专利摘要:
推力発生のための方法、システムおよび装置。本方法、システムおよび装置は、回転している輪の上の1つ以上の開口部内へと加速される燃料を含むことができる。次に、回転している輪は、均衡が取れている場合があるが、ここで輪の1つの位置の質量が一時的に増加し得る。さらに、輪の1つ以上の開口部内へと加速される燃料は減速され、輪に外向きの力を与え得る。この力の発生は、推力を提供するために反復および増加させることができる。
公开号:JP2011506824A
申请号:JP2010537918
申请日:2008-08-15
公开日:2011-03-03
发明作者:フィチェラ,ジェームズ,マイケル
申请人:フィチェラ,ジェームズ,マイケル;
IPC主号:F03B17-00
专利说明:

[0001] 推力発生のための方法、システムおよび装置。]
背景技術

[0002] 現代の推力発生装置は非効率的でかなりの排出物を発生させる。内燃エンジンなどの推進装置は、約20%〜40%の機械効率でのみ稼動し、ほぼ完全に化石燃料に依存している。 さらに、これらのエンジンは、一酸化炭素や他の温室ガスなどの有害な排出物を排出する。加えて、これらのエンジンは、機械的故障なしに、または供給燃料を使い果たすことなく、長期間に渡って大きな推力または出力を発生させることができない。]
[0003] ジェットエンジンなどの他の推進装置は、はるかに大きな推力および、しばしば、より長期間に渡ってより大きな推力を発生させることができる。例えば、ジェットエンジンは、飛行機を音速の数倍に推進し、宇宙船を地球の大気外へ推進することが良く知られている。しかし、ジットエンジンもその膨大な燃料消費により制限され、一般に特殊燃料混合物またはタイプまたは非常に揮発性であるか保管が難しい燃料を必要とする。ジェットエンジンもまた大量の排出物を生成する。このように、ジェットエンジンは大きな推力を発生させることができるが、持ち運びサポートする必要のある燃料荷重のため、飛行時間または距離がしばしば制限される。さらに、1つ以上のジェットエンジンを持つ船舶が自力で最初に推進しようとする時、燃料の重量はしばしば大きな問題となる。]
[0004] 原子力エンジンなどの他の推進装置は、相当期間にわたって推力を発生させる能力を持つ。しかし、これらのエンジンはまず燃料を取得し次にエンジンを製造するために、部分的に核能力を持つことが必要である。さらに、原子力の潜在的欠点は良く知られており、推進力が要求されるほとんどの用途に適さないか実行不可能である。]
課題を解決するための手段

[0005] 推力発生のための方法、システムおよび装置。1つの例示的実施例では、推力の発生方法は、ドーナッツ形状の輪に少なくとも1つの穴の形成を伴い、少なくとも1つの穴はさらに、輪を通りかつ角度が付いた少なくとも1つの曲がりを持つ複数の経路からなり得る。本方法は、均衡の取れた形で輪を回転し、輪の少なくとも1つの穴に物質を押し込む段階も含み得る。さらに、本方法は、少なくとも1つの穴の複数の経路の中の角度が付いた少なくとも1つの曲がりから、輪の少なくとも1つの穴の中の物質を屈折させ、一部の実施例では、少なくとも1つの穴の複数の経路の中の角度の付いた少なくとも1つの曲がりで屈折する物質の力から推力を生成することによって、継続し得る。さらに一部の例示的実施例では、本方法は、遠心力と、輪および穴の外部に実質的に隣接して配置された磁石との組み合わせによって、輪の少なくとも1つの穴から物質を取り出す段階も含み得る。また、本方法は、少なくとも1つの穴の外側の位置から貯蔵タンクへ物質を送る段階も含み得る。]
[0006] 別の例示的実施例には、推力を生成するためのシステムを含み得る。本システムは、それを通して形成された少なくとも1つの穴を持つ均衡の取れた輪を含み得る。輪の複数の穴は、各々漏斗状の開口部および輪の内部から輪の外部に伸びる少なくとも1つの穴の内部に配置された複数の屈曲管を持ち、さらに複数の管は少なくとも1つの穴の直径よりも小さい直径を持つ。本システムはさらに、投入管を通して貯蔵タンクから物質をくみ上げることができるポンプを含む場合があり、ここで投入管は少なくとも1つの穴の内部に実質的に隣接して物質を堆積させるように設計され得る。本システムはまた、少なくとも1つの穴の内部に実質的に隣接して電荷を供給する配線を持ってもよく、これは少なくとも1つの穴の内部に実質的に隣接して堆積した物質を少なくとも1つの穴の中へと加速させ、少なくとも1つの穴の位置での輪の質量を増加させ、輪の上に力を生成し得る。さらに、本システムの例示的実施例は、物質を輪から取り出す磁石、および以前に輪から取り出された物質を貯蔵タンクへと引き込む真空装置を持ち得る。]
[0007] 別の例示的実施例では、閉環境で推力を発生させるシステムが記述され得る。このシステムは、水銀蒸気として水銀を保管する手段および水銀蒸気をくみ上げる手段を持ち得る。本システムはまた、水銀蒸気を回転輪上の少なくともひとつの開口部へと迅速に加速する手段および輪に水銀蒸気を通過させる手段を含み得る。一部の例示的実施例では、本システムは輪の中で外向きの力を発生させる手段に加えて、輪から水銀蒸気を取り出す手段を持つことができる。さらに例示的実施例は、水銀蒸気を貯蔵手段に戻す手段および輪の回転の均衡をとる手段を含むことができる。]
図面の簡単な説明

[0008] 本発明の実施例の利点は、以下の例示的実施例の詳細な説明から明らかとなり、説明は類似の数字が類似の要素を示す添付の図と併せて考慮されるべきである。
推力発生器を示す例示的略図である。
推力発生器の輪部品の横断面を示す例示的略図である。
物質を運ぶためのパイプの横断面を示す例示的略図である。
推力発生プロセスの例示的段階を示すフローチャートである。]
実施例

[0009] 本発明の態様は、以下の説明および本発明の特定の実施例を対象とする関連図で開示される。本発明の精神または範囲を逸脱することなく、別の実施例を考案し得る。さらに、本発明の例示的実施例の周知の要素は、本発明の関連詳細を不明瞭にしないようにするため、詳細に説明されないか、または省略される。さらに、説明の理解を助けるため、本書で使用されるいくつかの用語を以下で議論する。]
[0010] 「例示的」という用語は、本書では「例、事例、または実例の役割を果たす」という意味で使用される。「例示的」として本書に記載されるすべての実施例は、必ずしも他の実施例よりも好ましいまたは有利であると解釈されるものではない。同様に、「本発明の実施例」、「例示的実施例」、「実施例」または「例」という用語は、本発明のすべての実施例が記載された機能、利点または作動形態を含むことを必要としない。]
[0011] 図1で示される例示的実施例では、推力発生のためのシステム、方法および装置が開示される。例えば、装置100などの装置が推力を発生させるために使用され得る。装置は、任意のさまざまな材料から構成されるさまざまな部品を含み得る。さらに、装置100は、任意のさまざまなタイプの車両または船舶に取り付け、連結または付随させることができ、任意のタイプの車両または船舶に動力、推力または推進力を提供し得る。]
[0012] 従って、この例示的実施例では、ドーナッツ状に形成された輪102などの輪は、その中に開けられた1つ以上の穴を持ち得る。1つ以上の穴104は、例えば漏斗形状の穴の先細の末端または穴の細い開口部が輪の外部に向かって位置している漏斗形状など任意のサイズまたは形状であり得る。以下に記載された他の例では、穴104はその中に配置された他の構造を持ち得る。加えて、輪102は任意のサイズで形成でき、任意の高さおよび深さを持ち得る。さらに、輪102は任意の重量を持ち得る。さらなる例示的実施例では、輪102は回転することが可能であるか、または、例えば電気モーターや他の任意の回転を可能にする力の使用により、回転を可能とする力が加えられている場合がある。 さらに、輪は動きの変化を防止するために均衡がとられている場合がある。このように、輪102または輪102に連結または取り付けられた他の任意の部品に形成された任意の穴は、輪102の回転に影響しないように均衡が取られている場合がある。さらに、輪102は、摩擦による回転損失または他の損失を回避または制限するような方法で取り付けられ得る。従って、一部の例示的実施例では、輪102は磁石ベアリング上に取り付けても良い。]
[0013] さらなる例示的実施例では、輪102は任意のさまざまな材料から形成し得る。一部の例示的実施例では、輪は絶縁体である非強磁性の絶縁材料で形成され、高い引張強度を持ち低い熱膨張を示す。このような材料の一例はZerodure(登録商標)ガラスであるが、当業者に知られている他の任意の材料を使用しても良い。]
[0014] 例示的図2に示されるように、輪102の横断面を示し得る。この例示的図では、輪102の一部分および1つの穴104を示す。この横断面では、穴104は、大きな開口部が輪102の内部に向かって配置された漏斗形状に形成され得る。穴104は、蒸気または気体などの物質を簡単に穴104に投入できるように形成され得る。]
[0015] さらなる例示的実施例では、まだ図2を参照するが、管106は穴104の中に形成され得る。例えば、穴104の漏斗形状部分は、輪102を通って、その約40%、または他の任意の望ましい距離伸びている場合がある。この距離では、例えば図2に示されるように、 多くの管106が形成され得る。管106は、穴104の漏斗形状の入口に類似した漏斗形状の入口を持ち得る。さらに、管106は、輪102の外部に伸びるように、輪102を通って各々残りの距離伸びても良い。さらに、管106はカーブ107のように、各々カーブを持ち得る。 各カーブ107は、例えば約30度から約90度の間のカーブなど、任意の角度のカーブであり得る。カーブ107は、穴104を通って管106へ移動する物質が、壁に隣接するカーブ107と衝突するようなカーブであり得る。一部の例示的実施例では、この衝突が輪102の外部への力を提供または分配し、これによって輪102が力の方向へ動く場合がある。]
[0016] さらなる例示的実施例では、図1と3を参照するが、投入管および配線は装置100と併せて使用され得る。1つの例示的実施例では、投入管108は、一端で貯蔵タンクに連結され、もう一方の端に開口部を持ち、もう一方の端が輪102の穴104に隣接した位置にある管であり得る。投入管108は、例えば気体または蒸気の状態である水銀などの物質の貯蔵タンクからの投入を可能にし、穴104またはその近位に移送または投入されることを可能にするものであり得る。さらなる一部の例示的実施例では、投入管108を通しての物質の移動または移送は、ポンプ126などのポンプの使用により補助、促進または刺激され得る。さらに、貯蔵タンク122は任意のタイプのタンクであってもよく、タンク122に保管された物質を、例えば固体、液体または気体などの望ましい状態に保つために、加熱、冷却または加圧などの能力を持ち得る。]
[0017] 加えて、図3の横断面にさらに示されるように、配線109は投入管108の内部に配置され得る。配線109は、投入管108と配線109を通る物質間の相互作用を防止するために、当業者に知られている任意の方法で絶縁され得る。さらに、配線109は電源に接続され得る。1つの実施例では、配線109はコンデンサ118に接続されている。以下にさらに詳細に説明されるように、コンデンサ118は電荷または高電圧パルスを配線109に提供し得る。電荷またはパルスの強度は、望ましい電荷のサイズおよび投入管108を通して供給される蒸気または他の物質の量によって異なる場合がある。電荷または高電圧パルスは配線109を通して運ばれ、例えば輪102の隣接穴104など配線109の端で、当業者に知られる任意の方法で放電され得る。]
[0018] さらなる例示的実施例では、図1を参照するが、コンデンサ118によって配線109に提供される電荷またはパルスのタイミングは、例えば、輪102の任意の回転および任意の望ましい穴104の配置と合わせることができる。この例では、コンデンサ118が電荷を提供するのに適切なタイミングを提供するために、半導体レーザー・トリガーシステムまたはレーザー切替装置112を使用することができる。レーザー切替装置112は、内燃エンジンのタイミングを制御するために使われる点火システムに類似している場合があるが、これは記録計/受信機116と送信機114の両方を含み得る。レーザー切替装置112は、例えば輪102の回転速度などの任意の回転、穴104の位置、物質および電荷が投入されることが求められる望ましい穴104、および投入管108と配線109に対する望ましい穴104の位置を考慮する場合がある。従って、一部の実施例では、記録計/受信機116は、電荷が配線109を通して送られる時を記録する。記録計/受信機116は、その後信号を送信機114に送ることができる。次に送信機114は、信号をコンデンサ118に送信し、その後電荷または高電圧パルスを配線109に放電し得る。次に電荷またはパルスは、配線109を通して移動し、例えば輪102に実質的に隣接する穴104など、配線109の遠位末端で放電される。また、一部のさらなる例示的実施例では、コンデンサ118は、例えば約1700回/秒など、任意の回数放電し得る。従って、輪102は、蒸気または他の物質を穴104に100,000回/分以上挿入できる場合がある。また、一部のさらなる例示的実施例では、望ましい放電回数を提供するために、望ましい静電容量を持つ複数のコンデンサを使用し得る。さらに、一部のさらなる例示的実施例では、信号はレーザー切替装置112からポンプ126へと送られ、ポンプ126を刺激して動力を増加させるか、または起動して物質を貯蔵タンク122から投入管108を通して、例えば輪102に実質的に隣接する穴104など、投入管108の遠位末端へと送り込む。]
[0019] 図1を再度参照するが、さらなる例示的実施例では、輪102の動きおよびそれに応じて推力を発生させるために、物質は任意のさまざまな様式で輪102へと導入され得る。 1つの例では、物質は投入管108を通して輪102の穴104に投入され得る。使用される物質は、例えば水銀および水銀蒸気および気体など、任意のタイプの物質であり得る。 例えば、その自然の元素特性のため、水銀蒸気を使用し得る。従って、水銀蒸気は貯蔵タンク122に保管され、例えばポンプ126を使用して輪102の穴104に投入され得る。 前述のように、ポンプ126は任意の時に起動することができ、装置100全体に渡って物質を連続的に送り込むために使用され得る。さらに、前述のように、コンデンサ118(または任意の他のタイプの電気貯蔵または発生装置)は、電荷または高電圧パルスを配線109に提供し得る。水銀蒸気などの物質は、電荷または高電圧パルスが配線109から放電されるのと実質的に同時に投入管108の遠位末端に到達し得る。さらに、これらの事象は、(任意の速度で回転している)輪102の、投入管108および配線109より上の望ましい位置に穴104を配置するのと実質的に同時に起こり得る。]
[0020] 電荷または高電圧パルスが配線109から放電される時、投入管108から出る物質と反応し得る。例えば、水銀蒸気が投入管108から出る場合、電荷または高電圧パルスのために、水銀蒸気はイオン化され励起状態となり得る。次に、これは水銀蒸気を急速に加速し、輪102の穴104へと急速に移動させ得る。]
[0021] 図1および 再び図2の輪102の横断面を参照するが、水銀蒸気は穴104に急速に流れ込み得る。穴104への水銀蒸気の導入および方向付けは、穴104の先細側の使用によって支援でき、蒸気の流れを望ましい方向に向け得る。さらに、輪102の穴104への蒸気または任意の他の物質の導入は、穴104の位置の輪102のその部分の質量を増加させる。 輪102の穴104の位置での質量の増加は、遠心運動を生じ得る。さらに、輪102がすでに回転している場合、輪102の1つの場所での新たなまたは繰り返しの質量増加は、輪102の遠心運動を増加または倍化させ得る。図3に示されるように、イオン化または励起状態の蒸気は、急速に動いて、管106の中に移動し得る。穴104の中には任意の数の管106が存在する可能性があり、管は任意の望ましい直径および長さを持ち得る。例えば、輪102のサイズが増すと、穴104のサイズが増加し、管106のサイズおよび数がそれに関連して増加し得る。一部の実施例では、輪102および装置100の他の部品のサイズを大きくして、より大きな推力を発生させ得る。]
[0022] 図2に示されるように、また前述のように、管106は各々その中に配置されたカーブを持つ。急速に動く水銀蒸気は、穴104を通って管106に入る。穴104を通って移動する水銀蒸気または任意の他の物質は、任意の希望する方法で分配され得る。管106はまた、蒸気または他の物質がほとんどまたは全く速度を落とすことなく管106へと進むことのできるような方法で、穴104の後に形成され得る。一部の例示的実施例では、蒸気または他の物質の穴104から管106への移動は、管106各々に漏斗形状の開口部を持つことにより支援され得る。]
[0023] 蒸気または物質が管106に入ると、高速で移動し続ける。蒸気または物質は次に、管106の1つ以上のカーブ107に出会う。カーブのせいで、管106を通って移動している蒸気または物質は、管106の壁部分に衝突し、管106の壁に力を及ぼす。輪102の中のこの力は、蒸気または他の物質の存在と組み合わさった時、追加的な力または推力を生じ、力が加えられた方向に輪102を動かす。]
[0024] さらなる例示的実施例では、図1を参照するが、輪102にある穴104の管106の中の蒸気または他の物質は、迅速に除去し得る。例えば、輪102が、例えば約5度から約40度など、所定の角度回転する前に、蒸気または他の物質を除去することが望ましいことがある。一部の例示的実施例では、蒸気または他の物質の存在により発生する追加的質量または力が輪102の遠い場所を回転しないように、蒸気または他の物質を取り出すことが望ましい場合があり、これは蒸気または他の物質の存在および/またはそれにより加えられる力によって生じる遠心力または他の力を相殺し得る。蒸気または他の物質を輪102から取り出す1つの方法は、穴104の管106の遠位末端に実質的に隣接して磁石を配置することであり得る。従って、図1に示されるように、磁石120は、電磁石など、任意のタイプの磁石でよいが、管106の遠位末端に実質的に隣接する輪102の外部に配置され得る。一部の例示的実施例では、磁石120はイオン化した蒸気または他の物質を引き付ける役割をし、従ってそれを輪102から引き離して排出管110へと引き込む。さらに、磁石120はアースとしての役割を果たし、配線109からの電気放電を磁石120の方向へと流入させ得る。配線109から磁石120への任意の電気放電の流れは、さらに任意の物質を輪102の穴104へと加速する役割を果たし得る。]
[0025] さらなる例示的実施例では、蒸気または他の物質が排出管110に引き込まれた後、真空装置124(高圧真空装置でもよい)を起動して、蒸気または他の物質を排出管110から貯蔵タンク122に向かって引き込み得る。さらなる一部の例示的実施例では、ポンプ126を真空装置124の後部に排出管110と共に配置して、蒸気または他の物質を貯蔵タンク122へと押し出す助けをさせ得る。このため、装置100は、いかなる材料または物質の吸入も利用せず、いかなる材料または物質も周囲環境に排出しない限りにおいて、閉鎖システムであり得る。さらに、装置100と共に使われる任意の電力は、例えば燃料電池など、装置100と接続できる当業者に知られている任意の電気発生装置によって発生され得る。]
[0026] 別の例示的実施例では、装置100は任意の望ましい装置に接続され、推力または推進力を提供し得る。水銀蒸気などの燃料が上記の方法で継続的に輪102に注入される時、装置100は継続的に推力または推進力を生み出す。さらに、発生する推力または推進力の量は、輪102への、継続的および/または急速な燃料の導入によって、指数関数的に増加し得る。装置100は任意の望ましい物体に接続または取り付けることができ、それによって、その物体に推力または推進力を提供するために使用され得る。例えば、推進力を得るために、任意の飛行機、ボートまたは宇宙船、または任意の他のタイプの車両または船舶を装置100に接続し得る。さらに、装置100は、推力または推進力の複数供給源を提供するために、類似または同一の装置に接続し、それに応じて、前述の飛行機、ボート、宇宙船または任意の他のタイプの船舶など、装置を接続する物の推力または推進力を増加させる。]
[0027] 別の例示的実施例では、図4に示される例示的フローチャートを参照して、推力または推進力発生のための反復可能なプロセスを記述する。段階402では、水銀蒸気などの物質は、貯蔵タンクまたは物質が保管されている他の区域から、ドーナッツ形状の輪に付随した投入管へと送り込まれ得る。次に、段階404では、電荷が配線に入力される。 配線は、物質があらかじめ送り込まれた投入管に実質的に付随しているか、またはそれと実質的に並行に走る場合がある。次に段階406では、投入管にあらかじめ投入された物質が、投入管から排出され、投入管からの物質の排出と実質的に同時に起こる電気放電と物質の間の反応によって、物質は、例えば輪の内壁の穴など、輪の内部へと投入され得る。 段階408に示されるように、物質の輪の中への急速な投入により、輪に質量が生成される。次に段階410では、物質が輪を通して送られ、輪の内部に配置された1つ以上の壁と衝突し、輪にさらなる力が発生し得る。段階408で輪に物質が加えられ、段階410で力が発生する結果、輪に遠心力が生じ、輪が力の方向に動かされ得る。さらに、さらなる一部の例示的実施例では、例えば遠心力によって輪が回転し得る。段階408および410に続いて、段階412で物質を輪から急速に取り出すことが望ましい場合がある。一部の例示的実施例では、輪の外部に配置され、物質が投入される穴に実質的に隣接する磁石の助力を得て、この取り出しを行ない得る。一部の例では、輪の中の物質の急速な取り出しにより、輪が遠心力を維持することが可能となる一方、望ましい方向に力を発生させることも可能となる。次に段階414では、物質が、段階402で引き込まれたタンクへ戻される。その後、プロセスは段階402に戻り、希望通りに反復し続けることができる。プロセルの反復により、輪に作用する遠心力を蓄積または増加させ、また望ましい方向に力を増加または蓄積させることができ、望ましい方向に輪を動かすことができる。多くの場合、遠心的および方向的の両方で急速な加速が可能なように、力の増加または蓄積は急速に起こり得る。さらに、前述のように、この方法論は、推力または推進力を提供する任意の他の知られている技術と共に使用して、例えば陸、水、空中または宇宙上の別の物体を動かし得る。さらに、推力または推進力の量を任意の望ましいレベルまでさらに増加させるために、本方法論は、本方法を利用する任意の数の他の装置と併用し得る。]
[0028] 前述の説明および添付の図は、本発明の原理、好適実施例および作動形態を示す。しかし、本発明は上記に記載された特定の実施例に限定されると解釈されるべきではない。 前述の実施例のさらなる変化は、当業者には当然理解される。
従って、上記の実施例は、制限ではなく例証として考慮されるべきである。その結果、当然ながら、当業者であれば本発明の範囲から逸脱することなく、以下の請求項で定義されるように、これらの実施例に変更を行うことができる。]
权利要求:

請求項1
以下からなる推力の発生方法:ドーナッツ形状の輪に少なくとも1つの穴を形成し、少なくとも1つの穴はさらに、輪を通りかつ角度が付いた少なくとも1つの曲がりを持つ複数の経路からなり、 輪を均衡を保った状態で回転し、 輪の少なくとも1つの穴に物質を押し込み、 少なくとも1つの穴の中の複数の経路の角度が付いた少なくとも1つの曲がりで、輪の少なくとも1つの穴の中の物質を屈折させ、 少なくとも1つの穴の中の複数の経路の角度が付いた少なくとも1つの曲がりで屈折する物質の力から推力を生成し、遠心力と、輪および穴の外部に実質的に隣接して配置された磁石との組み合わせによって、輪の少なくとも1つの穴から物質を取り出し、 少なくとも1つの穴の外側の位置から貯蔵タンクへ物質を送る。
請求項2
さらに磁気軸受上に輪を取り付けることからなる、請求項1の方法。
請求項3
少なくとも1つの穴が漏斗形状で、輪の内部に広い開口部を持ち、輪の外部に狭い部分を持つ、請求項1の方法。
請求項4
複数の経路が、少なくとも1つの穴の開口部と少なくとも1つの穴の出口の間に実質的に形成されている、請求項1の方法。
請求項5
さらに、約30度から約90度の間のカーブを持つ複数の経路を形成することからなる、請求項1の方法。
請求項6
輪が約40度回転する前に物質が輪から取り出される、請求項1の方法。
請求項7
物質が水銀蒸気である、請求項1の方法。
請求項8
物質が水銀である、請求項1の方法。
請求項9
さらに以下からなる、請求項1の方法: 少なくとも1つの穴に実質的に隣接した遠位末端を持つ管を通して、貯蔵タンクから物質を吸い上げ、配線を通して、少なくとも1つの穴に隣接する位置に電荷を送り、 吸い上げられた物質が貯蔵タンクの少なくとも1つの穴に到達するのと実質的に同時に、電荷を放電し、 物質と電荷の反応により、少なくとも1つの穴の中に物質を加速させる。
請求項10
さらに、レーザー切替装置の使用により配線を通して送られる電荷を発生させることからなる、請求項9の方法。
請求項11
さらに、低い熱膨張、低い伝導性、高い引張強度および低い磁性を持つ材料で輪を形成することからなる、請求項1の方法。
請求項12
次からなる推力生成システム: それを通して形成された少なくとも1つの穴を持つ均衡の取れた輪で、複数の穴は以下からなる:漏斗形状の開口部、および 輪の内部から輪の外部に伸びる少なくとも1つの穴の内部に配置された複数の屈曲管で、複数の管はさらに直径は少なくとも1つの穴の直径よりも小さい直径を持ち、投入管を通して貯蔵タンクから物質をくみ上げるポンプで、投入管は少なくとも1つの穴の内部に実質的に隣接して物質を堆積させるためのもので、 少なくとも1つの該穴の内部に実質的に隣接して電荷を放電し、少なくとも1つの穴の内部に実質的に隣接して堆積した物質を少なくとも1つの穴の中へと加速させ、少なくとも1つの穴の位置での輪の質量を増加させ、輪の上に力を生成する配線、 輪から物質を取り出す磁石、および 輪から取り出された物質を貯蔵タンクへと引き込む真空装置。
請求項13
輪の上で発生した力が輪を回転させる、請求項12のシステム。
請求項14
輪が約40度回転する前に物質が輪から完全に取り出される、請求項13のシステム。
請求項15
磁石が電磁石である、請求項12のシステム。
請求項16
さらに、電荷を繰り返し放電して、少なくとも1つの穴の内部に実質的に隣接して繰り返し堆積される物質と反応させるレーザー切替装置からなる、請求項12のシステム。
請求項17
配線が投入管の内部に配置されている、請求項12のシステム。
請求項18
複数の屈曲管が各々約30度から約90度のカーブを持つ、請求項12のシステム。
請求項19
物質が水銀蒸気である、請求項1のシステム。
請求項20
以下からなる、閉鎖環境で推力を発生させるシステム: 水銀を水銀蒸気として保管する手段、 水銀蒸気を吸い上げる手段、 回転している輪の上の少なくとも1つの開口部内へと水銀蒸気を急速に加速させる手段、 水銀蒸気を輪に通過させる手段、 輪に外向きの力を発生させる手段、 水銀蒸気を輪から取り出す手段、 水銀蒸気を貯蔵手段に戻す手段、および均衡をとりながら輪を回転させる手段。
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