種々の他の動作は、好ましくは、上でリストアップした複数の特許公報に示されたように実行される。血液移動の間、全血は、ドナーから血液移動/戻しチューブアッセンブリ28のチューブライン44内へ流通され、そして、血液成分分離装置6へ移送される。装置6において、血液は、好ましくはループ88(図3参照)を介して送られて、血液入口/血液成分チューブアッセンブリ32(図2および図3)のカセットアッセンブリ26およびライン46を介して処理導管12へ流される。そして、分離処理が実質的に連続して導管12内で生じ、そのときの血流が、分離されて、分離された成分としてそこから流れる。導管12内における分離処理の後(分離は連続して生じているが)、収集されない血液成分は、処理導管12からカセット26を通して移送され、予め決められたレベルに至るまでカセット26の貯蔵容器58(図2及び図3)内に溜められる。この予め決められたレベルは、そのレベルに達したとき、単針動作における血液成分分離装置6が、血液移動サブモードを一時的に停止して、これら収集されないおよび/或いは処理された成分がドナーに戻される血液戻しサブモードを始める(連続的なシステムでは必要ない)レベルである。このように、これら集められた成分は、血液移動/戻しチューブアッセンブリ28の血液戻しチューブライン44内へ移送され、ドナーへ戻される。単針血液戻しモードの間、貯蔵容器58内の集められた戻し血液成分が予め決められたレベルを下回るまで移動されたとき、血液成分分離装置6は、血液戻しサブモードを自動的に終わらせる。このことは、好適には、血液移動サブモードの再開或いは継続を自動的に与えることにもなる。血液移動および血液戻しサブモード間の循環は、予め決められた量の集められた血液成分が収穫されるまで続けられる。代わりの2針機構において、従来よく知られているように、血液は連続的にドナーから移動され、血液成分は連続的にドナーへ戻される。例えば、ポンプの制御を含む、このような動作の詳細なメカニズムについては、ここでは図示せず或いは詳細な説明もしない。] 図2 図3
[0022] また、一定の成分が、他の収集と同時に或いは引き続いて収集される。一例として、血小板がRBCの収集の前に収集され、一方で、血漿が両者と平行して収集される。図1−3に示す第1の例において、収集された3つの成分が示され、RBCサブアッセンブリ38内にRBCが収集され、アッセンブリ36内に血漿が収集され、他の収集アッセンブリ40内に血小板が収集される。1つ或いは他の成分の収集量が十分な量になると、このような成分の更に分離された部分が、全ての成分の十分な量が収集されるまで、他の収集されない成分とともにドナーへ戻される。1つ或いは2つの選択された成分は、ドナーへ戻される他の全ての成分とともに収集される。] 図1
[0023] 図2および図3を詳細に見ると、通常動作において、全血は、ドナーから、針および血液移動チューブアッセンブリ28、カセットアッセンブリ26、および血液入口チューブライン46を通って、処理導管12へ導かれる。そして、全血は、導管12内で分離される。また、血小板の流れ或いは血漿の流れは、ここで分離され、収集アッセンブリ40或いは36内にそれぞれ収集され、或いは最終的なドナーへの戻しのため貯蔵容器58へ分岐される。分離された血漿は、血漿のための容器82内に収集するため、或いは貯蔵容器58へ分岐するため、ループ76およびライン86を介して、カセット26内を流通される。分離された血小板は、容器112a、112b内に収集するため、或いはループ114を介して貯蔵容器58へ分岐するため、ループ108およびライン110を介して、カセット26内を流通される。さらに、赤血球(潜在的にいくらかの白血球を含む)は、分離されてカセットアッセンブリ26を通過され、好ましくはRBC出口チューブライン64を通して導管12から押し出され、戻しモードでは、貯蔵容器58へ送られる。好ましい代替として、RBC収集手続の間、分離されたRBCは、収集のため、チューブライン60を介して、RBC収集チューブおよびバッグアッセンブリ38へ分岐される。] 図2 図3
[0024] アフェレーシスプロトコル
上述したシステム2を用いたドナーに関するアフェレーシス手続の実施に従う1つの好適なプロトコルが要約される。初めに、オペレーターが、使い捨て可能なプラスティックアッセンブリ8を、血液成分分離装置6内へおよび/或いは血液成分分離装置6上へ搭載する。これにより、オペレーターは、血液成分分離装置6のフックに種々のバッグを吊るす。1つが使用されると、オペレーターは、カセットアッセンブリ26を装置6に搭載し、および/或いは血液処理導管12を装置6の遠心分離ローターアッセンブリ20に搭載するようにチャネルハウジング18内へ取り付ける。]
[0025] 体外チューブ回路10および血液処理導管12が上述した方法で取り付けられると、ドナーは、針/チューブアッセンブリ28のアクセス針をドナーに挿入することにより、体外チューブ回路10に対して液密に相互に接続される。さらに、抗凝血性のチューブアッセンブリ30(図2参照)および血液移動/戻しチューブアッセンブリ28が、好ましくは、ドナーからの血液によって満たされる。アフェレーシス手続のため、血液処理導管12にも血液が満たされる。1つの実施例において、血液が血液処理導管12内へ導入される最初の液体になるように、血液注入が用いられる。血液注入手続の間、すなわちアフェレーシス手続の残りを通して、血液が導管12内へ流され、血液成分が互いに分離され、1つ或いはそれ以上の成分が血液処理導管12から移動される。] 図2
[0026] 好適な血液アフェレーシスシステム2は、血液処理の間、赤血球(RBC)および血漿の分離を含む複数の血液成分の同時発生の分離をまかなうが、血小板の分離および収集を随意にまかなう。次に、このように分離された血液成分は、対応する貯蔵容器内へ選択的に収集され、或いは、それぞれの血液戻しサブモードの間(或いは2針機構では実質的に絶えず)、直ちに或いは僅かな遅延の後ドナーに戻される。血漿(および/或いは血小板)およびRBCの両方のように1以上の血液成分が収集される1つのアプローチにおいて、血液アフェレーシスシステム2は、赤血球の収集から分離された時間間隔の間、血漿(および/或いは、もし所望するなら、分離された血小板)の収集に使用される。これらの成分もまた、同時に収集される。]
[0027] RBC収集段階を始めるため、血液成分分離装置6は、適切な制御信号をRBC分岐バルブアッセンブリ(図示せず)へ供給し、ライン48を介して血液処理導管12から移動された分離されたRBCの流出をチューブライン60を通して収集容器62内へ指向するようにRBC収集システム38へ指向する。分離されたRBCは、好ましくは、収集のため導管12の外へポンプで送り出されず、代りに、導管12へ流れる血液入口の圧力によって、導管12から流れ出て体外チューブ回路10を流れる。入口血液は、カセット26のループ88を介して導管12内へポンプで送り込まれる。それにより、収集されたRBCへの外傷が減少される。]
[0028] 赤血球の所望する量の分離および収集に引き続き、血液分離装置6は、RBC分岐アッセンブリへ制御信号を供給し、さらなるRBC流れを、ループ56、貯蔵容器58、および戻しライン44を介して、ドナーへ戻すように分岐する。加えて、さらなる血液処理が不要である場合、ゆすぎ戻し手続きが完了される。本発明によると、保管溶剤が赤血球貯蔵容器或いはバッグ62へ加えられる。好ましくは、1つ或いはそれ以上の保管溶液バッグがスパイク90を通して回路10へ接続される。このような保管溶剤或いは追加の溶剤は、約1−6℃の温度で約42日にわたるRBCの貯蔵を効果的に容易にする。これに関し、受け入れ可能な保管溶剤は、カリフォルニア州のコヴィナにあるMedsep社から入手可能な米国で追加溶剤3(AS−3)として一般に参照される保管溶剤、および/或いはフランスのトゥールコアンにあるMacoPharmaから入手可能なヨーロッパで一般にSAG−Mとして参照される保管溶剤を含む。]
[0029] 保管追加溶剤は、好ましくは別個の保管溶剤バッグ(図示せず)内に収容されている。別個の保管溶剤バッグは、予め接続でき、或いは分離され、好ましくは、スパイク接続90を通してライン92を介してチューブ回路10へ後で接続される。例示の方法により、このような保管溶剤容器へチューブライン92を相互に接続するための1つのこのような無菌の接続装置は、ニュージャージー州のサマセットにあるテルモメディカル社によって商品名“TSCD”或いは“SCD(登録商標)312”で売り出されている。このような無菌バリアフィルター/スパイクアッセンブリ90の使用により、閉塞されたシステムの維持管理を容易にし、それにより、バクテリア汚染を効果的に防止できる。]
[0030] RBC品質の維持管理を保証するため、血液処理の間中使用される収集RBCバッグ62、保管溶剤、および抗凝血薬が親和性を有するべきである。例えば、収集バッグ62は、Medsep社によって売り出されているような一般的なPVCDEHP貯蔵容器(すなわちポリビニルコロライドジエチルヘキシルフタレート)である。代りに、他のPVC貯蔵容器が使用され得る。このような貯蔵容器は、カリフォルニア州のコマースにあるMoreflexによって商品名“CITRIFLEX−B6”で売りに出されている可塑剤を使用する。さらに、上述した赤血球収集手続に関連して使用される抗凝血薬は、クエン酸デキストロースーA(ACD−A)である。]
[0031] バッグ62からのいかなる空気、或いは入ってくるRBCとバッグ62との間でキャッチされた空気は、最終的にチューブライン接続66を通して空気除去バッグ64へ移動される。空気は、入ってくるRBCが流れる前に除去バッグ64へ排気され、或いは入ってくるRBCの流れによって排気される。空気は、また、分離プロセスの前に、アフェレーシスシステムの戻しポンプ(図示せず)の初期の運転によって吐き出されることができる。空気の除去は、例えば、疎水性の排出および/或いはバイパスラインを含む他の良く知られた方法(ここではあまり望まれないが)によっても達成される。]
[0032] 収集の完了の後、保管溶剤がRBCに加えられる。保管溶剤バッグ(図示せず)が接続された後(前もって接続、スパイク、或いは無菌溶接によって)、チューブライン92内への保管溶剤の導入を許容するようクランプ94が開かれる。抗凝血性アッセンブリ30とドナーアクセス28との間の供給ライン100にある第1のチェックバルブ98が閉じられる。クロスオーバーライン104の第2のチェックバルブ102が開かれて、それにより、RBC保管溶剤アッセンブリを分離チャネル12からのRBCライン48へつなげる。これにより、保管溶剤が、ライン92、ループ96、クロスオーバーライン102、および中空突起52aを通して、貯蔵容器58内へポンプで送ることができる。貯蔵容器58は、分離されたRBC血液成分の存在および量を検出するためこれまで使用されてきたレベルおよび光センサーへ接続されている。そして、保管溶剤が貯蔵容器58内へポンプで送られると、貯蔵容器内における保管溶剤の存在および量が、同じセンサーを介して分離装置6によって検出されることができる。RBC血液成分がシステムから洗われたことを指し示すに十分な保管溶剤の量の検出の後、保管溶剤の流れは、貯蔵容器58からライン60およびRBC貯蔵バッグ62へ接続された中空突起52b内へ分岐される。そして、保管溶剤の量られた量は、ループ90上で作動する蠕動ポンプの制御された動作によって、バッグ62へ運ばれることができる。]
[0033] 追加溶剤の追加の完了に基づいて、収集バッグ62がセット8の残りから分離される。この分離は、チューブライン60のクランプ或いはRFシーリングによって、そしてとりわけチューブラインのRFシールされた部分に沿った米国特許No.5,345,070および米国特許5,520,218に従う分離によってなされる。チューブラインを閉じて、そして使い捨て可能アッセンブリ8の残りからRBC収集システム38を分離する他の良く知られた方法も使用可能である。]
[0034] 図2のバッグおよびチューブアッセンブリ10において、血小板もまた血小板バッグアッセンブリ40内に収集される。血液成分分離の間、血小板或いは血漿は、分離チャネル12から流れ出て、血小板および血漿ライン50を通って、中空突起74aおよびループ76内へ流れる。ループ76は、血液分離装置6上の蠕動ポンプを組み合わせる。血漿は、バルブ(図示せず)を通って中空突起74b内へ流れ、ライン80および血漿バッグ82に接続された中空突起78a、或いはクロスオーバーライン104およびドナーへ戻すための貯蔵容器58に接続された中空突起78b内へ流れる。分離チャネル12内における適したコンディションの下、血小板も、ライン50を通って中空突起74aおよびループ76内に流れるが、バルブによって中空突起106aおよびループ108内へ分岐される。ループ108も、血液分離装置6上の蠕動ポンプを組み合わせる。血小板は、バルブを通って、ライン110および血小板バッグアッセンブリ40の血小板バッグ112aおよび112bへ接続された中空突起106b内へ、或いはクロスオーバーライン114およびドナーへ戻すための貯蔵容器58に接続された中空突起106c内へ流れる。] 図2
[0035] 収集の完了の後、赤血球は、真空パージステップ196に関連して以下に説明されるように、正圧および負圧の付与によって、カセットから洗い清められなければならない。保管溶剤は、血小板へ加えられる。保管溶剤バッグ(図示せず)が血小板保管溶剤アッセンブリ116へ接続された後(前もって接続、スパイク、或いは無菌溶接によって)、チューブライン112内への保管溶剤の導入を許容するよう壊れ易いバルブ118或いはクランプ120が開かれる。ライン122にある第3のチェックバルブ124が開かれて、血小板保管溶剤アッセンブリを分離チャネル12からの血小板および血漿ライン50へつなげる。これにより、保管溶剤が、ライン50、ループ76、中空突起106a、ループ108、中空突起106c、クロスオーバーライン114を通して、貯蔵容器58内へポンプで送ることができる。上で説明したように、貯蔵容器58は、レベルおよび光センサーへ接続されている。真空パージ手続196を用いて保管溶剤が貯蔵容器58内へポンプで送られ、貯蔵容器内における保管溶剤の存在および量が、同じセンサーを介して分離装置6によって検出される。血小板血液成分がシステムから洗われたことを指し示すに十分な保管溶剤の量の検出の後、保管溶剤の流れは、貯蔵容器58からライン110および血小板貯蔵バッグ112a、112bへ接続された中空突起106b内へ分岐される。そして、保管溶剤の量られた量は、ループ76および108上で作動する蠕動ポンプの制御された動作によって、バッグへ運ばれることができる。]
[0036] 図5は、制御プログラム130を示す。この制御プログラム130によって、血液分離装置6は、収集された血液生成物への量られた保管溶剤の受け渡しを制御する。赤血球、血小板、或いは血漿などの血液生成物の一般的な収集のためのプログラムは、良く知られており、ここでは図示しない。このようによく知られたプロセスにおける最終ステップは、一般に、リンスバックステップ132である。このリンスバックステップは、収集されなかった血液成分を分離チャネルおよびチューブの外に洗い流し、これら成分をドナーへ戻すステップを含む。このリンスバックステップ132は、量られた保管溶剤プログラムの開始状況に適している。リンスバックが首尾よくなされなかった場合、保管溶剤の量を手作業で実証するため、および白血球汚染のチェックのため、生成物がフラグ付け134される。リンスバック132或いはフラグ付け134のいずれかの後、装置がドナーから取り外され136、抗凝血薬30およびドナーライン28が密閉される。装置6は、収集された血小板の量が予め設定された量から異なるか或いは設定された量であるかを決め138、もし異なる場合、収集された血小板へ加える保管溶剤の量を再計算する。装置6は、保管溶剤の量が再計算されたことをオペレーターに警告するメッセージをグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)22上に表示する140。適切なラベルが製造されるように、血小板ラベルスクリーンが示される142。装置は、チャネルラインのクランプを外すようにオペレーターをうながす144。同時に、貯蔵容器58は、低レベルセンサー検出器へ流体のレベルを下げることによって、保管溶剤を検出するように準備される146。通常のシステム制御の一部としてリンスバック132が導入されない場合、貯蔵容器の準備は完了されない148。] 図5
[0037] システムは、第1に、終結実行が進行中であることをGUI22を介してオペレーターに通知する150ことにより、モニターされた保管溶剤を与えることの準備を続ける。第2に、不都合な動作状況を検出するため、システムの警報機能が活性化される152。もし、1350mmHgより高い圧力が検出された154場合、高圧警報が与えられる156。システムの圧力が500mmHgより高く、警報圧力より低い場合、システムは、警報を与えることなく圧力を元に戻すように入口ポンプを動作させる168。漏れ、すなわち他の不都合な動作状況が遠心分離機18で検出され158、漏れ警報が表示される160。最後に、過剰な入口量が検出される162と、この場合、チャネル溢れ保護がもたらされる164。警報状況のいずれかが検出されて解消されないと、プログラム終結170bへ分岐する170aことによって、量られた保管溶剤のさらなる自動供給が終結される。しかしながら、保管溶剤を供給することの準備は続けられる。システム6は、貯蔵容器内における量を算出することにより、チャネルクランプ終結を実証する172。しかしながら、もしリンスバック132が実行されなかった場合、戻しポンプが終結の実証のため動作されず、むしろ、システムが適正な終結および引き続く処理を仮定する174。もしチャネルクランプ終結が実証されなかった場合、白血球汚染の可能性を示すフラグがセットされ176、およびクランプ終結警報が表示される178。もしこの警報が解消されなかった場合、プログラムは、プログラム終結170bへ分岐する170c。]
[0038] 準備が完了すると、システムは、保管溶剤バッグを、血小板保管溶剤アッセンブリ116、或いはRBC保管溶剤アッセンブリ90、或いは双方へ接続することを、オペレーターにうながす180。オペレーター確認の後、システムは、保管溶剤の前持った注入182を始める。GUIのスクリーンは、溶剤の注入が進行中であることをオペレーターに通知する184。同時に、血小板および血漿ポンプが保管溶剤を満たして186貯蔵容器58へ送り、そこで、センサーが貯蔵容器へ送り込まれた溶剤の特性(透明な液体)および量(上レベルセンサー)を検出する。このようなセンサーは、上述した他の特許から知られており、ここでのさらなる説明は不要である。もしリンスバック132が実行されなかった場合、システムは、前もった注入のための溶剤の最大量の移動のため、複数のポンプを動作する188。システムは、前もった注入を実証するため戻しポンプを動作せず、選択された最大量の移動を伴って前もった注入が完了したことを仮定する。前もった注入の間、予め決められた時間の後、溶剤が貯蔵容器に達することが明らかである場合、警報が与えられる190。遅い到達は、不適切に締められたクランプ、漏れ、或いは何らかの他の不具合を指し示す。オペレーターが原因を突き止めることができずに警報を解除できない場合、プログラムは、プログラム終結170bへ分岐する170d。同様に、溶剤が貯蔵容器内で非常に早期に検出された192場合、クランプ或いはバルブは、適切にセットされておらず、溶剤が全ての必要な場所へ到達しない。再び、オペレーターが原因を突き止めることができずに警報を解除できない場合、プログラムは、プログラム終結170bへ分岐する170e。]
[0039] リンスバック132が実行194されて保管溶剤が収集された血小板或いは血漿へ加えられると、システムは、カセット26の流路から不所望な赤血球および白血球を除去する真空パージ196を実行する。収集された血小板或いは血漿の一定の血液成分による汚染を避けるため、カセット26の流路を洗い清めることが重要である。同時に、可能であれば、この洗い清め工程のために少量の保管溶剤を使用することが望ましい。ライン122を通して入手可能な血小板保管溶剤を伴って、血液処理装置6は、ループ76および108に組み合わせたポンプを制御する。ループ108にあるポンプが初めに停止される一方で、ループ76に組み合わせたポンプが血小板保管溶剤を送り出す(例えば、約1.4mL)ことにより、カセット26のチャネル内に正圧を生じる。次に、ループ108に組み合わせたポンプが作動され、一方でループ76に組み合わせたポンプが、実質的にループ108のポンプより遅い減少された速度で動作する。これは、カセット26のチャネル内に部分的な真空或いは負圧を生じ、一方で、今まで通りに流体の流れを許容する。正圧への加圧ステップおよび負圧で流体を流すステップが、例えば、4回繰り返され、それにより、約6mLの保管溶剤がカセットの洗い清めに使用される。繰り返しの正圧への加圧および負圧で繰り返し流すことは、赤血球や白血球のような血液粒子がカセット26のサイドチャネルから引き出されることを引き起こす。すなわち、このチャネルは、血小板保管溶剤および血小板収集バッグ112a、112bの間の流路に真っ直ぐではない。6mLの保管溶剤は、洗い清め工程に使用され、あらゆる血液粒子が、ループ114を通る繰り返し正圧および負圧流によって、流路内へ引き出されて貯蔵容器58へ送られる。この真空パージ工程196は、保管溶剤の送り込みのため、システムを前もって満たす。]
[0040] 前もった注入は、保管溶剤がシステム内で入手可能であること、および血液成分の汚染がなく量られた仕方で保管溶剤を血小板或いはRBC貯蔵バッグ内へ蠕動ポンプによる制御として送り込むことができることを保証する。従って、オペレーターの介入がない血液成分と保管溶剤の正確な混合が保証される。前もった注入の完了とともに、システムは、溶剤を選択された生成物バッグ内へ向かわせるようにバルブの方向を切り換えて、保管溶剤を加えること198を始める。この工程の間、エラーが検出されると、オペレーターは、保管溶剤の手作業による追加を再開するよう通知を受ける200ことができる。保管溶剤の量られた移動の間、GUI22が量られた保管溶剤移動スクリーンを表示202aし、手続の状況をオペレーターに通知する。上述した特許公報から知られる装置6内のセンサーは、特に保管溶剤が血小板バッグ112a、112bへ運ばれる場合、RBC(赤血球)の存在をモニター204する。不所望な血液成分が検出された場合、生成物は、白血球汚染の可能性のため、フラグが立てられる206。適切な複数のポンプの動作は、蠕動ポンプのカウントされた回転に基づいて、保管溶剤の、血小板バッグ112a、112b、赤血球バッグ62、或いは両方への、量られた量を移動208aする。]
[0041] 所望する量の保管溶剤が移動されたとき、システムは、遠心器を開く210ことによって、プログラム終結を実施する。システムは、オペレーターがチャネルハウジング18から分離チャンバー12を取り外すための指示を表示212する。また、システムは、カセットアッセンブリ26を持ち上げ214、カセットアッセンブリの装置6からの取り外しを許容し、ランスクリーンの終わりを表示216する。]
[0042] 本発明の先の説明は、図示および説明の目的のため示された。さらに、この説明は、発明をここに開示された形に限定するものではない。従って、上述した教えと同程度の変更や修正、および関連技術のスキルや知識は、本発明の範囲内にある。さらに、ここで上述した実施例は、本発明を実施するものとわかる最良の態様を説明するものであり、当業者がかかる実施例または他の実施例および本発明の特定の適用により必要とされる種々の変更例に利用することができるものである。添付の請求項は従来技術により許容される程度までの代わりの実施例を含むものと解される。]
权利要求:

請求項1
分離チャンバーと;前記分離チャンバーへ、および前記分離チャンバーから、血液、血液成分、および流体を運ぶため、前記分離チャンバーへ接続されたチューブセットと;前記チューブセットは、前記分離チャンバーに流体連通状態で接続された少なくとも1つの入口ライン、および前記分離チャンバーに流体連通状態で接続された少なくとも1つの出口ラインを含み、前記少なくとも1つの出口ラインに連結部を介して流体連通状態で接続された保管溶剤ラインと;を有する血液処理装置。
請求項2
少なくとも第1の蠕動ポンプと;前記第1のポンプに組み合わされた前記少なくとも1つの出口ラインの第1の部分と;予め決められた量の保管溶剤を運ぶように前記ポンプを制御するための手段と;をさらに有する請求項1の血液処理装置。
請求項3
少なくとも1つの血液成分収集バッグをさらに有し、前記予め決められた量の保管溶剤が前記成分収集バッグへ運ばれる請求項2の血液処理装置。
請求項4
選択された流体を受け入れるための貯蔵容器と;前記予め決められた量の保管溶剤を運ぶ前に、前記チューブセットの少なくとも一部内の血液成分を前記貯蔵容器内へパージするための手段と;をさらに有する請求項2の血液処理装置。
請求項5
前記血液成分をパージするための手段は、前記チューブセットの少なくとも一部内の流体に正圧を与えるとともに、前記チューブセットの前記少なくとも一部内の前記流体に負圧を与えるための装置を有する請求項4の血液処理装置。
請求項6
前記出口ラインの前記第1の部分が、前記連結部に近接し、少なくとも第2の蠕動ポンプと;前記第2ポンプに組み合わされた前記出口ラインの第2の部分と;前記第2の部分が血液成分収集バッグに連通するよう取り付けられた接続部に近接し、前記圧力を与えるための装置が、前記第1および第2のポンプに接続されたコントローラーを有し、前記コントローラーが、前記正圧を生出するように少なくとも前記第1のポンプを作動し、前記負圧を生出させるように少なくとも前記第2のポンプを作動する請求項5の血液処理装置。
請求項7
前記コントローラーは、さらに、前記正圧を生出するように前記第2ポンプを停止し、前記負圧を生出するように前記第2ポンプより遅い速度で前記第1ポンプを作動する請求項6の血液処理装置。
請求項8
前記コントローラーは、前記チューブセット内で連続した正圧および負圧を生出するように前記第1および第2のポンプを作動する請求項7の血液処理装置。
請求項9
遠心血液処理装置のための使い捨て可能な血液処理セットであって、分離チャンバーと;前記分離チャンバーへ、および前記分離チャンバーから、血液、血液成分、および流体を運ぶため、前記分離チャンバーへ接続されたチューブセットと;前記チューブセットは、前記分離チャンバーに流体連通状態で接続された少なくとも1つの入口ライン、および前記分離チャンバーに流体連通状態で接続された少なくとも1つの出口ラインを含み、前記少なくとも1つの出口ラインに連結部を介して流体連通状態で接続された保管溶剤ラインと;を有する血液処理セット。
請求項10
第1のポンプに組み合わされた前記少なくとも1つの出口ラインの第1の部分をさらに有する請求項9の使い捨て可能な血液処理セット。
請求項11
選択された流体を受け入れるための貯蔵容器をさらに有する請求項10の使い捨て可能な血液処理セット。
請求項12
前記出口ラインの前記第1の部分が、前記連結部に近接し、前記第2ポンプに組み合わされた前記出口ラインの第2の部分をさらに有し、前記第2の部分が血液成分収集バッグに連通するよう取り付けられた接続部に近接している請求項11の使い捨て可能な血液処理セット。
請求項13
収集された血液成分へ保管溶剤を加えるための方法であって、分離チャンバーに流体連通状態で接続された少なくとも1つの入口ライン、および前記分離チャンバーに流体連通状態で接続された少なくとも1つの出口ラインを含む、血液、血液成分、および流体を、前記分離チャンバーへ、および前記分離チャンバーから、運ぶための、前記分離チャンバーへ接続されたチューブセットを用意し、前記分離チャンバー内で血液を少なくとも1つの成分へ分離し、バッグ内に前記成分を収集し、保管溶剤ラインを通して連結部で前記少なくとも1つの出口ラインを通して保管溶剤を流し、前記血液成分を収容した前記バッグ内へ予め決められた量の保管溶剤をポンプで送る方法。
請求項14
少なくとも第1の蠕動ポンプを用意し、前記第1のポンプに組み合わせられる前記少なくとも1つの出口ラインの第1の部分を形成し、予め決められた量の保管溶剤を運ぶように前記ポンプを制御する請求項13の方法。
請求項15
貯蔵容器内に選択された流体を受け入れて、前記予め決められた量の保管溶剤をポンプで送る前に、前記チューブセットの少なくとも一部分内にある血液成分を前記貯蔵容器内へポンプで送る請求項14の方法。
請求項16
血液成分をパージする工程では、前記チューブセットの少なくとも一部内の流体へ正圧を与えるとともに、前記チューブセットの前記少なくとも一部内の前記流体へ負圧を与える請求項15の方法。
請求項17
前記出口ラインの前記第1の部分が前記連結部に近接し、少なくとも第2の蠕動ポンプを用意し、前記第2のポンプに組み合わせられる前記出口ラインの第2の部分を形成し、前記第2の部分が血液成分収集バッグに連通するよう取り付けられた接続部に近接し、前記圧力を与える工程は、前記正圧を生出するように少なくとも前記第1のポンプを作動し、前記負圧を生出するように少なくとも前記第2のポンプを作動する請求項16の方法。
請求項18
前記正圧を生出するように前記第2ポンプを停止し、前記負圧を生出するように前記第2ポンプより遅い速度で前記第1ポンプを作動する請求項17の方法。
請求項19
前記チューブセット内で連続した正圧および負圧を生出するように前記第1および第2のポンプを作動する請求項18の方法。
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