![]() ステント
专利摘要:
ストラット・バンド(20)およびコネクタ(40)を備えたステント(10)であって、該ステントにおいてストラット・バンドは長いストラット(30)および短いストラット(32,34)を有し、短いストラットの間には接合部が配置されている。接合部はそれぞれリザーバ(12)を画成し、1つのストラット・バンドのリザーバは周方向にほぼ一列に並んでいる。コネクタはそれぞれアーム(42,46)を有し、各アームは向かい合ったU字型リンク部(44)を備えている。向かい合ったリンク部は、1つのストラット・バンド上の山部と隣接したストラット・バンド上の長手方向に隣接した谷部との間に位置する共有部分(50)を有する。 公开号:JP2011507604A 申请号:JP2010539561 申请日:2008-11-14 公开日:2011-03-10 发明作者:グレゴリッチ、ダニエル;ティ. レンツ、ジェイソン 申请人:ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc.; IPC主号:A61F2-82
专利说明:
[0001] 本発明は、体内の脈管、典型的には血管の内部に移植するための内部人工器官デバイスに関する。より具体的には、本発明は、改善された構造的特徴および改善された薬物保持力/薬物送達力を有する管状の拡張可能なステントに関する。] 背景技術 [0002] ステント、グラフト、ステントグラフト、大静脈フィルタ、拡張式フレームワーク、および同様の移植可能な医療用デバイス(以降本明細書中ではステントと総称する)は、径方向に拡張可能な内部人工器官であり、該内部人工器官は典型的には、経皮的に導入された後で経腔的に移植可能かつ径方向へ拡大可能である血管内インプラントである。ステントは、様々な体腔または脈管の中に、例えば血管系、尿路、胆管、卵管、冠状血管、二次脈管(secondary vessel)などの内部に移植可能である。ステントは、体内の脈管を支持するために、また脈管系における血管形成術後の再狭窄を防止するために、使用可能である。ステントは、自己拡張型であってもよいし、バルーン上に取り付けられる場合のように内側からの径方向の力によって拡張されてもよいし、あるいは自己拡張型とバルーン拡張型との組み合わせ(ハイブリッド拡張型)であってもよい。] [0003] ステントは、管状の加工素材から設計物を裁断またはエッチングすること、平らなシートから設計物を裁断またはエッチングした後に巻き加工すること、あるいは、1以上の織り合わせたワイヤまたはブレードから設計物を裁断またはエッチングすることを含む方法によって作製されうる。] [0004] ステントに使用される既知の構築材料には、ポリマー、有機織物、および生体適合性の金属が挙げられる。ステントまたはステント構成要素のうち少なくともいずれかの構築物において使用されてきた金属またはそのような金属の合金には、限定するものではないが、ステンレス鋼、金、銀、タンタル、チタン、クロム、コバルト、およびニチノールのような形状記憶合金が挙げられる。] [0005] 脈管の再狭窄およびその他の病状に対処するために、ステントは様々な治療用薬剤をステント配置部位へ直接送達するために使用されてきた。ステントの中には、治療用薬剤またはその他の物質のうち少なくともいずれかのリザーバとして働くために、スロット、溝、穴部、チャンバなどのような様々な構造上の特徴を用いるものがある。] [0006] 改善された構造上の性能特性、例えば改善された可撓性、構造的完全性、圧縮抵抗性などを有する薬物送達ステントが依然として必要とされている。そのようなステントであって一層望ましい薬物送達プロファイルを備えたステントを提供することも依然として必要とされている。] [0007] 上記に参照かつ/または記述した技術は、本明細書で参照したいずれの特許、刊行物またはその他の情報も本発明に関して「先行技術」であると承認するように意図されたものではない。さらに、本節は、調査済みであること、または米国特許法施行規則第1.56条(a)項に規定されているような他の関連情報が全く存在しないことを意味するものと解釈すべきではない。] [0008] 本願のいかなる箇所で言及された米国特許および特許出願ならびにその他あらゆる出版刊行物も全て、参照によってその全体が本願に組み込まれる。 本発明の範囲を限定することなく、本発明の特許請求の範囲に記載の実施形態のうちのいくつかについて以下に概要を説明する。概要を示した本発明の実施形態のさらなる細部、または本発明の別の実施形態のうち少なくともいずれかは、以降の発明の詳細な説明において見出すことができる。] [0009] 本明細書中の技術的な開示の簡単な要約書は、米国特許法施行規則第1.72条に適合する目的についてのみ同様に提供される。要約書は、特許請求の範囲の解釈のために使用することを意図したものではない。] 発明が解決しようとする課題 [0010] 本発明の目的は、改善された構造上の性能特性、例えば改善された可撓性、構造的完全性、圧縮抵抗性などを有する薬物送達ステントであって、望ましい薬物送達プロファイルを備えたステントを提供することである。] 課題を解決するための手段 [0011] 本発明の実施形態は、ステント構造物であって、薬物のような治療用薬剤の送達に使用された時に、改善された薬物送達特性を提供する構造物に関する。ステント構造全体にわたる薬物送達リザーバの独自の配置および構成により、ステントの性能特性に妥協のない改善された薬物送達特性が提供される。] [0012] 本発明の実施形態には、ステントであって、改善された可撓性を有する一方で、哺乳類の生体構造の屈折した領域を該ステントが通り抜けることを可能にするのに十分な構造強度をも有するステントが挙げられる。いくつかの実施形態では、本発明のステントは、長いストラットと短いストラットとで作られ、対をなす短いストラットが接合部で互いに接続されているストラット・バンドを備えて提供される。接合部は、ストラット・バンド内で周方向のオフセットを提供する。] [0013] いくつかの実施形態では、ステントには、相反する向きをなしたU字型のリンク部を有するコネクタがストラット・バンドの間に提供され、リンク部はそれぞれ隣接したストラット・バンドの接合部から伸びる。] [0014] 本発明のステントに提供される構造上の特徴の組み合わせによって、構造上改善された、極めて可撓性の高いステントが提供される。 しかしながら、本発明のさらなる目的は、さらに改善された薬物送達特性をステントに提供することである。この目的は、ストラット・バンド接合部、同様にコネクタ、および場合によってはさらにストラットに配置され、かつ前記接合部、コネクタ、およびストラットによって画成される薬物送達リザーバをステントに提供することにより達成される。いくつかの実施形態では、少なくとも一部のリザーバはステントに関して周方向に整列した列をなして提供される。] [0015] リザーバは、規定量の、薬物または薬物/ポリマーマトリクスのような治療用薬剤を収容するのに適した任意のタイプの表面特徴を備えることができる。いくつかの実施形態では、1または複数のリザーバがステントの厚さの一部分にのみ達し、ステントの内側表面(管腔側)または外側表面(管外側)のいずれかの側に単一の開口部を備えている。いくつかの実施形態では、1または複数のリザーバは、ステント本体の厚さを完全に通り抜けて伸びる貫通穴である。各リザーバはその厚さの全体にわたって一定または様々な断面積を有することができる。リザーバ開口部はそれぞれ、様々な大きさまたは形状のうち任意のものを有することができる。] [0016] 本発明を特徴づける上記およびその他の実施形態については、本明細書に添付され本明細書の一部をなす特許請求の範囲において詳細に挙げる。しかしながら、本発明、本発明の利点および本発明の使用によって得られる対象物について一層理解するために、本発明の実施形態が例示され説明されている、本明細書の別の部分を形成する図面および付随する記載事項を参照することができる。] [0017] 本発明の詳細な説明について、図面を具体的に参照しながら以降に述べる。] 図面の簡単な説明 [0018] 本発明の実施形態の平面パターンを示す図。 本発明の実施形態の平面パターンを示す図。 本発明の実施形態の平面パターンを示す図。] 実施例 [0019] 本発明は様々な形態に具体化可能であるが、本明細書では本発明の特定の実施形態について詳細に説明する。この説明は本発明の原理の例証であり、例示した特定の実施形態に本発明を限定するように意図するものではない。] [0020] 本開示に関しては、図中の類似の参照数字は、別途指摘のないかぎり類似の特徴を指すものとする。 本発明の少なくとも1つの実施形態は、図1に一例が示されているステント10に関する。ステント10の構造は、複数のストラット・バンド20とコネクタ40とで構成される。] 図1 [0021] ストラット・バンド20はそれぞれ、山部22および谷部24が交互になった閉路を形成する。互いに隣接するストラット・バンド20同士は少なくとも1つのコネクタ40によって接続される。] [0022] ストラット・バンド20はそれぞれ、複数の長いストラット30、複数の第1の短いストラット32および第2の短いストラット34、ならびに複数の接合部36を含んでなる。接合部36はそれぞれ、第1の短いストラット32と第2の短いストラット34との間に配置されて前記第1の短いストラットおよび第2の短いストラットを接続する。図1〜3に描出された実施形態では、各ストラット20の内部においてそれぞれの第1の短いストラット32は、それぞれの第2の短いストラット34に対して長手方向かつ周方向にオフセットされている。長いストラット30はそれぞれ、山部22において第1の短いストラット32と、谷部24において第2の短いストラット34と接続される。] 図1 図2 図3 [0023] 図1〜3に示された様々な実施形態において、接合部36はそれぞれ単一の接合部リザーバ12を画成し、所与のストラット・バンド20の接合部リザーバ12はすべて周方向にほぼ一列に並んでいる。しかしながらいくつかの実施形態では、接合部が複数の、例えば1個、2個、3個または4個以上の接合部リザーバを画成する。] 図1 図2 図3 [0024] いくつかの実施形態では、コネクタ40は、1つのストラット・バンド20にある接合部36から伸びる第1アーム42と、隣接したストラット・バンド20にある接合部36から伸びる第2アーム46とを含んでなる。第1アーム42の少なくとも一部分は第1のU字型リンク部44を含んでなり、第2アーム46の少なくとも一部分は第2のU字型リンク部48を含んでなる。第1のU字型リンク部44はそれぞれ第1の方向に開口し、第2のU字型リンク部48は第1の方向とはほぼ反対側の第2の方向に開口している。リンク部の開口の個別の方向付けは様々かつ任意の方向であってよいが、図1〜3に示される実施形態では、リンク部44,48はそれぞれほぼ円周方向に、すなわちステント10の長手方向軸にほぼ直交する方向に開口している。] 図1 図2 図3 [0025] 第1のU字型リンク部44の少なくとも一部および第2のU字型リンク部48の少なくとも一部は共有部分50を有する。各コネクタ40の共有部分50は、1つのストラット・バンド20上の山部22のうちの1つと、隣接するストラット・バンド20上の長手方向に隣接した谷部24との間に位置する。ステント10が、隣接するストラット・バンド20の間に複数のコネクタ40を含んでいる実施形態では、任意の2つのストラット・バンド20の間の共有部分50は周方向にほぼ一列に並ぶ。] [0026] 望ましい場合には、ストラット・バンド20または単一の連続物がステントの長手方向軸に対して角度をなして、該バンドに螺旋形または螺旋様の構成を提供することも可能である。そのような実施形態では、所与の一対のストラット・バンド20の間のコネクタ40の共有部分50も同様に、長手方向軸に対して傾斜するかまたは角度をなすことができる。] [0027] 図2に描出された実施形態では、長いストラット30はそれぞれ少なくとも1つのストラット・リザーバ14を画成している。いくつかの実施形態では、1以上の長いストラット30が複数のストラット・リザーバ14を画成している。所与の長いストラット30に存在するストラット・リザーバ14の数は、長いストラット30の長さに応じて1個〜約12個まで変更可能である。いくつかの実施形態では、ストラット・リザーバ14の数は少なくとも3個〜9個である。図2に描出された実施形態では、個々の長いストラット30においてストラット・リザーバ14のうち1つは所与のストラット・バンド20の接合部リザーバ12とともに周方向にほぼ一列に並んでいる。長いストラット30に複数のストラット・リザーバ14がある場合、好ましくは追加のリザーバ14は互いに等間隔で配置され、かつ接合部リザーバ12とともに周方向に一列に並んだ中央のリザーバの両側に均等に分布する。] 図2 [0028] ステントの様々な構成要素(ストラット、コネクタ、リザーバなど)は、長さ、幅、厚さなどのような様々な物理的特性を有することが可能であり、各特性は様々であってよい。しかしながら図2に描出された実施形態では、長いストラット30はそれぞれ長いストラット幅31を有し、第1および第2の短いストラット32/34はそれぞれ短いストラット幅33を有している。長いストラット幅31は短いストラット幅33より大きい。別例として、図1および3に示された実施形態では長いストラット幅31は短いストラット幅33とほぼ同じである。] 図1 図2 [0029] 図1および2に示された実施形態のような、一部の実施形態では、コネクタ40のアーム42,46はそれぞれアーム幅45を有する。アーム幅は、長いストラット幅31または短いストラット幅33のいずれよりも小さい。図3に描出されているような、少なくとも1つの実施形態では、特にコネクタ・リザーバ16の存在によりリザーバ16の所望の断面積を提供するための大きな幅領域47が必要とされる場合、アーム42,46の幅45はアームの長さに沿って変化することも可能である。] 図1 図3 [0030] 例えば図1〜2に描出された実施形態のような、一部の実施形態では、各コネクタ40の共有部分50は単一のコネクタ・リザーバ16を画成する。図に見られるように、所与のコネクタ・リザーバ16の断面積51は、接合部リザーバ12の断面積53またはストラット・リザーバ14の断面積55より大きい(面積51,53,55は影付きで図示されている)。] 図1 図2 [0031] 図3に描出されたステント10のような一部の実施形態では、共有部分50に隣接している第1のU字型リンク部44の少なくとも一部分は、少なくとも1つのコネクタ・リザーバ16を画成し、共有部分50に隣接している第2のU字型リンク部48の少なくとも一部分は、少なくとも1つのコネクタ・リザーバ16を画成する。図の実施形態では、各コネクタ・リザーバの面積51は、各接合部リザーバ12の面積53より小さいかまたは面積53とほぼ等しい。] 図3 [0032] 図3に描出された実施形態では、第1のU字型リンク部44および第2のU字型リンク部48はそれぞれ複数の第1のコネクタ・リザーバ16aを画成する。第1のU字型リンク部44に隣接する第1アーム42の領域および第2のU字型リンク部48に隣接する第2アーム46の領域は、それぞれ第2の複数のコネクタ・リザーバ16bを画成する。第1の複数のコネクタ・リザーバ16aは第2の複数のコネクタ・リザーバ16bより多い。] 図3 [0033] コネクタ・リザーバ16の具体的な構成および配置は図1〜3に示した構成/パターンのみに限定されるものではない。コネクタ・リザーバ(ならびに接合部リザーバおよびストラット・リザーバ)の分布、大きさ、形状および構成は、1以上の薬物またはその他の治療用薬剤の所望の分布/溶出特性を提供するために、改変することができる。] 図1 図2 図3 [0034] 治療用薬剤は、薬物または他の医薬品、例えば非遺伝子治療薬、遺伝子治療薬、細胞物質などであってよい。適切な非遺伝子治療薬のいくつかの例としては、限定するものではないが:抗血栓薬、例えばヘパリン、ヘパリン誘導体、血管細胞成長促進物質、成長因子阻害剤、パクリタキセルなどが挙げられる。薬剤が遺伝子治療薬を含む場合、そのような遺伝子治療薬には、限定するものではないが:DNA、RNAならびにDNAおよびRNAそれぞれの誘導体または構成成分のうち少なくともいずれか;ヘッジホッグタンパク質などが挙げられる。治療用薬剤が細胞物質を含む場合、細胞物質には、限定するものではないが:ヒト起源の細胞またはヒト以外を起源とする細胞、および該細胞それぞれの構成成分またはその誘導体のうち少なくともいずれか一方、が含まれる。治療用薬剤がポリマー物質を含む場合、ポリマー物質は、ポリスチレン‐ポリイソブチレン‐ポリスチレントリブロックコポリマー(SIBS)、ポリエチレンオキシド、シリコーンゴムまたはその他の適切な基材であってよい。] [0035] 本明細書中で表示かつ説明されるステント10は、1以上のポリマー、1以上の金属またはポリマーと金属との組み合わせを含む任意の適切な生体適合性材料から作製可能である。適切な材料の例には、同じく生体適合性の生物分解性材料が含まれる。生物分解性とは、ある材料が正常な生物学的プロセスの一部として破壊または分解されて無害な化合物になることを意味する。適切な生物分解性材料には、ポリ乳酸、ポリグリコール酸(PGA)、コラーゲンまたはその他結合性のタンパク質または天然物質、ポリカプロラクトン、ヒアルロン酸、接着タンパク質、これらの材料の共重合体ならびにこれらの複合物および組み合わせならびに他の生分解性ポリマーの組み合わせ、が挙げられる。使用可能な他のポリマーには、ポリエステルおよびポリカーボネート共重合体が挙げられる。適切な金属の例には、ステンレス鋼、チタン、タンタル、白金、タングステン、金、および前述の金属のうちのいずれかの合金が挙げられるが、これらに限定はされない。適切な合金の例には、限定するものではないが:白金‐イリジウム合金、コバルト‐クロム合金、例えばElgiloy(登録商標)およびPhynox(登録商標)、MP35N合金ならびにニッケル‐チタン合金、例えばニチノールが挙げられる。] [0036] ステント10は、超弾性のニチノールまたはばね鋼のような形状記憶材料で作製されてもよいし、塑性変形可能な材料で作製されてもよい。形状記憶材料の場合には、ステントは記憶された形状で提供され、次いで直径が縮小された形状に変形されるとよい。ステント10は、遷移温度に加熱され、かつあらゆる制約が該ステントから除かれると、自身を記憶された形状に回復させることができる。] [0037] ステント10は、管状の加工素材から設計物を裁断またはエッチングすること、平らなシートから設計物を裁断またはエッチングした後に巻き加工すること、あるいは、1以上の織り合わせたワイヤまたはブレードから設計物を裁断またはエッチングすることを含む方法によって作製可能である。当技術分野で周知の、または後に開発される他の任意の適切な技術が、本明細書に開示されたステント10を製造するために使用されてもよい。] [0038] いくつかの実施形態では、ステント10、またはその送達システムは、X線、MRI、超音波などの撮画手段によって検出可能な1以上の領域、バンド、コーティング、部材などを備えることができる。いくつかの実施形態では、ステントの少なくとも一部分は、少なくとも部分的に放射線不透過性である。] [0039] 上記の開示は例示を意図したものであり、網羅的なものではない。この説明により、当業者には多くの変形形態および代替形態が示唆されるであろう。個々の図面に示され、また上記に説明された様々な要素は、所望どおりに組み合わせたり組み合わせるために改変したりすることが可能である。これらの代替物および変形物はすべて特許請求の範囲の範囲内に含まれることが意図されており、特許請求の範囲において用語「含む、含んでなる(comprising)」は、「含むがそれに限定されるものではない」ことを意味している。] [0040] さらに、従属クレームにおいて提示される特定の特徴は、本発明の範囲内で別の組み合わせかたで互いに組み合わせることが可能であり、従って本発明は、従属クレームの特徴の任意の他の可能な組み合わせを有する他の実施形態をも明確に対象とするものとして認識されるべきである。例えば、特許請求の範囲を公開する目的のためには、多数従属形式が管轄地域内で容認された形式である場合には、後続のすべての従属クレームは、そのような従属クレームにおいて引用されたすべての先行内容を有するすべての先行クレームに従属する多数従属形式で代替として記載されているものとして扱うべきである(例えば、請求項1に直接従属している各クレームは、すべての先行クレームに従属するものとして代替的に扱われるべきである)。多数従属形式が制限される管轄地域では、後続する従属クレームは、下方の従属クレームにおいて列挙された特定のクレームではなく、先行内容を含む先行クレームに従属させる単一従属クレーム形式で代替として記載されているものとしてそれぞれ扱うべきである。] [0041] これで本発明の説明を完了する。当業者は、本明細書に記載の特定の実施形態に対する他の等価物を認識し、どの等価物が本明細書に添付の特許請求の範囲に包含されるように意図されているかを認識することができる。]
权利要求:
請求項1 複数のストラット・バンドであって、各ストラット・バンドは山部および谷部が交互になった閉路を形成し、互いに隣接するストラット・バンド同士は複数のコネクタによって接続されることを特徴とする、ストラット・バンドを含んでなるステントであって、ストラット・バンドはそれぞれ、複数の長いストラット、複数の短いストラット、および複数の接合部を含んでなり、接合部はそれぞれ、第1の短いストラットと第2の短いストラットとの間に配置されて前記第1および第2のストラットを接続し、それぞれの長いストラットは山部において第1の短いストラットと接続され、かつそれぞれの長いストラットは谷部において第2の短いストラットと接続されることと、接合部はそれぞれ単一の接合部リザーバを画成し、1つのストラット・バンドの全ての接合部リザーバは周方向に一列に並んでいることと、コネクタはそれぞれ、1つのストラット・バンド上の接合部から伸びる第1アームと、隣接したストラット・バンド上の接合部から伸びる第2アームとを含んでなり、第1アームの少なくとも一部分は第1のU字型リンク部を含んでなり、第2アームの少なくとも一部分は第2のU字型リンク部を含んでなり、第1のU字型リンク部はそれぞれ第1の方向に開口し、第2のU字型リンク部はそれぞれ第1の方向とはほぼ反対側の第2の方向に開口し、第1のU字型リンク部の少なくとも一部および第2のU字型リンク部の少なくとも一部は共有部分を有し、共有部分は、1つのストラット・バンド上の山部のうちの1つと、隣接するストラット・バンド上の長手方向に隣接した谷部との間に位置することとを特徴とするステント。 請求項2 それぞれの第1の短いストラットは、それぞれの第2の短いストラットに対して長手方向かつ周方向にオフセットされている、請求項1に記載のステント。 請求項3 長いストラットはそれぞれ少なくとも1つのストラット・リザーバを画成する、請求項1に記載のステント。 請求項4 それぞれのストラット・バンドにおいて、少なくとも1つのストラット・リザーバは接合部リザーバとともに周方向にほぼ一列に並んでいる、請求項3に記載のステント。 請求項5 長いストラットはそれぞれ複数のストラット・リザーバを画成し、複数のストラット・リザーバのうち少なくとも1つは接合部リザーバとともに周方向にほぼ一列に並んでいる、請求項3に記載のステント。 請求項6 複数のストラット・リザーバはそれぞれ、長いストラットの長さに沿って互いにほぼ等間隔で配置される、請求項5に記載のステント。 請求項7 長いストラットはそれぞれ、少なくとも3個のストラット・リザーバ〜9個のストラット・リザーバを画成する、請求項6に記載のステント。 請求項8 長いストラットはそれぞれ長いストラット幅を有し、短いストラットはそれぞれ短いストラット幅を有し、長いストラット幅は短いストラット幅より大きい、請求項1に記載のステント。 請求項9 長いストラットはそれぞれ長いストラット幅を有し、短いストラットはそれぞれ短いストラット幅を有し、アームはそれぞれアーム幅を有し、アーム幅は長いストラット幅または短いストラット幅のいずれよりも小さい、請求項1に記載のステント。 請求項10 周方向に隣接したコネクタの共有部分は周方向にほぼ一列に並んでいる、請求項1に記載のステント。 請求項11 共有部分はそれぞれ単一のコネクタ・リザーバを画成し、コネクタ・リザーバはそれぞれコネクタ・リザーバ面積を有し、接合部リザーバはそれぞれ接合部リザーバ面積を有し、コネクタ・リザーバ面積は接合部リザーバ面積より大きい、請求項10に記載のステント。 請求項12 第1のU字型リンク部の少なくとも一部分は少なくとも1つのコネクタ・リザーバを画成し、第2のU字型リンク部の少なくとも一部分は少なくとも1つのコネクタ・リザーバを画成する、請求項1に記載のステント。 請求項13 コネクタ・リザーバはそれぞれコネクタ・リザーバ面積を有し、接合部リザーバはそれぞれ接合部リザーバ面積を有し、コネクタ・リザーバ面積は接合部リザーバ面積以下である、請求項12に記載のステント。 請求項14 共有部分に隣接した第1のU字型リンク部の領域は第1のコネクタ・リザーバを画成し、第2のU字型リンク部の領域は第2のコネクタ・リザーバを画成する、請求項13に記載のステント。 請求項15 第1のU字型リンク部および第2のU字型リンク部はそれぞれ第1の複数のコネクタ・リザーバを画成し、第1のU字型リンク部に隣接した第1アームの領域および第2のU字型リンク部に隣接した第2アームの領域はそれぞれ、第2の複数のコネクタ・リザーバを画成し、第1の複数のコネクタ・リザーバは第2の複数のコネクタ・リザーバより多い、請求項14に記載のステント。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 US10335298B2|2019-07-02|Stent US20190254847A1|2019-08-22|Implantable and lumen-supporting stents and related methods of manufacture and use US9724215B2|2017-08-08|Stent JP5925654B2|2016-05-25|ファイバー又はワイヤーからなるバックボーンを有するハイブリッドステント US8915954B2|2014-12-23|Endoprosthesis having foot extensions US8075609B2|2011-12-13|Expandable stent EP2063824B1|2020-10-28|Helical implant having different ends JP5649574B2|2015-01-07|軸方向に入れ子式の摺動固定式拡張デバイス US7686843B2|2010-03-30|Flexible and conformable stent US6764507B2|2004-07-20|Expandable medical device with improved spatial distribution US20170196718A1|2017-07-13|Segmented scaffold designs CA2636308C|2013-02-19|Hybrid stent EP1933761B1|2010-11-24|Inflatable bifurcation stent US6796997B1|2004-09-28|Expandable stent KR101052188B1|2011-07-29|로킹 스텐트 EP2315560B1|2013-12-18|Drug-eluting stent EP1940315B1|2011-05-11|Stent with expanding side branch geometry US7959668B2|2011-06-14|Bifurcated stent US7763065B2|2010-07-27|Balloon expandable crush-recoverable stent device US8603155B2|2013-12-10|Stent having improved stent design AU765228B2|2003-09-11|Expandable stent and method for delivery of same technical field US8109991B2|2012-02-07|Endoprosthesis having foot extensions US8236044B2|2012-08-07|Stent design with variable expansion columns along circumference DK2268235T3|2018-02-26|Stent prosthesis with selected outward curving crowns US7625398B2|2009-12-01|Endoprosthesis having foot extensions
同族专利:
公开号 | 公开日 CA2708619A1|2009-06-25| US20090163991A1|2009-06-25| EP2231079B1|2012-03-21| EP2231079A1|2010-09-29| CN101902993A|2010-12-01| US7922756B2|2011-04-12| US7722661B2|2010-05-25| AT550000T|2012-04-15| US20110190873A1|2011-08-04| WO2009079132A1|2009-06-25| US20100222868A1|2010-09-02|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|