![]() 埋め込み可能装置
专利摘要:
複合織移植片を有する埋め込み可能な移植装置(10)が開示される。装置(10)は、長手方向の軸を規定する管腔(20)を形成し、近位端(21)と遠位端(22)とを備える、移植片本体(12)を備える。移植片本体(12)は、送達時に外形を小さくし、使用時に長手方向の軸に対して径方向に伸長するために形成された、デニール数の小さい織糸と重合体の織糸とを備える。移植片本体(12)は、第一部分(40)と、第一部分から延びる第二部分(42)とを有する。第一部分(40)は、支持のために第一部分に取り付けられた少なくとも一つの拡張可能ステント(43)を備える。第二部分(42)は、ねじり抵抗を高めるための波形(46)を有する。 公开号:JP2011507659A 申请号:JP2010540665 申请日:2008-12-24 公开日:2011-03-10 发明作者:クプラサナム,シャイアム;グルー,デイビッド・ディー;シャルボワ,スティーブン・ジェイ;ディアキング,ウィリアム・ケイ 申请人:クック・インコーポレイテッドCook Incorporated;メッド・インスティテュート・インコーポレイテッドMed Institute, Inc.; IPC主号:A61F2-06
专利说明:
[0001] 本発明は、概して、埋め込み可能装置およびその装置の製造方法に関する。特に、本発明は、複合織移植片を有し移植血管装置である装置に関する。] 背景技術 [0002] 血管内において、年齢、疾病または遺伝的素因により、血液が流れるときに血管壁がその形状を保つことができるためには血管の強度または弾性が不十分であって、その結果、強度/弾性に乏しい位置で血管が膨張または伸長し、これにより動脈瘤嚢が形成される位置に、動脈瘤が発生する。動脈瘤が治療されずに放置されれば、血管壁の残存強度が破裂を防止するために必要な限度を下回るまで血管壁が拡張し続け、血管が動脈瘤の位置で破損して、しばしば致命的な結果になる。] [0003] 破裂を防止するために、管状構造のステントグラフトが、たとえば管腔内的に、血管内へ導入されることがある。典型的には、ステントグラフトが動脈瘤嚢に亘るような血管内部の位置に、ステントグラフトが留置され固定される。ステントグラフトの外表面は、その対向する両端部において、血管壁が強度または弾性を喪失していない位置で血管の内壁に封止される。よって管内の血流はステントグラフトの中空の内部を通って流れ、これにより、動脈瘤嚢の位置において血管壁に作用する応力を、無くしはしないとしても低減する。したがって、動脈瘤の位置における血管壁の破裂の危険性は、無くならないとしても大幅に低減され、血液は途切れることなく下流の血管へ流れることができる。] 発明が解決しようとする課題 [0004] しかしながら、多くの場合には、脈管系を通る装置の最適な送達のために、比較的小さな寸法の外形が、必要とされ、または少なくとも好ましい。たとえば、腹部大動脈の場合、装置を埋め込むために、大腿動脈および腸骨動脈を含む狭く曲がった組織を経由して装置が導入される。腹腔動脈、腸間膜動脈および腎動脈を含む、種々の体内の他の器官に通じる分枝血管に、装置が誘導される場合もある。] 課題を解決するための手段 [0005] 本発明の好ましい実施の形態は、概して、患者の組織を通る装置の送達のための、小さくされた外形を有する、埋め込み可能な移植装置を提供する。] [0006] 本発明の第一の局面に従うと、複合織移植片を有する埋め込み可能な移植装置が提供される。装置は、長手方向の軸を規定する管腔を形成し、近位端と遠位端とを備える、移植片本体を備える。移植片本体は、送達時に外形を小さくし、使用時に長手方向の軸に対して径方向に伸長するために形成された、デニール数の小さい織糸と重合体の織糸との複合材料を備える。移植片本体は、第一部分と、第一部分から延びる第二部分とを有する。第一部分は支持のために第一部分に径方向に取り付けられた少なくとも一つの拡張可能ステントを備え、第二部分はねじり抵抗を高めるための波形を有する。] [0007] 本発明の第二の局面に従うと、一つ以上の分枝血管付近の主血管の欠陥を治療するための、埋め込み可能な補綴物が提供される。補綴物は、長手方向の軸を規定する管腔を形成し、近位端と遠位端とを備える、移植片本体を備える。移植片本体は、送達時に外形を小さくし、使用時に長手方向の軸に対して径方向に伸長するために形成された、小径織糸と弾性織糸との複合材料を備える。移植片本体は、第一部分と、第一部分から延びる第二部分とを有する。第一部分は支持のために第一部分に径方向に取り付けられた少なくとも一つの拡張可能ステントを備え、第二部分はねじり抵抗を高めるための波形を有する。補綴物はさらに、移植片本体の近位端から延びる固着部を備える。固着部は、第一の織られた部分と、移植装置の移動量を低減するために第一の織られた部分に取り付けられたかかりステントとを有する。第一の織られた部分は、織られた織糸からなる。移植片本体の小径織糸は、固着部の織糸よりも小さい径を有する。補綴物はさらに、移植片本体の遠位端から延びる端部を備える。端部は、第二の織られた部分と、第二の織られた部分に取り付けられた拡張可能ステントとを有する。第二の織られた部分は、織られた織糸からなる。移植片本体の小径織糸は、端部の織糸よりも小さい径を有する。] [0008] 本発明の第三の局面に従うと、複合織移植片を有する埋め込み可能な移植装置の製造方法が提供される。この方法は、長手方向の軸を規定する管腔を有し、第一の方向に並べられた縦織糸と、第二の方向に並べられ縦織糸に織り込まれた横織糸と、を有する織布を規定する、近位端と遠位端とを有する、移植片本体を形成するステップを備える。織布は、送達時に外形を小さくし、使用時に長手方向の軸に対して径方向に伸長するために形成された、小径織糸と弾性織糸との複合材料を備える。移植片本体は、第一部分と、第一部分から延びる第二部分とを有する。方法は、少なくとも一つの拡張可能ステントを第一部分の周囲に支持のために径方向に取り付けるステップと、ねじり抵抗を高めるために第二部分に波形を形成するステップと、をさらに備える。] [0009] 本発明の好ましい実施の形態のさらなる目的、特徴および利点は、例示の目的にのみ与えられた以下の説明および添付の特許請求の範囲を、付随する図面に関連して検討することから、明らかになるであろう。] 図面の簡単な説明 [0010] 埋め込み可能な移植装置の側面図である。 図1aの装置の円1b内の拡大図である。 図1の埋め込み可能な移植装置の周囲の図である。 本発明の他の実施例に従った埋め込み可能な移植装置の製造方法の一つの流れ図である。] 図1a 実施例 [0011] 詳細な説明 本発明の実施の形態は、複合織移植片を有する埋め込み可能な移植装置を提供する。一実施の形態では、移植装置は、送達時に外形を小さくし、長手方向の軸に対して径方向に伸長するために形成された、小径織糸と弾性織糸との複合材料を備える、移植片本体を備える。] [0012] 本明細書中で使用されるすべての技術用語および科学用語は、他に定義されなければ、本発明の属する技術分野における当業者によって共通に理解されるのと同一の意味を有する。矛盾する場合には、定義を含めて本文書が支配する。好ましい方法および材料が以下に説明される。もっとも、本発明の実施または試験において、本明細書中に説明されるのと類似または同等の方法および材料が使用されてもよい。本明細書中に述べられる全ての刊行物、特許出願、特許またはその他の参考文献は、その全体が引用により援用される。本明細書中に開示される材料、方法および実施例は、単に例示であって、限定を意図するものではない。] [0013] 「埋め込み可能」の語は、たとえば体内の管腔の内部のような、体内の位置に配置され得る、医療装置の能力をいう。] [0014] 本明細書中に使用されるように、「体内の管」の語は、血管を含むがこれに限定されない、たとえば人体の脈管系、食道の通路、腸の通路、胆管の通路、尿道の通路、および尿管の通路などの、管状の体内の液体を導く通路である管腔を意味する。] [0015] 「分枝血管」の語は、主血管から分枝する血管をいう。胸大動脈および腹部大動脈の「分枝血管」は、腹腔動脈、下横隔動脈、上腸間膜動脈、腰動脈、下腸間膜動脈、正中仙骨動脈、中副腎動脈、腎動脈、精巣動脈、(女性の)卵巣動脈、無名動脈、左頚動脈、および左鎖骨下動脈を含む。その他の例としては、内腸骨動脈は、この文脈における主血管である総腸骨動脈の分枝血管である。したがって、「分枝血管」および「主血管」は、相対的な語であると理解されるべきである。] [0016] 量に関して使用される「約」または「略」の語は、意図された目的または機能にとって記載された量と実質的な違いはない量などの、記載された量と等価である記載された量の変動を含む。] [0017] 「ステント」の語は、剛性、膨張力または支持を補綴物に付加する装置または構造を意味する。] [0018] 本明細書中で使用される「ステントグラフト」の語は、ステントと、それと関連して管腔を少なくともその長さの一部分に亘って形成する移植片(graft)材料と、を備える補綴物をいう。] [0019] 「生体適合性」の語は、その意図される用途の生体内環境において実質的に無毒であり、かつ患者の生理的システムによって実質的に拒絶されない(すなわち非抗原性)である材料をいう。これは、国際標準化機構(ISO)規格第10993号および/または米国薬局方(USP)23および/または「国際標準ISO−10993の使用、医療用具の生物学的評価第1部:評価および試験」と題された米国食品医薬品局(FDA)青書メモランダム第G95−1号に規定される生体適合性試験に、材料が合格できることによって評価することができる。典型的には、これらの試験は、材料の毒性、感染性、発熱性、過敏性、反応性、溶血作用、発癌性、および/または免疫原性を測定する。生体適合性構造または材料は、大部分の患者に導入されても、典型的に外科手術または異物の生体中への埋め込みに伴う穏やかで一過性の炎症とは区別される、著しく悪い、長期にわたる、または段階的に増大する生物学的反作用または反応の原因とならない。] [0020] 図1は、本発明の一実施の形態に従った複合織移植片を有する埋め込み可能な移植装置10を図示する。図示されるように、装置10は、移植片本体12と、移植片本体12から近位側へ延びる固着部13と、移植片本体12から遠位側へ延びる端部14とを備える。さらに図示されるように、移植片本体12は好ましくは、内側面16と外側面18とを備える。移植片本体12の内側面16は、長手方向の軸を規定し近位端21と遠位端22とを備える、管腔20を形成する。本実施の形態では、移植片本体12は、送達時に外形を小さくし、使用時に長手方向の軸Aに対して径方向に伸長するために形成された、小径織糸と弾性織糸との複合材料を備える。本発明の織糸(yarn)は、任意の好適な織糸であってもよい。たとえば、本実施の形態では、小径織糸は、デニール数の小さい、好ましくは約0.5デニールと1.5デニールとの間の、ポリエステル製の織糸である。弾性織糸は、任意の好適な重合体であってもよく、または当該技術分野において公知の、重合体、ポリオレフィン、ポリウレタン、ポリエステルまたはポリアミドを備える弾性織糸であってもよい。] [0021] 本実施の形態では、移植片本体12は、第一の方向に並べられた縦織糸30と、第二の方向に並べられた横織糸32とを有する、織布24を備える。好ましくは、縦織糸30は織り始められる前に織機に取り付けられる、長さ方向の糸である。横織糸32(横(woof)糸またはフィルヤーン(fill yarn)としても知られる)は、縦織糸30を横切って前後に往復され、織布24を規定する織糸である。縦織糸と横織糸32とのいずれかは、紡糸繊維の糸であってもよい。本実施の形態では、小径織糸はデニール数の小さい、好ましくは約0.5デニールと1.5デニールとの間の、ポリエステル繊維である。繊維は様々な材料(以下に非常に詳細に説明される)からなるものであってもよい。一実施の形態では、弾性織糸が横織糸であって、小径織糸が縦織糸30であってもよい。他の実施の形態では、移植片本体12の縦織糸30は、小径織糸のみである。] [0022] 図示されるように、移植片本体12は、第一部分40と、第一部分40から延びる第二部分42とを有する。本実施の形態では、第一部分40は、その周囲に支持のために径方向に取り付けられた少なくとも一つの拡張可能ステント43を備え、第二部分42は、ねじり抵抗を高めるための波形46を有する。拡張可能ステント43は、以下に説明される任意の好適な手段によって第一部分40の周りに取り付けられてもよい。] [0023] 図1および図2に示すように、固着部13は、移植片本体12の近位端21から延びる。好ましくは、固着部13は、第一の織られた部分50と、移植装置10の移動量を低減するために第一の織られた部分に取り付けられたかかり(barb)ステント52とを有する。本実施の形態では、第一の織られた部分50は、織られた織糸からなる。移植片本体12の小径織糸は、固着部13の織糸よりも小さい径を有する。図示されるように、第一の織られた部分50は、かかりステント52が任意の好適な手段によって取り付けられた、内側面16を備える。本実施の形態では、かかりステント52は、第一の織られた部分50の内側面に縫い付けによって取り付けられるように形成された、複数の輪を備える。] 図2 [0024] 本実施の形態では、端部14は移植片本体12の遠位端22から延びる。図示されるように、端部14は、第二の織られた部分56と、第二の織られた部分に取り付けられた拡張可能ステント43とを有する。好ましくは、拡張可能ステント43は、移植装置10の内側面16に取り付けられる。また好ましくは、第二の織られた部分56は、織られた織糸からなる。好ましくは、移植片本体12の小径織糸は、端部14の織糸よりも小さい径を有する。] [0025] 図2は、本発明の一実施の形態に従った、腎動脈122,123および腸骨動脈124,125の内部に埋め込まれた大動脈ステントグラフト装置10を示す。大動脈120は、腎動脈122,123と腸骨動脈124,125との間に、動脈瘤121を有する。上記実施の形態は大動脈内に設置された移植片を図示するが、本発明の補綴物は、一以上の分枝血管が位置する主血管を含む、任意の体内の管内に埋め込まれてもよい。] 図2 [0026] 図3は、本発明の一実施例に従った、複合織移植片を有する埋め込み可能な移植装置10の製造方法210を示す流れ図である。本実施例では、方法210は、ボックス212において、(上述された)移植片本体12を形成するステップを備える。上述されたように、移植片本体は、長手方向の軸を規定する管腔20を有して形成される。本実施例では、移植片本体12は、第一の方向に並べられた縦織糸30と、第二の方向に並べられ縦織糸30に織り込まれた横織糸32と、を有する織布24を規定する、近位端21と遠位端22とを有する。織布24は、送達時に外形を小さくし、使用時に長手方向の軸に対して径方向に伸長するために形成された、小径織糸と弾性織糸との複合材料を備える。移植片本体12は、第一部分40と、第一部分40から延びる第二部分42とを有する。] 図3 [0027] 図示されるように、方法210は、ボックス214において、少なくとも一つの拡張可能ステント43を第一部分40の周囲に支持のために径方向に取り付けるステップと、ボックス216において、ねじり抵抗を高めるために第二部分42に波形46を形成するステップと、をさらに備える。ステント43は、本明細書中に説明される任意の好適な手段によって第一部分40の周りに取り付けられてもよい。これにより固着部13は、近位端21に取り付けられ、近位端21から延びる。図示されるように、固着部13は、織られた織糸からなる第一の織られた部分50を有する。好ましくは、移植片本体12の小径織糸は、第一の織られた部分50の織糸よりも小さい径を有する。図1のように、第一の織られた部分50は、移植装置10の移動量を低減するために第一の織られた部分に取り付けられたかかりステント52を有する。] [0028] 端部14がその後、任意の好適な手段、すなわち縫い付け(sewing)または縫い合わせ(stitching)によって遠位端22に取り付けられ、遠位端22から延びる。図示されるように、端部14は、第二の織られた部分56と、第二の織られた部分に取り付けられた拡張可能ステント43とを有する。第二の織られた部分56は、織られた織糸からなる。上述されたように、移植片本体12の小径織糸は、端部14の織糸よりも小さい径を有する。] [0029] 移植片の織り方 移植片は、任意の種類の好適な織り方からなってもよい。たとえば、移植片本体は、これに限られるものではないが、平織り、改良された平織り、バスケット織り、リップス織りまたは畝織り、綾織り(たとえばストレートツイル、リバースツイル、ヘリンボーンツイル)、改良された綾織り、朱子織り、二重織り(たとえば二重幅の管状二重織り、逆二重織り)、およびその他の関連する織り方などを含んでもよい。一実施の形態では、移植片本体は、1インチ(2.54cm)あたり150本のエンドと1インチ(2.54cm)あたり250本のピックとを有する平織りからなる。「エンド」とは一本の縦糸をいい、「セット」とは織布における1インチあたりの縦糸の数をいう。「ピック」とは一本の横糸をいい、「ピック数」とは織布における1インチ(2.54cm)あたりの横糸の数である。] [0030] 移植片の材料 移植片の材料は、織るために好適な任意の生体適合性材料からなってもよい。移植片の材料は、天然の、合成の、または加工されたものであってもよい。たとえば、生体適合性材料は、これに限られるものではないが、ポリ(エチテンテレフタレート)などのポリエステル、ポリテトラフロオロエチレン(PTFE)および延伸PTFEの繊維などのフッ化重合体、ならびにポリウレタンを含む。加えて、本来的には生体適合性でない材料は、この材料を生体適合性にするために、表面改質されてもよい。表面改質の例は、材料表面からの生体適合性重合体のグラフト重合、架橋生体適合性重合体での表面の被覆、生体適合性官能基での化学修飾、およびヘパリンまたは他の物質などの相溶化剤の固定化を含む。よって、最終の織物が生体適合性であるならば、移植片の本体を形成するために任意の繊維材料が使用されてもよい。] [0031] 移植片の材料を織るために好適な重合体材料は、上記のポリエステル、フッ化重合体、およびポリウレタンに加えて、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアラミド、ポリアクリロニトリル、ナイロン、およびセルロースを含む。望ましくは、移植片本体の材料は、生体適合性にするための処置または改質を必要としない重合体を一つ以上備える。より望ましくは、移植片本体の材料は、生体適合性ポリエステルを含む。さらにより望ましくは、移植片本体の材料は、ポリエチレンテレフタレートとPTFEとを備える。織るのに特に適したポリエチレンテレフタレートの好ましい商品例は、ダクロン(Dacron)(商標)である。これらの材料は、比較的安価であり、取扱いが容易であり、良好な物理的特性を有し、臨床的用途に適している。] [0032] 移植片の材料は、一種類の材料から織られてもよく、複数の材料の組合せでもよい。最も適切な移植片本体の、どの織り方向にどの材料を組み合わせるかは、臨床的用途の種類、望まれる移植片本体の性質、ならびに、たとえば織り方、織糸の太さまたはデニール数などの織糸特性、仕上げ技術、および/または織物の透水性などのその他の要素に基づいて、決定されてもよい。たとえば、経皮的な用途のためには、薄い移植片本体が好ましい。そのような薄い移植片は、微細なまたはデニール数の低い糸を含む。望ましくは、移植片本体の織糸の太さは、約0.1デニールから約200デニールの範囲にある。] [0033] ステント 一以上のステントが、これらに限られるものではないが溶接、縫い合わせ、ボンディングおよび接着剤を含む、当該技術分野における当業者に公知の任意の方法によって、移植片本体に取り付けられまたは接着されてもよい。一実施の形態では、ステントが移植片本体に縫合されてもよい。概して、本発明の実施の形態に従った使用のためのステントは、典型的には、金属の(繊維または金属線を含む)細糸の間、区分の間または領域の間に、複数の隙間または開空間を備える。典型的な構造は、一つ以上の編まれた、織られたまたは編み組まれた金属製の細糸を備える開かれた網状の組織、接合可能な区分の相互に繋がった組織、一以上の金属製の細糸を備えるコイル状または螺旋状の構造、および、模様の付いた管状の金属製の薄板(たとえばレーザカットチューブ)を含む。] [0034] 一実施の形態では、ステントは、移植片本体の遠位および近位に設置される。たとえば、図1に示すように、ステント36は移植片本体12の近位端に設置され、ステント54は遠位端に配置される。移植片本体に対して遠位および近位に設置されたステントは、移植片本体に構造および剛性を与える。加えて、近位および遠位のステントは、分枝血管の周囲の漏れとそれに続く穿孔とを防止するために、主血管壁を封止してもよい。] [0035] 図2に示すように、ステントは移植片本体の近位端および遠位端に設置される。ステントは、望まれない液体の漏れを防止するために、たとえば、埋め込まれた移植片本体によって広げられた動脈瘤嚢121への血液の漏洩を低減することにより、主血管壁122を封止してもよい。動脈瘤嚢121への望まれない液体の漏洩を防止するために、追加のステントがさらに血管壁122を封止することを助けてもよい。] 図2 [0036] ステントは、自己拡張型であっても、バルーン拡張可能であってもよい。ステントは、たとえば可膨張式のバルーンカテーテル、(カテーテルからの解放後の)自己留置機構、またはその他の適切な手段などによって、従来の方法に従って留置されてもよい。ステントは、二股に分かれてもよく、冠状動脈および周辺の動脈(たとえば腎動脈、浅大腿動脈、頚動脈など)を含む任意の血管のための形状を有してもよく、たとえば尿道ステント、腸管ステント、気管ステント、胃腸ステント、または食道ステントであってもよい。望ましくは、ステントは、たとえばクック社(インディアナ州ブルーミントン)から市販されているGianturco-RoubinFLEX-STANT(登録商標)、GRII(商標)、SUPRA-GまたはV FLEX冠状動脈ステントのような、血管ステントである。] [0037] ステントは、一以上の好適な生体適合性のある材料から形成されてもよい。そのような材料は、たとえば、ステンレス鋼、ニチノール、MP35N、金、タンタル、白金もしくは白金イリジウム、ニオブ、タングステン、インコネル、セラミック、ニッケル、チタン、ステンレス鋼/チタン複合材料、コバルト、クロム、コバルト/クロム合金、マグネシウム、アルミニウム、もしくは他の生体適合性の金属および/または複合物もしくは合金、たとえばカーボンもしくはカーボン繊維、セルロースアセタート、硝酸セルロース、シリコーン、架橋ポリビニルアルコール(PVA)ヒドロゲル、架橋PVAヒドロゲルフォーム、ポリウレタン、ポリアミド、スチレンイソブチレン−スチレンブロック共重合体(Kraton)、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ポリオルトエステル、ポリアンヒドリド、ポリエーテルスルホン、ポリカルボナート、ポリプロピレン、高分子量ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン、もしくは他の生体適合性重合体材料、またはそれらの共重合体の混合物;ポリエステル、たとえばポリ乳酸、ポリグリコール酸もしくはそれらの共重合体、ポリアンヒドリド、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシブチラートバレラートもしくは他の生分解性重合体、またはそれらの混合物もしくは共重合体;細胞外基質成分、タンパク質、コラーゲン、フィブリン、もしくは他の治療薬、またはそれらの混合物を含む。望ましくは、ステントはステンレス鋼またはニチノールを含む。] [0038] 放射線不透過性 移植片本体は、特定の解剖学的分枝導管(たとえば、頚動脈、無名動脈、鎖骨下動脈、肋間動脈、上腸間膜動脈、腹腔動脈、腎動脈、腸骨動脈、内腸骨動脈、または内蔵の管)を有する大動脈の内部における正確な調整を容易にするために、X線造影用の標識が付けられてもよい。移植片本体の放射性不透過性の部分は、X線、超音波、核磁気共鳴画像法などを含む遠隔撮像法によって、または標識からのもしくは標識に対応する信号の検出によって、観察される。] [0039] 他の実施の形態では、送達装置は、体内の管の内部における構造体の方位に関するしるしを備えてもよい。他の実施の形態では、しるしはたとえば、体内の管の内部における補綴物の位置と関連を持ち得るデリバリーカテーテルの一部分に設けられてもよい。] [0040] 放射線不透過性材料は、任意の製造方法により移植片本体に付加されてもよく、移植物の一部または全部の表面に吸収または噴霧されてもよい。放射線不透過性のコントラストの程度は、埋入物の内容によって変えられてもよい。一般的な放射線不透過性材料は、硫酸バリウム、次炭酸ビスマスおよび二酸化ジルコニウムを含む。他の放射線不透過性の元素は、カドミウム、タングステン、金、タンタル、ビスマス、白金、イリジウムおよびロジウムを含む。放射線不透過性は、典型的には、X線透視装置またはX線フィルムによって決定される。] [0041] 体内の管への移植装置の取り付け 本発明に従った補綴物は、たとえば固着手段、縫合、ホッチキス留め、焼き付け、ボンディング、糊付け、生体接着剤、もしくはその他の医療装置の管壁への接着、またはこれらの組合せなどの、補助的な取り付け手段を任意に含んでもよい。たとえば、移植片本体は、一つ以上の固着手段を用いて所定の位置に縫合されてもよい。] [0042] この技術は、医療装置において固着手段としての使用が許容されるさまざまな構造的特徴を提供する。任意の好適な構造的特徴を使用することができる。たとえば、移植片本体を体内の管内に埋め込むために、個々のかかりが使用されてもよい。このかかりは、含まれたステントへの溶接、縫い合わせ、ボンディングおよび接着剤を含むがこれらに限られるものではない、当該技術分野における当業者に公知の任意の手段によって、移植片本体に縫合されてもよい。望ましくは、補綴物に含まれるステントにかかりが取り付けられてもよい。いくつかの実施の形態では、かかりの個数、配置および形状は、移植片本体の設計上の嗜好および臨床用途に従って変化してもよい。かかりは、尖りまたは「釣り針」状の形状を含む任意の好適な形状を有してもよい。かかりは、その設計およびその他の要因に依存して、管壁を貫通してもしなくてもよい。] [0043] 固着手段に換えて、または固着手段に加えて、取り付けのために生体接着剤が使用されてもよい。生体接着剤は、補綴物の任意の好適な部分に含まれてもよい。好ましくは、生体接着剤は、移植片本体の外側面に取り付けられる。生体接着剤の型式、生体接着剤を含む補綴物の部分、および補綴物への生体接着剤の取り付け方法は、埋め込み時に所望の機能を果たすように選択されてもよい。たとえば、生体接着剤は、補綴物の所望の部分の、当該部分が押し付けられる体内の管の区域への親和性を増加させるために、選択されてもよい。] [0044] 本発明に関連して使用される生体接着剤は、当該技術分野における通常の知識を有するものにとって公知の、任意の好適な生体接着剤を含む。たとえば、適切な生体接着剤は、これらに限られるものではないが、以下のものを含む。(1)シアノアクリレート。たとえば、エチルシアノアクリレート、ブチルシアノアクリレート、オクチルシアノアクリレート、およびヘキシルシアノアクリレートなど。(2)フィブリノゲン。トロンビン、フィブリン、フィブロペクチン(fibropectin)、エラスチン、およびラミニンを有するまたは有さない。(3)ムラサキイガイ接着性蛋白質、キトサン、プロラミンゲル、およびトランスフォーミング増殖因子ベータ(TGF−β)。(4)多糖。たとえば、アカシア、カルボキシメチル−セルロース、デキストラン、ヒアルロン酸、ヒドロキシプロピル−セルロース、ヒドロキシプロピル−メチルセルロース、カラヤゴム、ペクチン、スターチ、アルギン酸塩、およびトラガカントなど。(5)ポリアクリル酸、ポリカルボフィル、改質ヒプロメロース、ゼラチン、ポリビニル−ピリンドン(pylindone)、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、相対的に多官能性の化学物質のアルデヒド、無水マレイン酸共重合体、およびポリペプチド。(6)粘着性分子を有する生体吸収性および生体安定性ポリマー誘導体。たとえば、アルギニン、グリシン、アスパラギン酸、および共重合体など。] [0045] さらに、本発明に使用され得る市販の生体接着剤は、これらに限られるものではないが、以下のものを含む。Focal社製のFOCALSEAL(登録商標)(キセノン光ワンド(wand)を用いた光重合を必要とする生体分解可能なエオシン−PEG−ラクチドヒドロゲル);Adventis-Bering社製のBERIPLAST(登録商標);CanvaTec社(Bristol-Meyers-Squibb社)製のVIVOSTAT(登録商標);Baxter社製のSEALAGEN(商標);CryoLife社製のFIBRX(登録商標)(ウイルス非活性化ヒトフィブリノゲンと抑制化ヒトトロンビンとを含有);Baxter社製のTISSEEL(登録商標)(本来の凝固経路において可溶性フィブリノゲンが固体フィブリンに変化している最終段階からのプラズマ誘導物から成るフィブリン接着剤)およびTISSUCOL(登録商標);Omrix Biopharm社製のQUIXIL(登録商標)(生物活性成分とトロンビン);Cohesion社(コラーゲン社)製のPEG−コラーゲン複合体;Davis & Geck社製のHYSTOACRYL(登録商標)BLUE(ENBUCRILATE)(シアノアクリレート);Closure Medical社(TriPoint Medical社)製のNEXACRYL(商標)(N−ブチルシアノアクリレート)、NEXABOND(商標)、NEXABOND(商標)S/C、およびTRAUMASEAL(商標)(シアノアクリレートを主材にした製品);(Ethicon社)によるDermabond(登録商標)として製造される2−オクチルシアノアクリレートから成るDERMABOND(登録商標);Medi-West Pharma社製のTISSUEGLU(登録商標);および、3M社製のn−ブチルシアノアクリレートから成るVETBOND(登録商標)。] [0046] 生体活性剤 任意には、移植片本体は少なくとも一つの生体活性剤を含んでもよい。生体活性剤は、補綴物の任意の好適な部分に含まれてもよい。生体活性材料は、任意の好適な方法で補綴物に取り付けられてもよい。たとえば、生体活性剤が移植片本体の材料に噴霧されてもよく、ステントが生体活性剤に浸漬されてもよい。生体活性剤の型式、生体活性剤を含む補綴物の部分、および補綴物への生体活性剤の取り付け方法は、埋め込み時に所望の機能を果たすように選択されてもよい。たとえば、生体活性材料は、たとえば冠状動脈の血管形成、腎動脈の血管形成、頚動脈の外科手術、腎透析フィステルの狭窄、または血管移植片の狭窄などの、適応症を治療するために選択されてもよい。] [0047] 生体活性剤は、一つ以上の望ましい生物学的機能を果たすために選択されてもよい。たとえば、移植片の外側面は、たとえば成長因子などの、体内の管の内壁から組織の内方成長を促進するために選択された生体活性剤を備えてもよい。パクリタキセル、シロリムスもしくはラパマイシン類似物などの抗血管新生性もしくは抗腫瘍性の生体活性剤、または、バチマスタットなどのメタロプロテアーゼ抑制剤が、再狭窄などの管壁の望ましくない状況を緩和または防止するために、補綴物に組み入れられてもよく、補綴物を被覆してもよい。他の多くの型式の生体活性剤が補綴物に組み入れられてもよい。] [0048] 生体適合性被覆に使用される生体活性材料は、埋め込み可能な医療装置を被覆するために好適な材料を含んでもよい。たとえば、生体活性剤は、以下の一つ以上を含んでもよい。抗増殖性薬剤(シロリムス、パクリタキセル、アクチノマイシンD、シクロスポリン)、免疫調整薬(タクロリムス、デキサメタゾン)、メタロプロテアーゼ抑制剤(バチマスタットなど)、耐硬化性薬剤(コラゲナーゼ、ハロフジノンなど)、前治療(prohealing)薬(酸化窒素供与体、エストラジオール)、c−mycアンチセンス化合物などの肥満細胞抑制剤および分子介入生体活性剤、抗血栓剤、血栓溶解剤、抗生物質製剤、抗腫瘍剤、抗ウイルス薬、抗血管新生薬、血管新生薬、抗有糸分裂薬、抗炎症薬、アンジオスタチン薬、エンドスタチン薬、細胞周期制御薬、エストロゲンなどのホルモンを含む遺伝因子、これらの同族体、誘導体、残存物、および医薬用塩、ならびにこれらの組合せ。他の有用な生体活性剤は、たとえば、ウイルスベクター、ならびに、線維芽細胞増殖因子およびTGF−βなどの成長ホルモンを含む。] [0049] 抗血栓性生体活性剤のさらなる例は、ヘパリン、低分子量ヘパリン、共有結合性ヘパリン、合成ヘパリン塩、クマジン、ビバリルジン(ヒルログ)、ヒルジン、アルガトロバン、キシメラガトラン、ダビガトラン、ダビガトランエテキシレート、D−フェナラニル−L−ポリ−L−アルギニル、クロロメチルケトン、ダルテパリン、エノキサパリン、ナドロパリン、ダナパロイド、バピプロスト、デキストラン、ジピリダモール、オメガ−3脂肪酸、ビトロネクチン受容体拮抗薬、DX−9065a、CI−1083、JTV−803、ラザキサバン、BAY59−7939およびLY−51,7717などの抗凝固剤;エフチバチド(eftibatide)、チロフィバン、オルボフィバン、ロトラフィバン、アブシキシマブ、アスピリン、チクロピジン、クロピドグレル、シロスタゾール、ジピリダモール、ニトロプルシドナトリウム、ニトログリセリン、S−ニトロソとN−ニトロソとの化合物などの酸化窒素源などの抗血小板剤;アルフィメプラーゼ、アルテプラーゼ、アニストレプラーゼ、レテプラーゼ、ラノテプラーゼ、モンテプラーゼ、テネクテプラーゼ、ウロキナーゼ、ストレプトキナーゼまたはリン脂質封入微小泡;ならびに、内皮前駆細胞または内皮細胞などのその他の生体活性剤を含む。] [0050] 移植装置の送達 移植装置は、体内の管への送達のために形成されてもよい。たとえば、本発明の実施の形態に従った移植片本体とステントとを備える補綴物は、カテーテルを主体にしたシステムなどの送達システムの一部である保持シースの内部に圧縮されて送達形状にされてもよい。送達されると、補綴物は、たとえばステントの内部からのバルーンの膨張により拡張されてもよい。補綴物が留置される前には、シース、糸、チューブ、もしくはその他の圧縮された補綴物の全部もしくは一部の周囲を拘束する材料を含む、任意の好適な手段によって、またはその他の方法によって、送達形状が維持されてもよい。] [0051] 補綴物は、その設計のために適切な手段によって、体内の管内に留置されてもよい。本発明の補綴物は、当該技術分野における従来公知の方法を用い、経皮経管的カテーテル装置を利用する留置に適用されてもよい。補綴物は、任意の種々のその場膨張手段による留置のために設計されてもよい。] [0052] 一実施の形態では、自己拡張式ステントと移植片本体とを備える補綴物は、体内の管腔を経由して送達されるときに補綴物を保持し、その後補綴物を解放し、補綴物を自己拡張させて体内の管腔に接触させる、カテーテルに装着されてもよい。この留置は、補綴物がカテーテルを用いて経皮的に導入され、経管的に移動され、所望の位置に位置決めされた後に、効果的である。自己拡張式の補綴物は、自己拡張式の医療装置に対して周知の留置方法に従って、留置されてもよい。たとえば、補綴物は、相対的に径の小さい収縮状態で補綴物を保持するために人工弁を覆って設置された、取り外し可能なシースまたはスリーブを有する、カテーテルの遠位端に位置決めされてもよい。補綴物はその後、ガイドワイヤを超えて病変の位置にまでカテーテルを進め、大動脈および任意の分枝血管内で移植片本体を調整し、その後補綴物を超えてスリーブを引き抜くことにより、治療される場所に埋め込まれてもよい。ステントグラフトは自動的に膨張し、治療される位置の血管壁に圧力を作用する。カテーテル、スリーブおよびガイドワイヤは、その後患者の体内から取り除かれてもよい。] [0053] いくつかの実施の形態では、留置の前と後との両方において自己拡張式ステントグラフトを圧縮された形状に維持するために、生体吸収性の糸またはシースが使用されてもよい。留置後に生体吸収性のシースまたは糸が身体によって分解されたとき、補綴物は体内の管内で拡張することができる。いくつかの実施の形態では、補綴物の一部は生体吸収性の材料で拘束され、他の部分は埋め込み後直ちに拡張できてもよい。たとえば、自己拡張式のステントグラフトが、留置されるときには部分的に生体吸収性の材料によって拘束され、後に生体吸収性の材料が吸収されたときに拡張してもよい。] [0054] 他の実施の形態では、ステントグラフトは、膨張可能なバルーンカテーテルの一部を囲うように、最初に位置決めされてもよい。内部にバルーンカテーテルを有する補綴物は、第一の縮小された径に形成される。補綴物と膨張可能なバルーンとは、事前に位置決めされたガイドワイヤに続いて、経皮的に体内の管へ導入される。たとえば、迅速交換において、迅速交換式補綴物デリバリーバルーンカテーテルは、カテーテル交換前に抗血管新生カテーテルのガイドワイヤを可変長ガイドワイヤに取り替える必要なく、抗血管新生バルーンカテーテルから補綴物デリバリーカテーテルへの交換を可能にする。バルーン部分と関連する補綴物とが体内の通路の補綴物が設置されるべき場所に置かれるまで、X線透視装置が補綴物の後を辿ってもよい。その後、バルーンが膨張し、補綴物はバルーン部分によって縮小された径から第二の拡張された径へと拡張する。補綴物が所望の最終の拡張された径に拡張された後に、バルーンが萎められ、補綴物を所定の位置に残してカテーテルが引き抜かれてもよい。補綴物は、送達の間、補綴物と管との両方を保護するための取り外し可能なシースによって覆われてもよい。] [0055] 好ましい実施の形態に関連して本発明が説明されたが、本発明はこれに限られるものではなく、当該技術分野における当業者によって、特に先述の教示を参照して、変形がなされてもよいことが当然理解されるであろう。] [0056] 本発明が優先権を主張する米国特許第61/016,994号明細書、およびこの出願に付随する要約の開示は、本明細書に引用により援用される。]
权利要求:
請求項1 複合織移植片を有する埋め込み可能な移植装置(10)であって、前記装置は、長手方向の軸を規定する管腔(20)を形成し、近位端(21)と遠位端(22)とを含む、移植片本体(12)を含み、前記移植片本体は、送達時に外形を小さくし、使用時に前記長手方向の軸に対して径方向に伸長するために形成された、デニール数の小さい織糸と重合体の織糸との複合材料を含み、前記移植片本体は、第一部分(40)と、前記第一部分から延びる第二部分(42)とを有し、前記第一部分は支持のために第一部分に径方向に取り付けられた少なくとも一つの拡張可能ステント(43)を含み、前記第二部分はねじり抵抗を高めるための波形(46)を有する、装置(10)。 請求項2 前記移植片本体(12)の前記近位端(21)から延びる固着部(13)を含み、前記固着部は、第一の織られた部分(50)と、前記移植装置の移動量を低減するために第一の織られた部分に取り付けられたかかりステント(52)とを有し、前記第一の織られた部分は織られた織糸を含み、前記移植片本体の前記デニール数の小さい織糸は、前記固着部の織糸よりも小さい径を有し、前記移植片本体の前記遠位端から延びる端部(14)を含み、前記端部は、第二の織られた部分(56)と、第二の織られた部分に取り付けられた拡張可能ステント(43)とを有し、前記第二の織られた部分は、織られた織糸からなり、前記移植片本体の前記デニール数の小さい織糸は、前記端部の織糸よりも小さい径を有する、請求項1に記載の装置(10)。 請求項3 前記第一の織られた部分(50)は、内側面(16)を含み、前記かかりステント(52)は、前記第一の織られた部分の前記内側面に取り付けられる、請求項2に記載の装置(10)。 請求項4 前記かかりステント(52)は、前記第一の織られた部分(50)に取り付けられる複数の輪を含む、請求項3に記載の装置(10)。 請求項5 前記移植片本体(12)は、内側面(16)と外側面(18)とを備え、少なくとも一つの拡張可能ステント(43)は、前記移植片本体の前記内側面に取り付けられる、請求項1から請求項4のいずれかに記載の装置(10)。 請求項6 前記デニール数の小さい織糸は、ポリエステルを含む、請求項1から請求項5のいずれかに記載の装置(10)。 請求項7 前記重合体の織糸は横織糸(32)であり、前記デニール数の小さい織糸は縦織糸(30)である、請求項1から請求項6のいずれかに記載の装置。 請求項8 前記移植片本体(12)の縦織糸(30)は、デニール数の小さい織糸のみである、請求項7に記載の装置。 請求項9 一つ以上の分枝血管(122,123,124,125)付近の主血管(122)の欠陥(121)を治療するための、埋め込み可能な補綴物(10)であって、前記補綴物は、長手方向の軸を規定する管腔(20)を形成し、近位端(21)と遠位端(22)とを備える、移植片本体(12)を含み、前記移植片本体は、送達時に外形を小さくし、使用時に長手方向の軸に対して径方向に伸長するために形成された、小径織糸と弾性織糸との複合材料を含み、前記移植片本体は、第一部分(40)と、前記第一部分から延びる第二部分(42)とを有し、前記第一部分は支持のために第一部分に径方向に取り付けられた少なくとも一つの拡張可能ステント(43)を含み、前記第二部分はねじり抵抗を高めるための波形(46)を有し、前記移植片本体の前記近位端から延びる固着部(13)をさらに含み、前記固着部は、第一の織られた部分(50)と、前記移植装置の移動量を低減するために第一の織られた部分に取り付けられたかかりステント(52)とを有し、前記第一の織られた部分は織られた織糸からなり、前記移植片本体の前記小径織糸は、前記固着部の織糸よりも小さい径を有し、前記移植片本体の前記遠位端から延びる端部(14)をさらに含み、前記端部は、第二の織られた部分(56)と、第二の織られた部分に取り付けられた拡張可能ステントとを有し、前記第二の織られた部分は織られた織糸を含み、前記移植片本体の前記小径織糸は、前記端部の織糸よりも小さい径を有する、補綴物(10)。 請求項10 前記移植片本体(12)は、内側面(16)と外側面(18)とを含み、少なくとも一つの拡張可能ステント(43)は、前記移植片本体の前記内側面に取り付けられる、請求項9に記載の補綴物(10)。 請求項11 前記小径織糸は、デニール数の小さいポリエステルの織糸である、請求項9または請求項10に記載の補綴物。 請求項12 前記弾性織糸は横織糸(32)であり、前記小径織糸は縦織糸(30)である、請求項9から請求項11のいずれかに記載の補綴物。 請求項13 前記移植片本体(12)の縦織糸(30)は、小径織糸のみである、請求項9から請求項12のいずれかに記載の補綴物。 請求項14 前記第一の織られた部分(50)は、内側面(16)を含み、前記かかりステント(52)は、前記第一の織られた部分の前記内側面に取り付けられる、請求項9から請求項13のいずれかに記載の補綴物。 請求項15 前記かかりステント(52)は、前記第一の織られた部分(50)に取り付けられる複数の輪を含む、請求項9から請求項14に記載の補綴物。 請求項16 複合織移植片を有する埋め込み可能な移植装置(10)の製造方法であって、前記方法は、長手方向の軸を規定する管腔(20)を有し、第一の方向に並べられた縦織糸(30)と、第二の方向に並べられ前記縦織糸に織り込まれた横織糸(32)と、を有する織布を規定する、近位端(21)と遠位端(22)とを有する、移植片本体(12)を形成するステップを含み、前記織布は、送達時に外形を小さくし、使用時に長手方向の軸に対して径方向に伸長するために形成された、小径織糸と弾性織糸との複合材料を含み、前記移植片本体は、第一部分(40)と、前記第一部分から延びる第二部分(42)とを有し、前記方法はさらに、少なくとも一つの拡張可能ステント(43)を前記第一部分の周囲に支持のために径方向に取り付けるステップと、ねじり抵抗を高めるために前記第二部分に波形(46)を形成するステップと、を含む、方法。 請求項17 前記近位端(21)に、近位端から延びる固着部(13)を取り付けるステップを含み、前記固着部は、織られた織糸を含む第一の織られた部分(50)を有し、前記移植片本体(12)の前記小径織糸は、前記第一の織られた部分の織糸よりも小さい径を有し、前記第一の織られた部分は、前記移植装置の移動量を低減するために第一の織られた部分に取り付けられたかかりステント(52)を有する、請求項16に記載の方法。 請求項18 前記遠位端(22)に、遠位端から延びる端部(14)を取り付けるステップを含み、前記端部は、第二の織られた部分(56)と、第二の織られた部分に取り付けられた拡張可能ステント(43)とを有し、前記第二の織られた部分は織られた織糸からなり、前記移植片本体(12)の前記小径織糸は、前記端部の織糸よりも小さい径を有する、請求項16または請求項17に記載の方法。 請求項19 前記小径織糸は、デニール数の小さいポリエステルの織糸である、請求項16から請求項18のいずれかに記載の方法。 請求項20 前記弾性織糸は横織糸(32)であり、前記小径織糸は縦織糸(30)である、請求項16から請求項19のいずれかに記載の方法。 請求項21 前記移植片本体(12)の前記縦織糸(30)は、小径織糸のみである、請求項16から請求項20のいずれかに記載の方法。 請求項22 請求項1から請求項15のいずれかに記載の装置(10)または補綴物(10)を含む、送達装置。
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