专利摘要:
本発明は、自動車アクセサリ(10)を、自動車の電気エネルギー源および少なくとも1つの電子装置に電気的に接続するための構造体であって、アクセサリ(10)を電気エネルギー源に接続するために、接続位置でアクセサリ(10)に取付けることができる少なくとも1個の電力コネクタ(12,14)と、アクセサリ(10)を自動車の前記電子装置に接続するために、接続位置でアクセサリ(10)に取付けることができる少なくとも1個の信号コネクタ(35)とを備えている構造体において、アクセサリ(10)が、運転者の足の領域に接近してステアリングコラムの下方に配置された支持部材(16)に電気的に接続されていることを特徴とする構造体に関する。本発明は更に、ステアリングコラムの電気的な接続部のためのコネクタの構造体を装着した、自動車の電力補助式ステアリングコラムに関する。
公开号:JP2011506202A
申请号:JP2010538657
申请日:2008-12-16
公开日:2011-03-03
发明作者:シリル ギユモ,;ジェレミー コワフィエー,
申请人:ルノー・エス・アー・エス;
IPC主号:B60R16-04
专利说明:

[0001] 本発明は、電子装置を少なくとも2つの他の電子装置に確実に接続するための構造体に関する。本発明は、切断の危険を制限することができる、自動車アクセサリ、特に電気補助式ステアリング装置を電源および自動車の少なくとも1つの他の電子装置に電気的に接続するための構造体を提案する。]
[0002] 本発明は更に詳しくは、自動車アクセサリを、自動車の電源および少なくとも1つの電子装置に電気的に接続するための構造体であって、アクセサリを電源に接続するために、接続位置でアクセサリに取付けることができる電力コネクタと、アクセサリを自動車の上記電子装置に接続するために、接続位置でアクセサリに取付けることができる信号コネクタとを備えている構造体を提案する。]
[0003] このような構造体は特に、自動車の補助式ステアリング装置を一方では自動車のバッテリに、他方では自動車内に配置された1個以上のセンサに電気的に接続するために使用される。]
背景技術

[0004] 公知の実施の形態によれば、電力コネクタと信号コネクタの取付けおよびロックは、作業員によって系統的に行われる。しかしながら、コンピュータでのインストールは、見えない状態でのシステムとの接続という問題を生じる。なぜなら、コンピュータ領域がアクセスしにくく、かつ非常に狭いからである。従って、これにより、電力コネクタおよび信号コネクタが正しく接続されず、従っていつでも補助式ステアリング装置から切断され、ステアリングコラムが補助されなくなるという危険が増す。]
[0005] 電力コネクタのこのような切断は補助式ステアリング装置を停止させることになり、運転者はその後自動車のステアリングに作用するために非常に大きな力を加えなければならない。]
[0006] 電力コネクタの切断は、特に自動車が動いている間にそれが生じると、自動車の運転者にとってきわめて危険である。]
[0007] 本発明の目的は、丈夫な接続と、目に見える付加的な確認手段を提供することによる、設置作業、点検作業またはメンテナンス作業のための容易なアクセスとを可能にする、補助式ステアリング装置の電気的接続のための構造体を提案することである。]
[0008] 本発明は、自動車アクセサリを、電源および自動車の少なくとも1つの電子装置に電気的に接続するための構造体であって、
−アクセサリを電源に接続するために、接続位置でアクセサリに取付けることができる少なくとも1個の電力コネクタと、
− アクセサリを自動車の上記電子装置に接続するために、接続位置でアクセサリに取付けることができる少なくとも1個の信号コネクタと
を備えている種類の構造体において、
アクセサリが、運転者の足の領域に接近してステアリングコラムの下方に配置された支持部材に電気的に接続されていることを特徴とする構造体によって、その目的を達成する。]
[0009] 本発明が次の特徴の1つ以上を有すると有利である。
−支持部材が、水平で平らなベースとこのベースに対してほぼ垂直な2つの側壁とを有するほぼU字形のハウジングを備え、上記ハウジングが、信号コネクタに接続されるように設計された電力コネクタを備えている、
− 信号コネクタに対する電力コネクタの接続部を外部環境に対して保護するように、支持部材が更に、後側に延びかつベースと実質的に同じ平面内に存在する延長板を備えている、
−アクセサリが自動車の電子補助式ステアリング装置である。]
[0010] 本発明は更に、ステアリングコラムの電気的な接続部のためのコネクタの構造体を装着した、自動車の電気補助式ステアリングコラムに関する。]
[0011] 本発明の他の特徴および効果は、添付図面に関連して次の記載を読むことによって一層明らかになるであろう。]
図面の簡単な説明

[0012] 本発明に係るステアリングコラムの下方に設けられた支持部材の配置構造を側方から見た斜視図であり、運転者の足が存在している。
本発明に係るコネクタ支持部材を下側から見た斜視図である。
本発明に係るステアリングコラムの下方に他の角度で設けられた支持部材の配置構造を示す斜視図である。]
実施例

[0013] 次の記載において、同一の要素、同様な要素または類似の要素は、同じ参照番号によって示してある。]
[0014] 同様に次の記載において、「上側」は自動車のトップの方に向いた要素の表面であり、「下側」は上記「上側」表面とは反対側の表面である。最後に、用語「前側」と「後側」は自動車の通常の走行方向に関連して表される。]
[0015] 図には、例えば自動車の電気補助式ステアリング装置からなる自動車アクセサリ10が示してある。]
[0016] 補助式ステアリング装置10は慣用のごとく、アクチュエータ(図示せず)と電子制御装置(図示せず)を備えている。このアクチュエータは、運転者が自動車のステアリングホイールに加えなければならない力を低減するために、自動車のステアリングシステムに作用する。電子制御装置は、例えば自動車の運動速度のような自動車の動作パラメータの関数として、アクチュエータによって実施しなければならない作用を決定する。]
[0017] 補助式ステアリング装置10には、電源、特に自動車のバッテリ(図示せず)から電力が供給され、その電子制御装置は、自動車の動作パラメータに関する情報を受け取るために、例えば速度センサやステアリングホイールの位置を感知するセンサのような、自動車の1個以上の電子装置(図示せず)に電気的に接続されている。補助式ステアリング装置10は第1の雄型コネクタ12によって電源に接続されている。この第1の雄型コネクタは以下、「雄型電力コネクタ」と呼ぶ。この雄型電力コネクタはステアリングコラム上の「雌型電力コネクタ」14に接続されている。信号コネクタ35は上記コネクタ14上にあるハウジング27内の「雌型電力コネクタ」14に接続されている。]
[0018] 補助式ステアリング装置10が自動車のバッテリに接続された接続位置で、電力コネクタ12は補助式ステアリング装置10に固定された支持部材16上に取付け可能である。]
[0019] 更に正確には、支持部材は、運転者の足の領域に接近して、しかも運転者の足が支持部材にぶつからないようにかつステアリングコラムから支持部材を分離する危険を生じないように十分な距離をおいて、ステアリングコラムの下方に配置され、かつ直接固定されている。この距離は、運転者が自動車を運転するときの足の人間工学および動作範囲に従って理論的に計算された足の容積によって与えられる。支持部材は好ましくは設置場所の人間工学のためにコラムのケーシングの下方に、ねじによって固定されている。]
[0020] 支持部材はほぼU字形のハウジングを有し、このハウジングは平らで水平なベース18と、このベースに対してほぼ垂直な2つの側壁20とからなっている。従って、支持部材は、ステアリングコラムに固定されているときに、上記支持部材上、正確にはベース18上に配置されたコネクタに対する前側アクセス部26と後側アクセス部28を有する。この構造により、コネクタ12のワイヤリングハーネス22は自動車の電源から支持部材の前側アクセス部を経てコネクタ12まで延びている。ベース18上に位置するコネクタ12は本発明に従い、壁20によって環境に対して側方を完全に保護されている。それによって、コネクタ14からのコネクタ12の分離およびコネクタ35からのコネクタ14の分離が防止される。コネクタ12とコネクタ14の接続と、コネクタ14とコネクタ35の接続は、支持部材16の後側アクセス部28を介して行われる。更に、本発明の実施の形態に従い、電力コネクタ12を有する上記支持部材16は、ステアリングコラムが最終的に自動車上に設置される前に、ステアリングコラムと共に供給される。従って、支持部材は本発明に従い、ステアリングコラムの一体部品を形成する。]
[0021] 支持部材は更に、後側に延在する延長板24を有する。この延長板は、雌型電力コネクタ14と信号コネクタ35に対する雄型電力コネクタ12の接続部を外部環境に対して保護するために、ベース18とほぼ同じ平面内にある。特にこの延長板によって、運転者の足はコネクタ12,14,35を分離することができない。というのは、接続部が下方からアクセスできないからである。更に、延長板の長さは、コネクタ14のワイヤリングハーネス30を支持することを可能にする。それによって、例えばワイヤリングハーネスと運転者の足32との接触が防止される。図1は更に、運転者の足の人間工学と、運転者が座席に座って運転するときに生じる動作範囲とを示している。] 図1
[0022] 従って、雌型電力コネクタ14と信号コネクタ35に対する雄型電力コネクタ12の接続を希望する作業員は、雄型電力コネクタ12を支持部材16上に配置された雌型コネクタ14に差し込み、そして電力コネクタ35を雌型コネクタ14のハウジング27に差し込まなければならない。これは自動車の車内からコネクタにアクセスしながら行われる。]
[0023] コネクタ支持部材のこの構造により、作業員は支持部材に容易にアクセスすることができ、かつコネクタ12,14,35が適切に接続されたことを目で確認することができる。確認手段を提供する接続部を見る作業は、見えない状態で行われる接続を補完するものである。この見えない状態で行われる接続では、触覚が確認手段である。従って、取付け作業に一層信頼性があり、点検作業またはメンテナンス作業が窮屈でなくなる。というのは、コネクタに容易にかつ迅速にアクセスできるからである。]
[0024] 接続部の信頼性を確実にするために、コネクタ12,14,35にロック手段を設けてもよい。]
[0025] 本発明に従い、必要に応じてこの支持部材に他のコネクタを追加してもよい。]
[0026] 本発明による装置は、自動車の電気補助式ステアリング装置のきわめて確実で容易でそして迅速な接続を可能にする。]
权利要求:

請求項1
自動車アクセサリ(10)を、電源および自動車の少なくとも1つの電子装置に電気的に接続するための構造体であって、−アクセサリ(10)を電源に接続するために、接続位置でアクセサリ(10)に取付けることができる少なくとも1個の電力コネクタ(12,14)と、−アクセサリ(10)を自動車の前記電子装置に接続するために、接続位置でアクセサリ(10)に取付けることができる少なくとも1個の信号コネクタ(35)とを備えている種類の構造体において、アクセサリ(10)が、運転者の足(32)の領域に接近してステアリングコラムの下方に配置された支持部材(16)に電気的に接続されていることを特徴とする構造体。
請求項2
支持部材がステアリングコラムのケーシングの下方に配置されていることを特徴とする請求項1記載の構造体。
請求項3
支持部材(16)が、水平で平らなベース(18)とこのベースに対してほぼ垂直な2つの側壁(20)とを有するほぼU字形のハウジングを備え、前記ハウジングが、信号コネクタ(35)に接続されるように設計された電力コネクタ(12,14)を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の構造体。
請求項4
信号コネクタ(14)に対する電力コネクタの接続部を外部環境に対して保護するように、支持部材(16)が更に、後側に延びかつベース(18)と実質的に同じ平面内に存在する延長板(24)を備えていることを特徴とする請求項1〜3のうちの一項に記載の構造体。
請求項5
アクセサリ(10)が自動車の電子補助式ステアリング装置であることを特徴とする請求項1〜4のうちの一項に記載の構造体。
請求項6
請求項1〜5のいずれか一項に記載した、ステアリングコラムの電気的な接続部のための構造体を装着した、自動車の電気補助式ステアリングコラム。
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