![]() Mems共振器アレイ構造並びにその動作及び使用方法
专利摘要:
N×MのMEMSアレイ構造に配列される共振器が、曲面を成す/丸みを帯びた部分によって接続される実質的に真直ぐな細長いビーム部分を含む。各共振器は、結合部分を介してアレイの少なくとも1つの隣接する共振器に機械的に結合され、細長い各ビーム部分は、曲面を成す/丸みを帯びた部分を介して遠端において別の細長いビーム部分に接続されて、幾何学的形状を形成し、結合部分は隣接する共振器の細長いビーム部分の間に配置される。共振器は、誘起されるときに、伸長/ブリージングモード、及び曲げモードを組み合わせて、実質的に同じ周波数において発振する(すなわち、ビーム部分は、伸長/ブリージングのような動き及び曲げのような動きを示す)。アレイ構造の共振器のうちの1つ又は複数は、1つ又は複数の節点(すなわち、実質的に静止しており、且つ/又はほとんど動くことがない点)を含む場合があり、節点は、構造の曲面を成す部分のうちの1つ又は複数のエリアにおいて、共振器/アレイを基板に固定するのに適しており、且つ/又は好ましい場所である。A 公开号:JP2011507454A 申请号:JP2010539584 申请日:2008-11-26 公开日:2011-03-03 发明作者:パートリッジ,アーロン;パン,チイユ;ルッツ,マルクス 申请人:ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh; IPC主号:H03H9-24
专利说明:
[0001] 本発明は、微小電気機械共振器構造又はナノ電気機械共振器構造、及び共振器構造に関連付けられる使用方法に関する。 [関連出願の相互参照] 本出願は、2007年12月18日に出願された「MEMS RESONATOR ARRAY STRUCTURE AND METHODOF OPERATING AND USING THESAME」と題する米国特許出願第12/002,894号に対する優先権を主張し、その特許出願は参照によりその全体が本明細書に援用される。] 背景技術 [0002] 一般的に、高い品質係数(「Q」値)の微小電気機械共振器は、周波数基準及びフィルタのための1つの有望な選択肢と考えられる。しかしながら、より高い周波数を達成するために、そのような共振器の寸法はさらに小型化されつつある。寸法が小さくなるのに応じて、駆動キャパシタンス及び/又は検知キャパシタンスが低減し、それがさらに、共振器の信号強度、安定性及び/又は「Q」値に悪影響を及ぼす可能性がある。] 発明が解決しようとする課題 [0003] 上記の短所のうちの1つ、いくつか、又は全てを克服するのを助ける共振器構造が必要とされている。] 課題を解決するための手段 [0004] 本明細書には多数の発明、並びにそれらの発明の多数の態様及び実施形態が記述及び図示される。この「発明の概要」は、本明細書において記述され、特許請求される発明のうちのいくつかについて検討する。この「発明の概要」は決して、本発明の範囲を余す所なく述べるものではない。] [0005] 一態様では、本発明は、MEMSアレイ構造を含み、MEMSアレイ構造は、第1のバルクモード共振器及び第2のバルクモード共振器を含む複数のバルクモード共振器と、第1のバルクモード共振器と第2のバルクモード共振器との間に配置されて第1のバルクモード共振器及び第2のバルクモード共振器を機械的に結合する第1の共振器結合部分を含む、少なくとも1つの共振器結合部分とを備える、MEMSアレイ構造を含む。] [0006] 一実施の形態では、第1のバルクモード共振器は1つの節点を備え、第2のバルクモード共振器は1つの節点を備え、該第1の共振器結合部分は、第1のバルクモード共振器の該節点と該第2のバルクモード共振器の該節点との間に配置される。] [0007] 別の実施の形態では、第1のバルクモード共振器及び第2のバルクモード共振器は、1つの共通の基板アンカーに結合される。 別の実施の形態では、少なくとも1つの共振器結合部分と基板アンカーとの間に配置される第1のアンカー結合部分を含む、少なくとも1つのアンカー結合部分をさらに備える。] [0008] 別の実施の形態では、第1のアンカー結合部分は少なくとも1つの応力/歪み緩和機構を備える、請求項4に記載のMEMS。 別の実施の形態では、第1のアンカー結合部分はばねを含む。] [0009] 別の実施の形態では、複数のバルクモード共振器は第1の発振状態を有し、該第1の発振状態では、第1のバルクモード共振器は、第1の方向及び第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、且つ第3の方向及び第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張し、第2のバルクモード共振器は、第1の方向及び第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張し、且つ第3の方向及び第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、第2の方向は第1の方向と反対であり、第4の方向は第3の方向と反対である。] [0010] 別の実施の形態では、第3の方向及び第4の方向は第1の方向及び第2の方向に対して垂直である。 別の実施の形態では、複数のバルクモード共振器は第2の発振状態を有し、該第2の発振状態では、第1のバルクモード共振器は、第1の方向及び第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張し、且つ第3の方向及び第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、第2のバルクモード共振器は、第1の方向及び第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、且つ第3の方向及び第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張する。] [0011] 別の実施の形態では、第1のバルクモード共振器による発振は、第2のバルクモード共振器による発振を引き起こす。 別の実施の形態では、複数のバルクモード共振器のうちの少なくとも1つのバルクモード共振器の発振を指示する検知信号を与えるための複数の検知電極をさらに備える。] [0012] 別の実施の形態では、検知信号は差動検知信号を含む。 別の実施の形態では、検知信号を受信し、それに応答して出力信号を与えるための検知回路をさらに備える。] [0013] 別の実施の形態では、出力信号は差動出力信号を含む。 別の実施の形態では、駆動信号を受信し、複数のバルクモード共振器のうちの少なくとも1つを発振させるための複数の駆動電極をさらに備える。] [0014] 別の実施の形態では、MEMSアレイ構造は出力信号を受信し、それに応答して駆動信号を与えるための駆動回路をさらに備える。 別の実施の形態では、駆動信号は差動駆動信号を含む。] [0015] 別の実施の形態では、MEMSアレイ構造は第1の複数の電極及び第2の複数の電極をさらに備え、該第1の複数の電極は第1のバルクモード共振器に近接して配置され、該第2の複数の電極は第2のバルクモード共振器に近接して配置される。] [0016] 別の実施の形態では、第1の複数の電極は、第1のバルクモード共振器の発振を検知するための少なくとも1つの電極を含む。 別の実施の形態では、第2の複数の電極は、駆動信号を受信して第2のバルクモード共振器の発振を引き起こすための少なくとも1つの電極を含む。] [0017] 別の実施の形態では、第1の複数の電極は、第1の電極と、第2の電極と、第3の電極と、第4の電極とを含み、第2の複数の電極は、第1の電極と、第2の電極と、第3の電極と、第4の電極とを含む。] [0018] 別の実施の形態では、第1のバルクモード共振器は、第1の外面及び第2の外面を備え、第2のバルクモード共振器は、第1の外面及び第2の外面を備え、第1の複数の電極は第1の電極及び第2の電極を含み、第1の複数の電極のうちの第1の電極は第1のバルクモード共振器の第1の外面に近接して配置され、第1の複数の電極のうちの第2の電極は第1のバルクモード共振器の第2の外面に近接して配置され、第2の複数の電極は第1の電極及び第2の電極を含み、第2の複数の電極のうちの第1の電極は第2のバルクモード共振器の第1の外面に近接して配置され、第2の複数の電極のうちの第2の電極は第2のバルクモード共振器の第2の外面に近接して配置される。] [0019] 別の実施の形態では、第1のバルクモード共振器は、第3の外面をさらに備え、第2のバルクモード共振器は、第3の外面をさらに備え、第1の複数の電極は、第1のバルクモード共振器の第3の外面に近接して配置される第3の電極をさらに含み、第2の複数の電極は、第2のバルクモード共振器の第3の外面に近接して配置される第3の電極を含む。] [0020] 別の実施の形態では、第1のバルクモード共振器は、第4の外面をさらに備え、第2のバルクモード共振器は、第4の外面をさらに備え、第1の複数の電極は、第1のバルクモード共振器の第4の外面に近接して配置される第4の電極をさらに含み、第2の複数の電極は、第2のバルクモード共振器の第4の外面に近接して配置される第4の電極を含む。] [0021] 別の実施の形態では、MEMSアレイ構造は第3のバルクモード共振器及び第3の複数の電極をさらに備え、該第3の複数の電極は該第3のバルクモード共振器に近接して配置され、少なくとも1つの共振器結合部分は、第2のバルクモード共振器と第3のバルクモード共振器との間に配置されて第2のバルクモード共振器及び第3のバルクモード共振器を機械的に結合するための第2の共振器結合部分をさらに含む。] [0022] 別の実施の形態では、第3の複数の電極は、第1の電極と、第2の電極と、第3の電極と、第4の電極とを含む。 別の実施の形態では、MEMSアレイ構造は第4のバルクモード共振器及び第4の複数の電極をさらに備え、該第4の複数の電極は該第4のバルクモード共振器に近接して配置され、少なくとも1つの共振器結合部分は、第3のバルクモード共振器と第4のバルクモード共振器との間に配置されて第3のバルクモード共振器及び第4のバルクモード共振器を機械的に結合するための第3の共振器結合部分をさらに含む。] [0023] 別の実施の形態では、第4の複数の電極は、第1の電極と、第2の電極と、第3の電極と、第4の電極とを含む。 別の実施の形態では、第1の複数の電極は第1の電極及び第2の電極を含み、該第1の電極及び第1のバルクモード共振器はキャパシタンスを規定し、該第1の電極及び該第1のバルクモード共振器によって規定される該キャパシタンスは、該第1のバルクモード共振器が第1の発振状態にある場合に第1の大きさを有し、該第1のバルクモード共振器が第2の発振状態にある場合に第2の大きさを有する。] [0024] 別の態様では、本発明はMEMSアレイ構造を含み、MEMSアレイ構造は、第1の共振器及び第2の共振器を含む複数の共振器であって、該複数の共振器は第1の発振状態を有し、該第1の発振状態では、該第1の共振器は、第1の方向及び第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、且つ第3の方向及び第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張し、該第2の共振器は、第1の方向及び第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張し、且つ第3の方向及び第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、第2の方向は第1の方向と反対であり、第4の方向は第3の方向と反対である、複数の共振器と、第1の共振器と第2の共振器との間に配置されて第1の共振器及び第2の共振器を機械的に結合する第1の共振器結合部分を含む、少なくとも1つの共振器結合部分とを備える。] [0025] 一実施の形態では、第3の方向及び第4の方向は第1の方向及び第2の方向に対して垂直である。 別の実施の形態では、複数の共振器は第2の発振状態を有し、該第2の発振状態では、第1の共振器は、第1の方向及び第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張し、且つ第3の方向及び第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、第2の共振器は、第1の方向及び第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、且つ第3の方向及び第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張する。] [0026] 別の実施の形態では、第3の方向及び第4の方向は第1の方向及び第2の方向に対して垂直である。 別の態様では、本発明はMEMSアレイ構造を備え、MEMSアレイ構造は、第1のバルクモード共振器及び第2のバルクモード共振器を含む複数のバルクモード共振器と、第1のバルクモード共振器に近接して配置される第1の複数の電極と、第2のバルクモード共振器に近接して配置される第2の複数の電極とを備え、第1の複数の電極のうちの少なくとも1つの電極は第2の複数の電極のうちの少なくとも1つの電極に結合される。] [0027] 一実施の形態では、MEMSアレイ構造は第1の複数の電極のうちの少なくとも1つの電極及び第2の複数の電極のうちの少なくとも1つの電極に結合される回路をさらに備える。] [0028] 別の態様では、本発明はMEMSアレイ構造を備え、MEMSアレイ構造は、第1のバルクモード共振器及び第2のバルクモード共振器を含む複数のバルクモード共振器と、駆動信号を受信し、第1のバルクモード共振器を発信させるための第1の複数の電極と、駆動信号を受信し、第2のバルクモード共振器を発信させるための第2の複数の電極とを備え、第1の複数の電極のうちの少なくとも1つの電極は第2の複数の電極のうちの少なくとも1つの電極に結合される。] [0029] 一実施の形態では、駆動信号を与えるための駆動回路をさらに備える。 別の態様では、本発明はMEMSアレイ構造を備え、MEMSアレイ構造は、第1のバルクモード共振器及び第2のバルクモード共振器を含む複数のバルクモード共振器と、第1のバルクモード共振器の発振を検知するための第1の複数の電極と、第2のバルクモード共振器の発振を検知するための第2の複数の電極とを備え、第1の複数の電極のうちの少なくとも1つの電極は第2の複数の電極のうちの少なくとも1つに結合される。] [0030] 一実施の形態では、第1の複数の電極及び第2の複数の電極に結合される、出力信号を与えるための検知回路をさらに備える。 繰り返すが、本明細書には多数の発明が記述及び図示されている。この「発明の概要」は、本発明の範囲を余す所なく述べるものではない。さらに、この「発明の概要」は本発明を制限することを意図するものではないので、そのように解釈されるべきではない。したがって、この「発明の概要」では、或る特定の態様及び実施形態が記述及び/又は略述されているが、本発明がそのような態様、実施形態、記述及び/又は略述には限定されないことを理解されたい。] [0031] この「発明の概要」において記述されず、且つ添付の特許請求の範囲において現れない本発明の全ての態様及び/又は実施形態は、1つ又は複数の分割/継続特許出願において提示するために保持されるものと理解されたい。] [0032] さらに、種々の特徴、属性及び利点が、この「発明の概要」において記述されており、且つ/又はこの「発明の概要」に照らして明らかであるが、そのような特徴、属性及び利点は不可欠ではなく、特に明記される場合を除いて、本発明の態様及び/又は実施形態において存在する必要はないことを理解されたい。] [0033] さらに、本発明の1つ又は複数の態様及び/又は実施形態の種々の目的、特徴及び/又は利点は、以下の詳細な説明及び添付の図面からさらに明らかになるであろう。しかしながら、任意のそのような目的、特徴及び利点は不可欠ではなく、特に明記される場合を除いて、本発明の態様及び/又は実施形態において存在する必要はないことを理解されたい。] [0034] 次の詳細な説明の過程において、添付の図面が参照される。これらの図面は、本発明の種々の態様を示しており、適切な場合には、図面が異なっても、類似の構造、構成要素、材料及び/又は素子には同じように参照番号が付けられる。具体的に示されるもの以外に、構造、構成要素、材料及び/又は素子の種々の組み合わせが考えられ、それらが本発明の範囲内にあることを理解されたい。] 図面の簡単な説明 [0035] 1つのタイプの微小電気機械共振器デバイスの平面図である。 図1Aの共振器デバイスにおいて用いられる場合がある、静止状態にある1つのタイプのバルクモード共振器の概略的な斜視図である。 共振器が第1の発振状態にあり、静止状態に対して、共振器が第1の軸に沿って収縮し、第2の軸に沿って膨張している、図1Aの共振器デバイスの平面図である。 共振器が第2の発振状態にあり、静止状態に対して、共振器が第1の軸に沿って膨張し、第2の軸に沿って収縮している、図1Aの共振器デバイスの平面図である。 本発明の特定の態様による、MEMS共振器アレイがN×M共振器構成の複数のバルクモード共振器を有し、そのアレイの各バルクモード微小電気機械共振器が、そのアレイの隣接するバルクモード微小電気機械共振器に結合される、MEMS共振器アレイの一実施形態の概略図である。 本発明の特定の態様による、MEMS共振器アレイがN×MのMEMS共振器構成の複数のバルクモード共振器を有し、そのアレイの各共振器がそのアレイの少なくとも1つの隣接する共振器に結合される、MEMS共振器アレイの一実施形態の概略図である。 アレイのバルクモード共振器が直線的なアレイに配列される、本発明の特定の態様による、MEMS共振器アレイの別の実施形態の概略図である。 アレイのバルクモード共振器がL字形のアレイに配列される、本発明の特定の態様による、MEMS共振器アレイの別の実施形態の概略図である。 アレイのバルクモード共振器が直線的なアレイに配列される、本発明の特定の態様による、MEMS共振器アレイの別の実施形態の概略図である。 アレイのバルクモード共振器が三角形のアレイに配列される、本発明の特定の態様による、MEMS共振器アレイの別の実施形態の概略図である。 アレイのバルクモード共振器が2×2アレイに配列される、本発明の特定の態様による、MEMS共振器アレイの別の実施形態の概略図である。 2つのバルク共振器間に配置される2つ以上の共振器結合部分によって機械的に結合される2つのバルクモード共振器を有するMEMS共振器アレイの一実施形態の概略図である。 本発明の特定の態様による、図2A〜図2GのMEMS共振器アレイにおいて用いられる場合がある、静止状態にある、バルクモード共振器の一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、静止状態にある、図3Aの共振器の一実施形態の概略的な斜視図である。 本発明の特定の態様による、図2A〜図2GのMEMS共振器アレイにおいて用いられる場合がある、静止状態にある、バルクモード共振器の別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図2A〜図2GのMEMS共振器アレイにおいて用いられる場合がある、静止状態にある、バルクモード共振器の別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図2A〜図2GのMEMS共振器アレイにおいて用いられる場合がある、静止状態にある、バルクモード共振器の別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、静止状態にある、図3Cの共振器の一実施形態の側面図である。 本発明の特定の態様による、それぞれが図3A及び図3Bのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器をそれぞれ複数のバルクモード共振器のうちの1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するための1つ又は複数の共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、それぞれが図3A及び図3Bのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器をそれぞれ複数のバルクモード共振器のうちの1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するための1つ又は複数の共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、それぞれが図3A及び図3Bのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器をそれぞれ複数のバルクモード共振器のうちの1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するための1つ又は複数の共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、それぞれが図3A及び図3Bのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器をそれぞれ複数のバルクモード共振器のうちの1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するための1つ又は複数の共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、それぞれが図3A及び図3Bのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器をそれぞれ複数のバルクモード共振器のうちの1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するための1つ又は複数の共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、それぞれが図3A及び図3Bのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、2つの異なるタイプの共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、それぞれが図3A及び図3Bのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、2つの異なるタイプの共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、それぞれが図3A及び図3Bのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器のうちの2つを機械的に結合するための共振器結合部分の一実施形態とを有する、MEMS共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、それぞれが図3A及び図3Bのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器のうちの2つを機械的に結合するための共振器結合部分の別の実施形態とを有する、MEMS共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、それぞれが図3A及び図3Bのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器のうちの2つを機械的に結合するための共振器結合部分の別の実施形態とを有する、MEMS共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、それぞれが図3A及び図3Bのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器のうちの2つを機械的に結合するための共振器結合部分の別の実施形態とを有し、その共振器結合部分が、該共振器結合部分内に配置される1つ又は複数の負荷緩和機構を含む、MEMS共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、それぞれが図3A及び図3Bのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器のうちの2つを機械的に結合するための共振器結合部分の別の実施形態とを有し、その共振器結合部分が、該共振器結合部分内に配置される1つ又は複数の負荷緩和機構を含む、MEMS共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための1つのアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーをさらに含む、MEMS共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーをさらに含む、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、アンカー結合部分の一実施形態と、基板アンカーの一実施形態とを含む、図6Bの共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーをさらに含む、MEMS共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーをさらに含む、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図6DのMEMS共振器アレイの一実施形態の斜視図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び複数の基板アンカーをさらに含む、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Dにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び複数の基板アンカーをさらに含む、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び複数の基板アンカーをさらに含む、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び複数の基板アンカーをさらに含む、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するためのアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び複数の基板アンカーをさらに含む、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数の基板アンカーをさらに含む、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数の基板アンカーをさらに含む、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び複数の基板アンカーをさらに含む、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び複数の基板アンカーをさらに含む、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーをさらに含み、各アンカー結合部分が応力/歪み緩和機構を含む、MEMS共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーをさらに含み、アンカー結合部分が応力/歪み緩和機構を含む、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、応力/歪み緩和機構を含むアンカー結合部分の一実施形態と、基板アンカーの一実施形態とを含む、図11Bの共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーをさらに含み、各アンカー結合部分が応力/歪み緩和機構を含み、図11Cにおいて示される共振器アレイのアンカー結合部分と同じであるか、又は類似している場合がある、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーをさらに含み、各アンカー結合部分が応力/歪み緩和機構を含み、図11Cにおいて示される共振器アレイのアンカー結合部分と同じであるか、又は類似している場合がある、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図11DのMEMS共振器アレイの一実施形態の斜視図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び複数の基板アンカーをさらに含み、各アンカー結合部分が応力/歪み緩和機構を含み、図11Cにおいて示される共振器アレイのアンカー結合部分と同じであるか、又は類似している場合がある、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Dにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び複数の基板アンカーをさらに含み、各アンカー結合部分が応力/歪み緩和機構を含み、図11Cにおいて示される共振器アレイのアンカー結合部分と同じであるか、又は類似している場合がある、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び複数の基板アンカーをさらに含み、各アンカー結合部分が応力/歪み緩和機構を含み、図11Cにおいて示される共振器アレイのアンカー結合部分と同じであるか、又は類似している場合がある、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び複数の基板アンカーをさらに含み、各アンカー結合部分が応力/歪み緩和機構を含み、図11Cにおいて示される共振器アレイのアンカー結合部分と同じであるか、又は類似している場合がある、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる複数のアンカー結合部分及び複数の基板アンカーをさらに含み、各アンカー結合部分が応力/歪み緩和機構を含み、図11Cにおいて示される共振器アレイのアンカー結合部分と同じであるか、又は類似している場合がある、MEMS共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーの別の実施形態をさらに含む、共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーの別の実施形態をさらに含む、共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーの別の実施形態をさらに含み、アンカー結合部分が1つ又は複数の丸みを帯びた部分又は曲面を成す部分を含む、共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーの別の実施形態をさらに含み、アンカー結合部分が1つ又は複数の丸みを帯びた部分又は曲面を成す部分と、応力/歪み緩和機構とを含む、共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーの別の実施形態をさらに含む、共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーの別の実施形態をさらに含み、アンカー結合部分が応力/歪み緩和機構を含む、共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーの別の実施形態をさらに含み、アンカー結合部分が1つ又は複数の丸みを帯びた部分又は曲面を成す部分を含む、共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーの別の実施形態をさらに含み、アンカー結合部分が1つ又は複数の丸みを帯びた部分又は曲面を成す部分と、応力/歪み緩和機構とを含む、共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーの別の実施形態をさらに含む、共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーの別の実施形態をさらに含み、アンカー結合部分が応力/歪み緩和機構を含む、共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーの別の実施形態をさらに含む、共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を有し、複数の共振器のうちの1つ又は複数を1つ又は複数の基板アンカーに機械的に結合するための別のアンカーリング技法及び/又は構成において用いられる1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーの別の実施形態をさらに含み、アンカー結合部分が応力/歪み緩和機構を含む、共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び1つの共振器結合部分を含み、第1の複数の電極及び第2の複数の電極を含む複数の電極をさらに含む、共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Dにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を含み、第1の複数の電極、第2の複数の電極及び第3の複数の電極を含む複数の電極をさらに含む、共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分を含み、第1の複数の電極、第2の複数の電極、第3の複数の電極及び第4の複数の電極を含む複数の電極をさらに含む、共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、第1のバルクモード共振器及び第1の複数の電極を含む、図18Cの共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、第2のバルクモード共振器及び第2の複数の電極を含む、図18Cの共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、第3のバルクモード共振器及び第3の複数の電極を含む、図18Cの共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、第4のバルクモード共振器及び第4の複数の電極を含む、図18Cの共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図18Cにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分及び複数の電極とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分及び複数の電極を含み、駆動回路及び検知回路をさらに含む、共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、複数のバルクモード共振器が第1の発振状態において示されており、静止状態に対して、第1及び第3のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において収縮し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において膨張し、且つ第2及び第4のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において膨張し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において収縮する、図19Aの共振器アレイの複数のバルクモード共振器の平面図である。 本発明の特定の態様による、第1のバルクモード共振器及び第1の複数の電極を含み、第1のバルクモード共振器は第1の発振状態にあり、静止状態に対して、第1のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において収縮し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において膨張する、図19Aの共振器アレイの一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、第2のバルクモード共振器及び第2の複数の電極を含み、第2のバルクモード共振器は第1の発振状態にあり、静止状態に対して、第2のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において膨張し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において収縮する、図19Aの共振器アレイの一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、複数のバルクモード共振器が第2の発振状態において示されており、静止状態に対して、第1及び第3のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において膨張し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において収縮し、且つ第2及び第4のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において収縮し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において膨張する、図19Aの共振器アレイの複数のバルクモード共振器の平面図である。 本発明の特定の態様による、第1のバルクモード共振器及び第1の複数の電極を含み、第1のバルクモード共振器は第2の発振状態にあり、静止状態に対して、第1のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において膨張し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において収縮する、図19Aの共振器アレイの一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、第2のバルクモード共振器及び第2の複数の電極を含み、第2のバルクモード共振器は第2の発振状態にあり、静止状態に対して、第2のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において収縮し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において膨張する、図19Aの共振器アレイの一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図19Aの検知回路及び駆動回路の一実施形態の概略的なブロック図である。 本発明の特定の態様による、図18Cにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分及び複数の電極とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分及び複数の電極を含み、駆動回路及び検知回路をさらに含む、共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図18Cにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分及び複数の電極とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分及び複数の電極を含み、駆動回路及び検知回路をさらに含む、共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図20Aの検知回路及び駆動回路の一実施形態の概略的なブロック図である。 本発明の特定の態様による、図18Cにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分及び複数の電極とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分及び複数の電極を含み、図11Dにおいて示される共振器アレイの複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーとそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーをさらに含む、共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、第1及び第4のバルクモード共振器、共振器結合部分のうちの1つ、アンカー結合部分のうちの1つ、アンカー、第1の複数の電極のうちの2つ、及び第4の複数の電極のうちの2つを含み、共振器アレイの一部が静止状態において示される、図21Aの共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図19A〜図19Gにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分、複数の電極、駆動回路及び検知回路とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分、複数の電極、駆動回路及び検知回路を含み、図11Dにおいて示される共振器アレイの複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーとそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーをさらに含む、共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図11Cにおいて示される共振器アレイの部分の複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及びアンカーと同じであるか、又は類似している場合がある第1及び第4のバルクモード共振器、共振器結合部分のうちの1つ、アンカー結合部分のうちの1つ及びアンカーを含み、共振器アレイの部分が図19B〜図19Dにおいて示される第1の発振状態に対応する状態において示されており、静止状態に対して、第1のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において収縮し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において膨張し、第4のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において膨張し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において収縮する、図21Cの共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図11Cにおいて示される共振器アレイの部分の複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及びアンカーと同じであるか、又は類似している場合がある第1及び第4のバルクモード共振器、共振器結合部分のうちの1つ、アンカー結合部分のうちの1つ及びアンカーを含み、共振器アレイの部分が図19E〜図19Gにおいて示される第2の発振状態に対応する状態において示されており、静止状態に対して、第1のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において膨張し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において収縮し、第4のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において収縮し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において膨張する、図21Cの共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図19Iにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分、複数の電極、駆動回路及び検知回路とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分、複数の電極、駆動回路及び検知回路を含み、図11Dにおいて示される共振器アレイの複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーとそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーをさらに含む、共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図20Aにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分、複数の電極、駆動回路及び検知回路とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分、複数の電極、駆動回路及び検知回路を含み、図11Dにおいて示される共振器アレイの複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーとそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーをさらに含む、共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図4Eにおいて示される共振器アレイの複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器及び複数の共振器結合部分と、第1の複数の電極、第2の複数の電極、第3の複数の電極及び第4の複数の電極を含む複数の電極とを含み、複数のアンカー結合部分及び基板アンカーをさらに含む、共振器アレイの別の実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、第1及び第4のバルクモード共振器、共振器結合部分のうちの1つ、アンカー結合部分のうちの1つ、基板アンカー、第1の複数の電極のうちの2つ、及び第4の複数の電極のうちの2つを含み、共振器アレイの一部が静止状態において示される、図21Hの共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図21Hにおいて示される共振器アレイのバルクモード共振器、複数の共振器結合部分、複数の電極、複数のアンカー結合部分及び基板アンカーとそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分、複数の電極、複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを含み、駆動回路及び検知回路をさらに含む、共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、第1及び第4のバルクモード共振器、共振器結合部分のうちの1つ、アンカー結合部分のうちの1つ及びアンカーを含み、共振器アレイの一部が図19B〜図19Dにおいて示される第1の発振状態に対応する状態において示されており、静止状態に対して、第1のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において収縮し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において膨張し、第4のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において膨張し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において収縮する、図21Jの共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、第1及び第4のバルクモード共振器、共振器結合部分のうちの1つ、アンカー結合部分のうちの1つ及びアンカーを含み、共振器アレイの一部が図19E〜図19Gにおいて示される第2の発振状態に対応する状態において示されており、静止状態に対して、第1のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において膨張し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において収縮し、第4のバルクモード共振器が第1及び第2の方向のうちの少なくとも一方において収縮し、第3及び第4の方向のうちの少なくとも一方において膨張する、図21Jの共振器アレイの一実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図11Cにおいて示される共振器アレイの部分の複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーとそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有し、共振器が少なくとも1つの開口部、空所又はスロットをさらに含み、それにより製造性を改善し(たとえば、開口部、空所又はスロットが共振器の全高/全厚に延在する事例では、機械的構造の剥離が迅速になる)、且つ/又は温度管理技法を改善する(たとえば、熱弾性エネルギー散逸を減少させる)、MEMS共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図11Cにおいて示される共振器アレイの部分の複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーとそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有し、共振器が開口部、空所又はスロットをさらに含み、それにより製造性を改善し(たとえば、開口部、空所又はスロットが共振器の全高/全厚に延在する事例では、機械的構造の剥離が迅速になる)、且つ/又は温度管理技法を改善する(たとえば、熱弾性エネルギー散逸を減少させる)、MEMS共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図11Cにおいて示される共振器アレイの部分の複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーとそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有し、共振器が開口部、空所又はスロットをさらに含み、それにより製造性を改善し(たとえば、開口部、空所又はスロットが共振器の全高/全厚に延在する事例では、機械的構造の剥離が迅速になる)、且つ/又は温度管理技法を改善する(たとえば、熱弾性エネルギー散逸を減少させる)、MEMS共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図11Cにおいて示される共振器アレイの部分の複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーとそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有し、共振器が開口部、空所又はスロットをさらに含み、それにより製造性を改善し(たとえば、開口部、空所又はスロットが共振器の全高/全厚に延在する事例では、機械的構造の剥離が迅速になる)、且つ/又は温度管理技法を改善する(たとえば、熱弾性エネルギー散逸を減少させる)、MEMS共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図11Cにおいて示される共振器アレイの部分の複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーとそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有し、アンカー結合部分が開口部、空所又はスロットをさらに含み、それにより製造性を改善し、且つ/又は温度管理技法を改善する(たとえば、熱弾性エネルギー散逸を減少させる)、MEMS共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図11Cにおいて示される共振器アレイの部分の複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーとそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有し、共振器及びアンカー結合部分が少なくとも1つの開口部、空所又はスロットをさらに含み、それにより製造性を改善し(たとえば、開口部、空所又はスロットが共振器の全高/全厚に延在する事例では、機械的構造の剥離が迅速になる)、且つ/又は温度管理技法を改善する(たとえば、熱弾性エネルギー散逸を減少させる)、MEMS共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図11Cにおいて示される共振器アレイの部分の複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーとそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有し、共振器及びアンカー結合部分が開口部、空所又はスロットをさらに含み、それにより製造性を改善し(たとえば、開口部、空所又はスロットが共振器の全高/全厚に延在する事例では、機械的構造の剥離が迅速になる)、且つ/又は温度管理技法を改善する(たとえば、熱弾性エネルギー散逸を減少させる)、MEMS共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図11Cにおいて示される共振器アレイの部分の複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーとそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有し、共振器及びアンカー結合部分が開口部、空所又はスロットをさらに含み、それにより製造性を改善し(たとえば、開口部、空所又はスロットが共振器の全高/全厚に延在する事例では、機械的構造の剥離が迅速になる)、且つ/又は温度管理技法を改善する(たとえば、熱弾性エネルギー散逸を減少させる)、MEMS共振器アレイの別の実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Cのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器をそれぞれ複数のバルクモード共振器のうちの1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するための1つ又は複数の共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Cのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器をそれぞれ複数のバルクモード共振器のうちの1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するための1つ又は複数の共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Cのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器をそれぞれ複数のバルクモード共振器のうちの1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するための1つ又は複数の共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Cのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器をそれぞれ複数のバルクモード共振器のうちの1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するための1つ又は複数の共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Dのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器をそれぞれ複数のバルクモード共振器のうちの1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するための1つ又は複数の共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Dのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器をそれぞれ複数のバルクモード共振器のうちの1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するための1つ又は複数の共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Dのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器をそれぞれ複数のバルクモード共振器のうちの1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するための1つ又は複数の共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Eのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器をそれぞれ複数のバルクモード共振器のうちの1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するための1つ又は複数の共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Eのバルクモード共振器と同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器と、複数の共振器をそれぞれ複数のバルクモード共振器のうちの1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するための1つ又は複数の共振器結合部分とを有する、MEMS共振器アレイの実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、複数の共振器のうちの1つ又は複数の隣接する共振器にそれぞれ機械的に結合される複数の共振器を有し、該複数の共振器は、第1の形状を有する第1の共振器と、第1の形状とは異なる第2の形状を有し、第1の共振器に機械的に結合される第2の共振器とを含む、MEMS共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、複数の共振器のうちの1つ又は複数の隣接する共振器にそれぞれ機械的に結合される複数の共振器を有し、該複数の共振器は、第1の形状を有する2つの共振器と、第1の形状とは異なる第2の形状を有し、第1の形状を有する2つの共振器に機械的に結合される2つの共振器とを含む、MEMS共振器アレイの一実施形態の平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Aのバルクモード共振器とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有し、共振器機械的結合技法の実施形態と共に、アンカーリング技法及び応力/歪み機構の実施形態を示す、MEMS共振器アレイの実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Aのバルクモード共振器とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有し、共振器機械的結合技法の実施形態と共に、アンカーリング技法及び応力/歪み機構の実施形態を示す、MEMS共振器アレイの実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Aのバルクモード共振器とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有し、共振器機械的結合技法の実施形態と共に、アンカーリング技法及び応力/歪み機構の実施形態を示す、MEMS共振器アレイの実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Aのバルクモード共振器とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有し、共振器機械的結合技法の実施形態と共に、アンカーリング技法及び応力/歪み機構の実施形態を示す、MEMS共振器アレイの実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Aのバルクモード共振器とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有し、共振器機械的結合技法の実施形態と共に、アンカーリング技法及び応力/歪み機構の実施形態を示す、MEMS共振器アレイの実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Aのバルクモード共振器とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、1つの共振器結合部分、1つのアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有し、共振器機械的結合技法の実施形態と共に、アンカーリング技法及び応力/歪み機構の実施形態を示す、MEMS共振器アレイの実施形態の一部の拡大した平面図である。 本発明の特定の態様による、図3Aのバルクモード共振器とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある複数のバルクモード共振器、複数の共振器結合部分、複数のアンカー結合部分及び1つの基板アンカーを有する、MEMS共振器アレイの一部の一実施形態の斜視図である。] 図11B 図11C 図11D 図18C 図19A 図19B 図19C 図19D 図19E 図19F 実施例 [0036] 本明細書では多数の発明、並びにそれらの発明の多数の態様及び実施形態が記述及び図示される。 一態様では、本発明は、1つのアレイ内に配列される複数のバルクモード共振器を含む微小電気機械システムに関する。各バルクモード共振器は、そのアレイ内の1つ又は複数の(すなわち、1つ、いくつか、又は全ての)他のバルクモード共振器に機械的に結合される。一実施形態では、アレイの各共振器は1つの共振器結合部分によって、少なくとも1つの他のバルクモード共振器に機械的に結合される。たとえば、1つの共振器結合部分が、そのアレイの2つ以上の共振器間に配置され、2つ以上の共振器を機械的に結合することができる。一実施形態では、アレイの各バルクモード共振器が、そのバルクモード共振器に隣接する1つ又は複数の他のバルクモード共振器に機械的に結合される。一実施形態では、アレイの各バルクモード共振器が、そのバルクモード共振器に隣接する全てのバルクモード共振器に機械的に結合される。そのような実施形態では、アレイの各共振器は、1つ又は複数の共振器結合部分によって、隣接する各共振器に機械的に結合される場合がある。] [0037] 一実施形態では、複数のバルクモード共振器は、N×M(ただし、N及びMは整数である)のアレイに配列される複数のバルクモード共振器を含む。一実施形態では、複数のバルクモード共振器は、直線的なアレイに配列される2つの機械的に結合されるバルクモード共振器を含む。別の実施形態では、複数のバルクモード共振器は、L字形のアレイに配列される3つの機械的に結合されるバルクモード共振器を含む。別の実施形態では、複数のバルクモード共振器は、三角形のアレイに配列される3つの機械的に結合されるバルクモード共振器を含む。別の実施形態では、複数のバルクモード共振器は、2×2のアレイに配列される4つの機械的に結合されるバルクモード共振器を含む。別の実施形態では、複数のバルクモード共振器は、正方形のアレイに配列される4つの機械的に結合されるバルクモード共振器を含む。] [0038] 一実施形態では、アレイ内の1つ又は複数のバルクモード共振器は正方形及び/又は長方形の形状を有する。別の実施形態では、アレイ内の1つ又は複数の共振器は、三角形の形状を有する。別の実施形態では、アレイ内の1つ又は複数の共振器は、丸みを帯びた正方形及び/又は丸みを帯びた長方形の形状を有する。別の実施形態では、アレイ内の1つ又は複数の共振器は丸みを帯びた三角形の形状を有する。] [0039] いくつかの実施形態では、誘起されるときに、且つ/又は動作中に、アレイの各共振器はバルク音響モードにおいて発振する。いくつかの実施形態では、誘起されるときに、且つ/又は動作中に、各共振器は、膨張及び収縮を含むバルク音響モードにおいて発振する。いくつかの実施形態では、アレイの各共振器は、同じ、又は実質的に同じ膨張及び収縮を示す。さらに、いくつかの実施形態では、誘起されるときに、且つ/又は動作中に、各共振器は、同じ、又は実質的に同じ周波数において発振又は振動する。] [0040] いくつかの実施形態では、アレイの1つ、いくつか、又は全ての共振器は、共振器の発振中に、1つ又は複数の節点又はエリア(すなわち、静止しており、ほとんど動くことがなく、且つ/又は1つ又は複数の自由度において(回転運動の観点においても、並進運動の観点においても)実質的に静止している共振器の部分)を含む。いくつかの実施形態では、節点のうちの1つ又は複数は、共振器及び/又はアレイがそのような1つ又は複数の節点を通じて基板に機械的に結合できるようにするのに適している場合があり、且つ/又はそのようにできる共振器の1つ又は複数の点又はエリアに配置される場合があり、そのため基板内でのエネルギー損を最小限に抑え、制限し、且つ/又は低減し、それにより、共振器及び/又はアレイのQ値を高めることができるようにする。特に、そのような構成は、アレイの1つ又は複数の共振器の共振する質量と基板との間の応力及び/又は歪みの伝達を最小限に抑え、且つ/又は低減するのを助けることができる。] [0041] いくつかの実施形態では、共振器のうちの1つ又は複数が、1つ又は複数のノードと基板との間に機械的に結合される1つ又は複数のアンカー結合部分によって基板に機械的に結合される。] [0042] さらに、いくつかの実施形態では、各共振器は、発振中に相対的に安定しているか、又は固定された重心を有する。このようにして、共振器はエネルギー損を低減及び/又は回避することができ、そのアレイは、より高いQ値を有することができる。] [0043] 特に、本発明は、微小電気機械システムとの関連で説明される。しかしながら、本発明はこの点に関して限定されない。むしろ、本明細書において記述される発明は、たとえば、ナノ電気機械システムに適用することができる。したがって、本発明は、本発明のうちの1つ又は複数を実現する、微小電気機械及びナノ電気機械(それ以外に具体的に言及されない限り、本明細書では、まとめて「MEMS」とする)システム、たとえば、ジャイロスコープ、共振器及び/又は加速度計に当てはまる。] [0044] 数多くのタイプの既知の微小電気機械共振器デバイスが存在する。図1Aは、1つのそのようなタイプの共振器デバイス20の平面図を示す。この共振器デバイス20は、結合子30a〜30d及びアンカー32a〜32dを介して、基板24に固定されるバルクモード共振器22を含む。共振器22は、それぞれ長さLa〜Ldを有する4つの外面40a〜40dを有する。共振器22は中心42をさらに有する場合がある。非動作(静止)状態において、共振器22は図に示されるように実質的に正方形の形状を有する。そのような状態において、表面40a、40cは、第1及び第2の方向44a、44bに延在する第1の基準軸44に対して平行である。表面40b、40dは第3及び第4の方向46a、46bに延在する第2の基準軸46に対して平行である。各表面40a〜40dは、第5及び第6の方向48a、48b(図1B)に延在する第3の基準軸48(図1B)に対しても平行、又は実質的に平行である。] 図1A 図1B [0045] 4つの外面40a〜40dは4つの角部50a〜50dを画定する。たとえば、第4の外面40dの第1の端部及び第1の外面40aの第1の端部は第1の角部50aを画定する。第1の外面40aの第2の端部及び第2の外面40bの第1の端部は第2の角部50bを画定する。第2の外面40bの第2の端部及び第3の外面40cの第1の端部は第3の角部50cを画定する。第3の外面40cの第2の端部及び第4の外面40dの第2の端部は第4の角部50dを画定する。] [0046] 共振器22は複数の開口部52をさらに含む。共振器システム20の製造中に、開口部52は、共振器22が以下で記述されるように自由に発振できるように、共振器22の下から犠牲材料をエッチング及び/又は除去するのを容易にする。] [0047] 共振器はさらに、4つの電極80a〜80dを含む。第1の電極80aは、外面40aから間隙82aだけ離隔して配置される。第2の電極80bは、外面40bから間隙82bだけ離隔して配置される。第3の電極80cは、外面40cから間隙82cだけ離隔して配置される。第4の電極80dは、外面40dから間隙82dだけ離隔して配置される。] [0048] 電極80a〜80d及び共振器22は合わせて、4つのキャパシタンスを規定する。第1の電極80a及び共振器22は第1のキャパシタンスを規定する。第2の電極80b及び共振器22は第2のキャパシタンスを規定する。第3の電極80c及び共振器22は第3のキャパシタンスを規定する。第4の電極80d及び共振器22は第4のキャパシタンスを規定する。] [0049] 以下でさらに説明されるように、電極のうちの2つ、たとえば、第1の電極80a及び第2の電極80bは駆動電極として利用される。他の2つの電極、たとえば、第3の電極80c及び第4の電極80dは検知電極として利用される。非動作状態、すなわち静止状態において、共振器22は4つの電極80a〜80dの間の中央に位置する。] [0050] 動作時に、駆動電極、たとえば第1の電極80a及び第2の電極80bは、それぞれ信号線42a、42bを介して第1の信号D+、第2の信号D−を含む差動励起信号を受信する。励起信号は、時間と共に変化する静電力を引き起こし、その静電力によって共振器22が発振する。] [0051] 以下でさらに説明されるように、共振器22は、バルク音響モード(「バルクモード」と呼ばれる場合もある)において面内で発振する。その共振は、線形又は実質的に線形にすることができ、たとえば、運動に関する線形の定常微分方程式によって記述される。共振器22が高いQ(品質係数)値を有する場合には、発振中の共振器22の形状は、主に、共振器22の特性に依存する。] [0052] 特に明記されない限り、言い回し「バルクモードにおいて発振する」は、少なくとも主に、曲げによってではなく、膨張及び/又は収縮によって発振することを意味する場合がある。たとえば、固体は、少なくとも1つの方向/寸法(たとえば、「x」方向)において収縮し、少なくとも1つの方向/寸法(たとえば、「y」及び/又は「z」方向)において膨張する場合がある。固体は、少なくとも1つの方向/寸法(たとえば、「x」方向)において膨張し、少なくとも1つの方向/寸法(たとえば、「y」及び/又は「z」方向)において収縮する場合がある。実際には、固体は、全ての方向/寸法において収縮する場合がある(非常に高い周波数を与える)。] [0053] 特に、以下の検討は1つの方向における収縮/膨張を記述するが、その共振器は、2つ以上の方向/寸法において(たとえば、「x」及び「y」方向において同時に)膨張し、且つ/又は収縮する場合がある。この実施形態では、共振器は、高い周波数において、雑音が小さいという利点を有する場合がある周波数モードにおいて駆動される。このモードは、適切な電極を駆動することによって「選択される」場合がある。] [0054] いくつかの実施形態では、発振のうちの少なくとも90パーセントは、曲げではなく、膨張及び/又は収縮の結果であり、発振のうちの全て、又は実質的に全てが、曲げではなく、膨張及び/又は収縮の結果であることがさらに好ましい。同様に、特に明記されない限り、言い回し「バルクモード共振器」は、バルクモードにおいて発振する共振器を意味する。] [0055] 図1Cを参照すると、第1の発振段階において、共振器22が、(i)第1及び第2の方向44a、44bにおいて収縮し、(ii)第3及び第4の方向46a、46bにおいて膨張し、結果として共振器22のための第1の状態になる。第1及び第2の方向44a、44bにおいて収縮することによって、第2及び第4の間隙82b、82dのサイズが増加する。第3及び第4の方向46a、46bにおいて膨張することによって、第1及び第3の間隙82a、82cのサイズが減少する。比較のために、点線40a’〜40d’は、静止状態での、表面40a〜40dの形状及び位置をそれぞれ示す。] 図1C [0056] 図1Dを参照すると、第2の発振段階において、共振器22が、(i)第1及び第2の方向44a、44bにおいて膨張し、(ii)第3及び第4の方向46a、46bにおいて収縮し、結果として共振器22のための第2の状態になる。第1及び第2の方向44a、44bにおいて膨張することによって、第2及び第4の間隙82b、82dのサイズが減少する。第3及び第4の方向46a、46bにおいて収縮することによって、第1及び第3の間隙82a、82cのサイズが増加する。上記のように、点線40a’〜40d’は、静止状態での、表面40a〜40dの形状及び位置をそれぞれ示す。] 図1D [0057] その発振の結果として、検知電極、たとえば第3及び第4の電極80c、80dにおいて、且つ第3及び第4の電極に結合される信号線42c、42dにおいて、発振を指示する第1及び第2の信号S+、S−を含む差動信号が生成される。差動信号S+、S−は、たとえば、差動電圧及び/又は差動電流の形をとることができる。] [0058] たとえば、第1の発振段階では、第4の間隙82dのサイズが大きくなることによって、第4の(すなわち、第4の電極80d及び共振器22によって規定される)キャパシタンスが小さくなり、それにより、電流が第4の電極80dに流れ込むか、又は第4の電極80dから流れ出し、それに応じて、第4の電極80dの電圧が変化する。第3の間隙82cのサイズが小さくなると、第3の(すなわち、第3の電極80c及び共振器22によって規定される)キャパシタンスが大きくなり、それにより、電流が第3の電極80cに流れ込むか、又は第3の電極80cから流れ出し、それに応じて第3の電極80cの電圧が変化する。第2の発振段階では、第4の間隙82dのサイズが小さくなることによって、第4の(すなわち、第4の電極80d及び共振器22によって規定される)キャパシタンスが大きくなり、それにより、電流が第4の電極80dに流れ込むか、又は第4の電極80dから流れ出し、それに応じて、第4の電極の電圧が変化する。第3の間隙82cのサイズが大きくなると、第3の(すなわち、第3の電極80c及び共振器22によって規定される)キャパシタンスが小さくなり、それにより、電流が第3の電極80cに流れ込むか、又は第3の電極80cから流れ出し、それに応じて第3の電極の電圧が変化する。差動信号S+、S−の大きさは、少なくとも1つには、第3のキャパシタンスの変化の大きさ及び第4のキャパシタンスの変化の大きさ、すなわち共振器22と検知電極、たとえば、各発振段階における第3及び第4の電極80c、80dとの間の容量変換(capacitive transduction)の大きさに依存する。] [0059] 上記のように、本発明の1つの態様は、アレイに配列される複数のバルクモード共振器を含む微小電気機械システムに関する。バルクモード共振器はそれぞれ、アレイ内の1つ又は複数の他のバルクモード共振器に機械的に結合される。] [0060] 図2Aを参照すると、一実施形態では、MEMS共振器アレイ120は、複数のバルクモード共振器、たとえば、バルクモード共振器122a〜122dと、1つ又は複数の共振器結合部分126とを含む。複数のバルクモード共振器122a〜122dは、N×M(ただし、N及びMは整数である)アレイに配列される。バルクモード共振器122a〜122dはそれぞれ、共振器結合部分126のうちの1つ又は複数を介して、MEMS共振器アレイ120の隣接する各バルクモード共振器に機械的に結合される。このようにして、MEMS共振器アレイ120の各バルクモード共振器は、MEMS共振器アレイ120の全ての隣接するバルクモード共振器に結合される。たとえば、例示される実施形態では、共振器122a及び共振器122bが、共振器122aと共振器122bとの間に配置される結合部分126によって機械的に結合される。共振器122bと共振器122cは、共振器122bと共振器122cとの間に配置される結合部分126によって機械的に結合される。共振器122cと共振器122dは、共振器122cと共振器122dとの間に配置される結合部分126によって機械的に結合される。共振器122dと共振器122aは、共振器122dと共振器122aとの間に配置される結合部分126によって機械的に結合される。] 図2A [0061] 図2Bを参照すると、別の実施の形態では、MEMS共振器アレイ120は、複数のバルクモード共振器122a〜122lと、複数の共振器結合部分126とを含む。複数のバルクモード共振器122a〜122lは、N×M(ただし、N及びMは整数である)アレイに配列される。バルクモード共振器126a〜126lはそれぞれ、共振器結合部分126のうちの1つ又は複数を介して、MEMS共振器アレイ120の隣接する少なくとも1つのバルクモード共振器に機械的に結合される。たとえば、例示される実施形態では、共振器122cが、隣接する共振器122b、122d、122f及び122hに機械的に結合される。対照的に、共振器122hは、隣接する共振器122e及び共振器122kに機械的に結合される。共振器122hは、隣接する共振器122g及び共振器122iに機械的に結合されない。] 図2B [0062] 図2Cを参照すると、一実施形態では、MEMS共振器アレイ120は、直線的なアレイに配列される複数のバルクモード共振器122a〜122bを含む。共振器122a及び共振器122bは、共振器122aと共振器122bとの間に配置される結合部分126によって機械的に結合される。] 図2C [0063] 図2D〜図2Fを参照すると、さらに別の実施形態では、MEMS共振器アレイ120は、L字形のアレイ(図2Dを参照)、直線的なアレイ(図2Eを参照)、及び三角形のアレイ(図2Fを参照)にそれぞれ配列される複数のバルクモード共振器122a〜122cを含む。これらの実施形態では、共振器122a及び共振器122bは、共振器122aと共振器122bとの間に配置される結合部分126によって機械的に結合される。共振器122b及び共振器122cは、共振器122bと共振器122cとの間に配置される結合部分126によって機械的に結合される。さらに、図2Fの実施形態では、共振器122c及び共振器122aが、共振器122cと共振器122aとの間に配置される結合部分126によって機械的に結合される。] 図2D 図2E 図2F [0064] 図2Gを参照すると、別の実施形態では、MEMS共振器アレイ120は、2×2のアレイに配列される複数のバルクモード共振器122a〜122dを含む。これらの実施形態では、2×2のアレイは、長方形の形状を有する。共振器122a及び共振器122bは、共振器122aと共振器122bとの間に配置される結合部分126によって機械的に結合される。共振器122b及び共振器122cは、共振器122bと共振器122cとの間に配置される結合部分126によって機械的に結合される。共振器122c及び共振器122dが、共振器122cと共振器122dとの間に配置される結合部分126によって機械的に結合される。共振器122d及び共振器122aは、共振器122dと共振器122aとの間に配置される結合部分126によって機械的に結合される。] 図2G [0065] いくつかの実施形態では、共振器アレイのバルクモード共振器のうちの2つが、2つ以上の共振器結合部分によって機械的に結合される。 たとえば、図2Hを参照すると、別の実施形態では、MEMS共振器アレイ120は、複数のバルクモード共振器、たとえば、第1及び第2のバルクモード共振器122a及び122bを含む。第1のバルクモード共振器122aは、第1のバルクモード共振器122aと第2のバルクモード共振器122bとの間に配置される第1の共振器結合部分126によって第2のバルクモード共振器122bに機械的に結合される。第1のバルクモード共振器122aはまた、第1のバルクモード共振器122aと第2のバルクモード共振器122bとの間に配置される第2の共振器結合部分126によっても第2のバルクモード共振器122bに機械的に結合される。] 図2H [0066] 図3A及び図3Bは、本発明の特定の態様による、図2A〜図2GのMEMS共振器アレイにおいて用いられる場合があるバルクモード共振器122の一実施形態のそれぞれ平面図及び概略的な斜視図である。この実施形態では、共振器122は、第1及び第2の主外面134、136(たとえば、共振器122のそれぞれ上側及び下側に配置される)と、共振器122の側面に配置される4つの外面140a〜140dとを有する。第1及び第2の外面140a、140bはそれぞれ、共振器122の第1及び第2の側面に配置される。第3の外面140cは、共振器122の第1の側面の反対側にある、共振器122の第3の側面に配置される。第4の外面140dは、共振器122の第2の側面の反対側にある、共振器122の第4の側面に配置される。共振器122はさらに中心142を有する場合がある。] 図2A 図2B 図2C 図2D 図2E 図2F 図2G 図3A 図3B [0067] 非動作(静止)状態において、共振器122は正方形又は実質的に正方形の形状を有し、外面140a〜140dはそれぞれ長さLa〜Ldにわたって真直ぐ、又は少なくとも実質的に真直ぐであり、それらの長さは互いに等しいか、又は少なくとも実質的に等しい。そのような状態において、第1及び第3の外面140a、140cは、第1及び第2の方向144a、144bに延在する第1の基準軸144に対して平行、又は少なくとも実質的に平行に関する。第2及び第4の外面140b、140dは、第1及び第2の方向に対して垂直な第3及び第4の方向146a、146bに延在する第2の基準軸146に対して平行、又は少なくとも実質的に平行に関する。第1及び第3の外面140a、140cはそれぞれ、第3及び第4の方向146a、146bを向いている。第2及び第4の外面140b、140dはそれぞれ、第1及び第2の方向144a、144bを向いている。表面140a〜140dは、第3の基準軸148(図3B)に対しても平行、又は実質的に平行に向けられており、その軸は、第1及び第2の方向に対して垂直な第5及び第6の方向148a、148b(図3B)に延在する。第1及び第2の主外面134、136はそれぞれ第5及び第6の方向148a、148bを向いており、第1の基準軸144及び第2の基準軸146に対して平行、又は実質的に平行に関する。] 図3B [0068] 特に、第1、第2及び第3の基準軸が記述及び図示されるが、共振器122及び/又は共振器アレイ120は任意の軸を有しても有しなくてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、共振器122及び/又は共振器アレイ120は3つよりも少ない軸を有する場合があり、且つ/又は全く軸を有しない場合がある。] [0069] 4つの外面140a〜140dは、4つの角部150a〜150dを画定する。たとえば、第4の外面140dの第1の端部及び第1の外面140aの第1の端部は第1の角部150aを画定する。第1の外面140aの第2の端部及び第2の外面140bの第1の端部は第2の角部150bを画定する。第2の外面140bの第2の端部及び第3の外面140cの第1の端部は第3の角部150cを画定する。第3の外面140cの第2の端部及び第4の外面140dの第2の端部は第4の角部150dを画定する。] [0070] 共振器122はさらに複数の開口部152を含む。共振器120の製造中に、開口部152は、以下で記述されるように、共振器122が剥離され、自由に発振するように、共振器122の下から犠牲材料をエッチング及び/又は除去するのを容易にする。] [0071] 図3C、図3Fは、本発明の特定の態様による、図2A〜図2GのMEMS共振器アレイにおいて用いられる場合があるバルクモード共振器122の別の実施形態のそれぞれ平面図及び側面図である。この実施形態では、共振器122は第1及び第2の主外面134、136(たとえば、共振器122のそれぞれ上側及び下側に配置される)と、共振器122の側面に配置される3つの外面140a〜140cとを有する。共振器122は中心142をさらに有する場合がある。非動作(静止)状態において、共振器122は三角形又は実質的に三角形の形状を有し、外面140a〜140cはそれぞれ長さLa〜Lcにわたって真直ぐ、又は少なくとも実質的に真直ぐであり、それらの長さは互いに等しいか、又は少なくとも実質的に等しい。] 図2A 図2B 図2C 図2D 図2E 図2F 図2G 図3C 図3F [0072] 図3Dは、図2A〜図2Gに示されるMEMS共振器アレイ120において用いられる場合がある共振器122の別の実施形態を示す。非動作(静止)状態において、共振器122は、4つの曲面を成す外面を介して接続される4つの真直ぐ、又は実質的に真直ぐな外面140a〜140dによって形成される丸みを帯びた正方形、又は丸みを帯びた実質的に正方形の形状を有する。] 図2A 図2B 図2C 図2D 図2E 図2F 図2G 図3D [0073] 図3Eは、図2A〜図2Gに示されるMEMS共振器アレイ120において用いられる場合がある共振器122の別の実施形態を示す。非動作状態において、共振器122は、3つの曲面を成す外面を介して接続される3つの真直ぐ、又は実質的に真直ぐな外面140a〜140cによって形成される丸みを帯びた三角形、又は丸みを帯びた実質的に三角形の形状を有する。] 図2A 図2B 図2C 図2D 図2E 図2F 図2G 図3E [0074] 本発明のいくつかの態様では、Lutz他の名義で本出願と同日に出願された「MEMS Resonator Structure and Method」と題する正規の特許出願(これ以降、「MEMS共振器構造及び方法特許出願」)において記述及び図示される構造及び/又は技法のうちの1つ又は複数が、MEMS共振器アレイ120において用いられる。たとえば、いくつかの実施形態では、MEMS共振器アレイ120において用いられる1つ又は複数の共振器122は、「MEMS共振器構造及び方法特許出願」において記述及び/又は図示される1つ又は複数の共振器50において用いられる共振器本体(resonator mass)52と同じであり、且つ/又は類似しているMEMS共振器を含む。] [0075] 簡潔にするために、「MEMS共振器構造及び方法特許出願」において記述及び/又は図示される構造及び方法は繰り返されない。しかしながら、たとえば、全ての発明/実施形態の特徴、属性、代替、材料、技法及び/又は利点を含む、「MEMS共振器構造及び方法特許出願」の内容「全体」が、参照により本明細書に援用される。ただし、特に明記されない限り、本発明の態様及び/又は実施形態は、そのような特徴、属性、代替、材料、技法及び/又は利点には限定されないことを明確に留意されたい。] [0076] 特に、本発明の1つの態様では、バルクモード共振器のアレイは、2つ以上のバルクモード共振器を利用し、各共振器は、現時点で知られているものであれ、後に開発されるものであれ、任意の形状を有することができる。さらに、2つ以上の共振器はそれぞれ、2つ以上のバルクモード共振器の他の共振器のうちの1つ又は複数と同じであり、且つ/又は異なる形状を有する場合がある。] [0077] バルクモード共振器122の特性(たとえば、サイズ、形状、密度)が、バルクモード共振器122の1つ又は複数の共振周波数を決定する場合がある。 表1は、非動作状態において正方形の形状を有し、多結晶シリコン材料から製造されるバルクモード共振器122の一実施形態の場合の共振周波数及び例示的な寸法を提供する。共振器122全体が同じ周波数において発振又は振動する。] [0078] ] [0079] 表2は、非動作状態において正方形の形状を有し、単結晶シリコン材料から製造されるバルクモード共振器122の一実施形態の場合の共振周波数及び寸法を提供する。共振器122全体が同じ周波数において発振又は振動する。] [0080] ] [0081] 特に、表1及び表2に記述される共振器の寸法は単に例示的な実施形態であり、剥離エッチング穴を用いない場合の単純化された線形モデルに基づく。周波数は、剥離エッチング穴の量及びサイズに大きく依存する場合がある。材料定数、高さ、スロット形成に起因する許容値は、±40%周波数変動を超える場合がある。] [0082] 本発明の1つ又は複数の態様による共振器の寸法、特徴及び/又はパラメータは、モデリング及びシミュレーション技法(たとえば、FEMLab(Cosol)、ANSYS(ANSIS社)、IDEAS及び/又はABAKUSのようなコンピュータ駆動の解析エンジンを介して実施される有限要素モデリング及び/又はシミュレーション過程)、及び/又は実験データ/測定を含む、種々の技法を用いて決定することができる。たとえば、1組の境界条件(たとえば、共振器構造120のサイズ)を用いるか、又はそれに基づく有限要素解析エンジンを用いて、共振器122の寸法、特性及び/若しくはパラメータ並びに/又は以下で検討される共振器構造120の他の要素又は特性を設計し、決定し、評価することができる。特に、共振器122の寸法、特性及び/若しくはパラメータ並びに/又は共振器構造120の他の要素若しくは特性を設計し、決定し、評価するために、(有限要素解析(又は類似の)手法に加えて、又はその代わりに)実験的な手法を用いることもできる。] [0083] 図4A〜図4Eは、本発明の特定の態様による、図3A及び図3Bにおいて示されるような、正方形の形状を有し、静止状態にある複数のバルクモード共振器122と、複数のバルクモード共振器122をそれぞれ複数のバルクモード共振器122の1つ又は複数の他の共振器に機械的に結合するために用いることができる共振器結合部分(複数可)126の一実施形態とをそれぞれが有する、MEMS共振器アレイ120の種々の実施形態の平面図を示す。] 図3A 図3B 図4A 図4B 図4C 図4D 図4E [0084] 図4A及び図4Bを参照すると、一実施形態では、共振器アレイ120は、第1及び第2のバルクモード共振器122a、122bを含み、それらの共振器は第1のバルクモード共振器122aと第2のバルクモード共振器122bとの間に配置される共振器結合部分126によって機械的に結合される。たとえば、例示される実施形態では、共振器結合部分126は、第1の共振器122aに機械的に結合される第1の端部と、第2の共振器122bに機械的に結合される第2の端部とを有する。共振器結合部分126は、例示されるように、真直ぐ、又は実質的に真直ぐな側面と、均一、又は実質的に均一の幅とを有する場合があるか、又は任意の他の構成を有する場合がある。] 図4A 図4B [0085] 図4C及び図4Dを参照すると、さらなる実施形態では、共振器アレイ120は3つのバルクモード共振器122a〜122cを含み、それらの共振器は2つの共振器結合部分126を介して機械的に結合される。たとえば、第1及び第2の共振器122a、122bは、第1の共振器122aと第2の共振器122bとの間に配置される第1の共振器結合部分126によって機械的に結合される。第2及び第3の共振器122b、122cは、第2の共振器122bと第3の共振器122cとの間に配置される第2の共振器結合部分126によって機械的に結合される。] 図4C 図4D [0086] 共振器結合部分126はそれぞれ、図4A及び図4Bにおいて示される共振器結合部分126と同じ、又は実質的に同じ構成(たとえば、サイズ、形状)を有する。たとえば、共振器122a及び122bを機械的に結合する共振器結合部分126は、共振器122b及び122cを機械的に結合する共振器結合部分126と形状及び寸法が実質的に同じである。しかしながら、他の実施形態では、共振器結合部分126のうちの1つ又は複数が、他の共振器結合部分126のうちの1つ又は複数とは異なる構成を有する場合がある。] 図4A 図4B [0087] 図4Eを参照すると、別の実施形態では、共振器アレイ120は4つの共振器122a〜122dを含み、それらの共振器は4つの共振器結合部分126を介して機械的に結合される。たとえば、第1及び第2の共振器122a、122bは、第1の共振器122aと第2の共振器122bとの間に配置される第1の共振器結合部分126によって機械的に結合される。第2及び第3の共振器122b、122cは、第2の共振器122bと第3の共振器122cとの間に配置される第2の共振器結合部分126によって機械的に結合される。第3及び第4の共振器122c、122dは、第3の共振器122cと第4の共振器122dとの間に配置される第3の共振器結合部分126によって機械的に結合される。第1及び第4の共振器122a、122dは、第1の共振器122aと第4の共振器122dとの間に配置される第4の共振器結合部分126によって機械的に結合される。] 図4E [0088] 共振器結合部分126はそれぞれ、図4A及び図4Bにおいて示される共振器結合部分126と同じ、又は実質的に同じ構成(たとえば、サイズ、形状)を有する。たとえば、共振器122a、122bを機械的に結合する共振器結合部分126は、共振器122b、122cを機械的に結合する共振器結合部分126と形状及び寸法が実質的に同じであり、共振器122c、122dを機械的に結合する共振器結合部分126と形状及び寸法が実質的に同じであり、共振器122d、122aを機械的に結合する共振器結合部分126と形状及び寸法が実質的に同じである。しかしながら、他の実施形態では、共振器結合部分126のうちの1つ又は複数は、他の共振器結合部分126のうちの1つ又は複数とは異なる構成を有する場合がある。] 図4A 図4B [0089] いくつかの実施形態では、共振器結合部分126のうちの1つ又は複数は、1つ又は複数の他の共振器結合部分126の幅及び/又は長さとは異なる幅及び/又は長さを有する。] [0090] 図4Fは、本発明の特定の態様による、たとえば、それぞれが図3A及び図3Bにおいて示されるような正方形の形状を有し、静止状態にある複数のバルクモード共振器と、2つの異なるタイプの共振器結合部分126とを有する、MEMS共振器アレイの一実施形態の平面図を示す。この実施形態では、共振器結合部分126のうちの1つは、他の共振器結合部分126の幅とは異なる幅を有する。] 図3A 図3B 図4F [0091] 図4Gは、本発明の特定の態様による、たとえば、それぞれが図3A及び図3Bにおいて示されるような正方形の形状を有し、静止状態にある複数のバルクモード共振器と、2つの異なるタイプの共振器結合部分126とを有する、MEMS共振器アレイの一実施形態の平面図を示す。この実施形態では、共振器結合部分126のうちの1つは、他の共振器結合部分126の幅とは異なる幅を有する。] 図3A 図3B 図4G [0092] 図4Hを参照すると、別の実施形態では、共振器結合部分126のうちの1つ又は複数が、共振器結合部分126と、それに結合される共振器122との間の接続の中の、又はその接続における応力集中を管理し、制御し、低減し、且つ/又は最小限に抑えるための設計(たとえば、形状及び幅)を含む。この実施形態では、共振器結合部分126のうちの少なくとも1つの端部は、共振器結合部分126と関連付けられる共振器122との間の応力の管理を強化する隅肉を有する。結果として、共振器結合部分126の第1の端部における共振器結合部分126の幅及び/又は共振器結合部分126の第2の端部における共振器結合部分の幅はそれぞれ、共振器結合部分の中央部における共振器結合部分126の幅及び/又は共振器結合部分126の第1の端部と第2の端部との間の中間の幅よりも太い。] 図4H [0093] しかしながら、そのような設計は、隅肉を用いない設計に対して、共振器122のいくつかのエリアにおいて負荷を高める傾向がある場合がある。この点に関しては、共振器結合部分126の形状及び幅を調整することによって(たとえば、共振器結合部分126の細長いビーム106の近くに隅肉を形成することによって)、共振器結合部分126及び関連付けられる共振器122にかかる応力を管理し、制御し、低減し、且つ/又は最小限に抑えることができる。このようにして、動作モード又はモード形状が相対的に影響を受けない(又は任意の外乱を許容できる)ようにしながら、MEMS共振器アレイ120の耐久性及び/又は安定性を高め、改善し、且つ/又は最適にすることができ、それにより、もしあるなら、節点(以下でさらに詳細に検討される)の品質が相対的に影響を受けないように(又は任意の外乱を許容できる)ようにする。それに加えて、細長いビーム106にかかる負荷を低減し、最小限に抑え、且つ/又は制限することによって、MEMS共振器アレイ120の「Q」値への悪影響を緩和することができる。] [0094] 共振器結合部分126の他の設計及び/又は構成を用いて、たとえば、MEMS共振器アレイ120の耐久性及び/又は安定性をもたらし、且つMEMS共振器アレイ120の「Q」値への任意の悪影響を最小限に抑えるか、低減するか、又は制限することができる。実際には、現時点で知られているものであれ、後に開発されるものであれ、共振器結合部分126の全ての設計が本発明の範囲内に入ることが意図されている。たとえば、図4I及び図4Jを参照すると、いくつかの実施形態では、1つ又は複数の共振器結合部分126は1つ又は複数の空所160を含む。1つ又は複数の空所160はそれぞれ任意の形状及び/又はサイズから成る場合があり、共振器結合部分126の高さ/厚みを通じて部分的に、又は全体として延在する場合がある。] 図4I 図4J [0095] 一実施形態では、共振器結合部分126のうちの1つ又は複数は、1つ又は複数の空所160と、共振器結合部分126の1つ又は複数の端部において1つ又は複数の隅肉とを含む(図4Jを参照)。共振器結合部分126のうちの1つ又は複数に1つ又は複数の空所を設けることによって、共振器結合部分126の質量が減少し、それにより共振器122にかかる負荷をさらに最小限に抑えるか、低減するか、又は制限し、それにより、MEMS共振器アレイ120の「Q」値への任意の悪影響を最小限に抑えるか、低減するか、又は制限する。特に、特定の実施形態では、共振器結合部分126は、小さな質量を与えるために小さな寸法(たとえば、共振器結合部分126の形状、長さ、幅及び/又は厚み)を有し、その一方で、共振器122に剛性をほとんど、又は全く加えないことが好ましい。] 図4J [0096] 上記のように、いくつかの実施形態では、共振器アレイ120の1つ又は複数の(すなわち、1つ、いくつか、又は全ての)共振器122が、共振器の発振中に、1つ又は複数の節点又はエリア(すなわち、静止しており、ほとんど動くことがなく、且つ/又は1つ又は複数の自由度において(回転運動の観点においても、並進運動の観点においても)実質的に静止している共振器の部分)を含む。いくつかの実施形態では、アレイの各共振器が、共振器の発振中に、1つ又は複数の節点又はエリア(すなわち、静止しており、ほとんど動くことがなく、且つ/又は1つ又は複数の自由度において(回転運動の観点においても、並進運動の観点においても)実質的に静止している共振器の部分)を含む。] [0097] そのような節点のうちの1つ又は複数を通じて、又はその場所で、個々の共振器122を機械的に結合することが好都合である場合がある。たとえば、1つ又は複数の節点を通じて、又はその場所で、又はその近くにおいて結合することによって、共振器122の垂直及び/又は水平エネルギー損が最小限に抑えられ、制限され、且つ/又は低減され、結果として、相対的に高いQのMEMS共振器アレイをもたらすことができるか、又は提供するのを助けることができる。] [0098] 一実施形態では、1つ又は複数の節点は、共振器122のうちの1つ又は複数の共振器の1つ又は複数の外側エリア、部分又は領域内に、又はその近くに配置される場合がある。共振器結合部分126は、1つの共振器122の1つ又は複数の節点と、別の共振器の1つ又は複数の節点との間に配置される場合がある。図4A及び図4Bを参照すると、一実施形態では、共振器122a及び122bはそれぞれ、角部150a〜150dに、又はその近くに配置される節点を含む。共振器結合部分126は、共振器122aの角部、たとえば、角部150dにおいて、又はその近くにおいて、且つ共振器122bの角部、たとえば、角部150bにおいて、又はその近くにおいて接続される場合がある。しかしながら、特に、いくつかの実施形態は、節点が存在する場合に、1つ又は複数の節点を通じて、又はその場所で、又はその近くにおいて共振器122を機械的に結合しなくてもよい。] 図4A 図4B [0099] 図5A及び図5Bを参照すると、いくつかの実施形態では、MEMS共振器アレイ120は、1つ又は複数の共振器結合部分126内にある1つ又は複数の負荷緩和機構162(たとえば、ばね、又はばね状構成要素)を用いて、1つ又は複数の共振器結合部分126によって機械的に結合される、関連付けられる共振器122にかかる任意の応力又は歪みを管理し、制御し、低減し、除去し、且つ/又は最小限に抑える。図5A及び図5Bの実施形態では、共振器122a及び122bを機械的に結合する共振器結合部分126は、たとえば、共振器結合部分126内に配置される負荷緩和機構162を含む。] 図5A 図5B [0100] 特に、負荷緩和機構162は、既知のばね、又はばね状構成要素とすることができるか、又は共振器122にかかる応力及び/又は歪みを低減し、除去し、且つ/又は最小限に抑える任意の機構とすることができる。] [0101] 図5A及び図5Bの実施形態では、負荷緩和機構162は、間隙164によって互いに離隔して配置される第1の細長い部分163a及び第2の細長い部分163bを含む、ばね、又はばね状構成要素を含む。そのばね、又はばね状構成要素は、第1及び第2の端部分165a、165bを含む。第1の端部分165aは、第1の細長い部分163aの第1の端部を第2の細長い部分163bの第1の端部に接合する。第2の端部分165bは、第1の細長い部分163aの第2の端部を第2の細長い部分163bの第2の端部に接合する。第1及び第2の細長い部分163a、163bは真直ぐにすることができ、均一な厚みを有することができる。しかしながら、他の構成が用いられる場合もある。] 図5A 図5B [0102] 動作時に、負荷緩和機構162は、共振器結合部分126によって結合される、関連付けられる共振器122にかかる任意の応力又は歪みを低減し、除去し、且つ/又は最小限に抑えるために、共振器122のうちの1つ、いくつか、又は全てが動くのに応じて、わずかに膨張及び収縮する。さらに、MEMS共振器アレイ120のこの結合技法は、共振器122にかかる負荷をさらに低減し、除去し、且つ/又は最小限に抑えることができ、それにより、隣接する共振器への機械的結合に起因する共振器122のエネルギー損を少なくし、低減し、最小限に抑え、且つ/又は除去することができる。] [0103] いくつかの実施形態では、負荷緩和機構162は、1つ又は複数の共振器結合部分126のうちの1つ又は複数の共振器結合部分内に、且つ/又はその1つ又は複数の端部に実装される場合がある。負荷緩和機構162は、本明細書において記述され、且つ/又は図示される機械的結合技法及び/又はアーキテクチャのいずれかと共に用いられる場合がある。] [0104] いくつかの実施形態では、MEMS共振器アレイ120は、1つ又は複数の共振器122を1つ又は複数の基板アンカーに結合するための1つ又は複数のアンカー結合部分を含む。] [0105] 図6Aを参照すると、一実施形態では、共振器アレイ120は、複数の共振器122a及び122bと、共振器結合部分126と、複数のアンカー結合部分166a及び166bとを含む。複数の共振器122a及び122b及び共振器結合部分126は、図4Aにおいて示される共振器アレイ120の複数の共振器122a及び122b及び共振器結合部分126とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある。複数の共振器122a及び122bは、共振器結合部分126によって互いに機械的に結合される。複数の共振器122a及び122bはそれぞれ、アンカー結合部分166a〜116bを介して、アンカー168に機械的に結合される。たとえば、例示される実施形態では、アンカー結合部分のうちの第1のもの、たとえば、アンカー結合部分166aが、第1の共振器122aと基板アンカー168との間に配置され、第1の共振器122aを基板アンカー168及び基板124(基板アンカー168を介して)に機械的に結合し、たとえば、第1の共振器122aを基板124に取り付け、固定し、且つ/又は接続する。アンカー結合部分のうちの第2のもの、たとえば、アンカー結合部分166bが、第2の共振器122bとアンカー168との間に配置され、第2の共振器122bを基板アンカー168及び基板124(基板アンカー168を介して)に機械的に結合し、たとえば、第2の共振器122bを基板124に取り付け、固定し、且つ/又は接続する。] 図4A 図6A [0106] したがって、2つ以上の共振器、たとえば共振器122a及び122bが、共通のアンカー、たとえばアンカー168に結合される場合がある。一実施形態では、共振器122a及び122bは共通アンカー168に別個に接続される。] [0107] いくつかの実施形態では、動作時に、共振器は、MEMS共振器アレイ及び/又は個々の共振器122が1つ又は複数の節点(すなわち、共振器が発振するときに、移動せず、ほとんど動くことがなく、且つ/又は実質的に静止している共振器構造のエリア又は部分)を含むように動作する。もしあるなら、MEMS共振器アレイの個々の共振器122のうちの1つ又は複数の共振器の節点のうちの1つ又は複数を通じて、又はその場所で、MEMS共振器アレイ及び/又は個々の共振器122を基板124に固定することが好都合である場合がある。たとえば、1つ又は複数の節点を通じて、又はその場所で、又はその近くで固定することによって、共振器122の垂直及び/又は水平エネルギー損を最小限に抑え、制限し、且つ/又は低減することができ、結果として、相対的に高いQのMEMS構造をもたらすことができるか、又は提供することができる。] [0108] いくつかの実施形態では、1つ又は複数のアンカー結合部分166は、1つ又は複数の共振器122の1つ又は複数の節点と、基板に機械的に結合される1つ又は複数のアンカーとの間に配置される場合がある。いくつかの実施形態では、1つ又は複数の節点は、共振器122のうちの1つ又は複数の共振器の1つ又は複数の外側エリア、部分又は領域内に、又はその近くに配置される場合があり、そのような共振器122のうちの1つ又は複数が、そのような節点のうちの1つ又は複数を通じて、又はその場所で基板124に固定される。] [0109] たとえば、いくつかの実施形態では、1つ又は複数の共振器、たとえば共振器122a及び122bはそれぞれ、角部150a〜150dに、又はその近くに配置される節点を含む。共振器結合部分126が、共振器122aの角部150dにおいて、又はその近くにおいて共振器122aに接続される場合があり、共振器122bの角部150bにおいて、又はその近くにおいて共振器122bに接続される場合がある。アンカー結合部分166aは、共振器122aの角部150cにおいて、又はその近くにおいて共振器122aに接続される場合がある。同様に、アンカー結合部分166bは、共振器122bの角部150cにおいて、又はその近くにおいて接続される場合がある。] [0110] しかしながら、特に、いくつかの実施形態では、共振器のうちの1つ又は複数(1つ、いくつか、又は全て)は、節点が存在する場合であっても、1つ又は複数の節点を通じて、又はその場所で、又はその近くにおいて固定される必要はない。] [0111] いくつかの実施形態では、2つ以上の共振器が、共通のアンカー結合部分を介して、共通のアンカーに機械的に結合される。たとえば、図6B及び図6Cを参照すると、一実施形態では、共振器アレイ120が、複数の共振器122a及び122bと、共振器結合部分126と、アンカー結合部分166とを含む。共振器122a及び122bは、共振器結合部分126によって互いに機械的に結合される。共振器122a及び122bは、アンカー結合部分166を介して、アンカー168に機械的に結合される。たとえば、例示される実施形態では、アンカー結合部分166は、共振器結合部分126と基板アンカー168との間に配置され、共振器122a及び122bを基板アンカー168及び基板124(基板アンカー168を介して)に機械的に結合し、たとえば、共振器122a及び122bを基板124に取り付け、固定し、且つ/又は接続する。例示される実施形態では、アンカー結合部分166は、共振器結合部分126及び基板アンカー168に直接接続される。しかしながら、他の実施形態では、アンカー結合部分166は、共振器結合部分126ではなく、共振器122a(及び/又は122b)及び基板アンカー168に直接接続される場合もある。] 図6B 図6C [0112] いくつかの実施形態は、複数の共通アンカー結合部分を用いる場合がある。たとえば、図6Dを参照すると、一実施形態では、共振器アレイ120は、複数の共振器122a〜122dと、複数の共振器結合部分126と、複数のアンカー結合部分166a〜166dと、1つのアンカー168とを含む。複数の共振器122a〜122d及び複数の共振器結合部分126は、図4Eにおいて示される共振器アレイ120の複数のバルクモード共振器122a〜122d及び複数の共振器結合部分126とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある。複数の共振器122a〜122dは、複数のアンカー結合部分166a〜166dを介して、アンカー168に機械的に結合される。たとえば、例示される実施形態では、第1のアンカー結合部分166aが、第1の共振器結合部分126とアンカー168との間に結合され、第1及び第4の共振器122a及び122dを基板アンカー168及び基板124(基板アンカー168を介して)に機械的に結合し、たとえば、共振器122a〜122dを基板124に取り付け、固定し、且つ/又は接続する。第2のアンカー結合部分166bが、第2の共振器結合部分126と基板アンカー168との間に機械的に結合され、第1及び第2の共振器122a及び122bを基板アンカー168及び基板124(基板アンカー168を介して)に機械的に結合し、たとえば、共振器122a及び122bを基板124に取り付け、固定し、且つ/又は接続する。第3のアンカー結合部分166cが、第3の共振器結合部分126と基板アンカー168との間に機械的に結合され、第2及び第3の共振器122b及び122cを基板アンカー168及び基板124(基板アンカー168を介して)に機械的に結合し、たとえば、共振器122b及び122cを基板124に取り付け、固定し、且つ/又は接続する。第4のアンカー結合部分166dが、第4の共振器結合部分126と基板アンカー168との間に機械的に結合され、第3及び第4の共振器122c及び122dを基板アンカー168及び基板124(基板アンカー168を介して)に機械的に結合し、たとえば、共振器122c及び122dを基板124に取り付け、固定し、且つ/又は接続する。] 図4E 図6D [0113] 例示される実施形態では、アンカー結合部分166a〜166dはそれぞれ、共振器結合部分126及び基板アンカー168に直接接続される。しかしながら、他の実施形態では、アンカー結合部分166a〜166dのうちの1つ又は複数が、共振器結合部分126ではなく、共振器122a〜122dのうちの1つ又は複数及び基板アンカー168に直接接続される場合もある。] [0114] 図6Fは、図6DのMEMS共振器アレイの一実施形態の斜視図である。 他のアンカーリング技法及び/又は構成が用いられる場合もある。図6Eを参照すると、一実施形態では、共振器アレイ120は4つの共振器122a〜122dと、複数の共振器結合部分126とを含むが、2つのアンカー結合部分166a及び166bしか含まない。] 図6D 図6E 図6F [0115] いくつかの実施形態では、MEMS共振器アレイ120は、個々の共振器122にそれぞれ「専用の」1つ又は複数の別個のアンカーを含む。たとえば、図7Aを参照すると、一実施形態では、共通タイプのアンカーリング構造の代わりに、共振器122aが1つ又は複数の別個のアンカー、たとえば、アンカー168a、168bに別個に固定される。共振器122bが、1つ又は複数の別個のアンカー、たとえば、アンカー168c、168dに別個に固定される。共振器122cが1つ又は複数の別個のアンカー、たとえば、アンカー168e、168fに別個に固定される。共振器122dが1つ又は複数の別個のアンカー、たとえば、アンカー168g、168hに別個に固定される。] 図7A [0116] 図7Bを参照すると、別の実施形態では、共振器122aが1つの別個のアンカー、たとえば、アンカー168aに別個に固定される。共振器122cは1つの別個のアンカー、たとえば、アンカー168bに別個に固定される。他の実施形態では、MEMS共振器アレイ120は、共振器122のうちの2つ以上であるが、全てではない共振器にそれぞれ「専用の」2つ以上の別個のアンカー168を含む。たとえば、図7Cを参照すると、一実施形態では、共振器アレイ120は別個のアンカー168a〜168dを含む。共振器122d及び122aは、共通のアンカー結合部分166aを通じてアンカー168aに接続される。共振器122a及び122bは、共通のアンカー結合部分166bを通じてアンカー168bに接続される。共振器122b及び122cは、共通のアンカー結合部分166cを通じてアンカー168cに接続される。共振器122c及び122dは、共通のアンカー結合部分166dを通じてアンカー168dに接続される。] 図7B 図7C [0117] さらに、MEMS共振器アレイ120のアンカーリング構造は、共通及び別個のアンカー技法の組み合わせ又は置換を含む場合がある(たとえば、図8A及び図8Bを参照)。たとえば、図8Aを参照すると、共振器122a〜122dは、共通アンカー168iに固定され、且つ以下のように別個のアンカーに別個に固定される。共振器122aは、1つ又は複数の別個のアンカー、たとえば、アンカー168a、168bに別個に固定される。共振器122bは、1つ又は複数の別個のアンカー、たとえば、アンカー168c、168dに別個に固定される。共振器122cは、1つ又は複数の別個のアンカー、たとえば、アンカー168e、168fに別個に固定される。共振器122dは、1つ又は複数の別個のアンカー、たとえば、アンカー168g、168hに別個に固定される。種々のアンカーリング技法の全ての組み合わせ及び置換が、本発明の範囲内に入ることが意図されている。] 図8A 図8B [0118] 特に、図6A〜図6F、図7A〜図7C並びに図8A及び図8Bにおいて示される各アンカー技法では、1つ又は複数のアンカー結合部分166が、1つ又は複数の共振器122から外側に延在し、1つ又は複数の共振器122を、1つ又は複数の共振器122の「外側に」配置される1つ又は複数の基板アンカー168に接続する。] 図6A 図6B 図6C 図6D 図6E 図6F 図7A 図7B 図7C 図8A [0119] 上記のように、1つ又は複数の節点が、共振器122のうちの1つ又は複数の共振器の1つ又は複数の外側エリア、部分又は領域、たとえば、1つ又は複数の角部150a〜150dに、又はその近くに配置される場合があり、そのような共振器122のうちの1つ又は複数が、そのような節点のうちの1つ又は複数を通じて、又はその場所で基板124に固定される場合がある。たとえば、1つ又は複数の節点を通じて、又はその場所で、又はその近くにおいて固定することによって、共振器122の垂直及び/又は水平エネルギー損が最小限に抑えられ、制限され、且つ/又は低減され、結果として、相対的に高いQのMEMS構造をもたらすことができるか、又は提供することができる。しかしながら、いくつかの実施形態では、共振器122のうちの1つ又は複数は、節点が存在する場合であっても、1つ又は複数の節点を通じて、又はその場所で、又はその近くにおいて固定されない。] [0120] 共振器122の外側エリア、部分又は領域に、又はその近くに配置される節点の代わりに、且つ/又はそれに加えて、共振器122は、共振器122の内側エリア、部分又は領域に、又はその近くに、たとえば、中心142に、又はその近くに配置される1つ又は複数の節点を含む場合がある。図9A及び図9Bを参照すると、いくつかの実施形態では、1つ又は複数の共振器122は、共振器122の中心142に1つの節点を含み、そのような共振器122のうちの1つ又は複数の共振器の中心142は、1つ又は複数のアンカー、たとえば、アンカー168a〜168d(図9B)又はアンカー168a及び168b(図9A)に結合され、MEMS共振器アレイ120の共振器122のうちの1つ又は複数を、1つ又は複数のアンカー168、たとえば、アンカー168a〜168d(図9B)又はアンカー168a及び168b(図9A)を介して、基板に取り付け、固定し、且つ/又は接続する。1つ又は複数の節点を通じて、又はその場所で、又はその近くにおいて固定することによって、共振器122の垂直及び/又は水平エネルギー損が最小限に抑えられ、制限され、且つ/又は低減される場合があり、結果として、相対的に高いQのMEMS構造をもたらすことができるか、又は提供することができる。いくつかの実施形態では、MEMS共振器アレイ120の少なくとも1つの共振器が、この技法に従って、「中心」アンカー168、たとえば、アンカー168a〜168d(図9B)又はアンカー168a及び168b(図9A)に固定される。しかしながら、上記のように、いくつかの実施形態では、共振器122のうちの1つ又は複数は、節点が存在する場合であっても、1つ又は複数の節点を通じて、又はその場所で、又はその近くにおいて固定されない。] 図9A 図9B [0121] 図10A及び図10Bを参照すると、いくつかの実施形態では、1つ又は複数の「中心」アンカーを、共振器122の1つ又は複数の外側エリア、部分、又は領域に結合される1つ又は複数のアンカーに加えて、又はその代わりに用いることができる。] 図10A 図10B [0122] 特に、MEMS共振器アレイ120は、共振器122のうちの全てではなく、1つ又は複数を基板に固定することによって、基板に固定される場合もある。たとえば、図7Bを参照すると、1つ又は複数の共振器、たとえば共振器122a及び122cは、1つ又は複数のアンカー結合部分166、たとえばアンカー結合部分166a、166bを介して、1つ又は複数の基板アンカー、たとえばアンカー168a、168bに直接固定される。1つ又は複数の他の共振器、たとえば共振器122bは、1つ又は複数のアンカー結合部分166、たとえばアンカー結合部分166a、166bを介して、1つ又は複数の基板アンカー、たとえばアンカー168a、168bに直接固定される共振器のうちの1つ又は複数、たとえば共振器122a、122cのうちの1つ又は複数を介して、1つ又は複数のアンカー168、たとえばアンカー168a、168bのうちの1つ又は複数に間接的に接続される。図6Eを参照すると、1つ又は複数の共振器、たとえば、共振器122a、122b及び122dは、1つ又は複数のアンカー結合部分166、たとえば、アンカー結合部分166a、166bを介して、共通の基板アンカー、たとえば、アンカー168に直接固定される。1つ又は複数の他の共振器、たとえば共振器122cは、1つ又は複数のアンカー結合部分166、たとえば、アンカー結合部分166a、166bを介して、1つ又は複数の基板アンカー、たとえば、アンカー168に直接固定される共振器のうちの1つ又は複数、たとえば、共振器122a、122b及び122dのうちの1つ又は複数を介して、1つ又は複数のアンカー168、たとえばアンカー168に間接的に接続される。したがって、いくつかの実施形態では、1つ又は複数の共振器122は、基板に直接固定され、1つ又は複数の共振器122は基板に間接的に固定される。基板に直接固定される1つ又は複数の共振器は、「共通」タイプのアンカー(たとえば、図6Eを参照)又は「別個の」タイプのアンカー(たとえば、図7B、図9Aを参照)に、或いは両方のタイプのアンカー(たとえば、図8Bを参照)に固定される場合がある。] 図6E 図7B 図8B 図9A [0123] 図11A〜図11F、図12A〜図12C及び図13A及び図13Bを参照すると、いくつかの実施形態では、アンカー結合部分166のうちの1つ又は複数が、MEMS共振器アレイ120が基板を通じて、又は基板において固定される点のうちの1つ、いくつか、又は全てが動くことよって引き起こされる、アンカー168の位置において基板にかかる任意の応力又は歪みを管理し、制御し、低減し、除去し、且つ/又は最小限に抑えるための1つ又は複数の応力/歪み緩和機構172(たとえば、ばね、又はばね状構成要素)を含む。たとえば、図11Aを参照すると、一実施形態では、共振器122aは、応力/歪み緩和機構172aを有するアンカー結合部分166aを介して、アンカー168に機械的に結合される。同様に、共振器122bは、応力/歪み緩和機構172bを有するアンカー結合部分166bを介して、アンカー168に機械的に結合される。] 図11A 図11B 図11C 図11D 図11E 図11F 図12A 図12B 図12C 図13A [0124] この実施形態では、応力/歪み緩和機構は、間隙174だけ離隔して配置される第1及び第2の細長い部分173a、173bを含むばね、又はばね状構成要素を含む。そのばね、又はばね状構成要素は、第1及び第2の端部分175a、175bをさらに含む。第1の端部分175aは第1の細長い部分173aの第1の端部を第2の細長い部分173bの第1の端部に接合する。第2の端部分175bは第1の細長い部分173aの第2の端部を第2の細長い部分173bの第2の端部に接合する。第1及び第2の細長い部分173a、173bは真直ぐにすることができ、均一な厚みを有することができる。しかしながら、それに加えて、及び/又はその代わりに、他の構成による他の応力/歪み緩和機構が用いられる場合もある。] [0125] 図11B及び図11Cを参照すると、別の実施形態では、共振器122a及び122bが、共振器結合部分126、及び応力/歪み緩和機構172を有するアンカー結合部分を介して、アンカー168に機械的に結合される。] 図11B 図11C [0126] 図11Dを参照すると、別の実施形態では、共振器122a、122dが、共振器結合部分126、及び応力/歪み緩和機構172aを有するアンカー結合部分166aを介して、アンカー168に機械的に結合される。共振器122a、122bが、共振器結合部分126、及び応力/歪み緩和機構172bを有するアンカー結合部分166bを介して、アンカー168に機械的に結合される。共振器122b、122cが、共振器結合部分126、及び応力/歪み緩和機構172cを有するアンカー結合部分166cを介して、アンカー168に機械的に結合される。共振器122c、122dが、共振器結合部分126、及び応力/歪み緩和機構172dを有するアンカー結合部分166dを介して、アンカー168に機械的に結合される。] 図11D [0127] 図11Eを参照すると、別の実施形態では、共振器122a、122dが、共振器結合部分126、及び応力/歪み緩和機構172aを有するアンカー結合部分166aを介して、アンカー168に機械的に結合される。共振器122a、122bが、共振器結合部分126、及び応力/歪み緩和機構172bを有するアンカー結合部分166bを介して、アンカー168に機械的に結合される。] 図11E [0128] 図11Fは、本発明の特定の態様による、図11DのMEMS共振器アレイの一実施形態の斜視図である。 図11A〜図11F、図12A〜図12C及び図13A及び図13Bを参照すると、基板にかかる任意の応力/歪みを低減し、除去し、且つ/又は最小限に抑えるために、且つ/又は製造中に小さな非対称性があることに起因してアンカーリング点にわずかな動きが残り、材料特性が変化する場合があり、結果として(有限要素モデリング(有限要素解析、「FEA」又は「FE解析」としても知られている)が用いられる場合であっても)100%最適ではない設計になるのを補償するために、動作時に、共振器122a〜122dのうちの1つ、いくつか、又は全てが動くのに応じて、応力/歪み緩和機構172が膨張及び収縮する。このようにして、MEMS共振器アレイ120のアンカーリングアーキテクチャを、相対的に応力が生じない、且つ/又は歪みが生じないようにすることができ、任意のアンカーエネルギー損を著しく少なくし、低減し、最小限に抑え、且つ/又は除去し、それにより、共振器122のQ(及び出力信号)を高め、改善し、最大にすることができ、アンカー応力は共振器122の共振周波数にほとんど、又は全く影響を及ぼさなくなる。特に、アンカーエネルギー損を少なくし、低減し、最小限に抑え、且つ/又は除去することに加えて、応力/歪み緩和機構172を有するアンカー結合部分166は、MEMS共振器アレイ120の共振器122を、基板上に浮かせることができる。] 図11A 図11B 図11C 図11D 図11E 図11F 図12A 図12B 図12C 図13A [0129] MEMS共振器アレイ120が基板を通じて、又は基板において固定される点が十分に、又は適切に静止していない状況(すなわち、共振器122が、1つ若しくは複数の共振器122若しくは基板から生じるか、又は1つ若しくは複数の共振器122若しくは基板によって引き起こされる場合がある望ましくない動きを受ける状況)、又は基板から結合解除することが望ましい状況では、応力/歪み緩和機構172を実装することが好都合である場合がある。たとえば、1つ又は複数の共振器122と基板との間のエネルギーの伝達を低減し、除去し、且つ/又は最小限に抑えるために(たとえば、共振器122に対するインピーダンス不整合がある状況、又は基板において「雑音」が生じ、1つ又は複数の共振器122に伝達される状況)、応力/歪み緩和機構172を用いることが好都合である場合もある。] [0130] 応力/歪み緩和機構172は、本明細書において記述され、且つ/又は図示されるアンカーリング技法及び/又はアーキテクチャのいずれかと共に用いられる場合がある。たとえば、応力/歪み緩和機構172は、図12A〜図12C並びに/又は図13A及び図13Bの1つ又は複数のアンカー結合部分166のうちの1つ又は複数の中に実装される場合がある。] 図12A 図12B 図12C 図13A 図13B [0131] 応力/歪み緩和機構172は、既知のばね、又はばね状構成要素とすることができるか、或いは(i)1つ又は複数の共振器122が基板を通じて、又は基板において固定される点のうちの1つ、いくつか、又は全てが動くことによって引き起こされる、アンカーの位置において基板にかかる応力及び/又は歪み、及び/又は(ii)1つ又は複数の共振器122と基板との間のエネルギーの伝達を低減し、除去し、且つ/又は最小限に抑える任意の機構とすることができる。] [0132] 特に、共振器122は、全ての節点又はエリアにおいて固定される必要はなく、1つ又は複数の場所、好ましくは、1つ又は複数の節点の場所(共振器が発振するときに、移動せず、ほとんど動くことがなく、且つ/又は実質的に静止している共振器のエリア又は場所)において固定されればよい。たとえば、図7A〜図7C並びに図8A及び図8Bを参照すると、MEMS共振器アレイ120は、共振器122の1つの点、2つの点及び/又は3つのエリア若しくは部分において固定される場合がある(いくつかの実施形態では、1つ又は複数の共振器122の節点106、又はその近くであることが好ましい)。この点に関しては、1つ又は複数のアンカー結合部分166が、共振器122(複数可)を対応するアンカー168に接続する。] 図7A 図7B 図7C 図8A 図8B [0133] (特に)所定の、最小の、及び/又は低減されたエネルギー損で共振器122を基板に固定することができる1つ又は複数の節点の場所(複数可)を設計し、決定し、且つ/又は規定するために、有限要素解析及びシミュレーションエンジンを用いることもできる。この点に関して、共振器122は、動作中に誘起されるときに、膨張及び収縮するように動く。したがって、共振器122の構成は、もしあるなら、共振器構造上、又は共振器構造内の節点の場所を決定することができ、それにより、膨張及び収縮発振モードに起因する回転の動きがほとんど生じないか、全く生じないか、又は低減される。有限解析エンジンを利用して、共振器122の所与の構成を用いて、共振器122内、又は共振器上のそのような節点の場所を設計し、決定し、評価することができる。このようにして、共振器122を固定するための、許容できる動き及び/又は所定の動きを示し、且つ/又はほとんど、又は全く動きを示さない共振器122内、又は共振器122上のエリア又は部分を迅速に決定し、且つ/又は特定することができる。] [0134] 特に、MEMS共振器アレイ120内に節点が実装されるときに、共振器122の1つ又は複数の節点の場所(複数可)を設計し、決定し、評価し、且つ/又は規定するために、有限要素解析及びシミュレーションエンジンを用いることもできる。さらに、MEMS共振器アレイ120内に節点が実装されるときに、共振器122の1つ又は複数の節点の場所(複数可)を設計し、決定し、評価し、且つ/又は規定するために、(有限要素解析及びシミュレーションエンジン等に加えて、又はその代わりに)実験的手法を用いることもできる。実際には、有限要素解析及びシミュレーションエンジンに関する上記の検討全体が、複数の共振器122を有するMEMS共振器アレイ120の設計、解析及び応答に当てはまる。簡潔にするために、それらの検討は繰り返されない。] [0135] MEMS共振器アレイは、現時点で知られているものであれ、後に開発されるものであれ、任意のアンカー構造及び技法を用いることができる。実際には、全ての構造及び技法が、本発明の範囲に入ることが意図されている。たとえば、MEMS共振器アレイは、2003年7月25日に出願され、第10/627,237号を割り当てられた、Lutz他に対して発行された「Anchors for Microelectromechanical Systems Having anSOISubstrate, and Method forFabricating Same」と題する米国特許第6,952,041号明細書に記述及び図示されるアンカーリング構造及び技法を用いることができる(これ以降、「微小電気機械システムのためのアンカー特許」)。たとえば、その全ての実施形態及び/又は発明の特徴、属性、代替、材料、技法及び利点を含む、「微小電気機械システムのためのアンカー特許」の内容全体が、参照により本明細書に援用されるが、特に明記されない限り、本発明の態様及び/又は実施形態はそのような特徴、属性、代替、材料、技法及び利点には限定されないことを明確に留意されたい。] [0136] 共振器122のうちの1つ又は複数が「中心」アンカー168に固定される実施形態では、アンカー結合部分166の設計(たとえば、形状及び幅)は、(i)(もしあるなら)共振器122内又は共振器122上の節点の場所、及び(ii)共振器122の共振周波数に影響を及ぼす場合がある。アンカー結合部分166の設計は、共振器122の耐久性及び/又は安定性に影響を及ぼす場合もある。この点に関しては、図14A〜図14D及び図15A〜図15Dに示されるように、共振器122の近くにあるアンカー結合部分166の形状及び幅を調整することによって、且つ/又は共振器122の近くにあるアンカー結合部分116に隅肉を形成することによって、共振器122にかかる応力を管理し、制御し、低減し、且つ/又は最小限に抑えることができる。たとえば、図14A〜図14D及び図15A〜図15Dを参照すると、節点の中の、又は節点における応力集中を管理し、制御し、低減し、且つ/又は最小限に抑えるために、アンカー結合部分166の幅を増減することができ、且つ/又は隅肉を設けることができる。このようにして、共振器122の耐久性及び/又は安定性を高め、改善し、且つ/又は最適にすることができる。] 図14A 図14B 図14C 図14D 図15A 図15B 図15C 図15D [0137] アンカー結合部分166の他の設計及び/又は構成を用いて、たとえば、共振器102の耐久性及び/又は安定性に影響を与え、且つ(もしあるなら)節点の場所及び共振器122の共振周波数に影響を与えることもできる(たとえば、図16A及び図16B並びに図17A及び図17Bを参照)。実際には、現時点で知られているものであれ、後に開発されるものであれ、アンカー結合部分166の全ての設計が、本発明の範囲内に入ることが意図されている。] 図16A 図16B 図17A 図17B [0138] 特に、角部150a〜150dの近くの共振器122の形状及び/又はサイズも、共振器122の耐久性及び/又は安定性に影響を及ぼす場合がある。 上記の関係は、2005年5月19日に出願され、米国特許出願第11/132、941号を割り当てられた「Microelectromechanical Resonator Structure, and Method of Designing , Operating and Using Same」において詳細に検討される。上記の特許出願において記述及び図示される発明は、本発明のMEMS共振器アレイのうちの1つ又は複数のMEMS共振器アレイの共振器のうちの1つ又は複数を設計し、実装し、且つ/又は製造するために用いることができる。簡潔にするために、それらの検討は繰り返さない。しかしながら、たとえば、発明/実施形態の全ての特徴、属性、代替、材料、技法及び/又は利点を含む、その特許出願の内容全体が、参照により本明細書に援用される。ただし、特に明記されない限り、本発明の態様及び/又は実施形態はそのような特徴、属性、代替、材料、技法及び/又は利点には限定されないことを明確に留意されたい。] [0139] 図18A〜図18Cを参照すると、共振器アレイ120は、1つ又は複数の電極を含む場合があり、その電極は、たとえば、共振器アレイ120の1つ又は複数のバルクモード共振器122の発振を誘起し、且つ/又は検知する際に用いられる場合がある。] 図18A 図18B 図18C [0140] 図18Aを参照すると、一実施形態では、共振器アレイ120は、複数のバルクモード共振器122a及び122bと、共振器結合部分126と、第1の複数の電極180a〜180dと、第2の複数の電極180e〜180hとを含む。複数のバルクモード共振器122a及び122b及び共振器結合部分126は、図4A及び図4Bにおいて示される共振器アレイ120の複数のバルクモード共振器122a及び122b及び共振器結合部分126とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある。第1の複数の電極180a〜180dは、たとえば、第1のバルクモード共振器122aの発振を誘起し、且つ/又は検知する際に用いられる場合がある。第2の複数の電極180e〜180hは、たとえば、第2のバルクモード共振器122bの発振を誘起し、且つ/又は検知する際に用いられる場合がある。] 図18A 図4A 図4B [0141] 各電極180a〜180hは、任意の適切な構成及び位置決めを有する場合がある。たとえば、例示される実施形態では、各電極は、細長い形状を有し、共振器アレイ120の関連付けられるバルクモード共振器122に近接して(且つ/又は平行に)配置される。たとえば、第1の複数の電極180a〜180dは、第1のバルクモード共振器122aに近接して(且つ/又は平行に)配置される。第2の複数の電極180e〜180hは、第2のバルクモード共振器122bに近接して(且つ/又は平行に)配置される。] [0142] 一実施形態では、各バルクモード共振器122a及び122bは、図3Aにおいて示される共振器122と同じであるか、又は類似している構成を有する(たとえば、図18D〜図18Fを参照)。そのような実施形態では、第1の複数の電極180a〜180dは、共振器122aの外面140a〜140dにそれぞれ近接して(且つ/又は平行に)配置される場合がある。第2の複数の電極180e〜180hは、共振器122bの外面140a〜140dにそれぞれ近接して(且つ/又は平行に)配置される場合がある。] 図18D 図18E 図18F 図3A [0143] さらに、各電極180a〜180hは、関連付けられる共振器122から或る間隙だけ離隔して配置される場合がある。たとえば、図18Dを参照すると、第1の複数の電極180a〜180dは、第1のバルクモード共振器122aの外面140a〜140dからそれぞれ、間隙182a〜182dだけ離隔して配置される場合がある。同様に、図18Eを参照すると、第2の複数の電極180e〜180hは、第2のバルクモード共振器122bの外面140a〜140dからそれぞれ、間隙182a〜182dだけ離隔して配置される場合がある。] 図18D 図18E [0144] 非動作(静止)状態において、各共振器122は、該共振器に関連付けられる電極間の中央に位置する場合がある。したがって、第1のバルクモード共振器122aは第1の複数の電極180a〜180dの間の中央に位置する場合がある。第2のバルクモード共振器122bは第2の複数の電極180e〜180hの間の中央に位置する場合がある。] [0145] 図18Bを参照すると、別の実施形態では、共振器アレイ120は、複数のバルクモード共振器122a〜122cと、複数の共振器結合部分126と、第1の複数の電極180a〜180dと、第2の複数の電極180e〜180hと、第3の複数の電極180i〜180lとを含む。複数のバルクモード共振器122a〜122c及び複数の共振器結合部分126は、図4Dにおいて示される共振器アレイ120の複数のバルクモード共振器122a〜122c及び複数の共振器結合部分126とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある。第1の複数の電極は、たとえば、第1のバルクモード共振器122aの発振を誘起し、且つ/又は検知する際に用いられる場合がある。第2の複数の電極180e〜180hは、たとえば、第2のバルクモード共振器122bの発振を誘起し、且つ/又は検知する際に用いられる場合がある。第3の複数の電極180i〜180lは、たとえば、第3のバルクモード共振器122cの発振を誘起し、且つ/又は検知する際に用いられる場合がある。] 図18B 図4D [0146] 各電極180a〜180lは、任意の適切な構成及び位置決めを有する場合がある。たとえば、例示される実施形態では、各電極は、細長い形状を有し、共振器アレイ120の関連付けられるバルクモード共振器122に近接して(且つ/又は平行に)配置される。たとえば、第1の複数の電極180a〜180dは、第1のバルクモード共振器122aに近接して(且つ/又は平行に)配置される。第2の複数の電極180e〜180hは、第2のバルクモード共振器122bに近接して(且つ/又は平行に)配置される。第3の複数の電極180i〜180lは、第3のバルクモード共振器122cに近接して(且つ/又は平行に)配置される。] [0147] 一実施形態では、各バルクモード共振器122a〜122cは、図3Aにおいて示される共振器122と同じであるか、又は類似している構成を有する(たとえば、図18D〜図18Fを参照)。そのような実施形態では、第1の複数の電極180a〜180dは、第1のバルクモード共振器122aの外面140a〜140dにそれぞれ近接して(且つ/又は平行に)配置される場合がある。第2の複数の電極180e〜180hは、第2のバルクモード共振器122bの外面140a〜140dにそれぞれ近接して(且つ/又は平行に)配置される場合がある。第3の複数の電極180i〜180lは、第3のバルクモード共振器122cの外面140a〜140dにそれぞれ近接して(且つ/又は平行に)配置される場合がある。] 図18D 図18E 図18F 図3A [0148] さらに、各電極180a〜180lは、関連付けられる共振器122から或る間隙だけ離隔して配置される場合がある。たとえば、図18Dを参照すると、第1の複数の電極180a〜180dは、第1のバルクモード共振器122aの外面140a〜140dからそれぞれ、間隙182a〜182dだけ離隔して配置される場合がある。図18Eを参照すると、第2の複数の電極180e〜180hは、第2のバルクモード共振器122bの外面140a〜140dからそれぞれ、間隙182a〜182dだけ離隔して配置される場合がある。図18Fを参照すると、第3の複数の電極180i〜180lは、第3のバルクモード共振器122cの外面140a〜140dからそれぞれ、間隙182a〜182dだけ離隔して配置される場合がある。] 図18D 図18E 図18F [0149] 非動作(静止)状態において、各共振器122は、該共振器に関連付けられる電極間の中央に位置する場合がある。したがって、第1のバルクモード共振器122aは第1の複数の電極180a〜180dの間の中央に位置する場合がある。第2のバルクモード共振器122bは第2の複数の電極180e〜180hの間の中央に位置する場合がある。第3のバルクモード共振器122cは第3の複数の電極180i〜180lの間の中央に位置する場合がある。] [0150] 図18Cを参照すると、別の実施形態では、共振器アレイ120は、複数のバルクモード共振器122a〜122cと、複数の共振器結合部分126と、第1の複数の電極180a〜180dと、第2の複数の電極180e〜180hと、第3の複数の電極180i〜180lと、第4の複数の電極180m〜180pとを含む。複数のバルクモード共振器122a〜122d及び複数の共振器結合部分126は、図4Eにおいて示される共振器アレイ120の複数のバルクモード共振器122a〜122d及び複数の共振器結合部分126とそれぞれ同じであるか、又は類似している場合がある。第1の複数の電極は、たとえば、第1のバルクモード共振器122aの発振を誘起し、且つ/又は検知する際に用いられる場合がある。第2の複数の電極180e〜180hは、たとえば、第2のバルクモード共振器122bの発振を誘起し、且つ/又は検知する際に用いられる場合がある。第3の複数の電極180i〜180lは、たとえば、第3のバルクモード共振器122cの発振を誘起し、且つ/又は検知する際に用いられる場合がある。第4の複数の電極180m〜180pは、たとえば、第4のバルクモード共振器122dの発振を誘起し、且つ/又は検知する際に用いられる場合がある。] 図18C 図4E [0151] 各電極180a〜180pは、任意の適切な構成及び位置決めを有する場合がある。たとえば、例示される実施形態では、各電極180a〜180pは、細長い形状を有し、共振器アレイ120の関連付けられるバルクモード共振器122に近接して(且つ/又は平行に)配置される。たとえば、第1の複数の電極180a〜180dは、第1のバルクモード共振器122aに近接して(且つ/又は平行に)配置される。第2の複数の電極180e〜180hは、第2のバルクモード共振器122bに近接して(且つ/又は平行に)配置される。第3の複数の電極180i〜180lは、第3のバルクモード共振器122cに近接して(且つ/又は平行に)配置される。第4の複数の電極180m〜180pは、第4のバルクモード共振器122dに近接して(且つ/又は平行に)配置される。] [0152] 図18A〜図18Cにおいて示される共振器アレイ120の実施形態では、各バルクモード共振器 一実施形態では、各バルクモード共振器122a〜122dは、図3Aにおいて示される共振器122と同じであるか、又は類似している構成を有する(たとえば、図18D〜図18Gを参照)。そのような実施形態では、第1の複数の電極180a〜180dは、第1のバルクモード共振器122aの外面140a〜140dにそれぞれ近接して(且つ/又は平行に)配置される場合がある。第2の複数の電極180e〜180hは、第2のバルクモード共振器122bの外面140a〜140dにそれぞれ近接して(且つ/又は平行に)配置される場合がある。第3の複数の電極180i〜180lは、第3のバルクモード共振器122cの外面140a〜140dにそれぞれ近接して(且つ/又は平行に)配置される場合がある。第4の複数の電極180m〜180pは、第4のバルクモード共振器122dの外面140a〜140dにそれぞれ近接して(且つ/又は平行に)配置される場合がある。] 図18A 図18B 図18C 図18D 図18E 図18F 図18G 図3A [0153] さらに、各電極180a〜180hは、関連付けられる共振器122から或る間隙だけ離隔して配置される場合がある。たとえば、図18Dを参照すると、第1の複数の電極180a〜180dは、第1のバルクモード共振器122aの外面140a〜140dからそれぞれ、間隙182a〜182dだけ離隔して配置される場合がある。図18Eを参照すると、第2の複数の電極180e〜180hは、第2のバルクモード共振器122bの外面140a〜140dからそれぞれ、間隙182a〜182dだけ離隔して配置される場合がある。図18Fを参照すると、第3の複数の電極180i〜180lは、第3のバルクモード共振器122cの外面140a〜140dからそれぞれ、間隙182a〜182dだけ離隔して配置される場合がある。図18Gを参照すると、第4の複数の電極180m〜180pは、第4のバルクモード共振器122dの外面140a〜140dからそれぞれ、間隙182a〜182dだけ離隔して配置される場合がある。] 図18D 図18E 図18F 図18G [0154] 非動作(静止)状態において、各共振器122は、該共振器に関連付けられる電極間の中央に位置する場合がある。したがって、第1のバルクモード共振器122aは第1の複数の電極180a〜180dの間の中央に位置する場合がある。第2のバルクモード共振器122bは第2の複数の電極180e〜180hの間の中央に位置する場合がある。第3のバルクモード共振器122cは第3の複数の電極180i〜180lの間の中央に位置する場合がある。第4のバルクモード共振器122dは第4の複数の電極180m〜180pの間の中央に位置する場合がある。] [0155] いくつかの実施形態では、各電極は、関連付けられる共振器122と共にキャパシタンスを規定する。たとえば、図18A〜図18Dの実施形態では、電極180a及び共振器122aは第1のキャパシタンスを規定する。電極180b及び共振器122aは第2のキャパシタンスを規定する。電極180c及び共振器122aは第3のキャパシタンスを規定する。電極180d及び共振器122aは第4のキャパシタンスを規定する。電極180e及び共振器122bは第5のキャパシタンスを規定する。電極180f及び共振器122bは第6のキャパシタンスを規定する。電極180g及び共振器122bは第7のキャパシタンスを規定する。電極180h及び共振器122bは第8のキャパシタンスを規定する。電極180i(図18B、図18C)及び共振器122c(図18B、図18C)は第9のキャパシタンスを規定する。電極180j(図18B、図18C)及び共振器122c(図18B、図18C)は第10のキャパシタンスを規定する。電極180k(図18B、図18C)及び共振器122c(図18B、図18C)は第11のキャパシタンスを規定する。電極180l(図18B、図18C)及び共振器122c(図18B、図18C)は第12のキャパシタンスを規定する。電極180m(図18C)及び共振器122d(図18C)は第13のキャパシタンスを規定する。電極180n(図18C)及び共振器122d(図18C)は第14のキャパシタンスを規定する。電極180o(図18C)及び共振器122d(図18C)は第15のキャパシタンスを規定する。電極180p(図18C)及び共振器122d(図18C)は第16のキャパシタンスを規定する。] 図18A 図18B 図18C 図18D [0156] 図19Aを参照すると、共振器アレイ120の一実施形態では、第1の複数の電極180a〜180d及び第4の複数の電極180m〜180pがそれぞれ検知電極として用いられる。第2の複数の電極180e〜180h及び第3の複数の電極180i〜180lがそれぞれ駆動電極として用いられる。駆動電極、たとえば電極180e〜180h及び電極180i〜180lは差動駆動回路183に電気的に接続され、そこから差動駆動信号D+、D−を受信する。たとえば、駆動電極180f、180h、180i、180kは信号線184を介して差動駆動回路183から駆動信号D+を受信する場合がある。駆動電極180e、180g、180j、180lは信号線185を介して差動駆動回路183から駆動信号D−を受信する場合がある。] 図19A [0157] 検知電極、たとえば電極180a〜180d及び180m〜180pは差動検知回路186に電気的に接続され、その回路に供給される差動検知信号S+、S−を与える。たとえば、差動電極180a、180c、180n、180pは合わせて検知信号S+を与えることができ、その信号は信号線188を介して差動検知回路186に供給される。差動電極180b、180d、180o、180mは合わせて検知信号S−を与えることができ、その信号は信号線190を介して差動検知回路186に供給される。] [0158] 動作時に、差動駆動回路183は、差動駆動信号D+、D−を生成し、その信号は、たとえば、上記で説明されたように、駆動電極180e〜180h及び180i〜180lに供給され、それにより時間と共に変化する静電力が引き起こされ、その静電力によって、共振器122a及び共振器122cが1つ又は複数の共振周波数において発振する(たとえば、面内)。共振器122a及び122cの発振は、共振器122b及び共振器122dにおいて発振を引き起こす。] [0159] この実施形態では、共振器アレイ120の各共振器122は、同じ、又は実質的に同じ周波数において発振又は振動する。さらに、この実施形態では、各共振器122は、曲げモードではなく、バルクモード又は実質的にバルクモードにおいて発振する。その発振は線形又は実質的に線形にすることができ、たとえば、運動に関する線形の定常微分方程式によって記述される。各共振器122は高い「Q」(品質係数)を有する場合があり、結果として、発振中の共振器122の形状は、主に、共振器122の特性に依存する場合がある。図19Bを参照すると、一実施形態では、第1の発振段階において、共振器122a及び122cは、(i)第1及び第2の方向144a、144bにおいて収縮し、(ii)第3及び第4の方向146a、146bにおいて膨張し、結果として、共振器122a及び共振器122cのための第1の状態が生成される。共振器122b及び122dは、(i)第1及び第2の方向144a、144bにおいて膨張し、(ii)第3及び第4の方向146a、146bにおいて収縮し、結果として、共振器122b及び共振器122dのための第1の状態が生成される。参考のために、静止状態にある共振器122a〜122dの形状及び位置がそれぞれ、破線の長方形122a’〜122d’によって表される。電極180a〜180pは図19Bには示されない。] 図19B [0160] 図19Cを参照すると、たとえば、第1のバルクモード共振器122aに焦点を合わせると、第1のバルクモード共振器122aが第1及び第2の方向144a、144bにおいて収縮することによって、第2及び第4の間隙182b、182dのサイズが大きくなる。第1のバルクモード共振器122aが第3及び第4の方向146a、146bにおいて膨張することによって、第1及び第3の間隙182a、182cのサイズが小さくなる。参考のために、破線122a’〜122d’はそれぞれ、静止状態にある共振器122a〜122dの形状及び位置を示す。] 図19C [0161] いくつかの実施形態では、第1のバルクモード共振器122aは、第1の軸144に沿って、量Δ1 contract+Δ2 contractだけ収縮し、第2の軸146に沿って、量Δ3 expand+Δ4 expandだけ膨張する。いくつかの実施形態では、量Δ1 contractは量Δ2 contractに等しく、且つ/又は量Δ3 expandは量Δ4 expandに等しい。] [0162] 図19Dを参照すると、ここで、第2のバルクモード共振器122bに焦点を合わせると、第2のバルクモード共振器122bが第1及び第2の方向144a、144bにおいて膨張することによって、第2及び第4の間隙182b、182dのサイズが小さくなる。第2のバルクモード共振器122bが第3及び第4の方向146a、146bにおいて収縮することによって、第1及び第3の間隙182a、182cのサイズが大きくなる。参考のために、破線122a’〜122d’はそれぞれ、静止状態にある共振器122a〜122dの形状及び位置を示す。] 図19D [0163] いくつかの実施形態では、第2のバルクモード共振器122bは、第1の軸144に沿って、量Δ5 expand+Δ6 expandだけ膨張し、第2の軸146に沿って、量Δ7 contract+Δ7 contractだけ収縮する。いくつかの実施形態では、量Δ5 expandは量Δ6 expandに等しく、且つ/又は量Δ7 contractは量Δ8 contractに等しい。] [0164] 図19Eを参照すると、一実施形態では、第2の発振段階において、共振器122a及び122cは、(i)第1及び第2の方向144a、144bにおいて膨張し、(ii)第3及び第4の方向146a、146bにおいて収縮し、結果として、共振器122a及び共振器122cのための第2の状態が生成される。共振器122b及び122dは、(i)第1及び第2の方向144a、144bにおいて収縮し、(ii)第3及び第4の方向146a、146bにおいて膨張し、結果として、共振器122b及び共振器122dのための第2の状態が生成される。参考のために、静止状態にある共振器122a〜122dの形状及び位置がそれぞれ、破線の長方形122a’〜122d’によって表される。電極180a〜180pは図19Eには示されない。] 図19E [0165] 図19Fを参照すると、ここで再び、第1のバルクモード共振器122aに焦点を合わせると、第1のバルクモード共振器122aが第1及び第2の方向144a、144bにおいて膨張することによって、第2及び第4の間隙182b、182dのサイズが小さくなる。第1のバルクモード共振器122aが第3及び第4の方向146a、146bにおいて収縮することによって、第1及び第3の間隙182a、182cのサイズが大きくなる。] 図19F [0166] いくつかの実施形態では、第1のバルクモード共振器122aは、第1の軸144に沿って、量Δ1 expand+Δ2 expandだけ膨張し、第2の軸146に沿って、量Δ3 contract+Δ4 contractだけ収縮する。いくつかの実施形態では、量Δ1 expandは量Δ2 expandに等しく、且つ/又は量Δ3 contractは量Δ4 contractに等しい。] [0167] 図19Gを参照すると、ここで再び、第1のバルクモード共振器122bに焦点を合わせると、第2のバルクモード共振器122bが第1及び第2の方向144a、144bにおいて収縮することによって、第2及び第4の間隙182b、182dのサイズが大きくなる。第2のバルクモード共振器122bが第3及び第4の方向146a、146bにおいて膨張することによって、第1及び第3の間隙182a、182cのサイズが小さくなる。] 図19G [0168] いくつかの実施形態では、第2のバルクモード共振器122bは、第1の軸144に沿って、量Δ5 contract+Δ6 contractだけ収縮し、第2の軸146に沿って、量Δ7 expand+Δ8 expandだけ膨張する。いくつかの実施形態では、量Δ5 contractは量Δ6 contractに等しく、且つ/又は量Δ7 expandは量Δ8 expandに等しい。] [0169] いくつかの実施形態では、共振器は互いに同じ量だけ膨張し、互いに同じ量だけ収縮する。しかしながら、他の実施形態では、共振器は、互いに同じ量だけ膨張しても、しなくてもよく、且つ/又は互いに同じ量だけ収縮しても、しなくてもよい。] [0170] 1つの状態において共振器によって示される膨張の量は、そのような状態にある共振器によって示される収縮の量、及び/又は別の状態にある共振器によって示される膨張又は収縮の量に等しくても、等しくなくてもよい。たとえば、第1の状態にある第1のバルクモード共振器によって示される膨張の量は、第1の状態にある第1のバルクモード共振器によって示される収縮の量、及び/又は第2の状態にある第1のバルクモード共振器によって示される膨張又は収縮の量に等しくても、等しくなくてもよい。] [0171] 特に、バルクモード共振器122a〜122dのうちの1つ又は複数の、角部150a〜150dのうちの1つ又は複数は、節点とすることができ、且つ/又は第1の状態と第2の状態との間で共振器122aが発振するのに応じて、相対的にほとんど、又は全く動きを示さない場合がある。すなわち、バルクモード共振器122a〜122dが第1の状態と第2の状態との間で発振するとき、バルクモード共振器122a〜122dのうちの1つ又は複数のバルクモード共振器の角部150a〜150dのうちの1つ又は複数は、相対的に静止している場合がある。] [0172] 再び図19Aを参照すると、検知電極180a〜180d及び180m〜180pは、共振器(たとえば、共振器122a及び122d)の発振動作に起因して、関連付けられる共振器122a及び122dによる発振を表す差動検知信号S+、S−(たとえば、検知電極180a〜180d、180m〜180pと共振器122a、122dとの間のキャパシタンスの変化から生じる)を与える。差動信号S+、S−は、たとえば、差動電圧及び/又は差動電流の形をとる場合がある。] 図19A [0173] この実施形態では、検知信号S+及び検知信号S−はそれぞれ、複数の検知電極からの信号の和であり、且つ/又は複数の検知電極からの寄与を含む。たとえば、検知信号S+は、検知電極180a、180cにそれぞれ流れ込み、且つ/又は検知電極180a、180cからそれぞれ流れ出す電流i180a、i180cと、検知電極180n、180pにそれぞれ流れ込み、且つ/又は検知電極180n、180pからそれぞれ流れ出す電流i180n、i180pとの和である。検知信号S−は、検知電極180b、180cにそれぞれ流れ込み、且つ/又は検知電極180b、180cからそれぞれ流れ出す電流180b、i180dと、検知電極180m、180oにそれぞれ流れ込み、且つ/又は検知電極180m、180oからそれぞれ流れ出す電流i180m、i180oとの和である。] [0174] 結果として、検知信号S+及び検知信号S−はそれぞれ、検知信号S+及び検知信号S−がそれぞれただ1つの検知電極から生成されていたなら与えられるであろう信号対雑音関係よりも、大きな信号対雑音関係を有する。結果として、第1の信号及び第2の信号Out+、Out−を含む差動出力信号は、共振器アレイ120を用いない場合に、すなわち、他の共振器、たとえば共振器122b〜122dを用いることなく、単一の共振器、たとえば、共振器122aを用いることによって得られるであろう信号対雑音関係よりも大きな信号対雑音関係を有する場合がある。] [0175] たとえば、第1のバルクモード共振器122aが発振する結果として、第1の複数の検知電極180a〜180dにそれぞれ流れ込み、且つ/若しくは第1の複数の検知電極180a〜180dからそれぞれ流れ出す、発振を指示する電流が生成され、且つ/又は第1の複数の検知電極180a〜180dの電圧の変化が生じる。第4のバルクモード共振器122dが発振する結果として、第4の複数の検知電極180m〜180pにそれぞれ流れ込み、且つ/若しくは第4の複数の検知電極180m〜180pからそれぞれ流れ出す、発振を指示する電流が生成され、且つ/又は第4の複数の検知電極180m〜180pの電圧の変化が生じる。] [0176] 第1の複数の検知電極180a〜180d及び第1のバルクモード共振器122aに焦点を合わせると、第1の発振段階では、第2の間隙182bのサイズが増加することによって、第2の(すなわち、検知電極180b及び第1のバルクモード共振器122aによって規定される)キャパシタンスの大きさが減少し、それにより、電流i180bが検知電極180bに流れ込むか、又は検知電極180bから流れ出し、それに応じて、検知電極180bの電圧が変化する。第4の間隙182dのサイズが増加することによって、第4の(すなわち、検知電極180d及び第1のバルクモード共振器122aによって規定される)キャパシタンスの大きさが減少し、それにより、電流i180dが検知電極180dに流れ込むか、又は検知電極180dから流れ出し、それに応じて、検知電極180dの電圧が変化する。第1の間隙182aのサイズが減少することによって、第1の(すなわち、検知電極180a及び第1のバルクモード共振器122aによって規定される)キャパシタンスの大きさが増加し、それにより、電流i180aが検知電極180aに流れ込むか、又は検知電極180aから流れ出し、それに応じて、検知電極180aの電圧が変化する。第3の間隙182cのサイズが減少することによって、第3の(すなわち、検知電極180c及び第1のバルクモード共振器122aによって規定される)キャパシタンスの大きさが増加し、それにより、電流i180cが検知電極180cに流れ込むか、又は検知電極180cから流れ出し、それに応じて、検知電極180cの電圧が変化する。] [0177] 第2の発振段階では、第2の間隙182bのサイズが減少することによって、第2の(すなわち、検知電極180b及び第1のバルクモード共振器122aによって規定される)キャパシタンスの大きさが増加し、それにより、電流i180bが検知電極180bに流れ込むか、又は検知電極180bから流れ出し、それに応じて、検知電極180bの電圧が変化する。第4の間隙182dのサイズが減少することによって、第4の(すなわち、検知電極180d及び第1のバルクモード共振器122aによって規定される)キャパシタンスの大きさが増加し、それにより、電流i180dが検知電極180dに流れ込むか、又は検知電極180dから流れ出し、それに応じて、検知電極180dの電圧が変化する。第1の間隙182aのサイズが増加することによって、第1の(すなわち、検知電極180a及び第1のバルクモード共振器122aによって規定される)キャパシタンスの大きさが減少し、それにより、電流i180aが検知電極180aに流れ込むか、又は検知電極180aから流れ出し、それに応じて、検知電極180aの電圧が変化する。第3の間隙182cのサイズが増加することによって、第3の(すなわち、検知電極180c及び第1のバルクモード共振器122aによって規定される)キャパシタンスの大きさが減少し、それにより、電流i180cが検知電極180cに流れ込むか、又は検知電極180cから流れ出し、それに応じて、検知電極180cの電圧が変化する。] [0178] 同じようにして、第4のバルクモード発振器122dが発振する結果として、検知電極180m〜180pにそれぞれ流れ込むか、又は検知電極180m〜180pからそれぞれ流れ出す、発振を指示する電流i180m〜i180pが生成され、且つ/又は検知電極180m〜180pの電圧の変化が生じる。] [0179] 特に、検知信号S+の大きさ及び検知信号S−の大きさは、少なくとも部分的に、それぞれ、発振中の、検知電極180a〜180d、180m〜180pと、関連付けられる共振器122a、122dとの間の容量変換の大きさに依存する。たとえば、電流i180a、i180b、i180c、i180dの大きさは、少なくとも部分的に、それぞれ、発振中の、第1のキャパシタンスの変化の大きさ(すなわち、第1のバルクモード共振器122aと検知電極180aとの間の容量変換の大きさ)、第2のキャパシタンスの変化の大きさ(すなわち、第1のバルクモード共振器122aと検知電極180bとの間の容量変換の大きさ)、第3のキャパシタンスの変化の大きさ(すなわち、第1のバルクモード共振器122aと検知電極180cとの間の容量変換の大きさ)、及び第4のキャパシタンスの変化の大きさ(すなわち、第1のバルクモード共振器122aと検知電極180dとの間の容量変換の大きさ)に依存する。] [0180] 差動検知信号S+、S−は、たとえば、上記のように差動検知回路186に供給され、その回路は、差動検知信号S+、S−、及び/又は1つ又は複数の共振周波数を有する信号を検知し、サンプリングし、且つ/又は検出し、それに応答して、第1の信号及び第2の信号Out+、Out−を含む差動出力信号を生成することができる。差動出力信号Out+、Out−は、たとえば、共振器122によって示される発振の1つ又は複数の共振周波数のうちの1つ又は複数の周波数に等しい周波数を有するクロック信号とすることができる。差動出力信号Out+、Out−は、信号線D+、D−を介して、差動駆動回路183に供給される場合があり、その回路は、それに応答して差動駆動信号D+、D−を生成することができ、それにより、電子的な発振器ループを閉じることができる。この点に関して、差動駆動信号D+、D−は、所望の発振モードをシミュレート/駆動するのに適していることが望ましい。] [0181] いくつかの実施形態では、差動駆動回路183が差動駆動信号D+、D−を与えるように構成され、信号D+及び信号D−は180度位相がずれているか、又は実質的に180度位相がずれており、差動駆動信号D+、D−が供給される結果として、1つ又は複数の静電力が生成され、それにより共振器122a〜122dのうちの1つ又は複数、たとえば、共振器122b、122cが面内で発振するように、駆動電極180e〜180h及び180i〜180lが構成及び配置される。] [0182] いくつかの実施形態では、静電力を受けない1つ又は複数の共振器、たとえば、共振器122a、122dが発振するのに応答して、検知電極180a〜180d及び180m〜180pが差動検知信号S+、S−を与えるように構成及び配置され、信号S+及び信号S−は180度位相がずれているか、又は実質的に180度位相がずれており、検知回路186が、差動検知信号S+、S−を受信し、それに応答して、差動出力信号Out+、Out−を与えるように構成され、信号Out+、Out−は180度位相がずれているか、又は実質的に180度位相がずれている。] [0183] 一実施形態では、共振器アレイ120の各共振器122の発振は、隣接する共振器122の発振に対して位相がずれている。たとえば、共振器122aが第1及び/又は第2の方向において収縮し、第3及び/又は第4の方向において膨張するとき、隣接する共振器122bは、第1及び/又は第2の方向において膨張し、第3及び/又は第4の方向において収縮する(図19Bを参照)。さらに、共振器122aが第1及び/又は第2の方向において膨張し、第3及び/又は第4の方向において収縮するとき、隣接する共振器122bは、第1及び/又は第2の方向において収縮し、第3及び/又は第4の方向において膨張する(図19Eを参照)。その点について、いくつかの実施形態では、共振器アレイ120の各共振器122の発振は、隣接する共振器122の発振に対して、180度位相がずれているか、又は実質的に180度位相がずれている。] 図19B 図19E [0184] 差動信号構成を実現することによって、駆動電極から検知電極への容量性結合の影響を相殺し、制限し、低減し、且つ/又は最小限に抑えるのを容易にすることができる。さらに、完全な差動信号構成は、基板から結合される電気的及び/又は機械的雑音の影響を受けにくくすることもできる。さらに、MEMS共振器アレイ120を差動信号構成において実装することは、アンカーを通って基板との間で流れる電荷を除去し、最小限に抑え、且つ/又は低減することもできる。したがって、基板アンカーと駆動及び検知電極との間の電圧降下を避けることができる。特に、この電圧降下は、高い方の周波数(たとえば、100MHzよりも高い周波数)において特に、アレイの共振器の電気的な伝達関数を劣化させるか、又は悪影響を及ぼす可能性がある。] [0185] 図19Aの実施形態では、駆動電極180e〜180h、180i〜180l及び検知電極180a〜180d、180m〜180pは対称に構成されており、その構成は、共振器122a〜122dの対称な構造と共に、共振器122a〜122d、共振器結合部分126、アンカー結合部分166a〜166d、アンカー168及び/又は基板124にかかる応力を管理するのを助けることができる。このようにして、共振器結合部分126及びアンカー結合部分166a〜166dは、応力が低い点とすることができ、それは、MEMS共振器アレイ120の共振器122a〜122dのうちの1つ、いくつか、又は全てのエネルギー損を管理し、最小限に抑え、且つ/又は低減するのを助けることができる。] 図19A [0186] 差動駆動回路183及び差動検知回路186は、従来の既知の回路とすることができる。実際には、差動駆動回路183及び差動検知回路186は、任意のタイプの回路とすることができ(共振器構造が存在する同じ基板上に集積(又は製造)されるにしても、されないにしても)、全てのそのような回路が、現時点で知られているものであれ、後に開発されるものであれ、本発明の範囲に入ることが意図されている。] [0187] 特に、差動駆動回路183及び差動検知回路186は、共振器構造が存在する(又は製造される)同じ基板上に集積される場合がある。それに加えて、又はその代わりに、差動駆動回路183及び差動検知回路186は、共振器構造が存在する基板とは物理的に別個の(そして、電気的に相互接続される)基板上に集積されてもよい。] [0188] さらに、駆動電極、たとえば180e〜180h、180i〜180l及び検知電極180a〜180d、180m〜180pは、従来の既知のタイプから成る場合があるか、又は現時点で知られているものであれ、後に開発されるものであれ、任意のタイプ及び/又は形状の電極とすることができる。たとえば、検知及び駆動電極の数多くの他の構成及び/又はアーキテクチャが存在し、それらの構成及び/又はアーキテクチャによって、共振器122が180度(又は実質的に180度)位相がずれている出力信号を生成し、且つ/若しくは与え、且つ/又は、それらの構成及び/又はアーキテクチャにおいて、駆動電極が共振器122の平面内で動きを誘起するか、若しくは引き起こし、検知電極がその動きを検知し、サンプリングし、若しくは/又は検出する。] [0189] さらに、物理的な電極機構は、たとえば、容量性、圧抵抗性、圧電性、誘導性、磁気制限性(magnetorestrictive)及び熱性を含む場合がある。実際には、現時点で知られているものであれ、後に開発されるものであれ、全ての物理的電極機構が、本発明の範囲に入ることが意図されている。] [0190] さらに、MEMS共振器アレイ120の動作を最適にし、高め、且つ/又は改善するために、駆動及び/又は検知電極の数及び設計(たとえば、サイズ、形状、タイプ)を選択することができる。たとえば、駆動及び/又は検知電極の数及び設計(たとえば、サイズ、形状、タイプ)は、付加的な駆動信号及び/又は付加的な検知信号を与えるために選択される場合がある。たとえば、いくつかの実施形態では、検知回路(たとえば、シングルエンド又は差動検知回路)に与えられる信号を大きくするために、検知電極の数を増やし、及び検知電極と共振器との界面の断面を大きくする(たとえば、図21A〜図21Cを参照)。上記のように、駆動電極及び検知電極は、現時点で知られているものであれ、後に開発されるものであれ、任意の数及び設計(たとえば、サイズ、形状、タイプ)から成ることができる。] 図21A 図21B 図21C [0191] いくつかの実施形態では、駆動電極、たとえば電極180e〜180h及び180i〜180l並びに/又は検知電極、たとえば電極180a〜180d及び180m〜180pは、付加的な、又は余分なマスク(複数可)を用いることなく製造される。たとえば、いくつかの実施形態では、長方形、及び/又は正方形の共振器本体122、駆動電極、たとえば電極180e〜180h及び180i〜180l、並びに/又は検知電極、たとえば電極180a〜180d及び180m〜180pが、同時に製造される。] [0192] したがって、本発明は、現時点で知られているものであれ、後に開発されるものであれ、任意の検知及び駆動構造、技法、構成及び/又はアーキテクチャを用いることができる。たとえば、いくつかの実施形態は、発振中に、容量変換(たとえば、共振器のうちの1つ又は複数と、1つ又は複数の検知電極との間のキャパシタスの変化)を利用して、差動検知信号S+、S−を与える。そのような実施形態では、1つ又は複数の共振器122の1つ又は複数の選択された、又は所定の高調波を検出するために、1つ又は複数の検知電極及び/又は駆動電極が共振器122に対して配置されるか、又は位置決めされる場合がある。しかしながら、それに加えて、及び/又はその代わりに、任意の他の適切な構造(複数可)及び/又は技法(複数可)が適用される場合がある。] [0193] 上記のように、MEMS共振器アレイ120の各共振器122は、基本的に、又は実質的に線形モードにおいて発振することができる。したがって、アレイ120の共振器122の共振振幅を非常に厳密に、又は非常に正確に制御する必要がない場合があるので、線形共振器/発振器を設けるために本明細書において検討される、駆動及び検知回路の検討事項及び要件のうちのいくつかあまりは、あまり厳格でなくてもよく、且つ/又は複雑でなくてもよい。] [0194] この点に関して、いくつかの共振器構造(たとえば、ダブルクランプ型(double-clamped)の音叉のような、ダブルクランプ型のビームを有する共振器)は、非線形であるモードを有し、その出力周波数は共振振幅の関数である。ビームが曲げモードから引張り(伸長)モードに移行するときに、この効果が明らかである。ダブルクランプビームは、一次モードにおいて、この挙動を示す。なぜなら、振幅が小さいほど、「復元」力が曲げ応力によって支配されるのに対して、振幅が大きくなると、復元力が引張り応力によって支配されるためである。この状況下で、そのような場合に一定の周波数を保持するために、そのビームの共振振幅は注意深く調整されることが要求される場合があるが、それは難しい場合があり、さらに複雑にする可能性もある。] [0195] 上記のことにもかかわらず、共振器アレイ120のいくつかの実施形態は、その発振が線形、又は実質的に線形であり、たとえば、運動に関する線形の定常微分方程式によって記述される、共振器122並びに/又は駆動及び検知技法を用いており、共振器アレイ120の全ての共振器122は同じ、又は実質的に同じ周波数において発振又は振動するが、任意のタイプの共振器、駆動及び検知技法並びに/又は発振が用いられる場合があることを理解されたい。さらに、その点について、いくつかの実施形態は、曲げモードではなく、バルクモード若しくは実質的にバルクモードにおいて発振し、且つ/又は発振中の共振器122の形状が主に共振器122の特性に依存するような、高い「Q」(品質係数)を有する1つ又は複数の共振器122を利用するが、任意のタイプの共振器が用いられる場合がある。] [0196] 図19Hは差動検知回路186及び差動駆動回路188の一実施形態を示す。この実施形態では、検知回路186は差動増幅器195を含む。駆動回路183は、自動利得制御回路196を含む。検知回路186の差動増幅器195は、差動検知信号S+、S−を受信し、それに応答して、差動出力信号Out+、Out−を与える。差動増幅器195の差動出力信号Out+、Out−は、信号線192、194を介して、差動駆動回路183の自動利得制御回路196に供給され、自動利得制御回路は、それに応答して、差動駆動信号D+、D−を与える。] 図19H [0197] 図19Iは、差動駆動信号、差動検知信号及び差動出力信号を与える別の実施形態を示す。 図19Iを参照すると、別の実施形態では、第1の複数の電極180a〜180d及び第3の複数の電極180i〜180lが、駆動電極として用いられる。第2の複数の電極180e〜180h及び第4の複数の電極180m〜180pが、検知電極として用いられる。駆動電極、たとえば、電極180a〜180d及び180i〜180lは差動駆動回路183に電気的に接続され、そこから差動駆動信号D+、D−を受信する。たとえば、駆動電極180a、180c、180i、180kは、差動駆動回路183から信号線184を介して駆動信号D+を受信する場合がある。駆動電極180b、180d、180j、180lは、差動駆動回路183から信号線185を介して駆動信号D−を受信する場合がある。] 図19I [0198] 検知電極、たとえば、電極180e〜180h及び180m〜180pは差動検知回路186に電気的に接続され、それに供給される差動検知信号S+、S−を与える。たとえば、検知電極180f、180h、180n、180pは合わせて検知信号S+を与えることができ、その信号は信号線188を介して差動検知回路186に供給される。検知電極180e、180g、180m、180oは合わせて検知信号S−を与えることができ、その信号は信号線190を介して差動検知回路186に供給される。] [0199] 動作時に、差動駆動回路183は、差動駆動信号D+、D−を生成し、その信号は、たとえば上記のように、駆動電極180a〜180d及び180i〜180lに供給され、それにより時間と共に変化する静電力が引き起こされ、その静電力によって共振器122a及び共振器122cが、1つ又は複数の共振周波数において発振する(たとえば、面内)。共振器122a及び122cの発振によって、共振器122b及び共振器122dの発振が引き起こされる。] [0200] 検知電極180e〜180h及び180m〜180pは、共振器122a〜122dのうちの1つ又は複数によって示される発振を表す、差動検知信号S+、S−を与える(たとえば、共振器122a〜122dのうちの1つ又は複数(たとえば、共振器122a及び122d)の発振動作に起因して、そのような共振器(たとえば、共振器122a及び122d)と、検知電極180e〜180h及び180m〜180pとの間のキャパシタンスが変化することから生じる)。] [0201] 図19Aにおいて示される共振器アレイ120の実施形態と同様に、検知信号S+及び検知信号S−はそれぞれ、複数の検知電極からの信号の和であり、且つ/又は複数の検知電極からの寄与を含む。たとえば、検知信号S+は、検知電極180f、180hにそれぞれ流れ込み、且つ/又は検知電極180f、180hからそれぞれ流れ出す電流i180f、i180hと、検知電流180n、180pにそれぞれ流れ込み、且つ/又は検知電流180n、180pからそれぞれ流れ出す電流i180n、i180pとの和である。検知信号S−は、検知電極180e、180gにそれぞれ流れ込み、且つ/又は検知電極180e、180gからそれぞれ流れ出す電流180e、i180gと、検知電流180m、180oにそれぞれ流れ込み、且つ/又は検知電流180m、180oからそれぞれ流れ出す電流i180m、i180oとの和である。] 図19A [0202] 結果として、検知信号S+及び検知信号S−はそれぞれ、検知信号S+及び検知信号S−がそれぞれただ1つの検知電極から生成されていたなら与えられるであろう信号対雑音関係よりも、大きな信号対雑音関係を有する。結果として、差動出力信号Out+、Out−は、共振器アレイ120を用いない場合に、すなわち、他の共振器、たとえば共振器122a、122c、122dを用いることなく、単一の共振器、たとえば、共振器122bを用いることによって、得られるであろう信号対雑音関係よりも大きな信号対雑音関係を有する場合がある。] [0203] 差動検知信号S+、S−は、たとえば、上記のように、差動検知回路186に供給され、差動検知回路は、差動検知信号S+、S−及び/又は1つ又は複数の共振周波数を有する信号を検知し、サンプリングし、且つ/又は検出し、それに応答して、差動出力信号Out+、Out−を生成することができる。差動出力信号Out+、Out−は、たとえば、共振器122によって示される発振の1つ又は複数の共振周波数のうちの1つ又は複数の周波数に等しい周波数を有するクロック信号とすることができる。差動出力信号Out+、Out−は、信号線192、194を介して、差動駆動回路183に供給される場合があり、差動駆動回路は、それに応答して差動駆動信号D+、D−を生成することができ、それにより、電子的な発振器ループを閉じることができる。この点に関して、差動駆動信号D+、D−は、所望の発振モードをシミュレート/駆動するのに適していることが望ましい。] [0204] この実施形態では、図19Iにおいて示される共振器アレイ120の共振器122a〜122dは、図19Aにおいて示される共振器アレイの共振器122a〜122dの場合に図19B〜図19Dにおいて示される第1の発振状態と同じであるか、又は類似している第1の発振状態と、図19Aにおいて示される共振器アレイの共振器122a〜122dの場合に図19E〜図19Gにおいて示される第2の発振状態と同じであるか、又は類似している第2の発振状態とを有する。] 図19A 図19B 図19C 図19D 図19E 図19F 図19G 図19I [0205] 図19Iの実施形態では、駆動電極180a〜180d、180i〜180l、及び検知電極180e〜180h、180m〜180pは対称に構成されており、その構成は、共振器122a〜122dの対称な構造と共に、共振器122a〜122d、共振器結合部分126、アンカー結合部分166a〜166d、アンカー168及び/又は基板124にかかる応力を管理するのを助けることができる。このようにして、共振器結合部分126及びアンカー結合部分166a〜166dは、応力が低い点とすることができ、それは、MEMS共振器アレイ120の共振器122a〜122dのうちの1つ、いくつか、又は全てのエネルギー損を管理し、最小限に抑え、且つ/又は低減するのを助けることができる。] 図19I [0206] MEMS共振器アレイ120は、シングエンド又は差動出力を与えるように構成される場合がある。たとえば、いくつかの実施形態では、MEMS共振器アレイ120は、シングルエンド構成において構成され、その構成は、シングエンド駆動信号、シングルエンド検知信号及び/又はシングルエンド出力信号を与える。図20Aを参照すると、シングエンド構成の一実施形態では、或る特定の電極180が駆動電極として用いられ、他の特定の電極180が検知電極として用いられる。駆動電極は、駆動回路198に電気的に接続され、そこから駆動信号Dを受信する。たとえば、駆動電極は信号線200を介して駆動回路198から駆動信号Dを受信する場合がある。検知電極は検知回路202に電気的に接続され、その回路に検知信号Sを与える。たとえば、検知電極は検知信号Sを与える場合があり、その信号は、信号線204を介して検知回路202に供給される場合がある。] 図20A [0207] 動作時に、駆動回路198は、シングルエンド駆動信号Dを生成し、その信号は、たとえば、上記で説明されたように、駆動電極に供給され、それにより時間と共に変化する静電力が引き起こされ、その静電力によって、共振器のうちの1つ又は複数が1つ又は複数の共振周波数において発振する(たとえば、面内)。その共振器の発振によって、共振器において発振が引き起こされる。] [0208] この実施形態では、共振器アレイ120の各共振器122は、同じ、又は実質的に同じ周波数において発振又は振動する。さらに、この実施形態では、各共振器122は、曲げモードではなく、バルクモード又は実質的にバルクモードにおいて発振する。その発振は、線形又は実質的に線形にすることができ、たとえば、運動に関する線形の定常微分方程式によって記述される。各共振器122は、高い「Q」(品質係数)を有する場合があり、結果として、発振中の共振器122の形状は、主に、共振器122の特徴に依存する場合がある。] [0209] 一実施形態では、図19Hにおいて示される共振器アレイ120の共振器122a〜122dは、図19Aにおいて示される共振器アレイ120の実施形態における共振器122a〜122dによって示される共振と同じであるか、又は類似している発振を示す。] 図19A 図19H [0210] 検知電極は、共振器122a〜122dのうちの1つ又は複数によって示される発振を表す、(たとえば、共振器122a〜122dのうちの1つ又は複数の発振動作に起因して、そのような共振器と検知電極との間のキャパシタンスが変化することから生じる)(たとえば、共振器122a〜122dのうちの1つ又は複数によって示される発振を表すシングルエンド検知信号Sを与える。] [0211] 検知信号Sは、たとえば、上記のように、検知回路202に供給され、検知回路は、検知信号S及び/又は1つ又は複数の共振周波数を有する信号を検知し、サンプリングし、且つ/又は検出し、それに応答して、出力信号Outを生成する場合がある。出力信号Outは、たとえば、共振器本体122によって示される発振の1つ又は複数の共振周波数のうちの1つ又は複数の周波数に等しい周波数を有するクロック信号とすることができる。出力信号Outは、信号線206を介して、駆動回路198に供給される場合があり、その回路は、それに応答して駆動信号Dを生成することができ、それにより、電子的な発振器ループを閉じることができる。この点に関して、駆動信号の位相は、所望のモードをシミュレート/駆動するのに適していなければならない。] [0212] 特に、駆動回路198及び検知回路202は、従来のMEMS駆動及び検知回路とすることができる。しかしながら、駆動回路198及び検知回路202は、そのように限定されない。実際には、駆動回路198及び検知回路202は、現時点で知られているものであれ、後に開発されるものであれ、任意の検知及び駆動回路とすることができる。たとえば、共振器が共振し、且つ/又は出力信号を与えるようにするか、又はそのように仕向ける駆動及び検知回路並びに/又は駆動及び検知電極の数多くの他の構成及び/又はアーキテクチャがあることに留意されたい。] [0213] さらに、駆動回路198及び/又は検知回路202は、MEMS共振器アレイ120が存在する(又は製造される)同じ基板上に集積される場合がある。それに加えて、又はその代わりに、駆動回路198及び/又は検知回路202は、MEMS共振器アレイ120が存在する基板とは物理的に別個の(そして、電気的に相互接続される)基板上に集積されてもよい。] [0214] さらに、駆動電極及び検知電極は、従来のMEMS駆動及び検知電極とすることができる。しかしながら、駆動及び検知電極は、そのように限定されない。実際には、駆動及び検知電極は、現時点で知られているものであれ、後に開発されるものであれ、任意の駆動及び検知電極とすることができる。たとえば、共振器が共振し、180度(又は実質的に180度)位相がずれている出力信号を生成し、且つ/若しくは与えるようにするか、又はそのように仕向ける駆動及び検知電極の数多くの他の構成及び/又はアーキテクチャがあることに留意されたい。] [0215] さらに、物理的な電極機構は、たとえば、容量性、圧抵抗性、圧電性、誘導性、磁気制限性及び熱性を含む場合がある。実際には、現時点で知られているものであれ、後に開発されるものであれ、全ての物理的電極機構が、本発明の範囲に入ることが意図されている。] [0216] さらに、MEMS共振器アレイ120の動作を最適にし、高め、且つ/又は改善するために、駆動及び/又は検知電極の数及び設計(たとえば、サイズ、形状、タイプ)を選択することができる。たとえば、駆動及び/又は検知電極の数及び設計(たとえば、サイズ、形状、タイプ)は、付加的な駆動信号及び/又は付加的な検知信号を与えるために選択される場合がある。たとえば、いくつかの実施形態では、検知回路(たとえば、シングルエンド又は差動検知回路)に与えられる信号を大きくするために、検知電極の数を増やし、及び検知電極と共振器と界面の断面を大きくする。上記のように、駆動電極及び検知電極は、現時点で知られているものであれ、後に開発されるものであれ、任意の数及び設計(たとえば、サイズ、形状、タイプ)から成ることができる。] [0217] さらに、図20Aは、駆動回路198、検知回路202、駆動電極及び検知電極を示すが、本発明は、そのようには限定されないことを理解されたい。むしろ、本発明は、現時点で知られているものであれ、後に開発されるものであれ、任意の検知及び駆動構造、技法、構成並びに/又はアーキテクチャを用いることができる。たとえば、いくつかの実施形態は、発振中に、容量変換(たとえば、共振器のうちの1つ又は複数と、1つ又は複数の検知電極との間のキャパシタスの変化)を利用して、検知信号Sを与える。そのような実施形態では、共振器122の1つ又は複数の選択された、又は所定の高調波を検出するために、1つ又は複数の検知電極及び/又は駆動電極が共振器122に対して配置されるか、又は位置決めされる場合がある。しかしながら、それに加えて、及び/又はその代わりに、任意の他の適切な構造(複数可)及び/又は技法(複数可)が用いられる場合がある。] 図20A [0218] さらに、共振器アレイ120のいくつかの実施形態は、その発振が線形、又は実質的に線形であり、たとえば、運動に関する線形の定常微分方程式によって記述される共振器122並びに/又は駆動及び検知技法を用いており、共振器アレイ120の全ての共振器122は同じ、又は実質的に同じ周波数において発振又は振動するが、任意のタイプの共振器、駆動及び検知技法並びに/又は発振が用いられる場合があることを理解されたい。さらに、その点について、いくつかの実施形態は、曲げモードではなく、バルクモード若しくは実質的にバルクモードにおいて発振し、且つ/又は発振中の共振器122の形状が主に共振器122の特性に依存するような、高い「Q」(品質係数)を有する1つ又は複数の共振器122を利用するが、任意のタイプの共振器が用いられる場合がある。] [0219] 図20Bは、シングルエンド検知回路202及びシングルエンド駆動回路198の一実施形態を示す。この実施形態では、検知回路202は増幅器を含む。駆動回路198は、自動利得制御回路AGCを含む。検知回路202の増幅器は、検知信号Sを受信し、それに応答して、シングルエンド出力信号を与える。増幅器の出力信号は、信号線197を介して、駆動回路198の自動利得制御回路AGCに供給され、自動利得制御回路AGCは、それに応答して、シングルエンド駆動信号Dを与える。] 図20B [0220] 特に、4つよりも少ないか、又は多い共振器122を有するMEMS共振器アレイ120において、差動出力信号構成及び/又はシングルエンド出力信号構成を実現することもできる。実際には、アレイを検知し、駆動することの関連においてMEMS共振器アレイ120に関して本明細書において検討される特徴、実施形態及び代替形態の全てが、任意のサイズ(たとえば、2、3、4、5、6、7及び8個の共振器122を有するアレイ)及び/又は構成(たとえば、正方形、三角形、六角形、丸みを帯びた正方形、丸みを帯びた六角形又は丸みを帯びた三角形のような、同じ、又は異なる幾何学的形状の共振器から成るアレイ)のアレイに適用することができる。簡潔にするために、それらの検討は繰り返さない。] [0221] 本明細書において開示される駆動及び/又は検知技法(たとえば、駆動電極、検知電極、駆動回路及び/又は検知回路)のいずれかを、共振器結合構造若しくは技法のうちのいずれか、及び/又は上記の固定構造若しくは技法のうちのいずれかと共に用いることができる。]
权利要求:
請求項1 MEMSアレイ構造であって、第1のバルクモード共振器及び第2のバルクモード共振器を含む複数のバルクモード共振器と、前記第1のバルクモード共振器と前記第2のバルクモード共振器との間に配置されて前記第1のバルクモード共振器及び前記第2のバルクモード共振器を機械的に結合する第1の共振器結合部分を含む、少なくとも1つの共振器結合部分とを備える、MEMSアレイ構造。 請求項2 前記第1のバルクモード共振器は1つの節点を備え、前記第2のバルクモード共振器は1つの節点を備え、前記第1の共振器結合部分は、該第1のバルクモード共振器の該節点と該第2のバルクモード共振器の該節点との間に配置される、請求項1に記載のMEMSアレイ構造。 請求項3 前記第1のバルクモード共振器及び前記第2のバルクモード共振器は、1つの共通の基板アンカーに結合される、請求項1に記載のMEMSアレイ構造。 請求項4 前記少なくとも1つの共振器結合部分と前記基板アンカーとの間に配置される第1のアンカー結合部分を含む、少なくとも1つのアンカー結合部分をさらに備える、請求項1に記載のMEMSアレイ構造。 請求項5 前記第1のアンカー結合部分は少なくとも1つの応力/歪み緩和機構を備える、請求項4に記載のMEMSアレイ構造。 請求項6 前記第1のアンカー結合部分はばねを含む、請求項4に記載のMEMSアレイ構造。 請求項7 前記複数のバルクモード共振器は第1の発振状態を有し、該第1の発振状態では、前記第1のバルクモード共振器は、第1の方向及び第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、且つ第3の方向及び第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張し、前記第2のバルクモード共振器は、前記第1の方向及び前記第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張し、且つ前記第3の方向及び前記第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、前記第2の方向は前記第1の方向と反対であり、前記第4の方向は前記第3の方向と反対である、請求項1に記載のMEMSアレイ構造。 請求項8 前記第3の方向及び前記第4の方向は前記第1の方向及び前記第2の方向に対して垂直である、請求項7に記載のMEMSアレイ構造。 請求項9 前記複数のバルクモード共振器は第2の発振状態を有し、該第2の発振状態では、前記第1のバルクモード共振器は、第1の方向及び第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張し、且つ第3の方向及び第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、前記第2のバルクモード共振器は、前記第1の方向及び前記第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、且つ前記第3の方向及び前記第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張する、請求項8に記載のMEMSアレイ構造。 請求項10 前記第1のバルクモード共振器による発振は、前記第2のバルクモード共振器による発振を引き起こす、請求項1に記載のMEMSアレイ構造。 請求項11 前記複数のバルクモード共振器のうちの少なくとも1つのバルクモード共振器の発振を指示する検知信号を与えるための複数の検知電極をさらに備える、請求項1に記載のMEMSアレイ構造。 請求項12 前記検知信号は差動検知信号を含む、請求項11に記載のMEMSアレイ構造。 請求項13 前記検知信号を受信し、それに応答して出力信号を与えるための検知回路をさらに備える、請求項11に記載のMEMSアレイ構造。 請求項14 前記出力信号は差動出力信号を含む、請求項13に記載のMEMSアレイ構造。 請求項15 駆動信号を受信し、前記複数のバルクモード共振器のうちの少なくとも1つを発振させるための複数の駆動電極をさらに備える、請求項13に記載のMEMSアレイ構造。 請求項16 前記出力信号を受信し、それに応答して前記駆動信号を与えるための駆動回路をさらに備える、請求項15に記載のMEMSアレイ構造。 請求項17 前記駆動信号は差動駆動信号を含む、請求項15に記載のMEMSアレイ構造。 請求項18 第1の複数の電極及び第2の複数の電極をさらに備え、該第1の複数の電極は前記第1のバルクモード共振器に近接して配置され、該第2の複数の電極は前記第2のバルクモード共振器に近接して配置される、請求項1に記載のMEMSアレイ構造。 請求項19 前記第1の複数の電極は、前記第1のバルクモード共振器の発振を検知するための少なくとも1つの電極を含む、請求項18に記載のMEMSアレイ構造。 請求項20 前記第2の複数の電極は、駆動信号を受信して前記第2のバルクモード共振器の発振を引き起こすための少なくとも1つの電極を含む、請求項18に記載のMEMSアレイ構造。 請求項21 前記第1の複数の電極は、第1の電極と、第2の電極と、第3の電極と、第4の電極とを含み、前記第2の複数の電極は、第1の電極と、第2の電極と、第3の電極と、第4の電極とを含む、請求項18に記載のMEMSアレイ構造。 請求項22 前記第1のバルクモード共振器は、第1の外面及び第2の外面を備え、前記第2のバルクモード共振器は、第1の外面及び第2の外面を備え、前記第1の複数の電極は第1の電極及び第2の電極を含み、前記第1の複数の電極のうちの前記第1の電極は前記第1のバルクモード共振器の前記第1の外面に近接して配置され、前記第1の複数の電極のうちの前記第2の電極は前記第1のバルクモード共振器の前記第2の外面に近接して配置され、前記第2の複数の電極は第1の電極及び第2の電極を含み、前記第2の複数の電極のうちの前記第1の電極は前記第2のバルクモード共振器の前記第1の外面に近接して配置され、前記第2の複数の電極のうちの前記第2の電極は前記第2のバルクモード共振器の前記第2の外面に近接して配置される、請求項18に記載のMEMSアレイ構造。 請求項23 前記第1のバルクモード共振器は、第3の外面をさらに備え、前記第2のバルクモード共振器は、第3の外面をさらに備え、前記第1の複数の電極は、前記第1のバルクモード共振器の前記第3の外面に近接して配置される第3の電極をさらに含み、前記第2の複数の電極は、前記第2のバルクモード共振器の前記第3の外面に近接して配置される第3の電極を含む、請求項22に記載のMEMSアレイ構造。 請求項24 前記第1のバルクモード共振器は、第4の外面をさらに備え、前記第2のバルクモード共振器は、第4の外面をさらに備え、前記第1の複数の電極は、前記第1のバルクモード共振器の前記第4の外面に近接して配置される第4の電極をさらに含み、前記第2の複数の電極は、前記第2のバルクモード共振器の前記第4の外面に近接して配置される第4の電極を含む、請求項23に記載のMEMSアレイ構造。 請求項25 第3のバルクモード共振器及び第3の複数の電極をさらに備え、該第3の複数の電極は該第3のバルクモード共振器に近接して配置され、前記少なくとも1つの共振器結合部分は、前記第2のバルクモード共振器と前記第3のバルクモード共振器との間に配置されて前記第2のバルクモード共振器及び前記第3のバルクモード共振器を機械的に結合するための第2の共振器結合部分をさらに含む、請求項18に記載のMEMSアレイ構造。 請求項26 前記第3の複数の電極は、第1の電極と、第2の電極と、第3の電極と、第4の電極とを含む、請求項25に記載のMEMSアレイ構造。 請求項27 第4のバルクモード共振器及び第4の複数の電極をさらに備え、該第4の複数の電極は該第4のバルクモード共振器に近接して配置され、前記少なくとも1つの共振器結合部分は、前記第3のバルクモード共振器と前記第4のバルクモード共振器との間に配置されて前記第3のバルクモード共振器及び前記第4のバルクモード共振器を機械的に結合するための第3の共振器結合部分をさらに含む、請求項26に記載のMEMSアレイ構造。 請求項28 前記第4の複数の電極は、第1の電極と、第2の電極と、第3の電極と、第4の電極とを含む、請求項27に記載のMEMSアレイ構造。 請求項29 前記第1の複数の電極は第1の電極及び第2の電極を含み、該第1の電極及び前記第1のバルクモード共振器はキャパシタンスを規定し、該第1の電極及び該第1のバルクモード共振器によって規定される該キャパシタンスは、該第1のバルクモード共振器が第1の発振状態にある場合に第1の大きさを有し、該第1のバルクモード共振器が第2の発振状態にある場合に第2の大きさを有する、請求項18に記載のMEMSアレイ構造。 請求項30 MEMSアレイ構造であって、第1の共振器及び第2の共振器を含む複数の共振器であって、該複数の共振器は第1の発振状態を有し、該第1の発振状態では、該第1の共振器は、第1の方向及び第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、且つ第3の方向及び第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張し、該第2の共振器は、前記第1の方向及び前記第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張し、且つ前記第3の方向及び前記第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、前記第2の方向は前記第1の方向と反対であり、前記第4の方向は前記第3の方向と反対である、複数の共振器と、前記第1の共振器と前記第2の共振器との間に配置されて前記第1の共振器及び前記第2の共振器を機械的に結合する第1の共振器結合部分を含む、少なくとも1つの共振器結合部分とを備える、MEMSアレイ構造。 請求項31 前記第3の方向及び前記第4の方向は前記第1の方向及び前記第2の方向に対して垂直である、請求項30に記載のMEMSアレイ構造。 請求項32 前記複数の共振器は第2の発振状態を有し、該第2の発振状態では、前記第1の共振器は、前記第1の方向及び前記第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張し、且つ前記第3の方向及び前記第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、前記第2の共振器は、前記第1の方向及び前記第2の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に収縮し、且つ前記第3の方向及び前記第4の方向のうちの少なくとも一方において、少なくとも部分的に膨張する、請求項30に記載のMEMSアレイ構造。 請求項33 前記第3の方向及び前記第4の方向は前記第1の方向及び前記第2の方向に対して垂直である、請求項32に記載のMEMSアレイ構造。 請求項34 MEMSアレイ構造であって、第1のバルクモード共振器及び第2のバルクモード共振器を含む複数のバルクモード共振器と、前記第1のバルクモード共振器に近接して配置される第1の複数の電極と、前記第2のバルクモード共振器に近接して配置される第2の複数の電極とを備え、前記第1の複数の電極のうちの少なくとも1つの電極は前記第2の複数の電極のうちの少なくとも1つの電極に結合される、MEMSアレイ構造。 請求項35 前記第1の複数の電極のうちの前記少なくとも1つの電極及び前記第2の複数の電極のうちの前記少なくとも1つの電極に結合される回路をさらに備える、請求項34に記載のMEMSアレイ構造。 請求項36 MEMSアレイ構造であって、第1のバルクモード共振器及び第2のバルクモード共振器を含む複数のバルクモード共振器と、駆動信号を受信し、前記第1のバルクモード共振器を発振させるための第1の複数の電極と、前記駆動信号を受信し、前記第2のバルクモード共振器を発振させるための第2の複数の電極とを備え、前記第1の複数の電極のうちの少なくとも1つの電極は前記第2の複数の電極のうちの少なくとも1つの電極に結合される、MEMSアレイ構造。 請求項37 前記駆動信号を与えるための駆動回路をさらに備える、請求項36に記載のMEMSアレイ構造。 請求項38 MEMSアレイ構造であって、第1のバルクモード共振器及び第2のバルクモード共振器を含む複数のバルクモード共振器と、前記第1のバルクモード共振器の発振を検知するための第1の複数の電極と、前記第2のバルクモード共振器の発振を検知するための第2の複数の電極とを備え、前記第1の複数の電極のうちの少なくとも1つの電極は前記第2の複数の電極のうちの少なくとも1つに結合される、MEMSアレイ構造。 請求項39 前記第1の複数の電極及び前記第2の複数の電極に結合される、出力信号を与えるための検知回路をさらに備える、請求項38に記載のMEMSアレイ構造。
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