专利摘要:
本発明は、電磁石(14)と、電磁石(14)に磁気的に接続可能な電磁石パレットとを有し、パレットが、電磁石(14)に形成された接続脚(141D、141G)に接続するようになっている接続端を備える、セットに関する。磁気接続の切断時に、パレットの所定の方向への回動を促すように、パレットの接続端と電磁石(14)の接続脚(141D、141G)との間の接続が非対称である。
公开号:JP2011507480A
申请号:JP2010538828
申请日:2008-12-15
公开日:2011-03-03
发明作者:タロン エマニュエル;ヴィエノ セヴラン;マテオス・ビュガッティ マニュエラ
申请人:ヴァレオ システム ドゥ コントロール モトゥール;
IPC主号:H02K33-12
专利说明:

[0001] 本発明は、電磁石と電磁石電機子パレットとを含むセット、およびこのようなセットを備えた弁アクチュエータに関する。]
背景技術

[0002] 本発明は、カムシャフトを有さない内燃機関のシリンダーの弁を制御すること、より具体的には、「カムレス」技術とも呼ばれる電磁式カムシャフトとして知られているものを用いて弁を制御することに関する問題から生まれた。]
[0003] 図1を参照すると、弁1は、吸気弁か排気弁かにかかわらず、弁ステム3の周りに装着された弁バネ20によって、その弁座5まで戻され、磁性材料製の電磁石電機子パレット12、電機子パレットバネ17、および開放用電磁石15の作用の下で、弁ステム3を押す電機子パレットのステム9によって、その弁座5から離される。開放用電磁石15は、通常、閉鎖用電磁石14と対応付けられ、電機子パレット12は、2個の電磁石14、15の間に備え付けられている。] 図1
[0004] 閉鎖用電磁石14に通電されると、弁バネ20は、この電磁石14の磁気回路の一部と接触している電機子パレット12を駆動し、閉鎖用電磁石14が、電機子パレット12をその移動の終端に導く。この移動により、弁1がその弁座5に載るまで弁1のヘッドを移動させるように、ステム3、9が摺動させられる。その時、弁1は閉じている。]
[0005] 開放用電磁石15に通電されると、電機子パレットバネ17は、この第2の電磁石の磁気回路の一部と接触している電機子パレット12を駆動し、開放用電磁石15が、電機子パレット12をその移動の終端に導く。電機子パレットの移動により、ステム3、9は駆動され、それにより、弁1のヘッドがその弁座から遠ざかる。その時、弁1は開位置である。]
[0006] 2個の電磁石14、15がいずれも通電されないとき、電機子パレット12は、弁バネ20と、ステム9の周りに装着された電機子パレットバネ17とによって、それら2個の電磁石間に保持される。]
[0007] バネ17、20は、ステム9、3の運動に従って、圧縮または伸長状態になりながら、ステム9、3の運動と関連付けられ、それにより、共振電磁システムが形成される。]
[0008] このように、弁1と電機子パレット12は、切り替え位置と呼ばれる固定位置を、これら2位置間の過渡的な移動を伴いながら、交互にとる。]
[0009] 図3を参照すると、電磁石14(15)は、従来、永久磁石18およびコイル20とともに束ねられた積層体からなり、そのような電磁石14は、高振幅の磁力を発生させて、電機子パレット12をその切り替え位置間で移動させることができる。電機子パレット12との接触時に磁石18を保護するため、電磁石14は、磁石18が電機子パレット12と当接する領域から奥へ来るように、機械加工されている。図2および図3においては、磁石18を保護するために、電磁石14の本体の脚141G、141C、141Dが機械加工され、中心脚141Cが側脚141G、141Dに対して奥まった状態になっている。] 図2 図3
[0010] さらに図2に示すように、電磁石14は、平面(P)の両側に配置された電磁石の脚にそれぞれ接続する2個の電磁石電機子パレット12を、同時に制御することができる。] 図2
[0011] 図3を参照すると、電機子パレット12は、閉位置から開位置に移動すると、閉鎖用電磁石14から「分離し」、開放用電磁石15に接続された状態になる。この移動において、電機子パレット12の一方の側端121G、121Dが、他方より急速に離れることが分かっている。] 図3
[0012] さらに図3を参照すると、電機子パレット12が電磁石14から離れるにつれて、電磁石14の及ぼす磁力が減衰し、この例では、電磁石14の左側脚141Gの左端が、その右端よりも大きな磁気吸引力を及ぼし、それにより、一方でステム9は、その移動時に、案内路10によって軸方向に案内され、電機子羽根12は下降時に傾斜させられる。これにより、電機子パレット12とそのステム9との間に、傾斜角αが生じる。] 図3
[0013] 電機子パレット12の傾斜は、様々な統計的法則に従い、確実には予測できないものであって、電機子パレット12の左端121Gが、右端121Dより先に離れることも同様に起こり得る。さらに、この傾斜は、電機子パレットが電磁石に接続する時にも電磁石から分離する時にも起こる。閉鎖時にも開放時にもランダムな電機子パレット12の傾斜は、エンジン弁の動作を制御する制御則の設定を困難にしている。]
[0014] この問題を解決するため、図4に示す公知の試みでは、ステム9とその電機子パレット12との間の傾斜角αの大きさを制限するように、電機子パレット12の磁化領域12Cを、ステム9の近くの軸方向部分に限定している。この修正にもかかわらず、電機子パレット12が、どのように電磁石14から分離するかを予測することは不可能である。] 図4
発明が解決しようとする課題

[0015] 電磁石14、15に対する電機子パレット12の接続/分離のランダムな性質は、大きな不利益を有し、「カムレス」装置を備えたエンジン弁に対して、個別の制御を行う能力により、十分な利益を引き出すことを妨げている。]
課題を解決するための手段

[0016] この理由のため、本発明は、電磁石と、上記電磁石に磁気接続するよう設計された電磁石電機子パレットとを含み、電機子パレットが、電磁石に形成された接続脚に接続するよう設計された接続端を備えるセットに関し、このセットは、磁気接続が切られると、電機子パレットを所定の方向に傾斜するよう促すように、電機子パレットの上記接続端と電磁石の上記接続脚との間の接続が非対称であることを特徴とする。]
[0017] 電機子パレットと電磁石との間の磁気接続の非対称により、電機子パレットが所定の方向に強制的に傾斜させられるので、電機子パレットが電磁石に対して接続/分離する際の電機子パレットの傾斜は、もはやランダムではなくなる。]
[0018] 本発明は、電磁石がE形断面のコアを備えるセットにおいて、特に有利に適用しうる。電機子パレットへの非対称的な接続に寄付する上記接続脚は、Eの外側の脚の一方、および/または他方である。2個の弁を制御するようなっているセットの場合には、二重のEとすることができる。]
[0019] 本発明の第1の実施形態によれば、電磁石の接続脚は、電機子パレットの接続端と電磁石の接続脚との間に傾斜用エアギャップを作るように、両端のうちの一方のみが機械加工されている。]
[0020] 電磁石電機子パレットが機械加工されていないと有利である。このことは、標準の電機子パレットが、機械加工された電磁石とともに、1個の同じ弁アクチュエータにおいて使用できることを意味する。]
[0021] 好ましくは、電磁石の接続脚は、傾斜用エアギャップを形成する階段状切欠きを有する矩形ブロックの形状である。]
[0022] 本発明の別の実施形態によれば、電機子パレットの接続端と直交する電機子パレットの傾斜端が、電機子パレットの接続端と電磁石の接続脚との間に傾斜用エアギャップを作るように機械加工されている。]
[0023] 電磁石が機械加工されていないと有利であり、このことは、標準の電磁石が、機械加工された電機子パレットとともに、1個の同じ弁アクチュエータにおいて使用できることを意味する。]
[0024] 好ましくは、電機子パレットは、2つの接続端と、上記接続端に直交する2つの傾斜端とを有するブロックの形状であり、両傾斜端の厚さが異なっている。]
[0025] 電機子パレットの2つの傾斜端が、標準の閉鎖用電機子パレット、および開放用電機子パレットに対する磁気接続を可能にしていると有利である。]
[0026] 好ましくは、電機子パレットの傾斜端間の厚さの差は、0.1mmと0.5mmの間である。]
[0027] さらに、本発明は、第1の電磁石と電磁石電機子パレットとを含む上述の請求項のうちの1つに記載のセットを、第2の電磁石とともに備える弁アクチュエータに関し、電機子パレットの上記接続端が、第1および第2の電磁石にそれぞれ形成された2つの接続脚に磁気接続するよう設計されている。]
[0028] 電機子パレットと第2の電磁石との間の磁気接続が切られると、電機子パレットを所定の方向に傾斜するよう促すように、接続端と第2の電磁石の接続脚との間の接続が非対称であるのが好ましい。]
[0029] このような弁アクチュエータは、開放時にも閉鎖時にも、電機子パレットを強制的に傾斜させるので有利であり、電機子パレットの傾斜が制御され、アクチュエータ制御則が向上される。]
[0030] 第1および第2の電磁石が、第1および第2の傾斜用エアギャップをそれぞれ備え、第1の傾斜用エアギャップが、第2の傾斜用エアギャップと一列に並んで配置されていると、さらに好ましい。]
[0031] このような弁アクチュエータは、電機子パレットを、電機子パレットの同じ傾斜端に関して、強制的に傾斜させるので有利である。]
[0032] 本発明を、添付の図面により、より深く理解しうると思う。]
図面の簡単な説明

[0033] 図1は、従来技術にかかる弁アクチュエータの断面図を示す。
図2は、図1の弁アクチュエータの閉鎖用電磁石の斜視図を示す。
図3は、電機子パレットが図2の電磁石から分離する際の、電機子パレットのそのステムに対する傾斜を概略的に示す。
図4は、別の従来技術にかかる弁アクチュエータの電機子パレットの上方からの図である。
図5は、本発明の第1の実施形態にかかる閉鎖用電磁石の斜視図である。
図6Aおよび図6Bは、それぞれ、電磁石電機子パレットに接続された図5の電磁石の一部の正面図および側面図である。
図7は、本発明の第2の実施形態にかかる電磁石電機子パレットの斜視図である。
図8Aおよび図8Bは、それぞれ、電磁石に接続された図7の電機子パレットの正面図および側面図である。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6A 図6B 図7 図8A 図8B
実施例

[0034] 図5を参照すると、閉鎖用電磁石14は、4つの内部空間で分割されて、垂直軸Zに沿って延びる5つの脚141G、141C、141Dを備えている。この場合、電磁石14は、電磁石14の対称面(P)の両側に1個ずつ配置された2個の電磁石電機子パレット12を、同時に制御するように設計されている。] 図5
[0035] 明確にするため、図6A、図6B、図7Aおよび図7Bでは、電磁石14は、ただ1個の電機子パレット12との相互作用が正確に分かるように、一部しか示していない。] 図6A 図6B 図7A 図7B
[0036] 図6Aを参照すると、電磁石14は、軸Yの方向に、連続して第1の左の接続脚141G、中心脚141Cおよび第2の右の接続脚141Dを備えている。各接続脚141G、141Dは、電機子パレット12との接触用の面50を備え、この面50は、X方向に延びる2つの長手方向縁と、Y方向に延びる2つの側縁を有している。電磁石14は、さらに、磁石の一部に形成され、弁アクチュエータの電機子パレット12が移動する際に、電機子パレット12をその移動の終端で磁力によって引き付けるよう設計された内部磁気回路も備えている。] 図6A
[0037] 電機子パレット12は、長さがX軸に沿って延び、幅がY軸に沿って延びて、2つの側端121Lと、以下に傾斜端と称する2つの長手方向端121G、121Dとを有するブロックの形状をしている。]
[0038] 図6Aおよび図6Bに示すように、電磁石14が磁気的に活性化されると、電磁石14の接続脚141G、141Dは、それぞれ電機子パレット12の傾斜端121G、121Dに磁気接続され、その時、電機子パレット12と電磁石14は、脚141G、141Dの接触面50に沿って接触する。] 図6A 図6B
[0039] 第1の実施形態
本発明の第1の実施形態によれば、図5、図6Aおよび図6Bに示すように、接続脚141Gの接触面50の一側縁が、電機子パレット12と電磁石14との間に傾斜用エアギャップ145を作るように機械加工されている。] 図5 図6A 図6B
[0040] 図6Bに示すように、電磁石14の接続脚141Gと、電機子パレット12の傾斜端121Gとの間の接続は、(X,Z)平面において、(Y,Z)平面に平行な中央面に関して非対称である。図6Bに示すように、(X,Z)平面では、電機子パレット12と電磁石14との間の接続は、エアギャップ145の存在のために、S1軸に関して非対称である。] 図6B
[0041] 非対称性は、接続脚141Gの接触面50の長さにほぼ沿って延びる平面、この例では(X,Z)平面におけるもので、上記脚の中央平面、この例では(Y,Z)平面に関して評価される。図6Bを参照すると、(X,Z)平面では、電機子パレット12と電磁石14との間の接続は、エアギャップ145の存在のために、S2軸に関して非対称である。] 図6B
[0042] 図5に示すように、接続脚141G、141Dの接触面50は、それぞれエアギャップ145を作るための「階段状」切欠きを作るように機械加工されている。] 図5
[0043] 本発明のこの実施形態をさらに深く理解するため、ここで、電機子パレット12と電磁石14との間の相互作用について説明する。]
[0044] 閉鎖用電磁石14に通電されると、電機子パレット12は、バネ20によって動かされ、電磁石14の脚141G、141Dの面50に、磁力で引き付けられて接触する。図6Bに示すように、電磁石14と電機子パレット12との間の接続は対称ではなく、傾斜用エアギャップ145が電磁石14の接続脚141Gの側端に作られ、その側端が電機子パレット12の傾斜端121Gに磁気接続するように意図されている。] 図6B
[0045] 図6Bに示すように、電機子パレット12の傾斜端121Gと電磁石14との間の磁気相互作用は、矢印の形で表されているが、エアギャップ145の存在のために、電機子パレット12の傾斜端121Dと電磁石14との間の相互作用よりも強い。] 図6B
[0046] 閉鎖用電磁石14が非通電状態にされると、電磁石14が及ぼす電機子パレット12に対する磁気吸引力は次第に減衰し、電機子パレット12は、その傾斜端121Gにおいて、反対側の傾斜端121Dよりも急速に分離する。]
[0047] そのため、電機子パレット12は、電磁石14から離れる際、常にその傾斜端121Gの方向に傾斜する。その傾斜は、予測可能かつ繰り返し可能であり、それは、傾斜が予期して対応可能であることを意味する。この傾斜は、以前は、そのランダムな性質のために不利であると考えられていたが、今では、精確な弁制御則を実現可能にしている。このような制御則によって、より性能が高まり、弁を個別に制御する能力から十分な利益を引き出すことができる。]
[0048] 電機子パレット12を所定の方向に強制的に傾斜させる他の種類の電磁石14の機械加工も、可能であることは言うまでもない。電磁石14の接続脚の接触面50に作成される穿孔や座ぐりも採用することができる。]
[0049] 開放用電磁石も、図示しないが、閉鎖用電磁石の傾斜用エアギャップと同様の傾斜用エアギャップを備える場合があることは言うまでもない。開放用電磁石および閉鎖用電磁石を備える弁アクチュエータの特定の一実施形態では、電機子パレット12が、常に同じ傾斜端に関して傾斜するように、開放用電磁石のエアギャップが閉鎖電磁石と一列に並んで配置されている。]
[0050] 第2の実施形態
本発明の第2の実施形態を、図7、図8Aおよび図8Bに示す。この場合、電機子パレット12の傾斜端121Gの上面122が、電機子パレット12と電磁石14との間に傾斜用エアギャップ145を作るように機械加工されている。] 図7 図8A 図8B
[0051] 図8Bを参照すると、電磁石14の接続脚141Gと、電機子パレット12の傾斜端121Gとの間の接続は、(X,Z)平面において、(Y,Z)平面に平行な中央面に関して非対称である。] 図8B
[0052] 非対称性は、接続脚141Gの接触面50にほぼ沿って延びる平面、この例では(X,Z)平面において考察され、上記脚の中央平面、この例では(Y,Z)平面に関して評価される。]
[0053] 図7および図8Bに示すように、電機子パレット12の傾斜端121Gは、傾斜用エアギャップ145を形成するための「階段状」切欠きを作るように機械加工されている。] 図7 図8B
[0054] 本発明のこの第2の実施形態をさらに深く理解するため、次に、電機子パレット12と電磁石14との間の相互作用について説明する。]
[0055] 閉鎖用電磁石14に通電されると、電機子パレット12は、バネ20によって動かされ、電磁石14の脚141G、141Dの面50に磁力で引き付けられる。図8Bに示すように、電機子パレット12の傾斜端121Gと電磁石14との間の磁気相互作用は、矢印の形で表されているが、エアギャップ145の存在のために、電機子パレット12の傾斜端121Dと電磁石14との間の相互作用よりも強い。] 図8B
[0056] 閉鎖用電磁石14が非通電状態にされると、電磁石14が及ぼす電機子パレット12に対する磁気吸引力は次第に減衰し、電機子パレット12は、エアギャップ145が形成されたその傾斜端121Gにおいて、反対側の傾斜端121Dよりも急速に分離する。]
[0057] そのため、電機子パレット12は、電磁石14から離れる際、その傾斜端121Gの方向に傾斜する。この傾斜は、予測可能かつ繰り返し可能である。それは、傾斜が予期して対応可能であり、補正も可能であることを意味する。この傾斜は、以前は、そのランダムな性質のために不利であると考えられていたが、電機子パレット12の挙動の仕方の予測を可能にし、それにより、精確な弁制御則を実現可能にする。このような制御則によって、より性能が高まり、弁を個別に制御する能力から、十分な利益を引き出すことができる。]
[0058] 電機子パレット12を所定の方向に強制的に傾斜させる他の形の電機子パレット12の機械加工も採用可能であることは言うまでもない。穿孔や座ぐりも適すると思われる。]
[0059] 図7を参照すると、電機子パレット12の傾斜端121Gは、その上面122と下面123のそれぞれが機械加工され、電機子パレット12の傾斜端121Gの厚み(e)は、その反対側の端の厚さ(D)より小さく、2つの傾斜端121G、121D間の厚さの差は、1mmの10分の1のオーダーである。弁アクチュエータの場合、そのような両面122、123が機械加工された電機子パレット12により、電機子パレットは、閉鎖用電磁石に対しても、開放用電磁石に対しても強制的に傾斜させられる。] 図7
[0060] 本発明を、この明細書では、閉鎖用電磁石から離れる電機子パレットに関して述べた。しかし本発明は、開放/閉鎖用電磁石に対して接続/分離する電機子パレットにも、適用しうることは言うまでもない。]
权利要求:

請求項1
電磁石(14、15)と、前記電磁石(14、15)に磁気接続するよう設計された電磁石電機子パレット(12)とを含み、前記電機子パレット(12)は、前記電磁石(14、15)に形成された接続脚(141D、141G)に接続するよう設計された接続端(121L)を備える、セットであって、磁気接続が切られると、前記電機子パレット(12)を所定の方向に傾斜させるようにするように、前記電機子パレット(12)の接続端(121L)と、前記電磁石(14、15)の接続脚(141D、141G)との間の接続が非対称であることを特徴とするセット。
請求項2
前記電磁石(14、15)の接続脚(141D、141G)は、前記電機子パレット(12)の接続端(121L)と、前記電磁石(14)の接続脚(141D、141G)との間に傾斜用エアギャップ(145)を作るように、両端のうちの一方のみが機械加工されている、請求項1に記載のセット。
請求項3
前記電磁石(14、15)の接続脚(141D、141G)は、前記傾斜用エアギャップ(145)を形成する階段状切欠きを有する矩形ブロックの形状である、請求項2に記載のセット。
請求項4
前記電機子パレット(12)の接続端(121L)と直交する前記電機子パレットの傾斜端(121D、121G)は、前記電機子パレット(12)の接続端(121L)と、前記電磁石(14)の接続脚(141D、141G)との間に傾斜用エアギャップ(145)を作るように機械加工されている、請求項1に記載のセット。
請求項5
前記電機子パレット(12)は、2つの接続端(121L)と、前記接続端(121L)に直交する2つの傾斜端(121D、121G)とを有するブロックの形状であり、前記両傾斜端(121D、121G)の厚さが異なっている、請求項4に記載のセット。
請求項6
前記電機子パレット(12)の傾斜端(121D、121G)間の厚さの差は、0.1mmと0.5mmの間である、請求項5に記載のセット。
請求項7
第1の電磁石(14)と電磁石電機子パレット(12)とを含む請求項1〜6のいずれか1項に記載のセットを、第2の電磁石(15)とともに備える弁アクチュエータであって、前記電機子パレット(12)の接続端(121L)が、前記第1および第2の電磁石(14、15)にそれぞれ形成された2つの接続脚に磁気接続するよう設計されている弁アクチュエータ。
請求項8
前記電機子パレット(12)と前記第2の電磁石(15)との間の磁気接続が切られると、前記電機子パレット(12)を所定の方向に傾斜するよう促すように、前記接続端(121L)と第2の電磁石(15)の接続脚との間の接続が非対称である、請求項7に記載のアクチュエータ。
請求項9
前記第1および第2の電磁石(14、15)は、第1および第2の傾斜用エアギャップ(145)をそれぞれ備え、前記第1の傾斜用エアギャップ(145)は、前記第2の傾斜用エアギャップ(145)と一列に並んで配置されている、請求項7または8のいずれかに記載のアクチュエータ。
类似技术:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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2014-01-08| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140107 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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