专利摘要:
回転式テーパ工具ホルダ(10)は、本体(12)、および本体の一部分の周りに配置されたアダプタスリーブ(14)を含む。本体(12)およびアダプタスリーブ(14)は、異なるテーパ角度の前部接触面(12c)および後部接触面(12e)を有する。前部接触面(12c)は締まり嵌めに最適にされ、かつ後部接触面(12e)は、工具ホルダ(10)がクランプ型受口(28)に組み付けられるときに軸方向ストッパおよび支持バンドをもたらす。本体(12)のフランジ接触面(12k)とクランプ型受口(28)の面接触面(28a)との間の面接触が達成される。
公开号:JP2011506116A
申请号:JP2010538146
申请日:2008-12-11
公开日:2011-03-03
发明作者:アルフレッド エリクソン、ロバート;マッサ、テッド、アール.;ロング、ウィリアム、エム.
申请人:ケンナメタル インコーポレイテッドKennametal Inc.;
IPC主号:B23B31-117
专利说明:

[0001] 回転式テーパ工具ホルダは、当該技術分野において公知であり、そのうちの1種は、「急峻なテーパ」工具ホルダと一般に呼ばれる。急峻なテーパ工具ホルダは、Vフランジ部分から延出する雄テーパ部分を有する。Vフランジ部分は、V字状の溝を有して、工具を把持しているときの機械工具交換メカニズムを支援する。最も一般的な急峻なテーパ工具ホルダの設計の1つは、キャタピラ(Caterpillar)Vフランジ工具ホルダであり、一般的に「CV」工具ホルダと呼ばれている。CV工具ホルダは、いくつかの非常に類似した工具ホルダ設計の標準のうちの1つであり、それら全ては7/24テーパ(長さ24インチ毎に7インチの直径変化)を有する。別の一般的な7/24テーパ工具ホルダ標準は「BT」工具ホルダである。]
背景技術

[0002] 急峻なテーパ工具ホルダのテーパシャンク部分は、クランプ型受口の対応する雌テーパ部分によって保持される。工具ホルダは、クランプ型受口に保持され、かつそれによって高速で回転される。一般的に、2種類の急峻なテーパ工具ホルダがある。すなわち(1)テーパのみが接触する工具ホルダであって、工具ホルダのテーパ面のみがクランプ型受口のテーパ内面に接触する工具ホルダ;および(2)面−テーパ接触工具ホルダであって、工具ホルダのテーパ部分とクランプ型受口との間の面接触に加えて、工具ホルダのフランジの面がクランプ型受口の面と接触する工具ホルダ。面−テーパ接触型の工具ホルダは、特別に設計されたクランプ型受口を必要とする場合があり、この場合、クランプ型受口の合わせ面がより正確に機械加工されて、工具ホルダのVフランジ部分の面との接触動作を容易にさせている。]
[0003] 従来の両タイプの急峻なテーパ工具ホルダは、ある種の問題を含みうる。例えば、標準の急峻なテーパ工具ホルダでは、工具ホルダのテーパおよびクランプ型受口のテーパに対するテーパ許容範囲により、隣接するテーパがその前方部分ではしっかりと接触しているが、その後方部分では接触していない可能性のある状況が生み出される。工具ホルダを回転させる場合、テーパ角度のこのずれにより、工具ホルダに「振動」がもたらされ、精度およびバランスが失われる場合がある。クランプ型受口が高速で回転すると、クランプ型受口のテーパ直径および工具ホルダのテーパ直径の双方が遠心力の影響下で増大する。しかしながら、クランプ型受口のテーパ直径は、工具ホルダのテーパ直径よりも速く増大する。さらに、直径の増大は一般にクランプ型受口のテーパの長さに沿って均一ではなく、テーパの前方部分において最大である。その結果、クランプ型受口のテーパ角度は変化し、かつテーパ面がさらに凸面になり得る。クランプ型受口のテーパが不均一に拡大した場合(同じテーパ角度を維持する)、クランプ型受口と工具ホルダとの良好な嵌合を、高速において、クランプ型受口へ軸方向に移動する工具を介して維持することができる。残念なことに、クランプ型受口のテーパ角度が変化するため、工具ホルダとクランプ型受口との間の嵌合度は高速において低下する。標準の工具ホルダに対して、その結果は、2つの要素からなる。第1に、クランプ型受口の全テーパ直径が工具ホルダのテーパ直径よりも速く増大し、かつ面接触がないため、工具ホルダがクランプ型受口に引き込まれる(軸方向に動く)。第2に、テーパ角度が変化するため、初めはテーパの前方部分での一次的接触が、テーパの中央または後方部分に移動し、それにより、クランプ型受口内での工具ホルダの「振動」が増大する。工具ホルダのテーパは、また、高速で直径が増大しかつその角度が変化するが、工具ホルダの平均直径は遙かに小さいため、クランプ型受口と比べてその変化量は、非常に小さい。]
[0004] さらに、従来技術の面−テーパ接触の急峻なテーパ工具ホルダでは、不都合に直面する。例えば、「振動」は、大幅に低減され得る。しかしながら、工具ホルダが高速で回転すると、面接触によって軸方向の位置が維持されるにも関わらず、クランプ型受口のテーパ直径は依然として工具ホルダのテーパ直径よりも速く増大する。しかし、工具ホルダがクランプ型受口に引き込まれることがないので、テーパ間に半径方向の間隙が生じ、それにより、工具ホルダが半径方向に動くこととなり、精度およびバランスが失われる。]
[0005] 別の従来のタイプの面−テーパ接触工具ホルダは、シャンクにテーパスリーブを使用し、そのテーパスリーブは、回転速度が増大すると軸方向に移動し、その結果、工具ホルダはクランプ型受口と接触したままとなる。可動スリーブは許容条件を緩和し得るが、工具ホルダが高速で回転すると、スリーブが軸方向に動いてクランプ型受口と接触したままとなる。しかしながら、スリーブは、また、遠心力のために直径が増大する。それゆえ、スリーブは、クランプ型受口との接触を維持するものの、スリーブは、工具ホルダシャンクと接触しない状態となって、半径方向の間隙が生じることがあり、それゆえ、アンバランスになりかつ精度が失われる。]
[0006] 別の従来のタイプの面−テーパ接触工具ホルダは、周方向に撓み、それゆえ直径が変化し得る、分割されるスリーブを使用する。それゆえ、スリーブは、クランプ型受口のテーパ直径が変化するときに、工具ホルダシャンクおよびクランプ型受口のテーパに同時に接触したままとなり得る。しかしながら、スリーブは、依然として、変化するテーパ角度に適合できず、接触は依然として、テーパの前方部分または後方部分のいずれかの局所的なものである。また、摩擦によって、スリーブが常に工具ホルダとテーパとの間の堅固な接触を維持する能力が制限され、かつ「スロップ(slop)」が必ず存在して、工具ホルダの剛性を低減させる。スリーブと工具ホルダシャンクとの間にあるいかなる物質も設計の有効性を低減させかつシーリングが実行不可能になり得るため、分割スリーブには汚染の問題が生じやすい。]
[0007] 上述した従来技術の工具ホルダ設計の各々は、一般的に列挙した順に、前の設計から漸進的に改善されている。しかしながら、それぞれの設計はまた、対応して機械的な複雑性が増大しており、かつ全ての設計は、動作するために面接触を必要とする。さらに、それぞれの設計は静止時には効果的であるように見えるものの、それぞれが、高速において異なる制限を有する。その上、ゲージ直径に対する厳しい許容誤差は、製造を困難にし、かつ急峻なテーパ角度は、面−テーパ接触に好適ではない。バネ仕掛けのスリーブは、工具ホルダ内の界面において適切な力をもたらさず、それにより、剛性を制限する。]
[0008] それゆえ、従来技術の面−テーパ接触工具ホルダは、標準の工具ホルダに対して改善されてはいるものの、それらはまた高速において異なる制限を有し、機械的な複雑性が増大し、かつ、全ての工具ホルダが面接触を必要とする。]
発明が解決しようとする課題

[0009] 従って、公知の急峻なテーパ工具ホルダの限界を打開し、かつテーパに関連した精度およびバランスの問題を低減するかまたはなくし得る、急峻なテーパ工具ホルダの改善が必要とされている。]
課題を解決するための手段

[0010] 従来の急峻なテーパ工具ホルダに関連するこれらのおよび他の問題を解決するために、本発明の発明者らは、本体の中心長手方向軸に対して第1のテーパ角度で形成された第1の接触外面と、本体の中心長手方向軸に対して第2のテーパ角度で形成された第2の接触外面と、本体の中心長手方向軸に対して実質的に垂直であるフランジ接触面とを含む本体を備える回転式テーパ工具ホルダを開発した。工具ホルダはさらに、本体の一部分の周りに配置されたアダプタスリーブを含み、アダプタスリーブは内面および外面を含み、内面は、ほぼ第1のテーパ角度で形成された第1の接触内面、ほぼ第2のテーパ角度で形成された第2の接触内面を含み、外面は、第3のテーパ角度で形成されている。第1、第2および第3のテーパ角度は互いに異なって、回転式テーパ工具ホルダがクランプ型受口に組み付けられる場合、アダプタスリーブとクランプ型受口のテーパ穴との間に締まり嵌めをもたらす。回転式テーパ工具ホルダがクランプ型受口に組み付けられる場合、本体のフランジ接触面は、クランプ型受口の面接触面に係合する。]
[0011] 本発明の別の態様では、回転式テーパ工具ホルダは、本体の中心長手方向軸に対して第1のゼロではないテーパ角度で形成された第1の接触外面と、本体の中心長手方向軸に対してゼロテーパ角度で形成された第2の接触外面と、本体の中心長手方向軸に対して実質的に垂直であるフランジ接触面とを含む本体を含む。工具ホルダはまた、本体の一部分の周りに配置されたアダプタスリーブを含み、アダプタスリーブは内面および外面を含み、内面は、第1のゼロではないテーパ角度で形成された第1の接触内面と、ゼロテーパ角度で形成された第2の接触内面とを含み、外面は第2のゼロではないテーパ角度で形成されている。回転式テーパ工具ホルダがクランプ型受口に組み付けられる場合、本体の第2の接触外面およびアダプタスリーブの第2の接触内面は、アダプタスリーブに対して軸方向ストッパおよび支持バンドをもたらす。回転式テーパ工具ホルダがクランプ型受口に組み付けられる場合、本体のフランジ接触面は、クランプ型受口の面接触面に係合する。]
[0012] 本発明のさらに別の態様では、回転式テーパ工具ホルダの組み付け方法であって、工具ホルダは第1の接触外面と、第2の接触外面と、フランジ接触面とを含む本体と、本体の一部分の周りに配置されたアダプタスリーブを含み、アダプタスリーブは内面および外面を含み、内面は第1の接触内面、第2の接触内面を含み、以下の順序で各ステップ:
(a)本体の第2の接触外面がアダプタスリーブの第2の接触内面に接触するまで、工具ホルダ本体およびアダプタスリーブをクランプ型受口内で軸方向に動かす;
(b)本体の第1の接触外面がアダプタスリーブの第1の接触内面に接触するまで、工具ホルダ本体をアダプタスリーブに対してクランプ型受口内で軸方向に動かす;および
(c)アダプタスリーブに弾性変形をもたらすために、本体のフランジ接触面が回転式テーパ工具ホルダのクランプ型受口の面接触面に係合するまで、工具ホルダ本体をアダプタスリーブに対してクランプ型受口内で軸方向に動かす、
ことを含む、方法。]
図面の簡単な説明

[0013] 本発明の実施形態によるアダプタスリーブを備える回転式テーパ工具ホルダの側面図である。
本発明の実施形態によるアダプタスリーブを備える回転式テーパ工具ホルダの別の側面図である。
図1の線3−3に沿った回転式テーパ工具ホルダの断面図である。
本発明の実施形態による回転式テーパ工具ホルダの本体の側面図である。
本発明の実施形態による回転式テーパ工具ホルダの本体の端面図である。
図5の線6−6に沿った本発明の実施形態による回転式テーパ工具ホルダの本体の断面図である。
本発明の実施形態による回転式テーパ工具ホルダのアダプタスリーブの側面図である。
本発明の実施形態による回転式テーパ工具ホルダのアダプタスリーブの端面図である。
図8の線9−9に沿った本発明の実施形態による回転式テーパ工具ホルダのアダプタスリーブの断面図である。
本発明の代替的な実施形態による軸方向ストッパを備えるアダプタスリーブおよび工具ホルダ本体の後端部の拡大断面図である。] 図1 図5 図8
実施例

[0014] 本発明のさらなる特徴ならびにそれから得られる利点は、図面を参照してなされる以下の詳細な説明から明白になる。]
[0015] ここで図1〜図3を参照すると、(図1に点線で示す)面接触面28aを有するクランプ型受口28のテーパ穴26に回転式工具を取り外し可能に保持するための、回転式の急峻なテーパ工具ホルダ(全体的に10で示す)の実施形態が示されている。一般に、回転式テーパ工具ホルダ10は、本体12と、本体12の一部分の周りに配置されるコレットの形態とし得るアダプタスリーブ14とを備える。] 図1 図2 図3
[0016] ここで図4〜図6を参照すると、本体12は工具ホルダ部分12aと、フランジ部材12bと、前部接触外面12c、中間外面12dおよび後部接触外面12eを含む外面とを含む。図示の実施形態では、前部接触外面12c、中間外面12dおよび後部接触外面12eを、本体12の中心長手方向軸22に対して異なる角度で形成している。具体的には、前部接触外面12cを、本体12の中心長手方向軸22に対してテーパ角度13(図9)で形成する一方、中間外面12dを、本体12の中心長手方向軸22に対して異なるテーパ角度で形成する。約1度〜約5度の範囲のテーパ角度13を許容できることが判明している。例えば、テーパ角度13を、本体12の中心長手方向軸22に対して約2度52分(1:10)とし得る。前部接触外面12cおよび中間外面12dとは異なり、後部接触外面12eは、直線の直径を有し、その長さに沿って変化しない。言い換えれば、後部接触外面12eを、本体12の中心長手方向軸に対してゼロテーパ角度で(すなわち、中心長手方向軸22に対して実質的に平行に)形成する。] 図4 図5 図6 図9
[0017] 本体12は、V字状ノッチ12fを含み、それはフランジ部材12bの外周に形成され得る。あるいは、V字状ノッチ12fを省略してもよい。中間テーパ部分12に1つ以上の穴12gを形成し、それら穴は、本体12の中心穴12hに対して半径方向に延在する。穴12gには、スクリュー、ボルトなどのねじ部品を収容するためにねじ山が設けられてもよい。図示の実施形態では、2つの穴12gが、互いに対して約180度の角度で形成されている。穴12gの目的は、例えば本体12の中心長手方向軸22に沿ったアダプタスリーブ14の移動を制限する保持ねじ、圧入ピンなどの締結具20を収容することである。それゆえ、締結具20は、アダプタスリーブ14用の軸方向ストッパの機能を果たす。必要であれば、本発明を、より多数の穴12gおよび締結具20で実施し得ることを理解されたい。本体12の中心穴12hの一部分には、ねじ山が設けられて、当該技術分野でよく知られているタイプの保持ノブ(図示せず)を収容してもよい。保持ノブは、中心の長手方向22に沿って力を加えて、クランプ型受口28に工具ホルダ10を固定するために使用される。本体12のフランジ部材12bも、本体12の長手方向軸22に実質的に垂直であるフランジ接触面12kを含む。]
[0018] ここで図7〜図9を参照すると、アダプタスリーブ14は、内面および外面を備える全体的に環状の本体を有する。外面は、ゼロテーパ角度を有する第1の外面14aと、本体12の中間外面12dとほぼ同じテーパ角度を有する第2の外面14bとを含む。言い換えれば、第2の外面14bのテーパ角度15は、約8度17分52秒(7:24)であり、かつクランプ型受口28のテーパ穴26と接触するように適合されている。] 図7 図8 図9
[0019] アダプタスリーブ14の内面は、前部接触内面14c、中間テーパ内面14dおよび後部接触内面14eを含む。中間テーパ内面14は前部面14cと後部面14eとの間にある。本体12と同様に、前部接触内面14c、中間内面14dおよび後部接触内面14eを、本体12の中心長手方向軸22に対して異なる角度で形成する。具体的には、前部接触内面14cを、本体12の前部接触外面12cのテーパ角度13と実質的に同じ(約1:10の)テーパ角度で形成して、本体12の前部接触外面12cを選択的に係合するようにする。中間内面14dを、本体12の中間外面12dのテーパ角度とほぼ同じテーパ角度で形成する。本体12の後部接触外面12eと同様に、アダプタスリーブ14の後部接触内面14eは、その長さに沿って変化しない一定の直径を有して、本体12の後部接触外面12eに選択的に係合する。言い換えれば、後部接触内面14eを、本体12の中心長手方向軸に対してゼロテーパ角度で形成する。以下説明するように、後部接触内面14eは、工具ホルダ10が組み付けられたときには支持バンドおよび軸方向ストッパの機能を果たす。アダプタスリーブ14は、また、複数の長手方向に延在するスロット14fを含み、アダプタスリーブ14にさらに撓み性をもたらし、アダプタスリーブ14が制御されて半径方向に伸びたりおよび/または縮んだりできるようにする。]
[0020] 動作時、アダプタスリーブ14が緩和状態にあるとき、前部接触面14cおよび後部接触面14eの直径は、本体12の前部接触面12cおよび後部接触面12eの直径よりもわずかに大きく、アダプタスリーブ14が、本体12にゆるく嵌合できるようになっている。しかしながら、工具ホルダ10をクランプ型受口28にクランプするとき、スロット14fによってアダプタスリーブ14は周方向に撓むことができ、かつアダプタスリーブ14は、クランプ型受口28のテーパ穴26に入ることができるようになる。この時点で、アダプタスリーブ14は、7:24のテーパ角度を1:10のテーパ角度に「適合」させる。次いで、工具ホルダ本体12の後部接触面12eおよびアダプタスリーブ14の後部接触面14eは互いに接触し、アダプタスリーブ14用の軸方向ストッパおよび支持バンドとしての機能を果たす。後部接触面12e、14eが互いに接触してアダプタスリーブ14の軸方向の移動を止めた後に、工具ホルダ本体12の継続的な軸方向移動によって、工具ホルダ本体12の前部接触面12cとアダプタスリーブ14の前部接触面14cとの間の接触がもたらされる。アダプタスリーブ14に対する工具ホルダ本体12のこの移動は、本体12のフランジ接触面12kとクランプ型受口26の面接触面28aとの間に面接触が達成されるまで、前部接触面12cおよび14cの弾性変形(締まり嵌め)をもたらす。この面接触の結果、本発明の工具ホルダ10は、より高い回転速度において、従来の工具ホルダと比べてより良好な精度およびバランスを達成できる。]
[0021] 一実施形態では、スロット14fは、1つのスロット14fがアダプタスリーブ14の後方部分から前方部分に向かって延在する一方、隣接するスロット14fがアダプタスリーブ14の前方部分から後方部分に向かって延在するように、交互に配置されて延在する。図示の実施形態では、アダプタスリーブ14は、合計8個のスロット14fを有し、それらは周方向に互いに等距離に離間している(すなわち、約45度離れている)。本発明は、スロット14fの数によって制限されないこと、および任意の所望の数のスロットを用いて本発明を実施できることを理解されたい。例えば、本発明を、6個のスロットまたは4個のスロットなどを用いて実施することができる。さらに、当業者であれば、アダプタスリーブ14を、Oリング、伸長バネなどの周知の手段によって保持される複数の別個のセグメント(図示せず)に分離することによって、本発明を実施できることを理解し得る。]
[0022] 1つ以上のスロット14fは、実質的に円形の開口部14gを含み、締結具20がそこを貫通できるようにしていてもよい。図示の実施形態では、アダプタスリーブ14は、2つの開口部14gを含み、それらの開口部は、互いに約180度離されており、かつ工具ホルダ10が組み付けられるときには、本体12の穴12gと実質的に整列している。本発明は、開口部14gの数には制限されないこと、および任意の所望の数の開口部を用いて本発明を実施できることを理解されたい。例えば、本発明を4つの開口部などを用いて実施することができる。]
[0023] アダプタスリーブ14の前端部には、周方向ノッチ14hが形成され、アダプタスリーブ14の前端部の撓み性を、アダプタスリーブ14の後端部の撓み性と実質的に同じになるまで増大させるようにしていてもよい。本体12の中心長手方向軸22に沿った方向(図3に矢印17で示す)にアダプタスリーブ14に対して力を加えるための付勢手段16によって、アダプタスリーブ14をフランジ12kから離すようにして後方部分に向けて、後部面12eと14eとの間を強制的に接触させるようにする。付勢手段16は、また、クランプ型受口28に組み付ける前にアダプタスリーブ14の前部接触面14cを工具ホルダ本体12の前部接触面12cから離すように保持する。一実施形態では、付勢手段16は、圧縮バネ、波形バネなどの少なくとも1個のバネを含んでいてもよい。付勢手段16によって加えられる力の量は、約20lbs〜約200lbsの範囲とし得る。一実施形態では、付勢手段16は、複数の波形バネを含み、それらはアダプタスリーブ14に対して合計して約120lbsの力を加える。締結具20は、付勢手段16によってアダプタスリーブ14に対して力が加えられるときのアダプタスリーブ14の過剰な動きを防ぐことができる。アダプタスリーブ14の軸方向移動の量を、開口部14gの寸法を変更することによって、選択的に調整することができる。] 図3
[0024] ここで図10を参照すると、工具ホルダ本体12およびアダプタスリーブ14の代替的な実施形態が示されている。この実施形態では、工具ホルダ本体12の穴12g、アダプタスリーブ14の開口部14g、およびアダプタスリーブ14の軸方向移動を妨げる締結具20(図1)が削除されている。工具ホルダ本体12の穴12gおよびアダプタスリーブ14の開口部14gを削除することによって、アダプタスロット14fをシーリングして、不要な汚染がアダプタスリーブ14と工具ホルダ本体12との間に入る可能性を、さらに回避することができる。] 図1 図10
[0025] 代替的な実施形態では、工具ホルダ本体12は、工具ホルダ本体12の垂直軸24に対して角度19で形成された当接面12jを形成する周方向ノッチ12iを含む。図示の実施形態では、角度19は、約5度〜約20度である。例えば、約15度の角度19が、当接面12jに許容できる角度であることが判明している。アダプタスリーブ14は、工具ホルダ本体12の当接面12jに接触するノーズ部分14gを含み、工具ホルダ10が組み付けられるときのアダプタスリーブ14の過剰な軸方向移動を回避する。工具ホルダ本体12は、また、後部外側の接触面12eに形成された球状凹部12mを含んでもよく、アダプタスリーブ14は、また、後部内側の接触面14eに形成されたスロット14iを含んでもよい。凹部12mは、スロット14iと共に、ボールなどの回転防止装置30を収容するように適合されている。回転防止装置は、凹部12mおよびスロット14i内に部分的に存在して、工具ホルダ10が組み付けられるときにアダプタスリーブ14が不要に回転しないようにする。]
[0026] 上述のように、工具ホルダ本体12は、アダプタスリーブ14と接触する2つの外面12c、12eを含む。工具ホルダ本体12の一方の面は、1:10のテーパ角度の前部接触外面12cであり、および他方の面は、ゼロテーパ角度の後部接触外面12eである。中間外側面12dは、テーパ角度のあるクリアランス面であり、アダプタスリーブ14の中間内面14dと接触しない。]
[0027] アダプタスリーブ14は、工具ホルダ本体12に接触する2つの内面14cおよび14eを有する。一方の面は、1:10のテーパ角度の前部接触内面14cであり、および他方の面は、ゼロテーパ角度の後部接触内面14eである。中間内面14dは、テーパ角度のあるクリアランス面であり、工具ホルダ本体12の中間外面12dと接触しない。接触面12cと14cとの間に弾性変形(締まり嵌め)が発生する。面12eおよび14eは、工具10がクランプされるときにゼロクリアランスの滑り嵌めを形成する。]
[0028] アダプタスリーブ14の外側面14aを、7:24の急峻なテーパ角度を用いて形成して、クランプ型受口28の急峻なテーパ穴26とかみ合わさせる。その自由状態では、アダプタスリーブ14のゲージ直径は、クランプ型受口28のテーパ穴26のゲージ直径よりも約0.025mm〜約0.050mm(約0.001インチ〜約0.002インチ)大きい。面14cを仕上げ削りするために、アダプタスリーブ14は、工具ホルダ本体12の後部外側接触面12eの直径に適合するプラグの周りで7:24のテーパになる。この段階では、前部接触内面14cのゲージ直径は、工具ホルダ本体12の前部外側接触面12cのゲージ直径よりも約0.025mm〜約0.040mm(約0.010インチ〜約0.0016インチ)小さい。これら2つの面12c、14cがクランプ型受口28にクランプされる場合、これらの面は締まり嵌めを形成する。工具ホルダ10がクランプ型受口28にクランプされる場合、フランジ12bのフランジ接触面12kはクランプ型受口28の面接触面28aに接触し、かつアダプタスリーブ14と、クランプ型受口28の穴26の内側テーパと、工具ホルダ本体12の2つの面12c、12eとの間が固く接触している。これは、「面/テーパ接触ツーリング」と呼ばれるものである。]
[0029] アダプタスリーブ14がその自由状態において大きすぎる理由は、各クランピング中にアダプタスリーブ14が正しく動作することを確実にするためである。面12cと14cとの間で締まり嵌めが発生し、かつ1:10のテーパ角度では、スティッキングテーパであるため、アダプタスリーブ14および工具ホルダ本体12は、クランプ型受口28から取り外しても固着するであろう。この条件は、バネ付勢手段16が後部ストッパ(面12e)に対してアダプタスリーブ14を載置させないために、最適なクランピングとは言えない状況をもたらし得る。アダプタスリーブ14は、その自由状態において大きすぎるという条件にあるので、クランプ型受口28およびバネ付勢手段16からの取り外しにより、アダプタスリーブ14を工具ホルダ本体12にゆるく保持でき、それにより、各クランピング中に適切なクランピング順序が可能となる。]
[0030] 工具ホルダ10をクランプ型受口28にクランプするとき、バネ付勢手段16は、アダプタスリーブ14をクランプ型受口28の穴26の内側テーパに押し込む。このクランピング動作は、アダプタスリーブ14の後部内側の接触面14eが工具ホルダ本体12の後部外側の接触面12eに接触するまでアダプタスリーブ14が穴26に対して動くときに、アダプタスリーブ14をつぶす。この時点では、アダプタスリーブ14は、その軸方向の動きを停止する。しかしながら、面12cと14cが接触するとき、クランピング順序は継続される。工具ホルダ本体12は、面12cおよび14cが弾性変形を受けるとき、軸方向に動き続ける。この変形(締まり嵌め)は、工具ホルダ本体12上のフランジ12bのフランジ接触面12kがクランプ型受口28の面接触面28aに接触するまで続く。面12cおよび14cの好ましいテーパ角度は、約2度〜約10度の間である。1:10のテーパ角度(5度43分)が、締まり嵌めに許容できる角度であることが分かっている。]
[0031] 上述のように、アダプタスリーブ14の前部接触内面14cおよび後部接触内面14eのみが本体12の前部接触外面12cおよび後部接触外面12eとそれぞれ接触する。しかしながら、本発明を、工具ホルダ10が組み付けられるときに本体12とアダプタスリーブ14との間に連続接触があるように実施できることを理解されたい。]
[0032] 本発明の一態様は、アダプタスリーブ14の外面14bが約7:24の急峻なテーパ角度15を有する一方、前端部に近接したアダプタスリーブ14の内側接触面14cの一部分は、本体12の中心長手方向軸22に対して約1:10の異なるテーパ角度13を有するというものである。外面14bのゼロではない急峻なテーパ角度15と、アダプタスリーブ14の前部内側接触面14cおよび本体12の前部接触面12cの比較的小さなゼロではないテーパ角度13との間のこの差によって、アダプタスリーブ14は、アダプタスリーブ14の内面14cと工具ホルダ本体12の前部接触面12cとの間の最適な弾性変形(締まり嵌め)に「適合」し、かつそれをもたらすことになる。]
[0033] 本発明の別の態様は、アダプタスリーブ14の後端部に近接した外面の部分は、約7:24の急峻なテーパ角度15を有する一方、後端部に近接したアダプタスリーブ14の内面の部分は、本体12の中心長手方向軸22に対して約ゼロ度の異なるテーパ角度を有するというものである。外面14bの急峻なテーパ角度15と内面14eのゼロテーパ角度との間のこの差により、アダプタスリーブ14は、工具ホルダ10が組み付けられるときにアダプタスリーブ14の後端部を支持し、かつストッパの機能を果たすようになる。]
[0034] 上述のように、本発明の工具ホルダ10は、面/テーパ接触ツーリングに好適なテーパ角度に「適合」できるアダプタスリーブ14を含む。図示の実施形態では、テーパ角度は約1:10である。本発明の概念は、バネ仕掛け式に回転式テーパ工具ホルダ10のクランプ型受口28のテーパ穴26に押し込まれるアダプタスリーブ14を使用することにより達成される。本体12の後部接触面12eおよびアダプタスリーブ14の後部接触面14eの双方とも、支持バンドおよびストッパの機能を果たす一定の直径を有して、フランジのない設計においてアダプタスリーブを軸方向の定位置に配置する。アダプタスリーブ14が、その最終の軸方向定位置となった場合、工具ホルダ10の中心部分は、面接触を行う。面接触位置では、工具ホルダ10の本体12の前部接触面12cの1:10テーパ角度と、アダプタスリーブ14の前部接触面14cとの間に締まり嵌めのある状況が存在する。締まり嵌め状況により、アダプタスリーブ14の外面は、回転式テーパ工具ホルダ10のクランプ型受口28のテーパ穴26と確実に接触させられる。アダプタスリーブ14を、アダプタスリーブ14の中間面14dと工具ホルダ10の本体12の中間面12dとの間にわずかなクリアランスをもたらすような寸法で製造する。このわずかなクリアランスによって、工具ホルダ本体12とアダプタスリーブ14との間の接触を、前部接触面12c、14cおよび後部接触面12e、14eに限定できる。]
[0035] 本願明細書で参照した文献、特許および特許出願は、参照によりここに援用される。]
[0036] 本発明を、そのある特定の実施形態に関連して具体的に説明したが、これは一例にすぎず、限定するものではないこと、および添付の特許請求の範囲は、従来技術が認めるものと同等に広範に構成されるべきであることは理解されたい。]
权利要求:

請求項1
本体の中心長手方向軸に対して第1のテーパ角度で形成された第1の接触外面と、前記本体の前記中心長手方向軸に対して第2のテーパ角度で形成された第2の接触外面と、前記本体の前記中心長手方向軸に対して実質的に垂直であるフランジ接触面と、を含む、前記本体と、内面および外面を含み、前記内面はほぼ前記第1のテーパ角度で形成された第1の接触内面と、ほぼ前記第2のテーパ角度で形成された第2の接触内面とを含み、前記外面は第3のテーパ角度で形成され、前記本体の一部分の周りに配置されたアダプタスリーブと、を含む、回転式テーパ工具ホルダであって、前記第1、第2および第3のテーパ角度は、前記回転式テーパ工具ホルダがクランプ型受口に組み付けられた場合、前記アダプタスリーブと前記クランプ型受口のテーパ穴との間に締まり嵌めをもたらすために、互いに異なり、前記本体の前記フランジ接触面は、前記回転式テーパ工具ホルダが前記クランプ型受口に組み付けられた場合、前記クランプ型受口の面接触面に係合する、回転式テーパ工具ホルダ。
請求項2
前記第1のテーパ角度は、前記第3のテーパ角度よりも小さい、請求項1に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項3
前記第1のテーパ角度は、約1度〜約5度の範囲であり、前記第3のテーパ角度は、約8度17分52秒(7:24)である、請求項2に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項4
前記第1および第3のテーパ角度は、ゼロではなく、前記第2のテーパ角度は、ゼロに等しい、請求項1に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項5
前記第2のテーパ角度は、前記第3のテーパ角度よりも小さい、請求項1に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項6
前記第2のテーパ角度は、ゼロに等しく、前記第3のテーパ角度は、ゼロではない、請求項5に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項7
前記アダプタスリーブは、少なくとも1つのスロットをさらに含む、請求項1に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項8
前記アダプタスリーブの開口部を通過し、前記本体の穴に収容されることができる締結具と、をさらに備える、請求項7に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項9
前記本体は、当接面を形成する前記第2の外側接触面に形成された周方向ノッチをさらに含む、請求項1に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項10
前記本体は、凹部をさらに含み、前記アダプタスリーブは、回転防止装置を収容するように適合されたスロットをさらに含む、請求項9に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項11
前記周方向ノッチは、前記工具ホルダ本体の垂直軸に対してある角度をなして形成される、請求項9に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項12
前記クランプ型受口の前記テーパ穴に対して前記アダプタスリーブを付勢させる手段と、をさらに備える、請求項1に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項13
前記付勢手段は、少なくとも1つのバネを備える、請求項12に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項14
本体の中心長手方向軸に対して第1のゼロではないテーパ角度で形成された第1の接触外面と、前記本体の前記中心長手方向軸に対してゼロテーパ角度で形成された第2の接触外面と、前記本体の前記中心長手方向軸に対して実質的に垂直であるフランジ接触面と、を含む前記本体と、内面および外面を含み、前記内面は前記第1のゼロではないテーパ角度で形成された第1の接触内面と前記ゼロテーパ角度で形成された第2の接触内面とを含み、外面は第2のゼロではないテーパ角度で形成されている、前記本体の一部分の周りに配置されたアダプタスリーブと、を備える、回転式テーパ工具ホルダであって、前記本体の前記第2の接触外面および前記アダプタスリーブの前記第2の接触内面は、前記回転式テーパ工具ホルダがクランプ型受口に組み付けられた場合、前記アダプタスリーブに対して軸方向ストッパおよび支持バンドをもたらし、前記本体の前記フランジ接触面は、前記回転式テーパ工具ホルダが前記クランプ型受口に組み付けられた場合、前記クランプ型受口の面接触面と係合する、回転式テーパ工具ホルダ。
請求項15
前記第1のゼロではないテーパ角度は、前記第2のゼロではないテーパ角度よりも小さい、請求項14に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項16
前記第1のゼロではないテーパ角度は、約1度〜約5度の範囲であり、前記第2のゼロではないテーパ角度は、約8度17分52秒(7:24)である、請求項15に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項17
前記第1のゼロではないテーパ角度は、前記回転式工具ホルダが前記クランプ型受口に組み付けられた場合、前記アダプタスリーブと前記クランプ型受口のテーパ穴との間に締まり嵌めをもたらすために、前記第2のゼロではないテーパ角度と異なっている、請求項14に記載の回転式テーパ工具ホルダ。
請求項18
回転式テーパ工具ホルダの組み付け方法であって、前記工具ホルダは、第1の接触外面と第2の接触外面とフランジ接触面とを含む本体と、内面および外面を含み前記内面は第1の接触内面と第2の接触内面とを含み前記本体の一部分の周りに配置されたアダプタスリーブと、を含み、前記方法は、以下の順序で各ステップ:(a)前記本体の前記第2の接触外面が前記アダプタスリーブの前記第2の接触内面に接触するまで、前記工具ホルダ本体および前記アダプタスリーブを、クランプ型受口内で軸方向に動かす、(b)前記本体の前記第1の接触外面が前記アダプタスリーブの前記第1の接触内面に接触するまで、前記工具ホルダ本体を、前記クランプ型受口内で軸方向に前記アダプタスリーブに対して動かす、(c)前記アダプタスリーブに弾性変形をもたらすために、前記本体の前記フランジ接触面が前記クランプ型受口の面接触面に係合するまで、前記工具ホルダ本体を、前記アダプタスリーブに対して前記クランプ型受口内で軸方向に動かす、ことを含む、方法。
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