专利摘要:
一又は複数のブレーキシリンダー(3,4)に流体的に接続されたディストリビューター(2)と、前記ディストリビューター(2)に流体的に接続されたメインブレーキパイプ(1)と、前記ディストリビューター(2)に流体的に接続された補助タンク(7)とを備えるホイールスライド保護部を有する鉄道車両用ブレーキシステム。追加タンク(20)が設けられ、該追加タンク(20)への及び追加タンクからの圧縮エア流れが弁(22)によって制御可能とされ、該弁の動作はホイールスライドを検出する制御ユニットによって制御される。該制御ユニットは、ホイールスライドが検出される場合に補助タンク(7)からのエアと追加タンク(20)からのエアとの間でエア供給を切り替えるように構成されている。
公开号:JP2011506162A
申请号:JP2010536530
申请日:2008-12-08
公开日:2011-03-03
发明作者:トーマス・アラン;ブラッドリー・ロス;ヘミングス・マーク
申请人:クノール−ブレームス レール システムス (ユーケー) リミテッド;
IPC主号:B60T8-00
专利说明:

[0001] 本発明は、ホイールスライド保護部を包含する鉄道車両用ブレーキシステムに関する。]
背景技術

[0002] 鉄道車両用ブレーキシステムは、一般的にはエアブレーキであって、シングルパイプとツインパイプのいずれのシステムもある。ホイールスライド制御やホイールスピン制御を包含するそのようなシステムが近年確立されている。ホイールスライドとホイールスピンの双方ともに、ホイールのレールとの摩擦抵抗が小さいことが原因である。ホイールスライドは一般的に鉄道車両を制動するときに生じ、ホイールスピンは鉄道車両を加速するときに生じる。]
[0003] 一般的なホイールスライド制御システムは、車両の各車軸上にある複数のセンサーを備え、該センサーは車軸の回転速度を測定するように構成されている。前記センサーはそれぞれ中央車両ブレーキ制御ユニットに接続されている。動作時、センサーの出力がブレーキ制御ユニットに供給され、制御ユニットはその出力値を隣接する車軸の出力値と比較し、その差が所定の限界を超えると許容限界内に速度が落ちるまでブレーキ圧の解除及び再適用を行う。このシステムは、実際に実証されており、ブレーキ性能を向上させ、ホイールと軌道を損傷させる確率を低減させる。ホイールの損傷は特に貨物列車で問題となり、そうでなければ可能であるよりもより低速で走行する傾向がある。]
[0004] ホイールスライド保護部は、該保護部の無い同様のシステムの4倍から10倍、ブレーキシステムのエア消耗が増加する。これにより、特にシングルパイプブレーキシステムでは、エア消耗に応じて補助タンクのサイズを増加させる必要があるという問題を生じさせる。特にホイールスライド保護部の作動後、ブレーキシステムのチャージアップ時間もまた増加し、ブレーキ解除時間もまた増加する。]
発明が解決しようとする課題

[0005] 本発明は、補助タンクにおける増加サイズを減少させ、ホイールスライド保護部の作動後のチャージアップ時間と解除時間を改善する、ホイールスライド保護部を有する鉄道車両用ブレーキシステムを提供することを目的とする。]
課題を解決するための手段

[0006] 本発明によれば、補助タンクとメインブレーキパイプを備えるホイールスライド保護部を有する鉄道車両用ブレーキシステムが提供される。前記ブレーキパイプは、ディストリビューターに流体的に接続されており、補助タンクはディストリビューターに流体的に接続されており、ディストリビューターは一又は複数のブレーキシリンダーに流体的に接続されている。本ブレーキシステムは、追加タンクが設けられ、追加タンクへの及び追加タンクからの空気流を弁によって制御可能とされ、該弁は補助タンクから及び追加タンクから前記ブレーキへエアを供給するように構成されていることを特徴とする。]
[0007] 好ましくは、ホイールスライドが検知された場合、追加タンクからのみ前記ブレーキへエアを供給するように前記切替弁がブレーキへのエアを制御する。好ましくは、追加タンク内の圧力が所定の圧力に到達したとき、補助タンクからブレーキへエアが流れることを許容するように前記弁が切り替わる。]
[0008] 好ましくは、前記弁は、補助タンクの充填とは独立して、追加タンクの充填を制御するように構成されている。好ましくは、前記弁は、追加タンクを充填する前に補助タンクを充填するか、若しくは、優先的な比率で補助タンクを充填する。]
[0009] 好ましくは、前記弁は、別の弁、第1のポート、吸気ポート及び排気ポートを備える切替弁であり、第1のポートは追加タンクに流体的に関連し、吸気ポートは補助タンクに関連し、排気ポートはブレーキシリンダーにエアを供給するように構成され、別の弁は補助タンクに関連する吸気ポートから追加タンクに関連する前記ポートへ空気流を切り替えるように構成される。好ましくは、前記切替弁には、補助タンクから追加タンクを分離するように構成された制止弁が設けられる。]
[0010] 好ましくは、ホイールスライドがもはや検出されない場合に、前記弁が追加タンクから補助タンクに空気流を切り替える。好ましくは、前記ブレーキの解除後、補助タンク内圧力が所定の限界値に達すると、追加タンクが再充填されることを許容するように前記制止弁が開く。好ましくは、補助タンク内ブレーキ圧が所定の限界値よりも落ち込めば、ホイールスライド保護部は動作停止される。好ましくは、ダンプ弁がディストリビューターと変動負荷リレー弁との間に配置され、ダンプ弁が変動負荷リレー弁へのパイロット圧を制御する。]
発明の効果

[0011] 本発明のシステムは、より小さなタンク容量を用いることを好適に許容し、ブレーキシステムのチャージアップ時間を減少させ、ブレーキ解除時間を減少させ、本システムのエアのトータル消費量を減少させる。]
図面の簡単な説明

[0012] 図1は鉄道ブレーキシステム用の公知の構成を示す。
図2は本発明の鉄道ブレーキシステム用の構成を示す。
図3は図2及び3の構成で用いられる切り替え弁を示す。
図4は図2の構成に代わる別の構成を示す。
図5は図2の構成に代わるさらに別の構成を示す。
図6は図5のシステムの改良を示す。
図7は図2の構成に代わるさらに別の構成を示す。
図8は図5のシステムの改良を示す。
図9はさらに別の実施例を示す。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9
実施例

[0013] 図1は、鉄道ブレーキシステムの公知の構成の部分構成図を示す。該システムは、ブレーキディストリビューター2に流体的に関連するメインブレーキパイプ1を備える。ブレーキディストリビューター2は、管路12を介してリレー弁3,4に流体的に接続されている。各リレー弁3,4は、それぞれのダンプ弁5,6に接続され、ダンプ弁5,6はそれぞれのブレーキシリンダー(図示せず)に接続されている。ブレーキディストリビューター2はダミーシリンダー圧力を有し、統合リレー弁機能を有する。通常、ボギー車毎に一つのリレー弁と一つのダンプ弁があるか、若しくは車軸毎に一つのダンプ弁がある。リレー弁3,4の代わりに変動負荷弁を用いることもまた知られている。] 図1
[0014] 補助タンク7は、第1の排気ポートを介してブレーキディストリビューター2に流体的に関連しているとともに、第2の排気ポートを介してリレー弁3,4のぞれぞれに流体的に関連している。補助タンク圧力は、ディストリビューター2内の逆止弁によって保護されている。実線は、シングルパイプシステムの使用時の配管を示す。破線は、第2の排気ポートで補助タンク7に接続された追加の管路9を示し、隔離栓と逆止弁10とを有し、メインタンクパイプ11に通じている。管路9、逆止弁10及びメインタンク11は、ツインパイプシステムに存在している。使用時、補助タンク7が圧縮エアの態様でブレーキに適用されるエネルギーを蓄積する。補助タンク7は、ブレーキパイプ1にエア供給をして充填される。]
[0015] 図2は本発明の第1の実施例を示し、同じ部分には同じ符号を付している。本実施例では、ホイールスライド保護部(WSP)すなわち追加タンク20が設けられており、追加タンク20は管路21を介してエア供給器又は切替弁22の第1のポート23に接続されている。追加タンク20は実質的に補助タンクの容量を増加し、ホイールスライド保護部用の十分なエア容量を提供する。切替弁もまた、第2のポート24を介して管路9と補助タンク7の第2の排気ポートに流体的に接続されている。切替弁22の第3のポートはリレー弁3,4に流体的に接続されており、切替弁22の第4のポート26はブレーキディストリビューター2とリレー弁3,4との間で管路12に流体的に接続されている。切替弁22は、WSPブレーキ制御ユニット(図示せず)によって電気的に制御される。前記WSPタンク20には、非常排気弁27が設けられている。前記弁22は、受け入れ可能な期間内で列車が出発可能なポイントで、前記ブレーキがほぼ解除されるまで前記タンク容量に優先エア供給を提供することによって本ブレーキシステムにおけるエア供給を管理する。補助タンクが要求レベルまでチャージされると、弁22が切り替わって追加タンク20へエアを案内する。] 図2
[0016] ダミーシリンダーやブレーキシリンダー配管内の圧力は、一方のタンクから他方のタンクへのエア供給充填の切り替えのための信号として用いることができる。弁22は補助タンクから追加タンクへのエアの損失を防止する統合逆止弁をさらに備える。弁22は空気圧若しくは電気的に動作される。]
[0017] 補助タンク圧力が最低限の安全性に要求される閾値に落ち込むと見なされれば、WSPの作動中、WSP機能は両方のダンプ弁で無効とされる。この状態は、AR圧力及びSR圧力がWSPの作動を支持可能な所定レベルに再充填されるまで維持される。]
[0018] 上記実施例がツインパイプシステムに用いられる場合には、隔離栓と逆止弁29とを有する別の管路28が、WSPタンク20と切替弁22との間の管路21とメインタンクパイプ11との間の流体の流通を可能にする。この二パイプ構成においては第1のパイプがブレーキ要求を伝達し、第2の追加パイプがエア供給を行う。]
[0019] 特に好ましい実施例において、補助タンクと追加タンクは同時に使い果たされる。その代わりに、追加タンク圧力を緊急ブレーキ下限圧力よりも低くすることなどによって緊急ブレーキのために弁を補助タンクへ切り替え戻し、ホイールスライド保護部のために追加タンクへ弁を切り替えることもできるだろう。ブレーキの適用後、切替弁はエア供給部から追加タンクを遮断することによって追加タンクの前に補助タンクを充填させ、これにより許容時間内で列車が出発することを可能にする。次に弁は追加タンクを充填する状態に切り替わる。]
[0020] 図3は第1のポート23、第2のポート24、第3のポート25及び第4のポート26を有する切替弁22の内部構造を示す。第2ポート24は管路40を介して第3ポートに接続され、管路40内の2/2転換弁30を介して空気流を制御可能としている。転換弁30の第2吸気部は管路43を介して第1ポート23に接続され、転換弁30の第2排気部はソレノイド弁31に接続されており、該弁31の出力は別の管路41を介して管路40に流体的に接続されている。低圧スイッチ32が第2ポート24と転換弁30の第1吸気部との間で管路40に配設されている。前記管路41はさらに制止弁33に接続されている。制止弁33は、開き位置にあるときチョーク34に流体連通し、閉じ位置にあるとき第4ポート26に連通する。チョーク34の出力は、低WSP圧スイッチ35が設けられた管路42を介して第1ポート23に流体的に接続され、前記スイッチ35は第1ポートの吸排気流を制御する。エアが第1ポート23から第4ポート26へ流れるときチョーク34をバイパスするように逆止弁26が設けられている。] 図3
[0021] 使用時、エアはメインブレーキパイプ1からブレーキディストリビューター2及び補助タンク7を通過し、第2ポート24を介して切替弁22に入る。エアは開き位置にある制止弁33及びチョークを通過して、WSPタンク20を充填するように第1ポート23に流通する。]
[0022] ブレーキをかけるために、ブレーキディストリビューターのダミーシリンダー圧力が、リレー弁(すなわち変動負荷弁)制御チャンバーでブレーキを起動する。エアは切替弁22を通って補助タンク7に接続された第2ポート24から第3ポートへ急速に流れ、リレー弁3,4を通ってブレーキシリンダーに充填される。第4ポート26でのダミーシリンダー圧力は制止弁33を閉じ、これにより補助タンク7からWSPタンク20を隔離する。]
[0023] WSPセンサーがブレーキの作動中にホイールスライドを検出すると、WSPブレーキ制御ユニットはソレノイドバルブ31を印加し、転換弁ピストンに補助タンク圧力7を渡して第1ポート23及びWSPタンク20を第3ポート25に接続し、ブレーキシリンダーから補助タンク7を隔離する。]
[0024] WSPセンサーがホイールスライドが無くなったことを検出すると、WSPブレーキ制御ユニットはソレノイドバルブ31を再印加し、補助タンク圧力を転換弁ピストンから放出して、第2ポート24を第3ポート25に接続し直す。]
[0025] WSP制御ユニットは、低WSP圧スイッチ35及び低補助タンクスイッチ32の両方が開き位置にあるときのみソレノイドバルブ31を印加できるように構成されている。]
[0026] 低WSP圧スイッチ35は全ブレーキ圧より低いレベルに設定されてWSPタンク20に蓄積されたエネルギーを利用する。WSPタンクがこのレベルに消耗するとWSP制御ユニットはソレノイドバルブ31を再印加するとともにWSP制御を抑止する。]
[0027] 低補助タンクスイッチ32は、補助タンクから全ブレーキを適用できることを保証するレベルに設定される。補助タンクがこのレベルに消耗するとWSP制御は再び抑止される。]
[0028] WSP制御ユニットは、WSP抑止閾値が達せられるまで要求に応じて補助タンク7とWSPタンク20との間で切り替えるように切替弁を制御可能である。]
[0029] ブレーキの解除中、補助タンク7はメインパイプ1からのエアで再充填され、ダミーシリンダー圧力に対するブレーキシリンダー圧力の比率が制止弁33が再度開く0.2バールに落ちるまで上記再充填は上記比率に比例し、これによりチョーク34を介してWSPタンク20がエアで再充填される。これによりWSPタンク20を充填しなくともブレーキ解除を実現でき、鉄道システム上で列車が停止する時間が減少する。]
[0030] ブレーキディストリビューター2は公知の方法で補助タンク7とブレーキシリンダーを排気する。制止弁33が開いて補助タンク7を経由してディストリビューター2を通ってエアが戻るように第4ポート26における圧力が減少すると、WSPタンクの排気は排出中に自動的に行われる。WSPタンク20からディストリビューター2への切替弁22を通る逆流中、逆止弁36はチョーク34をバイパスして排出時間を減少する。]
[0031] 図4は図2の構成の代替構成を示し、同様の構成には同様の符号を付している。このブレーキシステムは、リレー弁を一体的に備えるブレーキディストリビュータ50に流体的に関連するメインブレーキパイプ1を備えている。ブレーキディストリビュータ50は切替弁52のポート25に接続されている。切替弁52の第2ポート24は補助タンク7に接続されている。切替弁52の動作はWSPブレーキ制御ユニットによって制御される。WSPタンク20は切替弁52の第1ポート23に接続されている。第4ポート26はブレーキディストリビュータ50とダンプ弁5,6との間の管路に流体的に関連しており、その結果各ブレーキシリンダーに接続されている。] 図2 図4
[0032] 図1及び2と同様に、ツインパイプシステム構成のための追加部分は破線で示されており、補助タンク7をメインタンクパイプ11に接続する隔離栓及び逆止弁10を有する別の管路9と、WSPタンク20をメインタンクパイプ11に接続する隔離栓及び逆止弁29を有する管路28を備えている。] 図1
[0033] 図5は図2の構成の代替構成を示す。本実施例では、補助タンク7はブレーキディストリビュータ2に流体的に関連しており、メインブレーキパイプ1からそのエアを引き込み、ディストリビュータ2は管路12を経由してアンチロックダンプ弁5,6に流体的に接続されている。WSPタンク20は管路23を経由して制御弁22に接続されている。制御弁22は、ブレーキが殆ど解除の状態にあるまでWSPタンク20内へのエア供給よりも優先して補助タンク7内へのエア供給を行うように本システムのエア操作を制御する。次に制御弁22はWSPタンク内へエア供給を変更する。ダミーシリンダーやブレーキシリンダーライン内の圧力は、一方のタンクから他方のタンクへエア供給を切り替えるための制御弁用の信号を生成するための2つの別の選択である。これは破線で示す。] 図2 図5
[0034] 図6は別の実施例を示し、図5の実施例と同様であり、本システムではさらに負荷計量弁13,14とリレー弁5,6を備える。] 図5 図6
[0035] 図7及び図8は図5及び図6に対する代替実施例を示し、切替弁が補助タンクとディストリビューターの間に配置されている。] 図5 図6 図7 図8
[0036] 図9はさらに別の代替実施例を示し、ダンプ弁が変動負荷リレー弁への入力に配置されている。本構成では、ダンプ弁は変動負荷リレー弁へのパイロット圧を制御する。] 図9
[0037] 図4から図9の実施例もまた上述したように点線で示されるツインパイプシステムに選択的に用いることができる。エア供給パイプは一般的に補助タンクとの間及び追加タンクとの間に逆止弁と隔離栓とを有して適合される。] 図4 図9
[0038] 本システムは、WSP圧が低い場合に補助タンクからの全ブレーキの適用を利用することを有利に保証する。本システムはまたブレーキの適用及び解除の間、WSPタンクの充填を有利に抑止する。]
[0039] 本システムは、特に一つのWSPタンクを有するように開示されているが、相互に接続された複数のWSPすなわち追加タンクを有することができる。制御弁の動作は空気圧制御のみ若しくは電気制御のみによって行うことができる。本願におけるホイールスライド保護(WSP)はホイールフラット保護(WFP)もまた包含する。一般に、本システムは、本システムが車両毎に一つのダンプ弁を有する場合は車両毎に、ボギー車毎に一つのダンプ弁を有する場合はボギー車毎に、若しくは、車軸毎に一つのダンプ弁を有する場合は車軸毎に操作される。]
权利要求:

請求項1
一又は複数のブレーキシリンダーに流体的に接続されたディストリビューター(2)と、前記ディストリビューター(2)に流体的に接続されたメインブレーキパイプ(1)と、前記ディストリビューター(2)に流体的に接続された補助タンク(7)とを備えるホイールスライド保護部を有する鉄道車両用ブレーキシステムにおいて、追加タンク(20)が設けられ、該追加タンク(20)への及び追加タンクからのエア流れが弁(22)によって制御可能とされ、該弁は補助タンク(7)から及び追加タンク(20)から前記ブレーキへエアを供給するように構成されていることを特徴とするブレーキシステム。
請求項2
ホイールスライドを検出する場合に追加タンクからのエアのみを前記ブレーキに供給するように前記切替弁(22)が前記ブレーキへのエア流れを制御する、請求項1に記載のブレーキシステム。
請求項3
追加タンク内圧力が所定の圧力に達すると前記弁が補助タンクから前記ブレーキへエアを流すことを許容するように切り替わる、請求項2に記載のブレーキシステム。
請求項4
前記弁(22)が、補助タンクの充填とは独立して追加タンクの充填を制御するように構成されている、請求項1〜3のいずれかに記載のブレーキシステム。
請求項5
前記弁(22)は、追加タンクの充填前に補助タンクを充填するか、若しくは、優先比率で補助タンクを充填する、請求項4に記載のブレーキシステム。
請求項6
前記切替弁には、補助タンクから追加タンクを隔離するように構成された制止弁が設けられている、請求項1〜5のいずれかに記載のブレーキシステム。
請求項7
ホイールスライドがもはや検出されない場合に前記弁は追加タンクから補助タンクへエア流れを切り替える、請求項1〜6のいずれかに記載のブレーキシステム。
請求項8
前記ブレーキの解除後、補助タンク内圧力が所定の限界値に達すると前記制止弁が開いて補助タンクが再充填されることを許容する、請求項1〜7のいずれかに記載のブレーキシステム。
請求項9
補助タンク内圧力が所定の限界値よりも低く落ち込むとホイールスライド保護部が無効とされる、請求項1〜8のいずれかに記載のブレーキシステム。
請求項10
ダンプ弁が前記ディストリビューターと変動負荷リレー弁との間に配置され、該ダンプ弁は前記変動負荷リレー弁へのパイロット圧を制御する、請求項1〜9のいずれかに記載のブレーキシステム。
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